P「またまたオイラは旅に出る」 (175)
P「はぁー…。最近なんだか気疲れしているなあ」
P(久しぶりに旅行がしたい。有休使えば遠くに行くことも可能だし、まあスケジュール調整はどうにかなるだろう)
P(そういえば、前回の旅では貴音と北海道から九州、沖縄とあちこち廻ったっけ。今回もそんな感じの旅ができればいいんだがな。さて、どうしたものか…)
P「うーん…」
>>5(今回の相棒)
「どうしたんですか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464784636
ちなみに前回(まとめサイトです)
http://maoyuss.blog.fc2.com/blog-entry-5300.html
毛虫
長崎
一週間
美希「ハニー、難しい顔してどうしたの?」
P「美希か…。実はな、かくかくしかじかでーーー」
美希「あはっ、面白そう!ミキもついてきていい?」
P「そうだなあ。最近は比較的お前たちも休みが取れるようになってきてるし、スケジュールの調整は俺がなんとかしてやるよ」
美希「やったー!ハニーと新婚旅行なのー!」
P「人が聞いたら誤解するからやめなさい」アセアセ
※旅行当日
P「東京からはるばる夜行バスで長崎まで!思えば遠くへ来たもんだ」
美希「おかげで朝から動き回れるの!」
何する?
>>+2
P 「美希、グラバー邸って知ってるか?」
美希「あふぅ…何それ?」
P「幕末に活躍したイギリス人の商人、トーマス・グラバーの邸宅だ。なかなかオシャレでレトロな雰囲気の建物だぞ」
美希「へぇー、行ってみたいかな」
P「よし、んじゃ行こう」
・グラバー邸・
美希「わあ、ホントにキレイな建物だね!こんな家にミキも住んでみたいのー!」
P「そうだな」
美希「ところで、グラバーさんはこんな豪華なお屋敷日本史は住んで何してたの?」
P「グラバーは明治維新の立役者・坂本龍馬の支援活動をしていたんだ。“海援隊”って聞いたことないか?」
美希「武田鉄矢の?」
P「そっちじゃなくて龍馬が設立した…まあ、言うなれば日本初の海運会社かな。グラバーはその海援隊に協力して海外から武器などの調達をしていたらしい」
美希「ふーん、ハニーは物知りなんだね」
P「まあ、もともと日本史は好きだからな。ちなみに対岸に見えるのは三菱造船の長崎工場だ」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110289.png
P「グラバー邸は堪能したか?」
美希「うん!グラバーさんのこともよく分かったの!」
P「良かったな。次はどこへ行こうか?」
>>+1
・野母崎・
美希「ねえねえハニー。軍艦島には行けないの?」
P「軍艦島へ行く航路がないうえ、島自体も風化が激しくて立ち入りが禁じられているんだよ。だからここから眺めるしかないわけ」
美希「それじゃあ仕方ないの」
P「軍艦島について説明しようか?」
美希「ミキ知ってるよ!軍艦島は正式名を“端島”っていって、炭鉱マンとその家族のために造られた人工島なんでしょ?」
P「よく知ってるな!その通りだ」ナデナデ
美希「えへへ…。ミキ、これでもちゃーんと予習してきたんだよ?そんなの当たり前なの!」
P「ちなみに軍艦島は未だに三井グループが土地を所有し続けているらしい。なんでも土地の使い道がなさ過ぎて売ろうにも売れないという話だ」
美希「そうなんだね」
P「せっかく来たんだ。軍艦島資料館ってのがこの近くにあるからちょっと行ってみよう」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110295.png
♪〜
P「お、ちょうど昼か。何か食べに行こう。何がいい?」
美希「んーとね、>>+1で>>+2が食べたいな!」
P「よし、任せとけ!」
今更ながら訂正。
>>12
こんな立派なお屋敷日本史は住んで→こんな立派なお屋敷に住んで
レスが途切れたし明日もあるので今日はこれくらいにします。今週末までには再開する予定ですm(_ _)m
【新地中華街・江山楼】
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110390.png
P「うはー。すごいボリュームだな、オイ」
美希「でしょでしょ!?長崎に来たら絶対コレを食べたかったの!」
P「全部食えるのか?」
美希「ミキ、育ち盛りだからこのぐらいヨユーだって思うな★ハニーにも分けたげるねっ!」
P「お、気がきくな。したっけ失礼して…」
美希「はい、あーん・・」
P「いやいや、それは流石にまずいだろ!他のお客さんもいるんだし…」
美希「ぶー、ケチ!」
P「おぁ、こりゃ美味いな!俺も美希と同じものにしとけば良かったよ」
美希「ハニーの皿うどんも美味しそうだね。一口いい?」
P「ああ、いいぞ」
美希「ごちそうさまでした。お腹いっぱいなの!」
P「さて、次はどこに行こうか?県内でも県外でも、国内ならどこでもいいぞ」
次の目的地
>>25
伊勢志摩
P「長崎から新幹線と在来線を乗り継いで三重県伊勢市へ来ました」
美希「ハニーは飛行機が苦手だから陸路で移動するしかないの。ちなみに現在時刻はもうすぐ19時になるところだよ」
何しよう?
>>27
レンタカー借りて夜景を見に伊勢志摩スカイラインへ
P「この時間じゃもう満足に観光できんだろうから、ちょっとドライブでもしようか」
美希「へえ、どこに行くの?」
P「伊勢湾が一望できる展望台さ」
美希「あはっ、こうしてハニーと二人きりだとホントにデートしているみたいだね!」
・朝熊山展望台・
P「どうだ?」
美希「街の灯りが宝石みたいにキラキラしてるの…。すごくキレイだね」
P「ああ。今日は、いや昨日からか…かなりハードなスケジュールだったな」
美希「うん。でもとっても楽しかったな!明日もよろしくね、ハニー」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110396.png
やや駆け足気味でしたが1日目終了です。残りは6日
北海道と沖縄へ行く以外は余程のことがない限り陸路(新幹線or特急もしくは高速バスorレンタカー)か航路での移動となります。
【2日目】
(午前8時・伊勢市内のホテル)
美希「ここの朝ごはん、なかなか美味しかったね」
P「だな!少し食いすぎた…。美希、昨日の疲れは残ってないか?」
美希「うん、大丈夫みたい!」
P「そうか。それじゃあ出発しよう」
目的地
>>+1
P「美希、伊勢神宮にお参りしようか。日本人なら一度は参詣するべきだな」
美希「ハニーの家は神道(しんとう)だもんね」
P「それもあるが、日本三大神宮とは明治神宮(東京都)、熱田神宮(愛知県)、そして伊勢神宮のことだが、その中でも圧倒的な知名度を誇り、全国の神社の頂点に立つこの伊勢神宮は日本人の心のふるさと。信仰の有無はどうであれ一度は行ったほうがいい」
美希「ふーん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
P「いやー、すごかったなあ…」
美希「内宮にも外宮(げぐう)にもえもいわれぬ独特の緊張感と神々しさが満ちていたの…。ミキ、お参りするとき少し足が震えたもん。こんなの初めてだよ?」
P「お守りも無事にお受けできたし、良かったな」
美希「うん」
次の目的地
>>33
志摩スペイン村
P「志摩にも行くか?」
美希「志摩って言ったらパルケエスパーニャがあるところ?」
P「そうだ。行こうか」
美希「うん!」
・志摩スペイン村(パルケエスパーニャ)ー
P「宇治山田駅から近鉄特急で30分前後。割と近いんだな」
美希「スペインっていったら闘牛とフラメンコのイメージしかなかったけど、オシャレなものもいろいろあるんだね」
P「伊勢志摩にこんなところがあるというのが驚きだよ」
美希「パルケエスパーニャはアトラクションも結構充実してるんだね!はにー、またジェットコースター乗ろっ?」
P「また!?俺、絶叫マシンは苦手なんだ!頼むけん勘弁してくれ!死ぬぅー!」ズルズル
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110396.png
画像を間違えた
↓
(パルケエスパーニャ)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110400.png
美希「ハニー。ミキ、お腹すいてきたの」
P「もう昼近いのか!何か食わないとな。何がいい?」
美希「ミキは>>36が食べたいな♪」
「ダンジョンズ&プリンセス」は、2015年12月28日(月) 15:00をもちまして、全てのサービスを終了させていただきました。
ご利用いただいていた皆様には、これまでのご愛顧に厚く御礼申し上げます。
今後ともDMM GAMESをよろしくお願いいたします。
「ひつじ×クロニクル」は、2016年3月31日(木) 14:00をもちまして、全てのサービスを終了させていただきました。
ご利用いただいていた皆様には、これまでのご愛顧に厚く御礼申し上げます。
今後ともDMM GAMESをよろしくお願いいたします。
「ハーレムカンパニー」は、2015年10月30日(金) 12:00をもちまして、全てのサービスを終了させていただきました。
ご利用いただいていた皆様には、これまでのご愛顧に厚く御礼申し上げます。
今後ともDMM GAMESをよろしくお願いいたします。
