P「アイドル達にどれだけ愛されているか確かめてみよう」 (207)


(短い予定です)

宅配業者「Pさんお届けものでーす」

P「はい、サイン『P』っと」

宅配業者「ありあとやんしたー」

P「よっしゃ。待ってましたよー」

P「やって来ました『好感度測定装置!』」

P「えーと、説明書はと」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408285108


--このたびは弊社の商品をお買い上げいただき誠にありがとうございます

こちらは、あなたが知り合いからどのように思われているかを、数値として測定する装置となっております

血圧・心拍数・汗腺からの分泌量・声紋など様々な要素から心理状態を割り出し・・・・・・・


P「ああ、理屈はいいや。実際にどういう使い方をするのかな」


使用方法

この装置の両端の握りをあなたと、あなたの知り合いとで握って頂きます

すると、00から99の単位であなたへの好感度を数値化します


P「なるほどねー」


数値が大きいほど、あなたへの好感度が高いという事です

具体例1

50 初対面
60以上 感じのいい知人
70以上 一緒にいて、楽しい友人
80以上 絶大な信頼感がある大事な人
90以上 (異性の場合)今すぐプロポーズをして欲しい
99 世界中の他者を全て滅亡させて、ずっと独占したい

P「なんか、最後のは物騒だな」


具体例2

50 初対面
40以下 少し苦手
30以下 ふたりきりになると気まずい
20以下 必要がなければ、顔を合わせたくない
10以下 生理的に無理
00 一刻も早く死んで欲しい

P「怖っ!」


P「でも俺、みんなに愛されちゃってるからなあー」

P「50以下って事は絶対にないな。最低でも60以上」

P「90以上ばっかりだったら、困っちゃうなー」

P「まあ、小鳥さんの読んでた怪しい雑誌の通販で買ったもんだから、どこまで信ぴょう性があるのかは疑問だけど」

P「明日、事務所で使ってみるか」


次の日


P「おはようございまーす」

春香「あ、プロデューサーさん。おはようございます」



P(まずは春香からの好感度を確かめてみるか。春香はいつも俺の事を慕ってくれてるし、数値は相当高いはずだ)

P(いきなり90超えもあるか?)



P「おはよう、春香。あ、ちょっとこれ握ってくれないかな」

春香「え?なんですかこれ。握ったら電気がビリビリ来たりして・・・」

P「しないしない!そんなバラエティーの罰ゲームみたいなもんじゃないよ」

春香「で、なんなんですか」

P「あーちょっとしたおもちゃだ。ちょっと握ってみてよ」

春香「えー、なんか不安ですけど・・・」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「64か・・・。 もうちょっと高いと思ったんだが・・・」

春香「?なんですか、プロデューサーさん?」

P「あ、いや、なんでもない。春香・・・俺のことをいい人くらいには思ってくれてるんだな」

春香「??何言ってるんですか。プロデューサーさんは、もちろんいい人ですよ?」

P「ああ、ありがとう、春香」

測定結果

春香 64


P「・・・ちょっと期待しすぎてたかなあ・・・」

P「いや、好感は持たれてるんだ。へこむことはないさ」

P「次は誰にしようか・・・」

千早「おはようございます」


P(千早か。千早も最初は壁を作ってたけど、最近は心を許してくれていると思う)

P(90超えは無いと思うが、結構高いんじゃないか?)

P「やあ、千早。おはよう。ちょっと、これを握ってみてくれないか」

千早「なんです、これ」

P「いや、いいから」

千早「ちゃんと説明してください」

P「あー、あれだ。千早は食生活とかに不安があるから、これで体調を診断するんだよ」

千早「へー、そうなんですか」

P「ああ、握ってみてくれ」

千早「分かりました」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「72か・・。違う、73か。やっぱり結構高いな」

千早「?どうしたんですか、プロデューサー。なんか嬉しそうですけど」

P「ああ、いやなんでもない。千早、俺と一緒にいて楽しいか?」

千早「な、なんですか急に。それは・・・楽しいですけど・・・」

P「そうか!楽しいかあ!」

千早「何を言ってるんですか。それで私の体調はどうなんですか」

P「ああ、もうバッチリさ。健康優良児だ」

千早「それなら良かったですけど。変なプロデューサー」


P「いやーみんな俺のこと愛してるなあ。俺、愛されちゃってるわ」

P「測定するのが、楽しくて仕方ない」

P「えーと、次は・・・」

あずさ「おはようございまーす。今日は、あんまり迷わずに事務所に着けましたー」

P「あずささんか」


P(あずささんは運命の人を探してるんだよな)

P(もし運命の人を俺だと思っていてくれたら90超えが出るかも!)

