創真「緋沙子に新作料理食わせたら>>2になっちまった」 (77)

創真「流石に焼きナスのヨーグルト漬けはきついもんがあったか…」

創真「今までに不味かった料理BEST5に入る不味さだったからなぁ」

創真「…死んでねえよな?」

緋沙子「ん…?」

創真「あ、良かった新戸…起きたんだな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465126721

緋沙子「…そ、…そっ…」

緋沙子「創真君!なんて酷い料理食べさせるの!」

創真「え?」

緋沙子「何が酷いって…ヨーグルト独特の酸味がナスの風味をぶち壊してるのよ!」

緋沙子「なんでそう毎回毎回私をおもちゃみたいな扱いするのー!?」

創真(あ、あれー?田所さんどうしたんすか?あ、いや新戸だよな?うん新戸だ)

えりな「騒がしいわね、どうしたの緋沙子?」

緋沙子「あ、えりな様!それが創真君がまたゲテモノ料理出してきて…」

えりな「え?」

緋沙子「これがまた不味いんですよ!だって焼いたナスをヨーグルトに…」

えりな「え、あ、うん、緋沙子…なんて言ったかしら?今」

緋沙子「え、だ、だから創真君がまた…」

えりな(…そ、そそそそそそ)

緋沙子『創真君がまた…』

緋沙子『創真君が』

緋沙子『 創 真 君 ♡』(えりな脳内)

えりな(おいこっち来い)
創真(へい)




創真(という訳だ)ヒソヒソ

えりな(成る程理解できないわ)

創真(あいつナスアレルギーでも持ってんのか?)

えりな(アレルギーは多分関係ないんじゃ…)

創真(とりあえずどうすりゃいいのこれ?)

えりな(……そ、そうね…)

えりな(とりあえず>>5しましょう)



りんどう先輩呼んで来よう

竜胆「おー!どうした?ゆきひらそーまー」

創真「いや~それがかくかくしかじか的なのがあって…」

創真「先輩ってこういうのご存知すかね?」

竜胆「うーん…そんな症状聞いた事ねーな」

竜胆「それに言われた情報だけじゃなんとも…」

えりな「やっぱり直接見てもらった方がいいようね…」

数分後

竜胆「うひょ~…なんて不味さだこりゃ!」

竜胆「でも逆にこの不味さが癖になる!」ガツガツ…

創真(す、凄え…物ともせず食ってるよこの人)

えりな「あの…それはいいのですけど…」

竜胆「つったって現状別にどうこうしなきゃなんねーって問題でもねーんじゃないの?」

創真「え…だって先輩…いきなり俺が竜胆ちゃんって言ったら引かないすか?」

竜胆「…んー…」

竜胆「別に?」

えりな(何かしら…妙に腹が立ってきた…)

緋沙子「あの…そんなに創真君って呼ぶのおかしいかな?」

創真「というか口調も変わってるし…」

緋沙子「そんな事ないよ…」

緋沙子「最初からこの喋り方だよ?」

創真「いや全然違う」

えりな(実際名前を田所にしても違和感ないのよね)

創真「な、なんとかならないんすかこれ?」

竜胆「ん~…」

竜胆「じゃー>>7すりゃいいんじゃね?」

ちゅー

3人「は?」

竜胆「いや、魔法かけられた蛙を戻すのに手っ取り早い方法ったらちゅーだろ?」

えりな「…ちゅ、ちゅーって…」

創真「あれだよな?その……」

緋沙子「…そ、創真君と…キス?///」

創真 えりな「」

えりな「ちょっ…な、なんで赤くなるのよ緋沙子!」

緋沙子「だ、だってそそそそ創真くくくく…」

創真「逆にそれで直ったら馬鹿らしいにも程があるっすよ?」

竜胆「だって他に思いつかねーじゃん。しゃーない」

創真「ま、まぁ確かに今ん所はそれぐらいしか方法ねぇか…」

えりな「ちょ…なんで幸平君も納得しちゃうの!?」

創真「早く緋沙子を元に戻してぇし…まぁ要するにキスしりゃいいわけだろ?別にどってこと」

えりな(キスの意味理解してねーーー!?)

えりな「そ、それに例え幸平君がいいとしても一方的にするのはどうかと思うわ!やはり双方の合意が…」

緋沙子「う、ううん…そ、創真君と…なら…まぁいいかな…///」

えりな(うわーーーん!1人も味方いないよー!)

