【安価】童話の世界で戦おう【オリジナル】 (180)

簡単な舞台設定

怪事件頻発の現代日本

目撃者によると事件の犯人は人ならざる者?らしい

犯人はすぐに消える

事件が起こるのは大概夜

主人公は異能をもってそれらを解決する運命



それでは主人公を決めましょう

名前
↓3から1つ選びます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462799911

貴方のお名前は有栖川さんね。

男性の方?女性の方?

良ければ職業も教えてくれないかしら?

そんな詳しくじゃなくていいのよ?高校生なら高校生だけで良いし、なにも所属部署まで詳しくはきいてないわ

ええ。死んでしまったら意味がないから、初めての人にはそこまで聞いてないのよ。覚えるのも大変だし

↓3で性別と職業(コンマ高いのを採用)

変すぎる物は別のに回します

あら…中学生だったの…。
進路に悩んでるくらいかしら?なんか悪い事に巻き込んでしまったわね…

部活とかはしてるの?

してないかしら?

取りあえずそこだけ聞いておくわ。

後は性格と見た目を聞くだけだから
あ、あくまでも自己申告だから嘘は辞めて頂戴ね

見た目なんて見えるから分かるだろうって?

ごめんなさいねー。目が悪いのよ


【下3で部活選択(帰宅部も可)】コンマ高いのを採用、あまりにもネタなのは除外

ミステリー研究部ね。

あー…という事は、魔法使いチックな訳ねぇ。
ごめんなさい。独断と偏見よ

けどまあ私の予想って当たるのよー?

それじゃあ次は見た目。普段どんな格好をしてるかだけ教えてくれる?見た目の特徴でもいいわよ?
凄い美人ってのもOK

ま…自己申告なんだけど

え?制服だって?そりゃそうよね、中学生だもん。高校上がるまで普通は制服よ、分かってるわよそんな事
そんなんじゃなくて休日の格好の方が嬉しいわね


【↓4まで容姿設定(ネタすぎる物は除外)】
ちなみにこの直下の用紙レスの末尾で主人公の得意戦闘スタイルを決めます


【部活補正】発動

0~3 遠距離

4~6 中距離

7~9 近距離



えっと…黒髪ロングのサイドテール?成程。可愛らしいじゃない
けどね、もうちょっとおしゃれしましょうよ。今が花よ?


はいはい、後は良く可愛いって言われる?
あー。そうなのー。良かったわねー
小さいころ可愛い子って、成長するごとに残念になるから、貴方はそうならない事を祈るわ
まあもう中学生だし大体の方向性は決まってくる頃だろうけどね

目が青いのね。ハーフの子?それなら可愛いのも納得だわ
って、そこは教えてくれないのね、まあいいわよ。家庭の事情って奴もあるだろうし


それじゃあ次は性格よ

【↓4まで性格設定(ネタすぎる物は除外)】
ちなみにこの直下のレスの末尾が奇数なら弟か兄か姉か妹が一人出来ます


まあ、話してる限り元気なのは分かるわ。

「まあ、ほら!ポジティブなのが売りっすから!おばさんみたいな奴じゃねーっす!」

黙りなさい。おばさんじゃないわよ、声だけで判断しないでちょうだい
まあでも、ええ。良いわ

えー…まあ、一つだけ私が付け加えれるのはバカってことね

「バカじゃないっす!」

桃から生まれたのは?

「金太郎!」

はい。お疲れ様。


それじゃあ、貴方は今から不思議な力を使える様になるわけだけど
どんな力だと思う?ええ。もう頭の中にぼんやりと浮かんでるはずよ?


【能力設定下3からコンマが高いのを採用(ネタやチートすぎるのは除外)】

書き方
例:インクを自由自在に操れる 等の簡単でぼんやりした感じのでお願いします

そうね。絵で書いた物を実体化させる能力なの
ミステリー研究部のあなたにはちょっと扱いづらいと思うわ
どうして美術部に入らなかったのかが悔やまれるわね

けどあれよ。空想力豊かなあなたの性格から生み出されたんだから
それに超能力よー?現実でも使えるのよー?素敵じゃない


「あれっすね!こういうのって拳銃とか描いてズバババン!って!」

拳銃の中身を知ってるなら可能だけど。
中身を知らないなら、あれよ?ただの拳銃の形をした器よ?
まあ勉強することね、あなたペーペーなんだから。裏技もあるけどそれは自分で考えて頂戴

