モバP(以下P)「おっはようございまーす」ｶﾁｬ

かな子「ぷろでゅーさー！！」ﾀﾞｷｯ


P「ちょっ！？いきなり飛びついたら危ないだろ！」

P「というかなんか雰囲気違くないか？」


かな子「そお？」


P「ちひろさーん！いますかー？」


ちひろ「な、なんでしょか」


P「かな子が少しおかしいんですけど何か知ってます？」


ちひろ「わっわわわたしはしししりませんよ！」


P「わざとやってるでしょ」


ちひろ「(ゝω・)ﾃﾍﾍﾟﾛ」

P「ウザイです」

P「で、どうしてこうなったか教えて下さい」


ちひろ「実はですね・・・」

―少し前―

かな子「おはようございます・・・」ｼｮﾎﾞｰﾝ


ちひろ「おはようかな子ちゃん、どうかしたの？」


かな子「実はまた少し体重が・・・」


ちひろ「あー昨日法子ちゃんとドーナッツいっぱい食べてたもんね」


かな子「法子ちゃんぐらいの時はカロリーなんて全然気にしてなかったんですけどねー」ｱﾊﾊ

かな子「今じゃカロリーばかり気にしちゃって・・・」


ちひろ「そんなかな子ちゃんに丁度いいものが」

ちひろ「精神が若返る系のドリンクー」ﾃｯﾃﾚｰ


かな子「なんか物凄く怖いんですけど・・・」ﾄﾞﾝﾋﾞｷ


ちひろ「まぁまぁとりあえず飲んでみて」


かな子「分かりましたよ・・・」ｺﾞｸｺﾞｸ


ちひろ「まって！そんなに飲んだら・・・」


かなこ「ふぇ？」


ちひろ「あちゃー五、六歳の精神になっちゃいましたねー」

ちひろ「まーそのうち戻るでしょ」

―現在―

ちひろ「って感じです」

P「馬鹿なんですか！？」

P「ってかよくそんなもの作れましたね！？」

ちひろ「マジカルアンバーを名乗る人に教えてもらいました」

P「そんな不審者に教わったものをアイドルに飲ませないで下さい！」

P「とりあえず来月の新種スタドリ開発の費用削減しときますね」

ちひろ「いやああああああああああ」

P「とりあえずかな子のことを詳しく調べましょう」

P「おーいかな子ー！」


かな子「どうしたの？」


P「僕とかちひろさんの事わかるの？」

かな子「もちろんかわるよー」


ちひろ「たぶん精神年齢が下がってるだけみたいですね」

P「ならまだマシかな？」


かな子「ねーねーぷろでゅーさー？」


P「ん？どうかした？」


かな子「どっかにあそびにいきたい！」


P「まぁ今日は仕事入ってないしいいけど・・・」


ちひろ「えーずるいー」


P「削減そんなにして欲しいんですかそうですか」


ちひろ「シゴトタノシイナー」


P「で、どこに行きたい？」


かな子「えっとねーゆうえんち！」


P「(やっぱり考えることは子供か)」

P「なら行こうか！」


かな子「うん！」


P「じゃっ！ちひろさんお留守番よろしく」


ちひろ「かな子ちゃん楽しんできてね」


かな子「はやくいこー！」

―遊園地―

P「で、何に乗りたい？」



かな子「めりーごーらんど！」


P「(精神が子供でも体は高校生なんだが絵面的に大丈夫か？)」


かな子「かなこねーあのばしゃのるのー！」

かな子「でね、ぷろでゅーさーさんが、はくばにのったおうじさま////」


P「っ！！」

P「(なんだこれ破壊力やばいぞ)」

P「よ、よしとりあえず乗るか」

かな子「うん！」

P「(とりあえず乗ったは良いが・・・)」


かな子「かなこはばしゃにのったおひめさまー」ﾙﾝﾙﾝ


P「(正直周りの目が痛い！)」


かな子「ぷろでゅーさーたのしいね！」


P「あ、ああそうだな」

P「(普段のかな子も可愛いが無邪気なかな子もなかなか・・・)」

P「（って何考えてるんだ俺！）」


かな子「もうおわっちゃったー」ｼｮﾝﾎﾞﾘ


P「次は何に乗りたい？」


かな子「えーっとねー、あれ！」ﾕﾋﾞｻｼ

P「ジェットコースターか」


かな子「かなこあんなのぜんぜんこわくないもん！」ﾑﾈﾊﾘ


P「（絶対これダメなやつだ）」

P「(体も幼くなってれば身長制限を理由に諦めさせたが・・・)」ﾁﾗｯ


かな子「わーいふうせんだー！！」


着ぐるみ「はい、お嬢さん。妹にあげるのかな？」


かな子「わーい！ありがとー」


P「(体は精神年齢の約３倍の大きさだしなぁ)」

かな子「はやくのろーよー」ｸﾞｲｸﾞｲ


P「わかったからそんなに引っ張らないでくれ」


かな子「ならこうする！」ｷﾞｭｰ


P「」


かな子「えへへー////」


P「(腕にかな子のむねががががが)」

P「(え、なにここ？天国なの？遊園地という名の天国なの？)」

P「(そしてかな子は天使なの？俺は天使をプロデュースしてるの？)」


かな子「？」


P「(かな子の無邪気さが眩しすぎる！！)」


かな子「はやくいこ？」


P「そ、そうだな」

P「結構空いてたおかげですぐに乗れそうだな」


かな子「ねーねーぷろでゅーさー」ﾂﾝﾂﾝ


P「ん？かな子どうした？」


かな子「かなこすこしあしつかれちゃった」


P「あと少しで乗れるからもうちょっと我慢できるか？」


かな子「えー！つかれたよー」


P「こまったなぁ・・・」


かな子「あ、そうだ！ぷろでゅーさー！」

かな子「だっこしてー！！！」ﾘｮｳﾃｱｹﾞー


P「ちょっ！！！」

P「(よし、一回落ち着こうか)」

P「(精神年齢的に抱っこをお願いするのは何も問題ない)」

P「(しかし、かな子の外見は高校生)」