創真「んじゃ早速やるか…」

緋沙子「うん…///」

創真「……」

緋沙子「…ん…」

チュッ

竜胆「おー…」

えりな「」

創真「…」

緋沙子「んはぁ…」

創真「どうだ?新戸、何か変わった事は?」

緋沙子「………」

創真「ん…?新戸~おーい」

緋沙子「ひぇ!?え、あ…べ、別に!?特にこれといって何も!」

創真「駄目か…」

緋沙子(創真君とキスしちゃった創真君とキスしちゃった創真君とキスしちゃった創真…)

えりな「」

竜胆「う、うーん…すまねぇ…あんまし力になれなくて」

創真「いいんすよ。協力してくれただけありがたいっすから」

創真「他に手伝えそうな人とかいねぇかな…」

竜胆「………もしかしたら…」

竜胆「>>10が知ってるかもな」

アリス



創真「つー訳だ」

アリス「ふむふむ」

アリス「で、秘書子ちゃんに出し抜かれたから脱力してたのね」

えりな「うるさい!」

アリス「正直こんな料理は私の専門外なのだけれど…」

黒木場「……」パク

黒木場「」ドサ

創真(台詞なしで退場した…)

創真(罪悪感半端ねぇ…)

アリス「…そうね…」

アリス「試しに>>13してみれば?」

もう一度食べさせる

創真「え?」

アリス「いわゆるショック療法よ」

アリス「ほら、漫画で2人の登場人物が頭ぶつけて意識が交換された時」

アリス「もう1回ぶつけたら元に戻った…みたいな感じで」

えりな「…さっきよりは現実的…いやそもそもこんな状況に陥るのが現実的じゃないわね」

創真「おっしゃ!そうと決まれば…」

緋沙子「ひっ!」

創真「さぁ…おあがりよ緋沙子…」ゴゴ…

緋沙子「や、やめてよっ!創真君!」

創真「そう言わず…」

緋沙子「んっ!」パク

ゴクン…


緋沙子『いやぁ~…』

ナレ「それはまるでヨーグルトの海でナスの大群が押し寄せてきた様なイメージが出てきたとか出てこなかったとか」



緋沙子「」ドサ

創真「新戸!」

えりな「緋沙子!」

創真「大丈夫か?」

緋沙子「ん…?」

創真(よ、よし…ここまではさっきと同じ…)

緋沙子「>>15

そーまぁ~

緋沙子「また食べさせるなんて酷いよ~」

創真(あれ?

えりな(悪化していやしませんか?)

アリス「………」

アリス「…ま、まぁその…」

アリス「おめでとう」



緋沙子「創真ー…ねぇー創真ー」

創真「な、何だよ新戸」

緋沙子「暇だから相手してよー…」

創真「ていってもなぁ~」

緋沙子「何でもいいから~」

えりな「……」

えりな(リア充FACK!!!)

創真「ん、んん~」

創真「やべえよ…まじでやべえよ…?」

創真「どうしたもんかな」

えりな「…他に頼りにできる人居ないの?」

創真「う、う~む…」

創真(一番は親父だがなぁ)

創真「……後は寮の奴らかもしくは…」

創真「……よし」

えりな「?」

創真「>>17の所へ行こう」

にくみ

水戸「ん?えりな様の秘書がおかしくなったぁ?」

緋沙子「ふぇぇ…創真ー」ギュッ

水戸「」

創真「な?おかしいだろ?」

水戸「な、なぁ…1発殴っても…いいか?」

えりな「は、早まらないで!まず話だけ聞いて頂戴!」




水戸「つってもな…」

水戸「竜胆さんやアリスでも手がつけられねぇってのに…」

水戸「なんであたしの所来たんだよ」

創真「いや~お前肉の事すげー詳しいだろ?」

水戸「…一応確認だけどナス食わせたんだよな?」

創真「おう」

水戸(…だがこれは好機!)