「バズーカの勉強すれば…」

実寸大のバズーカをかける用紙が見つかればいいわね

「…」

「変な夢っす」


はい。それじゃあ貴方はどんな技が使えると思う?
あ…貴方の場合は技って言うより、絵ね

【↓4技作成(チートやネタすぎる物は除外)コンマ高いのを二つ採用)
なお画力を↓1の末尾 知識を↓2の末尾で ゾロ目はノーカン

因みに目安としては【9】でまあクラスで3本の指には入るレベル【0】で画伯
知識は【9】で上と同じ【0】でドアホです


技の書き方
例:ドロウ:くまさん
【効果】クマをいっぱい書いて具現化



まあ。絵は上手くも下手でもないって感じね
クラスの女子は大抵そう言う可愛い絵を描くのよ。まあ…男よりはうまいわ

ミス研だから頭は良い方なのね。

「こう見えて5教科で380点は取れたっすから」

はいはい。わかったわ

それじゃあ簡単に今からあなたにしてもらう事を説明します。


最近変な事件が起きてるわよね?あなたにはそれの根源を退治してもらうの。
勿論現実世界に犯人は居ないから、そうね…夢物語の世界。つまり今と同じで寝た後の世界で犯人を見つけてもらうわ
で、その犯人の根城に行って犯人をボコボコにする。分かった?

あ…そうそう、犯人は貴方とは逆で、寝た後に現実世界にやってくることがあるわ。
そんな時は犯人に犯人である本当の名前を伝えてやるのよ。そうすれば夢物語の世界からは出てこれなくなるから
とはいっても、そんなもの封じたまま生活してるといつどこでパワーアップして暴れ回るか分からないから、きちんと退治して頂戴ね
そんなもの宿したままだと宿主も負担がかかるし、なによりも宿主が乗っ取られたり、自殺したり…宿主自身が事件を起こしたり…

ごめんなさい。時間がないから説明が分かりにくいかもしれないわ

つまり悪い奴を夢でも現実でもどっちでもいいからぶっ倒せってことよ
分かった?分かんなくてもOKよ。遭遇したらわかる

あと、犯人の見た目って大抵人ならざる―――――――――

――――キーンコーンカーンコーン




有栖川「……犯人って…なんすか…zzz」



なんか変な夢を見たっす。

電波なおばさんに問答される――――


???「起きて」

???「次移動だよ?」

有栖川「あと三分」

???「休み時間終わる」

有栖川「んじゃああと2分」

???「置いてくよ?」

有栖川「いやっす…」


【キーワードセレクト】【声をかけてきたのは?】

1:ツンデレ
2:ドジっ子
3:委員長
4:いじめられっ子

↓2 キーワードセレクトにより、言葉を追加できます
例:2【力が強い】などの様に一言付け足せます

またこのレスの直下コンマが奇数で男 偶数で女になります

有栖川「――――起きたっす!」

グワバァッ

???「ひゃあっ!」

ドスンッ

勢いよく起き上ったら、【城田 南】。南ちゃんが驚いてスッ転んじゃったっす
いやぁ…予想はしてたけど、やっぱ可愛いっすな。流石は南ちゃんっす

城田「あのさ!やめてよ!急に」

有栖川「いやー…急げって言うから…」

城田「もーっ!わざとだ!」

スタイル抜群。しかもかなりのモノをお持ちで…あと小動物チック…
そんな子がほっぺたを膨らませてたら…あざといっす!あざとかわいい!!

城田「ほら!急いでっ!先行くよっ!」

有栖川「…はぁっ!!!」

城田「きゃあっ!?」

有栖川「ぱ…パンツ丸見えっす。スカーとめくれ上がってるっす!」

城田「…っ!!!!???」

城田「もーしらない!グリ子のバカぁっ!!!」タタタタタッ

あ…行っちゃったっす……
いや…あれ私が悪いんすか?


【城田南】好感度:50 関係:中の良いクラスメイト「意地悪ばっかしてくるの!好きだけど、意地悪止めてくれたらもっと好き!」

場所:廊下


有栖川「…んー。って次の授業何だったすかね…」

私が推理するに、南たんが制服だったから体育ではないんすけど…
けど…―――

ドンッ

有栖川「おひょいっ!」

ドスンッ

いたたた…考え事しながら歩いてたら誰かとぶつかったっす…
南ちゃんにやったことの天罰が…

???「あ…ゴメン。大丈夫?」

有栖川「怪我は無いっすけど…」

???「ならよかった…」

怪我は無いっすけどお尻が物凄く痛いっす
謝られたから許すっすけど…

【キーワードセレクト】【ぶつかってきたのは?】

1:不思議っ子
2:ヤンキー
3:運動部
4:いじめっこ

↓2 キーワードセレクトにより、言葉を追加できます
例:2【力が強い】などの様に一言付け足せます

またこのレスの直下コンマが奇数で男 偶数で女になります

追加するキーワードはどうしますか?