P「おはようございます、あずささん」

あずさ「あらープロデューサーさん。おはようございますー」

P「早速ですが、これを握ってくれませんか」

あずさ「これはなにかしらー」

P「方向オンチを治す機械です」

あずさ「あらー、科学の力って凄いんですねぇ」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「47・・・・。え?」

P「俺、あずささんになんとも思われてないのか・・・」

P「と言うか、ややマイナス印象?」

あずさ「どうしましたか、プロデューサーさん」

P「えー、あずささん」

あずさ「はい?」

P「不肖ワタクシ、これからもプロデュース、キッチリさせて頂きたく存じあげておる所存」

あずさ「??」

P「どうか今後共、お仕事よろしくお願い申し上げます」

あずさ「???」

あずさ「それで、方向オンチは治ったんでしょうかー」

P「いや、治りません」


P「あずささんが、俺の事をほぼ無関心だなんて・・・・」

P「信じられない。これ壊れてるんじゃないか?」

P「他の子で確かめてみよう」

美希「おはようなのー」

P「美希か」


測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47


P(美希には特にこれを試してみたかったんだよな)

P(いつもハニーって呼ばれてるけど、どんな気持ちで呼んでるのか)

P(ただの呼び名なのか、本当に愛されちゃってるのか)


P「やあ美希、おはよう」

美希「おはよう、ハニー♪」

P「ちょっとこれを握ってみてくれ」

美希「なんなのなの、これ?」

P「今までに食べたおにぎりの数が分かる機械だ」

美希「それは凄いの!」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「56・・・。本気じゃなかったか・・・」

P「・・・何を落ち込んでいるんだ。相手は15歳の女の子でこっちは大人だぞ、本気な訳ないじゃないか」

P「ハハッ。ハハッ・・・」

美希「なに笑ってるの、ハニー?」

P「美希・・・・。俺の事をどう思ってる?どういう気持ちでハニーって呼んでる?」

美希「急にどうしたの、ハニー」

P「これは真剣に聞いてる。美希も真剣に答えて欲しい」

美希「んー、ハニーは美希にやる気を出させてくれた大切な人なの」

美希「だから、とってもとっても好きだったの」

美希「でも、ハニーは美希になんにもしてくれないの」

美希「そしたら美希、だんだん熱がさめちゃったの」

美希「でもハニーって呼び方は、もう慣れちゃって変えられないの」

美希「ごめんね、ハニー」


美希「それで、美希は今までに何個おにぎりを食べたの」

P「ああ、65536個だ」


測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56


P「はっきりと結果が出て良かったじゃないか」

P「これが俺の望んだ事だろう?」

P「どうする・・・。まだ続けるか?」

伊織「おはよう、みんな」


P(伊織か・・・)

P(いつも高飛車な態度を取るけど、愛情の裏返しだとおもっていた)

P(しかし、それはとんでもない勘違いかも・・・)

P(怖い・・・・)

P(でも・・・)