水戸(ここで一つ幸平にいいとこ見せれば…///)

水戸(って…何言ってんだあたし…)

水戸「う、うーん…」

水戸「……!」

水戸「そうだ…もしかしたら…」

創真 えりな「?」

水戸「>>20すれば…」

えりな様にセクハラ

えりな「えっ…///」

水戸「これもまたショック療法の一つ…だと思うけど…」

水戸「普通えりな様大好きな秘書だからセクハラしてたらそら成敗するよな?」

水戸「心のどこかにそれが残ってるならセクハラされてるえりな様をみて目覚める…」

水戸「……駄目かな?」

えりな「…悪くはないわね」

創真「試す価値はあるかもな…」

えりな「あの…それで…///」

えりな「セクハラってどういう…///」

水戸「う、うう…」

水戸「…ぱ、ぱふぱふ…とか」

えりな「」



水戸「ほ、ほら胸にこうやってな…」

創真「ぬ…い、息が…」

えりな「は、早くしなさい!」

緋沙子「…?」

えりな「き、きゃー(棒読み)助けて(棒読み)」

創真「」パフパフ

えりな「緋沙子ー!」

緋沙子「……」

緋沙子「>>23

わたしもやるぅ~♪

緋沙子「創真ばっかりずるいー」

創真「え」グイ

パフパフ…

えりな「ん、んぅ…」

緋沙子「えりな様…おっきい…」

水戸「…あ、ああ…」

創真「あちゃ…こりゃまた失敗か…」

えりな「…んっ…」

緋沙子「」パフパフ…







緋沙子「…創真ー。もう暗くなってきたよー…」

えりな「…緋沙子の言うとおりよ幸平君…」

えりな「これ以上は…」

創真「う、うーん…」

創真「…しゃあねぇ…明日にするか…」

創真「で、でも新戸が…」

緋沙子「ねぇ…はやく寮に帰ろうよ…」

えりな「いやいや緋沙子は通生でしょ…」

えりな「第一お父様達が…」

緋沙子「お父様ならお母様と旅行行ってるから大丈夫だよ~」

えりな(なんというご都合主義)

創真「…仕方ねぇ。ふみ緒さんにゃなんとか説得しとくからさ…」

創真「運良く明日も休日だし、とりあえず今日は帰っとくか」








創真「…つっても部屋は別々に決まってんだがなぁ」

ふみ緒『あ、あんたまさか…』

ふみ緒『恥を知れ恥をっっ!』

創真「まーなんとかふみ緒さんの誤解も解けたし…」

創真「…どーしたもんだか」

創真「……」

創真「>>25するか…」

田所に任せる

創真「あっちもあっちで田所達が居るし大丈夫かな~」

創真「……」

創真「…今度は…」

創真「焼きナスにイカ墨かけよっかな…」




創真「ふぁぁ…寝み…」

創真(結局昨日遅くまで起きてたからなぁ…)

創真(さてと…肝心の新戸は…)

田所「あ、おはよう創真君!」

創真「お、よ、田所!」

創真(よしよし…こっちは平常運転だな…)

創真(こっちは…)

緋沙子「…」

緋沙子「>>27

パパ~

創真「………」

緋沙子「会いたかったよぉ~」

創真(田所テメー何吹き込みやがったーーー!?)

田所「♪~」





えりな「事態は深刻だわ」

えりな「もし今日中に解決できなかった場合」

えりな「最悪新戸緋沙子はこの学園から追放されてしまう…」

創真「…だがなぁ…」

緋沙子「パパ…」ギュッ…

えりな「どんな小さな事でもいい…何か気になった事はないの!?幸平君!」

創真「う、ううむ…」

創真「……そうだな…俺の考えを言おう…」

えりな「……」

創真「とりあえず…」

創真「>>30するのはどうだ?」

創真「もう物理的に直しゃいいと思うんだ」

えりな「…」

えりな「…ま、まぁ死なない程度なら…」

えりな(もうどんな方法でも納得する様になってしまった…)

緋沙子「ふぇ?」

創真「すまん新戸!」

バシィ‼

ドサ

創真「よし」

えりな(いきなり手から出たハリセンについてはツッコまないでおくわ)

創真「新戸…大丈夫か?」

緋沙子「ん…?」

えりな(これ何度目だろう)

