P「いやーおい、よかったよなぁシンデレラガールズ1話」
菜々「私が出てなかったのはちょっと残念でしたけど……次回が楽しみです!」
P「まぁお前は大丈夫だって。それよりそこでメモとってる奴が心配かな」
加奈「えっ……!?私ですか!?」メモーンッ!
P「お前その効果音どうやって出してんの?」
安部菜々(永遠の17歳)
http://i.imgur.com/cpN91FJ.jpg
今井加奈(16)
http://i.imgur.com/F5A8KXf.jpg
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420972127
加奈「そんな……私のメモによれば、次回から3話続けて今井加奈回の予定だったのに……」
P「その絶大な自信はどっから来るんだよ」
菜々「流石の菜々もそこまでは自信持てません」
加奈「うう……栗拾ってきます」
P「まて、今は1月だ、栗は落ちてない」
加奈「そうでした……」
菜々「でも、本当にいい出来でしたよね、アニメ一話」
P「間違いないな。ツイッターも上々の反応だったぞ」
加奈「いまだに『武内』がトレンド入りしてるんですよね~」
P「だな。てか加奈お前ツイッターやってたんだな」
加奈「えへへ、名前は隠してますよ?」
P「まぁそれでいいんだよ。バレるような事書いてないな?
……ってフォロワー多ッ!?13500人!?」
加奈「メモ代わりに常駐してたらいつの間にか増えてました」
P「どんだけ常駐してんの!?こえーよ!!」
菜々「な、菜々ツイッターとかやってないんですけど大丈夫ですかね……」
P「菜々はポケベルだっけ?」
菜々「もうそのネタには乗りませんよ」
加奈「そうですよ。あめぞうですよね?」
菜々「古ッ!!!……ってハッ!」
P「ごめんごめん、かーずSPだよな」
菜々「もう全然違うじゃないですか!コミュニティ関係ない!
てかかーずSPはいまだに現役です!!」
P「え、マジ?」
※マジです
P「しかしあんなPをぶっこんでくるとは思わないよな、流石に」
菜々「すごかったですよね~漫画ではテンプレキャラとしてあるあるですが、
期待値の高いアニメの主要キャラに据えてくるとは。完全に虚をつかれた形になりました」
加奈「女性人気も高いようですから、とっても好評価だと考えてよさそうです」
P「これは2話以降も絶対楽しめるな」
菜々「でも2話以降はどう攻めてくるんでしょうね?」
P「ほう?つまり?」
菜々「ほらだって、1話でいわゆる『切り札』ををつかってきたわけじゃないですか」
P「ふむふむ」
加奈「つまり、インパクトが一話目に劣っちゃう、ってことですか?」
菜々「それもあり得ますね」
P「う~ん……そうなると困るな。何か打開策がほしいところだ」
加奈「打開策……」
P「例えば2話目で展開を斬新にしてみるっていうのはどうだ」
菜々「いきなり斬新にですか?」
加奈「でも、方向性を変えすぎるのは駄目なんじゃ?」
P「なあに、多少のテコ入れなら視聴者もわくわくできるさ」
菜々「例えば?」
P「例えばな……」
―――――――
ちひろ「武内P!シンデレラプロジェクトのメンバーが揃いましたよ!」
武内P「わかりました」
卯月「凛ちゃんの他に、もう一人いるんですか?」
武内P「ええ、欠員は3人でしたので……」
ドカーン!
武内P「………ッ!」
敵「ケッケッケ……貴様が346プロのプロデューサーだな?」
ちひろ「な、何者ですか!?」
敵「貴様らに語る必要はない!!死ね!!」
ドゴーン!!!
ちひろ「武内P!!」
卯月「プロデューサーさん!!」
敵「ケーッケッケ!!これでヤツもコナゴナよ!!
原型すらとどめてはいまい!!」
モクモクモク……
武内P「何か御用でしょうか……。
まずは、アポイントをとっていただきたいのですが。」
敵「……何!?」
卯月「プロデューサーさん!」
島村卯月(17)
http://i.imgur.com/uYXSlOM.jpg
――――
P「みたいな」
菜々「いや斬新すぎませんッ!?」
加奈「なるほど、魔術による攻撃を……」メモメモ
菜々「加奈ちゃんそれメモしても未来永劫使わないよ」
P「なんかサーヴァント使役してそうな見た目だったしバトルもいいかなって」
菜々「いやそんな理由でぶっとんだバトル物にされてもこまりますよ!?」
加奈「はいはい!私も2話のアイデア考えました!!」
菜々「もう2話のサブタイトルまで決まってるんですけどね……」
P「おっ、加奈も考えたのか。どんな感じのがいい?」
加奈「例えばですね……」
―――――――
凛「(まずい、遅刻しちゃう……)」
タッタッタッタ
ド~ン!
凛「きゃっ」
凛「ご、ごめんなさい。急いでいたので……」
武内P「お怪我はありませんか……?」 バーン!
凛「(何この人、デカっ……)」
武内P「……すみませんが、アイドルに興味はありませんか?」
凛「え?いやそういうの別にないです」
武内P「そうですか、ならお話だけでも……」
凛「急いでるんで!」
タッ
―――――
先生「それじゃ転校生を紹介します」
武内P「武内です。よろしくおねがいします。皆さんまずは名刺だけでもどうぞ」
スッスッ
先生「武内君は渋谷さんの隣に座ってください」
武内P「はい」
凛「(あ、アイツ……今朝の!?)」
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/2jqzl9F.jpg
―――――
加奈「みたいな」
菜々「ストーップ!ストップ!ストップ!」
P「どうしたんだよ菜々、いいじゃん王道っぽくて」
菜々「2~3か所ツッコミどころがあります!
