アサシン「西の王国へ?」 (314)
王「そこの王は民に重税を課し、女遊び、揚句には魔物と手を組んで世界を征服しようとしている」
王「そこで君にはそこの王を暗殺してもらいたい」
アサシン「しかし私一人では荷が重すぎます・・・」
王「旅の仲間は道中見つければよかろう」
アサシン「は、はぁ・・・」
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——————————
アサシン「・・・とは言ってしまったものの、西の王国となると遠い・・・」
アサシン「道中は山を越え森を越え海を越えなければならない」
アサシン「とりあえず隣の街へ行って装備をそろえるか・・・」
イラッシャイイラッシャイイヤイヨヤスイヨー
アサシン「すまない、短剣とナイフ数本売ってくれないか」
商人「あいよ!兄ちゃん!安くしとくよー!」
アサシン「それにマントも・・・」
ワイワイガヤガヤ
アサシン「・・・すまない、あの人だかりは?」
商人「ああ・・・奴隷売りだよ・・・人をオークションにかけてるのさ・・・」
商人「最近よく来るようになってね・・・やめてほしいよ」
アサシン「・・・・・」
奴隷商人「さぁさぁ皆様!今回の奴隷はただの奴隷じゃありませんよー!」
奴隷商人「なんと今日の奴隷は、化け猫と人間の間に生まれた猫娘です!」
オオー!
「猫の耳だ・・・」「尻尾もあるぞ」「やだ汚らしい」
猫娘「っ・・・・」
奴隷商人「では20万から!」
アサシン「・・・快くはないな」
〜夜 屋根の上〜
アサシン「はてさて、どうしたものか・・・」
アサシン「あの奴隷商人には数人の護衛か」
アサシン「とは言っても、護衛は油断しきっているな、相手をするのは容易いだろう」
アサシン「・・・解放、してあげたいなぁ」
〜路地裏〜
奴隷商人「いいか、猫娘。明日からはあの貴族のもとに使えるんだぞ」
猫娘「・・・」
奴隷商人「返事をしろ」パシン
猫娘「っ・・・!?は・・・はい・・・」
奴隷商人「それでいい、てめぇのおかげで大金が手に入ったからなぁ・・・」
猫娘「(もうやだ・・・いっそ殺してよ・・・もうこんなこといや・・・)」
アサシン「あの、すいません。道をお尋ねしたいのですが・・・」
奴隷商人「あ?しらねぇよ・・・・なんで近づいてくるんだてめぇ・・・」
アサシン「いえいえ、もっと近くでお話ししようと思ってまして・・・」
奴隷商人「おい待て!それ以上近づくと・・・!」チャキ
アサシン「おぉナイフとは怖い怖い」
猫娘「(誰・・・この人・・・貴族じゃなさそうだけど・・・)」
奴隷商人「てめぇ・・・なめてんのか・・・」
アサシン「まさかまさか。で、道をお尋ねしたいのですが」
奴隷商人「俺は暇じゃないんでほかをごへぇ!?」
猫娘「あ・・・」
アサシン「あ、すいません拳滑っちゃいました。そこで寝ててくださいね」
奴隷商人「て・・・てめぇ・・・」ガクッ
アサシン「さ、お嬢さん、行きましょう」
猫娘「え・・・行くってどこへ・・・しかし私は・・・」
アサシン「ここじゃない、どこか遠くです。あなたはもう縛られることはない」
猫娘「しっ・・・しかし・・・」
アサシン「いいから!このマントを。それと足枷と手錠を・・・」ガシャンバキッ
アサシン「ここから少し北へ行くと村があります。そこであなたの道具を整えましょう」
猫娘「あっ・・・あの・・・」
アサシン「早くしないとこいつらが起きてしまう」
猫娘「は、はい・・・」
誰か見てる人いる・・・? |ω;)
>>7 >>8 うれしいありがとう
〜道中〜
猫娘「あ、あの・・・」トテトテ
アサシン「なにか?」タッタッタッ
猫娘「なんで助けたのですか?」
アサシン「助けないほうがよかった?」
猫娘「い、いえ!助けてもらったのには感謝しているんですが・・・」
アサシン「ですが?」
猫娘「私みたいな化け物、普通気味悪がりますよ。あの貴族さんも相当の変わり者ですが。」
猫娘「それなのにあなたはもっと変わってます・・・私を助けてくれたから・・・」
猫娘「なぜですか?私を助けてあなたにメリットはあるのですか?それとも私を奴隷として扱うのですか?」
アサシン「・・・君を奴隷として扱おうとは思っていないよ。むしろメリットだらけだ」
猫娘「メリット・・・だらけ・・・?」
アサシン「俺は今王の命令を受けて西の暴君を暗殺しなければならない。これも民のためだ」
猫娘「あ、暗殺とは物騒ですね・・・」
アサシン「俺一人で完遂はとても難しい。不可能だ。そこで、仲間が必要なんだ」
猫娘「その仲間が・・・私、ですか」
アサシン「そう、もちろん2人でも暗殺は不可能に近いから仲間を募るけど」
アサシン「それで・・・君にはついてきてほしいんだけど・・・どうかな?」
猫娘「・・・わかりました。助けていただいた恩はあります」
アサシン「ありがとう・・・(あと猫娘とか興味あるし)」
猫娘「では、よろしくお願いしますね!」スッ
アサシン「・・・なにこの手」
猫娘「いや・・・握手ですけど・・・」
アサシン「あぁ!握手ね!握手っ」
猫娘「・・・しないんですか?」
アサシン「す、する!するけどちょっと待って心の準備が・・・っ」
猫娘「握手に心の準備って必要なんですか・・・」
アサシン「必要!これ大事!」シンコキュウ
猫娘「ああもうじれったい!」グイッ
アサシン「ひえっ!?」ビクン
猫娘「・・・よろしくお願いしますね(大丈夫かなこの人・・・)」
アサシン「う、うんよろしく!」ドキドキバクバク
〜北の村 昼〜
アサシン「ここが北の村か」
猫娘「ちょっと・・・アサシンさん歩くの速いですよ・・・ハァハァ・・・」
アサシン「大丈夫か?もうちょっとすればなれるさ」
猫娘「慣れるんですかねこれ・・・」
アサシン「それにしても村といっても活気があるんだな」
猫娘「そうですね・・・村にしては規模が大きいです」
アサシン「露店もあるな」
猫娘「アイスもありますね食べてみたいです」ピコピコ
アサシン「あとでな(あ、耳動いてる)」
アサシン「ここ滞在するのにはもってこいだな・・・ふむ・・・」
猫娘「えっ?滞在するんですか?」
アサシン「まぁ。この先行くには猫娘にも魔物と戦ってもらうからな、戦闘の基本とか教えなきゃだし」
猫娘「えーか弱い乙女に戦闘させるんですかー私後ろでみてますからー」
アサシン「じゃあアイスはなしだな」
猫娘「ごめんなさい!戦闘訓練するのでアイス買ってくださいっ!」
アサシン「そんなに食べたいのかよ・・・」
猫娘「そりゃあ女の子ですから!」ピコピコ
アサシン「とりあえず訓練と装備を整えるのは明日からだな」
猫娘「もうへとへとですよ・・・」
アサシン「じゃあまずは宿を確保しないとな」
〜宿〜
アサシン「えっ一部屋しか空いてない?」
宿主「そうなんだよ。ここ最近旅人が立ち寄るから空いてないんだ・・・すまんよ」
アサシン「いえ、おきになさらず。ではその部屋で」
宿主「毎度あり!ゆっくりしていきなよ」
〜部屋 夕方〜
猫娘「ベッド一つしかないですねー」
アサシン「そ、そのようだな・・・」
猫娘「あの・・・顔色悪いようですけど・・・大丈夫ですか・・・?」
アサシン「あ、あぁ、心配に及ぶほどではないよはっはっは」汗ダラダラ
アサシン「お、俺は少し買い物をしてくるから!猫娘は先にお風呂入ってて!1階の大浴場だから!」ダッ
猫娘「行っちゃった・・・」
猫娘「お風呂かぁ・・・着替えは問題はないんだけど・・・」
猫娘「問題は・・・やっぱりこれだよねぇ・・・はぁ・・・」(尻尾をみる
猫娘「見られたら気味悪がられるかな・・・でもそんなこと気にしてたらお風呂入れないし」
猫娘「・・・しょうがないか」
〜大浴場〜
キャッキャ
猫娘「女の子の声が聞こえる・・・7歳ぐらいかな?」
猫娘「・・・仕方ないよね」
パサッスルスル
カラカラカラ
幼女1「・・・・・・それでねー・・・あ、すごーい!尻尾生えてるお姉ちゃんだ!」
幼女2「わーほんとだー!すごーい!」
猫娘「あはは・・・・一緒に入ってもいいかな?」
幼女1「いいよー一緒にはいろ!」
猫娘「ありがとっ」
ザプン
猫娘「はぁー・・・気持ちいー・・・」ピコピコ
幼女2「耳動いてるすごーい猫みたーい」
猫娘「(実際猫だし・・・)」
猫娘「(しかしこんな広いお風呂初めてかも・・・)」
猫娘「(ずっと水浴びだったもんなぁ・・・)」
猫娘「(奴隷のときなんてお風呂入るときのほうが珍しかったからなぁ・・・)」
幼女1「尻尾もうごいてるよー」
幼女2「尻尾もうごいてるねー」
猫娘「(あの人がいなかったらあのままだったかも)」
幼女1「ちょっと触ってみる?」
猫娘「(貴族に買い取られてひどいことされてたのかも)」
幼女2「触ってみよっか」
猫娘「(そう考えたらやっぱりアサシンさんには感謝だよね・・・)」
幼女1「えいっ」ギュ
幼女2「それっ」ギュ
猫娘「ひゃぁぁぁああああああああ!?///」
猫娘「ちょ・・・あなたたちなにをやtんぁ!///」
幼女1「あ、すごいすごい面白いよこれ!」ニギニギ
幼女2「いろんな声だしてるよすごい!」ニギニギ
猫娘「んんっ!ちょ、やめぇ・・・ひっ///」
幼女1「尻尾おもしろいね」スリスリ
幼女2「おもしろいおもしろい」スリスリ
猫娘「やっ・・・腰が抜けてぇ・・・ぁんっ!///」
猫娘「助けてアサシンさぁぁぁぁぁあああああん!!」
〜露店街〜
アサシン「それで女の対処法なんだが」
店主「そんなのどうってことないって!押しに女の子は弱いんだよ!」
アサシン「というと?」
店主「君を一生離さないよ・・・とかどうだい?」
アサシン「そういうのを聞きたいんじゃなくて・・・」
〜部屋〜
猫娘「・・・・・」ぐったり
アサシン「お疲れのようだね」
猫娘「・・・・」コクコク
アサシン「飯作っておいたんだけど食べれる?」
猫娘「食べます」ムクリ
アサシン「回復はやっ」
猫娘「で、どんな夕食ですか!?」
アサシン「いや・・・大してすごくはないよ。パンに焼いたベーコンとチーズとレタスを挟んだ簡単なやつだよ」
猫娘「ジュルリ・・・食べてもよかとですか!?」
アサシン「何弁だよ・・・どうぞ」
猫娘「はむっ」
アサシン「どうだ?」
猫娘「・・・・」
アサシン「く、口に合わなかったか?」
猫娘「うみゃぁあああああああああい!!!」
アサシン「ばっ!声でかいって!」
猫娘「すっごくおいしいです!今まで食べた中で一番おいしいです!!」
アサシン「そ、そう?そういってもらえるとうれしいよ」
猫娘「うまうま」もぐもぐ
アサシン「(そうか・・・ずっと奴隷だったもんな・・・」
猫娘「くーくー」
アサシン「なんで食べ終わったらそのまま寝るんだよ・・・せめてベッドまであるけよ・・・」
アサシン「このまま寝たら風邪ひくだろ」
アサシン「起こすのもかわいそうだし」
アサシン「・・・待てよ。これ俺がベッドまで運んでいくパティーンのやつだよな?」
アサシン「(・・・やばいめっちゃ緊張するどの任務よりも最高潮に緊張するやばい)」
アサシン「(この俺が女の身体を触ることになろうとは)」
アサシン「(生まれつき女には過剰反応してしまうのがあったが・・・)」
アサシン「(よく世のやつらはお姫様だっこというものを考えたものだ)」
アサシン「(覚悟決めるしかないやつじゃないですかー)」
アサシン「よ、よし、いくぞ」
アサシン「(まずは頭に手をまわして・・・)」ビクンッ
アサシン「(つ、次は・・・ふともも・・・)」
アサシン「(い、いや、いかがわしいことを考えているんじゃないぞこれは風邪をひかせないためであってだな)」
アサシン「(ビクン うお・・・や、柔らかい・・・)」
アサシン「(い、いや違う!これは決してそういうのではなく!!)」
アサシン「ぐぬぬ・・・これをベッドにまで持っていけば・・・」
猫娘「すぅ・・・すぅ・・・」
アサシン「お、おわったぁ・・・」
アサシン「さすがに疲れた・・・」
アサシン「さて俺は床で寝ようとするか」
アサシン「猫娘・・・おやすみ・・・」
2時近いので寝るとします!
反応くれた方ありでした(∀・`*)
おやすみなさい
やっぱり反応もらえるとうれしいですね
ちょくちょく反応いただけることを所望したいです←
では、続きをば
チュンチュン
猫娘「・・・あれ、なんで私ベッドで?確かお腹いっぱいになって寝たはず・・・」
猫娘「まさか・・・!?」サッサッ
猫娘「よかった・・・なにもされてないみたい・・・」
猫娘「まぁ、あのアサシンさんだからねぇ」
猫娘「さてと、床に眠っている王子様を起こそうとしますかね」
猫娘「おーい、アサシンさーん朝ですよー」ユサユサ
アサシン「ん・・・あと3時間ー・・・」
猫娘「長すぎ・・・今日訓練つけてくれるんじゃなかったんですかー?」
アサシン「そうだな・・・でももうちょっと・・・」グーグー
猫娘「早くしてくださいよ・・・もう・・・」
10分後
猫娘「はーやーくー起きろぉぉぉぉぉ!!!」
アサシン「うわぁ!?」
猫娘「やっと起きましたね」ズイズイッ
アサシン「ちょっと顔近い顔!!!」
猫娘「アサシンさんが起きないからじゃないですか」
アサシン「悪かった!悪かったからそれ以上顔近づけないで!」
猫娘「・・・そんなに私のこと嫌いなんですか?」
アサシン「いやそんなんじゃない!ただ・・・」
猫娘「ただ?」
アサシン「いや、やっぱりやめようこの話。情けない」
猫娘「あーごまかしたー!いいですもん今度聞かせてもらいますからねー!」
アサシン「勝負で俺に勝てたらな」
猫娘「無理ゲーすぎる!?」
アサシン「よし、飯にしよう」
〜朝食後〜
猫娘「おいしかったです!ごちそう様です!」
アサシン「そりゃどうも」
猫娘「この後はどうするんですか?」
アサシン「まずお前の服をどうにかしないとな、その布きれみたいなの服じゃこっちとしても困る」
アサシン「そのあとは武器と道具だな」
猫娘「そうですか、わかりました」
アサシン「っと・・・俺は食器洗っていくから先に服買ってこい」チャリン
猫娘「あ、はい、わかりました。あの・・・」
アサシン「ん?」
猫娘「服装はどんな感じで?」
アサシン「上からマント羽織るから気にしなくてもいいよ。ただ、動きやすいようにな」
猫娘「はいっ!」タタタタ
へたくそですがwikiを編集してみました。アドバイスいただければありがたいです。
カチャカチャ
アサシン「よしっ終わった。猫娘のところに行こう」
〜露店〜
店主「———これがいいと思うよ、嬢ちゃん」
猫娘「そうですね!とても動きやすそうで身軽そうです!これにしますね」
店主「毎度あり!似合うと思うよ!」
店主「さて、あの小僧がどういうリアクションとるのか楽しみだ」ボソッ
猫娘「へ?なにか言いました?」
店主「いやなんでも。そこに試着室があるから着替えてきな」
猫娘「わかりましたー」トテトテ
アサシン「あ、昨日の。昨夜はどうも」
店主「昨日の小僧か、どうかしたのか?」
アサシン「連れの服を買おうと思って。来ませんでした?」
店主「ああ、あのかわいい嬢ちゃんか?かわいいのにマントを羽織ってフードかぶってもったいない」
アサシン「事情があるんですよ事情が」
店主「そうかい。服は仕立ててあげたからあとは着替えるのを待つだけだよ」ニヤニヤ
アサシン「そうか・・・で、なんでそんなにやにy」
猫娘「その声はアサシンさんですか?この服どう思います?身軽そうですよねー?」シャッ
アサシン「・・・・っ!」サッ
猫娘「・・・なんで目をそらすんですか」
アサシン「だ、だってそれは・・・」
アサシン「露出・・・多すぎないか・・・?」
猫娘の服装:タンクトップ ノースリーブのジャケット ホットパンツ
店主「・・・こりゃたまげた・・・猫の耳に尻尾もある・・・」
アサシン「あ!・・・店主このことは内密にお願いします・・・ばれたらちょっと・・・」
猫娘「ごめんなさい・・・私からもお願いします・・・」
店主「あ、あぁ・・・わかったよ・・・確かにばれたらやっかいだ」
アサシン「すまない・・・これは服の代金だ」チャリン
店主「毎度。またよろしくね」
アサシン「猫娘、今度から人前にでるときはマントを忘れるなよ」
猫娘「は・・・はい・・・」
猫娘(オシャレな服きて街とか歩いてみたいなぁ)
猫娘(いつかマントを脱いで)
ちょっと落ちます
また戻ってくると思います
アサシン「次は武器だな」
猫娘「武器というと?」
アサシン「お前だったら・・・んー、短剣とか?」
猫娘「え、アサシンさんと同じですか」
アサシン「いやなのか?」
猫娘「アサシンさんと同じ戦い方できるかな・・・」
アサシン「なにも俺と同じ動きをしろといっているわけではない。自分のスタイルをみつければいい」
猫娘「が、頑張ります・・・」
〜鍛冶屋〜
鍛冶屋「いらっしゃい!」
アサシン「この娘に見合う短剣を。あと、籠手を2人分」
猫娘「籠手?アサシンさん素手で戦うんですか?」
アサシン「いや、相手の刃物を逸らすためのやつだよ・・・素手じゃとても戦えない」
猫娘「アサシンさん筋力なさそうですしね」
アサシン「言うようになったなこいつ・・・」
猫娘「えへっ・・・ありがとうございます・・・」
アサシン「いやほめてねぇよ・・・」
鍛冶屋「イチャついてるとこ悪いが・・・短剣と籠手2つでいいんだよな?」
アサシン「す、すいません!それでよろしくお願いしますっ」
猫娘「・・・っ////」
鍛冶屋「あいよ。この量だったら3日ほど時間をいただくことになるが問題あるあい?」
アサシン「大丈夫です。あと6日ほどこの村にいる予定なので」
鍛冶屋「わかった。じゃあ3日後に取りに来てくれ」
アサシン「助かります」
〜村の外 昼〜
アサシン「それではこれより訓練をはじめようと思うのだが・・・」
猫娘「よろしくお願いしますっ」
アサシン「今日はお前の基礎能力を計ろうと思う」
猫娘「基礎能力の計測ってなにやるんですか?」
アサシン「具体的には体力とか筋力がどのくらいあるかだな」
猫娘「体力と筋力には自信がありますよ!」
アサシン「そうなのか?」
猫娘「そりゃあもう!1kmぐらいだったらちょちょいのちょいですよ?」
アサシン「じゃあ手始めに・・・あの岩場まで行ってみるか」
猫娘「えっ」
アサシン「・・・どうかしたのか」
猫娘「あそこに見える岩場ですか?」
アサシン「そうだが?」
猫娘「ええぇぇぇぇめっちゃ遠いじゃないですかぁぁぁ!!」
アサシン「それほど遠くはない、行くぞ」
猫娘「遠くはないって・・・・・え、アサシンさんも走るんですか?」
アサシン「ああ、念のためにな。1人でいるとき盗賊に襲われたらかなわんからな、マントは脱いでいいぞ」
猫娘「・・・ありがとうございますっ」バッ
アサシン「なにが?」
猫娘「だって襲われたら守ってくれるってことですよね?」
アサシン「・・・・バカ、さっさと行くぞ」プイッ
猫娘「ああぁ!待ってくださいよー!」
〜マラソン終了〜
猫娘「あーーーーーづがれだーーーー」ハァハァ
アサシン「ほれ水だ」ポイッ
猫娘「あ、ありがとうございますぅ・・・ごきゅごきゅ」
猫娘「ぷっはぁー!!生き返りますなー!」
アサシン「おやじかよ」
猫娘「それにしてもアサシンさんはなんであれだけ速く走っても息切れてないんですか・・・?」
アサシン「俺は昔から師匠に稽古をつけられていたからな」
猫娘「へー、アサシンさんの師匠ってどんな方だったんですか?」
アサシン「聞くな。あの人のことは思い出したくない」
猫娘「・・・あ、はい、すいません・・・」
アサシン「いや、気にするな・・・・・次は筋力だな」
猫娘「えー!まだやるんですかー!?」
アサシン「当たり前だ。日没にはまだ時間があるからな」
アサシン「次は腕立て50回を4セットだ」
猫娘「えーー!それ200回やれってことですよねぇ!?」
アサシン「お、掛け算できるのか、えらいえらい」
猫娘「そういうのを言ってるんじゃありません!」
アサシン「これ終わったらアイスを買うつもりだったんだが・・・」
猫娘「やります」
アサシン「素直でよろしい」
〜訓練終了後 宿〜
猫娘「あーーー!!もう動けないです!!」
アサシン「叫べるぐらいだったら問題ないな」
アサシン「ほれ、アイス買ってきたぞ」
猫娘「あ、ありがとうございますっ!」キラキラ
アサシン「そんなに珍しいのか・・・」
猫娘「えぇ!こんなもの食べたことなかったでしたから!」
猫娘「で、では・・・いただきます」パクリ
猫娘「−−−−−っ!!!」
猫娘「お・・・おいしいですっ!」
アサシン「・・・それはなにより」
猫娘「んーおいしい♡」パクパク
アサシン(こう見れば普通の女の子なのに・・・)
アサシン(尻尾と耳がなければこの娘も普通の生活を送れたはずなのにな・・・)
猫娘「なにそんな怖い顔してるんですかー?」パクパク
アサシン「・・・・考え事だよ」
猫娘「旅のことですか?」
アサシン「いや違うよ・・・この話はやめにしよう」
猫娘「アサシンさんがそういうんだったら・・・」
〜 宿 夜 〜
猫娘「お風呂っていいですね、さっぱりします」
アサシン「ん、おかえり」
猫娘「ただいまです」
アサシン「それじゃ寝るか?」
猫娘「そうですねー。今日は私が床に寝ますよ?」
アサシン「大丈夫か?ただでさえ体力消耗してるのに」
アサシン「しかも明日は戦闘訓練だし」
猫娘「大丈夫ですよ、奴隷のときはよく冷たい床に寝たものです」
アサシン「ここでそれ掘り返してきてもなぁ・・・」
猫娘「いいですから!アサシンさんはベッドで寝てください!」
アサシン「ん、そうか・・・じゃあお言葉にあまえて・・・」
猫娘「おやすみなさーい」ゴロン
アサシン「おやすみ」ボフッ
〜夜中〜
猫娘「ううっ・・・やっぱり寒いなぁ・・・見栄張るんじゃなかった・・・」
アサシン「・・・」グーグー
猫娘「今日冷えてるし・・・布団に入っても問題ないよね・・・?」
アサシン「・・・」スゥスゥ
猫娘「よいしょっと・・・アサシンさんには悪いけどちょっとどけてもらって・・・」
アサシン「・・・」ゴロン
猫娘「あー・・・やっぱりお布団あったかい・・・」
猫娘「・・・アサシンさん・・・」
猫娘「・・・・・」スゥスゥ
今日はこのあたりで寝るとします!
