カイジ「安価で圧倒的闇鍋だ…!」(42)
カイジ「今日は11月7日…鍋の日だ…だから俺は闇鍋をしようと思う」
カイジ「この闇鍋、完全に運否天賦だ…!」
カイジ「クク…!とりあえず、メンバーを集めないとな。>>2>>3>>4を呼ぶか」
福本作品からお願いします
遠藤
アカギ
美心
カイジ「とりあえず遠藤さんとアカギさんはいいとして…」
カイジ「鬼か>>4は鬼か…楽しいはずの鍋パーティになぜ美心を…」ポロポロ
カイジ「まぁ女っぽいのがいた方が盛り上がるか……盛りあがると信じたい…」グッ
カイジ「だが、安価は絶対…!!!早速この3人に連絡だ!!!」
稲田組
アカギは待機の間「鷲頭」という男を想像する
その生涯……
何がこの男の「核」なのかを……!
ドタドタ オイナンダオマエハ
アカギ「なんの騒ぎだ…?」
ガラッ
カイジ「アカギさん!!!」
黒服1「な、何だキサマッ!」
黒服2「ここをどこだと思ってやがるっっ!」
アカギ「……?」
幹部「あ、アカギさんっ! 今からっ……今からっ!闇鍋をっ……!」
カイジ「一緒に闇鍋をしてくれっ……!」
アカギ「闇鍋……?」
黒服1「ええい黙れ小僧っ!」
黒服2「こいつっ! ひと月は足腰立てんようにしてやるッ!」
ドタバタ…
カイジ「俺とっ! 俺たちと! 闇鍋をッ……!」
アカギ「…………」
未だアカギには理解できないっ!
なぜこの男が鉄火場に踏み込んで来たのかっ!
アカギ「……!」
だが!
それは生死の狭間を渡る者のみが持ち得る感性の為せる業かっ!!
アカギの本能と言うべき部分が、闇鍋という言葉が隠語でも暗号でもないことを悟らせるっ……!!
アカギ「ククク……面白い」
黒服1「んっ?」
黒服2「あ……?」
カイジ「!」
アカギ「面白い……狂気の沙汰ほど面白い」ニヤッ
黒服1・2「!?」
カイジ「ア、アカギさんっ!」
アカギ「いいだろう、カイジ」
アカギ「乗ってやろうじゃないか……その無謀っ……!」スクッ
アカギは悠然と立ち上がり目指すっ……!
鷲巣よりも遥かに先の読めぬ展開っ……!
己を食らわん、取り殺さんとする、魑魅魍魎の住処へとっ……!
カイジ「よしっ! 次は遠藤だ!」
だが! 次なる参加者遠藤は、既にその身を帝愛グループの根城に置いていたっ……!
当然のことながら、その警備は稲田組とは比べ物にならないっ……!
果たしてカイジ、無事に遠藤の下にまで辿り着けるのかっ……!?
美心「具材もたぁくさん用意したわよ~♪」
アカギ「なるほど……こりゃあタダで済みそうにないな」
カイジ「ようし、こんだけ揃ってりゃ期待できそうだぜ!」
遠藤「ククク……お前らはこの闇鍋をまるでピクニックか何かだと思ってやがるようだな」
遠藤「しかしそんな甘いことを考えているようじゃあ、てんでお話にならないぜ」
遠藤「そんなヤツは、いの一番に餌食っ……!」ニヤリ
自分で取ってんじゃねえっ・・・!
安価ならアジフライ
キスフライ
俺、圧倒的不覚!!!
書き溜めをしている間に他の人が書き始めてしまった!!!
5XHS5x6c「ぬわぁぁあああああッッ!!」ドボーン!
M4UXOaq.「わぁあぁぁぁああぁぁあ……!」ザブーン!
ナレーション「おおぉぉおおおああああああっ……!」ドボーン!
カイジ「うわっち! こっちまで飛び跳ねて来たぞ!?」
カイジ「一体何入れやがったんだ……!?」
美心「美心分かんな~~い」グルグル
ジャブジャブッ……!
ザブザブ……!
5XHS5x6c「ぐわぁぁぁッ……!!」
M4UXOaq.「のぉぉおおおおぉお!」
ナレーション「ここから先は悲惨の一語ッ……!!」
アカギ「ククク……まあやっぱこうなるよな」
アカギ「自らの意思で安価を出したんだ。となりゃ、その先の顛末は必然……!」
遠藤「一歩間違えばあそこに……俺がいても……おかしくはなかったっ……!」
嵌っている……既に鍋底……首まで…………!!
アカギ「よし、そろそろ次の具材と行こうか」
美心「は~い」サッ
カイジ「……ちょっと待ってくれないか?」
アカギ「どうした? カイジ」
カイジ「いや、このまま次のを突っ込むって言ってもさ、こう活きが良いと、何て言うか……」
アカギ「……?」
バシャバシャバシャ!