「ラビリンスバインド」は、2016年3月31日(木) 17:00をもちまして、全てのサービスを終了させていただきました。
ご利用いただいていた皆様には、これまでのご愛顧に厚く御礼申し上げます。
今後ともDMM GAMESをよろしくお願いいたします。
忌々しき事態ディソード挽回バックアップユザー様のデータ復刻強化戦艦大和ホテル合体堕意味ダラ
横須我世だっけ名前忘れた知名度重要
UHA画像貼りコズピィ姿態した初体験7クェーサ-ペンデュラム汚ベイナッシュ貼ろうぜ(*´Д`*)AA(`艸´;)でチョンシヨウゼ赤城チョンボ待ち確固悪い
>>41でお願いします
松阪牛
(松阪市・和田金)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110400.png
美希「ここ、かなりの高級店なんでしょ?本当にいいの?」
P「おう、そもそも松阪牛自体が高級和牛だからな。どうせなら良い肉を食べないと」
美希「ハニーはときどき思考が大胆になるね」
P「そうか?まあいい、食え食え」
美希「ありがとう!頂きます」パクッ
美希「んー!お肉の旨みと野菜の甘み、卵のトロトロ具合が最高なの!」
P「おかわりもいいぞ!こんな高級なもの、いつ食べられるか分からないからなあ」ガツガツポロポロ
美希「ハニーが泣きながら食べてるの。よっぽど美味しいんだね」
また画像間違えた
(和田金のすき焼き)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110426.png
ーーーー
P「はぁー、食った食った! 」
美希「最高のお昼ご飯だったの!」
P「次はどこに行こうか?」
>>45(次の目的地)
名古屋
P「“快速みえ”で名古屋へ!」
美希「プロデューサーさん、名古屋ですよ!名古屋!」
P「春香の真似か?あまり似てないな笑」
美希「むー…。ちなみに現在時刻は午後2時なの!」
P「誰に言ってんだ?」
何をしよう?
>>47
名古屋市科学館でプラネタリウム鑑賞
P「どこに行こうかな…。ん?チラシが落ちてる」
美希「“感激!都会で満天の星空を見よう!!”名古屋市科学館だって。プラネタリウムかな?近いみたいだし、これは行くしかないの!」
P「そうだな!」
・名古屋市科学館・
館内放送
「ご案内致します。間もなく、プラネタリウム上映のお時間となります。鑑賞ご希望の方は“ブラザーアース”までお越し下さいませ」
P「良かったな美希!着いた早々、プラネタリウムが見られるみたいだぞ!」
美希「グッドタイミングだね!」
P「“ブラザーアース”は…あっちか!」
‐ブラザーアース(プラネタリウム)‐
学芸員「皆様、今日はプラネタリウム“ブラザーアース”へようこそおいで下さいました。当プラネタリウムはドームの直径が35mと世界最大規模のプラネタリウムで…」
美希(ごたくはいいから早く見せてほしいの……)
学芸員「……今月の一般投影のテーマは“星空のオルゴール”です。自然界が作り出す“ゆらぎ”には、リラクゼーション効果があると言われています。では、星の明るさや分布を音にしてみたらどうなるでしょうか?実際に星空のオルゴールを体験してみましょう」
P(あっ、始まった!)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110434.png
美希「すごくキレイ…」
―
――
―――
‐上映終了後‐
P「実際に星空を眺めているかのような迫力満点の映像、そして学芸員さんの素晴らしい解説……いやあ、すごかった!」ジーン
美希「うん!みんなにも見せたかったの」
P「さてと、今の時刻は…16時か。美希、これからどうする?」
美希「んー…。ちょっとお腹空いたからどこか食べにでも行きたいってカンジかな」
P「よし、わかった。いったん名古屋駅に戻るぞ」
美希「はーいなの」
ー
ーー
ーーー
P「小腹を満たすならここがいい」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110435.jpg
美希「えっ、でも“モーニング喫茶”って書いてあるよ?」
P「大丈夫だ、ここは朝から夕方までモーニングをやっている店だから。じゃあ入ろう」
美希「うん」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110436.jpg
美希「ホントだ。しかも飲み物を頼むだけでサンドがつくんだね」
P「名古屋の喫茶店はこれが売りだからな。俺は野菜不足だから野菜プレスサンドにしようと思う。美希は?」
美希「じゃあ、美希はフルーツプレスサンドにするの」
P「OK、分かった。あの、すみませーん!」
ーーーーーー
P「小腹は満たされたか?」
美希「うん!サンドイッチもコーヒーも美味しかったの!」パァァ
P「それはよかった」
(写真は野菜プレスサンド)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110438.jpg
P「ちなみに今までの画像はみんなググってきたものでしたが、このレスの写真3枚は実際に>>1が現地で撮影したものです」
美希「ハニー、誰に言ってるの?」
P「なんでもない。さて、今は16時50分か。もう少しだけ観光できそうだな」
次の目的地
>>52
名古屋城
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110466.png
P「尾張名古屋は城で持つ。“金鯱城”こと名古屋城でございます」
美希「たしか尾張徳川家(徳川御三家の一つ)の居城だったんだよね」
P「そうだ。ちなみにあと二つの徳川家はどこを拠点としていたでしょうか?」
美希「ええと、水戸と紀伊だから…今でいう茨城県と和歌山県かな?」
P「正解!」
ーーー
美希「それにしても黄昏の名古屋城、綺麗だね」
P「ああ。ライトアップされているからなおさら美しさが際立っているな」
美希「明日はどこに行くの?」
P「俺が決めて良いのか?」
美希「うん。だって昨日はハニーの誕生日だったでしょ?誕生日ぐらい好きにさせてあげたいの」
P「そうか、ありがとな」
P「じゃあ明日は…島根に行こう」
美希「島根県に?」
P「うん、出雲市へ向かう夜行バスの予約が取れそうだからさ」
美希「分かったの。明日も楽しみだね!」
P「だな!じゃあ戻ろうか」
美希「うん!」
2日目終了。残り5日。
次から行程3日目。島根県出雲市からのスタートです。
ー7時20分@JR出雲市駅前ー
P「ふわあ…。さすがにこの歳で夜行バスの旅は体に堪えるな」
美希「じゃあ、ハニーはオジサンの仲間入りだね」
P「うるさい。この時間帯だからどこかで飯にしよう」
美希「すき家が目の前にあるよ!」
途中で送信してしまった…。
【3日目】
ー7時20分@JR出雲市駅前ー
P「ふわあ…。さすがにこの歳で夜行バスの旅は体に堪えるな」
美希「じゃあ、ハニーはオジサンの仲間入りだね」
P「うるさい。この時間帯だからどこかで飯にしよう」
美希「ちょうどすき家が目の前にあるよ!」
P「お、幸先良いな。そこにしよう」
〜〜〜〜
P「ああ美味かった。すき家の朝飯もたまには良いもんだな!」
美希「そうだね」
P「さて、今から出雲大社に行くか!」
美希「ラジャーなの!」
ー出雲大社ー
P「神社に行くといつも清々しい気分になるな」
美希「そういえば出雲大社は恋人の聖地なんだよね?」
P「おう、縁結びの神だからな」
美希「じゃあ、ミキは“プロデューサーと恋仲になれますように”ってお祈りするの!」
P「はいはい」
美希(むー…。ミキはいつだって真剣なのにハニーはマジメに取り合ってくれないの)
P「そういえばついこの間“平成の御遷宮”が終わったばかりなんだよな。どうりで茅が新しいわけだ」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110844.jpg
美希「ところでこのあとどうするの?」
P「特には決めていない…。いったん電鉄で出雲市駅まで戻ってレンタカーを借りてから>>63(島根県内限定)に行こうか」
仁摩サンドミュージアム
出雲大社
(レンタカー車内にて)
美希「くしゅんっ!」
P「おっと、寒いのか?」
美希「うん…さっきの雨でちょっと身体が冷えたみたい」
P「そらいかん。温泉に行こう。幸いにも玉造温泉がすぐ近くにある」
美希「ありがとう。土砂降りだったから助かるの」
P「なんのなんの。アイドルに風邪やらひかすわけにはいかんけんね」
ーーーー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira111211.png
(玉造温泉・長楽園)
P「ウゲッ!?ここ、混浴なんですか?」
女将「左様でございます」
P(“日本一の庭園露天風呂”という触れ込みにつられて来たはいいが、まさかこんな落とし穴があったとは・・・。しかし今さら引き返すわけにもいかんしなあ)
美希「ミk・・・私は◯◯(Pの名前)さえ良ければ混浴でも良いよ?だって私たち、恋人同士でしょ?」
女将「うふふ、仲がよろしいんですね」
P「お前なぁ…分かったよ。大人2名でお願いします」
ー
ーー
ーーー
@混浴露天風呂
美希「はふぅ…。気持ちが良いの」カポ-ン
P(少し離れた場所にいる)
「なあ美希。どうしてあのとき自分のこと“私”って言ったんだ?」
