バルクホルン「こういう時は...」ハルトマン「こういう時は?」(36)


ストライクウィッチーズSSです。

いろいろひどいです。
そしてすごく短いですが読んでいただけたらありがたいです。

~ある日~ 早朝


バルクホルン「...」zzz

「...う、う~ん......はっ!」

「今何時だ!」

「私としたことが10分も寝坊してしまった...」ムクリ

「これではカールスラント軍人として失格
だ!」アセアセ

バルクホルン「しかし今日は暑いな...」

バルクホルン「起床だ、起きろ!ハルトマン!」

ハルトマン「...」zzz

バルクホルン「いつまで寝てるつもりだ、さっさと起きろ!」タオルハギトリ

「!」

「な、なんて寝相だ...丸見えじゃないか..これはウィッチとして以前に、女としてどうなんだ...」

バルクホルン「それに履いてないときた...」

ハルトマン「もう~なんだよ~」

バルクホルン「朝食の時間だぞ、さっさと起きて...ア、コンナトコロニ...このズボンを履いて服を着て支度しろ!」

ハルトマン「まだ眠いよ~あと1日...」

バルクホルン「ばか者!寝言を言うんじゃない!」

ハルトマン「...今寝てるしいいんじゃな~い」

バルクホルン「く、こいつめ」

「もう知らん、私は先に行くぞ!」スタスタ


ハルトマン「...」

「...」チラッ

ハルトマン「...ん?...あれ..トゥルーデもしかして...」

「...」

「まぁいいや...寝よ..」zzz

~廊下~


宮藤「あ、バルクホルンさん、おはようございます!」

バルクホルン「おはよう宮藤。」

宮藤「それにしても今日はすごく暑いですね」

バルクホルン「あぁ、この暑さにはまいるな...」

「ん?宮藤、襟がめくれているぞ。」

宮藤「え?あ、ほんとだ」

バルクホルン「どれ、私が直してやる、じっとしてろ」

宮藤「え、あ、どうも」
(襟ぐらい自分でも直せるんだけどな...バルクホルンさんはいい人だな~、なんか顔が近いけど....)

バルクホルン「服装の乱れは心の乱れだ、日頃から気をつけるんだぞ。」

宮藤「ありがとうございます。これから気をつけますね!」

バルクホルン「うむ、それでは食堂に行くとするか」(まったく、手のかかる妹だ)ヤレヤレ

宮藤「はい」チラッ

宮藤(あれ?バルクホルンさん......いやまさかね...)

~朝食後~


宮藤「ねぇねぇ、リーネちゃん」

リーネ「とうしたの芳佳ちゃん?」

宮藤「あのね私、バルクホルンさんが気になるんだけど...」

リーネ「...え?」

「ど、どういう意味かな?芳佳ちゃん...」

宮藤「バルクホルンさんの下半身が気になるの。」

リーネ「...」

宮藤「リーネちゃん?」

リーネ「続けて」

宮藤「う、うん。リーネちゃんもバルクホルンさんの下半身をみて見て」

リーネ「...」

「...」チラッ

「...!」

宮藤「どう思う?」

リーネ「すごく...じゃなくて、もしかして...」

宮藤「だよね、言った方がいいのかな?」

リーネ「ても、今はシャーリーさんと取り込み中だし...」

カッテキママナリベリアンメ! ナニー、カタブツグンジンバカ!

宮藤「で、でも!」

坂本「宮藤!リーネ!訓練の時間だ、さっさと外に出ろ!」

宮藤「は、はい!でも、それどころじゃ...」

坂本「なに~、文句は一人前になってから言うんだな!」ヒキズリ

宮藤「ちょ、ちょっと坂本さん!」

宮藤「あ~れ~」

リーネ「待ってよ~芳佳ちゃ~ん」

~昼食前~ 廊下


サーニャ「...」テクテク

バルクホルン「おぉ、サーニャか珍しいな、寝ていなくていいのか?」

サーニャ「はい、少しお腹が空いてしまって...」

バルクホルン「そうか、それならちょうどいいこれから昼食だし、みんなと食べるといい」

「ん?帯をしてないようだが、どうしたんだ?」

サーニャ「あ...、寝起きなので忘れてしまいました」

バルクホルン「仕方ないな、これからは寝起きと言えど服装には気をつけるんだぞ、それじゃ行くか」

サーニャ(バルクホルンさんは服装に厳しいな...でも軍人としてカッコイイ......)

(...ん?あれ?...大尉まさか...)