ザバンザバンザバン!
カイジ「このままだと多分食うには不都合というか、不便というか、要するに無理なわけで……」
アカギ「……なるほど、凡夫だな。的が外れてやがる」
アカギ「まだまだ終わらせないさ……地獄の淵が見えるまで……」
アカギ「宴の後には、骨すら残さない……!」
遠藤「そうとも。このまま次の具材を待つ……?」
遠藤「そういうのを無為って言うんだっ! グズが……!」
美心「うーん、カイジくんどうする~??」
カイジ「……」
カイジは迫られていた!
この未曾有の選択に!
闇鍋の性質上、そこに何が入ってもその正体については不問とする!
それが道理っ!常道っっ!
だがっ……!
美心「まだ元気みたいね~」グルグル
5XHS5x6c「うぬぉおおュヲヲおうャえあああッッ!!」
M4UXOaq.「ゐゑオ尾緒亜ぐぬ輪ぁぁあああああッッ……!」
ナレーション「この当時の摂氏100℃は現在の基準に換算して、熱湯100℃に相当……!!」
カイジ「下処理無しで入れられたと思われる巨大な食材……」
カイジ「そしてとても動物とは思えぬこの悲鳴……!」
カイジ「この二つの符号が意味するものは……一つ……!!」
ざわ…
ざわざわ…
_ _
_,. -‐-`' ``'‐、,.‐'"´,. =ニ`
,.‐'"´ __`ヽ
/ ``''‐、
. / `''‐、
i , /i 、 ヽ‐-ヽ
. ! /| /| / ! .!ヽ..ト、 、.ヽ
| /''l/、l/_, l/ _,.ゝ' ゝ、 iヽ! ちょっと待て……!
| ノ`''‐ 、._/ /_, ‐'´ !.\!
! ,.-、 r' =。=== _ ,=。===,! この闇鍋って電化製品はOKか……?
/ { ‐、!| ` ー-‐' '' \--‐' !
. / !( r||. r __ \'/|
/. ,、 ゙ー'|!、 ,..-‐───; 7゙│ 「スピーカーは持って来なかった」……?
/_,./ l │\ `ー-----‐'´/!\i
 ̄ .! 1 l ヽ、 ー一 ./ | |`'‐、 ならいいっ……!
| i、 l. ヽ、 / | .| `'‐、
. | ヽ i ヽ、.イ │ | おまえのその具材は
. | |ヽ !. | ! ! .| 煮溶かした……!
| |. ヽ. i、 | W1 │
| ,. ‐'´\|ヽi.ヽ、 ノ|/`‐、 !
カイジの下した決断は……!!
カイジ「>>31」
遠藤「ようやっと静かになったな」
アカギ「そうでなくちゃ始まらないさ」
美心「それじゃあドンドン入れて行くわよぉ~♪」
カイジ「来やがれっ……!」
遠藤「俺は>>34を」
アカギ「なら俺は>>35ってところか」
美心「私は>>36にしよっと」
カイジ「迷わず>>37だっ……!」
渡辺裕一
鷲巣
ガトーショコラ
カイジ
カイジ「じゃあ何が入ったか分からないように今回は電気を消すぞ」カチッ
遠藤(さて…俺は辺ちゃんこと渡辺裕一を入れるか…)
辺ちゃん「狂熱(ヒート)で勝つ…!」
カイジ「えっ?だ…誰だ今の声?」
遠藤「うるせぇ早く入れ!」ドンッ
渡辺裕一、遠藤に背中を押され熱々の鍋へダイブ……!
辺ちゃん「うわぁぁぁぁぁあ、熱い!熱い!」
カイジ「お、オイッ遠藤さん何を入れたんだよっ…!」
遠藤「ククッ…それを言ったら闇鍋の楽しみが無くなるだろ」
カイジ「くっ…」
アカギ「じゃあ次は俺の番だな…ホラッ早く入りなよ…」
鷲巣「き、貴様!王であるわしになんという口のきき方!控えおろう!頭が高い!」
アカギ「クククッ…意外と臆病だな鷲巣巌…」
鷲巣「な、何じゃと!?」
アカギ「お前は怯えている…熱々の鍋の中に入ることを…」
鷲巣「ぐっ…いいじゃろう。今はお前の挑発に乗ってやろう。入ってみせる熱々の鍋に…」
鈴木「わ、鷲巣様!それはあまりにも危険です!止めてください!」
鷲巣「鈴木、わしを馬鹿にしているのか?王であるこのわしが火傷などするはずないっ!!」
鈴木「い、いえっ鷲巣さま!それがあるんです!たとえ王の鷲巣さまでもっ!」
カイジ(なんか2人増えてるし、なんだよこの会話)
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