美希「だってさ、“ミキ”なんて言ったらアイドルの星井美希だって分かっちゃうかもしれないでしょ?だからハニーのことも名前で呼んだの。これでもプロ意識はあるんだよ?」
P「そういえば、あの時さりげなく“恋人同士”なんて言ってたな」
美希「何も知らない人がミキたちのことを見たらごく普通のカップルにしか見えないと思うな」
P「幸い誰もいないから良かったものの…。この状況をブン屋なんかにスクープされたらどうするんだよ」
美希「いくら何でもお風呂まで覗きにくるような変態さんはいないの!…ねえハニー、もっと近くに来ていい?」
P「・・・ほどほどにな」
美希「あはっ☆ハニーは恥ずかしがり屋さんなの」
P「恥ずかしがり屋も何も…。ただ俺のマイソンがだな…」ブツブツ
美希「え?なーに?」ザバ-
P「やめろ!それ以上近づくな!」アセアセ
美希「?」キョトン
ー
ーー
ーーー
P 「やれやれ、良い風呂だったな」
美希「結局、最後までハニーと二人きりだったね。それならもっと楽しみたかったの」
P「のぼせるといけないからあれぐらいがちょうど良いんだよ。身体も温まっただろ?」
美希「そういえばそうだね」
P「さて、次は>>68でも行こうか」
美希「うん!」
宍道湖
(宍道湖)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira111395.png
美希「温泉入ってる間に天気が良くなってきたね」
P「ああ」
美希「おかげで湖底まで澄んでよく見えるの」
P「宍道湖といえば夕映えが綺麗なことで有名だが、昼の宍道湖も乙なものだな」
美希「ミキはお昼だろうと夕方だろうと、ハニーさえいてくれればそれでいいの」
P「またまた。お世辞が上手いんだから」
美希「・・・ハニーなんて知らないっ!」プイッ!
P「どうしたんだよ急に!?」
美希「ふんだ!」ツ-ン
P「参ったなあ」ポリポリ
『あれ、プロデューサーじゃないですか?それに美希まで』
『奇遇ですね。こんなところで会うなんて』
P「>>71(事務所の人物)に>>72(左に同じ)じゃないか!なぜここに?」
りっちゃん
小鳥
美希「律子と小鳥!?なんでここにいるの?!」
律子「“さん”をつけなさい、"さん”を。私たちも3日間の有給をもらったから小鳥さんと二人で旅行をしているの」
美希「へえ、そうなんだ。でも事務所に支障がでるんじゃないの?」
律子「大丈夫よ、社長に頼んでおいたから。それに、みんなもある程度スケジュール管理ができるようになってきたからね」
小鳥「一週間くらい休まれると聞いていましたが、プロデューサーさんたちもですか?」
P「そうなんですよ。美希と二人で」
律子「私たちは明日鳥取に行く予定ですが、プロデューサーたちはどうされますか?」
P「ん、そうだな。俺らも同行しようか。しかしなんで鳥取なんだ?まさか音無さんの名前が小“鳥”だから?」
律子「いえ、そんな大した理由じゃないんですけど。…ただ、なぜか鳥取には親近感があるんです。遠い昔に住んでいたような、そんな懐かしい感じが」
P「ほーん」
美希「ところでハニー!これからどうするの?」
P「西に向かう。とりあえず石見銀山に行ってみようか」
小鳥「私たちもご一緒させてもらっていいですか?」
P「ええ、どうぞ」
ー石見銀山ー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira111561.jpg
美希「すごいねコレ!」
律子「江戸時代に使われていた貨幣…を5倍の大きさに拡大したレプリカだそうよ」
小鳥「ここで結構な量の銀が採掘されたそうですね」
P「ええ。石見銀山から温泉津(ゆのつ)辺りまでの一帯は江戸時代、幕府の天領だったんですよ。日本海沿いに位置する温泉津まで運びだして船に載せ替え、全国に流通させたってわけですね」
律子「採掘に携わっていた人はかなり儲かったでしょうね」
P「だろうな。だけど薄暗い洞窟のような場所での作業だから体調を崩したり、落盤事故で亡くなった人もいるそうだ」
美希「とんでもない重労働なの」
P「掘り出すモノが違うだけで、やっていることは炭鉱マンと変わらんもんな。命がけの採掘作業だったんじゃないか?」
小鳥「私だったらたとえ百億円もらおうともやりたくないですね」
P「ハハハ、恥ずかしながら俺もです」
ー
ーー
ーーー
P「意外と見どころありましたね」
小鳥「ええ、石見銀山のことを深く知れたので良かったです」
P「お二人はどこか行きたいところはありますか?」
律子「それでしたら>>61に行きたいです」
P「仁摩サンドミュージアムか。すぐそこだな」
ー仁摩サンドミュージアムー
P「さあ、着きましたよ」
美希「ガラス張りのピラミッドみたいな建物だね」
律子「たしかここには世界最大の砂時計があるのよね」
美希「律子…さん、もしかしてアレ?」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira111563.png
律子「そうそう、これよ!」
小鳥「本当に大きいですね…」
P「ええ。砂時計ってパッと見ただけじゃ今が何時何分なんだか分からないから、あまり実用的じゃなさそうですがね」
ー
ーー
ーーー
美希「大きな砂時計だったね。ミキ、あんなに大きな砂時計って見たことなかったからビックリしちゃったの」
律子「そうね。あの大きさは私の予想より大きかったわ」
P「喜んでくれたようで良かった。音無さん、どこか行きたいところは?」
小鳥「“アクアス”でしたっけ。シロイルカがいる、あの水族館に行ってみたいです」
P「分かりました。汽車のほうが早いので車を返して汽車で行きましょう」
ー島根県立しまね海洋館(アクアス)ー
(シロイルカ)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira111564.png
小鳥「きゃーかわいい!プロデューサーさん、シロイルカちゃんがこっち向いてますよ!」パシャパシャ
美希「小鳥が年甲斐もなく……げふん、童心に帰ってはしゃいでるの」
小鳥「ああもう、ホントに可愛いなあ…。美希ちゃん、写真撮ってくれる?」
美希「聞こえて…ないんだね、良かった」ホッ
小鳥「何か言った?」
美希「ううん、何でもありませんなの。撮るよー☆」
小鳥「はぁい?」キャピッ
美希「……小鳥。2(ピヨ-)歳でそのポーズはないと思うな」
小鳥「?っ…」グサッ
律子「驚きましたよ。島根にこんな本格的な水族館があったなんて」
P「そうか?この辺りじゃ有名な水族館だぜ?」
律子「地元の人が羨ましいですね」
P「東京にもしながわ水族館があるだろが…」
ー
ーー
ーーー
P「アクアスは初めて行ったけど、なかなか雰囲気良かったな!」
律子「そうですね。ただ入場料が高いのがネックですけど(大人一名1540円)」
P「あれだけ広い施設を維持するにはそれだけの費用がかかるってことだろ」
美希「今は17時だけど、これからどうするの?」
P「その前に音無さん、鳥取はビジネスホテルか何かに泊まるんですか?」
小鳥「はい。でもチェックイン自体は23時までだったら大丈夫です」
P「そうですか。それならもう少し西に向かおう」
美希「陽が沈むね」
P「ちょうど駅に着くな。ちょっと途中下車してみよう」
ー
ーー
ーーー
小鳥「プロデューサーさん!見てください!」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira111699.jpg
律子「綺麗ですね…」
P「ああ。いつまでも眺めていたいな」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira111700.png
P「ここから特急に乗って鳥取へ向かいます。まだ時間があるので腹ごなしに何か食べましょうか」
一同「はい」
美希「ハニー、駅を出たところに王将があるよ!ミキ、餃子が食べたいな」
P「ここまで来て王将って、お前なあ…。分かった、行こう」
以上で3日目終了です。残りあと4日。
次回は鳥取市内からのスタートとなります。(目的地安価も復活させます)
【4日目】
小鳥「鳥取といえば鳥取砂丘ですよね!いちど行ってみたかったんです」
P「じゃあ、行きましょうか」
ー
ーー
ーーー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112711.jpg
(鳥取砂丘)
律子「おおー!ここが鳥取砂丘ですか!」
小鳥「鳥取は海も空も綺麗ですけど、なんか砂丘周辺は一段と澄んで見えますね」
美希「ハニー、ラクダがいるの!・・・って、どうして写真撮らないの?」
P「ラクダの写真撮影も有料だから(500円)」
美希「ええー!?そんなのアリエナイの!」
律子「なかなか商魂たくましいわね・・・。うちの事務所も真似しないと」
P「いや、真似しなくていいから!」
美希「ハニー!馬の背(砂丘の盛り上がった部分)のてっぺんまで一緒に行こう?」
P「おう。律子たちはどうする?」
律子「私たちもせっかくなんで行きますよ」
P「よし、行こう」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112714.jpg
小鳥「近くで見るとまさにそびえ立つ壁って感じですね。ただでさえ砂に足がとられて歩きづらいのに、これはなかなか・・・。」
美希「もしかして怖気付いたの?」
小鳥「そんなわけないじゃない!さあさあ、張りきって行きますよー!」ピヨ-!
