蘭子「何と？我が力を見せる時が？」

武内P「ええ…今回は神崎さんに出ていただく事になりました」

蘭子「ふ…容易い事。して儀式の贄は？」

武内P「…相手の方は、本番が始まるまで不明です」

蘭子「見えぬ敵と闘えと…」

武内P「しかし、神崎さんなら出来ると信じております」

蘭子「…良いだろう。我が下僕…いや同胞よ！行って参る！」

蘭子「…」

蘭子「(どうしよう…)」

蘭子「(相手、どんな人なんだろう…)」

アーニャ「蘭子？」

蘭子「ふえっ！？」

アーニャ「どう、しました？顔の、色が…」

蘭子「…ふ、今はまだ力を出す時ではない…安息の時よ…」

アーニャ「緊張、しているのですね…」

蘭子「…」

蘭子「(…みんな、順調に終わってた…)」

蘭子「(私も、出来るかなあ…)」

蘭子「(相手の人、優しい人だと良いなあ…)」

蘭子「zzz…」

蘭子「(…みんな、順調に終わってた…)」

蘭子「(私も、出来るかなあ…)」

蘭子「(相手の人、優しい人だと良いなあ…)」

蘭子「zzz…」

>>4
>>5
ミス

当日

蘭子「ここに我が身を置けと？」

スタッフ「はい。この椅子に座ってお待ちください…」

蘭子「…この巨大なローブは？」

スタッフ「お二組を介するカーテンです」

蘭子「我と対する者がそこに？」

スタッフ「はい。後30秒程で開けられますので…」

蘭子「…(何で静かなんだろう…)」

10…9…8…7…

蘭子「6…5…4…」

3…2…1…

蘭子「0」シャッ

https://pbs.twimg.com/media/B_aUTsrVEAAgUfG.jpg





蘭子「…」

GACKT「…」

蘭子「…」

GACKT「…」

蘭子「…」

GACKT「はじめまして」

蘭子「は、はじめまして…神崎 蘭子です…」

GACKT「よろしくね」

蘭子「(握手…)はい…」

GACKT「ふーん…ローゼンブルグエンゲルって名前で出てるんだ？」

蘭子「…そ、そう！我に相応しい名である！」

GACKT「あ？」

蘭子「ふえっ」

GACKT「…そういうキャラ？」

蘭子「い、いえ…」

GACKT「あー…僕もバンド時代の時は…いや違うよなあ…」

蘭子「…？」

http://pic.prepics-cdn.com/gacktmania/17565819.jpeg

蘭子「…」

GACKT「出さなくていいよ…」

蘭子「綺麗…」

GACKT「…あはは」

蘭子「我と血を分けた種族か！！」

GACKT「…」

蘭子「同じ目を持ち、同じ力を…」

GACKT「…ちょっとカメラ止めてもらっていい？」

蘭子「ふえっ！！？」

スレ立て直したの？
とりあえずたて乙

CM中

蘭子「…(話しかけづらい…)」

GACKT「…」ゴキュッゴキュッ

蘭子「(特に何か怒られた訳じゃなかったけど…)」

GACKT「…」ゴキュッゴキュッ

蘭子「(何飲んでるんだろう…？)…そ、それは…？」

GACKT「お湯」

蘭子「…お湯？」

GACKT「うん。まあ何となくだけどさ」

蘭子「それは、古より伝わr」

GACKT「は？」

蘭子「…ふええ」

GACKT「(泣き虫だなあ…)」

スタッフ「あの、CM終わりますので…」

GACKT「あー…うん。…何かごめんな。はい、ハンカチ」

蘭子「ぶぇ…」ブー

GACKT「鼻かむなよ…」

コラボ

http://www.youtube.com/watch?v=_N1wHMyqm7Q

蘭子「(凄く力強い歌声…)」

蘭子「(私も、頑張らなきゃ…！)」

蘭子「(サングラス外すと、こんな感じの人なんだ…)」

楽屋挨拶

蘭子「闇に飲まれよ！」

GACKT「やり直し」

蘭子「失礼します…」

GACKT「そういえばさ、さっき色々言ってたけど何て言ってたの？」

蘭子「え…あの、その…」

GACKT「…」

蘭子「私と、同じ…？」

GACKT「一緒にするんじゃないよ」

蘭子「ふええ…」

GACKT「あのさ…いくらキャラって言っても…」

蘭子「…」

…。

…。

ちひろ「どうだったんでしょうか…」

武内P「…」

ちひろ「まあ相手の人も理解ある人だと聞いてますし…」

武内P「…神崎さんがここに来た時、次第でしょう…」

ちひろ「そうですねえ…」




蘭子「おはようございます」ガチャ

武内P、ちひろ「！！？」

武内P「か、神崎さん…？」

蘭子「はい。何でしょうか？」

ちひろ「そ、その…いつもと、違う？」

蘭子「…？何か違いますか？」

ちひろ「(日傘もささずに普通に学校の制服着てきてる！？)」

武内P「あの、神崎さん？」

蘭子「はい？」

武内P「…いえ。なんでもありません」

貴教「相手まだ子供やんけ。説教はアカンよ」

GACKT「説教じゃないよ。諭しただけだよ」

貴教「あどけない子供なんやから自由にさせたらな…そんなこれからの人生云々を眈々と語る事ないやろ」

GACKT「うーん…」

貴教「で、その子はどうよ？」

GACKT「どうって？」

貴教「いや、アイドルとしてさ」

GACKT「んー…分からないけど、光るものはあるよ」






蘭子「私は神崎 蘭子です。普通の女子中学生です」

ちひろ「…飛鳥ちゃん呼んできますね」

武内P「…ええ」

終