↓1

有栖川「あー!園子!」

香木「なに?どうしたの?」

このやたら男っぽいちっこいのは【コウボク ソノコ】確かどっかの運動部所属だったはずっす
よく帰り道途中まで帰る仲っすね

有栖川「大きい声出したら何言おうとしてたか忘れたっす」

香木「グリらしいね」

有栖川「けど、すっごく重要な気が…」

香木「ボク急いでるんだけど」

有栖川「次の授業ってどこかわかるっすか?」

香木「隣のクラスのボクに聞かないでよ」

香木「けどパンツ丸出しの城田さんが視聴覚室に入っていくのは見たよ」

有栖川「視聴覚室…」

有栖川「さんきゅーっす!」


香木「…相変わらず変わってるなー…」


【香木園子】好感度:50 関係:仲のいいご近所さん「ん?変な子だよ?けど面白いからボクは嫌いじゃないなー」

場所:視聴覚室

先生「今日は自由席だー!適当に座っとくよーに」

えっと…南の横は―――。
男が占拠してるっすね…前も後ろもななめも男に囲まれてるっすね
相変わらずっす…


有栖川「…とりあえずはここに座るっす」

見事なぼっち席っす。後ろの窓際の席っす
ここなら寝やすいし、携帯だって触れるし

けどやっぱなんか寂しいっすね…
隣に誰か来てくれたら話すんすけど…

なんかいまから仲良い子の所に移動するって言うのも面倒だしなー
運に任せるっす!

仲良い子!私の横にウェルカムっす!!!!


???「隣…良い?」

誰かキター!!!
誰っすかね?


【キーワードセレクト】【隣に座ってきたのは?】

1:クール
2:委員長
3:同じミステリー研究部
4:転校生

↓2 キーワードセレクトにより、言葉を追加できます
例:2【力が強い】などの様に一言付け足せます

またこのレスの直下コンマが奇数で男 偶数で女になります

―――――――

―――――

――――


…誰だこいつ

いや。転校生っすよ。知ってます
女っすよ、それも見たらわかるっす…

でも…どうしよう。ビックリするほど影が薄い

名前は――――【影 薄子】ちゃんだっけ?ん?分かんねーっす

こういう時は!

有栖川「隣に座ってもいいっすけど!名乗るっす!」

???「???」

臼井「臼井。臼井麿子」

【ウスイマロコ】?なーんだ。やっぱ名前からして薄いんじゃないっすか!」
確かこの春からの転校生っすよねー。思い出したっス!


臼井「座ってもいい?」

有栖川「良いっすよ!」


【安価】

1:どこの部活か聞く

2:趣味に付いて聞く

3:最近の悩みについて踏み込む

4:とりあえず無言

↓2

有栖川「マロちゃんは趣味とかあるっすか?」

臼井「…え。えっとね、ぬいぐるみ作る事かな」

有栖川「ふぇ…女子っすな」

臼井「…そーかな」

有栖川「…その筆箱にぶら下げてるのも?もしかして?」

臼井「うん。可愛いでしょ?」

筆箱のチャックの部分には凄いカラフルな子犬のぬいぐるみが…
いや、これはすごいっすよ!売り物レベルっす!
料理作って消防署が動く南とか、そもそも運動しかしない園子とは大違いっす!