ー
ーー
ーーー
小鳥「」ゼイゼイ
律子「小鳥さん、もうすぐ頂上ですから頑張って」
美希「ふぅー、やっと着いたの」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112715.jpg
(馬の背から見た日本海)
美希「わあ、スゴく綺麗!」
P「だろ?登りきったあとのこの眺めが最高なわけよ」
小鳥「あ゛ー、やっと着いた…。うわ、これはすごい!」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112717.jpg
律子「見渡す限りの大海原ですね」
P「お疲れさん」
律子「ありがとうございます」
P「音無さん、きつくなかったですか」
小鳥「いえ、なんとか大丈夫でした(本当は結構しんどかったけどね)」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112719.jpg
律子「私たちはこの急勾配な坂を上ってきたんですね」
P「頂上までだいたい30~40メートルぐらいあるかな。上ったあと頂上から駆け下りてくるのもまた気持ちがいいもんだぞ」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112725.jpg
小鳥「この砂模様は見ていて飽きないですね」
P「これは風紋(ふうもん)といって、絶えず吹き付ける海風が織りなすいわば自然の芸術です。すごいですよね」
美希「ハニー、鳥取砂丘はどうやってできたの?」
P「鳥取市内を流れる千代川(せんだいがわ)が運んできた土砂が河口付近に少しずつ堆積してできたというのが定説だ」
美希「ふうん、ハニーは物知りだね」
P「まあな。よし、そろそろ戻りましょうか」
3人「はい(うん)」
P「さて、次は>>88(鳥取県内限定)に行こうか」
水木しげるロード
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112795.png
美希「すごいね!妖怪の銅像がずらーっと並んでるよ!」
律子「宮城県石巻市にもこんな通りがありましたね。あっちは妖怪じゃなくて石ノ森作品のキャラクターだったけど」
P「“いしのまきマンガロード”か。たしかにあっちも凄いよな」
小鳥「そういえば、たしか古事記ではこの辺りに現世と黄泉国(よみのくに)の境界があるとされたんですよね?」
律子「それはお隣の島根県ですね。松江市東出雲町というところにその境界ーーー黄泉比良坂(よもつひらさか)があります」
P「おお、よく知ってるな」
美希「じゃあ、水木さんは黄泉国に近い場所で生まれ育ったから妖怪に興味を持ったのかな?」
P「うーん、あまり関係ないんじゃないか?」
ー
ーー
ーーー
P「何とか間に合って良かったな」
律子「そうですね…って、何でプロデューサーと美希まで“やくも”に乗ってるんですか?まだ有給はあるんじゃ?」
P「律子たちは岡山から東京行きの新幹線に乗るだろ?それに便乗しようと思ってな。今までずっと西日本ばかりだったから、今度は東日本に行くことにしたんだ」
小鳥「そうだったんですね。てっきり私たちと一緒に帰るのかと思いました」
美希「ミキもいきなり“おい、律子たちと同じ列車に乗るぞ”なんて言われたからびっくりしたの」
P「そりゃ焦るわな。だって何も言ってないんだから」
P(これを見ている同僚諸氏、そんな訳で今度は東海道新幹線で東京方面に向かう。静岡・神奈川・東京のどこかに行こうと思っている。>>91氏、行き先を決めてくれ。できれば都市名も入れてもらえるとありがたい)
P「間違えた。>>93氏、よろしくお願いします」
小鳥「?」
静岡 熱海
P「後続の“ひかり”に乗り換えるので音無さんたちとは名古屋駅でお別れですね」
小鳥「ええ、ありがとうございました。この後も気をつけて観光なさってくださいね」
P「はい。では、また」
ー
ーー
ーーー
(静岡県熱海市・熱海温泉)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira112808.png
美希「へえ、東京近郊にもこんな温泉街があったんだね」
P「鬼怒川温泉(栃木県)や湯河原温泉(神奈川県)など、東京から日帰りで行ける温泉は他にも色々あるぞ」
美希「東京って案外恵まれた立地にあるんだね」
P「そうかもしれん。さあ、入ろうか」
ー
ーー
ーーー
美希「はあー、いいお湯だったの」
P「気持ち良かったな」
美希「ところでいま20時だけど、今日はどこに泊まるの?」
P「それがうっかり予約取るの忘れてて…。今からビジネスホテルに電話しようと思っているが、最悪ネットカフェになるかもな…」
美希「んー…。そうだ!」ティン!