緋沙子「>>34

大丈夫じゃないんで帰っていいですか…ってか帰りますね…

創真「ふ、ふぅ…やっと元に戻っ…
てねぇぇぇえええええ!?」

緋沙子「なんですか創真君。邪魔しないで下さい。というか近寄らないで下さい。ぶち殺しますよ」

創真「ちょ、ちょっと待て!まだ話は済んでない!」

緋沙子「知りませんよ。だから貴方みたいな害虫は見たくないと言ってるでしょう」

緋沙子「なんなら踏み潰してあげましょいか?」

創真「さっきから何なんだよその態度!」

えりな「……」<ワ-ワ-

えりな「あ、あははは…」





流石にこれ以上やるとどこかでダウンしそう…

短いけど今日はここまで

緋沙子「束縛プレイなんて酷いですよえりな様」

えりな「違うわよ…」

創真「うーん…大分直ったんだがなぁ」

創真「強く叩きすぎたかな?」

えりな「叩き加減によって変わるの?それ…」

緋沙子「とりあえず解放してください創真君。通報しますよ」

創真「何とかならねぇかな…」

えりな(創真君が無視するを覚えた!?)

創真「……>>40してみっか」

3回くらい叩いてみる

創真「……いいか?」

えりな「ok」

緋沙子「ちょ…創真君なn」

バシィバシィバシィ‼

緋沙子「あへぇ…」ドサ

創真「お粗末…」

えりな(こんなカッコ悪いお粗末初めて見たわ)

創真「とりあえずさっきよりちょい強めで打ったが…」

緋沙子「ん…?」

創真「おー起きた起きた」

えりな(もうダメージの心配しないのね)

緋沙子「>>44

そーまぁ…いたい…

創真「」

えりな「ほらぁ!創真君のせいで振り出しに戻っちゃったじゃない!」

創真「え、ええ!?俺のせい!?というか戻せたんだから俺のお陰じゃねえ!?」

緋沙子「そーま…ナデナデして…」

創真「あ、す、すまねぇ…痛かったか?」

えりな「ナデナデすんなっ!」


えりな「もう叩くのは禁止!収集つかなくなるわ!」

創真「えー結構効果ありそうだけど」

えりな「駄目よ」

創真「安価で来ても?」

えりな「そういうのいいです」

えりな「ああもう…こうしてる間に刻一刻とタイムリミットは迫っているのよ!」

えりな「はやく考えなさい!」

創真「えりなはさっきからそう偉そーに言ってっけどお前も何か考えろよ~」

創真「俺しか意見言ってねーじゃねえか…」

えりな「そ、そうね…」

えりな「…例えば…>>46とか?」

えりなの料理を食べさせる

創真「…お前…」

創真「それってただ食べさせたいだけなn
えりな「早速作るわよ」


えりな「おあがりよ…」
創真(パクった…)

緋沙子「わー…うまそ…ムニエルか…」

パク …

緋沙子(柔らかい…噛まずに飲み込みそう…)

緋沙子(上品な香りが更に食欲をそそる…)

緋沙子(ああ…もう食べ終わっちゃった…)

ドサ…

創真(倒れるの疲れねぇかな…)

えりな「緋沙子…」

緋沙子「ん…?」

創真「よし…肝心な反応は…?」

緋沙子「>>49

ここは何処?私は誰?

えりな「ひ、緋沙子…何を言っているの?」

緋沙子「あ、貴方は一体誰!?」

緋沙子「やめて!こっち来ないで!」

創真「悪化させてるねぇ…?」

えりな「ふ、普通記憶喪失すると思う!?」

緋沙子「ふぇぇん…助けて下さい…へんなコックさんに襲われてますぅ…」

創真「おー怖かったろー…」ナヂナヂ…

えりな「だからナデナデすんなっっっ!」




えりな「…はぁ…」

創真「今度は記憶が無くなったか…」

緋沙子「私料理を習った覚えなんて無いですよ…」

えりな「このまま記憶が戻らなかったら…」

創真「はやく何とかしねぇと」

緋沙子「とりあえず帰らせて下さい」

創真 えりな「う~ん…」

緋沙子「あの…話聞いてよ…」

創真「…>>51するとか?」

貞岡ナオに協力を依頼

貞塚「なっ…緋沙子お姉様が記憶喪失ですって…!」

貞塚「それは一大事…!」

貞塚「ではこの貞塚ナオ…全力でお助けしますわっ♡」

えりな(ね、ねぇ…この人に本当に頼んで良かったの…?)ヒソヒソ…

創真(まぁこいつつゲテモノ関連は得意そうだし緋沙子慕ってるし…)

創真(なんとかしてくれそうかと…)

貞塚「ふひひ…そうですねぇ…あれをこうして…」ブツブツ

貞塚「はぁぁん♡想像しただけで興奮がとまらないいい…」

創真 えりな「……」

緋沙子(怖いよう…)ギュッ

創真(死んだな新戸)