P「おはよう、伊織」

伊織「あら、あんたいたの。ボーっと突っ立ってんじゃないわよ」

P「伊織、これを握ってみてくれ」

伊織「なによこれ」

P「これを握ると、おでこと頭髪の境目が前に3センチずれる装置だ」

伊織 「」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「・・・・75」

P「伊織ぃー」ブワッ

P「俺は信じてた。疑った事など一度もなかったぞ伊織ぃー」

伊織「?あんた泣いてんの?」

P「いおりんバンザーイ。ツンデレバンザーイ」

伊織「誰がツンデレよ!」

P「伊織をツンデレの王女として、ギネスブックに登録しよう!」

伊織「意味がわからないわよ!ちょっと、しっかりしなさいよ!」

P「ああ、ごめん。嬉しくってさあ。伊織は俺のこと好きだよな!」

伊織「す、好きな訳無いでしょ、バカ!」

P「ああ、最高だよ、伊織」


伊織「・・・・・ところで、さっきの話本当でしょうね」

P「ん?さっきの話?」

伊織「えー、あれよ。ほら、おでこが・・・・」ゴニョゴニョ

P「ああ、スマン。あれは嘘だ」

伊織「殺すわよ」


測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56
伊織 75


P「やっぱりなあ。伊織には好かれてると思ってたんだよ」

P「もう、好かれすぎて怖いくらいだ。怖いー」

P「誰も俺を嫌ってないし」

P「まあ、当然だけど」

P「さて次は誰が」

響「はいさーい!」


P「響か・・・」

P「響は寂しがり屋だからな」

P「俺にも良く構って欲しそうにしている時がある」

P「まあ、めちゃくちゃ高い事はないかもしれないが、プラスなのは間違いないな」


P「おはよう、響。調子はどうだ?」

響「お、プロデューサー、今日も元気いっぱいだぞー」

P「それはなによりだ。ところでこれを握って欲しいんだが」

響「?なにそれ」

P「これを握ると幸せになれるんだ」

響「へー、それは凄いなあ」ギュ

P(チョロすぎるぞ、響!)


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「81キターーーー」

P「本日の最高得点頂きました!」

P「我那覇くん最高!しまんちゅ最高ぅぅぅ!!!」

響「ど、どうしたんだプロデューサー」

P「響・・・・一つ言わせて欲しい」

P「俺は響が大好きだ」

響「えっ」

P「とても大切に思っている。響はどうだ?」

響「・・・自分も・・・・」

P「ん?」

響「自分も同じだよ、プロデューサー」

P「ありがとう、響。幸せになれたか?」

響「うん!」


測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56
伊織 75
響 81


P「そうかあ、響は俺が大好きかあ」

P「そうだよなあ。薄々そう思ってたんだよ」

P「いや、はっきりと分かってたね!響は俺が好き」

P「まあでも響が最高点とも限らないからなあ」

P「いやあ、愛されすぎて辛い」

P「そろそろ誰か来るだろう」

雪歩「おはようございますぅ」


P(雪歩か・・・)

P(最初は俺を怖がってたけど、今は頼りにしてくれている感じがある)

P(きっと、信頼感はバツグンのはずだ)

P(それに、なんか俺に波が来ているように感じる)

P(乗るぞ!ビッグウェーブに!)


P「おはよう雪歩」

雪歩「プロデューサー、おはようございますぅ」

P「突然だが雪歩、これを握ってみて欲しい」

雪歩「えぇー、なんですかぁ」

P「これを握ると、犬が寄ってこなくなるフェロモンが出るんだ」

雪歩「それは助かりますぅ」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「ビッグウェーブ来てた―!」

P「本日最高点、早速更新しましたー!!」

P「結婚寸前!婚約間近!!!」

雪歩「あのー、プロデューサー。どうしたんですかぁ」

P「いや、なんでもない。雪歩」

雪歩「はい?」

P「大人しいのが、いつも良い事とは限らないよ。しっかりと表現してくれないと、うっかり気づかない恐れもあるんだ」

雪歩「え?」

P「まあ、俺は良く気のつく男だから良かったものの、鈍感な奴なら雪歩の秘めたる俺への思いをスルーしてしまうかもしれない」

雪歩「ええーー?!」

P「大丈夫だ、雪歩。雪歩の気持ちはハッキリと届いてる」

雪歩「・・・プ、プロデューサー・・・・、恥ずかしいですぅ」

P「恥ずかしいなら、俺も一緒に穴を掘って埋まろう。いつも俺たちは一緒だ」

雪歩「プロデューサー・・・」


雪歩「これで犬が寄ってこなくなって、良かったですぅ」

P「あ、ゴメン雪歩。これ象避けのフェロモンだった」

雪歩「えぇー」


測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56
伊織 75
響 81
雪歩 89


P「雪歩もかー。そーかそーか。雪歩もかー」

P「そら、そーだよなあ。いつもの雪歩見てたら分かるもん」

P「儚げな目線で俺をずっと見てたよなあ」

P「ここらへんで止めとくか?」

P「何をバカなことを言ってるんだ、俺」

P「勝ってる時は何も恐れる事は無い!」

P「次くらい90超え来ちゃうかー?」

貴音「おはようございます」


P(貴音か・・・)

P(いつもミステリアスな貴音だが、たまに見せる親密な態度)

P(そして2人だけの時に呼ぶ『あなた様』」

P(高得点間違いないな!)

P(ついに一線超えちゃう?)