見てくれている人がもしいたらとてもうれしいです!
おやすみなさい
少しコメ気になって戻ってきました←
戦闘のときとか地の文いれてみようかと思うのですがどうでしょうか?
>>36
自分の好きな用にやればいいんじゃないかな?
このアサシンてイメージとしてはアサシンクリードのアサシン?
>>37
そうですね・・・いうとなればエツィオの逆ですかね?
女が苦手みたいな
技量はエツィオ並だと思ってていただければと思います
戦闘シーンは入れる予定ですので・・・
〜朝〜
チュンチュン
アサシン「ん・・・朝か・・・」ゴロン
そこにはすやすやと眠る猫娘の顔が。
猫娘「すぅ・・・すぅ・・・」
アサシン「・・・!?!?!?!?」ババッ
アサシン(なぜだ・・・!?なぜ猫娘が俺の布団に・・・!?)ドキドキ
アサシン(いや・・・俺は確かに一人で布団に入ったはず・・・!)
アサシン(そのあとなにがあとうとも俺の責任ではないはずだ・・・っ!)
アサシン(そうだ・・・俺は悪くねぇ!)
猫娘「ふぇ・・・?もう朝ですか・・・?」
アサシン「あぁ、朝だ。聞きたいのだがなぜ俺の布団で寝ていた・・・?」
猫娘「いや寒かったので」
アサシン「えっ」
猫娘「えっ」
アサシン「じゃあ君は寒いという理由だけで男と一緒に寝るというのかはしたない!」
猫娘「男と寝る=夜の営みとは限らないんですよ!?寒かったから入ったでいいじゃないですか!」
アサシン「よくない!少なくとも俺は!」
猫娘「なんでそんなに嫌がるんですか!!」
アサシン「そ、それは・・・」
猫娘「・・・」ズイズイッ
アサシン「・・・いいから飯にするぞ!」
猫娘「あー!また逃げたー!」
アサシン「う、うるさいっ!」
猫娘「絶対に聞かせてもらいますからね!」
アサシン「絶対に聞かせてやんねぇ!!」
猫娘「むむむ・・・」
アサシン(なんでこんな朝から疲れるようなことを・・・)
〜村の外〜
ガリッガリッ
猫娘「アサシンさん、木なんか削ってなにを作ってるんですか?」
アサシン「木製のナイフだよ。これからの戦闘訓練に使う」
猫娘「あれ、もう戦闘訓練にはいるんですか?」
アサシン「ああ、猫娘の体力、筋力は合格ラインに達してるからな。かろうじて」
猫娘「かろうじてっていらなくないですか」
アサシン「ギリギリなんだよギリギリ」
猫娘「精進します・・・」ショボン
アサシン「よしっ、できた。我ながらいい出来だ」
猫娘「不器用だと思ってたのに結構器用ですね。手先だけは」
アサシン「それどういう意味?」
猫娘「・・・・さぁ」
アサシン「ごまかしやがった!」
猫娘「今朝のお返しですっ」
アサシン「・・・・もういい。訓練はじめるから!」
猫娘「(開き直った・・・)よろしくお願いします!」
アサシン「じゃあ、猫娘。木製ナイフをもって」ポイッ
猫娘「あ、はい。で、これをなにしろと?」
アサシン「訓練よりも実戦のほうがはやい。いいか猫娘、そのナイフを俺の身体にあてられたら今日の訓練は終了だ」
猫娘「え、でもアサシンさん丸腰じゃないですか?」
アサシン「素人に負けるほどヤワじゃないよ」
猫娘「ふふふ・・・ソッコーで終わらせてあげますよ・・・!」
アサシン「その自身はどこからくるんだよ・・・」
地の文いれてみます
アサシン「それじゃ・・・・始めるか」
アサシンの雰囲気が変わる。それは素人の猫娘からでも見て取れるものだった。
まだ猫娘は初歩を踏み出せずにいた。
この男が本気でかかってくるのか否か。
ただアサシンの殺気は本物であることが感じられた。
猫娘「いって・・・いいんですよね?」
アサシン「遠慮することはない。一撃決めれば猫娘の勝ちだからな」
猫娘「で、では」
猫娘はその脚力を活かしてアサシンとの距離を縮める。
アサシンはまだ動かない。
そして猫娘は右手にナイフを構え、生物共通の弱点・・・喉元を狙う。
このナイフが木製だとしても喉に当たればただではすまないだろう。
そう見越しての一撃だった。
しかしアサシンはその素早い攻撃を紙一重でよける。
第一撃が外れたことに気付くと猫娘は第二、第三と攻撃を続けるが立て続けによけられる。
しかも当たりそうで当たらない距離で。
幾度も突きを続けるがそれらも腕を逸らされ、かわされ、当たらない。
猫娘は感じる。この人はギリギリでよけているんじゃない。
最小限の動きでかわしているのだと。
猫娘「・・・このっこのっ!」
少し課題を終わらせてきます。
明日は行事ばっかりなので寝る時間あると思うので夜中まで更新できると思います←
ちなみに見ていただいてる方とかいらっしゃいますか・・・?(/д\)゜o。
みてるよ
ノ
ノ
見てるぞ
しかし猫娘が何度突きを繰り出してもアサシンに届くことはない。
それどころか届く気配すらも感じさせない気迫がアサシンからはでている。
猫娘「・・・・このぉ!!!」
猫娘は一歩深くアサシンに踏み込み、渾身の突きを放つ。
一瞬呆気にとられたアサシンだったがすぐに切り返す。
アサシンは猫娘の突きを流し、猫娘の懐に潜り込む。
その瞬間猫娘の視界が反転した。
猫娘「ぐぅっ!?」
アサシンの綺麗な一本背負いが決まった。
倒れた猫娘はそのまま起き上がろうとはしなかった。
猫娘「・・・・もー無理です・・・参りました」
アサシン「そうか。初めてながらなかなかよかったぞ。特に最初の接近と最後の突きだ。これはよかった」
猫娘「お褒めに預かり光栄ですよー・・・」
アサシン「いやほんとだって。やっぱり猫娘は磨けば光るな。才能はある」
猫娘「・・・とにかく疲れました・・・宿でゆっくりしたいです・・・」
アサシン「そうだな・・・さすがに俺も汗かいたから風呂でさっぱりしたいな」
猫娘「あの、お願いがあるんですけど・・・」
アサシン「ん?なに?」
猫娘「・・・疲れました」
アサシン「・・・だから?」
猫娘「おんぶしてくれませんか?宿まで」
アサシン「はぁ!?いや自分で歩けよ!?!?///」
猫娘「いやもうほんと・・・体力が・・・」
アサシン「・・・・・今日だけだぞ」プイッ
猫娘「助かりますぅ・・・」
猫娘「よいしょっと・・・ではお願いします・・・」
アサシン「わ、わかった///」
アサシン(うー・・・なんで俺がこんな目に・・・)
アサシン(いやもとはといえば俺が女性苦手だからか・・・はぁ・・・」
アサシン(それにしても、その・・・背中のむにむにとした感触と太ももの感触が・・・///)
アサシン(えぇい!!沈まれ我が煩悩よぉ!!!)
テクテクテク
〜宿〜
猫娘「・・・・」スゥスゥ
アサシン「さて・・・どうしたものか・・・おぶってる間に寝ちゃったのか・・・」
アサシン「起こすのもちょっとかわいそうだけど・・・」
アサシン「お風呂も入ってないし飯も食べてないから起こさなきゃな」
アサシン「おーい猫娘ーおきろー」
猫娘「・・・ふぇ・・・?」
アサシン「おはよ」
猫娘「・・・あ、おはよーございますー・・・」
アサシン「俺が飯作ってる間にぱぱっとお風呂いってきな?」
猫娘「・・・あ、はい・・・」テクテク
アサシン「おい、なにも持たずにどこ行く気だよ。着替えもってけ着替え」
猫娘「あ、着替え・・・んーと・・・ここだったかな・・・」ゴソゴソ
アサシン「大丈夫かこいつ・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
猫娘「あーさっぱりしましたー」
アサシン「おかえり、ちゃんと目覚めた?」
猫娘「そのことは言わないでください・・・恥ずかしいです・・・」
アサシン「すまんすまん。あ、飯作っておいたから食べて。俺風呂いってくるわ」
猫娘「あ、いってらっしゃいませー」
もぐもぐ・・・
猫娘(初めて食べたときから変わらないこの味・・・)
猫娘(味が全然とんがってなくて、優しい味・・・)
猫娘(なんであの人は奴隷だった私を救ってくれたんだろう)
猫娘(私になんて価値ないのに・・・)
猫娘(奴隷になる前に住んでた村ではずっと気持ち悪がられてたのに)
猫娘(今でも思い出すと涙が止まらなくなるのに・・・)
猫娘(でもあの人は私に微笑みかけてくれて、服を買ってくれて、アイスを買ってくれて・・・)
猫娘(まるで普通の女の子みたいに・・・)
猫娘(このままの生活だったら・・・あの人とずっといても・・・)
猫娘(決めるにはまだ早いかな?)
猫娘「ごちそうさまでしたっ」
猫娘「お腹いっぱいになったら眠くなってきたなー・・・」ウトウト
猫娘「アサシンさんには悪いけど先に寝てよ・・・」
もぞもぞ
猫娘「やっぱりお布団あったかーい///」ぬくぬく
猫娘「お休みなさい・・・・」
アサシン「結構長風呂してしまった」ゴシゴシ
キィ
アサシン「あれ、もう猫娘寝てるのか」
アサシン「確かに訓練頑張ってたもんな・・・」
アサシン「頑張ってくれてる・・・のほうが正しいか?」
アサシン「とりあえず、よくやってくれてるし」
アサシン(この娘になにかあったら守るってやるのは多分俺しかいないから・・・)
アサシン(絶対に・・・死なせはしない・・・)
アサシン「・・・・」ゴロン
『お師様!』
『ばか!来るんじゃない!!』バッ
ズッ・・・・
『え・・・・・?』
アサシン「いやな夢を見てしまった・・・」
アサシン「それも相当懐かしいな・・・くそっ・・・」
アサシン「まだ捨てきれてはないということか・・・」
アサシン「お師様・・・」
今日うpする分はこのあたりとなります
脳内妄想からはじまったこの物語ですが、すごく長くなりそうです・・・
私自身も完結できるように頑張りますので
皆様、どうか暖かい目で見守ってあげてください
では、おやすみなさい
〜5日後〜
アサシン「1週間お世話になりました」
猫娘「お世話になりましたー!」
宿屋「またこの辺立ち寄ることになったらまたおいでよ」
アサシン「そうさせてもらいます。ありがとうございました」
服屋「またおいでよ。ちゃんと服用意しておくから」
猫娘「楽しみにしてます!」
服屋「問題ごと起こさないようにね?」
猫娘「もちろんですっ!」
猫娘「では、いってきます!」
アサシン「短剣と籠手の件、ありがとうございました」ペコリ
鍛冶屋「いいってことよ。大事に扱ってあげな」
アサシン「無駄に使うことのないように祈っています」
アサシン『この村に女神の導きがあらんことを』
〜村の外〜
猫娘「でも1週間だけで大丈夫だったんですか?私の稽古」
猫娘「何年も修行積んできたアサシンさんには到底邪魔なだけに思えるのですが・・・」
アサシン「大丈夫だ。基礎は叩き込んだ。あとは実戦を積むことだな」
猫娘「じ、実戦・・・ですか・・・」
アサシン「モンスターとなら問題はないだろうが・・・」
アサシン「問題は盗賊とか、人との戦闘だろうな・・・」
アサシン「いいか、猫娘」
猫娘「は、はい・・・?」
アサシン「絶対に感情的にはなるなよ」
猫娘「・・・・・・」
アサシン「切りかかっておいて『この人には家族が、仲間がいる』なんて考えてみろ」
アサシン「あっちも手練れだ。その隙を見逃さないだろう」
アサシン「・・・・やらなきゃやられる。そういう世界なんだ・・・」
猫娘「悲しいですね・・・」
アサシン「・・・それと、お前は人と戦うな」
猫娘「なっ、なんでですか!?私だってアサシンさんの力に・・・!」
アサシン「お前。人、切れるか?」
猫娘「そ、それは・・・」
アサシン「俺にもわかる。お前は優しい優しい娘だ。だからこそ、お前を血で汚すわけにはいかない」
猫娘「だっ・・・だけど・・・」
アサシン「汚れるのには慣れてる」
アサシン「問題はないさ」
猫娘「・・・アサシンさんがそこまで言うんなら・・・」
猫娘「・・・それで次はどこへ向かうつもりですか?」
アサシン「西の街に行く。結構距離あるがな」
猫娘「結構っていうか相当距離ありますよね・・・」
アサシン「迷うことはないだろうし、大丈夫だろ」
〜1日後〜
猫娘「やぁ!はぁ!」ザクザクッ
魔物「ぐええ・・・・」
アサシン「なかなかやるようになったな」
猫娘「えへへーありがとうございますー///」
アサシン「それにしてもまだ西の街が見えないとは・・・」
猫娘「これじゃ王国まではほど遠いですね・・・はぁ・・・」
アサシン「まぁ、ぐちぐち言ってても仕方ない。進むしかないな・・・」テクテク
猫娘「幸い食料まだありますし・・・」ポテポテ
〜道中 夕方〜
猫娘「あ!アサシンさん!あそこに教会がありますよ!」
アサシン「おお、ほんとだ。日も暮れるしあそこに泊めてもらえるようにお願いしてみるか・・・」
課題やってきます←
今日はあと4,5個あげると思います・・・
レスありがとうございますっ!
こんな話に付き合っていただけている方がいるとはうれしいです!
いつもにやにやしながらよませてもらってます←
なにせ初SSなので・・・
ギィィ・・・
アサシン「・・・あのー、どなたかいらっしゃいませんかー?」
「はい、ただいま」
猫娘「よかった・・・人いるみたいですね・・・」
神父「お待たせいたしました。私はこの教会で神父をやっているものでございます。お二方は?」
アサシン「私はアサシンと申します。こちらは猫娘。」
猫娘「初めまして」ペコリ
神父「丁寧にどうも」ペコリ
アサシン「それで本題なのですが・・・私達は旅の途中で、西の王国まで行かなければならないのです」
アサシン「そして日が沈みそうなのでこちらに一晩泊めていただければと思いまして立ち寄ったところでございます」
神父「西の王国まで・・・あのような場所に行くとなれば相当な用事があるとお見受けします・・・」
神父「部屋も空きがあります・・・どうぞごゆっくりしていってください」
アサシン「恩に切ります」
猫娘「ありがとうございます」
幼児1「しんぷさまー!この人達はー?」タタタタ
神父「これ、お客人にそのような口をきいてはだめですぞ」
幼児2「しんぷさまお腹すいたー!」
幼児3「しんぷさまー!」
猫娘「あの・・・この子たちは・・・?」
神父「このたちは・・・捨て子なのです・・・それぞれ同じ時期に捨てられておりまして・・・」
猫娘「そうですか・・・ひどいですね・・・・」
神父「産み親もなにか理由があったんでしょう。私はこの子たちが元気でいてくれていればそれでいいのです」
アサシン「・・・それでそのことは話たのですか?」
神父「いえ・・・まだこの子たちには早いと思いまして・・・」
猫娘「いつか親御さん見つかればいいですね・・・」
神父「そうですね・・・」
幼児1「ねーごはんー!」
幼児2「今日はなーにー?」
幼児3「カレー?シチュー?」
神父「・・・ご飯にしましょうか」
猫娘「そうですね」クスッ
アサシン「・・・楽しそうだな」
猫娘「ええ、子供たちがあんなにはしゃいでるのをみると。こっちまで楽しくなってきます」
猫娘「私も子供のときあんなふうに過ごしたかったなぁ・・・」
アサシン「・・・・・」
〜食事〜
ワイワイガヤガヤ
幼児1「シチューおいしい!」モグモグ
幼児2「このサラダもおいしいね!」モグモグ
幼児3「お姉ちゃん作ったんでしょ?」モグモグ
猫娘「ええ、そうよ。おいしくてなりよりだわ」
アサシン「いつのまに料理なんて・・・」
猫娘「アサシンさんから食べさせてもらった日からちょっとずつ本読んでたんです。役に立ってなによりです」
アサシン「じゃあ日頃の料理も・・・」
猫娘「あの味はアサシンさんしか出せないんで料理はアサシンさんがお願いしますね」ニッコリ
アサシン「・・・褒められてるんだか使われてるんだか・・・」
猫娘「ですけど、ほんとに私達の分まで料理お出ししていただいてすいません神父さん」
神父「いえいえ、食卓がにぎやかなほうがいいですから」ほっほっほ
幼児1「お姉ちゃんあとで一緒に遊ぼうね!」
幼児2「あとでその耳さわらせてね!」
幼児3「尻尾も!」
猫娘「あはは・・・尻尾は勘弁してくれるとありがたいな・・・」
〜夜 幼児たちが寝静まった頃〜
猫娘「あの子たちすっかり寝ちゃいましたね」
アサシン「遊び疲れたんじゃないか?」
猫娘「それぐらいが子供らしいってものです」
神父「紅茶がはいりましたよ」
アサシン「あぁ・・・ありがとうございます」
猫娘「うわぁ・・・いい香り・・・」
神父「お熱いうちにどうぞ」
アサシン「ズズッ・・・・ん、うまい」
猫娘「ぽかぽかします」
神父「ありがとうございます・・・それで、旅のことなどお聞かせくださいませんか?」
神父「ここにくる旅人さんに聞くのが楽しみになってしまいましてね」
神父「・・・あとできれば・・・その娘のこととかを・・・」
アサシン「私は構いませんが・・・」チラッ
猫娘「私もいいいですよ。悪い人には見えませんから」
神父「ありがとうございます」
???「ねえ、なんの話してるの?」
2時まわったので今日はこの辺で
読んでいただいてる方ありでした!
