この作品はくすぐりSSがもっと増えてほしい、なら自分で書けば総数も増えるし、共感したり触発されて書く人が増えるのではないかという安易な考えで書いたものです
くすぐりSSなのでそういったものが苦手な方、一定の性描写が苦手な方はお戻りください。
上記の理由や自分の性癖を満たすために書き始めてくすぐりSSは4作目になりますが相変わらず誤字脱字文法間違いが目立ちます
それでもよろしいという方、くすぐりが好きな方は是非ご覧ください
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令嬢(以下嬢)「さてじゃあ早速始めるわよ,そうねまずはこの縄でry」
奴隷少女強気(以下強気)「いやちょっと待ちなさいよ!」
嬢「ん?もしかして手錠で拘束されたいタイプ?大丈夫よ,大概のものは揃えてry」
強気「違うわ!なんでそんなものにつき合わなくちゃいけないのよ!」
嬢「なんでってそのために買ったからに決まってるじゃない,奴隷商のデータを見る限りあなた達は条件に合致してるし」
強気「私たちは普通の家事をするための奴隷よ!それだけじゃ買い手も付きにくいから帳簿の計算とかまあ一通りのせ、セックスぐらいの教育はされてるけど」
強気「大体くすぐりプレイがしたいならそっち用に教育された奴隷がry」
奴隷少女クール(以下クール)「先輩,その辺にしておいた方がいいです」
強気「でもさあ!?」
クール「いくら雇うための商品としての待遇がよくなっても私たちは奴隷,雇い主に噛みつくのは危険」
強気「う・・・」
クール「御主人さま,御免なさい。この娘性格もそうだけどこういうのが好きなドMな豚の変態という名のに紳士向けに育てられたから」ペコリ
そういってクールは頭を下げる。
その仕草はメイド等の使用人としても全く問題のないものであり,短く切りそろえられた銀髪がサラリと垂れる。
嬢「いいのよ,私としてもそんな娘が欲しかったから買ったんだし。それにあなたもなかなかいうじゃない」
クール「そういう人向けですから」
嬢「なるほどね,メイドが使うようなフォーマルな敬語じゃない所も私好みだわ」
クール「それで、どうして私たちなのか、教えてください」
嬢「そうね、まずくすぐりプレイ用の奴隷がいるっていう話だけど、あの娘たちはくすぐられる用に訓練を受けちゃってるの」
嬢「そういう訓練を受けていない、素の反応が見たいって需要、結構あるのよ?」
強気「そ、そうなの?そんな話奴隷商のおっさんからも先生からも教わってないけど」
嬢「そりゃそうよ。だって知っちゃったらそういう反応が見れなくなるじゃない。その辺は商人や他の同好の士としっかり打ち合わせしてるわ」
クール「…でもそれで奴隷が本気で嫌がったら、手間はかかるけど『返品』すること、させてもらうことは出来る」
クール「今までの返品された人達にそんなことされたって人は…」
嬢「だってあなた達、返品できないわよ?」
強気「なっ、どういうこと!?そんなの聞いてないわよ!」
嬢「最後まで聞いて。あなた達、予想より随分高額で買われたと思わない?」
強気「…確かに精々金貨5枚ぐらいで売られるっていわれたけど、15枚も支払ってたわね、それがどうしたのよ!?」
嬢「あれは万が一情報が漏れないための口止め料を奴隷に支払えること、後は自殺しそうなくらい本当に嫌がったら本来の仕事を与える、他の働き口を提供することを約束するためなの。返品できない代わりにね」
強気「ちなみに口止め料は?」
嬢「あなた達くらいの質の奴隷だと普通は月に金貨5枚くらいは好きに買い物を出来るように与えられるけど、」
嬢「口止め料はそこからさらに月に金貨10枚ね」
強気「じゅ、10枚!?」
クール「併せて15枚…普通の人からすれば少し裕福なくらいだけど奴隷からすれば破格」
嬢「もちろんお金だけ与えて外に出さないとかそういう小さい真似はしないわ、門限とか出かける場所は伝えるとかその辺はきっちりやるけど」
嬢「後口止めを無視すればきつい罰を奴隷商から与えてもらうけどね」
嬢「まあ、あなた達が本気で嫌なら他にry」
強気「やる!やらせていただきます!!」
クール「いいの…?くすぐられるんだよ」
強気「金貨15枚よ!?高級奴隷でも余程雇い主が気前よくなきゃ貰えないのに!」
強気「くすぐりなんてよゆーよゆー!」
クール「そう…なら私からはなにもいわない、一緒にいる」(すぐ調子に乗っちゃう強気ちゃん可愛い)
嬢(いいわあ…こういうこという娘をめちゃくちゃにくすぐれるのって)
(備考:お金をチラつかせるとよく飛びつく、いい奴隷の管理してるじゃない)
嬢(この大人しい娘も仲良くできそうな気配を感じるし)
クール「あ、後一つだけ質問してもいいですか?」
嬢「ええ、別に1つと遠慮しなくていいのよ、あなた達とは仲良くなれそうな気がするし」
クール「じゃあ私たちを買うのに、かなりお金がかかったみたいですけど…」
嬢「?お金の心配ならしなくていいわよ?家もそうだけど私自身結構稼いで
…」
クール「御主人様の旦那様は何もいわなかったんですか?」
嬢「」ピク
強気「え?御主人様って結婚してるの?」
クール「これだけおおきな屋敷を持っててすでに使用人が何人もいて私たちを一度に買えるくらいのお金持ちの一人娘、してない方がおかしい」
嬢「」プルプル
クール(14)「結構私たちより年上みたいだし」
嬢(28)「そ、そうね…」プルプルピクピク
強気(15)「え?でもこの国20歳には結婚するもんじゃないの?」
クール「というよりしてなかったら軽く化石ry」
嬢「聞こえない聞こえない聞こえない聞こえないやめてえええええええええええええええ」
余程つらい現実だったのか令嬢は悶えながら自室のベッドに飛び込み枕に顔を埋める。
強気「え!?」ビクッ
驚く奴隷達を余所に令嬢は聞いて欲しいのか枕越しに嗚咽交じりに語り始めた。
嬢「何よ何よ最初のお見合いは普通にうまくいってたのよ…」プルプル
嬢「ただ街中でデートしてたらあなた達ぐらいの年の子がくすぐり合ってるのをつい鼻息荒くして凝視してただけなのに…」
強気(絶対それが原因だ)
クール(絶対それが原因)
嬢「正直にいってくれたら個人の趣味だしそれ以上は何もいわないっていうから話したわよ…あなた達ぐらいのうら若き乙女がくすぐったさに悶える素晴らしさを、2時間」エグッエグッ
強気クール((原因その2))
嬢「別に男も好きだし興奮できることも伝えたのに、次の日には逃げられて…!」わなわな
嬢「オマケになぜか噂が広まりに広まってまずお見合いしに会いましょうの前に破談になるようになってしまったのよ!!」
強気(どうしようちょっと可哀想になってきた)
強気(ていうか自分も年齢的にはあんまり笑えないだよなあ・・・そこだけは奴隷でよかった)
嬢「いっとくけどあなたたちの戸籍とか結婚の権利は買い取ってるから!」ウワーン
強気「くっ余計なことを!!」
嬢「うっさい!身寄りをなくして使用人になった遠縁の親戚として私と同じ苦しみを味わっちゃえ!!」
ギャアギャア子供のようにいい合う2人を余所にクールは思案する。
クール(・・・まあご主人様としては『当たり』なのかな)
クール(あとだんだん本題から離れてる、私も先輩がくすぐったがってるの見たいのに・・・そうだ)
何かを思いついたように強気をちらりと見たクールはニヤニヤしながら口を開く
クール「まあ御主人様が結婚するのはまだまだ難しそうですね」
嬢「もう聞いてよクール、強気ったら…は?」
強気「あっ!ちょっとなに人の親友に…え?」
表情こそ大きく変わらないものの、さっきまでとは違うクールの明らかにからかうような声色に2人は思わず聞き返す。
クール「だってそうじゃないですか?20でも軽く化石なのに、ねえ先輩?」
嬢「…」
強気「えっちょっクールちゃん!?」
先程までと違い明らかに険悪になっていく雰囲気に強気が思わず動揺する
クール「なんです?いい返したいならお相手を」
強気「や、やめなさいクールちゃん!いくら待遇が良くなったからって奴隷が本気で主人を怒らせたらマズイってあんたもさっき!!」
普段のクールはこんな浅慮なことは決してしない。
奴隷として教育されていた頃から一緒にいたクールは不愛想だがとても賢かったと、強気は思っていた。
だからこそ今のクールの隠す気のない主人への侮蔑の眼差しが理解できない
とにかく謝らなければと思った強気だが、
(そういえばさっき御主人様は訓練を受けていない子をくすぐりたいっていってた)
(普通の人に取ってくすぐりは苦しいもの、それこそ拷問や刑罰に使われるぐらいに…)
(そ、そうか!クールは敢えて罰を与えられて然るべき態度をとってくすぐりプレイをやりやすく…)
(…私もいきなりは怖いしここはクールを持ち上げるか)
強気「ま、全くよね?」
強気「大体そういう噂が広がっただけで行き遅れるなんて元の魅力もたかが知れてるってことじゃん?」
嬢「!」
強気「なに?悔しかったら言い返してみてよ?お・ば・さ・ん♪」
嬢「!!…へえ」
その言葉を聞いた令嬢は枕に埋めていた顔を上げ、ゆらりとベッドに腰掛ける。
強気「お、起きた起きた。どうしたのさ俯いちゃって、クールちゃんもなにかいったら?」
完全にクールを持ち上げる腹積もりで煽り続ける強気、だが
嬢「クール」
クール「はい、御主人様」
令嬢の短い命令にクールは往年の召使いのように素早く強気の後ろに回り羽交い絞めにする。
強気「え!?あ、あれ!?なんで!?」
クール「すみません先輩、でも御主人様の命令には逆らえない」
強気「それならもう少し申し訳なさそうな顔をしなさいよ!」
体格は強気のほうが身長も高いがクールは体をうまく使い、なかなか羽交い絞めが解かれない。
嬢「おばさん、おばさんねえ・・・」
強気(しまったあ!それが禁句だったか!!)
