ガチャッ

かな子「みんな、クッキーだよ〜♪」

輝子「わ、私ももらって……フヒ、いいのか？」

かな子「うん♪輝子ちゃんの分もあるから大丈夫だよ」

輝子「ひ、ヒャッh」パシッ

瑞樹「輝子ちゃん、お行儀よくしないとダメよ」

輝子「か、川島さん……はい」フヒ

瑞樹「で、P君何か話があるってことだけど？」

P「はい。今日から新しいグループが発足するので…」

志希「かな子ちゃんの作るお菓子はいつもラブな香りがするねー♪んーおいしー♪」もぐもぐ

フレデリカ「かな子ちゃんメルシー♪いただきまーす。んー、セボーン♪」

瑞樹「ミズキも頂いちゃおうかしら」

かな子「はい、ぜひ食べてください♪」

瑞樹「かな子ちゃん、ありがとう。うん、美味しいわね♪」

フレデリカ「あれあれ？シューコちゃん！その右手に持っているものは何かね！？」もぐもぐ

周子「こ、これは……、おいひーね」もぐもぐ

かな子「喜んでもらえて良かったー♪」もぐもぐ

志希「フレデリカ警部、ホシはショーコ隠滅をしました！」もぐもぐ

輝子「…フヒ！！？」もぐもぐ

フレデリカ「キノコちゃんオッハー♪しゅーこちゃんだから、しゅーこ隠滅だねー♪」

周子「うぎゃぁぁ…って、周子ちゃんは消えませーん」

志希「臭いならこれで消せるよー」じゃじゃーん

瑞樹「あら、志希ちゃん。それは新作のデオドラントかしら？」

志希「にゃっははー、さっすが瑞樹ちゃん。鼻が効くねー♪」

P「あのー？」

フレデリカ「こ、これは！？」

周子「知ってるの？」

フレデリカ「知らなーい♪」

志希「これはねー、臭いの元を包むとかじゃなくて、本当の本当に臭いを消せちゃう消臭剤なんだよー♪」

フレデリカ「おおおっ！」

周子「おおおっっ！」

瑞樹「ほしいわ」

フレデリカ「で、それってすごいの？」

志希「すっごいよ！キノコちゃん、ちょっとキノコ貸してね」

輝子「フ、フヒ？」

シュッ

志希「まずはこっちのキノコを匂ってみてー」

周子「こっちはふつーのキノコ臭だね」くんくん

フレデリカ「うん、キノコ臭」くんくん

かな子「わ、私も……うん、こっちはいつものキノコの匂いだね」くんくん

瑞樹「そうね、におうわ」くんくん

輝子「な、何で私の方を見ながら……フヒ…」

志希「次はこっち」

周子「あれ？何の匂いもしない」くんくん

輝子「フヒ！？」

フレデリカ「まーたまたー……。あれあれー？ほんとだー」くんくん

輝子「ま、マイ……」

かな子「ほんとに匂いしないね。志希ちゃんすごいよ！」くんくん

瑞樹「そうね、しないわ」くんくん

輝子「ノォォォ！マイ！フレェェェェンズ！！」くんくん

輝子「……しない。匂いが……フヒ……」(´・ω・`)

志希「にゃははー、だいじょーぶだよキノコちゃん♪効果は6時間だけしかないから安心して」

輝子「ほ、ほんとに……？」

志希「志希ちゃんはフレちゃんと違って適当なことは言いません」ドヤ

フレデリカ「あー！今のは聞き捨てならないなー。フレちゃん怒っちゃうぞー」

周子「フレちゃん、落ち着いて」ナデナデ

かな子「クッキーもあるよ」ヒョイ

輝子「き、キノコ…抱いていいぞ……フヒ」モソ

フレデリカ「キノコはいらないかなー」もぐもぐ

輝子「……」(´・ω・`)

周子「あー、フレちゃんが輝子ちゃんいじめたー」

かな子「だめだよ、フレデリカちゃん」

瑞樹「せっかく輝子ちゃんが励まそうとしてくれたのに、それはよくないわ」

志希「フレちゃん。ほら、謝って」

フレデリカ「ずびばぜんでぢだ…」だばぁ

輝子「フヒ！？わ、私も拗ねてご、ごめん…」

志希「これで仲直りだねー」

フレデリカ「キノコちゃんとフレちゃんは仲良しこよしだよー♪」

輝子「え！？……うん。嬉しい…です」

周子「フレちゃん立ち直りはやーい」

瑞樹「若いっていいわね」

かな子「川島さんだってすっごく綺麗で素敵です♪」

フレデリカ「うんうん、大和撫子だねー♪」

周子「フレちゃんそんな難しい言葉知ってたんだね」ナデナデ

フレデリカ「馬鹿にされちゃったー」えへへ

志希「ん？そういえば何か話があったんだよね、プロデューサー？」

かな子「あ、そうでした。何の話ですか？」

瑞樹「忘れていたわ」

P「もう、いいです……」


こうして、346プロに新しくchaosグループが誕生した。
負けるなP、(現代社会と)戦えP、(仕事を)勝ち取れP。


おしまい。