美希「ハニー、春香の家はたしかここからそんな遠くなかったよね?」
P「二宮町だからそこまで遠くはないが…」
美希「ちょっと待って!春香に電話してみるの!」
P「え?」
美希「あ、春香?実はね、いま熱海ってところにいるんだけどーーー」
ー
ーー
ーーー
美希「ハニー、春香が“泊まりに来ていいよ”って!」
P「ちょっと電話貸してみろ。おう、春香か?」
春香『プロデューサーさんですか?お疲れさまです』
P「美希がそっちに泊まっていいかどうか強引に聞いたみたいだが本当にいいのか?ご両親のご意向とか…」
春香『大丈夫です!さっきこのことを両親に話したら、お父さんが久しぶりにプロデューサーさんとお酒が飲みたいって言ってました」
P「親父さんとか…いつぶりだろなあ。あ、でも俺らの寝る部屋がないんじゃ?」
春香『美希は私の部屋で寝たらいいし、空き部屋が一つあるのでそこをプロデューサーさんが使えば問題ないですよ」
P「そうか。すまんな、恩にきるよ」
春香『良いんですよ(タダでとは言ってない)』
P「そしたら20時52分に二宮駅に着く電車に乗るけん、よろしく頼むばい」
春香『分かりました、伝えておきますね!ではまた』プツッ
P「美希、ありがとう。スーパーファインプレーだったな!」パタン
美希「えへへ…。久しぶりに褒められたの」
P「それじゃ、ぼちぼち行くか」
美希「了解(ラジャー)なの!」
以上で4日目終了。残りは3日。
次回は春香の家がある神奈川県中郡二宮町からスタートします。
【5日目】
天海家@神奈川県二宮町
P「春香、無理言って泊めてもらってすまんやったね」
春香「良いんですよ。私も楽しかったですし」
P「それなら良かった。美希、そろそろ行こうか」
春香「あ、私もついて行きます」
美希「駅まで送ってくれるの?ありがと、春香」
春香「ううん、“その先も”だよ?」
美希「え?」
P「は?」
春香「私が何の策もなしに泊めるわけないじゃないですか。交換条件ですよ!交換条件!」
P「そういえば春香は今日から明後日にかけてが休みだったな」
春香「ちなみに両親からはすでに許可をもらっています」
P「そうだなあ・・・。金銭的な余裕はあるし、親御さんの承諾が得られてんのならいいんじゃないか?」
春香「さすがプロデューサーさんですね!ありがとうございます!」
美希「旅は道連れ世は情けなの」
>>101
目的地(甲信越・関東以北で)
仙台
P 「午前9時、仙台!」
春香「イーグルスですよ!イーグルス!」
美希「ベガルタも忘れないでなの」
>>103
目的地(仙台市、もしくはその近郊でお願いします)
ニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸溜所
春香「プロデューサーさん。私、ニッカのウイスキー工場に行きたいです」
P「ウイスキー工場?なんでまたそんなニッチな場所に・・・」
春香「たまの社会科見学も悪くないかなって。ダメですか?」
P「分かった。行ってみよう」
ー
ーー
ーーー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira113273.png
(ニッカウヰスキー仙台工場)
美希「へえ、自然豊かな場所にあるんだね」
P「そりゃまあ、飲食品作りに綺麗な水は欠かせないからな」
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春香「すごいですねプロデューサーさん!樽の原木まで置いてありますよ!」
P「そういえば去年の朝ドラ“マッサン”がウイスキー作りの物語だったな。いま思い出した」
工場係員「こちらではできたてのウイスキーの試飲をしていただけます」
P「ありがとうございます。うん、やはり旨いな」
美希「ミキたちはソフトドリンクなんだね」
P「未成年なんだから当たり前だろ」
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(工場の俯瞰写真)
春香「改めて見ると、本当に山の中に工場があるんですね」
P「だな。工場竣工のお祝いに当時の宮城町長が工場一帯の字名(あざめい)を“ニッカ”に変更したという話しはなんか良いな」
美希「心にググッとくるものがあるね」
ー
ーー
ーーー
美希「ハニー、意外と良かったね!」
P「ああ。工場をじっくり見て回ったのは、それこそ小学校の社会科見学以来だったな」
春香「私も久しぶりの工場見学でしたよ」
次はどこに行く?
>>107
仙台泉プレミアム・アウトレット
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira113309.png
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira113310.png
(仙台泉プレミアムアウトレットモール)
P「馬鹿でかいアウトレットだなあ。外観が地元のホークスタウン(閉鎖済)を彷彿とさせるよ」
春香「プロデューサーさんは福岡出身ですもんね」
美希「春香、早く行くの!」
春香「あ、ちょっと待って!プロデューサーさんはどうします?」
P「俺は今から松島でも行ってくるよ。お前らだけでじっくり見て回ってこい」
春香「分かりました!じゃあ、16時にここで待ち合わせましょう」
P「分かった。くれぐれも迷子にだけはなってくれるなよ?」
春香「もう、子どもじゃないんですからね!」
美希「春香ー!」
春香「はいはい、今行くよー!」タタタ…
P「・・・よし、行こう」
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(松島)
P「途中で渋滞にはまったが、それでも昼前に着いた。案外近いんだなあ」
P(なるほど。その昔、松尾芭蕉がおくのほそ道で“松島や ああ松島や 松島や”という句を詠んだわけがよく分かる。本当にそれしか言葉が出てこなかったのか。)
P(いやしかし、箱庭を眺めているかのような本当に素晴らしい景観だ。“日光見ずして結構と言うなかれ”という言葉があるが、それに松島も付け加えてほしいぐらいあるな。)
ー
ーー
ーーー
P「いやあ堪能した。次は青葉城に行ってみるか」
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(仙台城跡碑)
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(青葉山公園の伊達政宗像)
P(ここが仙台藩の拠点だったのか。本丸が取り壊されてて天守閣の大きさは見当がつかんが、石高は62万石だというからかなりの大きさだったんだろうな。)
P(青葉山の中腹に建てられた城からは城下町はもちろん、遠くには奥州の山々や仙台湾が見え、城の脇を広瀬川が流れている。実に風光明媚な場所だ。)
P(こんなところに住んでいたらまずストレスはほとんど感じないだろう。健康的な生活が送れそうだなあ。)
ー
ーー
ーーー
P「もう一か所、観光するか。その前に飯食わなきゃなあ・・・」
P「>>111にしたろ」
仙台駅 牛たん通り
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P(仙台駅の3階にある「牛タン通り」。寿司屋もあるようだな。)
P(Suicaが使えるここにするか!)
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(伊達の牛たん本舗)
ー
ーー
ーーー
店員「お待たせしました」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira113317.png
P「こりゃ旨そうだ!では頂きます」パクッ
P「うん、焼きたての牛タンのコリコリしたこと!たまらんばい」
P(ああ旨かった。何でも本場のもんが一番やね。)
P「お?」
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(駅ナカのグッズショップ)
P「楽天のグッズショップか…」
P(そういえば今日コボスタで貴音が投げるんだっけ。お忍びで見に行ってやろうかな。当日券買いに行くか。)
ー
ーー
ーーー
P(これでよし。あいつらはそんなに野球は興味ないだろうが、たまには野球観戦もいいだろう。)
P「今は14時か。最後はどこに行こうか…?」
>>115(目的地)
仙台城跡
P「仙台城跡・・・はさっき行ってきたし、伊達政宗繋がりで瑞鳳殿(ずいほうでん)にでも行くべかね」
ー
ーー
ーーー
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(瑞鳳殿)
P(伊達政宗の御廟、瑞鳳殿…。さすがに立派だ!日光東照宮を彷彿とさせる。)
P(政宗公のころはまだ江戸時代の前期やし、そうとう金があったんやろなあ。)
P(そういやここ、かなり広いんやったな。)
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(全体図)
P(資料館にも行きたいし、急ぎ目に見てまわるとするか。それにしてもこの“お子様墓地”ってのがえらく気になるな…。)
ー
ーー
ーーー
(仙台泉プレミアムアウトレット)
P「無事に合流できたな。楽しかったか?」
美希「うん!春香と“あ、コレかわいい!”とか、“見て見て、コレなんかとっても安いよ!”なんて言いながらずーっとお店を見てまわったの!」
P「見てまわっただけかーい!」
春香「そんなことありませんよ!いろいろ回って“ああでもない、こうでもない”と散々悩んだ末にこのポシェットを買いました!ほら、美希とお揃いでしょ?」
P「おお!色違いだけどなかなか良いじゃないか!モノ選びのセンスがあるな」
春香「えへへ…」
美希「ところでこれからどうするの?」
P「ああ。貴音がコボスタ宮城で行われる今日の試合で投げるから、それを見に行こうと思っている」
美希「ええ!貴音、いつの間にプロ野球選手に転職したの!?」
P「そうじゃなくて、投げるのは始球式な」
春香「びっくりしましたよ…。しかしなぜ楽天の試合で?貴音さんって楽天ファンでしたっけ?」
P「いや、球団から突然オファーが来てな。なんでも、楽天イーグルスのチームカラーと貴音のイメージカラーが同じだからというのがその理由らしい」
美希「ああ、どっちもえんじ色(クリムゾンレッド)だもんね」
P 「ところでお前たちはプロ野球に興味はあるのか?」
春香「愚問ですね。私は>>118のファンですよ!」
美希「美希は>>119ファンなの」
P「おお!」
横浜DeNAベイスターズ
巨人
春香「地元・神奈川県のベイスターズですよ!」
P「DeNAか!去年は惜しかったが今年は現段階で3位か。うまく行けば優勝するかもな」
春香「はい!だけど最近チームの調子が落ちてきているからちょっと心配なんです…」
P「ラミレスはまだ監督1年目だし、焦ることはないと思うぞ」
春香「ですよね!」
美希「ミキは巨人ファンなの」
P「へえ、意外だな。どうしてだ?」
美希「前に“星孝典”って名前のキャッチャーがいてね。キラキラした名前でカッコ良いなと思ってその人を応援していたら、いつの間にか巨人のファンになっていたの」
P「そうか。巨人はいま2位だな。高橋由伸はラミレスと同じく監督1年目だけど、なかなか奮闘しているな」
美希「ハニーはヤクルトファンなんだよね」
P「ああ。もともとホークスのファンだったけど、いろいろあって6年前にスワローズファンになった」
春香「千早ちゃんは西武ファンで、雪歩はホークスファンですもんね。もっと事務所にプロ野球ファンが増えてほしいです」
美希「うん、そうだね」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira113725.png
(楽天koboスタジアム宮城=コボスタ宮城)
P「広い球場だな」
春香「今年リニューアルされたんですよね!」
P「おう。その目玉があの観覧車ってわけだ」
美希「ここと西武ドーム、それに札幌ドームは一塁側にビジター応援席があるから注意が必要だね」
P「そうやね」
ー
ーー
ーーー
球場アナウンス
「お待たせしました。それでは始球式を行います。本日、始球式を務めますのは765 プロオールスターズ・四条貴音さんです」
P「おっ、貴音が出てきたな。えんじ色のビジターユニフォームか。だいたいはホーム用の白いユニフォームが慣例なんだがな」
春香「事務所的にも球団的にも“えんじ色”を前面に出したいんでしょうね」
P「まあ、そんなところだろう」
貴音「」スッ
貴音「」ビュッ!