臼井「ペペロポスちゃんって言うの「

有栖川「なるほど。ネーミングセンスが皆無なんすね」

臼井「え?」

有栖川「何でもねーっす。つまりそのペペちゃんはそのー」

臼井「これは30分で作ったの」

臼井「良かったら有栖川さんのも作ってあげよっか?」

有栖川「おー。それは嬉しーっす!」

臼井「リクエストとかある?」

有栖川「モリアーティー教授!」

臼井「誰それ?」

有栖川「とほほ…知らねーっすか…。んならちょい悪おやじで良いっす」

臼井「…個性的…だね」


【臼井麿子】好感度:40 関係:クラスメイト「一か月ぶりだな…人と口きいたの」

放課後

さぁて…やる事がないっすな
今日は部活も休みっすし…

誰かと遊びに行く―――


けど、誰を誘うっすかね…


【安価】
1:今まで出てきたメンバーの誰か一人
2:食いしん坊
3:ぶりっ子
4:サバサバ
5:【弟か兄か姉か妹】つまりは家族と交流を深める

↓2

1以外は直下末尾で性別が決まります
5を選んだ場合はさらに安価を取ります

更に1の安価以外はキーワードセレクトをしてください

そうだ。愛すべき妹の所に―――

いや。あれとは馬が合わないっすけど…暇には勝るっすよ
妹だし

名前は【ヤコ】もうそれはそれは嫌な奴っす。


何かあればすぐに
「お姉さま。お姉さまは本当に面白い思考回路のお方なんですね。オホホ」

腹が立つっス。

なら従兄の亨兄ちゃん…って。今日は仕事っすね

ヤコは確かに頭もいいしおしゃれっす。
けどもう少し姉を敬った方が…

両親代わりの亨兄ちゃんは優しいっすから、それを少しでも受け継いでほしいっすよね

いや。本当に

まあとりあえず帰るっすよ



場所:自宅

ヤコ「あら…お姉さま。相変わらず暇なのに遅いお帰りですわね」

亨「あー。お風呂湧いてるよー」

亨兄ちゃん今日休みなんすか…
ヤコと二人じゃなくて本当に良かったっす

ヤコ「あらお姉さま。お風呂ですって」

有栖川「一緒に入ってやっても―――」

ヤコ「まあ。バカ…んんっ!個性的な思考回路が移るかもしれないので拒否いたしますわ」

有栖川「相変わらずヤコはあれっすね。カビみたいな性格っすね」

ヤコ「顔がカビみたいなお姉さまに言われたくありませんわ」

有栖川「ぐぬぬぬぬぬ」

亨「はいはい。ヤコに口げんかで挑まない事。お風呂はいっといでー」

因みにどうして我が家は亨兄ちゃんが親代わりかっつうとー――――

ヤコ「早く入ってお姉さまー。私も暇ではありませんのー。お姉さまみたいに」

亨「上がったらごはん用意しとくから皆で食べようねー」

場所:お風呂

うちの両親は小っちゃいころからいないっす。
なんでかは知らないっす。

けど居ないっす

同じく亨兄ちゃん…
いや、亨兄ちゃんは正確に言うと……


まあつまりはこの家で4人で暮らしてたっすね

私・ヤコ・亨兄ちゃん・爺ちゃんっす
けど、この前の冬に爺ちゃんが亡くなっちゃったっす
理由はなんか難しい病気だったらしいっす、亨兄ちゃんは知ってたらしいっす。

そっからはつまり社会人の亨兄ちゃんが面倒を見てくれてるわけなんすね

って、どうして私はこんな回想を…



のぼせてるんすかね?



NEXT 事件チャート


【CASE PROLOGUE 百舌事件】

磯部高校に通う生徒

【青山ヒロ】
【大壁直太】
【村瀬幸】

の三名がそれぞれ変死体で発見された事件
何れも体を鋭い竹で串刺しにされて死亡している

何本も突き刺さった竹や死体の凄惨さから、とある鳥の習性に準えてこの名前が付けられた

被害者の青山は手にハムスターの死体、大壁は真珠のネックレス、村瀬は綺麗な貝殻を握っていた

また。この三名は有栖川と同じクラスの男子であることが判明している

事件概要を張り付けて今日はここまで

容疑者は今まで出てきたメンバーですね
【城田 南】
【香木 園子】
【臼井 麿子】
【有栖川 ヤコ】
【有栖川 亨】

の5名です

今回はプロローグなので推理は簡単にしております

ごめんなさい

磯部高校→磯部中学で

☆――――――――――――☆

【名前】
有栖川 栗夢 アリスガワ グリム (女)

【職業】
・中学3年生
・ミステリー研究部 所属

【容姿】
・黒髪ロングに赤いヘアピン
・普段着は白生地に星のマークがついたポップなティーシャツに緑のスカートに水色のスニーカー
・サイドテールにしている
・美人というよりは美少女よりな顔で碧眼

一言にまとめると
センスが少し独特なハーフ系美少女

【性格】
・好奇心旺盛の元気
・慇懃無礼な毒舌家
・前向きなポジティブで相談を聞くのが得意
・物語とか童話には疎い

一言にまとめると
頭のいいバカ

能力:絵で描いた物を実体化 中距離向き
【使用技】
服を描く:着た服に応じた力を使える
ドロウボックス:】ただの四角い箱を好きな数だけ召喚、大きさは2mくらいまで(土台など)

☆――――――――――――☆

説明みるかぎりでは犯人は自分が犯人ってしらなくって童話?に操られてるのかな

強くなりすぎると犯人を操ったり、自殺させたりするみたいだし

元ネタ断章のグリム?

今から始めます。
人は居ますか?

>>107
そんな感じですね

>>108
すいません、知りません

おるよ
今回のキャラはゲストキャラか今後も絡むキャラなのか

>>112
基本的に今後も絡むと思います。事件に飲み込まれて死ぬ、巻き込まれて死ぬことはあったとしても

【CASE PROLOGUE 百舌事件】
Day 1


コンコン

朝早くから誰っすか?
いや、普通にまだ遅刻するような時間じゃないっすよ?

