やよい「うっうー!今日のゲストはキャシィ塚本先生です!!」(38)

春香「おいしいごはんをみんなで食べれば!」

やよい「みんなみーんな、おなか一杯元気いっぱい!」

春香「今日をおいしく、明日もおいしく!」

やよい「高槻やよいの、お料理さしすせそ!」

チャーラララチャッチャーラチャラララーチャーン、チャララチャララチャララチャララチャッチャーラーン、チャン♪

やよい「こんにちは!高槻やよいです!!」ウッウー!!

やよい「今日の『お料理さしすせそ』はなんと!ゲストに春香さんが来て下さっています!」

春香「テレビの前の皆さん!あなたのアイドル、天海春香ですよ!今日はよろしくね、やよい!」

やよい「こちらこそよろしくお願いします!一緒においしいもの作りましょうね!」ガルーン

春香「それで、実は今日私以外にもゲストの方が来てるんだよね?」

やよい「そうなんです!今日はなんとゲストにお料理の先生の方が来て下さっていまぁーす!!」

春香「なんでも、その筋の人で知らない人はいない、生きた伝説のような人だそうですよ!」

やよい「それではさっそくお呼びいたしましょう!よんまんじゅうがわ?りょうり・・・」カンペカンペ

春香「やよい、それ四万十川!」コソコソ

やよい「あっ、『しまんとがわりょうりせんもんがっこう』で『こーし』をなさっている・・・」

やよい「キャシィ塚本先生です!どおぞー!」

春香「どうぞー!!」

チャララン チャララン チャラランチャン チャーラチャンチャンチャン♪

キャシィ「ぎゃあああああああ!!!!」ドタドタドタ

やよい「えぇっ!」ビクッ!!

キャシィ「たっ助けてええええ!!!あの男に追われてるの!!!」

春香「えっ?えっ!?」

キャシィ「犯されるうううぅぅ!!私の穴という穴を狙っているのよあいつはあああ!!!」ガタガタ

春香「えっ、大丈夫ですか!?誰かに追われてるんですか!?」

キャシィ「ほらっ!ほらっ!あそこ!!見える?!全身網タイツの小太りの40代位の男が!!」ユビサシ

やよい「あっ、えっ見えないです!!」

キャシィ「嘘をつけえ!!!」バシーン!!