乙
神父にアサシンって名乗るのかwwww
>>75 すいませんそこまで頭回りませんでしたorz
ただ自分の名前を言っている
みたいな感じで脳内補正かけていただけると助かります。
アサシン「神父様、あの子は?さっきまでいなかったようですが・・・」
神父「あの子は少しわけがありまして・・・」
少女「で、なにの話をしていたの?」
神父「今はこの方たちの旅の話を聞いていたのですよ」
少女「へぇ・・・おもしろそう。私にも聞かせていただけない?」
神父「これ、失礼のないように・・・」
アサシン「いえいえ、大丈夫ですよ。ではお話させていただきます」
・
・
・
・
・
アサシン「・・・というわけで私と猫娘はこの教会に立ち寄ってるというわけです」
神父「お聞かせくださいましてありがとうございました。・・・なるほどそういうことが・・・」
少女「なかなか面白そう・・・ところで聞くけど」
猫娘「はい?」
少女「あなた達って、ヤったの?」
アサシン「」
猫娘「・・・?」
猫娘は首をかしげた
少女「だから・・・あなた達はヤったのかって聞いているのよ」
アサシン「そんなわけないだろっ///」
アサシン「あ、あの・・・この子はほんとに子供なのですか?」
神父「・・・いえ、実際の年齢は・・・」
少女「失礼なこというのね。まぁ、あなた達よりは年上でしょうけど」
猫娘「いくつですか?」
少女「数えて21ね」
アサシン(俺より4つも上だ・・・)
猫娘(私よりも5つ上だ・・・)
アサシン「なんでそんな外見に・・・?」
少女「私はね、魔物に呪いをかけられてしまってね。もとはただの旅人でした。ちょっと魔法の使える」
神父「えぇ・・・ある日この子が教会近くに倒れていて・・・その時はまだもとの姿の面影がありました」
少女「その魔物の情報をここで集めてるわけ」
アサシン「でもなんで?街に行ったほうが情報集めやすいのでは?」
少女「どうにもこの身体は体力と筋力がなくてね。となりの街までなんか遠すぎて行けないから」
少女「1人で行ったらそれこそ倒れてしまうかもしれないから」
少女「・・・・すまない神父様。少し席を外していただけないか?」
神父「大事なことなので?」
少女「そうなの・・・お願い・・・」
神父「わかりました・・・話がついたら私の部屋にきてください」
少女「ありがとう・・・」
アサシン「で、話とは」
少女「あなたはさっき西の王国へある用事で行くといった。そのある用事ってなに?」
アサシン「それは・・・言えない・・・」
少女「お願い話して。私も私の秘密を話した。それと誰にも他言しないから」
猫娘「アサシンさん・・・」
アサシン「わかりました。話しましょう」
———
アサシン「それで暗殺の命を受けて西の王国へ・・・」
少女「なるほど、魔物と手を組む暴君か・・・」
少女(この人達とだったら・・・)
少女「少し、唐突で失礼な話をしてもいいだろうか」
アサシン「ああ、構わない」
少女「その旅に私を連れて行ってはくれないだろうか!」
アサシン「・・・なぜ?」
少女「私の呪いは、姿が幼女のまま、変わらないということだ」
少女「このままいけば私は多分、若いまま死ぬ」
少女「・・・私の呪いをとくには、十中八九、呪いをかけた魔物を倒すほかない」
少女「迷惑なのはわかっている。だが、私にもそれ相応の力はある」
少女「この呪いを解きたい・・・だから・・・頼む・・・」
猫娘「・・・私は構いませんが、アサシンさんは・・・?」
アサシン「・・・そこまで言うのならわかった」
アサシン「ただ、命の危険があったら逃げることを最優先にな」
少女「ありがとう・・・」
今日はこのあたりで終わります
少女の名前かえたいのですがどうしたらいいでしょうか?
おやすみです!
〜朝〜
アサシン「神父様には話してきたのか?」
少女「ああ・・・許してくれたよ。でも絶対帰ってこいって」
猫娘「優しいですね・・・」
少女「あの人はそういう人だから・・・」
アサシン「大切にしろよ・・・」
アサシン「行けるか?」
少女「ああ・・・大丈夫だ・・・」
猫娘「ところであなたのことってなんと呼べばいいんですか?」
少女「ん?私のことか、そうだな・・・」
『おちんぽみるくにすればいいと思うよ!』
少女「なんだいまの」
猫娘「どうかしました?」
少女「・・・いや、なんでもない。空耳だ」
少女「いやとにかく、んんー・・・魔法使えるし、魔法使いで」
猫娘「りょうかいしましたー」
少女改め魔法使い「で、このあとはどこに向かうの?」
アサシン「とりあえずこの先にある森を抜ける」
魔法使い「大丈夫か?あの森相当広いぞ?迷ったら多分のたれ死ぬことになるぞ」
アサシン「大丈夫。こっちには地図があるからな」
猫娘「なら安心ですね。ところで聞きそびれていたのですが・・・」
アサシン「ん?」
猫娘「ヤるってなんですか?」
〜道中〜
猫娘「ちょっとなんで教えてくれないんですか魔法使いさんもアサシンさんも!」
猫娘「私だっていろいろ知りたいのに!」
アサシン「・・・言いだしっぺだろ。教えてやれよ」
魔法使い「・・・あんな純粋無垢な女の子に教え込むような腐った根性持ち合わせていない。お前が教えろ」
アサシン「いやだよ・・・俺の口から言いたくない・・・」
猫娘「なにこそこそ話してるんですか」むすっ
アサシン「いやなんでもない・・・・・はやく進むぞ」
猫娘「あー!またはぐらかしたー!いいですもん今度街についたら宿屋の人に聞きますから!」
アサシン「ごめんそれだけは勘弁して」
〜森 のどこか〜
魔法使い「・・・でここはどこだ?アサシンよ」
アサシン「・・・・・・」
猫娘「はぁ・・・私達のたれ死ぬんでしょうか・・・」ショボーン
魔法使い「どうしてくれるんだアサシンさんよぉ!!」
アサシン「仕方ないでしょう!?地図みたら森のところ白く塗りつぶされてるだっけだったんだから!」
魔法使い「それぐらい確認しておけよ!」
アサシン「・・・ごめんなさい」
魔法使い「そこは素直なんだな・・・で、どうするんだ?」
アサシン「魔法使いは移動魔法持ってないのか?」
魔法使い「・・・すまない私の魔法は攻撃魔法ばかりなんだ・・・」
アサシン「どうしよ・・・・」
猫娘「・・・・・?」ピコピコ
アサシン「どうした猫娘、変な方向みて」
猫娘「ここって森ですよね?誰も住んでいない」
アサシン「ああ、情報によると誰も住んでる人はいないらしい」
猫娘「ならおかしいですね・・・あっちのほうから人の声が聞こえます・・・」
アサシン「俺はなにも聞こえないが・・・俺たちのほかにも迷ってる人がいるのか?」
猫娘「わかりません・・・とりあえず近くに行ってみましょう」
アサシン「・・・そうだな。なにかあるかもわからん」
〜森 のどこか2〜
男1「ぐへへ・・・やっとエルフをゲットできたぜ・・・」
エルフ(女)「・・・」グタリ
男2「このへんにエルフの里があるっていう噂を聞いて駆けつけて正解だったな」
男3「エルフの奴隷は貴族に売れば莫大な金が手に入る・・・」
男2「俺らあそんで暮らせるな・・・」
男1「じゃあささっとエルフを街に運んで・・・」
アサシン「そこでなにをしてる」
男1「・・・誰だてめぇ。マントとって顔見せろ」
アサシン「・・・職業柄顔をさらすわけにはいかないのでな」
アサシン「・・・もう一度聞く。そこでなにをしてる」
男2「てめぇには関係のないことだ。立ち去れ」
アサシン「・・・実力行使か」
男3「どいてろ。ここは俺が相手をする」
男1「街一番の力自慢のお前ならこんなへなへななやつなんかイチコロだな」
男3「いくぜぇぇぇぇぇ!!」ダッ
男3が大きな斧を持ってアサシンに一直線に向かってくる。
そしてアサシンも同じように男3に向かう。
男3「へっ、ばかなやつだ!」
男3は斧を力いっぱいに薙ぎ払う。
その瞬間、アサシンは斧をかわすために体勢を極端に低くする。
よけられた斧は宙を切る
アサシン「・・・ふっ」
アサシンは軽く息を吐く。
そこからアサシンは起き上がる勢いを使い、男3の顎に拳を入れる。
脳を揺さぶられた男3は、白目をむいて倒れた。
その時間わずか10秒足らずであった。
ガサガサッ(草むらからでてくる)
魔法使い「瞬殺だったね」
猫娘「さすがアサシンさんです」
男2「大丈夫かぁ!!男3!!」
男3「」グタリ
男1「しっかりしろ!気絶してるだけだ!」
男1「そ、それよりもエルフをはやく街に・・・」
魔法使い「おっと動くな。変なことをすれば君たちの身体爆散しちゃうよ?」
アサシン(こいつこわい)
猫娘「なにかをやっていたか吐いてください。じゃないと無事では返しません」
アサシン(こいつもこわい)
アサシン「・・・話してくれれば無事で返す」
男1「わかった!話すよ!だから殺さないでくれ!」
男2「お、おれたちはエルフを捕まえようとしてここにきただけだ!ほら、そこにいるやつだよ!」
エルフ「・・・」
アサシン「この子になにをした」
男1「ただ吹き矢で眠らせただけだ!危害は加えてない!」
猫娘はエルフの近くによった
猫娘「・・・・そうですね、ただ眠っているだけですね」すっ(針を抜く)
アサシン「なぜここに?」
男1「ま、街でエルフの奴隷は高く売れるんだ!この森にエルフがいるっていう噂も回っている!」
男2「俺たちが持っている情報はこれだけだ!な?だから返してくれ!」
魔法使い「どうする?アサシンさんよ」
アサシン「わかった・・・返してやる・・・あとこの森には近づくな」
魔法使い「あ、ちょっとまって」
男2「なんだよガキ・・・」
魔王使い「・・・・イラッ」ブツブツブツ
魔法使い「今あなた達に魔法をかけたから。内容は『街に帰って、この森にエルフはいないって言いふらす』こと」
魔法使い「破ったらあなた達死ぬから。気を付けてね、あといっていいよ」
男1「わかった!街中にひろめる!!」ダッ
男2「こいつ重いんだけど・・・」ズルズル
男3「」
アサシン「お前そんなこともできるのか」
魔法使い「あれはただのハッタリだよ」
魔法使い「ちょっとビビってたみたいだから脅してあげた。あとは言いふらせば問題ない」
アサシン(やっぱりこいつこわい・・・)
猫娘「ところでこのエルフさんはどうしましょう・・・」
アサシン「そうだな・・・ここに放置してても・・・」
???「貴様らそのエルフになにをしているっ!!!!」
アサシン「!?」
???「貴様らおとなしくしていろ。いまから里に連行する」ポワンポワン
猫娘「うっ・・・」ドサ
魔法使い「なっ・・・」ドサ
アサシン「っ!?こいつらになにをした!?」
???「安心しろ。眠らせただけだ。お前にも眠ってもらうがな」ポワン
アサシン「ぐぅ・・・!?」ドシャ
〜???〜
「・・・さん・・・ア・・シンさん・・・」
「アサシンさん!!」
アサシン「・・・・・!?」ビクッ
猫娘「やっと起きましたね・・・」
アサシン「顔が近い!」
猫娘「アサシンさんが起きないからじゃないですか・・・」
アサシン「すまない・・・ここは、と言っても見るからに牢獄か・・・」
猫娘「武器に道具、服も没収。こんな布きれ一枚じゃ風邪ひいちゃいます」
魔法使い「おまけに手枷足枷。なんか付与してるのかわからんが魔法が使えん」
アサシン「脱出は難しそうだな・・・」
キィ・・・
護衛兵「飯だ食え」
アサシン(パンと水が人数分・・・食べれるだけありがたいってわけか)
アサシン「少し質問させてくれないだろうか」
護衛兵「簡単にな」
アサシン「ここはどこなのか、俺たちの処置、それと、眠っていたあのエルフについてだ」
護衛兵「ここはえるふの里だ。お前たちの処置は後日伝える。あいつは今回復して長老のところにいる」
アサシン「・・・その子に合わせてはもらえないだろうか」
護衛兵「なにをばかな。エルフを連れ出そうとした人間風情がなにをいう」
猫娘「それは違います!私達はあの子を助けようと・・・!」
護衛兵「魔導師がいうには現場にはお前らしかいなかったといっていたが?」
魔法使い(あのおっさんか・・・)
猫娘「それは捕まえようとしていた人達を逃がしてあげて・・・」
護衛兵「言い逃れにしか聞こえんな」
護衛兵「とにかく。お前たちの処罰は後日決めることになる。それまでおとなしくしていることだ」
カツカツカツ・・・
〜牢屋 深夜〜
アサシン(どうしたものか・・・あいつらがただで返すとかは思えない・・・)
アサシン(道具もなにもかも没収された中じゃ脱出も無理・・・)
猫娘「すぅ・・・すぅ・・・」
魔法使い「んー・・・むにゃむにゃ」
アサシン(よくこいつらも眠れるもんだ)
キィ・・・
アサシン(扉の開いた音・・・護衛兵か・・・?」
トテトテトテ
エルフ「あの・・・誰か起きてないですか?」コソッ
アサシン「君は・・・」
エルフ「あ、起きてた。よかった・・・やっぱり違うね・・・」
アサシン「え?」
エルフ「僕を捕まえようとした人とは顔が違う」
アサシン「——っ」
エルフ「護衛兵から話を聞きました」
エルフ「僕を助けてくれてありがとうございます」
アサシン「で、君はここになにをしに?」
エルフ「僕はあなたたちの潔白を晴らします」
エルフ「あなた達は明日広場にて処刑されます」
アサシン「処刑・・・」
エルフ「そこで私があなた達の潔白を証明して見せましょう」
アサシン「でも大丈夫か?見た目子供じゃないか。あいつらに影響力があるとは思えんのだが・・・」
エルフ「僕は長老の一人娘だから。それに、審判を下すのも長老だし」
アサシン「一人娘・・・?でも僕って・・・」
エルフ「あぁ・・・これは癖です・・・お気になさらず」
アサシン「それにしても護衛兵どうしたんだ?見張ってたはずだが」
エルフ「その人は僕の魔法で寝てもらっています」
エルフ「腐ってもエルフですので」
アサシン「そうか・・・」
エルフ「では明日。あなた達を必ず助けてみせます」
しばし風呂いってきます
記念すべき>>100が↑とか・・・泣ける・・・
〜翌日 広場〜
ワイワイガヤガヤ
魔導師「そこの人間に問う。なぜあのような場所にいた。あそこは人間が来るような場所ではない」
アサシン「私は道に迷ってしまいあそこにいました。そこで襲われていたエルフを助けたのであります」
魔導師「ではなぜそのもの達を逃がした」
アサシン「無駄に殺生するようなことではありません」
魔導師「なにをバカな。そのような人間殺してしまって構わんだろうに。貴様らグルだったのだろう?」
アサシン「決してそのようなわけではございません!」
魔導師「・・・・・ではそこの猫又に聞く」
猫娘「なんでしょう」
魔導師「貴様みたいな化け物がどうして人間と一緒にいる」
猫娘「・・・っ」
猫娘「・・・・そこにいる方に命を救っていただいたからです」
魔導師「ではその恩人が今から処刑されると言ったらどうする?」
猫娘「!?なにを!?」バッ
護衛兵「勝手に立つな!」ドンッ
猫娘「うっ!」ドシャァ
猫娘「で・・・でも・・・私達は迷っただけで・・・!」
魔法使い「・・・やめとけ、あいつになにを言っても無駄だ」
猫娘「なにを言ってるんですか魔法使いさん・・・!」
アサシン(おかしい・・・あのエルフ・・・遅い・・・)
魔法使い「・・・あいつは多分私達を最初から処刑するつもりだったんだと思う」
猫娘「なっ・・・なんで・・・」
魔法使い「殺す気だったらあの場で殺していたはず。それをエルフの民の前で処刑する・・・」
魔法使い「あいつにとっては・・・私達の処刑は余興なんだろう・・・」
魔導師「それではこれより!この者たちの処刑を始める!護衛兵!」
護衛兵「はい」
護衛兵は大きな斧を持ち、アサシンにせまる
アサシン(なにしてるんだあいつ・・・はやくこいよ・・・)
護衛兵(恨むのなら運命を恨むのだな)
猫娘「そんな・・・そんな・・・」ポロポロ
護衛兵「むんっ!」
護衛兵は斧を振り上げる。
ポワン
護衛兵「・・・・へ?」ドサッ
ザクッ
アサシンの真横に斧が突き刺さる
アサシン「あぶなっ!?」
エルフ「はぁ・・・はぁ・・・間に合った・・・」
魔導師「な・・・なぜ貴様がここに・・・っ!」
エルフ「みなさん聞いてください!この人達は無実です!僕を助けてくれました!」
エルフ「そしてその事実を私が言ったのにもかかわらず、地下室に僕を封じこめたのはそこにいる魔導師です!!」
エーウソー アノマドウシサマガー? シンジラレナイー
魔導師「なぜだ!どうやってあそこからでた!私の魔法で封じたはず・・・」
エルフ「仕方ないので全力だしました。出すと疲れるんですけど」
魔導師「うっ・・・嘘だ・・・こんなガキに・・・!」
長老「それはまことかね」
魔導師「ちょ、長老様・・・!」
エルフ「うん、本当だよお父さん」
長老「魔導師の術を抜け出すとはよくやったな」
長老「・・・で、魔導師よ、なにか言い分は」
魔導師「わ、私は・・・か、勘違いをしただけで・・・」
エルフ「僕そういういいわけ聞くのいやなんだけどな」
魔導師「ぐっ・・・き、貴様がいなければ私がこの村の次期長老だったはずなのだっ!!」
魔導師「それなのに・・・貴様のようなやつがいるから・・・」
魔導師「お前がいなけばこの里の一番の魔法使いは私だったはずだ!!」
長老「・・・見損なったぞ魔導師よ」
魔導師「うるさい!!貴様も私の魔法のえじきに」ドサッ
エルフ「・・・ちょっとだまっててもらうよ」むすっ
ガシャンガシャン(アサシン達の枷を外す)
長老「すまなかった旅のお方・・・なんといっていいのやら・・・」
アサシン「さすがに処刑のときはひやっとしましたが」
長老「すみません・・・ここ最近人間たちが来るようになっていて私達気が立っていまして・・・」
長老「魔導師の処罰はあとできめさせていただきます・・・」
アサシン「・・・では私達は無事に返していただけるわけですか?」
長老「・・・しかし、里の場所を広めないという保証は・・・」
エルフ「なら僕が保障になりましょう」
猫娘「え?」
エルフ「僕はこの方たちに命を救ってもらった恩があります。それをこのような仇で返すわけにはいきません」
長老「・・・本気か!?相手は人間だぞ!?」
エルフ「本気です。少なくともこの人達は悪い人じゃない」
長老「しかし・・・」
魔法使い「・・・『かわいい子には旅をさせろ』ですか」
エルフ「お父さん、どうか許可を」
長老「・・・どこまで行くのだね」
アサシン「西の王国に。そこにいる暴君を王の座から降ろします」
長老「娘を危ないことに巻き込まないでくれよ」
アサシン「この身体を呈して守ります」
長老「ならば・・・」
長老「娘を・・・よろしく頼む・・・」
今日はこのあたりで終わりにします
明日学校で構想練ってこよ・・・
おやすみなさい!
