モバP「百面相」 (76)
凛「プロデューサーってさ人によって態度ちがうよね」
未央「そーだっけ?そんなことなくない?」
凛「そんなことあるよ」
卯月「なんで凛ちゃんはそう思ったんですか?」
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凛「実は───」
未央「あ、これ回想に入っちゃう感じ?」
卯月「みたいですね」
そう、あれは一昨日の昼下がり。天気はあいにくの雨、私は一日オフでハナコの散歩をしていた。その時偶然、コンビニでお昼を買って帰る途中のプロデューサーを見つけたんだ。
休日に会うなんて運命を感じちゃって、プロデューサーの後を追いかけたんだ。
そしたら曲がった先にプロデューサーが立ち止まってて、下を向いてたんだ。
注意して良く見たら、足元に段ボールがあって、中に白い仔猫が入ってた。
そしてその猫を抱えあげて『ごめんな、留美が猫アレルギーでウチでお前は飼えないんだ。腹……減ってるだろ?』って魚肉ソーセージだしてたべさせてたの!
はっ、プロデューサーの魚肉ソーセージ!?
ん?あ、間違えたこれじゃないこれじゃない。
未央「えええ!?」
卯月「今までの無駄な回想はなんだったんですか!?」
凛「ごめんごめん間違えたよ、話したかったのは蘭子と話すプロデューサーの事」
卯月「たしかに蘭子ちゃんの言葉で話してますもんね、でもコミュニケーションの手段として以前勉強してましたし」
凛「それは、分かってるけど……」
未央「とゆーかさっきの話の中で、留美さんとプロデューサーが同棲してそうな所なかった?」
凛「えっ?どこ?」
未央「留美がいるから家で飼えないって」
卯月「でもウチって事務所のことじゃ?」
未央「わかんないよ?家かもだし」
凛「確かめてくるっ!」ダッ
未央「行ってらっしゃ〜い」
卯月「行っちゃいましたね」
未央「これでプロデューサートークに巻き込まれなくてすむね」
卯月「私が言うのも何ですけど、プロデューサーの話になると凛ちゃん長いですもんね」
未央「そーそー、もう疲れちゃうよ〜」
卯月「でも不思議とプロデューサーの意外な一面を知れて楽しいんですよね」
未央「んー、一理あるなぁ、渋りんの話すプロデューサーは、アタシのプロデューサーと同一人物とは思えない様な感じの話だもん」
卯月「凛ちゃんの話すプロデューサーって、落ち着いてて口数少なくて、たまに居眠りしちゃうカワイイ一面もある人って感じですよね」
未央「アタシそんなプロデューサー見たことなーい」
卯月「そうなるとさっき凛ちゃんが言ってた、人によって態度がちがうっていうのも、そうなのかもしれませんね」
未央「そうだ!しまむーの中でプロデューサーって普段どんな感じなの?」
卯月「えっ?私ですか?えーっと、いつも笑ってて、お仕事が上手くいったら褒めてくれて、誠実を絵に書いたような人です」
未央「へぇ〜そうなんだ!プロデューサーがねぇ」
卯月「その言い方だと未央ちゃんのときはまた違う感じなんですか?」
未央「まぁね、アタシの中でのプロデューサーってのは、時間には厳しいけどわりとフランクで、軽口や冗談なんかを言い合える、お兄ちゃんみたいな人だもん」
卯月「わぁー、同じ人物でここまで違うってすごいですね!」
未央「んーここまで違うと他の人達はどんな感じなのか気にならない?」
卯月「島村卯月、気になります!」
未央「よっし、じゃあちゃんみお調査隊出発〜!」
卯月「おーっ!」
未央「よーし、まずはレッスン場にいこうか!」
卯月「?事務所じゃなくて?」
未央「だって事務所のライブイベントでもない限り、その日にレッスンの子たちがいるからね!スタートからいないなんていう出鼻をくじかれることもないし、事務所だと調査対象のプロデューサーがいるからね!」
卯月「そっか、意外としっかり考えてたんですね!」
未央「おっ?それはどうゆうことかな?」
卯月「あっ、中で142sの子たちが休憩してます!」
未央「失礼しまーす!ちゃんみお調査隊でーす」
卯月「皆さんの中でプロデューサーがどんな感じか教えてもらえませんか?」
幸子「おはようございます、カワイイボクの話じゃなくてプロデューサーの話でいいんですか?」
未央「おはようさっちゃん。うん、3人のプロデューサー人物像を教えてちょっ!」
輝子「し、親友の事をきいて、ど、どうするんだ?」
卯月「実は、私たちニュージェネレーションの中でも、プロデューサーの人物像が全然違ったので、皆さんはどうなのかなって、聞きに来たんです!」
小梅「要は、興味、本意?」
卯月「えへへっ、そうなります!」
小梅「ち、ちなみに、卯月さんたちの、ぷ、プロデューサー人物像って、どんな感じ、なんですか?」
卯月「未央ちゃんが──で、私が──、凛ちゃんは──って感じみたいです!」
輝子「おおっ、見事に、ばらばら、だな」フヒヒ
幸子「にわかには信じられないんですが、特に卯月さんのプロデューサーって本当にあのプロデューサーですか?」
未央「おや!さっちゃんはまた全然違う感じっぽいね!kwsk!」
幸子「ええ、ボクの中でのプロデューサーさんは、意地悪でボクの言うこと成すこと全部口を出してきて、その上、上手くいったのを報告にいっても、褒めてくれないどころか『慢心するな』ってデコピンしてくるし……」
幸子「カワイイボクにバラエティの芸人さんがするようなお仕事ばっかり回してくるし……」
卯月(あれ?もしかしてこれって愚痴ですか?)