加奈「……え?」
菜々「いやそんな『何言ってんだこの人』みたいな表情されても困りますよ!?」
P「ぶつかった男の子が転校生でプロデューサー……これ以上なく斬新でいいと思うけどな」
菜々「だから斬新すぎますって!ていうかたぶん凛ちゃんの学校女子校ですよ!?」
P「そこは女装してだな」
菜々「あの見た目でですか!?」
※あの見た目
http://i.imgur.com/q6ptyC9.jpg
P「わかったわかった、転校生が無理ならたとえばな……」
―――――
武内P「本日付けであなた方の教師となりました。武内です。以後宜しくお願いします」
武内P「それでは日直の方、号令をお願いします」
凛「起立……」ジャキッ
凛「礼ッ!!!」
ドガガガガガガガガガガガ ダダダダダダダ
バババババラババババ チュイン! ダダダダ
武内P「発砲したままで結構ですので……出席を取ります」
――――――
菜々「ストーップ!!」
P「まだ終わってないぞ」
菜々「混ざってます!」
P「え、マジ?」
加奈「でも武内Pさんって殺せなさそうな雰囲気ありますよね」
P「月くらいなら無表情で爆破してそうだよな」
菜々「まだ一話しか登場してないプロデューサーに凶悪な触手のイメージを植え付けないであげてください!!」
P「触手プロデューサー……?閃いた!」
菜々「閃かないでください」
加奈「薄い本が厚くなりますね!」メモンッ
菜々「加奈ちゃんそんなキャラでしたっけ!?」
P「加奈は最近薄いキャラを脱却するために畜生の道を進んでいるぞ」
菜々「それダメなパターンじゃないですか……」
加奈「趣味はラブレターを偽造して下駄箱に入れることです!」
菜々「きわめて酷い!」
P「そういえば次回のタイトルって直訳すると「なんて素敵なお城みたいなホテルでしょう」だっけ?」
菜々「違いますよ!?」
加奈「パラガスPさんもついにアニメ化されるんですねー……」
菜々「違いますってば!」
P「ということは、次回は卯月、凛、未央のプロデュースが決まった武内Pが、
文香をたらしこんで晴をラブホテルに連れ込む話だっけ?」
菜々「なんでそんな前後の文脈がつながってないんですか!?」
加奈「楽しみですね!」
菜々「2話目で苦情が殺到して3話目がなくなりますよ」
P「代わりに、『地獄プロデューサーた~け~』とかどう?」
菜々「何の代わりですか」
加奈「鬼の手で、アイドルを狙う業界人をばったばったと切り殺すんですね!」メモ!
菜々「切り殺しちゃダメですよ!?」
P「やっべぇ、めっちゃ楽しそう」
菜々「まぁ気持ちはわかります」
P「だろ?」
菜々「正直菜々ツッコミ疲れてきてアレなんですけど、
武内Pにはいろんな可能性があるなってずっと思ってました」
P「話がわかるな!」
菜々「菜々的には是非無口な医者とかの役で、仁奈ちゃんあたりを連れて、
無免許だけど凄く腕がいい、高いお金を請求するけど、根はいい人みたいなのやってほしいです」
P「武内ジャックな」
菜々「語呂悪ッ!」
加奈「ついでにゴルゴ13の要素を混ぜて、暗殺対象を半殺しにして自分で治すってどうですか?」
菜々「何で混ぜたんですか!?それだとただのクズじゃないですか!!」
P「武内Pはクズっていうより優しさ全開のイメージだもんな~」
加奈「濡れた犬とか拾ってそうですよね」
P「あ、拓海登場しそう」
菜々「そういえば皆、どうやって登場するんですかね?
本来のエピソード通りなんでしょうか……」
P「凛がかなり忠実な再現だったし、皆結構リアルにスカウトして通報されるんじゃないかな」
加奈「毎回通報されちゃうんですか?」
菜々「そ、それはいいんでしょうか……?」
P「アニメ放送24話のうち、3時間分が通報・職質シーン」
菜々「長い!」
菜々「あっ……そういえば長々と話しこんじゃいましたけど、
これから菜々、打ち合わせがあるんでした」
P「おうそうか、いってらっしゃい」
菜々「……ってアレ?あの時計、止まってません?」
P「アニメにならって調整中にしてみました」
菜々「え?じゃあ今の実際の時間って……」
バッ
菜々「うわあああああああ!?打ち合わせの時間すぎてるッ!!?」
P「ははは、おっちょこちょいだなぁ」
菜々「おっちょこちょいだなあじゃないですよ!?
ていうか何で5時49分とかいう微妙な時間で止めたんですか!?」
P「時計の事思いついたのがその時間だったから」
菜々「仕事が雑!!」
――
prrrr
ピ
加奈「もしもし。はい。こちらCGプロの……はい」
加奈「そうです。安部が打ち合わせに遅れると……」
加奈「はい、誠にご迷惑おかけします。これから出発させますので」
加奈「はい、はい……かしこまりました。伝えておきます」
ピ
加奈「ふー……」
加奈「アイドルマスターシンデレラガールズ!」
加奈「第二話『I never seen such a beautiful castle』!」
加奈「来週も見てくださいねっ、プロデューサーさん!」
おしまい
以上です。武内Pの戦闘シーンが書きたかっただけです。
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