やよい「いたっ!!?」

春香「ちょっと!?」

やよい「あの、ごめんなさい、ほんとに見えないんです!・・・誰もいないれす!!」

キャシィ「本ッ当に?あなた本ッ当にあそこに全身網タイツの40代位の小太りの男は居ないと・・・」

キャシィ「ほんっとうにそう断言できるのね?」

キャシィ「あなた自身小太りの男の作成に200回は成功しているのね?!そうなんでしょ!!」

やよい「それは分かりませんけど・・・でも本当に誰もいないんです!」

キャシィ「小太りの男はいまぁす!!!」ビシッ

春香「なに?え、なに!?」

やよい「わ、わかんないです」

キャシィ「・・・」

キャシィ「四万十川料理学園で講師をしておりますキャシィ塚本と申します」フカブカ

やよい「あれっ!?あ!高槻やよいです!今日はよろしくお願いします!!」ガルーン

春香「あ、天海春香です・・・よろしくお願いします!」

キャシィ「あらあら可愛らしいわねぇ、食べちゃいたい!主にベッドの上で食べちゃいたい!」

春香「!?」

やよい「あ、ありがとうございます・・・?」

キャシィ「でもぶっちゃけどうなの?あなた食べられたことはあるの?」

やよい「私は別に食べられたことは無いですけど・・・」

春香「先生!何を聞いてるんですか?!やよいも答えなくていいから!」

キャシィ「そんなことないでしょ、アイドルってあれでしょ?熟れる前に一度収穫されて味見をされるんでしょ?」

キャシィ「未成熟なマンゴーは事務所の手によって塩漬けにされてアワビになってから市場に出回るのよね?」

やよい「え、ええと・・・?」

春香「・・・いやーちょっとわかんないですね、先生が何をおっしゃっているのかが」

キャシィ「ンフwww」

やよい「あの、そういえば先生、さっきは誰に追いかけられてたんですか?」

キャシィ「さっきのあれねぇ、誰だったんでしょうねぇ、まあ、心当たりはなくはないんだけれど・・・」

春香「そうなんですか?」

キャシィ「・・・実はな、あんまり大きな声で言えないんだけどな、この収録の前にホテルにいたんだわな」

やよい「ホテルですか?」

キャシィ「そうそう、ホテルにいたのよ、そこで私女王様をしてたんだけど」

春香「キャシィ先生は料理の先生ですよね」

キャシィ「ちょっと副業でね、お小遣いを稼いでるのよ、あなたたちもやる?すっごく儲かるわよ!」

やよい「儲かるんですか?!」

春香「やよい、やよい、ダメ。絶対ダメ。ていうか先生も何をやってるんですか!」

キャシィ「ほら、私普段私から男の人に温かいお料理をお出ししてるじゃない?」

キャシィ「だからたまには男の人から私に出されたくなるのよ、温かいものを」

春香「アー、ソウナンデスカ」

キャシィ「・・・出して!!私に出して!!ほら、胸に、私の胸に!!」

春香「なに言ってるんですか!やめて下さいよホントに!」

やよい「えっと、それでホテルで何があったんですか?」

キャシィ「そう!それなのよ!私がねぇ~、間違って相手の服蝋燭で全部燃やしちゃったのよwww」

キャシィ「で、仕方ないから自販機で網タイツだけ買って置いといてね、逃げてきちゃったのwww」

やよい「???」

キャシィ「一応猿轡と縛ってるロープとおもちゃをそのままにしておいたから、ま~さか追っかけてくるとは思わなかったのよね!www」

やよい「???・・・なんかよく分かんないですけど、先生が無事そうでよかったかなーって!」

春香「・・・それで!!先生!!今日は一体どんな料理を作るんですか?!!」

キャシィ「今日はねぇ~あなたたちお料理上手でしょう?だから今日はせっかくだから料理の本質に迫ろうと思っているのよ~」

やよい「料理のホンシツ、ですか?」

キャシィ「あなた分かる?料理とは何か、その本質とは何か、料理の境界とは何か」

キャシィ「そこに触れる意味は何か、触れても帰ってこれるのか・・・料理の真の根源に潜むのは境界ではないのか・・・愚かな人々はそれを知らないのだ・・・私たちはそこに回帰するというのに」ブツブツ

やよい「せ、先生・・・?」

春香「どうしたんですか突然、大丈夫ですか?先生?」

キャシィ「・・・もぉぉぅうそれ以上私にちかづくなあああああああ!!!」ガシャーン!!!