幸子「でも、ボクが辛いときとか失敗したときとかには、傍に居て励まさして支えてくれて。……ライブの後だけは普段意地悪なプロデューサーさんが抱きしめて目一杯褒めてくれるんです。つまり、ボクにとってのプロデューサーさんはデリカシーのない最低なプロデューサーってことです!」ニコッ
未央「なんかよくわかなんないけど感動した!」
卯月「幸子ちゃん、プロデューサーさんのこと大好きなんですね!」
幸子「ふ、ふんっ!そんなわけないじゃないですか!あんな最低な人!ボクだって……ライブの後は汗の臭いとか気になるんですからね……」
小梅(カワイイ)
輝子(カワイイ)
卯月「じゃあ次は、小梅ちゃんお願いしますね」
小梅「えっ?わ、私?」
小梅「ぷ、プロデューサーは、その、怖がりでとっても、可愛い、かな?」
未央「え?でもプロデューサー、私とスプラッタとか見ても笑ってて全然平気っぽかったよ?」
・
小梅「ううん、実はね、プロデューサー、血とか痛いの、に、苦手らしいの。私がプロデューサーと映画見るとき、プロデューサーの膝の上で見るんだけどね、そうゆうシーンのとき、表情が一瞬引き攣って、手をギュってしてくるの」
小梅「怖いの?って、き、聞いたら、『情けないけど得意じゃない』って、苦笑い、してた、から」
卯月「なんだか羨ましいです!」
小梅「それに、……『小梅がいると、頼れるから安心する』って言ってくれて……///と、とにかくプロデューサーは可愛いよ」
幸子「誰ですかソレ!?とゆうか惚気ですか!?」
輝子「す、凄いな、さっちゃんの親友像とも、全然ち、違う」
未央「ホントに全部プロデューサー?双子とか三つ子なんじゃないかな!?」
輝子「プ、プロデューサーは、実はキノコで、エノキみたいに根本が別れてできてたりして……フヒヒ」
卯月「ええっ、それはちょっと……、ところで輝子ちゃんのプロデューサー像ってどんな感じですか?」
輝子「親友は、その……親友だ///」テレテレ
卯月「……輝子ちゃん」
輝子「な、なんだ?」
卯月「真面目に答えて(真顔)」
未央「!?」・
輝子「う、うぅぅぅ……ヒャッハー!こうなりゃヤケだぜ!私の親友のこと!全部てめぇらに教えてやるぜー!」
幸子「ちょっ、隣の隣ボイスレッスンですよ!」
小梅「大丈夫だよ、防音、しっかりしてるし」
未央「豹変には突っ込まないの!?」
卯月「流石ユニット、慣れてますねぇ」
未央「なんでしまむーは余裕綽綽なのさ!?」
卯月「……」ニコッ
未央「!?」ゾワッ
輝子「あ、あの……話しても、いいか?」
未央「あ、うん、なんかゴメン」
輝子「えっと、親友は、こ、こんなコミュ障な私とも、向き合って、励まし続けてくれる、根気強くて優しい奴だ……。それに、私の趣味に合わせて、キノコ料理とか、つ、作ってくれたり、パーティとかで私をニガテな人から遠ざけてくれたり、気遣いもできる。よ、要するに、親友は、私がアイドルでいる上で、ぜ、絶対必要な存在、だと思う……ぞ///////」
未央「絶対必要な存在かぁ〜、くぅー!憎いねぇ!」
卯月「そこだけだと凛ちゃんが睨みそうですね!」
小梅「輝子ちゃんの、プロデューサーも、素敵なんだね」
幸子「ちょっと待ってください!なんで同じユニットなのにボクだけ扱い違うんですか!?ボクも2人みたいなプロデューサーがいいです!」
未央「えー?さっちゃんの話しも良かった気がするけどなぁ〜」
幸子「でも2人の方が優しくて頼りになる感じでずるいです!どうですか、ボクのプロデューサーと交換しませんか!?」
輝子「私の親友は、親友だけだ」
小梅「さっちゃんのプロデューサーだと、一緒にホラー映画見れなさそうだから、いい」
幸子「むぅ、そこをなんとか!」
卯月「3人ともプロデューサーはもともと1人ですよ!」
未央「そうだったね、違いすぎて忘れかけてたよ!」