〜数十分後〜
エルフ「お待たせしました!」
アサシン「よし、では出発するか」
魔法使い「次はどこの街に行くんだ?」
猫娘「この森を抜けたら街があるらしいですね」
アサシン「エルフ、この森の抜け方わかるか?」
エルフ「もちろん!」
アサシン「じゃあ案内を頼むよ」
〜道中〜
エルフ「そういえば魔法使いちゃんってよくその年で旅しようって思ったねー、えらいえらい」ナデナデ
魔法使い「ええい!なでなでするな!ほんとはお前よりも年上なんだぞ!」
エルフ「またまたー、魔法使いちゃんっておしゃべりも上手なんだね」ナデナデ
魔法使い「この年になって頭撫でられてもうれしくないわ!」
エルフ「大丈夫?疲れてない?おんぶしてあげよっか?」
魔法使い「大丈夫だ!それほどまで体力おちてない!」
エルフ「無理したらけがしちゃうよ?」
魔法使い「大丈夫だといっている!!」
魔物「」ドカーン
エルフ「すごーい!その年で上級魔法使えるって聞いたことないよ!魔法使いちゃんってもしや天才!?」
魔法使い「・・・修行してた時期あったから」
エルフ「修行してたの!?すごーい!魔法使いちゃんって才能あるよ!」
魔法使い「・・・こいつめんどくさい」ウルッ
魔法使い「だからおんぶは大丈夫だって言ってるだろ!?」
エルフ「そんなご謙遜なさらずにー、お姉さんがちゃんと街までおんぶしてあげるから」ニヤニヤ
魔法使い「だから———っ!!」
ワーワーギャーギャー
猫娘「エルフさんと魔法使いさん楽しそうですね」
アサシン「これじゃただの旅行にしかみえねぇよ・・・」
〜街の門前〜
モフモフモフ
魔法使い「・・・いい加減もふもふやめろ!」
エルフ「あ、そうだ、猫娘さん」
魔法使い「聞いてない・・・」
猫娘「はい?」
エルフ「僕ね、身体の一部を透明にする魔法持ってるからかけてあげよっか?その耳と尻尾に」
猫娘「そんなことができるんですか!?」キラキラ
エルフ「うん、大丈夫。ちょっとこっちきて」
〜魔法処置中〜
エルフ「はい、これで大丈夫。魔翌力を込めたから1日は隠し通せるよ」
猫娘「ありがとうございます!アサシンさん本当に見えてないですか!?」
アサシン「ああ、普通の女の子だよ」
猫娘「やったー!」ピョンピョン
魔法使い「はしゃぎすぎだろ」
猫娘「そりゃはしゃぎもしますよ!これでやっと普通に街を歩けるんですから!」(マントを脱ぎ)
猫娘「すごい!尻尾もちゃんと消えてる!」
エルフ「僕の耳も・・・」ポン
アサシン「あとは大丈夫か?じゃ、街にはいろうか」
猫娘「れっつごー!」
ワイワイガヤガヤ
猫娘「さすが街というほどありますね・・・活気があります」
アサシン「じゃあ、旅の気晴らしに自由行動と行こうか」
魔法使い「え?そんなんでいいのか?」
エルフ「そんなんって?」モフモフ
魔法使い「いや・・・情報収集とかするんじゃないかと」
エルフ「魔法使いちゃんそんなことかんがえてたんだ!?」モフモフ
魔法使い「・・・・誰か助けろ」ボソッ
アサシン「その件は俺がやっておくから皆は観光楽しんでくれ。せっかくの休養だ」
猫娘「え・・・?アサシンさん仕事するんですか・・・?」
アサシン「そのつもりだが・・・」
猫娘「アサシンさんと街めぐりしたかったのに・・残念です・・・」シュン
アサシン「あ、いや・・・」
エルフ「あー、あー・・・女の子の気持ち察してあげなきゃだめだよー?」
アサシン「うっ・・・」
魔法使い「このへたれが」
アサシン「・・・」ザクッ
アサシン「猫娘!!」
猫娘「・・・はい?」
アサシン「一緒に街めぐりしよう!」
猫娘「え・・・?」
アサシン「俺もなんだが街を見たくなってきた!!」
魔法使い(いい加減すぎだろ・・・)
猫娘「はいっ!」パアッ
エルフ(結果オーライ・・・か・・・)
魔法使い「じゃあ私も個人活動で」がしっ(エルフにつかまれる)
エルフ「魔法使いちゃんは僕とね?迷子になっちゃうと心配だから」
魔法使い「はっ、離せ!ここでだけでも穏便に・・・っ!」
エルフ「だーめ。さ、どこいっこっか?」
魔法使い「たーすーけーろぉぉぉぉ・・・・」
アサシン「・・・じ、じゃあ夕方、またここで・・・」
魔法使い「みすてるなぁぁぁぁぁぁ・・・」
〜アサシン・猫娘ペア〜
猫娘「アサシンさん!アサシンさん!!どこいきましょうか!?」
アサシン「お前ははしゃぎすぎだ・・・」
猫娘「だってだって!普通の人のように歩けるなんて感動ですもん!」
アサシン「わかった!わかったからそれいうな!ばれるぞ!」
猫娘「あ、それもそうですね」
アサシン「わかってくれてなにより」
猫娘「アサシンさんあれなんですか!?」
アサシン「テンションはかわんねぇのかよ・・・」
猫娘「すごいですねキラキラしてるものがたくさんあります」
アサシン「装飾屋だな。岩石や宝石を加工してアクセサリーを作るところだ」
猫娘「すごいですねー・・・中入ってみませんか?」
アサシン「そうするか」
カランコロン♪
店主「いらっしゃいませー」
猫娘「わ、わ、すごいすごい!これとかめっちゃキラキラしてますよ!」
アサシン「わかったからはしゃぐな・・・こっちが恥ずかしくなる・・・」
店主「これはこれはお目が高い」
アサシン「ん?」
店主「これは大昔にできたとされる洞窟から発掘されたといわれる宝石を加工したものですよ」
店主「お値段なんと15億!」
アサシン「買えるわけねぇだろ・・・」
猫娘「え・・・そんなにするんですかこれ・・・」
店主「まぁその話は置いといて。お二人さんにはこれなんかどうです?」
猫娘「対照的な形のネックレスが2つ・・・なんですかこれ?」
店主「これはペアアクセサリーと言ってね、合わせることで1つの形ができあがるんだ」
店主「その形を2つに分けて男女で持つのさ」
アサシン「それでなんの効果が?」
店主「効果といいますか・・・男女が愛を確かめ合うときに使ったりですかね」
猫娘「あ・・・愛を・・・ですか・・・///」
アサシン「なっ、なにを言っているんですかっ!?」
店主「え、お二人さんカップルじゃなかったのかい?」
アサシン「べ、別にそんなんでは・・・っ」
店主「いやーでもお似合いだと思うよー?」
猫娘「・・・っ///」
店主「で、どうだい?今ならまけておくよ?」
アサシン「ど、どうする猫娘?」
猫娘「せっかくなので買ってみませんか・・・?///」
アサシン「そ、そうか。じゃあこれを」
店主「毎度あり!お代は2500だよ」
アサシン「・・じゃあこれで」チャリン
店主「ありがとうよ!あ、それとそこのお嬢ちゃん」
猫娘「私ですか?なんでしょう?」
店主「応援してるから」グッ
猫娘「———————っ!!///////」
エルフ・魔法使いペア
エルフ「ねぇ魔法使いちゃん、どこよろっか?」
魔法使い「・・・・本屋」
エルフ「本屋に行ってなにするの?お勉強?僕も手伝う?」
魔法使い「質問大すぎ!」
魔法使い「あんたはもうどっかいってろよ!!」
エルフ「そんな口の悪い子にはお仕置きですよー」コチョコチョ
魔法使い「ひ、ひゃぁ!?ちょ、あはっやめぇ!!」
エルフ「ほーら、ごめんなさいはー?」
魔法使い「はははっ!ご、ごめんあなさい!!!やめてぇ!!」
エルフ「ちゃんと言えてないけど、まぁいいでしょう」パッ
魔法使い(こいつ・・・呪い解けたら復讐してやる・・・)
エルフ「ほんとに魔法使いちゃんはかわいーなー」でれでれ
魔法使い(ほんとどっかいてくれ・・・)
〜本屋〜
魔法使い(えっと・・・歴史書歴史書・・・)
エルフ「なに探してるの?」
魔法使い「えっと、西の王国の歴史書。どんな感じだったのかなと思って」
エルフ「魔法使いちゃんはほんとに勉強熱心だね、えらいえらい」ナデナデ
魔法使い「お願いだから静かに・・・」
魔法使い「それにしても見つからないな・・・」
エルフ「あ、あったね。結構高いところにあって気付かなかったね」
魔法使い「あ、ありがとう。じゃあそれとってくれない?」
エルフ「じゃあさ、ちょっとおねだりしてみてくれない?」
魔法使い「・・は?」
エルフ「あそこにある本とってくれない?お願い、お姉ちゃん・・・って上目使いで!オナシャス!」
魔法使い「普通にとってくれればいいだろ!?」
エルフ「じゃあとってあげないよ?」
魔法使い(くそっ・・・店員を呼んでくるという手もあるがさっき確認したらおじいちゃん一人しかいねぇ・・・)
魔法使い「・・・今回だけな」
エルフ「ありがとうございますっ!」
魔法使い「コホン・・・あ、あそこにある本とってくれない・・・?お願い・・・お姉ちゃん・・・・」ウルウル
エルフ「ごふぁ」
エルフ「も・・・萌えるっ・・・!破壊力抜群だこの子・・・!」
魔法使い(なんで私があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・////)
エルフ「約束は約束だし・・・よいしょっと、はい、どうぞ」
魔法使い「・・・ありがとうございます」ハァ
エルフ「えっなんで今ためいきしたの?」
〜アサシン・猫娘ペア〜
猫娘「えへへ・・・ネックレスアサシンさんにつけてもらいました・・・似合いますか?」
アサシン「うん・・・よく似合ってる」
猫娘「ありがとうございますっ」
ワーワーイケイケー
猫娘「あそこの広場でなにかやってるんでしょうか・・・?」
アサシン「そうだな、行ってみるか」
男1「さぁさぁ!この男3に腕相撲勝負で勝った人には賞金10万だよー!」
男2「現在30戦無敗の成績を持つ男3にチャレンジャーはいないかねー?」
アサシン「あいつら・・・森にいた・・・」
猫娘「いいじゃないですか、悪いことしてるわけではないですし」
猫娘「ところで私腕相撲挑戦してみたいんですけど」
アサシン「え、お前大丈夫なの?」
猫娘「こう見えても力には自信ありますからっ」
アサシン「・・・けがしないようにな」
猫娘「まかせてください!」
猫娘「私が挑戦します」ビシィ
男1「あ・・・あなたは・・・」ガクガク
猫娘「あ、いえ、私はただ腕相撲をしたいだけで・・・あ、噂広めてくれました?」
男2「そりゃもちろん!!死にたくないので!!」
猫娘「ならよかったです。では男3さん、勝負しましょう」
男3「ふっふっふ・・・この街一番の俺に勝てるかな・・・?」
男1「両者見合って・・・はじめ!」
ゴシャアア!!!!
猫娘「あ、力加減間違えた・・・」
男3「う・・腕がぁ・・・」ドサッ
男2「あの女・・・机ごと粉砕しやがった・・・」
男1「大丈夫かぁ!!男3!!」
猫娘「・・・早いうちに退散しましょう」タッタッタ
アサシン(寒気したわ)
猫娘「あーもう夕方ですねー・・・はやいです」
アサシン「普段娯楽なかったからすごく充実した気がするな」
猫娘「またこういうのしたいですね・・・(デートみたいです)」
アサシン「そうだなー」
猫娘「じゃあ、集合場所に戻りましょうか」
アサシン「そうするか」
???「見つけたぞ化け猫め・・・」
今日はこの辺で終わりになります
コメントいただけるとすっごいうれしいです
なにかご要望あれば取り入れますので・・・(いたらですけど)
では、おやすみですー
〜集合場所〜
猫娘「いやぁ、今日はとても楽しかったです!」
エルフ「こっちも〜」
魔法使い「私は疲れただけだったけど・・・」
エルフ「えー魔法使いちゃん手品みてはしゃいでたじゃん」
魔法使い「そ、それは言うなっ!」
猫娘「手品ですか、私たちも見たかったです・・・あ、ところでこれみてください!」チャリ
エルフ「それなに?アクセサリーみたいだけど・・・」
魔法使い「少し奇抜なデザインだな」
猫娘「甘く見てもらっては困ります・・・なんと、アサシンさんのと合わせると1つの形になるのです!」
アサシン(だからはしゃぎすぎだって)
魔法使い「ほぉ・・・それはそれはお似合いなことで。ちょっとアサシンのも見せてごらん?」
アサシン「それどういう意味・・・?」チャラ
魔法使い「気にしない気にしない・・・お、」
エルフ「おお・・・ハートになった!」
猫娘「でしょう?」ドヤァ
アサシン(初めて見たな猫娘のドヤ顔)
エルフ「確かにこの2人はペアリングつけるにふさわしいね」
猫娘「?それってどういう・・・」
エルフ「お似合いってことだよ?」
猫娘「っ///」
アサシン「そんなに正直に赤面されるとこっちも恥ずかしくなるんだが」
魔法使い「・・・というか宿とらなくていいのか?」
アサシン「さっきとっておいた。2部屋になるそうだ」
エルフ(え!?それってもしかして魔法使いちゃんと一緒にいろんなこt)ボカッ
エルフ「いたぁ!?なにすんのさ!?」
魔法使い「・・・いや、なんか変なこと考えてそうだったからな」
エルフ「えっ!?そんなことかんがえてるわけないよ!」
アサシン「顔にでてたぞ」
エルフ「・・・」
エルフ「あ、そうそう。もうちょっとで猫娘と僕にかけた魔法切れるころだし、早く宿行かない?」
魔法使い「話逸らしやがったこいつ」
アサシン「立ち話してるのもあれだし・・・行くか・・・」
〜宿屋〜
エルフ「えー!なんで僕魔法使いちゃんと一緒の部屋じゃないんですかー!?」
アサシン「いや・・・魔法使いのほうから俺と一緒がいいって・・・」
猫娘「まさか魔法使いさん・・・っ」
魔法使い「違うからな!?寝とろうとなんてしてないからな!?ただエルフこわいだけだから!」
エルフ「僕のどこがこわいっていうのさー」ショボン
魔法使い「私が寝てるときとかなにしでかすかわからんからな」
エルフ「・・・魔法使いちゃんのいけずー」
猫娘「わ、私はエルフちゃんとは大丈夫ですよ?」
エルフ(あれ、いつからエルフちゃんって呼ばれるようになったっけ・・・)
アサシン「とにかくお前はあきらめろ」
エルフ「・・・はい」
猫娘「げ、元気だしてください・・・」ポンポン
〜宿 アサシン・魔法使い〜
魔法使い「ところで確認したいんだが、この街にはなにをしに?」
アサシン「道具と食料の補給、防具、武器の買い替え・・・あとは、羽のばし?」
魔法使い「羽なんか伸ばしてて大丈夫なのか?西の王国へ急がなくてはいけないんじゃなかったのか?」
アサシン「それもそうだが・・・先急いでけがしてその分進めなくなったほうがロスだと思うし」
魔法使い「確かにそうだが・・・」
アサシン「なによりも士気が大事だと思うんだ」
魔法使い「士気?」
アサシン「そう、疲れてグダグダしてるよりも楽しくいきたいじゃん?」
魔法使い「お前はなにを考えてるのか時々わからんよ・・・」
アサシン「よく言われる」ニヒッ
〜宿 エルフ・猫娘〜
エルフ「あーもーマホチャンニウムが足りないー」ゴロゴロ
猫娘「なんですかそれ・・・」
エルフ「魔法使いちゃんからでるにおい息、その他もろもろ」
猫娘(思った以上に変態だこの人・・・)
エルフ「あ、そういえば僕の魔法どうだった?」
猫娘「あ、その件はありがとうございます!エルフちゃんのおかげで散策たのしめました!」
エルフ「ならなにより。今度から街とか村入った時にやってあげるね」
猫娘「ありがとうございますっ」
エルフ「あ、アサシンと魔法使いちゃん買い物行くみたいだね」
猫娘「そんなことわかるんですか?」
エルフ「3人にはマーキングつけてるからね。感覚で離れているのかどうかとかわかるんだよ」
猫娘「便利ですねー・・・」
エルフ「内緒だよ?これ魔法使いちゃんにばれたら消せとか言われそうだし」
猫娘「あなたは魔力をなにに使ってるんですか・・・」
〜食材売り場〜
店主「らっしゃいらっしゃい安いよ安いよ!」
魔法使い「テンプレな呼び込みだな」
アサシン「すみません、これとこれ・・・あとそれも・・・」
店主「あいよ!毎度あり!」
魔法使い「今日の飯はなににするんだ?」
アサシン「今日は・・・そうだな・・・コンソメスープとカルボナーラかな・・・あとはバタジャガ」
魔法使い「・・・・・期待しているぞ」
アサシン「そんなこと言われても・・・」
猫娘「あー・・・やっぱりアサシンさんの手料理は絶品です・・・」ウットリ
魔法使い「確かにもぐもぐ・・・どっかで習ったのか?もぐもぐ」
アサシン「しゃべりながら食うなよ・・・俺が小っちゃかったころならってな・・・」
エルフ「ふーん・・・誰に?」
アサシン「お師様さ・・・」
魔法使い「そのお師様ってのは今なにしてんだ?」
アサシン「いや・・・この話はやめよう。飯がおいしくなくなるからな」
エルフ「・・・・・」
〜食事後 アサシン・魔法使い部屋〜
魔法使い「少し、いいか?」
アサシン「なにか?」
魔法使い「お前の師匠の話、聞かせてほしいんだ」
アサシン「・・・やっぱりか」
魔法使い「気づかれていたか」
アサシン「誰でも出し惜しみされた話は聞きたくなるものだ」
魔法使い「・・・で、答えは・・?」
アサシン「旅の仲間だ。聞かせよう」
魔法使い「ありがとう・・・」
今日はこの辺で終わりになります!
アサシンの過去書こうか書かまいか悩んでいます・・・
需要があったら書こうと思います
おやすみなさい!
おちんぽみるくちゃんの過去がほしいよ!乙
>>138
残念ながらおちんぽみるくちゃんはただ旅をしていて行き当たりばったりで魔物に呪いをかけられてしまっただけなのであしからず
では過去アサシン思います!
誤字った・・・orz
アサシン「俺は最初・・・捨て子だったらしい・・・郊外に捨てられてたんだとさ。すぐに看病しないと死んでしまうくらいに衰弱してたらしい」
魔法使い「師匠に感謝だな・・・」
〜過去 最初の街〜
師匠♀「ふぅ・・・これでだいぶ落ち着いてきたな・・・」
子アサシン「アイー」
弟子♂「しかし・・・この赤ん坊の親なに考えてるんでしょうかね」
師匠「あんなところにおいて行ったんだ・・・死んでくださいと言ってるようなもんだろ・・・」
弟子「かわいそうに・・・俺たちがとおってなきゃ・・・今頃・・・」
師匠「カラスのエサにでもなってただろうね」
弟子「っ・・・」
師匠「なにはともあれ、この子は私が育てる。強くな」
弟子「・・・技覚えさせるんで?」
師匠「護身術ぐらいはな、あとはこの子の意思だ」
〜技練習中〜
ショタアサシン「ていっ!やぁ!」ブンブン
師匠「いい動きになってきたじゃないか」
ショタアサシン「そう?えへへ・・・うれしいな」
弟子(何気にかわいいなこいつ)
師匠「じゃあ次はもうちょっと難しいのを教えるぞ」
ショタアサシン「よろしくお願いします!」
〜現在〜
アサシン「それから大きくなったら、料理とか暗殺術とか・・・その時に武器の使い方も教えてもらった・・・」
魔法使い「そこでお前はアサシンになるって思ったわけか?」
アサシン「ああ・・・少しでもお師様の力になりたかったから・・・」
〜過去〜
アサシン「ふんっ!せあっ!」ブンブン
師匠「はははっ、なかなかいい動きしてるじゃないか」スッスッ
アサシン「くっ・・・」ブンブン
師匠「どりゃ」(背負い投げ)
アサシン「ぐふっ!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アサシン「あーもー・・・なんでお師様にあてられないんだよー・・・」
弟子「師匠は腕利きの殺し屋だからな・・・修行を何年か積んだだけじゃ無理もない」
師匠「いや・・・アサシンはいい線いってるよ、あとは判断力だな」
アサシン「くっそ・・・」
〜数年後〜
アサシン「せあっ!はっ!!」ガキィン
師匠「ふっ!はっ!」ガキィン
弟子(すげぇ・・・あの坊主師匠と互角に・・・)
アサシン「・・・行ける!」ガキィ
師匠「甘いっ!」シャキン
アサシン「・・・・負けか」ハァ
アサシン「くっそー!あとちょっとだったのに!」
師匠「そこで油断しければいけたかもな」
休むために離脱します
おちんぽみるくちゃんばんざい
〜数日後〜
アサシン「よしっ・・・今日の修行も終わりっと・・・」
アサシン「確か・・・お師様は今日も仕事だったっけ」
アサシン「暇になるな・・・」
〜夕食後〜
カチッカチッ
アサシン(遅い・・・夕方までには戻ってくるはずだったのに・・・)
アサシン「もしかして・・・なにかあったとか・・・?」
キャータスケテー
アサシン(悲鳴!?しかも近い!)ダッ
アサシン「どうしましたっ!」
女「あっ・・・あの・・・広場で盗賊が暴れていて・・・」
アサシン「広場ですか、ありがとうございます」ダッ
女「でも、すごい人数ですよっ!?」
アサシン「問題はないはずです!」
〜広場〜
ガキィンガキィン
アサシン「盗賊は・・・多いな・・・20人ってとこか・・・)
アサシン(ん・・・?戦ってる人がいる・・・しかも2人・・・)
アサシン(あの動き・・・まさかっ・・・!?)