やよい「先生!?大丈夫ですか!?」

春香「あぁっ、調理器具が!!」

キャシィ「・・・はっ!ご、ごめんなさいね、ちょっと迫りくるカオスに自我を奪われかけてたみたいね・・・」

やよい「え、だ、大丈夫なんですか?」

キャシィ「大丈夫よ、ほら、亀を飼ってると1、2時間くらい意識がなくなることがあるでしょ、あれよ」

春香「あー・・・?でも私亀飼ってないのでちょっとわかんないんですけど・・・」

キャシィ「あと、おカボチャを煮付けてると誰かに後頭部あたりをいきなりどつかれることがあるじゃない?」

やよい「そう・・・ですかね・・・?」

キャシィ「あんな感じだから全然平気よ、ピンピンしてるわよ!・・・むしろビンビンしてるわよ!」

春香「ビンビンですか!?」

キャシィ「そうよ~!もう、乳首ビンビン!!下のくr」

春香「はい!はい!そうですね!まず料理、先生、お料理作らないと!!」

キャシィ「何よあなた?!信じてないのぉ?!ほんとにビンビンなのよ、ほら、ちょっとここ押してみなさい」

やよい「お、押せばいいんですか?」

キャシィ「そう、そう、押してちょうだい、軽くでいいのよ」

やよい「た、タッチ!」トン、トン

キャシィ「リキドーザン!!リキドーザン!!」

やよい「!?」

春香「何ですか、それ、っていうかほんとにお料理しましょうよ、ね!先生」

やよい「そうです!料理のホンシツ、ってどんなお料理なんですか?」

キャシィ「そうね、料理の本質っていうのは実は私もよくわかっていないのよ」

キャシィ「私も長いことお料理の先生をやってるけどね、最近なんとなくわかってきただけっていうか、ぶっちゃけ本当にそんなものがあるのか疑問なのよ」

やよい「無いかもしれないんですか?」

キャシィ「それがわかんないのよね~、本当に。毎日料理してたらもしかしたら見つかるかも!っていう程度じゃないかしら?」

春香「じゃあ今日の料理の本質に迫るっていうのは」

キャシィ「まあ、一歩でも近づけられればいいな、っていうスタンスよね」

春香「あ、じゃあもう今日は料理の本質っていうのは、何かこう具体的なテーマじゃなくて、大きな目標みたいな感じですか?」

キャシィ「・・・」ジトー

春香「え?」

キャシィ「・・・はい、今日はね、あなたたちに合わせた食材を使ってお料理します」

やよい「わあ、私たちに合わせた食材ですか!?楽しみですー!!」

キャシィ「まず、やよいちゃんと言えばもやし」ドサッ

キャシィ「そして春香と言えばクッキー!」ドサドサッ

キャシィ「この二つを使ってお料理をしようと思いーます!!」

やよい「も、もやしとクッキーですか?!」

春香「先生、すごい組み合わせですけど、本当にこれで料理が作れるんですか!?」


キャシィ「こういうね、食材が決まっててあとからレシピを考える場合はね、食材の相性を考えて、何なら作れそうか考えるのよ」

キャシィ「この相性の考え方をね、今日はお伝えできたらなって思うのよ」

春香「へ~相性!なんだかすごくそれっぽいですね!」

キャシィ「な!なによそれっぽいって!私料理の先生なのよ!?ほんっと失礼しちゃう、この万年リボン!!」

春香「ご、ごめんなさい」

やよい「でもでも、そういう風にすれば、冷蔵庫の余り物も上手に使えちゃうかもですね!」

キャシィ「そうよ~、この技術を習得すると料理の腕が格段に上がるわよ~!!」

春香「教えてくださいよ~その技術!」

キャシィ「まあ順を追って説明していきますからね、まずクッキーともやしをね、よく見つめましょう!」

やよい「み、見つめるんですか」ジー

春香「見極める感じですかね」ジー

キャシィ「そう、よーく見つめるのよ。その時ね、口を半開きにして目を出来るだけ潤ませて」

やよい「こ、こうれすか?」ジー

春香「・・・」

キャシィ「もっと恍惚とした表情をして、『待て』を言われた犬みたいに息を荒げて」

やよい「ハッ・・・ハァッ・・・」ジー

春香「先生、先生」

キャシィ「時々上目づかいで相手の顔を見て『早く食べさせて』・・・」

春香「はい先生アウト!ほらやよい止めなさい!何ですか相手の顔って!!」

やよい「え、止めていいんですか?」

キャシィ「ダメよやよいちゃん!ちゃんと続けないと、これも必要な過程なのよ!!ちょっとあなた、邪魔しないでちゃんとやりなさい!!ほら!」アー

春香「先生は何を作る気なんですか!」

キャシィ「ンフwwwww何あなたwww逆に聞くけど、あなた私が何を作ってると思うのよ!」

春香「!?な、ナニって・・・料理以外の・・・よろしくないものですよ!」

キャシィ「なによよろしくないものってwww」

キャシィ「あなたねぇ、あなたの言うよろしくないものが私にはよくわかんないけど、あなたのご両親は間違いなくヤってんだからね!!」

春香「ちょっと!?大概にしてくださいよ!小さなお子さんも見てるんですよこの番組!!」

キャシィ「・・・」ハッ!