卯月「じゃあ次行きましょうか、3人とも、ありがとうございました!」
未央「レッスン頑張ってね〜!」
未央「さてさてお次は隣のレッスン場〜」
未央「おっ、こっちも丁度休憩に入った感じだねー!」
卯月「ご都合主義ですね!」
未央「メタ発言はやめたまえワトソン君!」
卯月「失礼しまむらー、ちゃんみお調査隊でーす」
比奈「ん?なんスか?」
未央「おー、ブルーナポレオンのメンバーだね!」
未央「ちょっと聞きたいんだけど、プロデューサーってどんな人?」
千枝「プロデューサーさんですか?未央さんたちも知ってると思いますけど」
卯月「そうなんですけど。実はプロデューサー、人によって態度とかが、全然違うんです!」
比奈「なんスかそれ、是非聞きたいっス」
春菜「いいネタになりそうですね!」
卯月「カクカクシカジカ」
比奈「へぇ、ホントにいろんな顔持ってるんスねプロデューサー」
千枝「かっこいいなぁ」
沙理奈「それで、アタシ達からみたプロデューサーがどんな感じなのか興味があると」
卯月「そうです!ぶい!」ダブルピース
未央「じゃあ今回は年齢順に行こうかな!まずは千枝ちゃん!お願いします!」
千枝「えっと、千枝のプロデューサーさんは、周りのことをよくみてて落ち着いててすごく大人って感じの人です」
未央「憧れの大人ってわけだ!」
千枝「そうですね、千枝もいつか隣にたっても恥ずかしくない様な大人の女性になれたら……」ポー
卯月「次は春菜さんですね!」
春菜「私のプロデューサーは、どんな眼鏡も似合う眼鏡男です!」
未央「おおっ、流石『眼鏡大明神』。プロデューサーですら眼鏡とは……」
卯月「あれ?でもプロデューサーさん普段は眼鏡掛けてませんよね?」
春菜「勿論伊達です、残念ながらプロデューサーは目がいいですから」
未央「あ、やっぱり?」
春菜「でも私が例のごとく眼鏡を勧めると必ず掛けてくれるんです。1度ふざけてアラレちゃん眼鏡を勧めたんですけど、きっちり掛けこなしてて驚きました」
未央「あのメガネのプロデューサー?想像できなーい」
卯月「次は合法ロリの1人、荒木比奈先生お願いします!」
比奈「ちょっ、アタシの説明だけなんでそんな感じなんスか」アセアセ
比奈「えーっと、アタシのプロデューサーは……、コミケの仲間?いや、戦友っス」
卯月「コミケの戦友?」
比奈「アタシの執筆が締切に間に合いそうになくって、手伝って貰ったことがあるっス。その時プロデューサーのありがたみを感じたっス……」シミジミ
卯月「つまり、わりとどうでもいい感じなんですか?」
比奈「とゆうより、必要なことだけ連絡があって、後は放置っスね。皆同じようなモンだと思ってたんで、前二人含め驚かされたっス」
未央「えー意外!プロデューサーがアイドルを放置とか!」
ガチャ
瑞樹「ごめんなさい、前の仕事が長引いちゃって」
P「今は休憩中か?ん?未央、卯月どうしてお前らがここにいるんだ?」
卯月「あっ、プロデューサーさん!」
未央「比奈さん!ここはどうして放置なのか聞いた方がいいよ!」コソコソ
比奈「そうっスね、何か自分だけ放置って腹立つっス」ムッ
P「おい、何をコソコソと」
比奈「やい、プロデューサー!」
P「ん?なんだ比奈?」
比奈「どうしてアタシの扱いだけ何かテキトーなんスか!」
P「なんの話だ?」
比奈「他の人達に比べてアタシの事を放置してるって事っス!」
P「俺の接し方の問題か?別に放置はしてないぞ、現につい先日お前の原稿を手伝っただろう」
比奈「そ、そうっスけど、そうじゃなくて!アタシだけアシしてもらってるだけで、会話とかスキンシップとか励ましとか無いじゃないっスか!」
P「そうか、てっきり比奈は過干渉やお節介を好まないタイプだと思ってたから……不満だったのか、すまん」