盗賊1「くっ!この女やりやがる!」
師匠「あんたもただの盗賊のくせになかなかやるっ!」
盗賊2「こいつら・・・2人だけなのになんで倒せねぇ・・・」
盗賊3「みんなでかかれ!」
弟子「あめぇよ!」グサッ
盗賊3「ぐはっ!」
弟子「くそっ・・・倒しても倒してもきりがねぇ・・・」
師匠「だがここで逃すとここら辺の人たちに・・・」
弟子「しかしこうもおおけりゃ・・・」
アサシン「お師様ぁ!加勢いたします!!」
師匠「っ!!来るな馬鹿者!!!」
アサシン「はぁ!やぁ!!」ザクザク
盗賊4「ぐっ・・・」ドサッ
師匠「なぜきた!?まだお前には実践は・・・」
アサシン「甘く見てもらっては困ります!俺もお師様の力になりたいのです!」
師匠「・・・死ぬなよ」
アサシン「まぁ、見ててくださいって!」
ガキィンガキィン
盗賊5「このガキぃ!!」
アサシン「へっ、甘いね!お師様直伝の技くらいやがれ!」ボスゥ
盗賊5「かはっ!」ドサッ
師匠(あいつ・・・調子のりやがって・・・)
師匠(だが動きは悪くない・・・)
師匠(越されるのも時間の問題か・・・)
アサシン「ほら!どうしたぁ!」サッ
盗賊6「ざけやがってクソガキが・・・」ガキィン
盗賊4「ぐぐぐ・・・あの小僧・・・絶対に殺す・・・」
盗賊4「このナイフを投げれば・・・」
師匠(やばい!あいつ・・・目の前の敵に意識しすぎて周りをみていない!)
師匠「アサシンっ!!後ろだ!!」
アサシン「・・・へ?」
盗賊4「おせぇよ・・・」ブンッ
ザクッ!!
師匠「かはっ・・・」
アサシン「え・・・お師様・・・?」
師匠「よかった・・・間に合って」
アサシン「嘘だ・・・そんな・・・なんで俺を庇って・・・お師様・・・っ!!」
師匠「私はっ・・・大丈夫だ・・・それよりも、はやくっ、逃げろ・・・」
アサシン「お師様も一緒に!そんなお怪我じゃ・・・」
師匠「私を誰だと思っているんだ・・・?お前の師匠だぞ・・・こんな傷・・・どうってことない・・・」
アサシン「でもっ!!」
弟子「おい!アサシン!早く逃げろっつってんだろ!」
弟子「こっちはもう抑えられねぇ!!」
師匠「はやくいけ!!」
アサシン「はっ・・・はい・・・っ」ダッ
師匠「アサシン・・・」
師匠「・・・・・じゃあな」
〜現在〜
アサシン「その後お師様とその弟子は帰ってこなかったよ」
アサシン「死体も見つからなかった・・・多分盗賊達が始末したんだと思う・・・」
魔法使い「お前は・・・どうしたんだ・・・?」
アサシン「2週間ほど寝込んだよ・・・げっそり痩せたさ」
アサシン「お師様なら、あのナイフをそらすことはできたはずなんだ」
アサシン「それを俺がいたせいで判断をにぶらせてしまったって後悔したよ」
魔法使い「で・・・でも、死体は見つかってないんだろ・・・?」
アサシン「今になってわかるがあの傷を負ってまともに戦えるわけがない」
アサシン「お師様は・・・俺をかばったんだ」
アサシン「・・・ま、昔話はこんなとこかな」
魔法使い「・・・一つ、質問していいだろうか」
魔法使い「もし、あの状況で逃げてたら・・・どうするんだ・・・?」
アサシン「俺は、お師様は死んだって割り切ってる。そのことを考えると何にでも集中できなくなってしまうから・・・」
アサシン「とにかく、お師様は死んだんだよ」
魔法使い「・・・・っ」
アサシン「・・・なんだが話疲れたよ」
アサシン「先に風呂に入ってくるといい」
魔法使い「そ、そうか、じゃあそうさせてもらおう」ゴソゴソ
アサシン(少し・・・しゃべりすぎたかな・・・)
アサシン(それにしても・・・懐かしかったな・・・)
アサシン(あれから何年経っただろ・・・)
魔法使い『もし、あの状況で逃げてたら・・・どうするんだ・・・?』
アサシン「逃げていれば・・・か・・・」
バタンッ!!
アサシン「うお!?びっくりした!」
エルフ「大変なの!!」
アサシン「どうした?魔法使いなら風呂だが・・・」
エルフ「違う!これは大真面目な話だから!」
アサシン「で、どうしたっていうんだ」
エルフ「猫娘が・・・連れ去られちゃった・・・」
アサシン「なんだって!?」
エルフ「猫娘が遠くなるようなの感じてお風呂から戻ってきたら・・・もぬけの殻で・・・あと、この置き手紙が・・・」
アサシン「手紙?」
『男。化け猫の娘を返して欲しかったら街の外にこい。一人でな』
アサシン「男ってのは俺のことか・・・」
エルフ「どうする・・・?」
アサシン「もちろん俺が行く。エルフは魔法使いに事情を説明してくれ」
エルフ「わかった・・・」
アサシン(くそっ・・・なんでこんな・・・)
〜そのころ猫娘〜
数人の護衛に囲まれた男の後ろをついてゆく猫娘
猫娘「あ、あの、私をさらってどうするつもりですか!手錠までして!」
男「ねぇ・・・僕の顔・・・覚えてる?」フードトリ
猫娘「え・・・?嘘・・・あ・・・あなたは・・・」
男「思い出してくれた?君を買おうとしていた貴族だよ」
猫娘「なんでこんなところに・・・っ!」
男改め貴族「やだなぁ、元々僕のだったのを取り返しに来ただけじゃないか」
猫娘「誰があなたのものになんかっ・・・」
貴族「あの時君は僕が買ったんだ!!それなのに!勝手に逃げ出して!!」パシンッ
猫娘「うっ・・・」
貴族「僕はねぇ、あの時思ったんだよ・・・」
貴族「この子を痛めつけたらどんな顔で泣くんだろうってね」
貴族「僕の家にいる奴隷もそのために買ったんだ!みんな痛めつけると違う怖がり方をしてくれる」
貴族「それがたまらなく好きなんだよ・・・恐怖に歪む女達の顔・・・ヒヒッ」
猫娘「あなた・・・サイテーですね」
貴族「っ!・・・奴隷風情が誰に向かって口を聞いているんだっ!!」ゲシィ
猫娘「っ・・・!!」
猫娘「あなたみたいな人・・・アサシンさんが許しておくわけないじゃないですか・・・!」
貴族「ああ・・・あの冴えない男か・・・あんなものに僕が負けるわけないだろう?」
貴族「僕はね、一番腕のいい人から直々に教えてもらってるんだよ?あんな素人に負けるわけないじゃないか」
猫娘(数十倍アサシンさんのほうが強いと思いますけど)
貴族「さて・・・あと10分しても来なかったら帰ろうか。あいつと勝負をして勝って奪うつもりだったんだが」
猫娘(タイマンだったらすぐにけりがつきますよーだ)
今日はこのあたりで!
なにか希望シチュありましたら随時受け付けております←
おやすみなさい
おちんぽみるくちゃんの需要ェ・・・
貴族「僕だって護衛団長に剣術で勝てたんだぞ!」
猫娘(それ絶対遠慮してるだけですって・・・)
貴族「・・・そろそろあの男もきてもいい頃なんだがな」
猫娘「あの人が相手するまでもないですよ。あなたなんて」
貴族「言ったな・・・!じゃあ・・・!」
貴族「剣技で勝負ってのはどうだい?」シャラン
猫娘「・・・・私には?」
貴族「はっ、なにを馬鹿な。君にはこれで戦ってもらうよ」カラン
猫娘「こんな木の棒で・・・しかも手錠もしてるのに!こんなの卑怯です!」
貴族「元々僕のものになる物だ。痛めつけても問題はない」フッ
猫娘「こんなのって・・・」
貴族「ほらほらほらぁ!ちゃんとしなきゃ大事な顔に傷がついちゃうよぉ!」ブンブン
猫娘「くっ・・・こんなの無理がありすぎる・・・」スッスッ
猫娘(木の棒なんかじゃ剣なんか防ぎきれない・・・どうにかよけ続けて・・・!)
貴族「どうした?よけるので精一杯か?」ブンブン
猫娘(どうにかして反撃を・・・)ガクッ(足がよろつく
猫娘「しまったっ!」
貴族「もらったぁ!」ザクゥ!
猫娘「うぐっぁ・・・!!」ドサァ
貴族「ひははは・・・どうだ?自慢の脚を切られた気分は・・・?」
猫娘「ぐっ・・・はっ・・・!」
猫娘(い・・・いたい・・・これじゃもう立てない・・・っ)
貴族「ほら、その綺麗な顔を踏みにじってあげるよ」グリグリ
猫娘「うっ、く・・・」
猫娘(こんなやつにっ・・・!)
貴族「そうだ・・・どうせだから傷口を広げておこうかな・・・」
猫娘「やっ・・・やめてっ!」
貴族「やめてほしいの?だったらほかに頼み方あるよね・・・?」
猫娘「くっ・・・!?」
猫娘「・・・やめてください・・・お願いします・・・」
貴族「誰に向かっていってるの?」
猫娘「やめてください、貴族様・・・お願いします・・・っ」
貴族「よくできました・・・ご褒美に・・・」
貴族「傷口ひろげてやるよぉぉぉぉぉ!!!」グリグリ
猫娘「ぁぁあぁぁああああああ!!!」
貴族「ひはははは!どうだぁ!痛いだろう!もっと泣けよぉ!!」
猫娘「はっ・・・はっ・・・ぐぅ・・・!?」
アサシン「・・・猫娘!?」
猫娘「あ・・・アサシンさぁん・・・」ポロポロ
アサシン「てめぇ・・・なにしてやがる・・・」
貴族「え?僕?僕はただ趣味を全うしてるだけだよ」
アサシン「なんで猫娘なんだよ!そいつになんの関係があんだよ!」
貴族「これはね・・・元々僕の買うはずのものだったんだよ・・・それを・・・!」
貴族「それを奪ったやつがいてね!!僕は探しに探したよ!こいつを壊したい一心で!!」
貴族「化け猫の娘を見た奴はいないかって。そしたらね・・・」
貴族「森に入る前の協会の神父が教えてくれたんだよ・・・!」
貴族「子供達を皆殺しにするって言ったらすぐに口を割ってくれたよ」
アサシン「・・・・ってめぇ!!」
猫娘「なにを・・・っ!」
貴族「そもそも君がいけないんじゃないかぁ・・・僕のおもちゃを勝手に奪ったりして・・・!」
アサシン「・・・猫娘はおめぇのおもちゃじゃねぇよ!!」
貴族「おお、怖い怖い。なら決闘で勝負を決めようじゃないか」
アサシン「決闘だぁ・・・?」
貴族「どっちか死んだら勝ち。どうだい?簡単だろう?」
アサシン「・・・いいぜ」
貴族(ひはは・・・あの馬鹿、頭に血が上って後ろの兵士に気づいてねぇ・・・)
貴族(俺が合図したら斧が振り下ろされて・・・あいつの頭を真っ二つにする!)
貴族(僕が手をくださずに終わるってわけだ!)
猫娘(あのままじゃ・・・不意打ちされて・・・!アサシンさんに教えないと・・・)
猫娘「アサシっ・・・がぁ・・・!?」
貴族「邪魔をするな奴隷風情がっ!!」グリグリ
アサシン「おいてめぇ!!」
貴族「おっと・・・動くなよ。僕が合図をするまで動いちゃだめだ・・・」
貴族「じゃあそろそろ始めようか・・・」
貴族「はじめぇ!!」
猫娘(アサシンさんっ・・・!!)
アサシンの背後の兵士が彼に向かって斧を振り下ろす。気づいていなければ脳天に直撃を喰らうことになるだろう
気づいていなければの話だが。
兵士「・・・・!?」
兵士の振り下ろした斧をアサシンは半身になるだけでかわす。
そして———
兵士「っ!!?」ザクッ
兵士の喉元に短剣を差し込む。兵士は断絶魔を出すことなく息絶える。
アサシン「決闘じゃ・・・なかったのか?」
アサシンはなんともいえぬ殺気をおびながら貴族に問う。
貴族「なっ・・・なんでかわせた!!お前気づいてなかったはずだろ!」
アサシン「あれで気づいてないって思われてたのか・・・舐められてたな」
貴族「い、いけ!兵士!!」
兵士が6人、貴族の前にでる。どれも剣技の使い手だろう。
アサシン「・・・死んでも恨むなよ」
兵士1と2が同時にしかける。それをアサシンは1を後方に投げ飛ばし2を短剣で迎撃。
これもまた喉元を狙い、絶命させる。
そして後方の1には投げナイフを脚にお見舞いしてやる。
アサシン「そこで寝てろ」
兵士3「くっ・・・くそぉぉぉぉ!!!」
兵士3がやけになってアサシンに突攻をしてくる。
アサシン「バカ野郎が・・・」
兵士3の突きをながしなぐり飛ばしたあと、に告げる。
アサシン「おいお前ら、ここでにしたくはないだろう。命が惜しければ見逃してやる」
そうアサシンが告げると4人は兵士1を担ぎ上げ、同じ方向に逃げ出した。
貴族「お、おい!お前ら!!」
アサシン「残りはてめぇだけだな」
貴族「ま、まて、話をしよう!僕はもうこの子には手を出さない、それでいいだろう!」
アサシン「言いわけあるか、俺はてめえを殴り飛ばさなきゃ気がすまねぇんだ。殺しても構わん」
貴族「わかった!金をだそう!いくらがいい1000万か!?1億か!?」
アサシン「いらねぇっつってんだろ」ダッ
アサシンは貴族に向かって走り出す
貴族「ひ、ひぃぃぃぃいぃぃ!!」
アサシンは短剣を握り締め貴族に突きを放つ。
第一撃をどうにかそらせた貴族だったが2度目はなかった。
アサシン「終わりだ・・・」
貴族「なんでもする!なんでもするから命だけは助けてくれ!!」
アサシン「・・・興が削がれた」
貴族「助かっ・・・ごへぇ!?」ドサ
アサシンが貴族の顔面にパンチを入れる
貴族「なにをするのさ!?この僕の顔に!」
アサシンは馬乗りになって更に貴族の顔に拳を落とす
アサシン「・・・・・・・・」ゴッゴッゴッゴッゴッゴッ
何回か殴ったあと、猫娘の手錠のカギをすりとり、すぐに猫娘に駆け寄る
アサシン「大丈夫か!?猫娘!」ガチャン
猫娘「ううっ・・・アサシンさぁん・・・」ポロポロ
猫娘「私・・・怖くて・・・痛くて・・・」ぎゅう
アサシン「あぁ・・・もう大丈夫だ・・・」なでなで
猫娘「うわぁぁぁぁん!!」ゴウキュウ
〜数分後〜
アサシン「帰るか、おぶっていこう」
猫娘「大丈夫ですか?」
アサシン「俺は無傷だからな。なんてことない」
猫娘「で・・・では・・・」
貴族「くそっ・・・おまえら許さんからなぁ・・・!」
猫娘「今度教会に手をだしたらころしますからね」
アサシン「覚えておけ」
テクテクテク
アサシン「・・・・・」
猫娘「・・・・・・」
猫娘「なんか、あの時みたいですね」
アサシン「あの時?」
猫娘「旅を始めた頃、アサシンさんに修行終わりにおんぶしてくれたことあったじゃないですか」
アサシン「ああ・・・あのことか」
猫娘「覚えてます?」
アサシン「当たり前だ・・・・・・人生で初めて女の子をおぶった日だからなっ」
猫娘「・・・変な記念日ですね」
アサシン「別に記念日とかじゃねぇよ」
猫娘「でも・・・あのときと変わらない・・・優しい背中です・・・」
猫娘「全部・・・包み込んでくれそうな・・・・」
猫娘「痛みも・・・苦しみも・・・」
〜数分後〜
シュン
エルフ「大丈夫?」
アサシン「エルフ・・・?どうやってきた」
エルフ「移動呪文で、あなたたちが近づいてくるのを感じたから」
アサシン「そうか・・・すまんな」
エルフ「大丈夫・・・猫娘の脚の布って・・・怪我でもしたの・・・?」
アサシン「ああ・・・止血はしたんだが傷がひどくて・・・」
エルフ「じゃあはやく治癒術かけないと。さあ、いくよ」ピタ
アサシン「なんで触るの・・・?」
エルフ「僕にくっついてないと一緒に移動できないからだよ、じゃあ行くよ」ヒュン
〜宿〜
シュン
魔法使い「おお!戻ってきたのか!」
エルフ「ただいま、ちょっとベッド貸してもらうよ」
魔法使い「お、おう・・・(あれ、雰囲気がいつもと違う・・・)」
アサシン「大丈夫か・・・?猫娘」
猫娘「はい・・・なんとか・・・ゆっくり下ろしてくださいね・・・」
ギシッ
エルフ「じゃあ、治療を始めるから・・・患部をみせてね」
猫娘「分かりました・・・」シュルシュル
魔法使い「うっ、結構ひどいな・・・」
アサシン「あの野郎もやってくれる・・・」
魔法使い「そういえばさらった奴はどんなんだった?」
アサシン「貴族のクズだったさ」
魔法使い「そ、そうか」
エルフ「・・・せーの」ポワポワ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エルフ「どう?」
猫娘「あ・・・痛み引いてきました」
エルフ「そう・・・よかった・・・」
アサシン「治療成功だな」
エルフ「・・・これで大丈夫だと思うから・・・」
アサシン「恩にきる」
エルフ「旅の仲間じゃないかーきにしないでよー」
猫娘「助かりました。エルフちゃん」
魔法使い「よかったな猫娘」
エルフ「あとは、ゆっくり休んだほうがいい」
アサシン「そうだな、じゃあ俺は——」
エルフ「どこに行こうとしてるの?君は猫娘と寝るんだよ?」
アサシン「えっ」
エルフ「だって普通そうでしょ?怖い思いをした女の子がいたときには夜一緒に寝るもんだよ?」
アサシン「そうなのかっ!?」
魔法使い「・・・猫娘はどうなんだ?」
猫娘「えっ!?///わっ、私は・・・」
猫娘「一緒に寝たいなー・・・・なんて///」モジモジ
エルフ「ほら!猫娘もそういってることだし!」
アサシン「わ、わかったから!だからちょっと俺風呂はいってくる!」ダッ
エルフ「お風呂に行くとか初めてなのかなー?」
魔法使い「あいつただ忙しくて入ってないだけだから」
〜アサシン風呂あがり 部屋〜
猫娘「あ、おかえりなさい」
アサシン「えっと、ただいま」
猫娘「・・・・」
アサシン「・・・・」
アサシン(どうしよう・・・すっごい気まずい・・・)
猫娘(どうしよう・・・すっごく気まずいです・・・)
アサシン(まぁ、ベッドも2つあるし大丈夫だよな)
アサシン「じゃあ、寝るか?」
猫娘「そ、そうしましょう!」
〜深夜〜
アサシン「すぅ・・・すぅ・・・」
ゴソゴソモゾモゾ
アサシン(なにごと!?もしかして猫娘!?)
