提督「気になって朝も起きられないんだ」
磯風「もう起きなくても構わないぞ?」
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提督「そんな事言うなよー」
磯風「私が答えると思ったのか?」
提督「俺と磯風の仲じゃないか」キリッ
磯風「それもさっきの一言で崩れたがな。第一、そんなことを聞いたところで何になる?」
提督「男のロマンってやつだよ」ドヤッ
磯風「は?」
提督「あぁ~、ロマンなんて、磯風にはわからないかもなぁ~」
磯風「」イラッ
提督「例えば、だ。そこの非常用火災ブザーの赤いサイレン、アレがだいたいCカップほどらしい。」
磯風「それで?」
提督「もし浜風のカップ数を聞ければ、そこから逆算できるって算段さ!」
磯風「......で?」
提督「終わりだが?」
磯風「......は?」
提督「ほらー、やっぱり磯風には男のロマンがわかんないー」
提督「あ、それとももしかして知らないの??同じ第一七駆逐隊の浜風のカップ数を、知らないの??????????」
磯風「あぁ知らないぞ?」キョトン
提督(あれ?様子が変だな)
提督「い、いいのか?仲間のことを知っていなくても。大事な仲間なんじゃないのか??」
磯風「浜風が知らないことを、私が知るわけがないじゃないか。」
提督「あぁー、なるほど!」
提督「って、え?」
提督「えっ、すまないが、もう一度言ってくれないか?」
磯風「だから、浜風が知らないのだから、私が知らなくても当然だろうと言ったのだ」
提督「なんで浜風が知らないって言い切れるんだ?普通下着を買う時に.........まさか!」
磯風「?浜風は下着をつけてないぞ?」
提督「」(絶句)
磯風「どうした?気づかなかったのか?大破した時などに気づいたものだと思っていたが...」
提督「えっ...だっておまっ......つ、つけてなかったら、さ、寒くないのか?」(錯乱)
磯風「そもそもあれに大した防寒能力はないだろう。ない方が締め付けられなくて動きやすいぞ?」
提督「そ、それはそうかもしれんが」
磯風「それに、つけてないのは浜風だけではないしな。やはりいらないのだあれは」
提督「はい!?他にもいるの!?」
磯風「あぁそうだ。第一七駆逐隊はもちろん、高翌雄型の下2人に練習巡洋艦の2人もそうだぞ?」
――提督回想中――
提督「い、言われてみれば、下着の切れ端すら見たことがないようなっ」
提督「って、磯風も!?まさか今もつけないとか...?」
磯風「あぁそうだが?」
提督「」(絶句)
磯風「どうした、そんなに驚くようなことか?それに、これまで気づかなかったのだから、これからも気にしなければいいだろう?」
提督「そうはいかねぇよ、気になっちまうだろ普通!!!」
提督「ってかまさかと思うけど、つけてないのは上だけだよな......?」
磯風「さぁ?どうだろうな?」クルッ
提督「くっ、鉄壁スカートっ!!」
磯風「どうした?目が泳いでるぞ?」
提督「ったりめーだろっ!これで冷静にいられるわけないだろっ!!!!」
磯風「まったく、鎮守府の司令たるものが、鍛錬が足りないのではないか?」ニヤリ
提督「くそっ.........。磯風!」
磯風「なんだ?」
提督「今から新たな命令がある!」
磯風「ほぉう?下着をつけていないと知った司令は、一体どんな命令を下すというのだ?」ニヤリ
提督「お前はこれから絶対に、中破以上の損傷を負うな!」
磯風「……はぁ?それくらい、普段から心がけているぞ?」
提督「もっとだ!ぜっったいに、避けろ!!」
磯風「言うのは簡単だがな、もう正直これ以上鍛錬を重ねても...」
提督「じゃあこいっ!」グイッ
磯風「ちょっ、なんだっ?」
提督「お前をもっと強くしてやる!ル級の砲撃だってヲ級の雷撃だって避けてしまえ!」
提督「だからずっと...俺と一緒にいろ」スッ
磯風「それは...指輪!それをこの...磯風に...!?」
提督「......嫌か?」
磯風「.........ふっ、嫌な訳がないだろう?」
提督「そうか......じゃあ手を出してくれ、もちろん左だぞ?」
磯風「返さないからな、司令」スッ
提督「あったりまえだ、お前も俺から離れんなよ?」ギュッ
磯風「//」
ーーfinーー
浜風「私たちが下着をつければ済む話では?」
ちなみに明日もこれくらいのを投下しようと思ってるんですが、榛名と加賀さんどっちがいいですかね?
>>21 ありがとうございます、加賀さんでいきます!
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