※ヲ級ちゃんはこのお話とは一切関係ありません

吹雪「はぁ〜」ﾃｸﾃｸ

吹雪「こうして鎮守府の周りをお散歩するのって、平和な感じがしていいねぇ」ﾃｸﾃｸ

睦月「そうだね。ずっとこんな日が続いてくれたらいいのに…」ﾃｸﾃｸ

夕立「深海棲艦も気まぐれっぽいしね〜」ﾃｸﾃｸ

ワー！ワー！

吹雪「あれ？こんなところにグラウンドなんかあったんだ」

睦月「吹雪ちゃんは知らなかったっけ…毎年春と秋になると鎮守府ソフトボール大会があるの」

吹雪「ソフトボール大会？」

夕立「長門秘書艦チームと陸奥さんチームに別れて対決するっぽい」

睦月「勝ったチームは間宮さんのアイスが1ヶ月間無料で食べられるの！」

吹雪「へぇ〜！いいなぁ」

夕立「でも、練習はキツいっぽい」

睦月「そう言えば夕立ちゃんは去年参加したんだよね」

夕立「ぽい」

吹雪「（ソフトボールかぁ…私も参加してみたいなぁ）」

〜グラウンド〜

カキーン！

ﾗｲﾄｲｯﾀﾖ-!

ﾓｯﾄﾎﾞｰﾙｦｼｯｶﾘﾐﾃｰ!

吹雪「結構本格的だね」

睦月「うん！だってカレー対決の次に大きなイベントだもん」

吹雪「そうなんだ〜。あ、金剛さん」

ﾍ-ｲ!ﾄﾞｳｼﾃﾐｰﾉﾄｺﾛﾆﾄﾝﾃﾞｺﾅｲﾃﾞｰｽ!?

夕立「戦艦から駆逐艦まで色んな艦娘が参加してるから、見てて面白いっぽいよ」

吹雪「ホントだ！赤城先輩も！」

睦月「赤城先輩は陸奥さんチームのエースなんだよ？」

夕立「加賀さんとの息の合った一航戦バッテリーは敵ながらあっぱれだったっぽい」

吹雪「夕立ちゃんは長門秘書艦チームだったんだね」

夕立「突然呼ばれて何だろうと思ったら、欠員が出たから入ってくれってお願いされたっぽくて…」

睦月「でも夕立ちゃん、途中参加だったのにヒット2本打ってかっこよかったよ！」

夕立「えへへ〜、それほどでもあるっぽい〜」