私、暁美ほむらは最近、最高の友達と別れを告げた。
彼女はとても立派だった。この世界を救う為に
自らを犠牲にして戦っていた。過去、現在、未来の全ての魔法少女を
絶望から救った。彼女こそ真の英雄であると私は確信している。
そして彼女によって世界は平和へと導かれた

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿と思っていた＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ともだち「あいつは今、何処にいるのかな？」

qb「ケンジなら絶対に生きてるよ。というより
君も奴をわざと生きるのびるように仕組んだんじゃないか」

ともだち「そうだよ。彼は僕がこの手で殺すんだ…」

～数週間前～
ほむら「何ここ？昭和？」

私の目の前には見たこともない光景が広がっていた。
ボロくくたびれた小さな店や、汚い服を着た少年
地面もアスファルトではなく固い土のような感じである。

ほむら「一体なんなの…」

私は近くにあった店の新聞を見て驚いた。

ほむら「1969年…え？…」ﾋﾞｸｯ

ジジババ「酢イカ～15円～」

訂正:
>>2
ケンジ×　ケンヂ○
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ほむら(まどかの改変の時に何か誤差が生じて過去に
飛ばされたのかしら……それにしても、これからどうやって…)

タッタッタッ

ケンヂ「ガームくーださいな！」⊃10円

マルオ「僕もー」⊃10円

ほむら「……」

マルオ「あれ？見慣れない格好した女の人だ」

ケンヂ「おっ！胸はないけど綺麗なねえちゃんだ～」

ヨシツネ「キャーッハレンチーッ！」

ほむら「胸無くて悪かったわね…」(胸ある奴はデブなのよ…)

ケンヂ「ところでねえちゃんさ、何処に住んでる人なの？」ｸﾁｬｸﾁｬ

ほむら「……そうね…未来の日本に住んでるわ」

三人「未来！？」

ほむら「ねぇ、あなたたち…

ケンヂ「未来かよ！？ねえねえ！未来ってどんなの！？」ｷﾗｷﾗ

マルオ「空飛ぶ車とか走ってんの！？」ﾊﾟｧｰｯ

ヨシツネ「第三次世界大戦とか起こってないよね？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ほむら「……」(昭和の子供ってこういう事考えてたのね…)

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ほむら「っていうのが日本の未来の姿よ…」ﾊｧﾊｧ

ケンヂ「何だ…思ったほどは変わってないなぁ」

ヨシツネ「いや、でもパソコンとかゲームっての凄そうだよ」

ほむら(この目が小さい子…オタっ気があるわね…)

マルオ「そうだ！このお姉ちゃん秘密基地に連れてこうよ！」

ケンヂ「おぉ！名案だなマルオ！」

ほむら「秘密基地？」

ケンヂ「うん！近くの原っぱに俺達が作ったんだ」

ほむら「へ、へぇ～」(少し日本語おかしいわね…)

【15分後:秘密基地】
ザッ　ザッ　ザッ

ケンヂ「この先にある草で覆われてるのが秘密基地だよ」

ほむら「そ、そうなんだ」(虫とか色々いるわね…うぅ…)

マルオ(このお姉さん…いい匂い…)ﾊｧﾊｧ

【秘密基地内部】

ほむら「へぇ～凄いわね…」(何か結構新鮮ね)

ケンヂ「そうだ！これを見てよ！」ｽｯ

ほむら「よげんの…書…？」(何故かしら…凄い圧力が…)

マルオ「お、おい…いいのかよ…」ｸｲｸｲｯ

ケンヂ「いいに決まってんじゃん！お姉ちゃんも今日から仲間だ！」ﾄﾞﾝｯ

ほむら「…」//(仲間…か…ふふっ)

ほむら「中を見てもいいかしら？」

ケンヂ「うん！」

ペラッ

ほむら(汚い字と絵ね…昭和時代の小学生ってこうなの？)ﾍﾟﾗｯ

ほむら「!?」ﾋﾞｸｯ(な、、何よコレ、、、こんな、、)

ヨシツネ「ど、どうしたんですか？」

ほむら(2011年…一人の少女が契約を交わす時…)ﾊﾞﾀﾝｯ　ﾊｧﾊｧ

ケンヂ「ど、どうしたの！？」

ヨシツネ「まさか…その予言のどれかが本当に！！？」

マルオ「えぇーっ！！？」ｳﾜｰｯ

ほむら「誰…？」

ケンヂ「？」

ほむら「2011年の予言を書いたのは誰なの！？」ﾊﾞﾝｯ

ケンヂ「2011年？」

ヨシツネ「2000年12月31日までしか書いてないよ」

ほむら「」

ケンヂ「なあ、そろそろ帰らねえか？」

マルオ「そうだな。ヤン坊マー坊が来たら嫌だし」

ヨシツネ「じゃあ、そろそろ帰るね」

ほむら「あ。あの…」

ケンヂ「んん？」

ほむら「その…寝る所…とかってある？…私、家ないし」

三人「え」

マルオ「俺んちは無理だな」

ヨシツネ「僕もちょっと・・・」

ほむら「そ、そうよね！別に泊めて欲しいとは思ってないから！
気にしなくていいし…そんな図々しい真似する気も…」

ケンヂ「俺んちなら俺のねえちゃんの部屋空いてるぞ」

ほむら「…」

ほむら「良かったら…」

ケンヂ「来いよ！ちょっと未来に比べたら狭いかもしれないけどさ！」

ほむら「え…ぁ…ありがとう」

ヨシツネ「良かったね。ケンヂのお母さんはそういう
ところはちゃんとしてるし、面倒見もいいよ」

ほむら「え…あ…はは…そうなんだ…」

マルオ「よーし！じゃあまた明日な！」ダッ

ヨシツネ「バイバイ！」ダッ

私は安堵の息を漏らした。何か懐かしい感覚がした。
今まで仲間なんて相手から言ってくれたのは、まどか
くらいしかいなかった。正直、今は冷酷な私の心も温かい。
こんな気持ちになるのは本当に久しぶりだった。

