直葉「自分の心を裏切った!お兄ちゃんを好きな気持ちを裏切った!」
和人「・・・」
直葉「全部忘れて諦めてキリトくんを好きになろうと思った!ううん、もうなってたよ!・・・・・・・なのに!それなのにっ・・・」
和人(・・・・・・ふむ、興味深いな。捨てたものじゃないな、現実は)
和人「好きって。だってさ、俺たちは・・・」
直葉「知ってるの。あたしはもう知っているんだよ」
和人(な、何を!?・・・・・もしかして、妹モノでよくあるファーストキスは寝てる間にされてましたっていうドキドキ展開か!?良かった!SAOから開放されて本当に良かったよ、サチ!)
直葉「あたしとお兄ちゃんはほんとの兄妹じゃない・・・っ!」
和人「またまたぁ~」
和人(今、スグの胸が揺れてたな)フム
直葉「え?」
和人「ははっ、いくら超絶お兄ちゃん大しゅきなスグたん・・・じゃなくて、スグでもそういう冗談は良くないぞ」コツン
直葉「いたっ・・・・えっ!?えっ!?」アタフタ
和人「もちろん。俺もスグは大好きだ。世界一愛している。けど、そういう嘘吐かれるのはキリト的にポイント低いな」
直葉「あ、あの・・・お兄ちゃん?えと、お兄ちゃんが剣道を辞めて、あたしを避けるようになったのは・・・・・それを知ったからじゃないの?」
和人「え?違うぞ?ただ俺はスグの汗ばむ姿を見てると違う感情が湧いて罪悪感で・・・・・スグは誘導尋問が上手だな」ニコッ
直葉「で、でも!なんで今頃になって、あたしに優しくするようになったの!?」
和人「SAOでシリカを愛でてたら、愛すべきスグの事も無性に愛でたくなっ・・・・・本当にスグは誘導尋問が上手だな」ニコッ
直葉「あ、あのさ?お兄ちゃん・・・?」
和人「ん、何だ?」
直葉「お兄ちゃんはさっきの全部本音なんだよね?」
和人「そうだけど・・・俺、何か変なこと言ったか?」
和人(スグの部屋の匂いって、いつ嗅いでも良い匂い。シリカの部屋もこんな匂いするのかな)フム
直葉「なんでもない、なんでもない。ちょっとお母さんに電話してみるからさ・・・少しそこで待ってて?暇だからって勝手にALOとか行かないでね」
和人「スグのお願いを断るわけないだろ」ニコニコ
直葉「うぁわぁ///・・・・も、もうお兄ちゃんってば」
ぷるるるー
「・・・・あっ!もしもしお母さん?あのさ、ちょっと言いにくい事なんだけどね」
「うん、お兄ちゃんとあたしって・・・・・そうそう。やっぱり・・・。うん、繋がってないって事で良いんだよね?」
「うん、あああっ!違う!違うの!・・・・い、いや別にお兄ちゃんの事は嫌いじゃないけど・・・うん、うん・・・・・も、もう!からかわないで!」アタフタ
「あのさ、少しお兄ちゃんに変わるね?」
直葉「お兄ちゃん?お母さんから直接聞いてみて?」
和人「スグが慌てた姿は本当に可愛いなぁ」
直葉「ぶはっ///・・・・ちょっ!お母さんに!?今の聞こえてないよね!?」
「もしもし?うん、そうだよ?・・・へぇ、スグの言ってたの本当なんだ」
「え?聞いてないけど・・・ほら、俺ってその頃の記憶全くないし。あー・・・でも薄っすら残ってるかも。いや、やっぱないや」
「うーん・・・まぁ別に支障ないし・・・・はいはい。仕事頑張ってね。・・・うん、お土産はカステラがいいな」
「んー、はいはーい。それじゃあ」
Pi・・・
和人「よし、結婚しよう」ダキッ
直葉「ふぇ、ふえええっ///!?」
一方その頃
きゃっとしー「なんじゃこりゃー、天井あかないにゃー」
しるふ「こりゃありまへんわー」
きゃっとしー「てっしゅーにゃー」
レコン「うっす」
須郷「アスナたんペロペロ」
アスナ「キリト君はきっと助けに来てくれる・・・・だから負けない!」
新川「朝田さん!朝田さん!朝田さん!!」
しの「ぷぎゃー!」
おわり
このSSまとめへのコメント
一方その頃に吹いたw