アサシン「ね、猫娘・・・!?」
猫娘「起こしちゃいましたか・・・すいません・・・」
アサシン「いやそうじゃなくて・・・なんで俺のベッドに・・・」
猫娘「・・・・ダメですか?」
アサシン「いやあそうじゃないけどっ」
猫娘「いいなら・・・このままで居させてください・・・」
猫娘「さっき・・・すごく・・・怖かったです・・・あの時、殺されるのも覚悟してました・・・」
猫娘「でもっ、そのときアサシンさんが来てくれて・・・すごく嬉しくて、安心してっ」グスッ
アサシン(・・・・・)
猫娘「身をていして私を助けに来てくれてっ・・・2度も・・・」
猫娘「おんぶしてもらったときも・・・すごく暖かくて・・・優しくてっ・・・」
猫娘「この人になら・・・全部あずけても大丈夫だって・・・」グズッ
アサシン「わかったから・・・泣くなよ・・・」
猫娘「アサシンさん・・・」グスッ ぎゅう
アサシン(やっぱりいきなり触られると驚く・・・)
〜魔法使い・エルフ〜
エルフ「今頃2人はお楽しみかなー?」
魔法使い「あのアサシンがそんなことするわけないと思うが・・・」
エルフ「僕たちもお楽しみしちゃう?」
魔法使い「ばかをいうなっ・・・」
エルフ「夜はまだまだ長いんだぜ・・・」ググググ
魔法使い「なんでいきなり口調がっ・・・そして変なとこ触ろうとするなっ・・・」ググググ
エルフ「隙ありぃ!」バッ
魔法使い「ひゃあ!?」
エルフ「ふっふっふ・・・あ、そうだ、呪文があったんだ・・・拘束呪文っ!」
魔法使い「ぐっ!?」ビキィ
エルフ「これで僕もやりたい放題だ・・・」ゴクリ
魔法使い「なっ・・・なにをっ」
エルフ「そうだなー・・・なにしてほしい?」
魔法使い「地獄にいってほしい」
エルフ「そうか・・・地獄にいきたいか・・・」
魔法使い「・・・いや私がじゃなくてお前な」
エルフ「じゃあ魔法使いちゃんをくすぐり地獄へといざなおう!」
魔法使い「ちょっとまっ——」
足の裏こちょこちょ
魔法使い「ひゃ、んんっ!!あはぁっ!や、やめぇ!!」
エルフ「・・・なかなか・・・」
魔法使い「んぁ!?なっ、なぞるのだめっ!んん!!」ビクン
エルフ「・・・・この子・・・恐ろしい・・・」ツツー
魔法使い「お、おまえっ、ひゃはっ!?、や、やめないとぉ・・・!」
エルフ「やめないと・・・なんだって?」サスサス
魔法使い「こ、ころすぅ・・・あひゃっ!」ビクッ
エルフ「そんなこと言ってる魔法使いちゃんには・・・お仕置きだっ!」コチョコチョ ツツー
魔法使い「あはっ!?ひゃ、ひゃあ!ゆるひてくらひゃい!!んっ!!」
エルフ「どうしようカナー?」
魔法使い「じゃ、じゃあ、んんっ!今度なんでもするからぁ!これで、ぁんっ!どうだぁ!」
エルフ「しょうがないなー条件をのもうじゃないかー」
魔法使い「つ・・・疲れた・・・」
魔法使い(こいつ・・・呪い解かれたら絶対にぃ・・・)
エルフ「あ、そうそう・・・」
エルフ「ごちそうさまでした」
魔法使い「」ピキィ
今日はこのあたりで終わります
付き合ってくれた方ありがとうございました!
〜朝 ロビー〜
エルフ「あ、おはよー」
アサシン「おはよ」
猫娘「おはようございますっ」
魔法使い「・・・んー」ポケー
アサシン「どうしたこいつ・・・」
エルフ「さ、さぁ?夜ふかしでもしたんじゃない?」
アサシン「そうか・・・?」
エルフ「あ、そんで昨日どうだった?」
アサシン「昨日?」
エルフ「あのあと一緒に寝たんだよね!?」
アサシン「ま、まぁ・・・そうだが・・・」フイッ
エルフ「じゃあお楽しみはあったのかい!?」
アサシン「は、はぁ!?」ビクッ
エルフ「夜男女が添い寝したらやること決まってるでしょ!?」
アサシン「やってねぇよ!!お前馬鹿か!?」
猫娘「あの・・・」
アサシン「ん?どうした猫娘、こいつの言うことは気にするなよ」
猫娘「いやちょっと気になって・・・夜男女がやることってなんですか?」
エルフ「えっ」
アサシン「」
エルフ「この子ほんとに知らないの・・・?」
アサシン「そ、そうらしい・・・」
猫娘「よかったらエルフちゃん!教えてもらえませんか!?」ズイッ
エルフ「え、あ、うん。わかった。耳を貸してごらん」
ゴニョゴニョ
猫娘「————っ!?!?///」ボフン
アサシン「おっ、おい、猫娘?」
猫娘「ちょ、ちょっと散歩にいってきますっ!!」バタン
アサシン「・・・・なにを教えたんだ?」
エルフ「さ、さぁ・・・」
アサシン「おい」
エルフ「ぼ、僕も朝の散歩にいってこようかな!?」ダッ
魔法使い「・・・・うー?」ボーッ
魔法使い「・・・・むぅ」
アサシン「どうした?」
魔法使い「いや・・・なんだが夜中なにかをされたはずなんだが・・・思い出せん・・・」
アサシン「エルフにか?」
魔法使い「ほかに誰がいる。あいつ・・・呪いのことを言っても信じてくれないしっ・・・!」
魔法使い「呪いが解かれたら絶対に報復してやるからっ・・・!!」
アサシン「・・・・落ち着けよ」
アサシン「あいつの魔法の腕は確かなんだ。おおめにみてやってくれ」
魔法使い「その魔法であいつの頭をどうにかしてほしいものだ」
アサシン「そういえば魔法使いって攻撃の呪文しか覚えてないって言ってたけどどうかしたのか?」
魔法使い「それか・・・呪いをかけられたときに魔法も制限されてしまってな。覚えている魔法の数を減らされてしまって・・・」
魔法使い「だから覚えられる魔法を全部攻撃に回してるわけだ」
魔法使い「回復と移動ならエルフがいるしな」
アサシン「エルフあてにしてんじゃねぇか」
エルフ「僕が補助系魔法しか使えないと思ってたら大間違いだね!」
魔法使い「——エルフっ!?いつからそこに!?」
エルフ「たった今戻ってきた。そうかー魔法使いちゃんは僕を頼ってくれてるんだねーありがとうっ!」
魔法使い「だっ、誰かお前のような変態なんか!」
エルフ「このツンデレちゃんめー!」モフモフ
魔法使い「話をきけぇ!!」
アサシン「・・・・ところでエルフは攻撃魔法も使えるのか?」
エルフ「そりゃもちろん。少なくとも魔法使いちゃんと同等かそれ以上の」
魔法使い「・・・私のほうが秘めてる魔力は上だけどな」
エルフ「またまたー、こんなちっこいのに見栄はっちゃだめだよー?」
魔法使い「み、見栄なんかじゃ!!」
魔法使い「私だって呪いがとければっ!」
エルフ「わかったわかった。呪いの話はもういいからー」
魔法使い「嘘じゃないもん!!」
アサシン(あれ・・・確か魔法使い実年齢20超えてたよな・・・?)
猫娘「・・・・ただいまです」
アサシン「あ、おかえり」
猫娘「あっ・・・」サッ
アサシン「ねぇちょっとなんで目そらすの!?エルフになんて教えられたんだよ!?」
猫娘「内容聞くなんて・・・せ、せくはらですよ!」
アサシン「エルフェ・・・・」
エルフ「あ、ご飯にしようよ!食べてなかったでしょ!?」
アサシン「話そらすなぁ!」
エルフ「だ、だって、聞きたいっていうから説明してあげただけじゃないかっ!」
アサシン「内容によるだろ。俺に聞かせろ」
エルフ「えっ・・・私の口から言わせるの・・・?///」
アサシン「そういうリアクションいらねーから!」
魔法使い「・・・とりあえず飯にしようぜ・・・腹が減った」
エルフ「ほ、ほら!魔法使いちゃんもああ言ってるわけだし!」
アサシン「あとで聞き出すからなぁ・・・」
〜朝食後〜
魔法使い「そういえば今日の予定は?」
アサシン「うーんと・・・出発の準備ぐらいかな・・・道具買ったりかな」
猫娘「私の足も大丈夫ですのでいつでもたてますよ」
エルフ「じゃあちょっと私も寄るとこあるから出かけてこようかな・・・」
魔法使い「なんだ?またへんなの買ってくるのか?」
エルフ「ううん、ちょっと呪札を・・・」ウーン
魔法使い「そ、そうか(なんかテンションの上がり下がりが激しいぞこいつ)」
アサシン「呪札?なんのために使うんだそれ」
エルフ「ちょっとね・・・備えあれば憂いなしってやつだよ」
猫娘「私も戦闘で短剣が痛み始めてきたので買い替えに行ってこようかと」
アサシン「じゃあ今日も自由行動にするかぁ」
一同「異議なし!」
〜自由行動 エルフ〜
エルフ(微かにだけど・・・この街・・・魔力が残ってる)
エルフ(それも結構上位種の魔物・・・)
エルフ(聞き回るのも危険か・・・?)ウーン
ギィィ
魔術師「いらっしゃい」
エルフ「すみません、呪札をいくつかいただきたいのですが」
魔術師「すまんが身分を証明するものはあるかね?呪札は素人が扱うには危険すぎるからな・・・」
エルフ「身分は証明できませんが・・・代わりに・・・」(魔法解除)
魔術師「そ、その耳はまさか・・・エルフ・・・っ!?」
エルフ「ええそうです。これでも呪札を売ってはくれませんか?」
魔術師「いや、十分だ。目的を聞く必要もあるまい」ササッ
エルフ「ありがとうございます」チャリン
エルフ「ところで・・・最近なにか魔物関連で何か聞きませんでしたか?」
魔術師「魔物の仕業かどうかはわからんが・・・」
魔術師「最近奇病が流行っていてね・・・」
エルフ「奇病・・・?」
魔術師「人が干物みたくカラッカラにひからびて死んでるんだとさ」
エルフ「・・・ふむ」
魔術師「しかもかかるのは決まって男なんだよ」
エルフ「ひからびる・・・男だけ・・・」
魔術師「このへんかな」
エルフ「その死体の発見って何日間隔なんですか?」
魔術師「3日・・・ほどかねぇ・・・」
エルフ「わかりました・・・ありがとうございます。ではまた」
魔術師「ああ、毎度有り」
エルフ「この街に残る上級魔物の魔力・・・干からびて死ぬ男・・・となれば・・・」
エルフ「あれしか・・・・」
〜自由行動 猫娘 鍛冶屋〜
鍛冶屋「いらっしゃーい」
猫娘「あの、すいません。私にあった短剣をお出ししてもらえませんか?」
鍛冶屋「嬢ちゃんのかい?護身用?」
猫娘「いえ、戦闘用です」
鍛冶屋「せ、戦闘・・・わかったちょっと待っててくれ」
ガサゴソ
鍛冶屋「これなんかどうだい?軽くて強度もある」
猫娘「うーん・・・」フィンフィン(短剣を回す)
猫娘「もうちょっと細いやつありませんか?切るというよりも突くみたいな感じで」
鍛冶屋「じゃあ・・・これかい?強度はそれより落ちるけど貫通度は抜群。何本か持ち歩くといい」
猫娘「あ、これいいですね。10本ください」
鍛冶屋「10本も!?」
猫娘「だめですか・・・?」
鍛冶屋「い、いや、大丈夫だが、そんなに持ってなにをするつもりなんだい?旅だったら5本もあれば十分だが」
猫娘「投げてみたいなぁ・・・って」
鍛冶屋「へ?」
猫娘「あ、いやなんでもないです!とりあえず10本お願いしますね!」
鍛冶屋「ああ・・・わかった・・・」
ガチャガチャ
鍛冶屋「どうだ、これで10本だ」
猫娘「ありがとうございます」(お金を渡す)
鍛冶屋「また困ったらこいよ」
ガチャ
猫娘「いいですねこれ・・・いいです・・・」ニヤニヤ
猫娘「すごく使いやすい感じがしますね・・・」ニマニマ
〜自由行動 魔法使い 大通り〜
魔法使い(私は特にやることないしなー)チラッ
「いらっしゃいらっしゃいー」「さぁ!いいもの揃ってるよー!」
魔法使い「賑わってんなぁ・・・」
魔法使い「私はどうして時間をつぶそうかなー」(あたりを見回す)
女「ど・・・どうしよう・・・これじゃ店長に怒られちゃう・・・」
魔法使い(ん・・・?あの人困ってるな・・・時間あるし、助けてやるか・・・)
魔法使い「あの・・・どうかしました?」
女「え・・・あ———ちょっと君!?来てくれない!?」グイッ
魔法使い「うわぁ!?」
〜??? 店内〜
魔法使い「あの・・・この格好は・・・?」
魔法使いの服はメイド服へと早変わり
女「ごめん!今日いきなり休みでたから人数足りなくて!手伝って!お給料はだすから!」
魔法使い(ここまできて引き下がれないしなぁ・・・)「あ、わかりました・・・」
女「恩にきります!」
魔法使い「で、私はなにをすれば」
女「君はエントランスで注文をとってくれればいいから、この紙に注文されたものを書いて厨房に渡すの。どう?できる?」
魔法使い「ヨユーだと思います・・・」
女「ちっちゃい子だったから心配だったけどしっかりしててよかった!ああ神よ!!」
魔法使い(また子供扱いか・・・)
女「大丈夫!君なら行けるよ!」
魔法使い「・・・じゃあ行ってきます」
女「あ、そうそう」
女「お客様サービス、忘れずにね?笑顔笑顔」
カランコロン
魔法使い「いらっしゃいませー」
男1「あれ・・・こんな幼女ここにいたっけ?」
男2「やっべぇめっちゃかわいい持ち帰りたい!!」
男1「話聞けよ・・・あ、2人で」
魔法使い「ではこちらの席へー」
男2「やべぇあの幼女かわいすぎる!あのだるそうな感じがなんともたまらん!」
男1「お前犯罪犯すなよ・・・」
男2「犯罪なんてしたら幼女みていられないからな、するわけない」
男1「それはアウトなのかセーフなのか・・・」
魔法使い「ご注文はお決まりでしょうか?」
男1「あ、僕はおやこど——」
男2「あのっ!俺に『あなたのおちんぽみるくがほしいのぉ!』って言ってもらえませんか!?」
魔法使い「・・・・・死ねくず」
男2「ぶひいいいいいいいい!!!」ビクンビクン
男2「あの蔑んだ目であのセリフ・・・たまらん・・・ふぅ・・・」
男1「な?手遅れになる前に治療しよう?な?」
〜仕事終わり 厨房裏〜
魔法使い(まっ、まさかあんなことを言われるとは・・・///)
魔法使い(勢いで死ねとか言ってしまったが・・・大丈夫か・・?)
魔法使い(誰もいないよな・・・)キョロキョロ
魔法使い「あっ、あなたのおちん・・・みるが・・・ほし——」
女「あ、おつかれさまー!」
魔法使い「ひゃぁああ!?」
女「どうしたっ!?」
魔法使い「い、いえ、いきなり現れたものだから・・・つい・・・」
女(私そんなきいきなりだったかなぁ・・・)
女「あ、はいこれお給料。ほんとに助かった!ありがと!」
魔法使い「あ、あぁ・・・」
女「またなにかあったらよろしくね!」
魔法使い(結構もらえたな・・・)
魔法使い(また来ようかな・・・うん・・・)テクテクテク
今日はこの辺で!
なんだかんだでもう200レス・・・はやいなぁ
おやすみなさーい
200get!!
これで俺がおちんぽみるくちゃんとデートできる!!
〜自由行動 アサシン 露店〜
アサシン「えと、じゃあ・・・これとこれを」チャリン
店主「毎度!この道具を選ぶとは・・・君は旅人さんかい?」
アサシン「ま、まぁ・・・(ここで正体をばらすわけにはいかないしな・・・)」
店主「じゃあ、気をつけろよ。この辺じゃ最近奇病がはやってるって噂だ」
アサシン「奇病?そんな話聞いてませんが・・・」
店主「この辺の警備隊のせいでもみ消されてるのさ、なんでも男しかかからない病でね・・・」
アサシン「そうですか・・・気をつけておきます。では」
店主「ああ、気をつけなよ」
テクテクテク
アサシン(確かに警備隊が多いと思ったが・・・そういうことか・・・)
アサシン(奇病・・・ねぇ・・・)
「わ、わ、すごいすごい!」
アサシン「あれ・・・この声って・・・」
猫娘「なんですかこのぬいぐるみ!しゃべりますね!」
(´・ω・)<やぁ僕はカプモンだよ
猫娘「カプモンってなんですか!?」
店主「ああ、カプセルモンスターの略さ、最近子供達の間で流行ってるんだ」
アサシン「猫娘・・・そこでなにやってるんだ・・・」
猫娘「すごいですよアサシンさん!これみてください!」ポチッ
(´・ω・)<僕と一緒に夜遊びしようよ
アサシン「なにこれ」
(´・ω・)<ねぇ知ってる?くるみぽんちおを逆さから読んだら——
アサシン「行くぞ!猫娘!!」グイッ
猫娘「え!?ちょ、引っ張らないで!あ、面白かったですありがとー!」(手を振り)
店主「じゃあねー」
店主「くっ・・・やっぱりだめだったか・・・」
店員「あんな露骨にいうのなんか売れませんて・・第一カプモンしゃべりませんし」
店主「俺はどうしてもあのセリフを言わせてやりたいんだよ!」
店員「そんなにむきにならなくても・・・」
店主「俺は言わせるために客を呼び込むぞ・・・!」
店主「らっしゃいらっしゃいカプモンのぬいぐるみだよー!」
店主「あ、そこの嬢ちゃん!ちょっと見ていかないかい?」
魔法使い「ん?私のことか?」
〜宿 夕方〜
魔法使い「エルフと一緒にいなかったのに疲れた・・・なんでだろう・・・」
エルフ「僕といると疲れるの!?ショック!」
魔法使い「せめて自覚しろよ!」
猫娘「あのぬいぐるみもうちょっと見てたかったんですけど・・・」
アサシン「あれは・・・ダメだ。もうちょっと大人になってからだ」
猫娘「私アサシンさんとそんなに歳変わらないですよね!?」
アサシン「1年の重みはすごいぞ・・・」
猫娘「なんの話ですか・・・」
エルフ「あ、そうそう。みんなに話さなきゃいけないことがあって・・・」
アサシン「ん?どうした珍しく」
エルフ「あの・・・この街で流行ってる奇病についてなんだけど・・・」
アサシン「あ、それ俺も聞いた・・・具体的なのはよくわからなんだが」
エルフ「うん、それ。男性だけがかかる病気・・・」
エルフ「その病状は干からびて死ぬ。予兆と経過を見たものはいない・・・」
エルフ「となると、一晩でかかって死んだ。と推測するのが普通だと思う」
魔法使い(こいつここまで頭回るやつだったのか・・・)
猫娘「でもそれってまだ病原菌が見つかってないんですよね?」
エルフ「そう、それで僕が感じた魔力のあと・・・これから推測するに・・・」
エルフ「犯人は・・・サキュバス」
アサシン「サキュバス・・・」
猫娘「サキュバスって・・・あの魔物の上位種の?」
魔法使い「だがなんで魔力なんてわかったんだ?私は何も感じなかったが・・・」
エルフ「僕はちょっとビンカンだからね」(耳を触る)
エルフ「今日呪札を購入してきた。これで魔力の出処がわかるってこと」
猫娘「それでどうするんですか?アサシンさん、明日にでもここたちます?」
アサシン「そうだな・・・これ以上犠牲者を出したくない・・・」
エルフ「決定だね。じゃあ僕は少し準備あるから・・・先に部屋に行ってるね」トントントン
魔法使い「久々の個室だしな。私も休むとするか」
猫娘「あ、じゃあ私も・・・やることないですけど・・・それじゃまたあとで」
アサシン「ああ、飯ができたら呼ぶよ」
〜夕食後〜
一同「ごちそうさまでした」
エルフ「あ、そうそう、アサシン。あとで僕の部屋来てくれない?話したいことあるから」
アサシン「お、おう・・・わかった」
猫娘「えっ!?まさかエルフちゃん・・・っ!?だ、ダメですよ!」
エルフ「・・・何を言ってるの猫娘は・・・」
猫娘「・・・へっ!?」
エルフ「僕はただアサシンと会話をしたいっていうか会議というか」
猫娘「な、なら私も行きます!」
エルフ「ま、いいけど。魔法使いちゃんはどーするー?」
魔法使い「そうだな・・・私だけ聞かないのもアレだし。行こうとしよう」
魔法使い「・・・・それにしてもさ、エルフ」
エルフ「なに?魔法使いちゃん」
魔法使い「なんというか・・・キャラちがくね?」
エルフ「・・・スイッチ入ると性格変わるタイプだからねっ」ニヤッ
今日は更新少なかったですね・・・
課題が多かったので。
あと2週間あたり、こんな状況が続くかと思いますが・・・許してください←
あとレスをこんなにもらってめっちゃうれしい1ですww
>>200に栄光あれ
おやすみなさい!
