マリオ「奪還屋ゲットバッカーズだって?」 (32)
キノピオ「なんでも成功率100%をほこる、盗られたら取り返せがモットーの奪還屋らしいんですよ」
マリオ「っても取られるものなんてなんにもないよな……なぁピーチ姫」
ピーチ姫のマネキン「……」
ピノキオ「うわぁぁぁぁ!!ピーチ姫が拐われたー!!」
マリオ「また、このノリかよ……」
マリオ「こう何度も何度も拐われてちゃぁいい加減にしてほしいぜ……」
ピノキオ「そういわずに、助けに行ってくださいよ」
マリオ「何度も死んで、無限アップして、クリアしたお礼がキスひとつだぜ?馬鹿にすんなよ」
ピノキオ「それは……」
マリオ「ん?待てよ……その奪還屋に依頼してみるか!!」
ピノキオ「へ?」
マリオ「よーし、早速出掛けるか」
ピノキオ「そんなことしてるよりも助けに向かったほうが良いかと」
マリオ「仲間は多いほうがいいだろ?」
ピノキオ「ルイージさんを連れていけばいいじゃないですか」
マリオ「あぁ、あいつは騙されて買わされたマンションの掃除に行って居ないんだ、なんでも曰く付きのマンション買わされたらしいけどな」
ピノキオ「そうでしたか……」
マリオ「まぁちゃちゃっと行ってくるぜ」
ピノキオ「お気をつけて」
ピノキオ…(´・ω・`)
Honky Tonk前
マリオ「ここだな?ゲットバッカーズって奪還屋がいるところは」
カランカラン
マリオはHonky Tonkの扉を開けるするとそこには一人の男性がいた
王「いらっしゃーい、なんにします?」
どうやらこの店の主人のようだ
マリオ「ここにゲットバッカーズっていう奪還屋がいると聞いたんだが……」
王「……確かにいるよ……でも今はいないちょっとした仕事で居ないのさもうすぐしたら来ると思うよ」
マリオ「そうか、なら待たせてもらうよ、なにかオススメあるかい?」
王「あいよ、お客さん見たところ外人さんだけど名前なんて言うんだい?」
マリオ「マリオっていうのさ」
王「へぇ……まるでゲームの世界のマリオみたいな格好だね」
マリオ「まぁそうだろうな……実際そうだし」
しまった……キノピオだった……
王「ん?どういうことだい?」
マリオ「待ってる間まで暇だし、今回について話してやるよ」
マリオは王に今回の依頼について話をした
王「まさか、本当にゲームの世界から来るなんてね……信じられないや」
マリオ「なんだったらサインを書いてもいいぜ?マリオ・マリオってな」
王「ありがたいけどいいや、誰も信じちゃくれないだろうし」
マリオ「まぁそれもそうか……」
カランカラン
店の扉が開く
ヘヴン「やっほーお久ー♪」
王「なんだ、ヘヴンか」
やってきた女性はヘヴンというらしく、金髪でかなりのグラマーな女性であった
ヘヴン「あら接客中だったかしら?」
マリオ「べつに、ゲットバッカーズを待ってただけさ、お嬢さん」
ヘヴン「あら嫌だわ♪」
王「にしても、遅いな……」
ヘヴン「次の仕事持ってきたのにこれじゃ無駄足ね……」
王「帰るのかい?」
ヘヴン「シド君にでもあげるわこの仕事、依頼人が先にいるようだし」
マリオ「悪いな」
ヘヴン「べつにいいわよ」
ヘヴンは店を出ていく
マリオ「お代なんだがコレで大丈夫かい?」チャリンチャリンチャリン
王「コインかい?」
マリオ「あぁ、俺たちの世界じゃコインが通貨だからね袋に入れておけば100枚以上あっても平気だが、そのまま100枚あると1upしてしまうのさ」
王「なんなんだい?その1upって?」
マリオ「まぁ気にするなよ」
王「まぁ純金みたいだし、大丈夫だよ」
マリオ「助かるよ」
数時間後
ガチャバタン
慌てて店の扉が開く
蛮「おーっす」
銀次「ポールさんただいまー」
王「お帰り、早速だけど依頼人がきてるぞ」
蛮「あ?早速かよ、流石にめんどいから帰ってもらうぜ?」
王「いいのか?気前のいい依頼人だぞ?」
ピクッ
蛮の耳が少し動く
蛮「マジか?」
王「そこに依頼人がいるから聞いてみな」
マリオ「どうも」
銀次「なーんだ、男かー、蛮ちゃんキツいし俺この依頼やりたく……」
蛮「依頼金次第で受ける、どんな依頼でもな」
マリオ「噂通りだな」
ジャラ
マリオはコインが大量に入ったコイン袋を二人の前に置く
マリオ「前金として一袋、達成後にもう一袋渡す、中身は50コインが入ってる合計100コインだ」
王「さっき、お代として何枚か貰ったが、純金だ価値はそれなりにあるぞ」
蛮「その依頼、俺たちゲットバッカーズが承るぜ!!」
銀次「もー、蛮ちゃんったら……」
マリオは二人に依頼内容を伝え、マリオの世界に二人を連れていった
マリオの世界
蛮「信じられねぇな……ゲームの世界なんてよ」
銀次「でも、見たことないものばっかりだし、信じるしかないよ?蛮ちゃん」
蛮「さっさと、依頼を達成してやるか」
銀次「それじゃ行こうか蛮ちゃん!!」
WORLD1-1
テレッテデッデデ
