洗面所
ハゲ「また面積が増えたなぁ…」
びかー！
ハゲ「ん？」
ぷしゅー
神幼女「神、降臨」
ハゲ「うわぁ幼女だ」
神幼女「幼女じゃない」
神幼女「神様じゃ」
ハゲ「胡散臭いな」
神幼女「むっ…」
神幼女「民よ、見るがよい」
ピカーーーッ！
ハゲ「おぉ」
神幼女「眩しいじゃろ？これが神の後光じゃ」
ハゲ「あぁ！？誰が眩しいって？！
誰の額が反射率100%だってぇ！？」
神幼女「え？え？」
ハゲ「俺はハゲてねぇ！！」
神幼女「ご、ごめんなさい…」
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ハゲ「神様が我が家に何の用ですか」
神幼女「うむ。主に褒美を与えようと思ってな」
ハゲ「褒美…」
神幼女「主は今朝、
残り少ない歯ブラシ粉のチューブを、
何重にも折りたたんでまで使い切ろうとしたじゃろ？」
神幼女「物を大切にする善良な民への、
ささやかなご褒美じゃ」
ハゲ「はぁ」
神幼女「なんでも願いを言うとよい。
一つだけ願いを叶えるぞ」
ハゲ「じゃあ」
ハゲ「髪をください」
神幼女「！」
ハゲ「僕に髪をください」
神幼女「そ、そんなものでよいのか…？」
ハゲ「髪以外は俺には必要ない」
神幼女「………」
神幼女「………///」
ハゲ「？」
神幼女「ほんとに、ほんとによいんじゃな？」
ハゲ「うん」
神幼女「わ、わかった」
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