私もケンヂと共に秘密基地から外に出て帰ろうとした。

＿＿＿＿＿＿その時

＿＿＿＿＿＿不気味なお面をした子供が走り去って行った。

ほむら「!?」

ケンヂ「……行こうか…」

ほむら「えっ…」

『ケ～ンヂく～ん　遊びましょ～』
『ケ～ンヂく～ん　遊びましょ～』

ほむら「何…あの子…」ｶﾞｸｶﾞｸ

『ケ～ンヂく～ん　遊びましょ～』

ケンヂ「気にしなくていいよ。あいつ、いっつもこうなんだ…」

『ケ～ンヂく～ん　遊びましょ～』

ほむら「嫌…何故か…あいつが段々…『あれ』に見えてくる…」

『ケ～ンヂく～ん　遊びましょ～』

ケンヂ「……走ろう…!!」ダッ

ケンヂ「さあ！」グイッ

ほむら「え…あ…」ダッ

『逃げるの？…僕と遊んでくれないの？』

ほむら「い、嫌！…こっちに…来る…！！！」ﾋｨｯ

『その子を離してよ…ケンヂ…彼女は…』

ケンヂ「何なんだあいつ！…いつもと様子が…！」ダッ

ほむら「ﾊｧ…落ち着くのよ…暁美ほむら…」ｽｯ

カチッ！　～『時間停止』～

ほむら「ふぅ…あれ？…そういえば、魔法少女じゃないのに…」

冷静になってから気付いた。今の私は魔法少女じゃない。
なのに時間停止が使える。これはどういうこと？

？？？「まさかこの空間で君がその能力を使うとは思わなかったよ」

ほむら「……!?」ﾋﾞｸｯ

？？？「後ろを向いてごらん。別に怖いものなんてないさ」

ほむら「嫌…嫌よ…」ｶﾞｸｶﾞｸ

？？？「やれやれ。そうかい。なら真実を教えようか」

ともだち「僕は“ともだち”だ」

ほむら「ふざけないで…何が友達よ…」

後ろから感じる気配は尋常じゃなかった。
まるで世界を終わらせる程の力を持つ…ような…
そんな強い力を感じられた。私はずっと恐怖していた。
思いたくはないけど…あの子と似た何かがあるように思えた。

ともだち「この空間の正体を教えようか暁美ほむら」

ほむら「この…空間の正体…？」

ほむら「ここは…何なn…！？」ｸﾙｯ

ともだち「どうしてそう怖がるんだい？君の友達だよ」

ほむら「何…や…ﾒて…まどかの顔をするのはやめて！」ｽｯ

ガンッ！　ガンッ！　ガンッ！

ともだち「銃なんか撃っても無駄だよ。僕は神だからね」

ともだち「それにあんまり乱暴な事はしない方がいいよ」

ともだち「だってここはね？君の脳内なんだよ…」

ほむら「！？」

【ともだちランド:ボーナスステージ】

万丈目「ハッハッハッ…まだ試作段階だと言うのに…」

万丈目「奴は本当に思いきった事をしてくれる」

万丈目「お前も報われなかったな服部…」ﾁﾗｯ

服部「」

万丈目「なあ服部よ。俺はどうすりゃいいんだよ…」

万丈目「また同じ事を繰り返してしまったんだよ」

万丈目「しかも今度は前よりもスピードが早くなってる」

万丈目「最初の時はあれだったな。理科室で殺された」

万丈目「本当に悩んだよ…俺はどうすりゃいいんだ！
……そう嘆いていたな…くくっ…知ってるか？俺さ…」

服部「」

万丈目「あのとき、気付いたら幽霊になってたんだよ」

万丈目「ケンヂに教えられてなぁ…バーチャルの中で」

万丈目「最後は結局、成仏しておしまいとなった…」

万丈目「と思ったら、ならなかったんだよ」ｽﾞﾝｯ

>>26と>>27の間に追記:

万丈目「お前は不運だったよな。今回も…」

万丈目「まさかな…二代目ともだちの本人に殺されるなんてな」

万丈目「とはいえ俺には何も出来なかったんだよ…」

万丈目「二回目か…大人のお前の死に顔を見るのは」

万丈目「復活したんだ。俺は」

万丈目「いや、この世界そのものがもう一度…」

万丈目「お前はそこでは小学生の時に不慮の事故で死んだ」

万丈目「そこではお前…山根達との接点は少なかったな」

万丈目「今の二代目ともだちとなっているあいつが
お前の分も全てやってたよ。お前の顔をしてな」

万丈目「だが、そこでは俺があいつを殺してやった。
俺は正義の味方になったんだよ！！その時になぁ！！」ﾄﾞｯ

万丈目「まぁ…また死んで…繰り返してるんだけどな」

○ここまでの整理
万丈目はこの世界をループしている。

一回目の世界=漫画原作
二回目の世界=実写劇場版
三回目が今回の世界

ループしている原因はあまりわかっておらず。
現在のともだちは原作の二代目ともだち=実写の全編ともだち

現在は2011年:暁美ほむらは中2
まどかによる世界改編後の世界
【バーチャルアトラクション:試作品を実行中】

※今後はこのようなレスはないようにします。