メガトロン「闇の書?」(10)
頼んだ
ワスピーター「そうですぶーん」
テラザウラー「何やら変なエネルギー反応があったザンスから、行ってみたら」
メガトロン「こんなのがあった、と」
テラ・ワス「「はい(ザンス)(ぶーん)」」
メガトロン「ふーむ……。その『変なエネルギー』は今は感じ取れないのか、ナビ子ちゃん?」
ナビ子「うーん、奥のほーに「何かある」ってことしか分かんない。ごめんねメガちゃん」
メガトロン「あ~! ナビ子ちゃんは悪くないから! ネッ? 落ち込まないで!」
ナビ子「あ、ありがとうメガちゃん……」
メガトロン「ナビ子ちゃん……!」
ナビ子「メガちゃん……!」
ワスピーター「良い雰囲気作ってるところ悪いけど、サイバトロンが攻めてきたぶーん!」
メガトロン「にゃにぃ!?」
デストロン基地・外
チータス『あー、あー、ただいまマイクのテストちゅげほっごほっ』
ラットル「あれ、喉の調子悪いの?」
チータス『ん゛ー、どっか錆びてるのかも。あー、デストロンのみなさーん。今アンタ達が持ってる本を寄越して下さーい』
テラザウラー「あーんな事言ってるザンスが、どうしましょうメガトロン様」
メガトロン「あー。めんどくさいから適当に渡しちゃって」
テラザウラー「い、良いでごザンスか!?」
メガトロン「前から思ってたけどお前イヤミみたいな喋り方だな。まぁ、それはいいから、ほれ」
テラザウラー「りょ、了解しましたザンス~(今の子にイヤミ分かるザンスかねぇ~?)」
メガトロン「(闇の書……。オレ様のメモリーが正しければ、アレは間違いなく所有者やその周りに災厄をもたらす……)」
メガトロン「そんな面倒な物はコンボイ達に渡した方がいいな……ふっふっふっふ……アーッハッハッハッハ!!」
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