えりな(幸平君ェ…)

貞塚「……よし」

貞塚「では>>54するのはどうでしょうか?」

ナオとソーマの合作ゲテモノ料理を食わせる

創真「……」

えりな「死なない?それ」

創真「……死ぬか?違うな…」

創真「死なないんだよ!」ギュッ

えりな「緋沙子ぉぉおお!?」

1時間後


創真「さぁ新戸!」

緋沙子「ん…う、うぇ…」

創真「ブリと大根のマーマレード煮…」

創真 貞塚「おあがりよ…」

えりな(一見美味しそうに見えるこの料理…)

えりな「というかどうしたらマーマレード使って黒くなるのよ…」

緋沙子「それに…く、臭っ!」

えりな「…これはシナモン!?」

貞塚「ええ…上品な香りに仕上げてみました…ふひひ」

えりな(全っ然上品じゃねぇ…)

緋沙子(…で、でも…外見だけで判断しちゃ…)チャキ…

えりな(…ま、まさか緋沙子…)

緋沙子「あっ…」

緋沙子「む」パク

創真「おおっ行った…」

緋沙子「……」モグモグ

ゴクン

緋沙子「……」

緋沙子「ぶおえっ」ドバッ

ドサ …

えりな(おいいいいいいい!?)

えりな「ちょっ、今と、吐血したわよ!あ、貴方達本当に試食したの!?」

創真 貞塚「♪~」

えりな「お前らぁぁぁあああああ!?」

創真「いや割と本気で大丈夫か?ワンチャン死んでるかも…」

えりな「ひ、緋沙子ぉ…」

緋沙子「ん…?」

創真「あ、生きてた」

えりな(なんで残念な顔してるのよ)

緋沙子「>>56

なんなんですか、なんでこんなの食べさせるんですか?いぢめですか?いぢめですね?もういいです、どうぞ好きにいじめて下さい。

創真(またお前か)

えりな(ぼのちゃん可愛い)

創真 えりな「あっ…」

貞塚「いっ…今今今今なんとおっしゃいました!?」

貞塚「好きに…していいって///」

創真「と、とりあえず退却するぞ!」ガシッ

えりな「アラホラサッサー!?」

緋沙子「あーれー」ダダ…

貞塚「待ってえええ!緋沙子お姉様ァァァアアアア!」





えりな「究極のゲテモノ料理でも駄目だなんて…」ナデナデ

緋沙子「不味いよぉ…」

創真「うーん…こりゃ参ったな…」

創真「万策尽きたってやつか…」

えりな「そんなぁ~緋沙子が居なくなるなんてヤダぁぁぁ…」ポカポカ

えりな「なんとかしなさい幸平君!」ポカポカ…

創真「おおう」

創真(つってもゲテモノ作戦はもう潰れちまった…)

創真(何か他に策は…)

創真(記憶と性格…)

創真(………)

創真「……っし…」

えりな「?」

創真「>>59するか…」

薬膳料理

えりな「成る程…緋沙子の得意とする薬膳料理を食べさせて」

えりな「その衝撃で記憶を戻すってわけね」

創真「ああ!」

えりな「でも幸平君…貴方作れるの?」

創真「…1つだけなら…な」




創真「……うしっ。出来た!」

えりな「これは…」

緋沙子「わぁ…なんですかぁ?これ…」

創真「ご紹介するよ…」

創真「ゆきひら流【麻油鶏そうめん】だ!」

緋沙子「…まーよーちー?」

えりな「台湾で有名な薬膳料理ね」

創真「骨つきの鶏肉を生姜と一緒に炒め、料理酒と水で煮込んだスープ…」

創真「寒い冬にはぴったりなホカホカメニューだ!」

えりな「…今6月よ」

創真「作中じゃ秋の選抜後だからいいんだよ」

創真「さぁ…おあがりよ…新戸!!」

緋沙子「…い、いただきます…」

緋沙子「…ん」パク

緋沙子(!!)

緋沙子(見た目がめちゃくちゃだからかなりくどいと思ってたけど…)

緋沙子「そんな事ない…むしろ甘い…?」

えりな(ちゃんと生姜と黒胡麻で味を整えられている証拠ね)

緋沙子「それに…」ズズ…

緋沙子(なんで臭くないの?鶏肉そのまま入れただけなのに…)

えりな「……茶葉を使ったわね…幸平君…」

創真「当ったりー!」

えりな(茶葉で鶏肉の臭みを消す事で料理の醍醐味を壊す事なく堪能させる事に成功している…!)