亨「起きてるかい?」

亨「というより起きてくれるかな?」

亨兄ちゃんっすかー…けど。一体こんな時間に何すかね?

亨「ちょっと事件なんだ」

事件?


バサッ
ガチャッ

有栖川「なんすか?眠たいっす」

亨「今すぐリビングに来てもらってもいいかな?」

顔が…ガチっす。
いや…マジで何事っすか?

場所 リビング

リビングにはもう既にヤコが居て、降りてきた私の事をじっと見つめてるっス
なんすかね…、雰囲気が変っす

亨「ヤコ、栗夢。暫く学校はお休みしよう」

ヤコ「え…ええ。ですけど私はお姉さまとは関係ありませんし…」

ヤコ「それに勉強に追いつかなくなってしまうと…」

亨「命と学歴どっちが大切なんだい?」

ピシャリとヤコの言葉を切り捨てて、亨兄ちゃんは私の事を見てきたっす
なんすか?ピリピリし過ぎっすよ

亨「簡単に説明すると―――――――――」

亨「―――――――――だ」

はっ?へっ?
何すかそれ?いやいやいやいや。昨日まで普通に元気だったすよ?あの三馬鹿。
視聴覚室で南に張り付いてたし…

それが死んだって…

ヤコ「私の学校ではそのような物騒なことは起こっていませんが、亨兄様曰く、犯人が捕まるまで…だそうですわ」

有栖川「いや…死んだって…」

亨「僕も今日は会社を休んだから」

ヤコ「…別に兄様は休まなくても、私たち二人で大丈夫ですわ」

有栖川「そうっすよ!」

正直家の中にまで犯人が入ってくるって事は無いと思うっす!
つーか、こういう場合は犯人はもう街から逃げてる場合が多いと思うっす

けど、亨兄ちゃんはきっと聞き届けてはくれないっすし…

有栖川「分かったっす」

亨「そうか!分かってくれたんだね」

ヤコ「…大事を取りまして。ですわね」


亨「そっか!じゃあ今日一日は家に居る事だしー…こんなのは久しぶりだ!トランプでもしようか!」

ヤコ「申し訳ございません。予習復習に時間を使いたいので…」

亨「そうか…それは残念だ…」

亨「栗夢は?」

有栖川「あー」


【センテンスチェンジ:これからどうする?】

1:亨兄ちゃんと【トランプをして遊ぶ】
2:ヤコの【勉強を手伝って】やる
3:同じ学校の誰か【に連絡を取ってみる】
4:自分の部屋で【読みかけの本を読む】

↓2 センテンスチェンジにより、【】内の言葉を変更できます
例:1【仕事の内容を聞く】などの様に一言書きかえれます

有栖川「あー…うーん…」

遊ばないっすよ!兄ちゃんとカードゲームなんてすりゃあもう地獄っす
ポーカーは百連敗、大富豪はヤコと同数の40連敗
天才すぎるんすよ、だから絶対に嫌っす。

有栖川「忙しいっすねー」

それに家でジッとしてるなんてミステリー研究部の名が泣いちゃうっす!
こういう時は事件現場に向かって、何か手がかりを見つけて…
即ち私はホームズっす!法廷で異議ありっす!それは違うよっす!

まあ、そんなのは置いておいて…

この好奇心はもう止まんないっすよ!!


有栖川「予習と復習があるっす!」

ダダッ

それじゃあ事件現場にって言いたいところだけど…
誰に電話するっすかねー…

【安価】
1ヤコ
2城田南
3香木園子

↓2

プルルルル

城田「あ…どうしたの?」

有栖川「今。家っすか?」

城田「うん…そうだよ?」

有栖川「パジャマ着てるっすか?」

城田「うん」

有栖川「相変わらずパンツはウサギ書いてるんすか?」

城田「うん…って!!」

城田「何?どうしたの?お電話してくるなんて珍しいね」

有栖川「昨日事件が起きたっすよね?」

城田「…そうだね。うちのクラスの子だよね」

有栖川「そうっす!」

有栖川「で!それの調査に行くんすけど、ついてこいっす」

城田「へっ!?」

有栖川「お前は今日から城田・ワトソン・南と名乗るっす」

城田「やだ!やだからね!」

有栖川「家に行くっすから、覚悟しとけっす」

城田「やーだーー!!!!」

有栖川「逃がさねえっす」

場所:城田南の家の前

取りあえずカーテンをロープ代わりに、スリッパで外に出てきたっす
我ながら頭良いっすねー

有栖川「とーちゃくっす

場所:城田南の家の前

取りあえずカーテンをロープ代わりに、スリッパで外に出てきたっす
我ながら頭良いっすねー

有栖川「とーちゃくっす」

この門が片方外れてて、扉が汚れまくってるお家こそが南の家っす
半廃墟みたいな外見になってるっすけど、立派な人家っす

これ等の被害は全部南が単独でやらかした物っす


ヒョコッ

城田「栗夢ちゃーん…ほんとに来たのぉ?」

電柱の陰から南が現れたっす、着替えてるってことは、もう行く気満々なんじゃないっすか
……ん?なんでスニーカーなんて持ってるっスか?


