モバP「ほう、赤緑青ピカチュウか」 (19)
ちょっとした妄想です。酉の付け方ってこれでいいのかな…
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P「バーチャルコンソールで配信…しかも通信交換まで対応とはなあ…」
P「しかし、あいにく身近に通信交換の相手になってくれそうなのは…なあ」
楓「おはようございます。あったかい飲み物はあったかい?という事で、コーヒーの差し入れです」
P「おはようございます。朝から飛ばしますねー。ありがたく頂きますよ。明日は俺が奢りますね」
楓「楽しみです。では、明日はアルコールをアンコールしちゃいます」
P「いや、一度たりとも朝からアルコール飲ませた事なんてないですよね」
楓「ふふ、アリバイがありばいいんですけどね♪」
P「つっこみませんよー。…ってか、だいたい楓さんの世代になるのかな」
楓「?」むぐむぐ…
P「これなんですけど…ってか、何食ってるんですか…」
楓「今日はお仕事日ですからね。事務所に来るのは「あたりめー」だ、って事で」
P「朝からイカ食って仕事するアイドルがどこにいるんですか…てか、そのネタがやりたかっただけでしょ…マーイーカ…」
楓「あら、その画面に映ってるのは…」
P「ああ、やっぱ見覚えあります? ポケモン」
楓「懐かしいですね…昔、私も持ってたんですよ」
P「へえっ? 楓さんがポケモン…こりゃまた意外だなあ…」
楓「ちょうど流行っていましたから。…と言っても、遊ぶ前に壊れてしまったんですけどね…」
P「…へ? 遊ぶ前に?」
楓「はい。バースデープレゼントで貰ったのですが…家族旅行でハワイへ行く折に…」
楓「今思い出しても、いたたまれなくて…」
P「一体、何があったんです…?」
楓「その時私は、退屈しないで済むようにありったけの夢とおもちゃとをかき集めて船に乗り込みました」
P「何を探しに行くんですかアンタ。…ああ、そういやあの漫画もちょうどその頃か…」
楓「そして…悲劇は起こってしまいました…」
P「………ごくり…」
楓「カバンの中に詰め込んだスライムが暴発してゲームボーイを…」
P「自業自得じゃないっすかソレ。ってか何やってんすかアンタ」
楓「気が付いた時にはゲームボーイはスライムに辱めを受けた後でした。完全に事後でした。」
P「誰得なんですかその絵面…って言うことはアレですか、結局はプレイできなかったと」
楓「別なプレイなら、ゲームボーイ君がやっていましたけど…」
P「いや、ゲームボーイ君の事はもういいですってば」
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P「楓さんが仕事に向かったので再び事務仕事…なんだが、そろそろ誰か来ないかな」
肇「おはようございます。」
P「お、肇か。おはよう。肇は……そうだな、ヤドンとか似合いそうだなぁ」
肇「う、うどんですか!? 今日は作務衣ではないはずですけど…」
P「ああ、違う違う、そうじゃなくてだな…」
「饂飩!?」
P「……なんだ今の声」
肇「私には何も聞こえませんでしたけど…?」
P「…幻聴にしちゃ嫌にはっきり聞こえたんだが」
ーーーーーー
肇「なるほど、ポケモンの事だったんですね。」
P「尻尾で釣りをするんだが、基本マイペースでな。まぬけポケモンなんてかわいそうな分類されてるんだが」
P「あ、動画出た。 ほら、こいつだよ」
「………やあん?」
肇「ふふ、なんだか愛嬌がありますね。ぼーっとしてますけど可愛いです」
P「だよな。割と人気もあるみたいでなー」カチカチ…
P「……ん、なんだこれ…「どないやねんヤドン」……?」
ーーーーーーーー
肇『やっぱりうどんじゃないですか!』
P「などと言う理不尽なツッコミを受けた。なんだよあの歌、反則だろアレ」
P「肇も仕事に行ったし、俺もそうしたいんだが…いかんせんあの歌が頭から離れないぞ」
P「何か別な事を考えて…別な事を…」
P「……みりあってジグザグマっぽいよな」
P「いやいやいや、初代から三世代に移っただけじゃないかこれ」
P「けど……みりあパルレか…ふむ…」
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『プロデューサー、なでなでしてー♪』
『あー!プロデューサーお菓子持ってるー! みりあも食べるー!』
『えへへ、プロデューサー、ハイターッチ♪』
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P「………はっ⁉︎」
P「なんだ今の幻覚は…凄まじい破壊力だった…」
P「しかし…みりあが仮にポケモンだったとしてもバトルには参加させられないな」
P「ケガでもされたら大変だ。うん。それだけだ」
P「……断っておくが、俺はロリコンではないからな。ロリコンでなくともみりあはかわいい。これは真理なのだ」
P「決してみりあをもふもふして思う存分撫で回したいとかヨダレを垂らして妄想してたわけじゃないからな。…じゅるっ…」
P「さて…それで……なんの話だったかな」
P「ああ、そうだそうだ、みりあがかわいいという話をしていたんだったな、うん」
P「……違う違う違う! ポケモン! ポケモンの話をしてたんじゃないか俺」
P「というか、もうこんな時間か…いつの間にか昼だな…」
P「ちひろさんが外に出てる以上、俺はここから動けないわけだが…腹が減ったぞ」
P「……仕方ないな、出前でも取るか…」
P「佐竹飯店…ラーメン二十郎…なんでこう胃もたれしそうな店のメニューしかないんだ…いや、美味いけどさ」
P「あ、普通の店のもあるじゃん………もしもし。出前お願いしたいんですけど、ええ、はい」
P「ええ、ヤドン一人前、お願いします」
ーおしまい。
ヤドンのシッポを食べるとか、そういう話ではありませんです、ハイ。
あと楓さんに関してはほぼほぼ中の人ネタでございます。かわいい。
わかりやすいようにトリップ付けてみましたがいかがでしょうか?
拙作ですが過去作は
モバP「小悪魔翌夕美とハロウィン」
北条加蓮「もう一度だけ、夢を見て」
小日向美穂「私達のプロデューサーと。」
加蓮「12月…か」
モバP「卯月と秋の日に」
モバP「ristorante(レストラン)・ザ・アイドル」
武内P「忘年会企画案検討会議」
加蓮「流れ星キセキ」
新田美波「オトナ、一歩手前の距離で」
モバP「冬の夕焼けとシンデレラシューコ」
という感じです。では、依頼を出してきます。
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