スパ-ン!
P「キャッチャーの嶋が驚いた顔してるな」
美希「オリックスの一番打者の西野もきりきり舞いなの」
春香「スピード表示は・・・えぇっ!>>122㎞!?」
P「ヤフオクドームでの始球式で雪歩が投げたときが103㎞ってことはそれを大きく上回っているな…。あいつ、どんな肩してやがるんだ」
130
P「130㎞のストレートをミットへ正確に投げた…。マジで女子プロ野球目指したほうが良いんじゃねえの、これ」
ー
ーー
ーーー
P「よう、貴音。お疲れさん」
貴音「プロデューサー!見ていて下さったのですか?」
P「たまたまな。この2人と旅行に来てたんだ」
美希「貴音、やっほー!」
春香「見てましたよ。楽天は逆転負けしちゃいましたけど、凄かったですね!」
貴音「なるほど。合点がいきました」
律子「あれ!また会いましたね」
P「付き人役ご苦労さん。東京に戻ったと思ったらすぐ仙台か?慌ただしいな」
律子「まあ仕事ですからね。しかし仙台に来ているとは思いませんでしたよ」
貴音「プロデューサーといると、この前の旅行やさらにその前、雪歩の始球式のときにたまたま福岡でお会いしたときのこと(※)を思い出しますね。前々回連れて行っていただいた展望台からの眺めは真に美しゅうございました」
律子「もう1年くらい前になるんですね。懐かしいわ」
P「そうだな」
※参考(外部サイト)
http://142ch.blog90.fc2.com/blog-entry-16187.html
P 「ここで会ったのも何かの縁だ。貴音も今日頑張ったことだし、一緒にラーメン食いに行くか」
貴音「あなた様、それはまことでございますか!?」パァァ
P「おう、男に二言はないぜ。しかし、この辺のラーメン屋を知らんけん、たぶん探すのに時間かかろうや…」
貴音「なんと!」
貴音「どなたか、こぼすた宮城近辺の極上のらぁめん屋を教えて下さいまし!」
>>125
麺屋 志
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114029.png
P「志と書いて“もと”と読むのか。なるほど」
律子「“志が人生の基礎(もと)となる”とか、たぶんそういったことが店名の由来なんでしょうね」
春香「律子さんってけっこうロビカスなんですね」
貴音「さあ早く、早く中へ入りましょう!」
ー
ーー
ーーー
店員「お待たせしました!」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114030.png
美希「魚介系の醤油ラーメンかな?魚の香りがほのかにするの」
貴音「美希、食べる前から味の予想をするのはなんせんすですよ。食べれば分かるというものです。・・・では本日も良き店に出逢えたことに感謝して、いただきます」チュルチュル
貴音「・・・ふむ、醤油べぇすのすぅぷの中から野菜や魚介類の旨みが溢れ出していますね。麺もしっかりしたコシと上品な甘みがあり、何度食べても飽きません」
P「確かにこれは美味いな。普段豚骨ラーメンしか食わない俺でさえやみつきになりそうだ」
春香「こんな美味しいラーメン屋さんが近くにあればいいのになあ」
ー
ーー
ーーー
貴音「あなた様、本日は誠にありがとうございました。おかげさまでまた明日からも仕事が頑張れそうです」
P「そうか、明日は東京で仕事だったな」
貴音「はい。ぐらびあ撮影と伺っております」
律子「ですので私と貴音は朝イチの飛行機で東京に戻ります。プロデューサーも気をつけて帰ってきてくださいね」
P「もしよければ仙台空港まで見送りに行くよ」
律子「いえいえ、そんないいですよ!前回の福岡のときも見送りに来てもらったし」
P「そうか?…分かった。気をつけて帰れよ」
貴音「ありがとうございます」
P「俺たちはホテルに行くけん、ここで。あまり遅くならんようにな。んならね(=博多弁で“またね”、“さよなら”の意)」
律子&貴音「はい、ありがとうございました」
P「よし、じゃあ行こう」
春香&美希「はい(なの)」
※訂正
>>126
(誤)春香「律子さんってけっこうロビカスなんですね」
(正)春香「律子さんってけっこうロマンチストなんですね」
以上で5日目終了です。残りあと2日。
次回より6日目。仙台市内からスタートです。
【6日目】
-午前8時-
P「今日は>>131(東日本の地名)に行こう」
美希・春香「分かりました(の)!」
岩手 小岩井農場まきば園
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114777.png
(小岩井農場)
P「懐かしいな。ここに来たのは4年ぶりだ」
春香「そうなんですか?」
P「うん。その時は雨だったんだけど、晴れたらこんなに綺麗な場所なんだな」
美希「ねえ、>>133してみない?」
春香「いいね!」
アルマジロボール
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114965.png
(アルマジロボール)
P(“アルマジロボール”と聞いたときは何のことか思ったが、あの遊具のことだったのか)
\スピ-ドデスギダヨ!/ \コンナノゼンゼンヘイキナノ!/
P「俺には無理だな…。あっという間に酔いそうだ」
\キャアアアアアアアア!/ \ナノォォォォォォォォォ!/
ー
ーー
ーーー
P「おかえり。楽しかったか?……って、春香?」
春香「」チ-ン
P「もしかして酔った?」
春香「・・・ヴぁい」コクッ
美希「ミキも調子に乗り過ぎたのかな…。少し頭が痛いの」
P「向こうの東屋でちょっと休もう。なにかソフトクリームでも買ってくるよ」
春香「・・・恩に着ます」
ー
ーー
ーーー
P「気分はどうだ?少しは良くなってきたか?」
美希「うん」
春香「はい」
P「そうか、良かった」
美希「ハニー、近くに更衣室ない?汗かいたから着替えたいの」
P「それやったら温泉に行こうや。気分がさっぱりするぜ」
美希「うん、ありがとう」
春香「いいですね!行きましょう」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114966.png
(大沢温泉)
P(列車とバスを乗り継いで一時間半。花巻市の大沢温泉に到着した)
春香「緑豊かな場所ですね。建物も“千と千尋の神隠し”に出てきそうな感じですし」
P「いかにも東北の山奥って感じだろ?」
美希「あれ?」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114967.png
美希「何か祀ってある・・・の」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114968.png
(金精さま)
美希「きゃああああ!」
P「どうした、美希!?」
美希「男の人の……。なんであんなのが祀ってあるの!?」カァァ
春香「うわぁ…///」
P「バカ言うな。アレは金精様(こんせいさま)という、れっきとした神様ぞ」
春香「男の人のアレが…ですか?」
P「そう。男性器は子宝や縁結び、商売繁盛などの神として昔から信仰の対象とされていたんだ。“遠野物語”にも金精様の話しが出てくるように、特に関東から東北地方で今も根強い信仰がある」
美希「だけどあんなのハレンチなの!見たくないってカンジ!」
P「大丈夫だ、いずれ慣れる」
P「そうだった。ここ、露天風呂は混浴なんだがどうする?別に露天風呂入らんでもいいけど」
春香「ええっ!?どうしよう…」
美希「ミキは別にいいよ?だって玉造温泉でも混浴だったし」
P「ん、わかった」
P(混浴風呂にも拒絶感がないのに、なんでこういうものには敏感なのかねえ…。いっちょん分からんばい)
ー
ーー
ーーー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira114969.png
(大沢温泉・露天風呂と豊沢川)
P「ふぅ…。いーい湯だーな、バババン♪…っと」
美希「えらくご機嫌だね、ハニー」
P「ここも4年前に何度か来たことがあるんよ。懐かしいなと思ってな」
P「春香ー?そんな遠くにいないでこっちに来ればいいのに」
春香(端のほうにいる)
「うぅ…。だって対岸にも建物あるし、だいいちそこの橋だって人がちらほら通っているじゃないですか。恥ずかしいですよぅ」カァァ
P「お前らはタオル巻いてるから大丈夫だろ。通行人もそんな気に留めないし、春香はリボン外したら一般人と見分けがつかなくなるから平気だろ」
春香「ナチュラルに馬鹿にしないでください」
P「ハハハ、冗談さ」
春香「でもまあ、眺めがいいことは否めませんよね。川のせせらぎを聞いているとリラックスします」
P「そうだな。心が癒されるよ」
美希「ホントだね」
P「綺麗さっぱり。気持ち良かった」
春香「次はどこに行くんですか?」
P「新潟だ」
美希「岩手から新潟へ。大移動だね」
ー
ーー
ーーー
(17時40分@新潟駅)
美希「ねえ、これからどうするの?」
>>139(どこで)
>>140(何をしよう?)