やよい「あ、あの!!春香さん、私は平気ですから・・・三人でお料理作りましょうよ!ね!」

キャシィ「・・・」ウツムキ

春香「・・・」

春香「先生・・・あの、ごめんなさい、確かに私ちょっとカッとして言い過ぎたかもしれません」

キャシィ「・・・いいのよ、さっきの春香ちゃんの言葉でハッとしたの。そうよね、子どもも見てるかもしれないものね」グスッ

やよい「先生・・・?」

春香「な、泣いてるんですか?」

キャシィ「ごめんなさいね、あの子ももしかしたらこの番組を見てるかもしれないと思うと自然にね・・・」

春香「先生のお子さん・・・ですか?」

やよい「何かあったんですか?」

キャシィ「実はね、娘が数年前に喧嘩して出ていったきり何の音沙汰もなしでね・・・ホントごめんなさいね」グスッ

春香「先生・・・」

キャシィ「・・・お料理しましょうか」

やよい「そう・・・ですね!頑張って美味しいもの作りましょう!!」

キャシィ「ええ、やってやるわよ!」

春香「それじゃあ先生、まずはこのもやしとクッキーで何を作りましょう?」


キャシィ「そうね、まずここで何を作るのかを決めることが大きなポイントになってくるわね」

キャシィ「人生の転機になると言っても過言ではないでしょうね」

やよい「天気?」

春香「そんなレベルですか?!」

キャシィ「あなた、料理は命がけなのよ!なめてかかったら死ぬわよ!溶けて死ぬわよ!」

やよい「そうだったんですか!?頑張らないと・・・!」グッ

春香「いや、そこまで気張るものでもないと思うんだけど」

春香「そういえば先生、さっき食材の相性を見極める技術っておっしゃっていましたが、ここでそれを使うんですよね」

キャシィ「その通り!!」

キャシィ「ホメてつかわすぞ春香!」

キャシィ「略してホメ春香!!」

春香「あ、ありがとうございます」


やよい「そのぎじゅちゅ・・・」

キャシィ「あなた何噛んでんのよwww」

やよい「///」

やよい「そ!それはどう使うんですか!?///」

キャシィ「ンフッwwwまあね、口で言うより実際に見た方が早いと思うから、ちょっと見ててなさい」

やよい「はい!」

キャシィ「フゥ・・・ん~~」

キャシィ「んん~~~~~~~」

キャシィ「んんん~~~~~~~~~」

キャシィ「んあーーーーーーーーーーー!!」ビクンビクンッ

やよ春「「!!??」」

キャシィ「ふう・・・ごめんなさい、ちょっとイっちゃったみたい、おパンティー替えに行っていいかしら?」モゾモゾ

春香「はぁ!?」

やよい「え、パ、パンツ濡らしちゃったんですか?」ヒソヒソ

キャシィ「ブフッwwwwwwあ、あなたwwwwwww」

キャシィ「あなた中々やるわねぇwwwww」

やよい「???」

春香「ちょっと!!本当にちゃんと料理してくださいよ!!」

キャシィ「冗談よ冗談wwwごめんなさいね、お料理よね、お料理」

キャシィ「じゃあ今日はこのクッキーともやしを使ってクッキーお好み焼きを作りましょう!」

やよい「くっきーお好み焼きですか?」

春香「どうしてお好み焼きなんですか?」

キャシィ「何よあなた、お好み焼きじゃ嫌なの?ワガママねぇ」

春香「いや別にお好み焼きが嫌なわけじゃなくて、なんでお好み焼きになったのかなー、と」

やよい「さっき言ってた食材を見極めるぎ・・・ギジツを使ったんですよね?」

春香「そうですそうです!その技術っていうのは一体どんなものなんですか?」

キャシィ「それはね~食材の声を聞いたりするっていう人もいるんだけどね~・・・」

キャシィ「とどのつまり直感よね」

やよい「・・・直感ですか」

キャシィ「センスよね!」

春香「じゃあその技術の習得には・・・」

キャシィ「訓練したからと言って習得できるものじゃないわね、これは。センスだから」

やよい「・・・」

春香「じゃあ結局食材の相性を見極める技術っていうのは、やっぱり経験がものを言うってことですね!!」

キャシィ「センスのない人間はどれだけやっても無駄だけれどね」

春香「・・・」

キャシィ「っていうか何事においても才能のない人間はどれだけやってもその分野じゃダメなのよ」

やよい「・・・なんでそんなこと言うんですか、そんなことないですよ・・・」ウツムキ

キャシィ「・・・」

春香「・・・」

キャシィ「お好み焼き作りましょ」

やよい「・・・そうですね」グスッ

春香「クッキーともやしで、どうやってお好み焼きを作るんですか?」

キャシィ「まずクッキーを砕いて粉にしましょ。この袋に入れて麺棒で叩いてちょうだい」

やよい「く、砕いちゃうんですか?」

キャシィ「そうよ~クッキーをお好み焼きの粉の代わりにするの!」

春香「代わりになるんですか?へぇ~面白いですね、ちょっと変わった味になりそう」ガサガサ

やよい「これで叩けばいいんですよね」つ/

キャシィ「そうそう、それでしっかり叩いてちょうだい!」

やよい「はいっ!」ゴン、ゴン

キャシィ「・・・あの人が娘にそうやったように」ウツムキ

やよい「えっ」ゴン!