嬢「クール、とりあえずあっちにほかのメイド控えさせてるからそいつを着替えさせなさい、奴隷着のままじゃ味気ないから」
強気「あ、き、綺麗な服を着せてくれるんですね?ご主人様は優しいなー・・・」
嬢「当然よ?だって・・・」
嬢「そっちのほうが視覚的にもじっくり楽しめるじゃない?」
強気「いやー!たーすーけーてー!!」
クール(調子のっちゃって涙目の先輩も可愛いなあ)
強気の叫びもむなしく彼女はクールの華奢な体からは想像もつかない力で奥の部屋まで引きずりこまれていった。
とりあえず今日は導入までです。また後日続きを投下したいと思います。
とりあえずこの後予想できる通り強気のくすぐりがあってそっちの書き溜めは終わっているのですがその後クール編をじっくりやろうかどうかで悩んでおり書き溜めの終わりの部分を修正中です。
遅くても一週間以内には投下したいと思います。
ここまで読んでくださった方々本当にありがとうございました!!
こんばんは作者です
予告なしで申し訳ないのですが時間が出来たのでいくらか投下したいと思います
感想、合いの手大歓迎です
10分後
強気「うう・・・」
そこには青いチャイナドレスを着せられ両手を縄で拘束され、万歳の状態にさせられている強気の姿があった。
足のほうも枷がつけられており、あげることもできなくなっている。
チャイナドレスは伸縮性の素材で作られておりまだ発育途中である強気のスレンダーな体にぴったりフィットしている。
うっすらと膨らんだ胸や年相応にくびれた腰を強調し、艶めかしくみせていた。
ノースリーブであることから綺麗な腋の下は無防備に晒され、スリットからは健康的な足がふとももがあと少しで下着が見えるところまで覗かせる。
普段は後ろにまとめあげられている長い黒髪はシニョンでまとめられ、うなじが外気に晒される。
嬢「うーん、やっぱり黒髪にはチャイナドレスよね、綺麗で長いから和服にしようかとも思ったけど」
嬢「それに貧乳にチャイナドレス・・・ありね!」
強気「う、うっさい!これから成長するわ!!」
クール(状況が不利なのにコンプレックスを刺激されてつい言い返しちゃう先輩もいい・・・!)
そう思いながらクールはそんな強気のことをカメラでパシャパシャと撮影している。
強気「ちょっとクールちゃん!なに撮ってんのよ!?」
クール「これも御主人様の命令。仕方ない」パシャパシャ
強気「だからなんでそんな目が乗り気なの!?」
クール「後御主人様、どうして私はスクール水着なんですか?」
強気の言葉を流すクールの言うとおり、彼女も強気が着替えさせられたときに一緒に、スクール水着に着替えさせられている。
それは下に水抜きのあるいわゆる旧スク水と呼ばれるものだ。
なぜかサイズのピッタリなそれはクールの体にぴっちりと張り付き、強気に負けず劣らずの慎ましい胸やくびれができ始めた細い腰を強調し、華奢な肢体を露わにしていた。
そしてクールの綺麗に短く切り揃えられた銀髪と白い肌。
それらが幼さを残す体を包む紺色の露出の少ない水着と合わさり、東洋人が身につける時とはまた違う幻想的で蠱惑的な雰囲気を醸し出している。
嬢「似合っているからいいじゃない。それにすぐにわかるわよ」
クール「はあ・・・」
嬢「さて強気さん、これから何をされるか、分かるわね?」
強気「くっ馬鹿にしないでよ!くすぐりなんかに屈するわけないでしょ!!」
あくまで反抗的にそのややつり目な瞳で睨みつけるな強気に令嬢はSっ気のある嗜虐的な笑みを浮かべる。
クール「先輩頑張って、私先輩なら大丈夫って信じてる」
強気「あ、当たり前よ!クールちゃんの前で格好悪い所見せられないんだから!」
クール(ちょろい先輩も可愛い)
嬢「いいわねえ、あなたみたいな反抗的な娘をくすぐって笑悶えさせるのも楽しみだったのよ」
強気「や、やれるもんならやってみなさいよ!?簡単に負けるつもりもないけど!!」
嬢「ええ、私もすぐに終わらせるつもりはないわ」
そういって令嬢は強気の腋の下に手を伸ばし、
嬢「ゆっくり楽しませてもらうわね」
ゆっくりこちょこちょとくすぐり始めた。
強気「ひゃっくくっくくひゅくひひひ」
嬢「綺麗な腋の下ね。ちゃんと手入れされてるわ」
強気「きゃふっひゃっくくあ、あたりま、ふふふえでしょひゃひひひひ」
クール「いや彼女はまだ生えてないだけです」
強気「ちょっはふふふくーるふふふよけいにゃ、なことひひひ」
嬢「あらそうなの?隠さなくたっていいのに」
そういいながら令嬢は強気の腋の下を弱めにしかし慣れがこないよう緩急をつけて刺激する。
こしょこしょと軽く爪で掻いたり、こちょこちょとまさぐり、指先で窪みをつんつんする。
こしょこしょこちょこちょつんつんこしょつんこちょこちょつん
強気「わっひひゃはうるふゃっふふっひゃひいひひひひひわきのしたばっかりひひひ」
反抗的な態度を取りつつも強気の顔は腋の下を襲うむずむずとした感触による笑いをかみ殺しきれずにくしゃくしゃに歪む。
嬢「そうねえ、このまま楽しんでもいいけど」
そういって令嬢は一度手を休め、強気の背中に指を伸ばし、つーっとなぞる。
強気「はあ…はあ…やっとおわひみゃああああ!?」
息継ぎをして完全に油断していた強気は背骨の感触がよく伝わるほどぴっちりしたチャイナドレス越しの感触に思わず悲鳴をあげる。
拘束具を軋ませ弓の字状に大きく背中をのけぞらせてしまう。
クール(先輩、可愛い…!)