十日町
星峠の棚田
春香「プロデューサーさん。私、十日町市ってところに行ってみたいです。
P「十日町か。棚田が綺麗なところだよな」
十日町で何をする?
>>143
「名代生そば 由屋」やへぎそばを食べて、星峠の棚田を見る。時間が遅いようなら棚田は翌日。
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira115398.png
(へぎそば)
美希「“へぎそばってなんだろう?”って思っていたけど普通のそばなんだね。でも、なんか麺が緑色っぽいような…?」
P「布海苔(ふのり)という海藻をつなぎに使っているからな。片木(へぎ)という器に盛られて出される蕎麦だからこの名がついたらしい」
春香「すごい!プロデューサーさんは博識ですね!」
P「そら(Wikipediaばかり見ていたら)そう(雑学にも強くなる)よ。ところで味はどうだ?」
春香「何というか…、独創的な味ですよね。ちょっとふわふわしていて」
美希「ミキもこんなお蕎麦は今まで食べたことがないの」
P「そうか(あまり感想になっとらんやったな・・・。)」
P「腹も落ち着いたところで少しドライブに行こう」
美希「ドライブ?どこに?」
P「良いところだよ、良いところ」
ー
ーー
ーーー
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira115400.png
(星峠の棚田)
P「日没には間に合ったな」
春香「凄いですね、ここ!知ってあったんですか?」
P「新潟の友人が教えてくれたんだよ」
美希「意外と涼しいの!日本にもこんなところがあったんだね」
P「お前たちが知らないだけで、もっともっとたくさんあるぜ」
美希「ミキもハニーみたいにあちこち廻って見聞を広めたいな。そしたら今まで見えてこなかったものが見えてくるかもしれないって思う」
P「地方には地方の素晴らしさがあるからな。アスファルトで埋め尽くされた東京の街だけが日本じゃない」
ー
ーー
ーーー
P「日もすっかり暮れたし、そろそろ行くか」
春香「今日はどこに泊まるんですか?」
P「さっき言った友人宅だ。燕(つばめ)というところに住んでいる。十日町から電車で一時間くらいかな」
美希「男の人?」
P「女友達さ」
美希「あはっ☆それならミキたちと女子会ができるね」
P「じゃあ、行こうか」
二人「うん(はい!)」
6日目終了。残り1日。
Pが(というより私が)スワローズファンなので燕市に友人がいるという設定にしてみた。次回はその燕市よりスタートです。
何としても今月中に終わらせるぞ。
【最終日】
@新潟県燕市
P「それじゃ。いろいろ世話になったな、ありがとう」
P友人「ううん、P君と久しぶりに話しができて楽しかったよ!もちろん、春香ちゃんや美希ちゃんともね」
春香「ありがとうございました!」
美希「またLINEで色々お話ししようね!」
P友人「うん、バイバイ!これからも頑張ってねー!」
ー
ーー
ーーー
春香「ところでプロデューサーさん、今日の予定は?」
P「これから主に新潟県内を巡ろうと思っている」
美希「夜には東京に着いてなきゃいけないんだよね?」
P「そうだ。今は9時か。あまりもたもたしとられんな」
最初の目的地
>>150
マリンピア日本海
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira116660.png
(マリンピア日本海)
P「マリンピア日本海ねえ…。マリンワールド(福岡)、うみたまご(大分)、新江ノ島水族館(神奈川)には行ったことあるけど、ここは初めてだな」
春香「プロデューサーさんは色んな水族館に行ってあるんですね」
美希「ここはイルカのショーが見ものらしいよ。あとね、ラッコの給餌ショーなんていうのもあるんだって」
P「ほう、それは楽しみだ」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira116661.png
春香「あっ、見て見て!ペンギンですよ!」
P「あれはフンボルトペンギンだな」
美希「ペンギンのよちよち歩きってとても癒されるよね。心がほっこりするの」
春香「だよねー」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira116662.png
美希「ラッコが貝をお腹の上で割って食べる仕草って見ていて飽きないね」
春香「わかる!本人(?)は真面目にやっているんだけど、人間側からするとどの仕草もが愛くるしく見えるんだよね。あれってなんでだろうね?」
P「きっと人間にはない可愛らしさがあるんだろうな」
美希「やっぱり小動物には勝てないの」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira116663.png
(イルカのショー)
P「すごい迫力だ!」
美希「息ぴったりだね。シンクロみたい」
春香「バックの日本海がまたいいですね」
P「確かに。ステージの配置もよう工夫されとうばい」
ー
ーー
ーーー
P「気づいたらもう昼近いじゃねえか!」
春香「お腹空きましたね」
美希「なに食べるのー?」
P「せっかく新潟にいるんだからさ、なんかこう海鮮丼みたいなもんが食いたいよな」
>>155(オススメの店はどこ?)
