榛名「提督!提督!」
提督「どうしたね榛名よ」
榛名「こんなもの拾いました」
提督「……なんだ、これは」
榛名「ウスイ・ブックです!」
提督「どこで拾ったねそんなもの」
榛名「みてくださいみてください!」パラパラ
提督「こら、やめるね、ひらくな、マジマジとみな……なんですかこれ。いわゆる一般的なエロ本とは思えないプレイが繰り広げられてるね」
榛名「これは丸呑み本です!」
提督「なんて?」
榛名「丸呑み本です!」
提督「……言ってることがよくわからないね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432351080
ところでベクター、このスレがちんくるに表示されないんだが、おまえの仕業か?こまる
提督「わけのわからないことを……少しそれを貸しなさい」
榛名「はい!」
提督「……絵柄は、まぁ、よくある萌え系のものですね、しかしこの表紙にでてくる子以外には肉色のものしか書かれていませんね」
榛名「それが丸呑みです!」
提督「……これが、エロ本というか、R-18なのですか、いや確かに局部は露出してますが、その、よくわからなさすぎて……ていうかグロい」
榛名「それは消化されないからまだまだノーマルですよ」
提督「消化!?消化されちゃうね!?」
榛名「はい!いわゆるリョナ系ですから!榛名は大丈夫です!」ムッハー
提督「りょな、ってのもわからないね……」
榛名「提督はリョナもご存知ありませんか?ダメです!今時の提督ならそのくらい知っておかないと!」
提督「大半が知らないね、まちがいないね」
榛名「でもそんな純白無知な提督でも榛名は大丈夫です!榛名が丸呑みについて、ひいては大前提のリョナについて詳しくレクチャーします!」
提督「聞いてないね」
榛名「さぁ、お越しください提督!榛名の部屋でお話ししましょう!」
提督「ちょ、待つね、勝手に話を進めないで、まだ仕事が」
榛名「榛名は大丈夫です!」
提督「俺がダメなんだよね」
提督「連れ込まれてしまったね、もうダメね」
榛名「それではレクチャーを開始します!榛名は大丈夫です!教科書の3ページ目を開いてください!」
提督「教科書ってこの表紙が傷ついた女の子のこれ?『著者 瑞鶴 出版社 シンカイブックス』……待ってくれ、色々ダメだ、しにたい」
榛名「口調」
提督「はっ、危なかったね……」
榛名「それでは概要を説明します。リョナとはもともと『猟奇的なオナニー』が縮まったもので」
提督「待て」
榛名「なんですか」
提督「もう俺のライフはゼロだ、すでについていけない」
榛名「口調が」
提督「作れるか!!!!!!」
解決しました、見れました
榛名「では改めて、リョナというのは猟奇的なオナニーの略称で、もともとはゲームなどで女性キャラクターが攻撃された時の悲鳴や、漫画等で傷つけられた状態に興奮し、それをオカズにするオナニーを猟奇オナニーと呼ぶようになりました」
榛名「それがだんだんと縮まって、リョナニー、それがさらにリョナになったわけですね」
提督「知りたくもなかったことを知ってしまった……汚された気分だ」
榛名「で、リョナの特徴は、人によって定義が全く変わることです。例えば、手足切断からリョナとか、殴られたりしたらもうリョナとか、性向描写など含んだらリョナじゃないとか、千差万別ですね」
提督「やめて」
榛名「かなり定義が曖昧なのは、目覚める原因が多々に渡るからだと思われます。例えば格闘ゲームで女キャラがボコボコにされてそれに興奮とか、単純にピンチに陥って息を切らしてるシーンとか……この艦これでも、中破から私たち艦娘の服が破けて、中には少し傷つく子もいます、あれもリョナの一つと取る人もいるかもしれません。榛名は大丈夫です」
提督「それいってりゃ榛名維持できると思うなこら」
僕は女の子にめちゃめちゃにされる方がすきです
おっおーう、すいませーん、遅れましたー
榛名「補足しておきますか。11ページ、>>11さんのインタビューがのってますね。この女の子にめちゃくちゃにされる方が好き、というのは男リョナ、あるいは逆リョナと呼ばれます」
提督「んー……SMとはちがうのかね」
榛名「んー、受け取り方の違いでしょうか。ハードsmなら人によってリョナと受け取るかもしれません」
榛名「さてさて!本題に入ります提督!今回はリョナの中でもまた異質な丸呑みについて、知識を深め、また実践したいと思います」
提督「はー、気が乗らな……実践?」
榛名「では、丸呑みの項目を開いてください」
提督「まって、まって、実践て」
榛名「急いでくださいね~、あまり時間はありませんよ!……はい、開きましたね」
榛名「丸呑みは、海外ではvoreと呼ばれる、多くの人がリョナに分類するシチュエーションですね。かなりマイナーというか、ニッチな性癖ですけど榛名は大丈夫です」
提督「あー……なんで丸呑み、か。それに性的興奮を覚える人がいるね」