比奈「あ、いや今までのが別に不満だったわけでは……今日他の人の話を聞いて羨ましく感じただけっスし」
卯月「プロデューサーさん、比奈さんの事を考えた上でそうゆう態度だったんですね!」
未央「じゃあさ、放置してたのに他に何か理由はあるの?」
P「ん?比奈は休日以外の日は外でなら、わりとしっかりした奴だからな、俺がスケジュール管理しなくてもキチンと仕事をこなしてくれる。同じ20歳の友紀とは比べ物にならんよ」
卯月「比奈さんベタ褒めですね!」
比奈「ううぅ、何か恥ずかしいっス/////」
P「もう俺は行くぞ?幸子たち連れて帰らなきゃ」
P「あ、そうだ未央、卯月。凛が俺に変なこと聞いてきたんだが……なにかあったか?」
未央「さぁ?知らないよ?ね、しまむー」
卯月「島村卯月、知りません!」
P「ん、そうか。じゃあ俺は行く。お前ら午後にある仕事忘れるなよー」
バタン
瑞樹「えっと、何かいろいろ分からないのだけど……」
未央「それはカクカクシカジカ」
卯月「それでマルマルウマウマって訳です」
瑞樹「なるほど、それなら比奈ちゃんが荒れてた理由もわかるわ」
比奈「あはは」
卯月「とゆうわけで次は松本沙理奈さんお願いします!」
沙里奈「ワタシにとってのプロデューサーね、……そうね、頼りになる弟って感じかしら」
千枝「プロデューサーさんが、弟?お兄さんじゃなくてですか?」
沙里奈「そ、弟。確かに歳はアタシより上だけど、あの人案外ウブなのよ」
春菜「意外です!眼鏡が似合うのにウブだなんて!」
瑞樹(眼鏡とウブの関係性、わからないわ)
千枝(あんなに大人っぽいのに心は千枝と同じなんだ)
沙里奈「ワタシが後ろから抱きつくと顔真っ赤にして固まっちゃうのよ」
瑞樹「あらあらプロデューサーさんもオトコのコね」
比奈(アタシよくレッスン後とかおんぶされるんスけどね、色気が足りないんスかねぇ?)
卯月「流石『武器はおっぱい』と言うだけあって、普段から色仕掛けなんですね!」
未央「プロデューサー赤面させるとかやる〜♪」
千枝「これが、大人の女性……」
沙里奈「え、ええ!そうでしょ!」
沙里奈(実は互いにお酒入ってないとアタシから抱き着くことも、赤面も無いなんて言えない!!)
卯月「では最後に、わかるわさん!お願いします!」
瑞樹「か わ し ま み ず き !ファン内での呼び方はやめて!」
瑞樹「そうね〜、プロデューサーは良きビジネスパートナーって感じねっ」
卯月「えっ、そうなんですか!?」
春菜「婚約者とか」
千枝「運命の人とか」
未央「白馬の王子様とかじゃなくていいんですか!?」
瑞樹「な、なんでそうなるのよ!」
未央「なんでって、ねぇ?」
千枝「はい、川島さんだから、としか」
春菜「うんうん」
瑞樹「あなた達の中で私ってどんなキャラなのよ!」
未央「婚活がち勢」
春菜「書類に婚姻届を混ぜる人」
千枝「わかるわさん」
卯月「28歳短パンノースリーブ」
瑞樹「全部おかしいけど、特に後半が変よ!」
瑞樹「結局わかるわさんってなんなの!?わからないわ!」
瑞樹「卯月ちゃんに至ってはそれは衣装よ、衣装!」
沙里奈「流石大阪人、ツッコミがするどいわ」
比奈「これ、なんの話でしたっけ?」
ワーワーギャーギャー
沙里奈「プロデューサーの、年齢?」
比奈「ウ〜ン?」
──────────────────────
幸子「ちょっとプロデューサーさん!」
P「なんだ幸子?」
幸子「どうしてボクだけ扱いが酷いんですか!」
P「なんだ?今日はやけに接し方についていわれるな」
小梅「じ、実は今日、卯月さんたちとお話したの」
P「へぇ、どんな?」
輝子「し、親友が人それぞれ、た、態度が違うって話」
P「ふーん?」
幸子「そんなわけで、ボクに対する酷い行いを改めてください!それか、ボ、ボクの前でだけ『本当の性格』を見せてくれてもいいんですよ…?/////」