春香「む、娘さん?って、出ていったていう・・・?」

キャシィ「・・・庇って、守ってあげられなかったんだわな」ウツムキ

春香「娘さんを・・・ですか?」

キャシィ「あの人はな、お酒さえ飲まんかったら本当にいい人だったんだわな」

キャシィ「本当に、素面なら血の繋がってないあの子にも本当に優しくしてくれてたんだけどな」グスッ

やよい「お、お父さんですか?」

キャシィ「お店の常連さんだった人でな・・・でも一回酔うとどうしようもない人でな」

キャシィ「結局娘が出ていったのだって止められない私を責めての事だったからな・・・」

キャシィ「見殺しにされてたまるもんですかーって言って飛び出していってな・・・」

キャシィ「もう、ごめんなさいを伝える間もなく飛び出していってな・・・」

やよい「先生・・・」

春香「・・・いろいろ、大変だったんですね」

キャシィ「クッキーを砕き終えたらもやしの尻尾を切りましょう」ケロリ

やよ春「!!??」

キャシィ「あらやよいちゃん、クッキー全然砕けて無いじゃない!もっと早くやらないと!!」

やよい「え!?あ、はいっ!!」ゴン、ゴン、ゴリゴリ

キャシィ「じゃあその間に私たちはもやしの尻尾をとっときましょう、もやしを開けてだしてちょうだい」

春香「はい!」ガサガサ

キャシィ「もやしはね、尻尾を取った方が食味が良くなるのよ」プチ、プチ

春香「そうなんですか?」プチ、プチ

キャシィ「あ、こういう痛んで色の変わっちゃったところもとってちょうだい?」

春香「分かりました。なんだかようやく料理番組らしk」プチ、プチ

キャシィ「と~りま~んね~ん♪と~りま~んね~ん♪」クネクネ

キャシィ「奥でジュディーが寝~てま~んね~ん♪」クネクネ

春香「誰ですかそれ」

やよい「先生、砕き終わりました!」コナゴナ


キャシィ「お!やったわね~やよい号!!」

やよい「やよい号?」

キャシィ「ええそうよ!あなたは、あなたはこれからやよい号よ!!」

やよい「やよい号・・・」

キャシィ「ちなみに春香は2号よ」

春香「春香2号ですか?」

キャシィ「ただの2号よ」

春香「ちょ、ちょっとさすがにそれは不名誉なのでもっと別のが・・・」

キャシィ「なに?2号の座じゃ不服だっていうの?!」

春香「今の!今の言い方完全に別の意味の2号じゃないですか!!」

キャシィ「1号には主人公しか乗らないけど、2号にはいろんな人が乗るのよ」

春香「そ!そんなことないですよ!!私は一途なんですから!!仮に2号でも他の人は絶対に乗せませんよ!!っていうか2号じゃないです!!」

やよい「春香さんの上に誰か乗るんですか!?」

キャシィ「事務所の社長とかテレビ局の人間とか色々乗せてるわよ~この女!!」

春香「やよいは黙ってて!あと先生、名誉棄損で訴えますよ!!」

キャシィ「あそこに立ってるあなたのプロデューサーさんも乗せてるんじゃないのぉ?」

春香「ちょ、の、乗ってるわけないじゃないですか・・・////」

キャシィ「ちょっと何よあなたその反応!!もしかして本当にやってるんじゃないでしょうね!?」

春香「もおおおいい加減にしてくださいよ先生!!お好み焼き!クッキーももやしも準備出来てますよ!!///」

キャシィ「そうね、じゃあやよい号、フライパンあっためてちょうだい」

やよい「ホットプレートじゃないんですか?」

キャシィ「ホットプレートの無いご家庭もありますのでね、今日はフライパンを使いましょうね」

やよい「分かりましたー」カチッボボボ

春香「先生、粉に卵とか落とさなくていいんですか?」

キャシィ「別にいいわよ」

春香「・・・ホントにこれで完成するのかな」ボソ

やよい「先生!フライパンしっかり温まりました!!」

キャシィ「じゃあ油もひいてちょうだい。そこにこのもやしを・・・」

キャシィ「ああー転んじゃったー!!ドーン!!!ガラガッシャーン!!!」ガシャーン!!!