榛名「そういう性癖だから、としか。まあその中でもまた趣向が多岐にわたりますけど……参考画像を用意します。こちらです」
http://i.imgur.com/L0QF9n4.jpg
提督「……ドラゴンボール?」
榛名「ええ、セルが18号を吸収するシーンです。多分一番有名な丸呑みです」
提督「あぁ、セルの恐ろしさに戦慄したもんだ」
榛名「これをいやらしいと感じる人がいるんです」
提督「……マジで?」
榛名「マジです」
榛名「抵抗も虚しく頭から咥え込まれ、腕を補食器官に抑え込まれ、身をよじり足を振り回す無様な姿を晒し、やがてそれすらも出来なくなり、ごくりゴクリと飲み込まれていく……」
榛名「これが丸呑みです!」
提督「……なにがいいんだ」
榛名「ちなみに、捕食というこれまた似通ったリョナ性癖がありますが、捕食と丸呑みは咀嚼するかしないかという違いがあります。噛むという行為を行わない丸呑みの方がどちらかというとソフトですね。50歩100歩ですが」
提督「本当だよ」
榛名「それではさらに説明していきます」
榛名「丸呑みは主に日本より海外での方がメジャーな性癖です。先ほど言いましたvoreです。読みはぼあですよ。ケモナーとセットになったシチュエーションが多いですね。どちらも海外人気のシチュです」
榛名「先ほど多岐に好みが分かれると言いましたね。それを少しだけ紹介しておきましょうか」
丸呑みに興奮するというか、あの段々と堕ちていく様子を見るのがいい
基本女×化物だが、たまにある男がモンスター娘に食われるのは最高だ
榛名「まず、捕食者被食者の分類です」
榛名「丸呑みというのは当然何かが何かを飲み込むという行為ですから、いうなれば役者が必要です」
榛名「基本的には被食者側は可愛らしい人間や動物等が対象です、例外もありますが」
榛名「たいして捕食者は多岐にわたります。ご紹介しましょう。0ページ、えーと裏表紙めくってください」
提督「なぜここが0ページ……?」
榛名「まるのみ、じゃないですか♪榛名は大丈夫です」
提督「……」
1.人外
榛名「丸呑み、というからには噛まないで獲物をそのままの大きさで飲み込む巨大さが必要になります。蛇のように現実的な大きさで巨大な獲物を丸呑みにするのは例外ですが、多くのシチュエーションでは捕食者側には人外の存在が登場しますね」
榛名「艦これでいいますと、駆逐イ級とか、レ級の尻尾などがこれにあたります。巨大な深海棲艦に呑まれる、というウスイ・ブックもありますよ」
提督「へぇ……(どうでもいいね)」
榛名「世間一般では、ドラゴンとか、ケモノが多いですね。ケモノですよ、獣じゃないです、榛名は大丈夫です」
提督「口癖かね」
榛名「物語に出てくるようなドラゴンや巨大なケモノなどもいますが、オリジナリティー溢れる丸呑みに特化した創作生物がにんきですね。名前は出しませんが、少し調べれば出てきますよ」
>>18
もん☆ぱらご購入おめでとうございます
2.植物系
榛名「植物に呑み込まれるものも結構あります。海外ではplantvoreと呼ばれます」
提督「これはなんとなく予想がつくね。ハエトリソウとかウツボカズラとかそういうのだろうね」
榛名「そうです。植物系はこのように現実に存在するものを巨大化させた、というものですから想像しやすいんですね」
榛名「これもまたオリジナリティー溢れる丸呑みのためだけに生み出された植物がいます。やわらかい肉壁でぎゅうぎゅうに締め付けるとか、そうするとその捕食器官には食べられたものの姿がくっきり浮かぶとか」
提督「……植物に、肉壁?」
榛名「しーっ……そういう植物なんですよ」
3.機械系
榛名「これはめったに見ません。そもそも捕食しているというシチュであって、そういうのが必要なさそうな機械ですから」
提督「ふーん」
榛名「ただ確かに存在はします。捕食口から対象を捉え内部で拘束したり消化液で処理したりとか。また、他のに比べて性的な行動を行うものも多い印象です。これには機械姦も含まれますね」
提督「へー(棒」
4.人間
榛名「これは丸呑みに分類する人としない人で分かれますが、巨大化した人間が、あるいは小さくなった人間を、呑み込むというのもあります。最近はやりのモンスター娘は人外とこれの中間にありますね」
榛名「つまり、私が大きくなって提督をごっくんしちゃえばこれに含まれます。榛名は、大丈夫です……」ジュルリ
提督「やめろ怖いね」
榛名「このシチュエーションには、巨大娘やシュリンカーがほぼ自動的にふくまれます。同じサイズ同士で呑み込むというのはかなり少ないですね」
提督「物理的に無理だろう」
榛名「ここは二次元ですよ?」
榛名「まあ大体こんなものですかね、他にももちろんありますけど、ほとんどはこれで分類できると思います。どれがお好みですか?」
提督「どれもやだね」
cockvoreもとりあげてほしい
今更だけどセルの画像で呑まれてるの17号じゃない?