嬢「あら、背中は苦手?」
そういいながら令嬢は強気の背筋を筆でなぞるように指を上下させる。
その度に背筋はのけぞり、強気の慎ましやかな胸が強調される。
強気「ひみゃああああははははははふいうちひぃいいいいいいいいずるいっひゃははああああああはははははは」
嬢「あらそう?じゃあ次は首筋を」
首筋をさわさわとされる感触に強気は首を亀のように引っ込め、プルプルと震えさせる。
嬢「どう?首筋っていうのもなかなかきくでしょ?」
強気「ふひゃっふふふくっくくぞくぞくやめひぇひひひ」
さわさわかりかりかりかりさわさわさわさわ
強気「くっくくく…くくくっくくひひひはっふふふひひ」
ここで一度令嬢は手を止める。
嬢「さて…ずっと立ちっぱなしで疲れたでしょう?今ベッドに横にしてあげるわ」
令嬢は縄の長さを調節し強気をベッドに横たえる。
今強気は両手を吊り上げられたまま横にされている。
足枷はその留め具をベッドの2隅に付け替えられていた。
強気「はあ…はあ…にゃ、なんのつもりよ…ひい」
今まで味わったことのないふかふかのベッドの感触を楽しむ余裕もなく強気は息を整える。
嬢「すぐに分かるわ。それと…クール」
クール「はい。御主人様」
嬢「次はあなたがやってみなさい」
強気「へっ?」
クール「一生ついていきます御主人様」
強気「えっちょっなんでそんな乗り気、クール!?」
困惑する強気を余所にクールは強気に馬乗りになる。
クール「ごめんなさい先輩。でもこれも命令だから」
強気「いやだから目が怖い…わきわきやめろお!」
クールの眼光に怯えながら強気はクールのわきわきした手にくすぐられてもいないのにむずむずする感触に襲われる。
嬢「クール、好きにやりなさい」
クール「ありがとうございます御主人様。では」
その言葉にクールは腋の下を先程までの令嬢と違い思いっきりくすぐる。
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ
強気「ーーーーーーーーーー!!あっはははははははははははやめへぇははははははははははひゃっはははははははは!!」
一瞬声にならない叫びをあげた後強気は今までとは比べものにならない程狂ったように笑い悶える。
クール「くすぐったいですか?先輩」
強気「くすぐったいはーっはははははきまってるでしょひひひゃははははははははは!!」
クール「大丈夫ですよ、笑い悶えてる先輩も可愛いですから」
強気「そういう問題じゃないーひはははははははははははひゃははははははは!!」
クール「ハア、ハア…先輩、いいですよ先輩」
嬢(まだ幼さを残す可愛い女の子が同い年ぐらいの可愛い女の子をのくすぐる光景、堪らないわあ)
ハアハア
嬢(スク水とチャイナドレスのミスマッチさがまたポイントよね)ハアハア
嬢(世の男どもはなんでこの素晴らしさが分からないのかしら)ハフゥ
クール「じゃあ次はそのままわき腹に」
クールは鼻息を荒くし始めながら腋の下で忙しく動かしている指を下に動かし、わき腹をくにくにと揉む。
強気「あははははははははははひゃひひひひやめへえへへへへおねがいひゃからはははははははははは!!」
揉まれたわき腹は腹筋をブルブルと震わせ、肺の空気を追い出すように笑い転げさせられる。
クール「…そういえば」
クール「せっかくこんなすばら、じゃなくて、いやらし、素晴らしいスリットがあるんだからふとももなんかもくすぐらないとダメですよね?」
クールはそういって剥き出しの太腿をさわさわこしょこしょとくすぐり始める。
強気「うっひふ、そ、そこ、ひひ今、だめひひ」
くすぐったさに拘束された足をもぞもぞと動かす強気だが、少し様子がおかしい。
クール「今は?」
そういって一度クールは手を止める。
強気は相変わらず足をもじもじさせている。
クール「もしかして先輩…トイレに行きたいんですか?」
強気「うう…仕方ないでしょ///」
クール「どうしますか、御主人様」
嬢「そうね…」
嬢クール(強気な女の子(先輩が)オシッコがしたくて恥じらいつつも腰をくねらせて足をもじもじさせる姿、イイ!)
嬢「じゃあどう頼めばいいのか、私とあなたの立場をわきまえていってもらいましょうか?」
強気「くっ…トイレに行かせてください?」
なお令嬢には反抗的な態度をとる強気。
嬢「ダメね、というわけで足の裏かりかり」
強気「ひゃひ、ひゃははちょっやめへ、もれへへ!!」
嬢「そんな生意気な態度じゃダメよ?ほらもう一回」
強気「う…お、お手洗いに行かせてください、ひう!///」
嬢「おしいわね、でも間違い、クール」
クール「はい、御主人様。先輩頑張って」
強気「な、ならお腹に馬乗りを止めて、漏れる…!」
クール「はい、分かりました」
強気「ほっ…ひう!」ブルッ
下腹部を間接的に圧迫する腹部の解放にほっとする強気。
しかし同時に油断した途端強気の下腹部に溜まる恥ずかしい液体が出口をこじ開けようとドクン、波を揺らす。
なんとか漏らすまいとスリットから見えるクロスさせた足はくすぐりと尿意によりじっとりと汗ばんでいる。
腰の奥からの欲求に唇を噛み、涙目で膨らんだ下腹部を揺らす様に令嬢とクールは興奮を禁じ得ない。
クール「ハア、ハア、行きますよ先輩///」
そしてクールは足の裏をわしゃわしゃとくすぐる。
強気「あっひひひな、なんでへふふあしのうらひひばっかりい??!?」
拘束された足を暴れさせて少しでも振り払いたい衝動と、そんなことをしたら漏らしてしまうとじっと足をクロスさせようとする理性のせめぎ合い。
強くなりながら襲いかかる擽感と尿意に強気の理性やプライドがどんどん揺らぎはじめていく。
そして、
嬢「いいわあ、せっかくだから私も参加しようかしら///」
クール「是非とも、御主人様///」
嬢「それじゃあ…」
そして令嬢は強気のお腹の上部、薄い胸と腹の境目をこちょこちょとくすぐり始めた。
こちょこちょこちょこちょわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ
強気「!?!?!?!?!?」
強気「あっはははははははははははははははははははは!!!」
離れた敏感な箇所を2箇所同時にくすぐられた強気の脳は処理が追いつかず狂ったように笑い叫ぶ。
そして辛うじて残った理性から、
強気「ごめんなさいいいいひひひひさごしゅじんさまあああははははははははは!!!」
嬢「あら、やっと謝ったわね。じゃあ次はなんていうべき?」
強気「お花を摘みに行かせてください、お願いします…ひゃっひひひはははははもれ、もれるううううう!!!」
一瞬最大限に理性を働かせ懇願した強気だが、すぐに理性は呑まれ腰をがくがく震わせながら笑叫び始める。
嬢「ん、まあ合格にしときましょ。クール」
クール「はい。御主人様」
そしてクールは器用に縄を解き、足枷を外す。
強気「と、と、トイレ、はやく!!」
同時に強気が跳ね起きベッドから飛び降りる。
しかしすぐに前かがみになり下着が見えるのも構わずスリットの上から股間を両手で押さえる。
わずかに見える紐の付いた薄いピンクの下着を熱い液体が下腹部ごしにパンパンに膨れあがらせる。
嬢「お手洗いはあっちよ///」ハアハア
強気「し、しってます…!」
クール「先輩、手伝いますか?」ギラギラ
強気「いら、ない…くう!」
走り出したら決壊してしまうダムの出口を必死に押さえながら強気はよたよたと歩く。
その様子を令嬢は鼻息を荒げ、クールは尋常ならざる視線を送り、2人で鼻血をつーっと垂らしながら見送っていた。
クール「御主人様、鼻血が出ていますよ?」
嬢「おっと、ってクールあなたもじゃない」
クール「これは失礼しました。しかしよろしかったのですか?」
嬢「なにが?」
クール「御主人様のような類の変態という名の紳士淑女は漏らさせて楽しむと思っていたので」
嬢「甘いわね」
クール「?」
嬢「確かに私はくすぐったがっている女の子と同じくらい尿意を懸命にこらえている女の子が大好きよ」
嬢「恥じらいつつも腰を押さえてしまい、羞恥で紅潮する顔、焦りでじっとりと汗ばむ体、恥ずかしさをこらえてお手洗いに行きたい意思を伝える光景、まだまだあるけどどれも素晴らしい」
嬢「でも漏らしてさめざめと泣いてる女の子なんて見ても楽しくなんかないわ」
嬢「それよりもギリギリまで尿意を我慢してなんとかトイレに駆け込み、誰にも見られていないと思い『はふう』なんて吐息を漏らしながら放尿する光景の方がよっぽど素晴らしいじゃない!」
クール「メタなこと言うとすごい作者の趣味が出てますね」
嬢「まあこの趣味書くの2回目だしね。お漏らしを期待していた人で初代過去作読んでない人への謝罪も込めて念のため」
クール「なるほど、後御主人様」
嬢「ん?」