一時期ここのサイトが使えなくなってpc壊れたかなと思った1であった
〜エルフの部屋〜
エルフ「えっと・・・じゃあ説明から入るけど、僕はこの街の近くにサキュバスがうろついてると思うんだ」
アサシン「その理由が・・・男ばかりがかかる奇病ってこと、か・・・」
エルフ「そう、奇病って説も否定できなくはないけど、問題はこの街に魔力が残ってるっていうこと」
魔法使い「だがどうやってサキュバスを対処するんだ?幻術の使い手と聞くが」
エルフ「そこは僕がなんとかするよ。防御魔法も使えるし」
アサシン「だがどこにいるか特定できるのか?いくらお前でも魔力の足跡だけでは・・・」
エルフ「そのために今日呪札を買ってまいりました」ピラッ
エルフ「ちょっとアサシン、地図を貸してくれる?」
アサシン「わかった、ちょっとまて」ゴソゴソ ポイッ
エルフ「ありがと、じゃあこの地図にサキュバスの居場所を反映するね」
するとエルフは呪札を口にあて、詠唱を始める
エルフ「・・・・これよし。じゃあ呪札ちゃん、お願いしますよ」
呪札は地図上をただよう。そしてだんだんと降下していき、一つの場所にたどり着く
アサシン「これで終わり——うわっ!?札が焼き付いたっ!?」
猫娘「すごいです、印が地図に焼き付いちゃいました」
エルフ「これでこの場所にサキュバスがそこにいるって証明されたね」
アサシン「こんなんで場所わかるのか?あとこの印どうすんだよ・・・」
エルフ「この札は一種の呪うための道具でね、ちなみにこの札で一般人なら呪うことができるよ」
エルフ「あと印の件だけど、僕が魔力をとけば自然に消えるから、心配はしないで」
エルフ「で、どうする?」
アサシン「うーん・・・でるとしたら明日か・・・相手の魔法にも警戒は必要だしな・・・」
アサシン「多分俺と猫娘はお荷物になるだろうな」
猫娘「なっ・・・!?」
アサシン「だってそうだろ・・・接近戦で戦う俺らよりも魔法と幻術を使って戦う相手の方が有利に決まってる」
猫娘「悔しいですがそれが正論ですよね・・・」ガクリ
エルフ「僕の魔法でできるだけ防御はしてみるけどね」
魔法使い「私も援護はするがな」
エルフ「戦い方としては・・・魔法使いちゃんと僕が魔法でせめて隙あれば猫娘とアサシンが・・・って感じかな」
アサシン「そうなるだろうな・・・」
アサシン「サキュバスの場所は方向的に南か・・・」
エルフ「このくらいだと半日あればつけるかな・・・」
猫娘「早めに出たほうがいいでしょうね」
魔法使い「そうとなれば早く寝よう・・・眠くてしかたなくて・・・ふわぁ・・・」
アサシン「じゃあそうするか・・・」
エルフ「じゃあ魔法使いちゃん一緒のお布団でねy」
魔法使い「襲ってきたら首絞めるからな」
〜朝〜
猫娘「おはようございますっ」
アサシン「おはよー」
魔法使い「・・・・・おはよぉ」ゲンナリ
アサシン「・・・・(なにがあった)」
魔法使い「もうやだ!アサシンあいつと部屋別にして!」
アサシン「お、おう・・・?」
エルフ「昨日の夜は魔法使いちゃんの締め付けがすごくて・・・///」
魔法使い「勘違いするなよアサシンっ!こいつの首締めてやっただけだからな!」
アサシン「それだけほえる元気があれば大丈夫そうだな」
エルフ「今夜もお楽しみしようね・・・///」
魔法使い「お前はサキュバスのとこでくたばってろ!」
猫娘「仲いいと思うんですけどねー」ボソッ
アサシン「んじゃ・・・そろそろ行くか・・・」
猫娘「というかエルフちゃん移動魔法使えたような」
エルフ「ああ、あれは一回行ったとこじゃないと無理なんだよ・・・頭の中で行くとこ決まるから・・・」
魔法使い「じゃあ写真をみては移動できるのか?」
エルフ「多分・・・無理。写真だけじゃ補えないところとかもあるし・・・」
猫娘「じゃあ帰ってくるときは早いってことですか?」
エルフ「そゆこと、まかせといて」グッ
今日はこのあたりで・・・
なんだか文章が雑になってきた感があるのでそこ頑張ります
おやすみなさい!
アサシンさんは基本優しいです
〜道中〜
エルフ「・・・やっぱり近づくにつれて魔力が増してる・・・」
魔法使い「このへんになれば私にもわかる・・・すごい力だ・・・」
エルフ(下手したら・・・・)
アサシン「俺らはさっぱり・・・」
猫娘「ですね・・・」
〜森 館前〜
エルフ「ここにはなにもないって聞いてたんだけどな・・・」
魔法使い「なにもないところに屋敷を立てるとはすごいというかなんというか」
猫娘「それだけの魔力を持ってるってことですよねっ・・・・」
アサシン「そう考えるのが妥当だろうな・・・」
アサシン「準備は・・・いいか?」
猫娘「大丈夫ですっ」
魔法使い「いつでも」
エルフ「援護は任せて!」
ギィィィ
アサシン「・・・・・」
目の前には大きなロビーが広がっている
「あら?お客様?」
2階に繋がる階段に女性の影
エルフ「・・・・サキュバス・・・」
猫娘「あれが・・・」
サキュバス「なに?4人で訪問なんて、エルフに化け猫・・・あとは人間2人・・・1人はお悩み持ちかしら」
アサシン「全部バレてるのな・・・」
エルフ「僕の耳と猫娘のしっぽと耳見えなくしてあるんだけどな・・・」
魔法使い「私のもか・・・さすがは上位魔物ってわけか・・・」
サキュバス「で、ご要件はなにかしら?」
アサシン「近くの街の男が死亡する事件についてだ」
サキュバス「・・・気づかれていたのね、気配は消したはずなんだけど」
エルフ(消してあれぐらいの魔力が残るのか・・・)
アサシン「お前の仕業で間違いないんだな」
サキュバス「そうね、それは認めましょう」
サキュバス「じゃあ聞くけど・・・あなた達は牛や豚、魚を食べずに生きていける?」
アサシン「・・・は?」
サキュバス「その事件のことなんだけど・・・サキュバスってなにで生きてるかしってる?」
エルフ「・・・人間の男の、精」
サキュバス「そう。私たちにとっては食事しただけなのよ」
猫娘「だからって・・・」
サキュバス「普通のものも食べれるけど残念ながら栄養にはならないの」
サキュバス「私たちの命をつなぐために食事をとるってわけ」
猫娘「っ・・・・」
エルフ「だけど許すわけにはいかないよ」
エルフ「あなたのしたことはどんな理由があろうとも結果は人殺しだからね」
魔法使い「危険は除かないとな」
アサシン「すまないが、そういうことだ」
サキュバス「そう・・・残念・・・」
サキュバスはそうつぶやくとおもむろに何かを唱え出す
魔法使い「っ!フレイム!」ボン
それに反応して、魔法使いは魔法を唱えた
サキュバスに向かって飛んでいく炎の玉はサキュバスの前で儚くも霧散してしまう
魔法使い「お前今なにをしようとした・・・」
サキュバス「バレっちゃった、いやなに。夢を見させてあげようかと思ってね」
魔法使い「夢・・・だと?」
サキュバス「そこの男の人に」
アサシン「っ!?」
エルフ(防御魔法を・・・みんなに・・・)ポワァ
サキュバス「あと、言いそびれてたけど私の幻術は女性にかかりやすいのよ?」
アサシン「じゃあなんで俺に・・・」
サキュバス「・・・ふふふ、今にわかるわよ」フォン
魔法使い「・・・?なんともないが」
エルフ「僕も・・・ってことはまさかっ!?」
猫娘「・・・・」ボーッ(虚ろな目)
アサシン「おい?猫娘?大丈夫か・・・?」
ガシィ!
アサシン「なっ!?ちょっと猫娘!?」
猫娘「えへへ・・・アサシンさんの匂い・・・」スリスリ
アサシン「ちょ、近づくなっ!」グググ
アサシン(力が強すぎて押しのけられねぇ・・・っ)
エルフ「うそっ!なんで僕の防御魔法を!?」
サキュバス「あなたの魔法は悪くなかった、問題はあの娘の心にあったのよ」
エルフ「心・・・?」
サキュバス「私に少し同情してたんでしょう。だからあなた達とは違って幻術にかかってしまった」
サキュバス「優しい娘ね。それゆえにかかりやすくなっていた」
サキュバス「まぁ、防御魔法がなければもっとすごいことになっていたんでしょけど・・・うふふ」
魔法使い「余裕こきやがって・・・フレイムストーム!」
炎の渦がサキュバスに襲いかかる
だがそれをサキュバスは身動きせずに消してしまう
魔法使い「・・・・・っ」
サキュバス「あなたの魔法はこの程度かしら?」
魔法使い「馬鹿にするなっ!イグニートプリズンっ!」
炎柱がサキュバスの足元から出現し、彼女を包み込む
さながら炎の檻に閉じ込めるように
サキュバス「・・・・少しびっくりしちゃった」パンパン(スカートの汚れを払う)
魔法使い「なっ・・・ダメージがないのか・・・っ」
サキュバス「残念ながら、そのようね」
サキュバス「で、そっちのエルフさんはなにもしてこないのかしら?」
エルフ「そうだね・・・魔法使いちゃんの魔法が通じないんだったら僕には無理かな」
サキュバス「お利口さんね」
エルフ「・・・・とでも言うと思ったの?」
突如サキュバスの頭上から岩石が降ってくる
それもサキュバスを埋め尽くすほどの
サキュバス「っ!?」ガラガラガラ
エルフ「魔法使いちゃん!逃げるよ!」
魔法使い「は!?いやまだサキュバスは・・・」
エルフ「アサシンと猫娘は使えないし魔法が通じないんじゃ勝ち目はないよ!」
魔法使い「・・・っ」
エルフ「いいかい、これからみんなをつれてあの街まで戻る。大丈夫、またここには来るから」
魔法使い「わかった・・・」
エルフ「アサシン!猫娘っ!」
アサシン「んっ!ぷはぁ!エルフ!早くこいつをどかして——んむっ!?」
猫娘「んんっ、はむっ・・・えへへ、アサシンさんの味・・・」
エルフ「いい?これからあの街まで戻るから!このままじゃ全滅して終わりだよ!」
アサシン「・・・・っ」コクコク
エルフ「わかってくれてなにより、ありがとう」
エルフ「移動魔法、街へ」ヒュン
〜館〜
ガラガラガラ
サキュバス「・・・逃げたか」
サキュバス「久しぶりにいい相手と出会えたと思ったのがだがな・・・」
サキュバス「まぁ、暇つぶしになったし、よしとするか・・・」
〜街 宿屋〜
エルフ「はー・・・なんとか逃げられたか・・・」
魔法使い「・・・・・」
アサシン「猫娘いい加減離れろぉ・・・・っ!」グググ
猫娘「アサシンさぁん・・・ちゅーしてください・・・」
アサシン「さっき散々してきたくせにぃ・・・・・!」
エルフ「はぁ・・・・拘束魔法」ヒュン
猫娘「あれ・・・なんで動けなくなったんですかぁ?アサシンさん?」
アサシン「助かったよ・・・エルフ、ありがとう」
エルフ「大変だったみたいだね。この様子じゃあと2時間はかかりっぱなしかな」
アサシン「それまで魔法かけ続けてくれよ・・・頼むから」
エルフ「どうしたの?魔法使いちゃん、さっきからなんだか・・・」
魔法使い「・・・私の魔法、通じなかった・・・」
魔法使い「私の魔法ならっ・・・倒せると思ってたのに・・・」
アサシン「・・・魔法使い・・・・・」
魔法使い「自分がどれくらい力が足りなかったって実感したよ」
魔法使い「だから・・・その・・・」
魔法使い「エルフっ、私に魔法の修行をつけてくれないかっ!」
エルフ「魔法使いちゃん・・・」
魔法使い「このままサキュバスを野放しにしておくと犠牲が増えるだけ・・・だから、お願い」
エルフ「わかった・・・それと、そっちの2人にも修行してもらわなきゃね」
アサシン「俺たちも?」
エルフ「魔法防御ぐらい1人で出来て欲しいし。あとは・・・2人の連携しだいだね」
アサシン「連携?それと魔法防御がなにが関係するんだ?」
エルフ「2人はどちらかというと接近戦だから近くで魔法を防ぐことになる」
エルフ「その魔法の威力を防ぐために2人で魔法防御を発動させるの」
エルフ「そうすると防御力が増すってわけ」
アサシン「なるほどな・・・」
エルフ「こういうのもうちょっと早くやっておけばよかったね・・・私の魔法で防げるって思ってたから・・・私の落ち度もあるね・・・」
魔法使い「エルフ、私には攻撃呪文を強化して欲しい・・・」
エルフ「うん、わかった。明日にまで方法を考えておくよ」
魔法使い「ごめん・・・」
エルフ「魔法使いちゃん、そういうときはありがとうっていうんだよ?」
魔法使い「・・・・ありがと」
今日はこの辺で。
ふと思いましたがアサシンってアサシンっぽくないですよね←
(あとキャラの見せ方がイマイチというか・・・)
某暗殺者SSかっこいいです
おやすみなさい
エルフ「うん、いい子」なでなで
アサシン「じゃあ明日からってことでいいのか?」
エルフ「そうだね、今日は疲れてるだろうし」
魔法使い「猫娘もあのままじゃ修行できないだろうからな・・・」
〜翌日 街の外れ〜
エルフ「じゃあこれから始めたいと思いまーす」
アサシン・魔法使い「よろしくー」
猫娘「いつのまに話進んでたんですか?私聞いてないですよ?」
アサシン「いや・・・お前は、な・・・」
魔法使い「あの有様だったからな・・・」
エルフ「あはは・・・」
猫娘「えっ!?私なにかしたんですかっ!?覚えがないのですが!?」
アサシン「落ち着け猫娘、いいか、よく聞け」
アサシン「あれは、ノーカウントだ」
猫娘「ええっ!?なんの話ですか!?ちょ、アサシンさん!?」
アサシン「・・・・エルフ続けてくれ」
エルフ「うん、じゃあ今日は精神的な面を鍛えようと思うんだけど・・・」
エルフ「・・・じゃあこの呪札をはりつけさせてもらうね」ペタツ
アサシン「これ・・・なんだ・・・」
エルフ「それには特別な魔力を注いだから、気をつけてね」
エルフ「君たちにはこれから瞑想をしてもらうね」
エルフ「時間は・・・今から6時間ってとこかな」
猫娘「6時間ですかっ!?」
エルフ「ちょっと巻いてやらないと・・・サキュバスがいつきてもおかしくはないんだ」
エルフ「あと、その札には少し細工があるからね」
魔法使い「細工?」
エルフ「自分の欲望、恐怖、畏れ。自分の嫌だったこととかを見せてくるから、それに打ち勝たないと」
アサシン「・・・・そういうことかよ」
エルフ「目を開けたり、欲望に負けたら札消えるからね、その時点で今日の修行は終わり。ご飯抜き」
猫娘「それはきついですよ・・・・」
エルフ「6時間たったら僕の手で札を外すから」
エルフ「じゃあいい?今から始めるよ?」
猫娘「だ、大丈夫です・・・」
魔法使い「どんとこい」
アサシン「ああ、大丈夫」
エルフ「じゃあ目をつぶってね・・・始め」
〜瞑想 アサシン〜
アサシン「・・・・・瞑想っていうよりも夢だなこれ・・・」
アサシン「・・・・欲望ねぇ・・・特にはないと思うけどなぁ・・・」
コツコツコツ
アサシン(誰だ・・・足音が・・・)
コツコツ・・・
アサシン「誰だ」
???「あ、アサシン!元気にしてたかい?」
アサシン「あっ、あなたは・・・」
今日はこの辺で・・・
修行内容全然考えてないです・・・←
猫娘と魔法使いの瞑想内容なににしようかな
おやすみなさいですー
アサシン「お師様っ・・・?」
師匠「おう、アサシン。元気にしてたか?」
アサシン「なっ、なんで・・・!?」
師匠「なにもくそもないだろう。わたしはこのようにピンピンしてるぞ?」
アサシン「う、嘘だ・・・」
師匠「何が嘘なんだ?私は私だぞ?」
アサシン(わかってる・・・この人が幻影だってことはわかってる・・・だけどっ・・・)
アサシン「これが・・・俺の弱み・・・か・・・」
〜エルフ〜
エルフ「今頃みんな戦ってるころかなー」
エルフ「あの札・・・自分が思ってない弱いところをさらけ出してくるからなぁ」
エルフ「・・・・もう少し楽な方法あるんだけど・・・時間がないからね・・・」
エルフ「ごめん、許して」
〜猫娘〜
猫娘「またここですか・・・」ジャラ
猫娘(手錠に足枷・・・・・)
猫娘「こんなところにしなくてもいいじゃないですか・・・」
猫娘(また奴隷に戻ってしまったみたいですね・・・割り切ったはずだったんだけどなぁ・・・)
奴隷商人「おら、てめぇらさっさと歩け!」ビシッ
猫娘(この人も当時のまんまです・・・とろとろ歩いてるとムチをいれてきます・・・)
少女「ひぐっ・・・お母さん・・・」
奴隷商人「黙れガキっ!いちいち泣いてんじゃねぇぞ!」
少女「ひっ・・・!?」
猫娘(ここも・・・見たことある光景ですね・・・この時あの子を救えませんでした・・・)
猫娘(商人の暴力もまして行って・・・ついには・・・)
猫娘(でも、そんなことはさせません・・・今はっ・・・)
猫娘「やめてください!その子かわいそうじゃないですか!」
奴隷商人「・・・あ?」
奴隷商人が近づいてくる。それもすごい形相で
奴隷商人「生意気な口聞いてんじゃねぇぞ!!」バシィ
放たれたムチを猫娘は手錠で受け止める
猫娘「あなた・・・こういうことされたあの子の気持ち考えたことあるんですかっ!?」
奴隷商人「ねぇな」
猫娘「そうですよね・・・あなたみたいな人が考えるわけありませんよね・・・!」
奴隷商人「で・・・お前はなにを言いたいんだ?ムチで叩かれて喘ぐ豚にでもなりにきたのか?」
猫娘「そんなわけありません!今すぐに彼女を——」
少女「もういいよ、お姉ちゃん」
猫娘「・・・え?」
少女「今更言っても無駄でしょ?」
猫娘「な、なにを言ってるんですか・・・・?」
少女「ましてや今は夢の中なんだよ?ここで助けても私助からないよ?」
少女「・・・現にあのあと衰弱して死んじゃったし」
猫娘「嘘・・・こんなこと聞いてないっ!」
〜〜〜〜〜
エルフ「その札には、いろんな人の念が流れ込んでくるんだよ・・・」
エルフ「関わった人の後生とかね・・・」
エルフ「心配も煽るし、大切な人からも必要にされなくなる・・・」
エルフ「極めつけは——」
〜〜〜〜〜〜〜
少女「嘘じゃないよ。あの時助けてくれさえすれば、私も自由になれたのかもしれないんだよ?」
猫娘「・・・・っ」
少女「お姉ちゃんも死ねばよかったのにね」
猫娘「———っ」
猫娘「なっ、なんでそんなことを・・・」
少女「少なくともあの時かばっていれば変わってたかもしれないんだよ?」
少女「それを臆病な化け猫が目を逸らして知らんぷり」
少女「情けなくなかった?それとも自分の命が惜しかった?」
猫娘「そっ、それは!」
少女「・・・そんな覚悟だから旅のお荷物になるんだよ」
少女「奴隷は奴隷らしく物みたく扱われてればいいのよ」
〜〜〜〜〜〜〜
魔法使い「・・・・ここは・・・」
ゴーンゴーン
魔法使い「教会・・・」
ガチャ
魔法使い「誰かいるー?」
コツコツコツ
神父「おお!あの時の少女じゃないか!どうぞあがって」
魔法使い「あ、ああ・・・」
今日はこのあたりですかね
少々欝展開になりますがそのあとはちゃんとアットホームなやつありますので・・・
ちなみに不安を煽るというのは、あってもないことを言われたりするみたいな感じですので
不安の種を大きくするみたいな
では、おやすみなさい
魔法使い(神父・・・久しぶりだな・・・)
魔法使い(特に変わった様子は・・・あるわけないか、自分の中の神父だし・・・)
神父「で、どうですか?旅のほうは?」
魔法使い「あ、ああ・・・有意義だよ。退屈なんかしてない」
魔法使い(これが瞑想なんて信じられないな・・・)
神父「それはそれは・・・では旅の話を聞かせていただけますか?」
魔法使い「も、もちろんだとも」
魔法使い(しかし・・・なんというか・・・聞いてたのよりも楽だな)
〜〜〜〜〜
神父「なるほど・・・エルフの里で捕まったと・・・大変でしたね」
魔法使い「それに・・・貴族が教会に乗り込んだらしくて・・・」
魔法使い(記憶に相談するのも変だがな・・・)
神父「ああ、そうだったんですよね・・・」
魔法使い(そんなこと言われても・・・)
魔法使い「・・・・実際被害は?」
魔法使い(というかなんで私が瞑想で出てくる幻想の相手なんか・・・)
魔法使い(早く修行を終わらせたいっていうのに・・・)
神父「実は子供が何人か怪我をしてしまって・・・」
魔法使い「そうか・・・」
魔法使い(そういえばこれってなにやったら終わりなんだ・・・?)
