※この物語はフィクションです、実際の妊娠による症状は大きな違いがあります

そこのところを誤解しないようにお願いします

春香「…」ﾜｸﾜｸ

小鳥「…うっぷ」ﾀﾀﾀﾀﾀﾀ

ﾊﾞﾀﾝ

ｵｴｴｴｴｴｴ

春香「おお！　本物だ！」

春香「他のみんなに使うとどうなるのかな？」

春香「ちょっと試してみよう！」

春香「あずささん！」

あずさ「なぁに？　春香ちゃん」

春香「えい」ﾋﾟﾄｯ

あずさ「それ、マタニティマークじゃない？」

あずさ「どういう意味なのかしら？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

春香「もうすぐわかりますよ！」

あずさ「え？」

あずさ「…うっ」ﾀﾀﾀﾀﾀﾀ

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ ﾀﾞﾚｶﾊｲｯﾃﾙﾉﾃﾞｽｶ? ｲﾙﾅﾗｱｹﾃ… ｳｯﾌﾟ…

春香「おおおおおおおお!!!」ｷﾗｷﾗ

春香「他のみんなに試してみよう！」

春香「とりあえず外にでて…」



春香「伊織！」

伊織「あら春香じゃない、どうしたの？」

春香「えい」ﾋﾟﾄｯ

伊織「ちょっと、何つけてるのよ！」

伊織「…うう、なんか気分が」

春香「誰にでも効果があるんだね！」

伊織「なんの話よ！？　春香、アンタなにしたの！？」

春香「伊織を妊娠させただけだよ♪」

伊織「に、妊娠ですって…！？　おえっ…」ﾀﾀﾀﾀﾀﾀ

春香「またね～」

春香「ところでこれ男性にでも効果があるのかな？」

馬「よし、運よく卵を２パック買えたぜ」

春香「冬馬君♪」

冬馬「ん、天海か　どうしたんだ？」

春香「お買い物に行ってたの？」

冬馬「ああ、チラシを見たら卵が安かったからな」

春香「ふーん」

冬馬「ところでなんか用か？」

春香「えい」ﾋﾟﾄｯ

冬馬「あん？　何だこれ」

春香「どうなるのかな？」ﾜｸﾜｸ

冬馬「これマタニティマークってヤツか？」

春香「どうなるのかな？」ﾜｸﾜｸ

冬馬「おい一体どういうことだよ」

冬馬「よし、運よく卵を２パック買えたぜ」

春香「冬馬君♪」

冬馬「ん、天海か　どうしたんだ？」

春香「お買い物に行ってたの？」

冬馬「ああ、チラシを見たら卵が安かったからな」

春香「ふーん」

冬馬「ところでなんか用か？」

春香「えい」ﾋﾟﾄｯ

冬馬「あん？　何だこれ」

春香「どうなるのかな？」ﾜｸﾜｸ

冬馬「これマタニティマークってヤツか？」

春香「どうなるのかな？」ﾜｸﾜｸ

冬馬「おい一体どういうことだよ」

春香「…何も起こらない」

春香「やっぱ男の人じゃ無理か…」

冬馬「え？」

春香「時間無駄にした、私帰るね」

冬馬「おい待てよ！　…結局何がしたかったんだよ」

冬馬「まあいいや、俺も帰って夕飯つくろ」

冬馬「………うっぷ、なんか気持ちわりいな…」

亜美「真美遅いな～」

春香「おーい、亜美！」

亜美「あ、はるるんどうしたの？」

春香「真美は？」

亜美「いまアイスを買っているところ、そして亜美はお留守番」

亜美「いつまでかかってるの、ホント遅いよ」

春香「そりゃ」ﾋﾟﾄｯ

亜美「え？」

春香「さてと」

亜美「はるるん、これ…　マタニティマークってヤツだよね？」

亜美「どうしてこんな…おえっ…」

春香「効果あり！」

亜美「はるるん…一体亜美に…何をして…うっぷ…」

春香「ちょっと妊娠をさせただけだよ」

亜美「にん…しん…！？」

亜美「そんな…うそでしょ…」

春香「あ、私そろそろ戻るから」ﾀﾀﾀﾀﾀ

亜美「そんな…ちょっと待ってよ！」

真美「お待たせー！　ごめんねー時間かかっちゃって」

