響「貴音はどんなリップを使ってるの…?」 (29)


※百合注意です

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響「貴音!かなさんどー」
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響「(貴音と付き合うようになってから1週間経つけど全然今までと変わらないぞ…)」


響「(最近は自分も貴音も仕事が忙しくて事務所でも少ししか喋れてないし…)」


響「でも!明日は貴音と朝から晩までロケの収録!」



響「仕事だけど、貴音と2人ででかけられるの嬉しいな…///」


響「(もしかしたら仕事終わったあとも時間取れるかもしれないし…。そしたらそしたら…)」


響「…~っ///」


響「だ、だめだめ!まずは仕事に集中しないと!…ってもうこんな時間!は、早く寝ないと明日辛いぞー!」


翌日


響「おはようございまーす!」


貴音「おはようございます、響」


響「2人きりで会うのも久々だね!」


P「俺もいるぞ~」


響「わわっ!びっくりしたぞ…」


P「別に隠れてるつもりはなかったんだが…。それより、軽く今日のロケについて説明しとくから聞いてくれ」


響貴音「はーい」



P「今日の仕事は今カップルで人気のあるデートスポットに行って紹介するロケだ」


響「デデデデートスポット!?」


P「ああ。若い層がターゲットだからいつもより明るく、楽しそうに頼む。ちなみにロケの最後はレストランだ」


貴音「なんと…!わかっていれば朝ごはんで替え玉まで頼まなかったのですが…」


響「朝から重すぎるぞ…」


P「詳しくは番組のディレクターから聞いてくれ。それじゃ、そろそろ向かうぞ」


響貴音「はーい」


響「(デ、デートスポットか…ちょっと緊張するぞ…///)」


響「(まだ貴音とデートしたことないし、もしかしてこれが初デート?)」


響「(貴音は緊張してないのかな…?)」チラッ


貴音「れすとらん…」グー


響「…いつも通りだぞ」


現場


ディレクター「5秒前、4、3、2、…」


響「…はいさーい!今日は貴音と一緒に若い子たちに人気のデートスポットを巡るよー!」


貴音「非常に楽しみですね」


響「今日はデートスポット巡りということで、自分いつもと違うところがあるけどわかる?」クルッ


貴音「はて?いつもと変わらないように見えますが…」


響「実は、今日はいつもとリップクリームが違うぞ!」


貴音「なんと…!それは気付きませんでした…」


響「今日の自分、可愛い?」ウワメヅカイー


貴音「ええ。今日も一段と可愛いですよ」ナデナデ


響「~///」


響「…って!ええと、じゃ、じゃあ早速行きましょう!」


貴音「ええ。向かいましょう」


収録後


ディレクター「いやーよかったよ!特に響ちゃん!いつも通り元気いっぱいだったし、今日は女の子らしらもすごく出てて最高だったよ~」


響「ありがとうございます!」


ディレクター「貴音ちゃんもよかったよ!やっぱり元気な響ちゃんと相性抜群だね!」


貴音「ありがとうございます」



ディレクター「まるで本物のカップルみたいだったよー!はははは!」


響「…///」


ディレクター「また次も頼むよ~。それじゃお疲れ~」


響貴音「お疲れ様でした!」


事務所


響「ただいまー!」ガチャ


P「ま、もう誰もいないけどな」


響「もうこんな時間だもんねー」


貴音「……」


P「とりあえず、2人ともお疲れ様!ディレクターさんもすごく褒めてくれたな!」


響「うん!自分、今日はよく出来たと思うぞ!」


貴音「……」


P「…貴音、大丈夫か?具合でも悪いのか?」


貴音「い、いえ。少し疲れているだけです…」


響「だ、大丈夫なのか!?」


貴音「ええ」ニコ



P「…あー!現場に大切な書類を忘れてきてしまったー!明日必要だからすぐに取りにイカナクテワー!」


響「ええっ!」


P「というわけで、送ってやれなくてすまないが俺はここで!」バタバタ


響「お、お疲れ様…」


貴音「……」


オツカレージャアナーバタン


響「急にどうしたんだろ…」


貴音「…響」


響「んー?」


貴音「…」ダキッ


響「ど、どうしたの?///」


貴音「…今日の響、とても可愛かったです」

響「あ、ありがと///」


貴音「…でも、ダメです」


響「え!?なにかダメなところあった?」


貴音「響は今日、私とのでぇとを意識していたでしょう?ダメですよ。仕事なのだから」


響「う、うん(バレちゃってたか…)」


貴音「それに」


響「それに…?」


貴音「私以外にあんな可愛らしい響を見せたらダメです…!」


響「え…?///」


貴音「まるで本当にでぇとしているみたいで…。ずっとこうしたかったです」ギュッ


響「……///」ギュッ


貴音「…響」


響「…なに?」


貴音「りっぷくりぃむ、変えたのでしょう?」アゴクイ


響「う、うん…///」


貴音「…」チュッ


響「…んっ」チュッ


貴音「…ぴーち、ですか?」


響「もう!言わないでよ!///」



響「…た、貴音」


貴音「はい?」


響「その、貴音はどんなリップ使ってるのかなって…さっきはその、急でよくわからなかったし」モジモジ


貴音「…そうですか」フフッ


響「わ、笑うな!///…って、ん」チュゥ


貴音「…」チュー


響「…ん」プハ


貴音「どうでした?」


響「…うん、よかった///」


貴音「はて?きすの感想ではなく私のりっぷくりぃむは当てれたのか聞いたのですが」クス


響「…!///っもう!貴音のイジワル!」


貴音「…その顔です」


響「え…?」


貴音「私以外に、その顔を見せたらダメですよ」フフッ


響「う、うん」


貴音「゙あいどるとしての響゙はファンのみんなのものです。しかじ女の子としての響゙は私だけのものなのです」


響「わ、わかった///」


貴音「こちら」ピラッ


響「なにこれ?」


貴音「この間できたばかりの水族館の招待券です」


響「ええー!自分、あそこすごい気になってたんだ!」


貴音「だと思いました。では私と一緒に行ってくれますか?」


響「…うん!もちろん!」


貴音「…本当の初でぇと、ですね」フフッ


響「うん!」


貴音「そしてこの近くに、かの有名しぇふのれすとらんが…!」


響「相変わらずだね」クス


貴音「…さっきのきすの続きはこの日になりそうですね」フフッ


響「なっ…!///」


貴音「ふふ。では帰りますよ、響」ニギッ


響「…うん」ニギ


響「…貴音、かなさんどー!」ニコッ


貴音「かなさんどー、です」フフッ



おしまい


また続きが浮かんだら書きます

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