えりな(これは…)

緋沙子「…」ズズ…

緋沙子(…あったかい…)

緋沙子(いやまぁ…確かに体温の方も言えるけど…)

緋沙子(…なんだろ…この温もり…)ズ…





緋沙子「…」コト…

創真「どうだ…?緋沙子…」

えりな「……」

緋沙子「…>>65

今までのゲテモノ全部テメェが食えや

緋沙子「ッラァァ!」グイ…

創真「いい!?」

緋沙子「今だ貞塚!」

貞塚「ふひひひ」

ガガガ…(口にマーマレード煮流し込んでいる)

創真「あぶぶぶぶ!?」

えりな「や、止めて!幸平君のライフはもうゼロよ!」

創真「ぶう…」

緋沙子「…まぁもういいかな…貞塚ーもういいよー」

貞塚「ふひひひ」ガガ…

えりな「幸平くぅんんんん!!!」

ドサ…

緋沙子「あっちゃ…ちょっとやり過ぎたかな?」

緋沙子「おーい創真ー」ペチペチ…

創真「ん…?」

えりな「よ、良かった…」

えりな(…て待て…このパターンはまさか…!)

創真「>>68

ははっ、ちょっとおいたが過ぎるぜ子猫ちゃんたち。

創真「ちょいとお仕置きが必要みたいだね…」

えりな(うえええん…やっぱりぃぃ…)

緋沙子「ん?まだ懲りてねぇみてえだな…」

緋沙子「貞塚…」

貞塚「ふひひ…」

創真「させるか!」ガサ…

創真「こんな事もあろうかと準備していたぞ!」

ブンッ

緋沙子「んぐ!?」パク …

創真「スルメの蜂蜜漬け…」

ゴクン…

緋沙子「がはっ…」

ドサ…

創真「御粗末…」

貞塚「よくも緋沙子お姉様をぉぉおおお!」

貞塚「喰らえマーマレード砲!」ポ-ピ-

創真「いい!?」

ドバッ

創真「んっぐ!?」ゴクン…

ドサ…

えりな「りょ、両方倒れた…」

えりな「幸平君…緋沙子…!」

創真「んん…」

緋沙子「ん…?」

えりな「だ、大丈夫…?」

創真 緋沙子「……」

創真「>>71

緋沙子「>>72

ハーレム定食屋を作ろう

そんな!?私とは遊びだったの

創真「ち、違えよ新戸!」

緋沙子「では今の台詞を説明してもらおうか!」

創真「いいか?俺は今幸せなんだ」

創真「お前と過ごせて…」

緋沙子「…!」

創真「だけどな…こんな幸せを手にせずに独身のままこの世を去る人だっているんだぜ?」

創真「だから俺はっ…」

創真「食事と共にその温かな幸せを提供したい!」

緋沙子「創真…」

えりな(あれ…なんか勝手に話進められちゃってる…)

えりな「あの…」

創真 緋沙子「?」

えりな「…その…貴方達って…付きあっ…てたの?」

創真「んっ…ま、そーだな」

緋沙子「スタジエールの後からですね」

えりな「」

創真「もう俺は童貞も捨てちまったからな」HAHAHA

緋沙子「ば、バカッ!恥ずかしげもなく言うなっ!」

創真「え?別に恋人同士ならおかしな事じゃねーだろ?」

緋沙子「ったく…常識がなってない…///」

えりな(え…こ、これは戻ったって事で…いいの…かしら?)

創真「…で、何してたっけ俺ら」

緋沙子「~?デートしてたのではないか?」

創真「じゃなんでえりなが居るんだよ?

えりな「さ、さあ!?なんでかしらね!?」

えりな「あははは…」

えりな(あは、ははは…ははぁ…)





<L○NE!

城一郎「あー?…何々創真から画像が送られてきたぞ…?」

城一郎「…!」

城一郎「……ははっ。創真の奴…」

創真 親父ー彼女できたぜー

城一郎「先越されちまったか…」

なんとなくキリ良かったんで終わらせますた

というかこれが一番納得行くハッピーエンドだと思うんだ

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