クール「師匠と呼ばせてください」キリッ
嬢「もちろんよ」ガシッ
クール「ところでそろそろ強気がお手洗いに着く頃では?」
嬢「心配ないわ、カメラは設置してるから。どれどれ…」
クールの言う通り強気は長い廊下をよたよたと歩き、なんども出口をこじ開けようとする強い尿意と何度も戦いながら何とかトイレにたどり着いていた。
強気「くっは、はやく…!」
個室にたどり着いた強気は慣れないチャイナドレスをたくし上げ、最後の最後で決壊しないようはやる気持ちを懸命に殺し下着を降ろす。
下着にはわずかにシミができ、膀胱にはもうほんの少しの余裕もないことを示している。
そして便器に腰掛けると教育された音消しの水を流すのも忘れ、
強気「ふうー…」
放尿が始まった。
解放された出口から黄色い液体がじょぼぼぼぼと音を立て流れ出す。
その汗を残した恍惚と紅潮した顔はいいしれない色気を醸し出していた。
令嬢自室
嬢クール「ふう…」
嬢「やっぱりカメラを仕掛けておいて正解だったわね、しかも録画してみようと思ってたらナイスタイミングじゃない、クール」
クール「恐縮です、師匠」
嬢「でも今更だけどあなた達先輩後輩でも親友なんでしょう?その辺大丈夫なの?」
クール「大丈夫ですよ。なんだかんだいって先輩と私の関係ってこんな感じですし、後で勉強や仕事のフォローをしてお菓子でもご馳走すればいつも通りです」
嬢「そっならいいわ」
クール「…御主人様」
嬢「ん?」
クール「御主人様の私たちへの待遇、婚姻とか戸籍とか、なんでそこまでしてくれるんですか?」
嬢「…別に。気に入った子にいい思いさせてあげたいのは当然でしょ?」
嬢「後はまあ、もう正直結婚諦めかけてるし?家はお兄様あたりがなんとかしてくれるから義娘でも取ろうかなーって」
嬢「あなた達の意思もあるしさっきは遠縁の親戚っていったけど、どう?」
クール「…止めておきます」
嬢「そう…」
クール「だって元奴隷の義娘なんかいたら余計相手来なくなりますよ?」
嬢「だからもうそれは…」
クール「大丈夫ですよ。御主人様みたいな面白い人、絶対に気にいる人がいますから」
嬢「…そ。じゃあもう少しだけ婚活頑張ってみますか!」
そういって令嬢は伸びをする。
クール「それでは私は他の仕事を習いにry」
嬢「ちょっと待ちましょうか」ガシッ
部屋を後にしようとするクールを令嬢が素早く近づき、拘束具のあるベッドまで引きずっていく。
嬢「さっきはよく好き放題いってくれたわね?」
クール「え、いや、あれは先輩をはめるために、っていうか1人でなんでそんな器用に…!?」
クールのいうとおり令嬢は1人でクールをベッドに押し倒し、拘束具を取り付けていく。
その顔はとてもいい笑顔だが同時にとても嗜虐的なものを感じる笑みだった。
嬢「ごめんなさいね、無駄に年取るとこんなことばっかりうまくなる」
クール「…あの、怒っているのなら本当にごめんなさふひゃ!?」
謝罪しようとしたところを不意打ち気味にわき腹を撫でられ、普段の彼女からは想像できない可愛らしい悲鳴が漏れる。
嬢「あら、そんな声も出せるのね」
クール「…なんのことですか?///」
そんな令嬢の挑発に平静を装いつつも普段の自分のイメージと今の悲鳴のギャップに、うっすら?を染める。
嬢「さて…あの子が帰ってきたら始めましょうか」
今日はここまでです。予告なしの投下となってしましましたがいかがだったでしょうか。
メタな話の部分は初代過去作を読まれた方からすれば少しくどかったかもしれません。すみませんでした
また遅くても一週間以内には投下したいと思います。
ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました!
こんばんは作者です。
最近現実で忙しく、今を逃すと一週間以内の約束を守れなくなる可能性があるため、また予告なしで申し訳ないですが投下させていただきたいと思います。
数分後
強気「クール…」
そこには見るからに怒り心頭でクールを見据えている強気がいた。
下着は交換されたものの、相変わらず際どいスリットの入ったチャイナドレスを身につけている。
そのため仁王立ちになった健康的な足を大きく露出し、手を腰に当てるポーズはノースリーブの腋の下と上半身に隙間が生まれている。
当然そんな状態を令嬢が見逃すはずなく、
嬢「えいっ♪」
強気「ふひゃう!?」
嬢「もう、そんなに怒らないの。折角の可愛い顔が台無しよ?」
背後から音もなく近寄った彼女はその腋の下のくぼみにツンっと指を差し込む。
その瞬間強気の体がビクンと跳ね上がる。
強気「あっひひひひひひひひふいうちひひひずるいひはふひはふふふふ!?」
慌てて腋の下を閉じるがそれによりよりくぼみがより深くなる。
令嬢はそのくぼみの中で指をくにくにと蠢かす。
なんとか怒った表情を保とうとする強気だが表情筋は笑顔になろうとし、なんとも言えない表情になっている。
強気「ひひひひひひひひひあふふふふふやめへえええええ」
なんとか振り払おうとするが、令嬢は器用に彼女の背中に貼り着き、腋の下だけでなく、そのまま手を降ろし脇腹を責めたりもしている。
強気はついに足をぺたんとつき、スリットからむきだしの足と結び目のついたショーツを覗かせる、縮こまったまま体を震わせ、なされるがままとなっている。
嬢「あら?じっとしてたらずっとこのままよ?」
強気「いっふふふふちからはいりゃないひひひひひやめえへへへへへへへ・・・」
5分ほど経過し、ようやく堪能しきったのか、令嬢は強気から満足そうに離れた。
強気「ひぃ・・・ひぃ・・・」
解放された強気の目は虚ろげで足腰にうまく力が入らないのか、あひる座りのままひいひいと肩を上下させている。
嬢「ごめんごめん、ついおあつらえ向きに腋の下が隙だらけだったから♪」
強気「ひい…ひい…なんなんですか、もう…」
嬢「そんなくすぐりやすそうな服にもついつい誘惑されちゃってねえ、別に着替えてもいいのよ?」
強気「ひい・・・う…それは・・・」
クール「可愛い服着れて嬉しいんですね、先輩」
強気「う、うるさいな!別にいいでしょ!///」
嬢「あらそうだったの?」
強気「な、なんですか。どうせ私みたいながさつなのかそんなこと思うなんて変だとかいいたいんでしょ///」
嬢「別に?」
強気「やっぱり・・・え?」
嬢「あなた達ぐらいの年の子ならそれぐらい普通でしょ?いいじゃない折角可愛いんだからお洒落すれば。その服も元々あげるつもりだったし」
強気「え、でもどんなのが可愛いかよく分からないし…」
嬢「街の服屋なら何が似合うかくらい教えてくれるわよ。真面目に仕事するならたまにうちが贔屓にしてる仕立て屋紹介してあげるし」
強気「…なんでそこまでしてくれるんですか?」
嬢「あなた達が女の子らしくお洒落して笑顔でいると私も嬉しいからよ」
強気「なっ…///」
嬢「目の保養的な意味で」キリッ
強気「おい」
嬢「だって自分で選んでばかりだとサプライズがないし!ああ今からあなた達がどんな服を着るか楽しみだわあ」
強気「あのねえ!はあ・・・で、でも」
嬢「ん?」
強気「い、一応感謝しておきます///」
嬢「ブフッ!///」
強気「ちょっな、なんですか!///」
嬢(ツンデレキタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!)
クール「・・・」イラッ
嬢「ふう・・・さて、それじゃあ可愛い強気も堪能できたことだし・・・」
クール「ん・・・!」
嬢「そろそろこっちを始めましょうか。退屈してるみたいだしね」
クール「別に・・・」
嬢「それじゃあ、」
そういって令嬢はクールのスクール水着がぴっちり張り付いたお腹のへそ辺りに手を伸ばす。
嬢「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ」
年齢を感じさせないほっそりとした綺麗な指が敏感な場所をこちょこちょと蠢く。
強気「うう・・・」
その様子に見ているだけの強気がもどかしいようなむずむずする様な感触に襲われる。
しかし、
クール「・・・」
当のくすぐられているクールは微動だにしない。
多少顔を強張らせているものの、笑い転げることも体を艶めかしくよじることもなく、平然としている。
嬢「あら?今度は効かないのね?お腹は強いのかしら?」
次に令嬢はクールの剥き出しとなった腋の下に手を伸ばし、指でつんつんと突く。
クール「・・・」
相変わらずクールの様子は変わらない。
その名が表すように平然となされるがままとなっている。
嬢「・・・ふーん?されるって分かっていれば平気なタイプかしら」
クール「いくらやったって無駄ですよ。いい加減諦めたらどうです」
(本当に来ると分かっていれば問題なく耐えられる・・・!)