>>28
あれだけは無理。カバー範囲外
>>29
マ ジ だ
榛名「それでは次に、描写について説明します」
提督「描写ね……」
榛名「簡単に言いますと、丸呑みのどの部分を表現しているか、です」
榛名「まず、呑み込む直前。口に含んでもいませんが、あぁ、次の瞬間丸呑みされちゃうんたな、というのがわかりながら被食対象の全体図を見ることができます。かなり数がありますね」
榛名「このパターンの場合捕食対象は手や触手などで対象を拘束し、舌舐めずり、または大きく口を開けているパターンが多いです、こんな風に」アーン
提督「飴ちゃんをやろうね」スついて
榛名「あむっ……♪」
提督(黙ってりゃかわいいのに)
榛名「はっ……勝手は榛名が許しません!もうっ……」コロコロ
榛名「では次、上半身呑み込みのパターンです。画像を用意しました、大体こんな感じです」
http://i.imgur.com/r1nnqAT.jpg
提督「えらくコミカルね」
榛名「そういうの選びましたから。見ての通り、上半身をパクッと咥えられた状態ですね。顔が見れないものが多いですが、腕まで飲まれてほぼ助かる見込みのない状態であることや、お尻や足が好きな人とかはこれに強烈なフェティシズムを感じちゃうんです」
提督「やはりわからない……」
榛名「個人的には、捕食者の体を蹴りつけたりして抵抗したのにその足を掴まれて、押し込まれたり、はたまた口内でベロベロと舐めまわされて抵抗の気力を削がれるのが好きです」
提督「そう……(無関心」
榛名「ではこんどは真逆、足から飲まれるパターンです」
http://i.imgur.com/BMtmAc3.jpg
提督「こりゃまた、可愛らしい……」
榛名「こっちは結構助かる見込みのあるパターンですね、武器持ってたりとかだとなお。しかし腕が自由な分激しい抵抗を無理やり力の差で押さえつけて呑み込む……いいですね」
榛名「後これは下半身の……あーんなとこやそーんなとこをペロペロされたりする性的描写が含まれることも多いです。顔も見えますし、上半身よりどちらかというと初心者向けかもしれません」
提督「何が違うかわからないけどね……」
榛名「では次、ある意味本番体内描写です、ここから大幅に18禁率が増えるので参考画像は無しです、いろいろ危ないし、榛名は大丈夫ですけど」
提督「なにがだね」
榛名「これ主に二つパターンがあります。口内描写と体内描写ですね。口内描写から説明します」
榛名「口内描写、名前の通りまだ喉より奥には呑み込まず口の中でもぐもぐしてる状態です。丸呑みである以上歯は使わず主に舌で嬲る描写、あるいは単に口の中を被食者眼線で表すことが多いです」
榛名「今にも噛まれはしないかという恐怖、まだ脱出する希望がある分よりタチが悪いですね、そしてわずかなあがきも虚しくゆっくり、ゆっくりと、唾液まみれにされながら喉奥へと押し込まれていく……あぁっ」パク
提督「飴気に入ったね」
榛名「気分に浸れますもごもご……次は体内描写です」コロコロ
榛名「個人的に丸呑みのクライマックス、体内描写はその名の通り、食堂あるいは胃、偶に腸……そのた謎器官の中での描写です。ここまでくるとほとんど助かる見込みはありません。諦めてヌッチョヌチョにされてください」
提督「嫌な表現やめぇ」
榛名「この状態ではおもに粘液、あるいは消化液にまみれた肉壁で対象をぎゅうっと締め付けたりする描写が多いです。特徴なのは、ここででる消化液はそれはもう不思議なほど消化力が弱いことです。やっぱり肉壁にぬちょぬちょされる描写を増やしたいんでしょうか、私得ですけど、榛名は大丈夫です」
提督「言いたいだけだろ」
榛名「だって想像してください!!例えば、そう……夕立ちゃん改二!」
提督「お前の妄想で夕立を汚すな」
榛名「だってですよだってですよ!!奮戦虚しく敵にやられ、海の上を漂う夕立ちゃん、それを巨大な……仮に深海棲艦丸呑みム級としましょう、それが大きな口を開けて、海水ごと夕立ちゃんを呑み込みました!」