銀次「マリオさんいわく、この道を進んで旗にタッチして、先に進めばいいんだってよ」
蛮「本当にゲームだな」
銀次「よーしいくぞー!!」タタタタ
蛮「おい、走るなよあぶねぇぞ?」
銀次「平気平気♪」
クリボー「……」テクテク
全力で走る銀次の元に一匹のクリボーが迫る、そして、だれもが通った道を通る
ピロッ
銀次「うわぁぁぁぁ!!」
蛮「銀次ぃぃぃぃぃ!!」
デデンデレッテレー
WORLD1-1 ×4
銀次「あれ?俺さっき死にかけたような?」
蛮「どうやらこの世界じゃ命は残機ってあつかいされてるんだろうな……片方が倒れると最初から戻されるって訳か」
たれ銀次「死ぬほど痛かったよー蛮ちゃんー」ウルウル
蛮「だぁーってろ、えっと依頼人が渡した手紙になにか書いてあったな」
手紙にはかつて幾度となくピーチ姫を助けにきたマリオの経験を綴ったウルテクが書いてあった
蛮「無限1up?」
銀次「ワープ土管?」
蛮「キンタマリオ……」
銀次「……」
蛮「とりあえず、無限1upできるところまで安全にいくぞ」
銀次「うん」
1-1後半
銀次「蛮ちゃーん疲れたよ……」
蛮「ワガママ抜かすなさっさと行くぞ!!」
銀次「ちぇー」ゴンッ
銀次の頭に丁度ブロックがぶつかった
銀次「……」
蛮「おーい、大丈夫か?」
銀次「物凄く痛いよ……」
デロロロン
ブロックからスターが出てきた
蛮「おい、あれって……」
銀次「マリオさんが言ってた奴だ!!」
タタタタタタタタタ
二人はスターに触れるすると
ダンダンカンタンニナッテキタ ダンダンカンタンニナッテキタ
銀次「すっげー!!力がみなぎるよ!!」
蛮「よっしゃ!!このままゴール目指すぞ!!」
タタタタタタタタタ
スターの効果をそのままに二人はゴールへダッシュし、ゴールの旗にふれる
ピロロロロロロロ
テレレテッテーテレレテッテーテレレテッテー テッテテー
二人は1-1のWORLDをクリアする
銀次「楽勝だね蛮ちゃん」
蛮「気引き締めろ? 先は長いぞ?」
そして二人は次のWORLDに進む
そして二人は、次々WORLDをクリアしていく
WORLD4-4 クッパ城
銀次「やっと着いたねー」
蛮「府に落ちねぇな」
銀次「え?」
蛮「楽勝とはまではいかないがこんなに早くボスがでるものかとおもってな」
銀次「いいじゃない、仕事は早いほうがいいでしょ」
蛮「まぁそうだが」
奥に進む二人すると……
ボッ ボッ ボッ
遠くから火の粉が飛んでくる
銀次「うわっ!?」
蛮「こりゃ当たったらやべぇぞ」
奥になにかがいることを示している
二人はいけるところまで行くことにした
なにやら大型の亀のような敵が炎を吐き出していた
銀次「よーし!!いっくぞー!!」バチバチバチ
銀次は体内電気を発し、クッパに攻撃を仕掛ける
ポコッ
敵は呆気なく倒れる
銀次「あれ?もうおわり?」
蛮「よくみてみろ、偽物だ」
銀次「まだまだ先みたいだね」
蛮「さっさといくぞ」
二人は次々WORLDをクリアしていく、そしてついに最終WORLDについたのである
8-4
銀次「蛮ちゃんつかれたよー、おんなじところぐるぐる回ってるだけだよよれー」
蛮「最終ステージだから仕掛けもいろいろあんだろうな……まるで邪眼にかけられたようだな」
銀次「マリオさんからの手紙に何かのってないかな?」
蛮「さっき、見たろ?早くしねぇとタイムオーバーになんぞ?」
銀次「蛮ちゃん……書いてあったよ……突破方法」
蛮「……行くぞ」
銀次「うん」
クッパ前
クッパ「ぐわっははは!!マリオ以外に何者かがきたようだが、このクッパ様に勝とうなど笑わせてくれるわ」
バッ
余裕を見せたクッパの前に二つの影が見えた
蛮「スネークバイト!!」
銀次「サンダー……ボルト!!」
クッパ「ぬおおおお!?」ポコッ
呆気なくクッパは二人に破れ去った
ゲットバッカーズの二人はピーチ姫を救い出すことに成功し 元の世界に戻り マリオから報酬を受け取った
Honky Tonk
蛮「うっひょひょ!!これだけのコインがあれば一時楽に暮らせるぜ!!」
銀次「やったね蛮ちゃん!!」
王「お気楽でいいなお前ら」
蛮「よーし今すぐ換金しにいくぞ!!」
銀次「そのまえにちゃんと100枚あるか袋からだして数えようよ!!」
蛮「そうだな!!!」
チャリーン チャリーン チャリーン
王「そういや言い忘れてたが、コイン100枚を袋からだすと……」
1up♪
蛮「き、消えた……俺たちのコインが……目の前で……」
銀次「な……なんで?なんでぇぇぇぇ!!!!」
王「1up しちまったか……ご愁傷さま」
おわり
オチが南蛮戦時だな
おつおつ良かったよ(´・ω・`)
>>28
オチとしては、メロンの奴がありならこれもありかなって思って書きました、
ただ、言われるまで、キノピオとピノキオをごちゃ混ぜにしてたことが悔やまれる……
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