エウレカセブンAC (3)

【EUREKA SEVEN × ARMORED CORE】


遥か遠い昔、人々は無数の兵器を作り上げ、最後の戦いを始めた。?
戦いは世界全体に及び、幾度となく繰り返され、勝利と敗北の果てに、次々と新たな兵器と兵士が生み出されていった。?
やがて現れた特別なパイロットたちの操る、特別な機械は、戦いの世界を大きく変えた。?
機械たちは常識を覆す力を発揮し、その一方で世界に汚れたものを撒き散らしていった。?


選ばれた戦士の時代はやがて終わり、それでも戦いを止めることのなかった権力者たちは、次に醜い巨大な武器を生みだした。?
野蛮な暴力の塊であったそれらは、まさに世界を破壊し、蹂躙し、汚し続けた。?
そしてそれでも、戦いは果てることはなかった。?
そして、世界は汚染された。?
人々の世界は分かたれ、卑怯者たちは空へ逃げた。?
彼らは今になって、自分たちに恐怖していたのだ。?
人が人である限り、戦いは生まれる。
そしてそれは果てしなくエスカレートし、続いていく。?
ならばその果てには、破滅しかないのか。?
その負の連鎖を終わらせるための手段を、彼らは導き出そうとしていた。?
彼らの作り上げた巨大な知能は、無数の思索を繰り返した。?
だがしかし、彼らの望む答えを得られることはついになかった。?
絶望の果てに、彼らは自らを封印する巨大な建造物を作り上げ、彼方へと旅立った。?


自らが生み出した様を見かねた臆病者の人間たちは、無限とも言える時間へと旅に出たのである。?
それは、あからさまな逃避でしかなかった。?
彼らのばら撒いた毒は地球を覆い尽くさんとしており、?その瀬戸際で大地は苦しみ続けた。?

それから悠久の時が流れ、人間たちが再び地に足をつけた時代。
地球を、この惑星を蘇らせた大地は、自らの生み出した知能に最後の指令を残した。?
それは、世界を存続させるための接触を繰り返し、得られるはずのない答えを獲得することである。

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