榛名「直ぐに口を抜けて、狭苦しい食堂へとさしかかります、鼻に付く異臭、ヌメつく粘液、夕立ちゃんちゃんの大破した艤装では肌の全ては守れません、怖気の走るぬめつく肉壁が素肌を擦りあげます……」
榛名「蠕動運動を繰り返しながら徐々に胃の中へと送り込まれる夕立ちゃん、その度に汚らわしい肉壁が、露出した素肌を、かろうじて守られてる胸を、お尻を、粘液を染み込ませながら擦りあげます。嫌なはずなのに……助けて……夕立ちゃんは泣きそうです」
提督「そりゃ泣くだろうね、妄想の中でこんな風にされてると知ったら」
榛名「そして……ついに、胃の中へ、まるでヘドロのような消化液が滴り落ちるそこはなんだか肌がヒリヒリします、そして胃が収縮を始めて……」
榛名「ぎゅーーーーーーっと胃壁が夕立ちゃんを強く締め付けました!顔まで強く押さえつけられ呼吸すらできません!消化液を塗りたくるように胃の壁がグニグニと蠢き、その度に、だんだんと溶けて露出が増えた夕立ちゃんの素肌を舐めるように揉みしだきます」
榛名「酸素不足で朦朧とした意識の中、夕立ちゃんは思っちゃうんです……『キモチイイ』って……あぁ……」
提督「」カチ
榛名「あれ?なんの音ですか?」
提督「あぁ、ボールペンかちってやった」
榛名「そうですか」
提督(本当は今の録音したんだけど。あとで金剛型の他の三人に聞かせて家族会議勃発させてやる)
榛名「と、まぁ、具体例まで出して体内描写を紹介しましたね」
榛名「よく体内に触手が生えててそれに犯されるパターンもあります。結構好みが分かれますね、私はないほうが……」
提督「そうかそうか」
榛名「さて、こんなところでしょうか!本当はもっと語りたいんですが、初心者の提督にはこれくらいがちょうどいいでしょう」
提督「やっと終わったか……」
榛名「あとは実践です」スッ
提督「いや実践てどうやって……」
榛名「スモールライト=ジツ!イヤーッ!」
提督「グワーーーーーッ!!!な、なんだ!体が小さく……!!」
榛名「提督には丸呑みプレイの良さを知っていただくために、丸呑みを体験していただきます……つきましては、呑まれる側の気持ちを体験してくださいね……大丈夫です、榛名は大丈夫ですから……」ハァハァ
提督(ミニ)「おいやめろバカ!食われたら死ぬだろうが!!!!!」
榛名「大丈夫、榛名は菅娘ですから。消化液だって止められるし、普通の生物と違って食道や胃に提督が呼吸するスペースくらい作れますから……」ハァハァ
提督「艦娘ってなんなんだよ!おいやめろ!摘むな!離せ!!!!」
榛名「暴れちゃダメです、勝手は榛名が……」アーーーン
提督「ヤメロバカ!ザッケンナコラー!」パタパタ
榛名「許しません」
ぱくっ
数時間後
『ヤメローヤメロー!』
『そんなこと言って提督!!榛名のお腹の中が気持ちいいんでしょう!榛名は大丈夫です!!』
『ダッコラー!声が胃の中に響くから大声出すなコラー!』
『あーっはっはっは!あと数十分は提督をお腹の中でヌチャヌチャしてあげます!あーっはっはっは!』
カチッ
提督「以上、録音ね」
金剛「」
比叡「」
霧島「」
榛名「」ダラダラ
比叡「……榛名、その、趣味って人それぞれだけど、無理やりまきこむのは……ね?」
榛名「ハイ」
霧島「失望しました……ここまでのど変態なだけでなく提督にまで、迷惑をかけるなんて」
榛名「ゴメンナサイ」
金剛「」ワナワナワナ
金剛「榛名ぁっ!!」
榛名「ひゃいぃ!!?」
金剛「あれだけ!あれだけくすぐりフェチにしとけって言ったのに!!!!!!」
提督「え」
比叡「え」
霧島「え」
榛名「え」
金剛「え」
金剛「アッ」
艦
くぅ~疲れましたw丸呑み流行らせオラ
それはそうと夕立ちゃん時雨ちゃんが狭い肉壁の中に閉じ込められてヌルヌルのヌチャヌチャにされちゃってそのまま延々と肉壁に弄ばれるssください
このSSまとめへのコメント
丸呑みって言うと、瑞鶴と愛宕は特に多いよね
母胎への回帰願望ってのもあるし、まぁ多少はね?
リョナって略称だったのか
俺も知らんかった