サーニャ「あの、バルクホルンさん...」

バルクホルン「なんだ?どうした?」

サーニャ「あの...その...パ、じゃなくてズボn...ヲ..///」

バルクホルン「?、もう一度言ってくれるか?」

エイラ「サーニャが部屋にいないなんて...サーニャ~どこ行ったんだ~」キョロキョロ

「あ、サーニャ!と...大尉?」

「なにやってんだあの二人、ん?サーニャがモジモジしてるゾ....」

「!」

「まさか大尉め、サーニャにまで手を!」

エイラ「サーニャ!サーニャー!」タタタタタ

バルクホルン「ん?なんだ、エイラか。どうした?」

エイラ「大尉、今すぐサーニャと離れるんダナ!」

バルクホルン「?」

エイラ「大丈夫かサーニャ?何もされてないか?」

サーニャ「?」

サーニャ「あ、あのねエイラ...私は...」

エイラ「どうせ大尉に、私の妹になれとか言われたんだろ」オ-ヨシヨシ

バルクホルン「な!誰もそんなことは!」

サーニャ「...」

エイラ「サーニャは大尉の妹なんかにさせないんダナ!」

エイラ「サーニャは私の...ワタシノ..ゴニョゴニョ...」

サーニャ「私の何?」

エイラ「あの...その....///」

バルクホルン「ま、まったく、付き合ってられんな、私は先に行くぞ」スタスタ(まったく困った妹達だ)ヤレヤレ

サーニャ「あっ...」

エイラ「ま、まぁとにかく危機は去ったみたいダナ」

「部屋に行ったらサーニャがいなかったから心配したんだゾ~」

サーニャ「そんなことよりエイラ、」

エイラ(そんなことより...)

サーニャ「気がつかなかった?」

エイラ「何をダ?」

サーニャ「バルクホルンさんの下半身...」

エイラ「サ、サーニャ?...」

サーニャ「今おそらくバルクホルンさん...ズボンを履いてないわ」

エイラ「な、なんだってー!」

サーニャ「きっと履き忘れてるのよ」

エイラ「大尉に限ってそんなこと...」

サーニャ「私はさっき気づいて、それを伝えようとしてたの...なのにエイラが...」

エイラ「うぅ...そうだったのか...ごめんよサーニャ~」

サーニャ「いいのよエイラ、みんなの前では言いずらいし、今から追いかけてこっそり教えてあげましょう」

エイラ「そうダナ!」

~訓練後~


宮藤「リーネちゃん急ごう!バルクホルンさん今朝のままだったら大変だよ!」

リーネ「そうだね、芳佳ちゃん!」

リーネ「でも、意外だな~バルクホルンさんみたいな人でもあんなこと....」

宮藤「うん、私もびっくりしちゃったよ」

宮藤「あ、バルクホルンさんだ、食堂に入ってくよ!」

~食堂~


バルクホルン「お、やっと起きたかハルトマン」

ハルトマン「うぅ暑い~、こんな日にじっと寝てなんていられないよ~」

バルクホルン「お前は今まで寝ていただろうが!」

ハルトマン「テヘッ」

バルクホルン「それよりハルトマン、シャツの前がはだけているぞ、だらしないから直せ」

ハルトマン「え~暑いよ~、トゥルーデこそこの暑さでよくいつもどうりでいられるね」

バルクホルン「軍人として当たり前だろ!いいからさっさと直せ」

シャーリー「あ~あぢぃ~、今日の昼飯はなんだ~」ボイン

ルッキーニ「暑過ぎだよ~、死んじゃうよ~」ウジュ~

バルクホルン「な!シャーリーもだ、服装がだらしないぞ!直さんか!」

シャーリー「勘弁してくれよ、この暑さだぞ」

ミーナ「エーリカ、シャーリーさん、服装は正しくね」ウフフ

シャーリー「うぅ...」

ハルトマン「ぶーぶー」

ハルトマン「こんなに暑くちゃほんとに死んじゃうよ~」ボタンシメシメ

「あ、そうだ」

「思い出した」ニシシ~

ハルトマン「だったらトゥルーデも服装はきちんとしないとね~」フフーン

バルクホルン「何を言うか、私はいつでも正装だ!」

ドア ガチャ

宮.リ.サ.エ「あのーバルクホルンさん」



ハルトマン「だってトゥルーデ、ズボン履いてないしゃん」



宮.リ.サ.エ「あ...」

バルクホルン「な、何を言うか!そんなわけ...」サワサワ


「...」

(...なぜだ...なぜ履いてない!)

(はっ!そういえば...今朝寝坊して【まったく問題ない程の】...焦って着替えたのがまずかったか......)


シャーリー「おいおいバルクホルン...」

ミーナ「トゥ、トゥルーデ?」

ハルトマン「ニシシ~、どうなの?トゥルーデ?」ニャニャ

バルクホルン「ええい、静まれい!」


「カールスラント軍人たるもの...」


バルクホルン「こういう時は...」

ハルトマン「こういう時は?」


バルクホルン「......」


バルクホルン「こうだ!」

シュタタタタ ガチャ バタン

シャーリー「あ、逃げた」

ミーナ「あらあら...」

宮藤「ハ、ハルトマンさん!なにもみんなの前で言わなくてもいいじゃないですか!」

ハルトマン「え?」

リーネ「バルクホルンさんが可哀想です!」

ハルトマン「え、え...」

エイラ「そうだ、そうだー黒い悪魔はだてじゃないんダナ!」

ハルトマン「うぅ..」

サーニャ「......」

ハルトマン「なにか言ってよ...」イチバンキツイ...