このまま無反応を貫けばやがてつまらなくなって諦める、そうクールは考えた。
だがクールは一つ大きな勘違いをした。
嬢「いいじゃない」
くすぐりフェチにとってはこれぐらいプレイのシチュエーションの一つでしかない、むしろ強気とは違う反応が令嬢のやる気をより高めてしまっていることを
嬢「あなたみたいな娘をどうやってくすぐったさで翻弄してやろうか、笑い転げる様が楽しみで仕方ないわ」
強気(あ、御主人様スイッチ入ってるわ)
嗜虐的かつ恍惚とした笑みで令嬢は彼女を見つめていた。
本日は以上となります。予告なしで遅めな上に量も少なく申し訳ありません・・・
話をパートで複数に分けるとなぜか先にやった方、今回は強気をいろいろといじりたくなってしまいます。
また一週間以内に投下できればと思います。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!
こんばんは、作者です。唐突ですが今夜の九時半あたりに投下し、とりあえずクール編を終わりにしたいと思います。
とりあえず今日の投下と後後日談的なものでこの作品を終わりにしたいと思います。
こんばんは作者です。少し早いですが投下をはじめたいと思います
嬢「さて、次はどこにしようかしら」
令嬢はクールの体を舐めるように見る。
そして首筋に手を伸ばしわしゃわしゃとくすぐる。
クール「・・・」
強気「ひう・・・」
効かないとわかると次に手を伸ばすのは腰。
余計な肉ないそれをくにくにとつまんだり揉んだりしている。
しかし相変わらずクールの様子に変化はない。
クール「・・・」
強気「あふふ・・・」
嬢「んー、思ったより強いわね、なら足裏わしゃわしゃ」
小さくて手入れのされたすべすべの足の裏をこしょこしょわしゃわしゃ
クール「・・・」
強気「ひひひ、だめ・・・」
クール「なんで先輩がくすぐったかっがってるんですか」
強気「だって、なんか見てるだけで、ふふ・・・むずむずして」
クール(先輩が私を見てくすぐったがってる・・・?アリね)
強気「あっそうか、見なければいいんだ」
クール(チッ)
嬢「ちょっとなにいってるのよ!あなたから漏れ出る吐息や笑い声やもどかしそうに体をゆする様子も並行して楽しんでたのに!!」
強気「はあ!?そこまでするう!?」
クール(さすが師匠)グッ
嬢「といっても私はこのままご飯3杯いけるけどこのままじゃさすがにだれるわね・・・主に展開的に」
強気「メタはほどほどにしときましょうよ」
嬢「よし、強気、あなたも手伝いなさい」
強気「ええ!?」
クール「私されるよりする方が好きなんですが」
強気「いやていうか正直見てるだけでむずむずして参加するなんてry」
嬢「そう?まあ2人同時に拘束して並行して楽しむのも」
強気「よしやりましょうそうしましょう、クールさっきの仕返しもしっかりやらせてもらうからね!!」
嬢(チョロイ)
クール(んー、やっぱり主導権はこっちが握っておくのが好きなんだけどなあ)
嬢「クールあなた目が怖い、鼻息ひとつ荒げてないのが余計に」
嬢「まあいいわ、それで強気、どうすればいいと思う?」
強気「どうって…とりあえず太ももでも」
そういって強気は令嬢よりややおぼつかない手つきでクールの華奢な体ながらもほどよくむちっとした太ももをさわさわとなでる。
クール「・・・」
強気「んーやっぱり平気か、クール昔からこういうの強いしなあ」
そういいながら今度は腋の下で指をこしょこしょと動かす
クール「逆に先輩はこちょこちょに弱かったですよね、昔から」
強気「そ、それは今いいでしょ!ていうかこちょこちょいうな!」
クール「こちょこちょ、こちょこちょ」
強気「う~や~め~ろ~!!なんでくすぐってる側がこんな苦しいのよ!?」
嬢「なんか仕返しのはずが逆に主導権握られてない?」
強気「う、うるさいな!ほっといてください!」
嬢(しかし本当に強いのね、さっきから微動だにしてないし)
さてどうしたものかと思案している令嬢、そこに
強気「あ~もうなんでこうなるかな!?」
精神的に疲れが溜まっているのか、なかば投げ出すように強気の手が腋の下から離れる。
その瞬間
クール「ふひゃ」
油断していれば聞き逃していたであろう小さな笑い声がクールから漏れる。
当然彼女を注視していた令嬢はそれを聞き逃さない。
なぜ今一瞬笑い声が聞こえたのか思案する、そして気づいた。
嬢(さっき強気が腋の下から手を投げ出した時、わき腹を指が掠めた)
嬢(?なるほどね)
嬢「強気、もういいわ、一度休んで」
強気「そうさせてもらいます、はあ…」
クール「なんですか?もうあきらめたんですか?」
嬢「んー別に?ただまあ…」
そういって令嬢は手近な引き出しに手を伸ばし仲を漁る。
嬢「少し道具を使ってみようかなって」
取り出したのは目隠しだった。
クール「!…それがなんだっていうんですか?」
嬢「あら、目隠しプレイは嫌い?」
クール「別に…」
努めて冷静を装うクールだが目隠しを見たときの一瞬の動揺を令嬢は見逃さなかった。
嬢「じゃあ別に平気よね」
クール「す、好きにすればいいじゃないですか」
嬢(ふふふ、強がっちゃって可愛いわねえ)
嬢(あなたがくすぐられて平気なのかはくすぐられる場所を意識してじっと見てるときだけなのに)
嬢「それじゃあ遠慮なく」
目隠しをされたクールはスクール水着で拘束されていた状態より倒錯的な色気をその幼さを残す体から醸し出している。
その目の様子は伺えないが、きゅっと結んだ小さな口から普段のイメージにはない緊張した様子が感じられた。
クール「・・・」
嬢「あら?急に緊張しちゃってどうしたのかしら?」
クール「別に・・・」
嬢「それじゃあ・・・」
令嬢はゆっくりと焦らすようにクールの首筋に手を伸ばす。
当然その様子は目隠しをされているクールからは分からず、いつどこをくすぐられるか分からない状況に彼女の心臓がドクンと波打つ。
嬢「遠慮なく」
クール「ん・・・ふひゅ!?」
全く予想をつけられない状況で突如走る首筋への刺激
クール「ひ・・・ふふふふ」
そしてクールの口から明確に笑い声が漏れ始める。
嬢「変ねえ、いくらやっても無駄なんじゃなかったの?」
クール「それは・・・ふふ」
こしょこしょと動く指の感触に何も見えない暗闇が合わさり、まるで一瞬全身をまさぐられたような錯覚におちいる。
白い首筋を反らしたり引っ込めたりスクール水着に覆われた体をもどかしそうに捩り、明確に不快そうにしているのが分かる。
強気「え?どうして急に?」
嬢「簡単なことよ。この子が平気な顔をしていたのはこちょこちょされる場所をしっかりと意識して見ていた時だけ」
嬢「こうやって視界を封じてあげれば・・・」
令嬢は首筋をくすぐっていた指をなぞるようにクールの後ろに回し、肩甲骨のくぼみくにくにと刺激する。
クール「ひゅ!?」///
嬢「ご覧のありさまって訳」
クール「こ、こんなの・・・」
嬢「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ・・・」
クール「~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ」/////
耳元を刺激する声と肩甲骨に流れるくすぐったさにクールは翻弄され、ただただ声を漏らすまいと首をぶんぶんと振っている。
先ほど自分が行った作戦と同じ方法で混乱させられている羞恥心も混ざっているのか、彼女の顔は普段の白さと対比するように紅潮し始め、目隠し越しからも、目をぎゅっと閉じている様が容易に想像できる。
嬢「ほらほらそんなんじゃもたないわよ?」
令嬢の指は肩甲骨から腋の下へ移動し、こしょこしょとくすぐる。
先ほどまでと同じところをくすぐられてるにも関わらず、その違いは明白でクールの顔から余裕はどんどんなくっていく。
クール「ふひひ・・・くふふふふふふふふっひゅ」
強気「うわあ、クールのあんなところ見たことない・・・」
嬢「どう?クール、自分がくすぐったいってことを正直に認めるなら、もうやめてあげてもいいけど」
クール「ふふっ誰が、そんなこと、ふひひ」
普段主導権を握る立場な分あくまで弱みをさらしたくないのか、クールはかたくなに強がりを続ける。
嬢「ふーん・・・じゃあ10分耐えられたらそれが強がりじゃないって認めてあげようかしら」
クール「のぞむ、ところですっふひ」
それからの令嬢の手つきは緩慢であった。
もともとじっくり楽しむため指先の動きは速くなかったが、今はさらに速度を弱めさまざまな部位をまさぐっている。
クール「ッ~~~ふっ!~~~~~~////」
しかしそんな弱弱しい刺激にもクールの体はぴくぴくと痙攣し、声こそ出さないものの時折くすぐったさの波が来るたびに体をビクッと跳ねたりピクンと痙攣を大きくする。
口元からはうっすらと涎が垂れ、全身はじっとりと汗ばみ、スクール水着を湿らせる。
そして8分が経過した頃
クール(そ、そろそろ8分を過ぎたはず・・・このままいけば、ふふ早く終わって・・・!)