城田「…はい。どうせスリッパで来ただろうから、これかしてあげる」

有栖川「気が利くっすね!!マジで嫁にしてやってもいいっすよ!」

城田「…やだ」


取りあえずじゃあまずは調査っすね。
事件現場に直行っす!


場所:事件現場

城田「わぁ…警官さんが沢山」

有栖川「そっすねー」

あ…でもここまで来たけどどうしよう…。これじゃあ現場に入れないっす
入れなさすぎでヤバいっす、ただの野次馬っす!


城田「で…どうやって入るの?」

有栖川「その無駄にでかい胸で警官を誘惑…」

城田「ばか!!やだからねっ!」

有栖川「あのおっさん適当にチカンに――――」

城田「だめだめっ!だめだよ!」


ふむぅ…ここまで来たのは良いっすけど。結局は非力な中学生なんすね…とほほ…
いや…なんか閃きそうっす!


【安価】
直下のコンマが30以上で思いつく

ピコーン

有栖川「ちょっと待ってるっす!」

城田「え?どこ行くの!?」

有栖川「潜入捜査の準備っす」

昨日の夢の話が本当だとして…
うん!藁にも縋る想いで試してみるっす!


―――スキル:服 発動


地面に絵を描くなんて幼稚園以来っすよ…
けど、警官の服ってどうだったっすかね…


って…生警官も居るし、あれを参考にして…


カキカキカキ

―――――――――
――――――


有栖川「さあ!実体化するっす!!」

――――――――――
――――――――
――――

うわ…やっぱ夢なんじゃねーっすか…恥ずかし!私めっちゃ恥ずかしい!





















―――――――――― ボワンッ



有栖川「はああああああ!?」





地面が抉れてそこから警官の服が…
やべえっす!私魔法少女になったっす!もう何も怖くない…っす!


と…とりあえずこれを着て。



―――――――――
――――――
―――――


有栖川「美人警官!栗夢ちゃんっす!」

あ…南の分も描いて、ここに呼んでやらないといけないっすね。
とりあえずこの服なら紛れ込む事くらいならできるっすし



――――――――――
―――――――――
―――――――



有栖川「南ー!ちょっと来るっす!」




城田「ねえ。どこからこんな服…」

有栖川「落ちてたっす」

城田「うん…」

城田「どうして私だけこんなにスカートの丈が短いの?」

有栖川「南はあれっすよ!敏腕お色気ニャンニャンデカっすよ」

城田「何にもしないのにパンツ見えちゃいそうだよ」

有栖川「見えないように気を付ける事っすよね」

城田「でも…本当にばれないのかな…」

有栖川「突撃っす!」

ばれたらばれた時っす!
亨兄ちゃんに連絡行くと不味いっすけど――――


有栖川「ほら!行くっすよ!!!」

城田「やめて!パンツ見えちゃうから!バカァッ!」



有栖川「私はこういう者っす」

警官「ご苦労様です。どうぞ」

城田「え…ええ。失礼します!」

上手く行ったっす!まさか生徒手帳を警察手帳を見間違えるとは思いもしなかったっすけど
案外日本の司法ってちょろいんすね


城田「…す…凄いね」

有栖川「まあ。この町のマミさんと呼んでくれて構わないっすよ」

城田「誰それ?」

有栖川「知らねーならまあ良いっす」


というわけでまずは何を見に良くっすかねー
というより何をすべきか…


【安価】
1:死体を見に行く
2:刑事に聞き込み
3:その他自由

↓2

夕飯落ち

もし帰ってこなかったら明日の夕方から更新再開します

人は居らっしゃいますますか?

取りあえずこういうのは警察への聞き込みっすよね!
んー…どう言う風に行けばいいのか…。杉下さんみたいなのもいいけど古畑さんっぽいのも…
いやはや…ここは王道に――――

城田「あの!す…すいません。殺された三人の事に付いて…聞きたいんですけど」

はっ!?しまった…先手を取られた!