輝子「親友!トモダチに隠し事はナシだ!」
小梅「え?見てて、くれるの?わかった、頼むね?」
あの子「」コクリ
P「馬鹿言ってないで、ほら、着いたぞ。俺は次にいかんといかんから、さっさと降りろ」
──────────────────────────
未央「それにしても、今日はプロデューサーの色んな顔知れたね〜」
卯月「はい!あの後聞いたあやめちゃんからは忍者のようなミステリアスな人、肇ちゃんからは不言実行の体現、茜ちゃんからは元気でパワフルボンバーな人、千秋さんからは未熟だけど一緒に成長できる人」
未央「加蓮ねぇからは心配性、奈緒ねぇからはアニオタ、杏ちゃんからは鬼畜な社畜、楓さんからはギャグを聞いてくれる人、他にもいろいろあったね!」
卯月「別に会話が面倒でまとめあげただけじゃないですよ!」
未央「断じて!そんなことはないよ!」
───────────────────────
P「ふぅ、今日はえらい目にあった」
P「行くとこ行くとこ似た様な質問」
P「『誰に見せてる顔がホンモノのアナタ?』か……」
P「……」
P「……ぷっ、くくくっ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
P「本当の俺なんていないよ、だって」
P「全部ホンモノなんだから」
P「お前らは俺の顔を思い浮かべられるか?」ククク
そう言って嗤いながら、『顔のない』その男は夜の闇へと溶けていった。
むふぅ、なんかやっつけっぽくなっちゃったけど人数多いもの、ちかたないね!
パッションゲージが溜まって漏れだしたら、オマケ的に他の子たちのも書くかもです。
誰かポンコツ肇SSください((
オマケ
卯月「あ、ミスドがありますよ!」
未央「小腹も空いたし、ちょっと食べていこうか!」
店員「イラッシャイマセー」
卯月「うーん、オールドファッション2つとポン・デ・リングください」
未央「オールドファッションとは、流石しまむー!自分のキャラわかってるー!wwwwww」
卯月「?」
未央「アハハハ、アタシはフレンチクルーラーと、あとこのちっこいのください!」
店員「カシコマリマシター、店内で飲食なさいますか?」
卯月「はい!」
店員「カシコマリマシター……、お会計○○円になりまーす」
未央「ん、ちょうどっと」
店員「アリガトーゴザイマシター」
卯月「うーん、結構混んでますね」
未央「そうだね、ってあ!」
卯月「ん?あっ!」
法子「パイセン!時子パイセンどうぞ食べてください!」
時子「何時までその呼び方を続けるつもり?いい加減同じ事を言わせないでくれないかしら?」
茄子「ふふっ♪仲が良いんですね♪」
時子「アナタ、胸に栄養が行き過ぎて目で物がみえなくなったの?この状況でそう見える?」
卯月「時子さんと法子ちゃんだ!」
未央「今日は茄子さんも一緒なんだ!珍しい組み合わせだね!」
卯月「それじゃあ、行きましょ~」
卯月「法子ちゃん、失礼しまむらー」
法子「あっ卯月さん!未央さん!」
時子「なんなのアナタたち」
未央「ちゃんみお調査隊だよー!」
時子「は?ちゃんみ……なんて?」
茄子「ちゃんみお調査隊ですよ。二人もドーナツを買いに?」
卯月「はい!おいしいです!」もっきゅもっきゅ
法子「流石卯月さん!オールドファッションなんて普通ですね!」
時子(褒めてるのかしら、それとも貶してるのかしら)
未央「三人が一緒なんて珍しいですね!特に茄子さん!」
茄子「ナスじゃなくてカコですよ~♪」
茄子「偶然入ったらお二人がいたので~♪」
卯月「そうなんですかー」
未央「今、私たちプロデューサーの接し方を調査してるです!協力してくれますか?」
時子「嫌よめんどk 法子「いいですよ!」ちょっと!」
未央「ありがとー♪」