やよい「せんせい?!!」

春香「えええ!?」

キャシィ「ついでにいつものおっちょこちょいで粉もドーン!!!」ガシャン!!バシャァ!

やよい「え・・・」

春香「ちょっと先生?!今の、今の絶対にわざとですよね!?」

キャシィ「はぁ~?何でございましょう?」

春香「ちょっと、本当に意味わかんないですよ!!なん、なんでこんなこと!!」

キャシィ「んだよ!!喧嘩売ってんのか!!買うぞ!!アァン?!」

春香「食べ物粗末にしておいて何ですかその態度!!ふざけるにも限度ってものが・・・」

やよい「・・・・・・」ツカツカツカ

キャシィ「なんd」

やよい「」パァン!!!

キャシィ「ぁぉ・・・」ヒリヒリ

春香「やよいっ!?」

やよい「・・・食べ物って、勝手に出てくるわけじゃないんです」

やよい「作ってくれる人がいて、運んでくれる人がいて、売ってくれる人がいて、食べれるようにしてくれる人がいて・・・」

やよい「勝手に出てくるわけじゃないんです!!」

やよい「そりゃ全部を全部美味しく食べることは出来ないけど、でも、おいしく楽しく食べないとその人たちに失礼です!!」ジワッ

やよい「わざと食べ物を粗末にするのは・・・ヒック、一番やっちゃいけない、ヒッ、ことなんです!!」ポロポロ

やよい「あ、あな、ック、あなたはぁ!!料理の先生なんかじゃありません!!」ボロボロ

やよい「う、うぅ~~~!!!」ボロボロ

春香「やよい・・・」

春香「・・・キャシィさん、出てってもらえますか」キッ

春香「料理の先生でもない人がここにいるのはおかしいので」

キャシィ「・・・でてくわよ!!」ズカズカズカ

ガチャ

キャシィ「・・・次は必ず息の根を止めてやる!!!必ずだ!!!」

バタン!!!

春香「・・・・・・」

春香「大丈夫?」ナデナデ

やよい「ック・・・ヒック・・・ヴぁい、あるかざん・・・」グズ

春香「よしよし・・・」ナデナデ

春香「えー、高槻やよいのお料理さしすせそ」

やよい「また明日・・・」

やよい「・・・グスッ」

チャーラララチャッチャーラチャラララーチャーン、チャララチャララチャララチャララチャッチャーラーン、チャン♪



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TV<エー、タカツキヤヨイノオリョウリサシスセソ

TV<マタアシタ・・・・・・・グスッ

伊織「・・・何よこれ(泣いてるやよいかわいい)」

響「・・・これ、下手するとBPOの審議ものじゃないのか?(泣いてるやよいもかわいいぞ)」

千早「・・・よく放送できたわね(泣いてる高槻さんは慰めてる春香かわいい)」

社長「まあ、一応TV局が問題なしと判断して放送したんだ・・・我々に責任はないだろう・・・」

伊織「そんなことより・・・」チラ

小鳥「グフッwwwwドーンてwwwwwドーンてwwwお腹痛いwwwwww」

響「ちょっとピヨ子ひどいぞ」

千早「不愉快ね」

社長「彼女は笑いの感性もちょっと古いんだ、大目に見てやってくれ」

小鳥「っふふふふふッwwwwwwwwダメwwwお腹痛いぃぃぃwwwwwww」ビクンビクン

終わり

支援してくれた人ありがとう

ゴレンジャイや果てはエキセントリック少年ボウイまでアイマスパロが出ているのに
キャシィ塚本はなぜか無かったみたいだから書いてみた

あんまりキャシィらしさもアイマスらしさも出せなかった・・・残念


またああいう不謹慎なコント番組テレビでやってくれないかな~

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