朝、私は親友である千早ちゃんと共に仕事場に向かっていた
東京でも雪がチラホラと降るほど寒い季節になり、外を歩いているだけでも冷たい風がひゅぅぅっと吹き抜けていく
本当はタクシーで移動したいところであったが、仕事場が近いということもあり、歩いて向かうことにした
そんななか、千早ちゃんが寒そうに両手で体を摩る
「……寒いわねっ…春香」
「う…うん」
私も身を縮こませながら頷いた
やっぱりタクシーがよかったかな!
そう言いたくなるほど寒いのである
そして、また冷たい風が私と千早ちゃんに吹き付けて通り過ぎていく
「はぶっ」
その時、千早ちゃんが歯をガチガチにさせながらより一層体を摩った
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419503030
「…早く…向かいましょう」
「うん…そうしよう」
速歩きになる千早ちゃんに合わせて私も足を速める
風邪でも引いたら大変だから、早く暖かい建物の中に入りたい
いや、そうじゃなくても寒いのは体に堪えるのだ
ネックウォーマに顔を疼くめながら、千早ちゃんがふと言った
「どうして…今日はこんなに寒いのかしら」
「え? 」
「もう少し暖かい服装でくればよかったわ」
「わっ…それは大変だよ千早ちゃん、寒いならタクシーで行ったのに」
「えぇ…でももう直ぐそこだから我慢するわ…行きましょう、春香」
より一層足を速める千早ちゃんに、
私はやや駆け足気味になりながら着いていく
歩美に危ない事するなとか言って自分は絶対少年探偵団から離れない(組織にマークされてる=自分自身が他者を危険に晒し続ける不発弾)
歩美の『逃げたくない』って台詞を免罪符の如く引用してFBIの保護を断ったクセに組織に対し何もしない(歩美は立ち向かうという意味で使ったけど灰原は立ち向かうどころか他人に丸投げ)
お姉さんが人質にされてる事を言い訳に犯罪幇助
自分は姉を救う為に何かした訳でもないのに姉を見殺しにしたと事情を一切知らない(知らなかった)コナンを責める
効果の安定性、持続性、薬その物の安全性が保証されていない解毒剤(笑)をコナンに投与(又はそんな出来損ないをちゃんとした管理もせず放置)
組織の被害者・対立者(コナン、博士含む)に自分が持つ情報を公開、共有しない
組織の人間は匂いで解る(笑)
な自分大好き弱虫自己中マッドサイエンティストのどこがいいの?
内面から腐ったゴミクズじゃん
外にしてはやや薄い服装に身を包み、
両手で身体の横腹をスリスリと摩り、
ネックウォーマに顔を疼くめながら歩いていくその姿はとても寒そうだった
今日はいつもよりとても寒い日だった
月日が1ヶ月流れたんじゃないかと思うほど、急に寒くなったのである
こういう日には風邪になりやすいから気をつけろ…と、いつも事務所でプロデューサーさんが何度も繰り返し呼びかけいるのだが、その事が少し心配になった
風邪でも引いたら大変だね
頬を赤く染めながら速歩きで歩く千早ちゃんを見ながら、私は言った
「早く、仕事場に行こう」
千早ちゃんは無言で頷いた
初っ端から最悪、ふとした思いつきでスレ建てただけなんで終わりにします
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