P「“新潟 海鮮丼”と…。良かった、近くにあるぞ」
ー
ーー
ーーー
【地魚工房】
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira117174.png
P「ここが割と安く旨い海鮮丼が食えるらしい」
美希「魚市場の中にあるんだね」
春香「水揚げされた魚介類がすぐ食べられるっていうのは良いですよね!」
P「そうだな」
店員「お待たせしました。海鮮丼です」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira117175.png
P「おうおうおう!待ってた甲斐があって実に美味そうだなあ…。へへへ」
春香「プロデューサーさん、お先にどうぞ」
P「いいのか?」
美希「うん」
P「それなら、頂きます」
P「まいうー!やはり鮮度が違えばそれだけ旨さも違うもんなんだな」
春香「美味しそう…。」ジ-
美希「春香、ヨダレが出てるよ!あと少しだから我慢してなの!」
ー
ーー
ーーー
春香「ごちそうさまでした!」
美希「ハニー、いつも奢ってくれてありがとうございますなの」
P「ハハッ、何をいまさら。さて、12時40分か…。だいぶ時間がなくなってきたな」
次の目的地(できれば新潟市近郊で)
>>157
水島新司マンガストリート
【水島新司マンガストリート】
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P「ここは“ドカベン”や“あぶさん”で知られる新潟出身の漫画家、水島新司氏の作品キャラクター像が集結している“水島新司マンガストリート”だ」
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春香「野球漫画家も色々いますけど、中でも水島さんは試合中の作画が特に上手だと思うんですよ」
P「水島先生の漫画はあまり読んだことがないけど、それは俺も思う」
美希「この太った人が山田くん(ドカベン)だよね?」
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P「ああ。そしてこれが“あぶさん”こと景浦安武だ」
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美希「銅像でユニフォームの皺までリアルに再現できるってすごいよね」
春香「うん」
P「景浦安武はもちろん架空の人物だけど、作中で彼が在籍していたホークス球団(南海→ダイエー→ソフトバンク)は一貫して景浦がつけていた背番号“90”を他の選手やコーチに明け渡さなかった。いくら漫画の主人公とはいえ、架空人物にこの待遇ってのは凄いよな」
P「大阪から福岡に本拠地が移っても球団の“あぶさん”への入れ込みようは変わらず、景浦が“引退”したときにはわざわざ水島先生を招いて引退セレモニーをしたほどだ」
美希「そうなんだ。すごいね!」
ー
ーー
ーーー
P「さて、次はどこに行く?」
春香「いま13時ですけど、何時の新幹線に乗りますか?」
P「うーん、16時の新幹線に間に合えばいいかな」
美希「レンタカーは返しちゃったから、これからは交通機関を使うしかないね」
次の目的地
>>160
朱鷺メッセ
P「そうたい!“朱鷺メッセ”に行かないかんとやった」
美希「朱鷺メッセ?何かあるの?」
P「社長に“来年あたりに朱鷺メッセのアリーナでライブをやるつもりでいるから、そのアリーナの参考写真を撮ってきてくれ”と頼まれとったんよ」
春香「新潟に来て良かったですね」
P「おう、危うく忘れるところやった。職員さんにも電話をかけねば…」ポパピプペ-
ーーーー
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(朱鷺メッセ)
春香「ここがその朱鷺メッセですか」
美希「大きな建物だね」
P「ああ。想像以上の大きさだ」
職員「765プロのプロデューサー様でいらっしゃいますか?私、“朱鷺メッセ”職員の武内と申します」
P「これはどうも。765プロのプロデューサーをしております◯◯と申します。本日はよろしくお願いいたします」
武内「はい。それではご案内いたします」
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(アリーナ)
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(同上)
P「武内さん、この会場は相当広いみたいですね」
武内「はい。当アリーナは新潟県内でも最大級の大きさとなっておりまして、安室奈美恵やAAAといった有名アーティストのライブやコンサートにもたびたび使われております」
P「なるほど、確かに大勢の観客に見てもらえそうだ」カシャカシャ
春香「広いなあ・・・。美希、なんだか横浜アリーナでやった時のことを思い出すね!」
美希「ああ、ハニーがハリウッドに行く直前にやったライブね!あの時は本当にキラキラしてたの。春香もリーダー大変だったでしょ?」
春香「言われてみれば結構しんどかったかなー」
P「ここならあの時みたいにフォーメーションで苦労することもなさそうだな!」
美希「んー。まあ、ミキ達には“横アリでやった”っていう経験と自信があるからね」
春香「あのアリーナライブ以降、逆行に少し強くなった気がします」
P「そうか。良かったな」
P「よし、下見はこれぐらいでいいだろう。武内さん、どうもありがとうございました」
武内「こちらこそありがとうございました。それでは失礼します」
ーーーー
P「今は14時か。まだ時間があるけん、展望台にでも行こうか」
春香「いいですね!」
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(展望台から見た日本海)
美希「あいにくの曇り空だけど、すごくいい眺めだね」
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(展望台から見た信濃川)
春香「たしか信濃川(長野県では“千曲川”と呼称)が日本最長の川でしたよね?」
P「うん。ちなみに流域面積が日本一広いのが利根川だな。間違えやすいから要注意だ」
ーーーー
P「ついでに“朱鷺メッセ”近隣にある市場も見ていこう」
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(にぎわいマルシェ万代島)
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(マルシェ内部)
春香「色んなものが売られていますね」
美希「ここならスーパーよりも安くて新鮮なものが手に入りそうなの」
P「そうだな」
>>161訂正。
(誤)
春香「あのアリーナライブ以降、逆行に少し強くなった気がします」
(正)
春香「あのアリーナライブ以降、逆境に少し強くなった気がします」
春香「プロデューサーさん。いま15時ですけど、駅に行かなくて大丈夫なんですか?」
P「もうそげな時間や!そろそろ行こうか」
ーーーー
【新潟駅】
P「よし、あとは新幹線で帰るだけやね」
美希「ハニー、みんなにお土産買わなくていいの?」
P「色んなところに行ったやろ?どこの土産にするか迷ったけん、西日本と東日本のものを一つずつ買うことにしたっちゃん」
春香「へえー。どこの土産ですか?」
P「それはだな・・・。」
西日本(長崎・島根・鳥取・三重・愛知の中から県名を一つ選択)
>>166
東日本(新潟・静岡・神奈川・宮城・岩手の中から県名を一つ選択)
>>167
長崎
埋め
P「長崎と神奈川のものだ。今回は腐敗することのない工芸品だがな」
美希「あ、だからそんなにスーツケースが大きいんだね」
P「一週間の旅程だとまあこんなもんよ」
\まもなく12番線乗り場に・・・。/
P「おっ、来たかな?そろそろ行こう」
春香「はい!」
ー
ーー
ーーー
【翌日】
?事務所?
P「おはようございます・・・ん?」ガチャッ
真「美希、ポシェット買ったの?春香とお揃いだね!」
美希「これね、仙台で買ったの!」
伊織「仙台?」
春香「うん、実は昨日まで旅行してたの。プロデューサーさんに色んなところに連れて行ってもらってね」
亜美「ダニィ!?」
真美「これは聞き捨てなりませんなあ。詳しく取調べをしないと」
P「よう、朝から元気だなぁ」
響「あっ、プロデューサー!」
真美「兄ちゃんをアイドル誘拐の罪で逮捕する!」ガチャリ
P「いきなり逮捕とな!?しかもなんでお前、手錠なんて持ってんだ!?」
伊織「ちょっと!この伊織ちゃんをさしおいて旅に出るなんてどういうこと!?」
千早「プロデューサー、私たちとのプライベートな旅行は私との新婚旅行が最初だと約束したじゃないですか。なんでこうも簡単に約束を破るんですか!?」
やよい「そんな約束、初めからしてないんじゃないかなーって」
P「ハイハイ、弁解しますから!分かったからちょっと皆落ち着いて!!」
\ガチャッ/
高木「おはよう諸君。おお、いったいこれはなんの騒ぎだね?」
P「社長!」
ー
ーー
ーーー
雪歩「なるほど、美希ちゃんと旅行してたのが途中で春香ちゃんも誘って三人での旅行になったと」
P「左様でござんす」
亜美「兄ちゃん、ミキミキやはるるんとやましいコトしてないよね?」
P「誰がするか、アホ」
美希「閃きましたの」
P「やめなさい。敬語を使うあたり、嫌な予感がする」
真美「ところで兄ちゃん、お土産は?」
P「どうせそれ目当てだろ。分かってたよ」
P「今回は西日本のものと東日本のものをそれぞれ一つずつ買ってきました。まずはこれ」
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(びいどろ)
P「長崎の伝統工芸品“びいどろ”です。“びいどろ”とはポルトガル語でガラスを意味する言葉なんだそうです」
あずさ「綺麗ですね」
P「これはそのビードロの“ポペン”というものです。吹き口から息を吹き入れると独特の音が出るんですよ」
貴音「まこと良き音ですね。心が落ち着きます」ポン、ペン
P「次は東日本のものです。これも同じく工芸品です」
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(相州だるま)
真「プロデューサー、高崎(群馬県)に行ったんですか?」
P「高崎の上州(じょうしゅう)だるまも有名だが、これは相州(そうしゅう)だるま。相模国(さがみのくに)、現在の神奈川県の伝統工芸品だ」
高木「よし、ではこれは真くんがくれた上州だるまの隣に置いておこう。今いるアイドル諸君が全員巣立った時に両目を書き入れよう」
亜美「えー!兄ちゃん、お土産ったらお菓子のことっしょ!お菓子がなけりゃ亜美たちナットクしないYO!」
P「ほらきた。そう言うだろうと思って買っておいただよ。これも東西それぞれ一つずつな」
P「まず西日本のお菓子。鳥取県鳥取市の“因幡の白うさぎ”」
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(因幡の白うさぎ)
律子「うさぎがとても可愛らしいですね」
高木「うむ。食べるのが惜しいくらいだよ」
P「続いて東日本のお菓子。岩手県大船渡市の“かもめの玉子”」
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(かもめの玉子)
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(かもめの玉子)
雪歩「お菓子の甘みが緑茶とよく合いますね」
伊織「これ、小鳥が食べたら共食いになるわね!にひひっ♪」
小鳥「もう、そんなわけないじゃない!ふふふ」
高木「いやあ、実に美味しかった。土産話は皆で仕事の後にでも聴かせてもらおうじゃないか」
P「おっと、そうだ。俺はこれから外回りだった。それじゃあみんな、今日も頑張ってな!」
アイドル「はい!」
(完)
執筆を始めてから実に4ヶ月!
ようやく完結しました。長かった・・・。
皆さんもこの秋は素敵な日本に出会う旅に出られてはいかがでしょうか?
ちなみに私は当面出られそうにありません(-_-;)
ここまで読んで下さりありがとうございました!
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