亜美「ううっ…ぐすん…おぇ…」

真美「ど、どうしたの？　そんなに待つの辛かったの？」

春香「ただいま帰りました！」

Ｐ「…春香」

春香「はい？」

Ｐ「お前、自分が何をしたのかわかってるのか！？」

春香「え、ええ？」

伊織「なんてことすんのよ…」ｸﾞｽﾝ

あずさ「……………」

小鳥「はぁ…」

真美「大変！　亜美の様子が変なの！」

亜美「ううっ…うえぇぇぇぇん！」

小鳥「まさか亜美ちゃんまで」

Ｐ「春香、どう責任とってくれるんだ？」

春香「え？」

Ｐ「スーパーマタニティマークを４人につけたんだろ」

春香「は、はい…」

Ｐ「どうしてくれるんだ！　妊娠したらみんなアイドルできなくなってしまうんだぞ」

春香「あっ…」

Ｐ「養育費とかは当然払ってくれるんだよな？　お前が孕ませたんだから」

Ｐ「４人が産んで子供が自立するには数千万以上、下手したら億はかかるぞ」

春香「そ…そんなの無理ですよ…」

Ｐ「無理？　ふざけ半分で孕ませたというのか！？」

春香「あ…ああ…」

Ｐ「どうするつもりだ？　どう責任とってくれるんだ？　ああ！？」

春香「ご、ごめんなさい…」

Ｐ「俺にじゃなくてみんなに謝れ！」

春香「あずささん、小鳥さん、伊織、亜美…ごめんなさい…」

あずさ「…はぁ、まあいいわ」

伊織「仕方ないわね」

小鳥「それでね…こういうことなのよ」

亜美「え、ほんと！？」

Ｐ「よし亜美、聞いたな」

亜美「うん！」

春香「え？」

小鳥「はい、薬」

あずさ「ありがとうございます」ｺﾞｸﾝ

亜美「ありがと」ｺﾞｸﾝ

伊織「一時はどうなるかと思ったわ」ｺﾞｸﾝ

春香「薬？」

小鳥「これ飲めば妊娠をなかったことにできるの」

小鳥「幸いまだ吐き気程度だからダメージは少ないけど」

小鳥「おなかが膨らんでいる時に飲んだらぞっとするわね…」

Ｐ「お前を反省させるために少し芝居を売ったんだ」

Ｐ「貴重な命をむやみに粗末にしたり遊び感覚で作ったりするな」

Ｐ「覚悟のない、準備をしてないやつは必ず後悔することになる」

Ｐ「お前のようにな、わかったか春香」

春香「ごめんなさい……本当にごめんなさい………」ﾋｯｸ

Ｐ「そして音無さん」

小鳥「ピヨッ！？」

Ｐ「なんでこんなものを買ったんですか？」

小鳥「実はその……種無しで本当に妊娠できるのか興味本位で…」

Ｐ「…」ﾌﾞﾁｯ!

ﾋﾟﾖｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ!

Ｐ「注意書きにも少し触れたが実際の吐き気とかは症状の時期が違う　妊娠２ヶ月位から始まるから勘違いしないで欲しい」

Ｐ「しかしマタニティマークが差別の対象とかなんたらこうたらそういうニュースをよく見るな」

Ｐ「他人に迷惑をかけないようにわざとつけないでいる人もいるが…」

Ｐ「中の胎児になにかあったらどうするんだほんと…、日本人の悪い部分の謙虚さが滲み出ているせいなのかもしれないな」

Ｐ「そして妊婦を邪険に扱っている日本人も、傲慢さが滲み出ているな」

Ｐ「そういうやつらも母がいなかったら存在すらしなかったくせに…、少しは苦労を知って欲しいものだ」

Ｐ「まあ、そういうところが少子化の一つの理由でもあるな、たくさん産めだったり迷惑かけるな産むんじゃねえよだったりとかな」

Ｐ「どうすればいいんだ全く…、近いうちにそういう差別がなくなればいいが…」

一年後

春香「みんな、今日はどうもありがとう！」

ウオオオオオオオオ！



Ｐ「お疲れ春香」

春香「お疲れ様です！」

Ｐ「今日もよかったぞ、せっかくだからお祝いにどっか食べに行くか？」

春香「本当ですか！？　ぜひ！」