卯月「じゃあはじめにk 法子「私やるー!」法子ちゃん」
法子「はいはーい♪えっとねー!プロデューサーさんはねー」
時子(どうせドーナツ)
未央(たぶんドーナツ)
茄子(どんなドーナツかしら)ワクワク
法子「世界一のドーナツ職人!」
時子&未央「「!!?」」
茄子「あらあらそうゆうドーナツの使い方」
法子「プロデューサーさんの作るドーナツって凄いんだよ!揚げてるのにすっごくヘルシーでフワッフワなの!」
卯月「そうなんですかー私も食べてみたいなぁ」
法子「是非一度食べてみたほうがいいよ!」
未央「ドーナツ以外でプロデューサーって何かある?」
法子「?ドーナツ以外??ないよ?」
卯月「あ、うん。ありがとうございました」
未央(プロデューサー可哀想だなぁ)
卯月「じゃあ次は、時子さん!」
時子「は?(威圧)」
卯月「……!時子様お願いします」
時子「まぁいいわ。退屈しのぎに私の下僕の話をしてあげる」
未央(やっぱり下僕なんだ)
時子「下僕って言ってるとおり、アイツは私の所有物よ。そして、他の豚どもとは違う有能な下僕よ」
未央「それって、褒められてます?」
時子「私に人として扱って貰える時点で光栄なことなのよ?アナタの頭に入ってるのは綿か何かなの?」
未央「うっ、しまむーぅぅ」
卯月「申し訳ございません時子様、話を続けてください」
未央「しまむー!?」
時子「まぁいいわ。……下僕は私の忠実な下僕であり手足よ、私の命令には基本的に従うし上下関係も分かってるわ、ただ」
法子「ただ?」
時子「罵声も鞭打ちもアイツは涼しい顔でツマラナイわ、礼の1つもないんだもの」
未央「鞭打ちされてお礼は 卯月「大変貴重なお話、誠にありがとうございました」」
茄子「ふふっ♪そうですね~、プロデューサーは、私のお守りですね!」
卯月「私のお守り?」
茄子「はい、私は幸運系アイドルなんですけど、昔は『疫病神』ってあだ名だったんです」
未央「え?なんで!?」
茄子「とゆうのも、私の幸運の裏で、身近な誰かが不幸になるんですよ。私の幸運度合いに応じて分散して複数が小さな不幸になったり、1人が同等の不幸を受けたり、そんなだったから私は『疫病神』って呼ばれてたんです」
時子「ふーん」
茄子「プロデューサーと出会った時は驚きました、世の中こんな人がいるんだって」
法子「どうゆうことですか?」
茄子「プロデューサーは自分が不幸になりやすくて、周りを幸福にする人だったんです」
卯月「全く正反対ですね!なんか運命的です!」
茄子「ふふっ♪そう考えるとそうかもしれないです、私にとって最高のパートナーですから、私の幸運で不幸な人は減りました」
茄子「彼も、彼がそうゆう体質で、それに打ち勝ってきた強い人だから私を受け入れてくれました。私にとっては幸運な出会い、彼にとっては不幸な出会いだったんですね……。」
卯月「なんだか哲学的で分からなくなってきましたぁ」
法子「ぅぅぅ」
時子「ふんっ、下らないわ」
未央「そんな言い方っ!」
時子「この財前時子の優秀な下僕がその程度の不幸に屈するはずもないわ!法子、そろそろ仕事よ。行くわよ!」
法子「え?あっ、はい!」
卯月「私たちもそろそろいきますね、この後プロデューサーさんと会いますか?」
茄子「はい」
卯月「なら聞いてみてください。きっといい返事が聞けますよ♪」
未央「なんたって私たちのプロデューサーだからね!☆」
茄子「ふふっ♪」
短いけど今日のオマケはこれで!
友人に誰を出せばいいか聞いたらこの三人でした。
次からは安価投げますね。3人の名前かグループでおなしゃー。
椎名法子は天真爛漫ドナキチ天使可愛い。
ドナキチ天使「これ?天使の輪じゃなくてドーナツですよ!」ドヤドナァ
>>51
グループで出たことある人は除かれます
自由に三人選ぶかグループ指定ってこと?
