男「>>3 する程嬉しいだなんて、後輩は大袈裟だなぁ!」
後輩「えへへっ」
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アヘ顔
男「でもその顔は精神衛生上よくないからな?」
男「いくらその顔に嬉しさが詰まっているとか言われても、アへ顔はアへ顔だから。ね?」
後輩「え、でも…」アヘェ
男「その顔で冷静な声出されるともっと気分悪いなあ」
後輩「そうですか?」アヘェ
男「ああ。これはギャップというのか……?」
男「些か気持ち悪いけど、まあいいか」
後輩「はい。それで、今日はどうして私なんかを招きいれて下さったのですか?」
男「実はね >>7」
俺もう死んでるんだ
男「俺もう死んでるんだ」
後輩「は……?」
男「信じられないのも無理は無いか。こうして喋っている俺も信じられないからね」
後輩「え? ちょっ…ちょっと待ってください!!」
後輩「……悪い冗談ですよね?」
男「冗談じゃあない。これは現実に起こってる事なんだ」
後輩「嘘っ……! だ、だったら目の前に居る先輩は!!」
男「昨日ダンプカーに轢かれて、それはもう見るも無惨な状態になった"男"さ。グチャグチャ過ぎて、身元が判明しないまま死んじゃったけど…」
男「まあ幸い身寄りなんて居なかったから、こうして幽霊になった今でも学校に通える訳だが」
後輩「……」
男「ショックだったかな?」
後輩「……いえ。事実なら、受け止めます…逃げてもしょうがないですから」
後輩「でも、今ここに居るという事は未練があるということですよね…?」
男「ああ、多分 >>11 だ」
後輩に俺を吹っ切って幸せに生きて欲しいと伝えたい
男「後輩には俺のコトなんか吹っ切って、幸せに生きて欲しいんだ」
後輩「え、えーと…? どういう意味ですか、それ…」
男「俺知ってるんだ。まあ人伝に聴いたんだけど」
男「……後輩は、どうやら俺のコトが好きらしいって。それは先輩後輩としてではなくて……恋愛として」
後輩「っ! そそそそ、それはっ……!!」ボンッ
男「俺も噂だしって半信半疑だった訳だけど……今の後輩の反応で確信したわ」
男「好きなんだろ? 俺のコト…」
後輩「あわわわわ……! ち、違います、私は!!」
男「良いって良いって。俺も好きだし」
後輩「はっ!? え、ちょっ……はぁ!?」ハァハァ
男「お、おい深呼吸しなよ。俺の仲間になっちゃうぞ……?」
男「ほ、ほいお茶!!」コトッ
後輩「はぁ…はぁ……」
後輩「─────んっ」ゴクッ
後輩「……ふぅ。美味しいですね、このお茶」
男「落ち着いたか?」
後輩「ええ、まあ多少は……」
男「そうか。それでやっと本題な訳だが…」
男「今から後輩には俺を忘れて貰う為に、>>16 してもらう」
おれの葬式
男「俺の葬式をしてもらう」
後輩「えっ? そ、葬式ですか…?」
男「うん。だって俺はまだ身元が割れてないから、葬式なんて行われてないんだ」
後輩「でも、あの…準備とか……」
男「ああ、いいよいいよ、そんなの」
後輩「え…?」
男「後輩が今ここで、何か適当にお経っぽいのを唱えてくれればいいから!」
後輩「え、ええええええー!?」
男「ほら早くっ! 別に俺は儀式をちゃんとせいって言ってるんじゃあない。仮の葬式でもお経なんて読んでれば、嫌でも俺の死が実感出来るだろ?」
後輩「……死を、実感させる為……」
男「そう。だから、ほら、何かお経っぽいのをの宜しく!!」
後輩「え、えーと…… >>19」
できません
後輩「で、出来ません!!」
男「んー。だったらスマホか何かで検索して……」
後輩「ですからっ! その、お経を読めないんじゃあない……読みたくないんですッ!」
男「よ、読みたくないだって…?」
後輩「はい。だって、こんな場所でそんな浮わついた気持ちで読むものでは無いじゃないですか、お経って」
後輩「それに、そんな事やっても……やっぱり、先輩の死を実感だなんてっ……!」
男「後輩……」
後輩「だ、だって! いつものように目の前に先輩が居て、話してるんですよ? それで、俺を忘れろだなんて……言うんですよ……?」
後輩「それで実感なんて、出来る訳が無いじゃないですか……」
男「そ、そうか……うーん」
男「だ、だったら >>24 だ!!」
ちょっと幽霊っぽい事、ポルターガイストでもやってみる
このSSまとめへのコメント
つづきはよ