神父「あなたが守ってくれていれば子供達は怪我を負わずにすんだんですが・・・」
魔法使い(あれ・・・?雰囲気が・・・)
魔法使い「なにがいいたいんだ・・・」
神父「責任をとってもらえますよね?」
〜〜〜〜〜〜
エルフ「この修行の終わりは、大切な人を殺すこと・・・・」
エルフ「こうじゃないと1週間じゃとても・・・」
エルフ「許してね・・・」
ちょっと強引過ぎましたね・・・
なんかバトルパートとか入ります←
神父が戦闘力持ってる持ってないは気にせず
簡単に言うと札が出した試練みたいな感じで受け取ってもらえると助かります・・・
魔法使いちゃん・・・責任とってもらえますよね?(意味深
ではこのへんで
〜〜〜〜
アサシン「・・・あの、お師様・・・なんですか・・・?」
師匠「当たり前だろう」
アサシン「・・・あのあとどうなったか、って聞いても無駄ですよね」
師匠「だろうな、所詮私はお前の中の記憶と想像にすぎないからな」
アサシン「・・・・『記憶を想像』にしては事情わかってるんですね」
師匠「私を誰だと思っているんだ?それぐらい理解はできるさ」
アサシン「どうだか・・・で、俺はなにをやったらここからでれるんですか?」
師匠「聞くところによるとお前にかけられてる呪札には私を殺さないと解けないらしいな」
アサシン「せっかくの再開が台無しですね・・・」
師匠「で、どうする?やるか?」
アサシン「・・・・望むところですよ」
師匠「いい返事だ」ニヤッ
〜〜〜〜〜
猫娘(はぁ・・・あの女の子冷たかったなぁ・・・)
猫娘(いくら自分のなかで死んでたって思ってたとはいえ・・・ショックだったなぁ・・・)
奴隷商人「おい、お前、ちょっと表でろ」
猫娘「・・・・いやですよ」
奴隷商人「安心しろ、お披露目じゃない。ほら、着替えだ」ポイッ
猫娘「・・・・・一体なにが・・・?」
奴隷商人「これからお前はこの人と戦ってもらう」
奴隷商人「勝てば晴れて開放だ」
猫娘(相手は・・・マントを着てて顔がわからないですね・・・)
猫娘「・・・わかりました、受けましょう」
奴隷商人「ほら、武器だ」ピッ
奴隷商人「それじゃ、始めてくれ」
今日はこのあたりで
ああ・・・最近雑になってるような気がしてならない・・・
ネタ不足というか、あれですねネタいっぱい詰め込みすぎてダメな感じですね・・・
努力してみます
別な単発SSネタならあるんですけどねぇ・・・
ネタ募集中なり
面白いから時間かけてでもいいから続けてくれ
>>263 ありがとうございます・・・
心折れかかってました・・・
励まされて歓喜してます゚(゚´Д`゚)゚
では続きをば・・・
猫娘(マントで顔は見えませんが・・・肩幅からして男・・・)
猫娘(だけど・・・アサシンさんから教えてもらった技があれば・・・)
猫娘はマント男に向かって踏み込む。遠慮はない、喉元を狙って一直線に
マント男はその動きに対し微動だにせず猫娘の接近を許す
そのまま猫娘は喉元を——
マント男は喉に迫る短剣を逸らそうとすると腹部に鈍い痛みが走る
喉元への攻撃は囮で本命は腹部への膝蹴りであった
マント男「っ・・・!」
マント男は口からでそうになる嗚咽をこらえる
猫娘は痛みをこらえている男に顔への肘うちの追撃を加える
猫娘(はいった・・・!)
しかしマント男はその肘うちを腕で受け止め、反撃にでる
猫娘の顔への一線。ギリギリ届きはしなかったが猫娘は背中に走る冷たさを感じた
その瞬間猫娘は大きく2歩、3歩と後退する
相手から距離をとっても悪寒はとれることはなかった
猫娘(い、今の・・・少しでも前に踏み込んでいれば・・・やられてた・・・)
猫娘(膝蹴りは完璧にはいったはずなのに、なんであんな動きを・・・)
マント男はさっきと同じ場所に立っている
まるでなにもなかったかのような風貌で
猫娘(まだ短剣の予備はある・・・いけるかな・・・)
次も猫娘から仕掛ける
さっきと同じような踏み込み。マント男は先ほどのを警戒してか、身構えている
あと数歩で喉の届きそうな至近距離で——
猫娘「ふっ!」シュパッ
猫娘は手に持っていた短剣を顔目掛けて投げた
マント男は迫ってくる短剣を自分の短剣で軌道をそらす
マント男「・・・ぐっ!?」ギャイン
そして再び視線を猫娘に戻すと———
猫娘「はぁあああ!!」
眼前には猫娘が顔を狙い突いてくる姿が
マント男は顔だけで短剣を避ける
その瞬間マント男は蹴りを放ち、猫娘とこ距離をとる
猫娘(惜しかった・・・あれでやれたと思ったのに・・・)
猫娘(さっきの攻撃でマントのフードが——!?)
猫娘の目に映ったのは
自分に戦闘の基礎を教えてもらった
自分の運命を変えてくれた
アサシンがいた
今日はこのあたりですかね・・・
すごく>>263 に助けられた気がします←
SS速報のルールのためにも、完結させたいと思います
おやすみなさい!
猫娘「・・・・アサシンさん・・・」
猫娘は構えていた短剣を力なく下ろし彼を見据える
猫娘「よりにもよって・・・なんでアサシンさんなんですかっ・・・これじゃ・・・」
猫娘「殺せるわけ・・・ないじゃないですか・・・っ」
その様子をじっと見ていたアサシンがようやく口を開く
アサシン「よぉ、お荷物。今度は泣き虫に方向転換か?」
猫娘「えっ・・・?」
アサシン「自分でも気づいてるんだろ?あの貴族の件でもお前がいなければ俺は命を張らずに済んだし」
アサシン「魔法使いやエルフのように魔法も使えないし、俺みたいな技術がない」
アサシン「よくそんなので旅を続けられたな」
猫娘「・・・なんでっ」
アサシン「なんでじゃないだろう。お前はとっくに仲間じゃないんだよ、お荷物さん?」
猫娘「嘘・・・嘘ですよね・・・?」
今日はこれだけですかね・・・
テスト近いんで更新あんまりできなくなるかもです・・・
猫娘「アサシンさんが・・・そんなこと言うはずないですっ・・・」
アサシン「もしかしたら元々こういう性格で、いつもは隠してるってこともありえるんだぜ?」
アサシン「ほかにもいうとすれば・・・今お前が見ている俺はただの幻影にすぎない」
アサシン「ここで殺しても現実ではなにも変わらない・・・それなのに殺せもしないのか・・・?」
猫娘「っ・・・」
猫娘「わ、私の知ってるアサシンさんは・・・」
猫娘「そんなこといいませんっ!!」
猫娘「私は・・・あなたに勝ちます!絶対にです!」
アサシン「その自信はどこから出てくるんだ?お前に技を教えたのは俺だぞ?」
猫娘「それでもあなたは幻影じゃないですか、あなたはアサシンさんではありません!」
アサシン「そうか・・・では・・・」
猫娘「ぐっ・・・!」
逸らそうとしてもアサシンの一撃は思うより重くとっさに両手持ちにして返す
アサシンの放ったそれを受け流したあとに距離を置くため彼の腹部に蹴りをお見舞いしてやる
アサシン「よく反応できたな」
猫娘「あの人の弟子ですから」
アサシンの問いかけに猫娘は軽く笑って答えてみせる
アサシン「なるほどな」
猫娘(次は・・・どうくる・・・?)
猫娘はアサシンの様子がおかしいと気づく
左右に揺れ始め、まるで酒に酔っているかのように
次の瞬間アサシンの口元が歪む
アサシン「ではこれはどうだ・・・?」
不規則な動きから放たれるナイフの線
それも一本ではない
猫娘「なっ!?」
あの動きからナイフを飛ばしてくると想像していなかった猫娘は一瞬反応が遅れる
アサシンから飛び出したナイフの軌道は正確で、まるで未来が見えているかのように逃げ場を潰していた
猫娘は大きく右に飛び無理矢理に逃げ場を確保する
安全を確保したのは一瞬ですぐにアサシンからナイフが飛んでくる
1,2歩と大きく飛んでもなおアサシンの手から放たれるナイフが着地点に飛んでくる
猫娘はそこから身体をひねって逆方向に着地する
そうしてアサシンの着地読みを回避しようと——
猫娘「——がぁっ!?」
突如猫娘の脇腹に鋭い痛みが走る
バランスを崩し地面に倒れ込んだ猫娘は自分に起きたことを確認しようと腹部を見る
すると脇腹にはアサシンの放ったナイフが深々と刺さっており、衣服は鮮血に染まる
———甘かった。着地をずらすことも読まれていたなんて考えていなかった
猫娘「はっ・・・はぁ・・・」
伏せたまま息を整え体内に侵入している異物を取り除く
猫娘「ぁぁぁあああっ!!」
腹部から大量の出血。猫娘は構わず傷口を手で塞ぎ、立ち上がる
猫娘「・・・はぁ・・・はぁっ・・・」
今の一撃で相当の体力を持っていかれてしまった。今分があるのは完璧にアサシンだ
アサシン「大丈夫か?辛そうだが?」
猫娘「心配には・・・・及びません・・・」
傷口がズキズキ痛む。それに伴い出血量が多くなっている
アサシン「続きをするか?」
猫娘「当たり前じゃないですか・・・!」
猫娘は再び答えるが先ほどまでの余裕はまるでない
アサシンはナイフ投擲をやめ、猫娘に接近戦を持ちかけてくる
猫娘はアサシンの猛攻に耐え、なんとか攻撃をそらす
だが傷口を抑えたままの防衛はあまりにも不利であった
アサシン「傷口痛むんじゃないのか?」
猫娘「余計な・・・お世話ですっ・・・」
アサシンの刃をなんとか躱し、逸らしていた猫娘もいよいよ限界が訪れる
猫娘「はっ・・・くぁっ・・・」
アサシン「・・・動きが鈍いぞ」
アサシンは防御を怠っていた猫娘の腹部に掌底を入れる
猫娘「うぶっ・・・・!?げほっげほっ!」
吐血。それと同時に抑えていた脇腹の傷口から激しく出血する
猫娘「ごほっげほっ・・・うぐっ・・・・」
嗚咽を抑えようにも身体が応えてくれない。口を覆っても溢れてくる血と胃液
アサシン「・・・もう動けまい。降参しろ、楽になれるぞ」
猫娘「・・・誰が、降参なんかするんですか・・・けほっ、私は、あなたを倒します・・・」
アサシン「では・・・これで終わりだな」
アサシンは自らの手が握っている短剣を逆手に持ち直し、猫娘に向けて振り下ろす
猫娘の頭目掛けて一直線に。
猫娘「・・・・・誰が負けると言ったんですか」
自らの頭部に向かって落ちてくるアサシンの短剣を転がって回避して逆にアサシンに握っていた土埃をくれてやる
アサシン「なっ・・・!?」
狼狽しているアサシンに対し、猫娘はゆっくりと起き上がる
猫娘「終わりなのは・・・あなたのほうですよ。アサシンさん」
アサシン「くそっ・・・くそがああああぁぁぁぁ!!」
猫娘の短剣は深々とアサシンの喉に沈み込み、幻影は砂の如く消え去った
そこに残ったのは、2つの短剣だけだった
疲れました(主にテストが
この物語もなんだか行き詰ってきてる感じありますね・・・
くっ・・・なんでほかの物語のアイディアがどんどん浮かんでくるんだ・・・
頑張ってこれ完結させます!
おやすみなさい
————————
猫娘「あれ・・・?ここ・・・」
エルフ「おかえり、僕が剥がすまでもなかったね」
猫娘「・・・どれぐらい経ちましたか?」
エルフ「んっと・・・4時間ってところだね。まだ2人は覚める様子ないよ」
エルフ「疲れたでしょ?先に宿に戻ってゆっくりしてるといいよ」
猫娘「いえ、ここにいます・・・みんな覚めるまで・・・」
アサシン「・・・・・」
猫娘(アサシンさん・・・)ギュッ
そう言って猫娘はアサシンの手を強く握った
ちょっとだけ更新
やっぱり安価は人気ありますね・・・
俺の好きなSSがすぐに1000超えたところを見るとすごいですヽ〔゚Д゚〕丿
ほのぼのも書いていたいですけど(・д・`。 )))。。。
今度も暗殺が主体だったりするかもですね
ではっ
ふおおおこんなにも読んでくれている人がいましたとはぁぁぁ
嬉しい限りでございます!
次回安価とるかどうか迷ってたのですが取らないかも・・・?
〜瞑想 アサシン〜
アサシン「ぐっ、はっ!」
師匠「どうしたぁ!動きに迷いが見えるぞ!」
アサシン「このぉっ・・・!」
師匠「このままでは私を倒せないぞ?」
師匠は休む間もなく斬撃を繰り出してくる。その域は一般人を超えている
防御に徹するアサシンは未だ一撃も繰り出してはいない
命の恩人と師。——どちらもただでは返せない恩であるのにもかかわらず、この人には仇で返してしまった
その考えが頭の中でよぎるアサシンは師匠に刃を向けられなかった
鉄と鉄が擦れる音。ぶつかって弾ける音。踏み込み、息遣い
すべての音が本物に等しく、師匠との修行を思い出してしまう
その考えが枷となってアサシンの動きを鈍らせる
——この人は俺の真逆だ。相手の動きを制限するように仕掛けてきてる
アサシンのスタイルは主に迎撃。相手の攻撃を無力化したあとカウンターと喰らわす
一方師匠は自分から攻撃を仕掛け、相手を思うように行動させない
連撃を繰り出し、相手を防御に専念させる
アサシン(これはっ・・・予想以上に・・・)
師匠「私はそんな軟弱に育てた覚えはないんだけどね!」
迫り来る刃を身体で避け、短剣で逸らす
アサシンは攻撃は跳ね除けるのが精一杯だった
明日でテストが終わるぅぅぅ
色々な意味で終わる
300レスすぐそこですね。なんだかんだでいっぱい書いたと思います
では!
師匠の剣を大きく逸らそうにも柔軟に身体をひねらせ、離れ、そしてまた追撃してくる
一方的なまでの剣撃はやまなかった
————
防御に専念していたせいで師匠に足を払われたアサシンは馬乗りされていた
師匠「その私を殺さないでどうにかするという甘い考えをなくせ」
師匠「そうじゃないと相手にもならんぞ」
そういうと師匠はアサシンの首元に剣を添える
師匠「——出直してきな」
————————
アサシン「——かはっ!?」
猫娘「うえっ!?」ビクッ
エルフ「・・・おかえり」
猫娘「お、おかえりなさい・・・」
アサシンは身体を起こし辺りを確認する
アサシン「・・・負けたか」
猫娘「負けちゃった・・・んですか?」
アサシン「負けたよ・・・しかも完敗だ・・・」
猫娘「そうですか・・・ごめんなさい・・・」
アサシン「いや、別に謝ることじゃない・・・俺が力不足だったんだ・・・」
猫娘「・・・・・」ギュ
アサシン「・・・?どうした猫娘、ひっついて」
猫娘「そんなこと・・・ないと思います・・・」
猫娘「アサシンさんは弱くないと思いますっ!」
猫娘「・・・少なくとも私からみたアサシンさんは・・・強いです・・・」
猫娘「わ、私・・・アサシンさんをこ、殺してしまって・・・それでっ・・・」
アサシン「落ち着け・・・それは 瞑想の中でだろ?安心しろ、俺は死なないよ」
猫娘「それと・・・確認したいんですが・・・」
猫娘「私って・・・お荷物、ですか・・・?」
アサシン「そんなことない、猫娘は立派な仲間だよ」
猫娘「・・・・ありがとうございますっ」
アサシン「食費はかさむけどな」
猫娘「———なっ!?」
今日はこんな感じですね
やっと時間が取れるようになりました
なんとなくですけどこれ終わったら書くようなやつの構想ができてきました
それを安価にしようかどうか迷ってるところです・・・一応・・・
ではまた更新するときまで
————————
魔法使い「私の中じゃ神父様は魔法使えなかったはずなんだけどな…」
神父「これも神に授かった力なのですよ」
魔法使い「しかも地味にキャラずれてるし…」
神父「では行きますよ…」
神父が繰り出してきた魔法は氷系の魔法
鋭い氷柱が魔法使いを貫こうと迫ってくる
魔法使い「こんな少女にも手加減なしかよっ!」
その氷柱を魔法使いは炎で焼き払う
氷柱は一瞬で蒸発し、辺りには熱気が漂う
魔法使い(だめだ…一回の攻撃でこんなに魔力を使っていては…)
神父「今のは避けられてようですね…では次、行きますよ」
神父はまたも氷の柱を空中に作り出し…
神父「むんっ!」
その束を魔法使いに向けて放つ
魔法使い「くっ…!」
魔法使いも炎で迎撃をし、またも蒸発させる
魔法使い(このままじゃ消耗戦だ…どうしたら…)
神父「私も喉が渇いてきましたので早くあなたを倒して休憩したいものですねぇ」
魔法使い(神父…まだあいつ余裕があるのか…)
神父「では、行きますか」
魔法使い「また氷柱かよっ!」
神父の氷柱に対し炎の渦を作る魔法使い
魔法使い(今の…本数が少なかったような…?)
魔法使い(なんで今少なかったんだ…?手加減?舐めていたから?)
魔法使い(そういえばなんだか空気が乾燥しているような…)
魔法使い(そうか…多分、これであってるはず)
神父「そろそろ終わりにしましょうか!」
神父は巨大な氷柱を作り出す
魔法使い「神父様、あなたは私に勝てませんよ」
突然魔法使いが口を開く
魔法使い「あなたの魔力では私と対等の力を出せない…違う?」
神父「なっ、なにを突然…」
魔法使い「図星なようだな…だから神父様は微弱ながら空気中の水分を使って魔力を一時的にあげた」
神父「だったらなんだというのです…」
魔法使い「だったら私はそれよりも高い温度の炎を作ればいいだけ…幸いもう乾燥しきってるから…」
魔法使いは特大の火球を上空に作り出した
魔法使い「これぐらいは、余裕なんだよね」
魔法使いは神父に指を向けると、火球がゆっくりと神父に向かって降下していく
魔法使い「なかなか楽しかったよ神父様。じゃあ、またね」
久しぶりの更新になりました
続けるのも難しいですねこれ…
最近暖かくなってきて眠くて大変です
では
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