嬢(とか考えているんでしょうねえ、いくら体内時計が正確でもそれを証明する測りがないと意味ないのに)
嬢(なまじ賢くてプライドの高い子が大人を出し抜いてるつもりでにいいようにされる、これもまた乙よねえ)///
嬢(ま、そろそろ締めに入りますか)
そこで令嬢は相変わらずクールを見て体をもぞもぞさせている強気に視線を向ける。
強気(う~なんで私こんなんずっと見てんだろ?今ならご主人様も見てないしむずむずするだけなのに
・・・まさか・・・)
強気(・・・ん?ご主人様、どうしたんだろ?そ、そうこれはご主人様の合図にすぐ気付けるよう見ていただけでとにかくそんなんありえないし)
自分の中で無自覚に芽生えつつある倒錯的な趣味に悶々としつつも、奴隷として教育された彼女はすぐに自分の主人のアイコンタクトに気づき、自分に言い訳するように指示を察しようとする。
強気(クールの足の裏を指してる・・・そこをくすぐれってこと?)
そうして強気がクールの足の裏に近づくと、令嬢はくすぐる手を休め彼女に近づき耳打ちをする。
屈んだ時にいずれも美しいはらりと垂れた令嬢の金髪と強気の黒髪が重なり、
少女には出せない色気を持った顔立ち、その唇が強気の少女らしい顔の耳に近づき、
一枚の絵になりそうな雰囲気を醸し出す。
強気「え?は、はい・・・」
了解の返事を確認すると令嬢はクールのお腹のあたりに手を伸ばす。
クール(お、終わったのかな・・・?)
時間はそろそろ残り9分を切る。
突然静かになった状況にクールは主人も飽きたのかとこっそり一息をつこうとする。
だが、令嬢はそれを見逃さず強気に合図を送る。
そしてクールが気を緩めた瞬間2人は同時にクールの敏感な場所をくすぐり始めた。
こちょこちょこちょこちょこちょもみもみもみもみもみもみもみもみわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃカリカリカリカリカリ・・・
クール「――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!」
油断したところに突如襲い掛かる強烈な刺激に声にならない叫びをあげ、一瞬体を大きくのけ反らせる。
そして、
クール「――――あっはははははっはははははははあっはははははははははははははあはははは!!!!」
普段の冷静で強かな彼女からは想像もつかないほどの大声が小さな口をむりやり押し広げて溢れ出す。
嬢「どう?私だってただゆっくり全身をくすぐってたわけじゃないんだから、どこが特に弱いのかをちゃんと探してたの」コチョコチョコチョモミモミモミ
強気(す、すごい・・・!クールがこんなに笑い悶えてるの見たことない!)ワシャワシャカリカリコチョコチョツンツン
クール「あっひあひゃははははははひゃはひゃはははははははやめへえええええええええふゆはうやはははははははははあはははは!!!!!!」
まるで今までゆっくりくすぐられ、体に蓄積していた擽感が一気にあふれ出るような感触にクールの頭は真っ白になっていき、辛うじてやめてと懇願する。
嬢「ふーん、じゃあ自分はくすぐりに弱いですって認める?」
クール「みとめりゅうううううううううみとめつからあっはははははははははははははははあはあはははおねがいひひひひひひひひひひひひ!!!!!」
嬢「じゃあちゃんといってもらいましょうか。『私はくすぐったいのが苦手です、平気だなんて嘘ついてごめんなさい』って」
クール「そんななななああじゃびゃはははははははははあはははははにゃがいあいいあひゃはyはやひゃはははは!!!!!!」
嬢「じゃないとずっとこのままよ?」
強気(うわあ、ご主人様楽しそう・・・なんか私も楽しくなってきた…いやないないないない!)
クール「あっひひひわたしっははははははははああああああああああくすぐったいのがががががあああああああっはははははははははははあははは!!!!!!!」
嬢「ほら後10秒以内にいわないと他のところもくすぐるわよ?ほらいーち」
クール「にがてですうううううふふふっふふふふふふふふふへいきだなっはははははははんてええええええええええうそついていひひひひひひひひひごびぇんあなさいひひひじひひいひひひひひひひ!!!!!!!!」
嬢「あらちゃんといえたわね」
強気「え?」
嬢「ん?」
強気「え、いやご主人様のことだからてっきりちゃんといってないからダメっていうのかと・・・」
クール「いったからがががははあはははっはははははははははははやめへへへへへっへえへへへえへへへへえええええええええ!!!!!」
嬢「まあこんな状態じゃまともな発言なんてできないだろうしねえ」
クール「おねがあはははははやめへへへへははははは!!!」
嬢「ま、それはそれとしてクール?」
クール「にゃにひひひひひひひいいいいいいいい!!!?」
嬢「あなた、自分の御主人様に嘘をついてたのね?」
クール「それはあああああははははははははははしらにゃははっはははからあはははははこんにゃにひひひひひよわいなんてひひひひひひひ!!!!」
強気(ていうかご主人様がそういえばやめるっていったからだろうに)
嬢「嘘をついた子にはお仕置きが必要よね?」
強気(あっなるほどそうするのね…ってなんで私はちょっと期待してるのよ!!)ブンブン///
嬢「罰としてくすぐりの刑よ!強気足の裏以外も好きにやりなさい」
強気「・・・はっはい!」(これは命令のせい命令のせい命令のせい命令のせい命令のせい)///
2人はそれぞれお腹と足の裏以外の部位だけでなく全身を、令嬢はとても楽しそうに、強気はなにかを振り切るように激しく、くまなくくすぐり始める。
クール「そんなああはははははははははははははははしぬううううしんじゃはははははははは!!!!!!!」
今までくすぐられたせいでいつも以上に敏感になっているクールの体は、全身を駆け回る4つの手による刺激に拘束を引きちぎりそうな勢いでガクガクと痙攣しだす。
そして、
クール「あっはははははははははははははははひぎゃははははははははははははははははあっあっあっーーーー!!!」
最後に2、3度ビクンビクンと大きく体を跳ね上がるように痙攣させ、彼女は気絶した。
顔からはよだれと涙が溢れ、気絶してなお全身はピクピクと痙攣している。
嬢「ふう…これだからこの趣味はやめられない」
強気(違うこれは命令だから違うこれは命令だから別に今のクールかわいいとか思ってないしちがうちがうちがうちがう)///
嬢「さて、一応体洗っときますか。強気、手伝って」
強気(ちがうちがうちがうちがうでもあーうー」///
嬢「・・・認めちゃったほうが楽よ?」
強気「ふひゃい!?ち、ちがう違いますから!!体洗うんですよね!?」///
嬢「はいはい、ほらそっち持って」
強気「うう・・・」///
そして令嬢は満足気に、強気は悶々としながらクールを浴場まで運んでいった。
今日はここまでです。また後日談的なものを一週間以内に投下してこの作品を終わりにしたいと思います。
今さらですが一応補足しますと>>19の作品は今とトリップが変わってしまったのでもし気にしている方がいたらすぐには出ないかもしれません
令嬢「メイド、くすぐらせなさい」メイド「はい?」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1893711.html
【続】令嬢「メイド、くすぐらせなさい」メイド「はい?」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1895539.html
これだけトリップが違います。
後宣伝代わりに他のも載せてみます。楽しんでいただけたら幸いです。
【ゴッドイーター2】シエル「くすぐりによるコミュニケーションですか・・・」
http://blog.livedoor.jp/ssweaver/archives/40458239.html
男「頼む、くすぐらせてくれ」 新妻「引っ叩きますよ」 【R-18?】
http://elephant.2chblog.jp/archives/52104445.html
それでは今日はこのあたりで終わりにします。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!