安価下
未央「今日の仕事って何だったっけ?」
卯月「CGプロの系列の商品のCMですよ!」
未央「そうだったね〜wwwwww」
卯月「今日は事務所の後輩たちも来るんですから!しっかりしないとですよ!」
未央「そうだったね!がんばろっと!」
ガチャ
アナスタシア(以下アーニャ)「あ、未央、卯月さんおはよう、ございます」
蘭子「煩わしい太陽ね!(おはようございます!)」
飛鳥「おはよう、今日は二人の仕事ぶりをしっかり見させて糧にさせてもらうよ」
卯月「おはようございます!蘭子ちゃん!飛鳥ちゃん!アーニャちゃん!」
未央「やぁイイ挨拶だね!ところでどうしてアーニャちゃん?」
アーニャ「凛が、行方知れずで、代わりに来ました」
未央(しぶりん……)
卯月「それはすみません!」
アーニャ「構いません、ヴ ミェースチュ(一緒に)頑張りましょう」
卯月「はい!あっ、そうだ!未央ちゃん!」
未央「おっ?アレしちゃう?」
飛鳥「アレ……?新人いびりかなにかかい?」
未央「違うよ!そんなんじゃなくてちょっとした質問!」
卯月「プロデューサーをどう思ってるかって事を少し聞きたいだけです!」
飛鳥「彼の事?僕たちの事じゃないのは裏があるように思えるけど」
未央「警戒しなくてもアタシたち単純にプロデューサーの新人への対応が知りたいだけだから!」
卯月「それにプロデューサーに何かされてるならここで知っておいた方がいいですし!」
飛鳥「ふーん、まぁ、釈然としないけど、悪意はなさそうだし、良いよ」
卯月「ホントですかっ!ありがとうございます!」
飛鳥「そうだね、ボクと彼はまだ長い付き合いとは言えないけれど、彼は他の大人たちとは違って尊敬に値する人だと思うよ」
飛鳥「ちょっと昔話でもしよう、理解(わか)って貰うには遠回りが一番だからね」
飛鳥「ボクが彼と初めて会ったとき、スカウトだったんだけど、彼はボクになんて言ったと思う?」
未央「へいっ!そこの可愛いお嬢さん、俺とお茶しませんか?wwwwww」
蘭子「戯れ言を申すな!(絶対ありえません!)」
飛鳥「残念、正解は、へいっ!そこのカッコイイお嬢さん、俺とお茶しませんか?だよ」
未央「ブフゥッ」
蘭子「禁書を掠めていたと!?(惜しかったんですか!?)」
飛鳥「彼はボクが『かわいい』より『カッコイイ』と言われて喜ぶ変わり者だって一目見てわかったんだろう、その時相当な審美眼を持ってるなって印象だったかな。ボクはその後彼と数時間何気無い世間話に花を咲かせて、その日は別れたよ」
卯月「あれ?スカウトは??」
飛鳥「うん、でもボクには彼がまた来ると何故か確信していたよ、今思えば知らない男と数時間話したりして、人生に退屈していたボクは彼に何か期待していたのかもね」
アーニャ「それで、どうなったんですか?」
飛鳥「彼はまた来たよ、ボクが待っていたのを知っていたかのように、そして単刀直入にアイドルにならないかと言ったんだ。ボクは彼の目から自信と責任を感じて受けた。彼が尊敬に値すると言ったのは、その自信に違わない成果を、変わり種のボクに与え続けてくれているからなんだ」
未央「プロデューサーって凄いんだね」
卯月「数時間も話し込むなんてびっくりしました!」
未央「そこかい!!」
卯月「えへっ!」
ちゃんみお草生やしすぎじゃね
卯月「じゃあ、次は蘭子ちゃん!お願いします!」
蘭子「えっ?わたし!?(む、我か)」
飛鳥「蘭子、逆逆」
蘭子「!!!……コホン」
蘭子「我にとってプロスデューサーは良き好敵手(とも)であり“我が主”でもありながら――。
我はこの格好の通り他とは隔離された存在、背負いきれぬ業を持つ罪深き種族とは。我はあらゆる事を言われた・・・。
だが、そんな我に白魔法を操る手を差し伸べ、勇気づけて捧げよと言ったのだ。勝利の余韻もさめやらぬ中、我の眷属達に何者をも恐れぬ強靭な意志(おもい)を届けようと、私を偶像にしてくれたのだ。」
『私にとってプロデューサーは良き友であり恩人でもあります。
私はこの格好の通り他の人とは違うからいろんな事を言われることが多かったんです。
でも、そんな私に手を差し伸べてくれて。勇気づけてくれたんです。そして、全国の私みたいな人に勇気をあげようって、私をアイドルにしてくれたんです。』
蘭子「それに、かの者は漆黒の魔導騎士が如く、妖しくも豪傑であり、我が真の理《コトワリ》。って、何をいわせるか……!愚かな己を恥じるわっ!
