薫「えーっと……かわしまいえやす！」

雪美「ペロが…家康だって……」

P「薫惜しいなぁ。雪美も苗字まで言えていればハナマルだったんだけどな。正解は徳川家康でした」

薫「難しかったー」

雪美「ペロ……」

ペロ「すまんて」

P「次の問題は算数だ。

かな子がマシュマロキャッチに夢中になる前は、体重が52kg(自己申告)でした。

マシュマロを10個食べるごとに体重は20g増えると仮定した時、

1週間後にかな子の体重が56kg(事務所調べ)になっていたのでどうすればいいですか？」

ペロ「4kgってそれは…」

薫「マシュマロ美味しいよね♪」

雪美「私も……好き…」

薫「かおるはたくさんレッスンすればいいと思いまー！」

雪美「私も…薫と一緒……。マストレさんとレッスン…」

P「2人とも正解！かな子はちゃんと元の体重に戻ったから心配はいらないぞ」

薫「そっかー。かな子ちゃんレッスン頑張ったんだー」

雪美「かな子……えらい…」

P「薫と雪美も体重が増えたり服のサイズが変わったりしたら、きちんと教えてくれよ」

薫「せんせぇ！かおるね、この間おかあさんにブラジャー買ってもらったんだー♪」

雪美「P….…私…パンツ……買ってもらった…」

P「2人とも成長期だからお母さんも大変だな。あとで身体測定しようか」

薫「はーい」

雪美「わかった…」

P「最後は国語の問題だ。

『糠に釘』とは、柔らかい糠に釘を打つように、何の効き目も手応えもないことのたとえです。

では、『有香に釘バット』とは、どういうことのたとえでしょう？」

薫「有香ちゃんはカラテをしててとっても強いんだよね」

雪美「うん…。有香……強い…」

雪美「釘バット……何？」

薫「あっ、薫知ってるよ！釘がたくさん刺さったバットだって、拓海お姉ちゃんが教えてくれたんだー」

雪美「有香…拓海から……バットもらった？…」

薫「そっか！でもそれってどんな意味なんだろー？」

P「近いところまでは来てるんだけど答えは出そうにない？」

薫「あっ！かおるわかったー！」

雪美「何…？」

ペロ「聞こうか」

薫「プレゼントをするって意味じゃないかなー？」

P「少しだけ違うんだけど、2人ともよく頑張ったから正解にしよう。雪美の推理から薫が閃いて、いいコンビネーションだったよ」

薫「雪美ちゃん、やったね♪」

雪美「薫…すごい…！」

押忍にゃん「拓海さん行きましょう！」

拓海「おう、有香！しっかりついて来いよ！」

押忍にゃん「押忍っ！」



ヘレン「ヘーイ！『有香に釘バット』とは、

拓海から釘バットをもらって強くなった有香のことね。

転じて早苗さんも怖くないという意味よ」


山なしオチなし意味なしおわりんりん



せんせぇと呼ばなくなった16歳の薫が、ふとした時にせんせぇと呼んでしまって恥ずかしがるのを想像する程度には薫が好きです。
雪美は進化派生を考えるのが楽しくて好きです。

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