こんにちは作者です。今別のパソコンから送信しているためIDなどが違うかもしれません
今夜の9時に後日談的なものを投下してこの作品を終わりにしたいと思います。
いつも通り感想、合いの手大歓迎です
こんばんは作者です。時間になりましたので投下を開始したいと思います
浴場
今もなお時折ピクリとしているクールを脱衣所まで運んだ2人は彼女を寝かせ、スクール水着を脱がそうとしている。
嬢「よいしょっと…でも強気、あなた結構力持ちなのね」
強気「まあ奴隷は力仕事が多いですしね、重くて運べませんでしたじゃ仕事に関わるし」
嬢「なるほど、それで…」
強気「ひゃん!?」
嬢「鍛えてるって訳ね」
強気「な、な、何するんですか!?」
嬢「んーこの程よく腹筋が鍛えられて引き締まったお腹、いくらでも撫で回したくなるわ」
強気「い、今クールを脱がせてるんだから邪魔しないでくださいよ!」
嬢「ごめんごめん、さっ私たちも脱ぎましょ」
強気「え、ぬ、脱ぐって…」///
嬢「いや脱がないと服が濡れちゃうじゃない」
強気「し、知ってます!」///
一糸纏わぬ姿になると、服の上からでも分かっていたが、2人の体型の違いが大きくでる。
嬢「んーやっぱり高級なのは苦手ね、普段着でも肩が凝るわ」
令嬢が生まれたままの姿で大きく伸びをすると、その強気の頭ほどもある双丘が強調され、腕を降ろすと同時にたゆんっと揺れる。
強気「・・・肩が凝るのは別の理由じゃないですか?」
嬢「ん?羨ましい?あると何かと便利よ、仕事で交渉なんかする時でもそれとなくちら見させればいい感じに男が隙だらけになるし」
そういって令嬢は両腕で乳房を抱えるように寄せて強気に見せつける。
強気「べ、別にそんなこといってないじゃないですか!」
嬢「隠さなくたっていいじゃない、まあその年でそのサイズじゃ望み薄しだけど?」
強気「なんでわざわざそんなこというんですか!?」
嬢(貧乳の娘はそれを気にして悶々としているからこそ魅力倍増だからに決まってるじゃない!)
強気「いいから早く運びますよ!クールが風邪引いちゃうじゃないですか」
嬢「はいはい」
そしてまた2人はクールを抱えて浴場に入る。
嬢「とりあえずお風呂にいれましょうか、お湯は後でいれかえればいいしシャワーでショック死したら大変だし」
強気「ショック死って…ありえなくなさそうだなあ」
クールを浴槽の浅いところに寄りかからせ、軽く顔のよだれや汗を洗い流す。令嬢はいつもの習慣なのか先に体を洗い始めた。
強気(はあ・・・それにしても凄いところに買われちゃったなあ)
強気(まあ生活には不自由しなさそうだけど、クールの可愛いところも見れたし)
強気(・・・なんで可愛いって思ってるんだろ)
強気(初めて会った時から綺麗な子だと思ってたけど、いつも私の後ろに付いてきて、先輩って呼んできて)
強気(…あんなにくすぐったくて笑い転げてる所なんか初めてみて)
強気(またあんな風に笑わせたい、めちゃくちゃにくすぐりたいって思ってる」
クール「ん・・・」
お湯の熱によるものかクールの口から声が漏れ、覚醒が近いことを示す。
その普段の強かさや黒い部分を感じさせない、小さく透き通るような声に誘い込まれるように強気の手が伸びる。
嬢「どーう?クール目覚めた?」
強気「うひゃあ!?」///
石鹸を泡立てながら聞いてくる令嬢の声に飛び跳ねるように驚きそちらを向く強気。
クール「隙ありです、先輩」コチョコチョ
強気「ひゃっ!?クールあなた起きてあっはははは!?」
クール「少し前から起きてましたよ?まあ先輩の手が不自然だったので反撃に出ましたが・・・ッ!?」
いつも通りの無表情でクールは器用に強気の脇腹をお湯の中でこちょこちょとくすぐる。
なぜか一瞬彼女の体が震えソワソワと足を組みなおしたりしているがそれには誰も気づかない。
お湯の中といういつもと違う場所からくる不意打ちのくすぐったさに強気はけらけらと笑い出す。
強気「ちょっふふっクールやめっはははは」
クール「・・・まあ今日はこれくらいで、いいでしょう」モジッ
強気「ひい…起きてるならいいなさいよ、心配したのに」
クール「デレの気配がしたものでつい」
強気「はあ…なんか今日だけで一生分笑った気がする」
クール「私の台詞です」ソワソワ
強気「…クール」
クール「…なんです?」
強気「あんたって、ゆ、百合なの?」///
クール「違いますよ」
強気「やっぱり…え?」
クール「先輩の事は一生弄りたいくらい可愛い、もとい後輩としてついて行きたいと思うくらいですけど」
強気「おい前半」
クール「調子乗ってむふーな先輩や失敗してお仕置きを想像して涙目な先輩やお、おしっこ我慢してソワソワしてる先輩が可愛すぎるのがいけないんです」
強気「あんたねえ…」
クール「でも先輩には感謝もしてるんですよ」
クール「なかなか奴隷仲間の間で馴染めなかった私を中心に引っ張ってくれたり」
強気「・・・なによ急に」
クール「そもそも私、捨てられてたのを先輩が気づかなかったら奴隷商さんにも気づかれずに死んでたって聞きましたよ」
強気「べ、別にあれはたまたま見つけただけで」///
クール「私、女なら誰でもいいわけじゃないですけど先輩ならOKですよ?」モジモジ
強気「あ・・・う・・・いや、私は別に」///
向き合ってじっと見つめるクールの視線にに先ほどの思考もあわさり、強気の口は呂律が回らなくなり、頭は何時間も湯に浸かったようにのぼせだす。
クール「・・・冗談です」
その様子にクールはクスッと、普段決して出さないような笑みをこぼす。
そして元どおりに浴槽に座り直すといつも通りの無表情に戻る。
クール「普通に異性と家庭を持つ幸せも興味ありますしね、ご主人様に買われるまで正直諦めてましたけど」
強気「え、あ、そ、そうだよねー!素敵な旦那様とか私も欲しかったしなにいってるんだろあっははは!」
クール「まあ今の理想は先輩も私も同時に愛して重婚してくれる女同士もいける甲斐性持ちでしょうか」
強気「また地味に贅沢ね・・・」
クール「先輩は嫌ですか?」
強気「んーどうだろ?まだよくわかんないっていうか・・・」
クール「まあその前にここの使用人として頑張らなきゃいけませんしね、これからもよろしくお願いします、先輩」クスッ
強気「もちろん!これからもじゃんじゃん先輩を頼りなさい!」
クール「分かりました、じゃあ・・・!」
それに対してクールは、
クール「この迫りくる尿意はどうすればいいですかね・・・!」ブルッ
令嬢に聞かれないためか、大声を出すのもつらいためか消え入りそうな声で話した。
強気「え?」
そういった途端クールは急に股間を抑え俯きはじめる。
もじもじとした足の動きも急に大きくなる。
クール「よく考えたらここに来てから一回もトイレいってないんですよね、ようやく訪れた先輩のデレを堪能するために我慢してたんですが・・・うっ」
はしたないと思い羞恥に顔が熱くなりつつも股間から手が離れない。
その手も今すぐ膀胱を解放したい欲求とさせまいという理性がせめぎ合ってるかのプルプルと震えだす。
強気「え、ちょ!?妙にそわそわしてると思ったらそういうことだったの!?」
クール「しかも私スクール水着来てたじゃないですか、体が冷えてたんですよ」
クール「お湯に浸かって温かいなーって意識が戻り始めたらおしっこが急になだれ込んできて・・・うっくっ」
強気「じゃあ早くトイレ行きなさいよ!連れてってあげるから」
そういって強気はクールを抱え上げようとするが、
クール「だ、だ、だめです、今持ち上げられたら絶対出ます!た、立つのもきつい、です」
さっきまでとは違う意味でいつもと違う表情になったクールはなおも真っ赤になりながら俯いている。