『それに、プロデューサーは黒騎士みたいで不思議で恰好いいし、大好き。って何をいわせるんですか!うぅぅ、恥ずかしい』
未央「らんらん可愛いねぇwwwwww」
飛鳥「流石は魔王(キュート)wwwwww」
卯月「じゃあ、最後はアーニャちゃん!お願いしまむら!」
アーニャ「ダー、わかりました」
>>61
草を生やすと2倍に増えるっぽいです。
気づきませんで申し訳ない。
ちゃんみおが責任をもって芝刈りしまむら。
───────────────────
プロデューサーは優しい人です。
私が育った村は、北海道の奥の方で、日本人よりロシア人の方が多かったです。
私は、プロデューサーからスカウトを受けて東京に出ました。
まだ日本語の上手くない私は、ステージになかなか上がれず、上がっても、トークの度にファンの方々から冷たい目を向けられてました。このままやっていけるのか、不安で、もしプロデューサーからも冷たい目をされたらと考えると、ひどく恐ろしくなって。
────────私はプロデューサーから逃げ出しました。
ピンポーン
P「アーニャ、いるか?」
プロデューサーが呼んでいます。でも私は逃げ出したんです。出られません。
P「休みの連絡が無かったから来たんだ、居るなら返事してくれ」
アーニャ「……」ギュゥゥ
プロデューサーが私を心配してくれています。私は息を殺して毛布にくるまりました。
\ドタン/
毛布を引っ張ったとき、端を踏んでいた椅子が倒れてしまいました。これでもう、家にいるのがバレてしまいました……。
P「おい!大丈夫か!?そんなに体調がよくないのか!?」
プロデューサーは優しいです。役立たずな私でも病気だと信じて心配してくれているなんて……。
P「今助けるからな!」ガチャガチャン!
アーニャ「!!?」
開いた!?どうして?いや、今はそれよりもプロデューサーが来ちゃ……
P「アーニャ!!!」
アーニャ「!」ビクッ
もうダメです……。プロデューサーに捨てられてしまいます。嫌われたくなかった、だから逃げたのに……。
P「アー……ニャ……?」
ほうけた表情のプロデューサーが立っています。
アーニャ「アタイヂーチェ!近寄らないで、下さい!」
アーニャ「もう、嫌、なんです!私にはムリだったんです!」
涙が溢れてきます。
P「どうしてだアーニャ!」
アーニャ「初めは、アイドルは、ムニェ パヌラーヴィラシ、とても楽しかった、でも、いつもファンの目がボーリナ、痛かったです」
アーニャ「プロデューサーはいつも温かく私を迎えてくれました。それが一番辛かったんです!もう……もうアスターフィチュミニャー!」
アスターフィチュミニャー(放っておいて下さい)
なんて、言いながら。プロデューサーがロシア語がわからないのをいい事に日本語に訳しませんでした。
私はズルイです。
P「……」
プロデューサーが何も言わず近づいて来ます。
アーニャ「嫌!来ないで!ヤー パサヴィ ミリーツィユ!!警察を、呼びますよ!」
P「アーニャ!」ガシッ
肩を掴まれました、……嫌です、何もかも。
P「ごめんな」
どうして、謝って……?
P「お前のプロデューサー失格だな、お前が辛そうにしてるのに、全然気づけなかった」
アーニャ「………………」
P「アーニャは強い娘だって、アーニャなら大丈夫だって勝手に押し付けてた、すまない」ボロボロ
アーニャ「プロデューサー、ありがとう、ございます。でも、もうダメです。私では、一番になれません。ごめんなさい」
P「そんな訳ない!」
アーニャ「!?」
P「アーニャはこんなにも綺麗だ!それに、アーニャには素敵な歌声もある!!」
アーニャ「プロデューサー……」
P「もう一度だけ、俺を信じてくれないか?今度こそ『最高の魔法』をかけてみせるから……」
アーニャ「!……わかり、ました」
P「ありがとう!アーニャ!!…………ところでアーニャ?」
アーニャ「?」
P「どうして、その……ニージニェイユビリヨーだけなんだ?」
アーニャ「///」
───────────
卯月「えぇー!!!???」
アスラン・未央「???」
アーニャ「恥ずかしいです///」
未央「つまり、……どうゆうこと?」
卯月「アーニャちゃん、下着姿だったんですよ!!」
飛鳥「なっ!?」
蘭子「最後の砦!?(下着姿!?)」
未央「えっ、その後どうなったの!?」
アーニャ「ウミニャーアスターヌッツァパーシェヴィスパミナーミロ、いい思い出になりました」
アスラン・未央「///!!?」
アーニャ「フフッ、ローシ、です♪」
卯月(ほっ、嘘ですか……)
本日のオマケはココまでッス。
来週は奏ちゃんとしゅーこちゃんと安価で誰かだったハズなんスけど、ちょっと来週の土日は用事があって、すみません。
再来週には確実に再開するんで、一応安価を>>74で誰か1人取りまス。
ご指摘等々ありましたら遠慮なく言ってくださいッス!
しきにゃん
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