P「やあ、おはよう貴音」

貴音「おはようございます、プロデューサー。本日も良い日和で」

P「貴音に頼みがあるんだ」

貴音「なんでしょうか」

P「これを握って欲しい」

貴音「はて、面妖な。これは一体・・・・」

P「握ればラーメンが出てくる」

貴音「なんと!」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「来ました!同率首位!!」

P「たっかっねっ!たっかっねっ!」

P「いやー、みんな一線超えるのは流石に遠慮してる?」

P「気にしないでいいのになあ」

貴音「どうされました?プロデューサー」

P「いや、気にしないでくれ。貴音」

貴音「なんでしょう」

P「ラーメンが出てくるといったな。あれは嘘だ」

貴音「まあ、なんといういけず・・・」

P「だが、半分は本当だ。いつでも俺がラーメンを食べに連れて行ってやろう」

貴音「なんとありがたいお言葉・・・」

P「でも貴音がラーメンよりも好きなものを俺は知ってる」

貴音「なんでございましょう」

P「俺の口から言わせる気か?」

貴音「まあ・・・。やっぱりいけずな方・・・・」

測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56
伊織 75
響 81
雪歩 89
貴音 89


P「ああ、この装置買って良かったわ」

P「好意は分かってたけど、ハッキリと数値になるとやっぱり嬉しいもんだな」

P「ここらへんが潮時かな」

P「いや、まだだ。まだ頂点に達していない!」

P「次の子でてっぺん取るぞ!」

真「おはようございまーす」


P(真か・・・)

P(真はホント、裏表が無いよな)

P(俺への好意がビンビン伝わってくる)

P(正直、装置を使うまでもないが、ハッキリさせとくか!)


P「おはよう、真」

真「あ、おはようございます、プロデューサー!」

P「何も言わずにこれを握って欲しい」

真「え?え?そういう訳にはいきませんよ。これなんですか?」

P「魔法少女のバトンだ」

真「わー、これでボクも魔法少女ですね!」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「・・・14?え?なにこれ。嘘だよね」

P「嘘、嘘、嘘、嘘、嘘、うそだぁーーーーー」

P「ああ、壊れたんだ、そうだそうだ」

P「いやあ、今日は良く使ったからなあ。そりゃ、壊れるよなあ!」

真「あの・・・どうかしました?プロデューサー」

P「な、真。俺にできれば会いたく無いなんてないよな。な。な」

真「なにを言ってるんですか」

P「答えてくれ、まことぉーー!」

真「・・・分かりました。ボクは嘘はつけないんで・・・」

真「正直、プロデューサーが代わってくれないかなと、ずっと思っていました」

P「・・・なんでだ?」

真「プロデューサーは前に『俺だけは本当の真を知ってる」って言いましたよね』」

P「ああ」

真「そういうの、ウザいんですよね」

P「・・・・」


真「自分だけが知ってるって、何様ですか」

真「カッコいい役をやってるボクも、可愛いかっこしているボクも全部本当のボクですよ」

真「それを上から目線で押し付けがましく耳元で『俺だけは本当の真を知ってる』」

真「鳥肌が立ちました」

真「もう、そういうのいいですから。今後絶対やめて下さい」

P「スマン・・・・」


真「あと、本当は特に魔法少女にも興味ありません」

P「そうですか・・・」


P「真があんな風に俺を思ってたなんて・・・・」

P「もう何も信じられない!」

P「もう、止める!なんだこの機械」

P「買うんじゃなかった、ちくしょー!」

亜美・真美「おっハロー」


P(亜美と真美か・・・)

P(実はこの2人が一番俺を慕ってくれてるのかもなあ)

P(いつもまとわりついてくるし)

P(いや、もう使うのは止めたんだ)