「わ、わかったよ、謝ればいいんだろー、トゥルーデが帰ってきたら謝るよ」

(トゥルーデがこんなことで落ち込むとは思えないけどなぁ)

~昼食後~


ハルトマン「帰ってこない...」

宮藤「バルクホルンさん結局帰って来なかったね...」

リーネ「うん、少し心配だなぁ」

シャーリー「恥ずかしくて戻って来れないんじゃないのか?」

ルッキーニ「え~、バルクホルン大尉が~」

シャーリー「意外と可愛いとこあるじゃないかバルクホルンも」ニャニャ

坂本「バルクホルンにも困ったものだな、はっはっはっはっは!」

宮藤「ハルトマンさん、バルクホルンさんの所に行きましょう!」

ハルトマン「えー」

宮藤「ハルトマンさん!」

ハルトマン「は、はい!....」

サーニャ「私も行くわ芳佳ちゃん」

エイラ「サーニャが行くなら私も付いていくぞ」

宮藤「みんなでバルクホルンさんを元気づけましょう!」

~ハルトマン・バルクホルン部屋前~


ハルトマン「トゥルーデーいるー?」

バルクホルン「...」

バルクホルン「ハルトマンか...何しに来た...」

「どうせ私を笑いにでも来たのだろう...今は部屋に入ってこないでくれ、そっとしといてくれ...」

ハルトマン(いやここは私の部屋でもあるんだけど...まぁいいや)

ハルトマン「ち、違うよ、さっきのは謝るから機嫌直してよー」

バルクホルン「いやお前に怒っているのではない...軍人として、いや人として恥ずかしくてな、あいつらに会わせる顔が無いんだ...」

ハルトマン(うわっ、意外にダメージが大きい...)

バルクホルン「いいから構わないでくれ...」

ハルトマン「....」

ハルトマン「宮藤タッチ...」

宮藤「バ、バルクホルンさん!そんなこと言わないで元気出してください!」

バルクホルン「うっ、宮藤か......」

「お前には服装を注意しときながら私がこれではな...上官の資格が無い...」

宮藤「そんなことないです、誰にでも間違いはありますよ、だから出て来てください!」

サーニャ「そうです大尉、誰にでもミスはあります。」

サーニャ「私はいつも服装がしっかりしていて、注意してくださる大尉に憧れていて感謝しているんです」

宮藤「私もです、いつも感謝してます!」

バルクホルン「サーニャまで...」

サーニャ「だからそんなこと言わないで元気だしてください!」

リーネ「バルクホルンさーん!」

エイラ「元気出せー!」

バルクホルン「お前ら...」

ハルトマン「みんなこう言ってるんだし出て来てよー」

バルクホルン「......」




ガチャ

宮藤「バルクホルンさん!」

サーニャ「大尉!」

ハルトマン「ふぅ」

バルクホルン「すまなかったなぁ、私らしくもないことをしてしまって」

「おかげで元気が出てきた...ありがとうお前達!」ダキシメッ!・・・・



・・・・(私は幸せ者だなぁ...こんな私でもこいつらみたいな素晴らしい妹達に慕われているなんて...ありがとう妹達よ!)ホロリ

~その後~

シャーリー「おーバルクホルン、部屋から出て来たのか」ニャニャ

バルクホルン「何を言うか、私は昼は腹が減ってなかっただけだ」

シャーリー「まぁズボンは履いてるみたいだし、早速訓練でもするか」

バルクホルン「ぐぬぬ...」

マタンカシャ-リ-! クンレンデオボエテイロヨ! ヘヘ-ン~
・・・・

・・・・

宮藤「よかったー、いつものバルクホルンさんに戻ったみたいだね」

リーネ「よかったね芳佳ちゃん」

ペリーヌ「まったく、バルクホルン大尉にも困ったものですわ」

「他の方もですが、服装をただしく着こなすなんて当たり前のことでしょうに」

「まぁ私には関係のない話ですわね、宮藤さん、リーネさんはやく訓練に行きますわよ」スタスタ

宮藤「うん、行こうリーネちゃん!」

宮藤「」チラッ

宮藤「ん?ペリーヌさん...?」(ま、まさか...)

宮藤「ねぇ、リーネちゃん」

リーネ「何、芳佳ちゃん?」

宮藤「ペリーヌさんのタイツの下...」

リーネ「...」

リーネ「あ......」

宮藤、リーネ「履いてない...」





ペリーヌ「オーホッホッホッ!」

おわりです、ありがとうございました。最後に無理やりオチに持ってきたペリーヌごめんね、大好きだから許して。
ストライクウィッチーズSSが増えますように...

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