警官「殺されたのはいずれも同じ中学、同じ部活に所属する三人の生徒だよ」

警官「いずれも竹に体を串刺しにされてのショック死…なんだが…」

警官「どうもおかしいんだよ」

有栖川「おかしいとは?」

警官「この竹、上から刺された物じゃなくて、下から突き上げられているんだ。どれもこれも」

城田「え…えっとぉ…それってどういう―――」

有栖川「つまり被害者は地面から突然生えてきた竹に体を貫かれたって言う事っすか?確かに不自然っす」

警官「その見立てが濃厚なんだが…。あり得ないだろう…」

その通り!あり得ないんす!あり得なさすぎるんす!
けど…実際に起きてるわけっすし…


城田「あ…あの。三人って何部だったんですか?」

有栖川「ほえ?」

城田「もしかしたら同じ部活の人が三人の動き分かってるかなーって」

有栖川「確か三人は――――」


【安価】
三人は何の部活だった?(運動部でお願いします)

↓2

有栖川「バスケ部っす」

城田「バスケ部か…。んー、知り合いはいない…かな。」

バスケ部…バスケ部っていうと…
あ!園子っす!園子は女バスだったはずっす!

有栖川「園子が確かバスケ部だったはずっすよ!」

城田「香木さん?」

有栖川「そうっす!」

男女合同でよく練習してたし、もしかしたら園子は何か知ってるかも…

城田「一応話聞きに行ってもいいかもしれないね」

有栖川「っすね」



【安価】
1:死体を見に行く
2:園子に会いに行く
3:その他自由

↓2

そうだ…死体を見に行くのを忘れてたっス…
けどさすがに南を連れて行ったら卒倒するだろうし…

有栖川「南、ちょっとここに居るっすよ!」

城田「え…栗夢ちゃんどこ行くの?」

有栖川「死体を見に行ってくるっす!来るっすか??」

城田「…待ってる」


けど正直私も死体なんて初めて見るんすよね…
小説とかではよく見る…というか読むんすけど…


有栖川「行ってくるっす!」


怯えてても仕方ないっす!見て無理だったら目を瞑ればいいだけだし!
リスクの向こう側に答えがあるっす!


―――――――――――
――――――
――――





ブルーシートの幕の向こう側、そこにあったのは。【青山ヒロ】の死体
ズルッとした赤黒いプルプルしたものが無数に突き出た竹の先端で引きずり出されていて、日の光を浴びていた
対照的に【青山ヒロ】の顔は青白くて、強張っていて。
お葬式で栗夢が見たおじいちゃんの安らかな死に顔とは似ても似つかない表情だった


有栖川「……」

あ…ダメっす。見れないっす
だってコイツ昨日まで…南に絡んでて…


有栖川「……」

警官「どうした?何か用か?」

有栖川「いや…なんでもないっす」

有栖川「…」


一刻もこの場を去りたい…


―――――――――――
――――――
――――


【安価】

証拠品を持ち帰れるチャンスタイム(直下のコンマが40以上で持ち帰れる)
1:死体が握っていたもの
2:携帯電話
3:自由

↓2

有栖川「け…携帯だけ借りて行ってもいいっすか?」

警官「あ…ああ」

これでもうここに居る意味は無いっす…
去るっす!一刻も早くこの場所から!



――――――――――――
―――――――――
―――――
―――



城田「…どうだった?」

有栖川「……」

城田「…ごめん」

有栖川「携帯は手に入れたっす」

城田「そっか…お疲れ様」


【安価】

1;今日はもう解散
2:このまま【香木園子】の家に行く
3:自由

↓2

今日はもうそろそろ家に帰った方が良いっすかねー…
亨兄ちゃんが私が居ない事に気付いたら大変っすし
それに手に入れれる物は手に入れれたっすし…


有栖川「今日はもう解散っすね」

城田「うん。分かった」

有栖川「わざわざ付き合わせて悪かったっす」



さぁて…家に帰ってする事と言えば一つっす

この携帯を解読する
その一つだけっすよ!