P「(そんなかな子が俺に抱っこしてもらおうと抱きついたら色々とまずい)」

P「(俺的には全然OKだしむしろしたい！！が、社会的にアウトだしかな子はアイドルだ)」

P「(と、とりあえず話を逸らして誤魔化そう)」

P「そ、そうだかな子！しりとりしよう！あー物凄くしりとりしたいなー」


かな子「しょうがないなーかなこがしりとりしてあげる！」


P「(なんとか誤魔化せたか・・・)」

かな子「じゃあかなこからねー」

かな子「しりとり！」


P「リス」


かな子「すいーつ！」


P「つみき」


かな子「きゃらめる！」


P「ルーツ」


かな子「つきみそば！」


P「(流石かな子、見事に食べ物ばっかりだな・・・)」

P「罰」


かな子「つくだに！」


P「にんにく」


かな子「くるまえび！」ｸﾞｰ

かな子「////」


P「まぁそんだけ食べ物言ってたらお腹空くよな・・・」

P「じゃあこれ乗ったらお昼にしよっか」


かな子「やったーー！」

係員「何名様ですか？」


P「お、丁度順番来たな、２人です」


係員「ではこちらへどうぞー」


かな子「わくわく」


係員「それではシートベルトをしっかりと閉めてください」

係員「それでは素敵な旅へいってらっしゃいませ」


P「うおー結構眺めいいなー」ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ


かな子「かなこぜんぜんこわくないもーん」ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ


P「(物凄く心配なんだが)」

P「お、登り始めたな」ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

P「(おいちょっとこれ高すぎないか！？)」

P「かな子大丈夫か？」ﾁﾗｯ


かな子「ぜ、ぜんぜんよゆーだもん」ﾅﾐﾀﾞﾒ


P「(かわいい)」

P「ってそんなこと考えてる場合じゃない！」



ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ




「「「「「「きゃあああああああああああああ」」」」」」


P「ぎぁああああああああああああああああああああああ」


かな子「きぁああああああああああああああああああああ」ﾅﾐﾀﾞﾒ


――――――――――――――――――――――――――――――――――

P「かな子大丈夫か？」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ


かな子「ぐすっ」ﾅﾐﾀﾞﾒ


P「よく頑張ったな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


かな子「ふ゛ろ゛て゛ゅ゛ーさ゛ー」ﾀﾞｷｯ


P「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

P「(あれ？流れでこうなったけど色々不味くね？)」

P「(泣いている女子高生に抱きつかれる成人男性とか周りの視線が痛すぎるっ)

P「ほ、ほらかな子あそこに売店あるぞ～」

P「好きなもの頼んでいいぞ～」


かな子「え！？ほんと！？」ｷﾗｷﾗ


P「(かな子の中では食べ物が何よりも優先されてるんだろうな・・・)」

P「で、なにが食べたいんだ？」


かな子「ぜんぶ！！」ｷﾗｷﾗ


P「言うと思ったけど食べれないでしょ？」

P「(かな子なら食べれそうだから怖い)」


かな子「ならねー」

かな子「らーめんじろうめんまし！」ｷﾗｷﾗ


P「遊園地に二郎！？ってか麺増し！？」

P「ま、まぁかな子なら大丈夫かな？」

P「じゃあ俺も二郎にしようかな」

P「なら買ってくるから動かないで待ってるんだぞ？」


かな子「はーい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

P「うすうす感じてたがこのシステム問題ありすぎだろ！？」

P「二郎を普通のラーメン屋みたいな売り方をするなよ！？」

P「店からテーブルに持ってくまでに何度野菜が落ちかけたことか！？」

P「というか麺増しをこの距離もって行くってなんの罰ゲームだよ！？」

P「そしてなんで店員は二つ同時に持って行かせようとしたんだよ！」

P「店員が笑顔で見てくるから何も言えなくなったよ！」


「ママー何かあの人叫んでるー」「見ちゃいけません！」


かな子「ぷ、ぷろでゅーさー？おちついて？」


P「あ、ああ悪い取り乱した」

P「麺が伸びる前に食べるか」


かな子・P「「いただきまーす」」


P「しかしよく麺増しなんて頼んだな」


かなこ「うん！よくじろうにたべにいくから！」


P「(あぁ記憶とかはそのままなんだっけ)」

P「ってそのまま流しそうになったけど普段から二郎行ってるのか！？」


かな子「だっていっぱいたべれてしあわせなきぶんになれるんだもん！」

P「体重とか気をつけろよ？」


かな子「はーい」


P「(体重の事言われても動じないとは流石精神年齢低いだけあるな)」

P「というかもう半分食ったのか・・・」

P「(早食いの仕事でも取ってくるべきか？)」


かな子「はやくたべていっぱいのろーよー」


P「ああ、そうだな」

P「で、この後はなにに乗るんだ？」


かな子「こーひーかっぷ！」


P「食後にそれはやめてくれ・・・」


かな子「えーじゃあねー」