そうしている間にも彼女の下腹部の出口には溜まりに溜まったぐらぐらと煮え立つ液体が集まり、両手でも抑えきれなくなりそうなほどに出口を刺激する。
まるでどうしてもこらえきれない分が漏れ出るように、風呂に使っているだけではあり得ないほどの汗が噴き出る。
どうすればいいか、なんとか先輩として助けたい強気にある考えが浮かぶ。
強気「・・・ここでしちゃう?」
クール「え・・・?」
強気「さっきどうせクールをお風呂に浸からせたときにお湯は入れ替えるって言ってたのよ、だからたぶん大丈夫」
クール「ほ、本当、ですか、うっ・・・」
強気「それにご主人様のことだから女の子のおしっことか御褒美とか何とかいってうやむやにしてくれる可能性もあるし、多分、きっと!」
クール「うう、でも・・・じゃあ・・・ますか?」
強気「え?なに?」
クール「先輩も、一緒にしてくれますか・・・おしっこ」
強気「ええ!?」
思わず大声になりそうなのを抑え強気は聞き返す。
クール「先輩と一緒なら大丈夫、です、私・・・」
強気「いやでも、今出ないし・・・」
クール「こ、これなら・・・!」
目にも止まらぬ速さでクールは股間を抑えている手を放し、強気の下腹部をぐにぐにと押す。
強気「んにゃ!?」
突然膀胱を刺激された強気は一瞬今にも漏れそうなほどの強い尿意を感じ、思わず出口を抑える。
クール「ど、どうです・・・?今なら出せますよね・・・?」
強気「あ、あんたねえ・・・!」
確かに今強気は尿意を感じている。
押された直後のような強い尿意は徐々に引いていくが、じんわりとした尿意が残り続ける。
忙しくなければ用を済ませに行き、忙しいときは堪えるが下半身に意識がいってしまう、
後十数分もすれば無意識にそわそわしたりトイレをきょろきょろと探してしまう自分が想像できる程度の強さか。
クール「駄目ですか、先輩・・・?」///
いつもは強気に見せないような紅潮した顔で目じりに涙を浮かべながら俯いたまま、結果的には上目遣いでクールは嘆願する。
強気「・・・はあ」
それに対し、強気はしばらく恨めし気ににらんでいたが根負けしたように息をつく。
強気「今回だけよ?」
クール「は、はい多分こんなのこれっきりにしたいです・・・くっもう・・・」
道連れができたことに安心したのか彼女の体が大きく震え、限界が近いことを示す。
強気「じゃ、じゃあ『出す』わよ?」
クール「で、でる・・・」
浴槽の中で行う放尿。
初めて行う行為に強い背徳感と興奮に近いものを感じながら2人は手を放す。
2人の、特にクールの下腹部のひくひくと動いていた門が一気に緩み、出口を開ける、そして
強気・クール「「ふう・・・・」」
ようやく『いたせた』ことにクールの顔は安堵による深い息が漏れる。
2人の尿は透明なお湯の中で黄色く濁っており、特にクールはその勢いと量がうかがえる。
普段決して人に見せない互いの恥ずかしい液体が湯に混ざり、自分の体にまとわりつくように薄黄色いにごりが広がる。
その光景とわずかにつんとくる匂いが頭の中でより強い背徳感と興奮が2人の頭の中でぐるぐると駆け巡る。
強気(やば、なにこれ・・・ちょっと癖になりそう)
一足先に膀胱を空にした強気はぶるりと体を震わせ、いけないと思いつつもそんなことを考えてしまう。
数泊して同様にクールも体を震わせ、
クール「ふう・・・癖になりそうですね、これ・・・」
強気「ええ、そうね・・・じゃ、じゃなくてえっとこれは!」///
一瞬図星を突かれたと思った強気が慌てて取り繕うとする。
クール「こんなところで先輩と気が合うとは、やっぱり私たち気が合いますね」
強気「だ、だからこれは・・・もう!」
クール「ふふ・・・改めてこれからもよろしくお願いしますよ先輩」
強気「・・・はいはい」
なにかを共にやり遂げたような、実際に致したのだが、そんな感覚に浸りながら2人は風呂の気持ちよさにほう、と息を漏らす。
クール「しかししちゃいましたね・・・おしっこ」
強気「しちゃったわね」
クール「ご主人様にばれたら下手しなくても解雇処分ものですよね、ご主人様も使うお風呂なのに」
強気「まあ大丈夫でしょ。私たちのご主人様はなんだかんだゆるそうだし、どうせまたよだれでも垂らしながら御褒美とか何とかry」
嬢「私個人なら、ね」
強気「」
クール「」
強気「ごごごごごご主人様!?いつからそこに!?」
嬢「『もちろん!これからもじゃんじゃん先輩を頼りなさい!』あたりから」
強気「割と最初!?」
クール「あ、あ、あのえと、これは」
嬢「確かに私個人なら特に咎めることないんだけどねえ」
強気「で、で、ですよねじゃあ」
嬢「でも使用人が粗相をしてお咎めなしじゃあ、ほかの使用人に示しがつかないでしょ?」
強気「えと、それは3人の秘密にしておけば・・・」
嬢「それにね」
嬢「お風呂で『致す』のを癖にされちゃあ、さすがに困るのよね」
強気「ちょっクール!あんたが余計なこといわなきゃ」
クール「先輩だって同意してたじゃないですか!」
嬢「メイド長」
メイド長「はい」
令嬢が指を鳴らすと浴場の扉が開き、メイド長と思わしき人物が姿を現す。
嬢「私がじきじきにやるから。お湯の交換とか着替えとか諸々よろしく」
メイド長「かしこまりました」
メイド長が目配せをすると5,6人ほどのメイドが姿を現し、てきぱきとクールと強気を抱え上げる。
クール「ごめんなさいごめんなさいもうしませんからおねがむぐっ」
強気「いやー!たすけむぐっ」
口を手で押さえられた2人はメイドたちに運ばれ着替えられ、令嬢に部屋に運ばれる。
そして令嬢考案の罰『正座した状態で縛って痺れた足をくすぐられる―1時間コース』を受けさせられ、2人の使用人生活の1日目は終わりを告げた。
なお、その後2人は令嬢の専属使用人として生活し、それなりに良好な仲で3人は過ごし始める。
メイド長「お嬢様ですか?あまり元奴隷の娘と仲良くされたり町へ遊びに出かけられると周囲の評判や婚期なども心配になりますけどねえ」
メイド長「お嬢様も気が許せる友人か娘でもできたように毎日楽しそうですし、2人もまんざらでもないみたいですけど」
メイド「メイド長、お嬢様とあの使用人の関係を酷評しようとしているものを特定しました」
メイド長「分かりました。いつも通り『丁重』に口止めなさい。当家の名に泥を塗るような者を逃さないように」
メイド「かしこまりました」
メイド長「・・・失礼いたしました。まあ、あの娘たちも仕事はまじめにこなしていますし、これがお嬢様の心の安らぎになってくださるなら」
強気「いっひひひひひごめんさいいひひひひひひいいいいいい!!!」
メイド長「・・・未来ある少女に変な癖がつかなければいいですけど。お嬢様!」
終わり
以上で今回の話は終わりとなります。最後はどうしてこうなった・・・性欲発散のためのSSなんてオチは投げっぱなしなものも珍しくないのになんか書かないと落ち着かないと思うと気が付いたらこんなことにorz
最後のメイド長は完全に変なテンションで書いてしまったノリです。あまり深く捉えないで頂けると幸いです。
今回この話は以上となりますがなんとなくこの3人組で次の話が思いつくようなつかないような感じなのでもしかしたら続編を書くかもしれません。
何事もなかったかのように新しい話を書く可能性のほうが高いのであまり期待しないでいただけると幸いです。
>>1で書いた理由で書き始めたSSですが皆さん楽しんで、くすぐりの良さを共感してくれたら嬉しく思います。
ここまで読んでくださった皆さん、このような性癖さらけ出しのSSに最後まで付き合っていただき本当にありがとうございました!
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