有栖川「変な人に誘われても付いて行っちゃ駄目っすよ!」

城田「大丈夫だよ!」


さて…帰るっすかね


場所:自宅の部屋

地面に箱をいっぱい書いて、それを積み重ねてはるばる部屋まで登ったっすよ
我ながらアグレッシブっすね

有栖川「…で。どうしたものか」

携帯を持って帰ってきたのは良いっすけど…
ロックの解除方法が全然わけわかめっす

有栖川「…うむー……」


こういうのって何回も失敗したらデーターが消えるんすよね
うん。我武者羅に数字を入れてたら今日の努力はパーっす


有栖川「けど…んー…」

有栖川「誰か分かる人…。これに関しては流石にその子でも無理だろうしな」


さて…。どうした物か…


【安価】
1:番号を入れる(番号を指定しても、○○の誕生日などと言った指定の仕方もあり)
2:ヤコに手伝ってもらう
3:亨兄ちゃんに手伝ってもらう
4:自由

↓2

ぐぬぬぬ…ここは悔しいっすけど頭のいいヤコに頼るしか
亨兄ちゃんでもいいんすけど…。いろいろ説明が厄介っすし…


――――――> ヤコの部屋


有栖川「ヤコ!入るっすよ!」

ヤコ「なあに?お姉さま」

有栖川「…ちょっと頼みがあるっすよ」

ヤコ「あら!なにかしら!頭のよくなる方法なら…一回死んでみるといいって言いますわよね」

ヤコ「ってバカは死んでも治らないってこと忘れていましたわー」

有栖川「…マジで頼み事っす」

下手に出ればつけあがりやがって!絶対にコイツの歯ブラシに練りワサビ塗り込んでやるっす
マジで覚悟しとけっすよ!


ヤコ「…まあ。とりあえず部屋に入ってください。内容は中で聞きますわ」


ヤコ「で。頼み事とは何でしょう?」

有栖川「…この携帯のロックを解除してほしいっす」

ヤコ「…この携帯?でもこれ誰のですの?」

有栖川「あー…えー…訳はきかないでほしいっす」

ヤコ「はぁ…まあ。別にいいですけど」

ヤコ「で?この携帯のロックを解除しろ…と」

有栖川「ヤコなら頭良いし出来るかなーって」

ヤコ「確かに頭が良いのは認めますわ。けどエスパーではありませんの」

ヤコ「それにこう言ったパズルの様な物はお姉さまの方が得意ではありませんか」

有栖川「…だから困ってるっす」

ヤコ「この携帯の持ち主をご存じなのですか?」

有栖川「まあ知ってるっちゃ知ってるっす」

ヤコ「どんなかた?」

有栖川「男っす。同い年っす。運動バカっす。常に群れてたっす。同じ学校だったっす」

ヤコ「んー…お姉さまのロックのパスワードは?」

ヤコ「それが一番のヒントになるのではありませんか?同年代で学力レベルも一緒なのでしたらそれが一番濃厚かと」


私は自分の誕生日っす。因みにヤコは好きな作家の誕生日らしくて、亨兄ちゃんはうちらどっちかの誕生日っす
と言う事は…。こいつのロックは自分の誕生日っすか?


【安価】
1 被害者の誕生日を入力
2 被害者の好きな有名人を調べてそれの誕生日を入れてみる
3 好きな人・大事な人の誕生日を調べて入力

↓2

有栖川「好きな奴…好きな奴っす!!!」

ヤコ「はあ…うるさいですわ」

有栖川「自分の誕生日なんてそんなあほな分かりやすいパスワード!セキュリティもクソもないっす!」

ヤコ「手の込んだ自虐ネタかしら?」

有栖川「なんで私のパスワード知ってるっすか!」

ヤコ「さあ」

ヤコ「で、お姉さまは知ってらっしゃるの?その携帯の持ち主の好きな方」

有栖川「私かもしれないっす!」

ヤコ「まあ。底抜けにアホな自信ですこと」

でもコイツの好きな奴…
私コイツとあんまり交流無いから分かんないっすよ…

それに誕生日知ってるのも限られてくるし…

まあダメもとっすよね!

【人物指名】

1:臼井麿子
2:香木園子
3:城田南
4:有栖川栗夢

↓2

園子!園子っす!
同じ部活だし…何やかんやで交流は深いはずっす!

ヤコ「あら?思いついたのですか?」

有栖川「私天才っすから」

ヤコ「へぇ」

――――ポチポチポチポチッ



――――ブーーーッ


ヤコ「ぶふっ」

有栖川「…違ったっす」

ヤコ「天才はご不調みたいですわね」

有栖川「…くそう」

こうなったらもう一回っす!


【人物指名】

1:臼井麿子
2:香木園子
3:城田南
4:有栖川栗夢

↓2

なんだかんだ言って南って言う線もあるかもしれないっす
あいつらいっつも南の周りに居たっすし


――――ポチポチポチポチッ

ヤコ「あら?何か思いつきましたの?」

有栖川「これで王手っす!」


――――――カチャンッ


ヤコ「うそ…」

有栖川「キタコレ!!!」

まさか本当に南の誕生日で解除されるなんて…
いや…やけくそってすごいっすね…


ヤコ「な…中見て見ましょう。早くしないとまたロックがかかってしまいますわ!」

有栖川「そうっすね!」


今日はここまでで

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