亜美「兄ちゃん、なに落ち込んでんの?」

真美「暗い男はモテないよー」

P「ああ、亜美、真美。元気そうだな」

亜美「メッチャ元気だよーん。あれ、この機械なにー」

P「あ、それに触っちゃ駄目だ」

真美「うっふっふー、触るなと言われたら、触りたくなりますなあ」

亜美・真美 ギュ


感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「亜美!真美!」

P「良かったー。ホントに良かったー。生きてて良かったー」

P「・・・いや、2人いっぺんに握ってたから、半分の40ずつって事も・・・」

P「亜美!真美!」

真美「なに、兄ちゃん?」

P「俺のこと好きか?」

亜美「えー、そんなの好きに決まってるじゃん。ね、真美」

真美「う、うん」

亜美「こんないいオモチャ他にないよ」

真美「そ、そうそう、いいオモチャ。だから大好きだよーん」

P「あみー!まみー!一生面倒見させてくれー」

真美「ええーー。そ、それってプロポ・・・」

亜美「おっほん、よきにはからえ」


P「よかったー。アクシデントだけど、心の傷が癒やされたー」

P「あいつらはホント純真だわ」

P「癒やされたところで止めとくか」

P「いや、残りは2人だ。毒喰らえば皿までよ!」

律子「遅くなりましたー」

測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56
伊織 75
響 81
雪歩 89
貴音 89
真 14
亜美・真美 80


P(律子か・・・)

P(素直じゃない所もあるけど、好意のかけらを感じることがある)

P(波は元に戻ったはず)

P(自分を信じろ!俺!)


P「おはよう、律子」

律子「おはようございます、プロデューサー」

P「ほかでもないんだが、これを握ってくれないか」

律子「・・・なんの真似です」

P「これは新しい視力矯正器具なんだ」

律子「また、訳の分からない事を。まあ、乗ってあげましょ」ギュ


好感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


P「リッチャン、カワイイなあもう!」

P「私のメガネ好き?嫌い?」

P「好きに決まってる!!!!」

P「魔法かけたいーーー」

律子「プロデューサー!なに一人で騒いでるんですか!」

律子「大体、いつもおかしな事ばかり言って!」

律子「少しは反省して、大人としての態度を・・・」

P「律子・・・」

律子「?!」

P「いつも叱ってくれてありがとう」

律子「ど、どうしたんですか」

P「律子に叱られるたびに、俺は感謝で、胸が一杯になるよ」

P「こんなにも、俺を思ってくれているんだなって」

律子「そんな・・・」

P「でも、優しい律子も好きだよ」

P「俺だけは本当の律子を知ってる」

律子「プロデューサー・・・」

測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56
伊織 75
響 81
雪歩 89
貴音 89
真 14
亜美・真美 80
律子 82


P「律子もなあ。やっぱりなあ」

P「好き好きオーラが、いつも出てたもんな」

P「隠そうとして隠し切れないリッチャンカワイイ!」

P「さて、最後の一人となった訳だが」

やよい「うっぅー。おはようございまーす」ガルウィング

P(やよいか・・・)

P(やよいは天使、これは間違いない)

P(天使が嫌悪感など持つだろうか、いや持たない!【反語】)

P(大船に乗ったつもりでラストランだ!)


P「おはよう、やよい」

やよい「あ、プロデューサー。おはようございまーす」

P「やよいにこれを握って欲しい」

やよい「なんですかこれ?」

P「もやし栽培キットだ」

やよい「それは欲しいかなーって」ギュ


感度測定装置「ピピッ ソクテイカンリョウ」

(タイムスタンプの一番右の二桁が測定結果)
00:00:00:【00】←ここの数値


【18】

P「・・・・なん、だと・・・」

P「これはおかしい。絶対におかしい」

P「百歩譲って、真のは俺が悪かったとしよう」

P「だが、やよいは、ずっと心を込めて慈しんでいたはずだ!」

P「やよい?」

やよい「なんですかあ?」

P「やよいは俺のことが嫌いなのか?」

やよい「はい!嫌いですー」


P「何故だ?理由が分からん!」

やよい「ずーっとパイタッチされてたら、さすがに嫌いになるかなーって」

P「」

やよい「それで、お父さんに相談して、今日はこの人達に来てもらいましたー」

P「えっ」

「児童相談所の者ですが」
「弁護士ですが」
「警察です」

P「えっ」

「高槻やよいさんへの行動をお聞かせ願えますか」

P「えっ」

「ここではなんですから、署の方へ」

P「えーーーー!!!!」

やよい「ちょっと頭を冷やせばいいかなーって」



おわり

最終測定結果

春香 64
千早 73
あずさ 47
美希 56
伊織 75
響 81
雪歩 89
貴音 89
真 14
亜美・真美 80
律子 82
やよい 18

長々とお付き合いありがとうございました

何が(短い予定です)だw

俺は、ワン・フォー・オールで1番に選んだのがやよいで2番目に選んだのが真なんですよねw


色々ミスもありましたが、終われて良かったです

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