百合子「ライブ前でも、やっぱりラジオは生放送なんですね」
P「そりゃそうだ」
百合子「……ライブ前で、私緊張してるんですけど」
P「それじゃあラジオでリラックスできるな!」
百合子「……え?」
P「いやー、よかったよかった、これで百合子の緊張が解けてくれたら、乙女ストーム!のメンバーにもいい影響になりそうだ」
百合子「あ、あのー、プロデューサーさん」
P「あ、杏奈のケアもよろしくな」
百合子「……もう帰っていいですか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405865037
杏奈「こんばんは……望月杏奈、です」
百合子「七尾百合子です」
このみ「馬場このみです」
まつり「今日はライブ直前特別回なのです」
百合子「うぅ、緊張する……」
杏奈「杏奈も……」
このみ「二人は乙女ストーム!のメンバーだし、仕方ないわね」
百合子「あと数日でライブだと思うと、もう緊張して緊張して……」
このみ「ただ、かくいう私もソロ曲があるから緊張して…………あれっ、この話ってもうしていいのかしら」
まつり「どうせ、今回のラジオでライブの曲について話す予定はあったのです」
このみ「それならよかったわ。……生放送でポロリするのはよくないわよね」
まつり「とりあえず今回は色々と発表もあるのですし、オープニングは早めに終わらせるのです、ね?」
百合子「まつりさん、今日はテーマを作らないんですね」
まつり「テーマはみんなの心の中にあるのです」
杏奈「……?」
このみ「それじゃあ、もうタイトルコール、いっちゃいましょうか」
百合子「そうですね」
杏奈「杏奈」
百合子「百合子」
このみ「このみの」
「「「ミリオン放送局!」」」
まつり「第十六回なのです」
杏奈「この、番組は」
杏奈「765プロダクション、と」
杏奈「レジェンドデイズ、乙女ストーム!の提供で……お送り、します」
【CM】
──彼女たちは、伝説になる。
響「自分たちのカンペキなステージに期待するんだぞ!」
──彼女たちは、新たな嵐を巻き起こす。
未来「私たちの歌、聞いてください!」
──彼女たち10人が、100万人を魅了する。
「『レジェンドデイズ』を」
「『乙女ストーム!』を」
「「応援、よろしくお願いします!」」
レジェンドデイズ・乙女ストームのユニットCDは絶賛予約中!
765プロダクション!
支援だよ
パーソナリティ
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/4E03IW7.jpg
http://i.imgur.com/BM0cCq9.jpg
馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/itNCjPy.jpg
http://i.imgur.com/nZl40nJ.jpg
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/TTYo7Z9.jpg
http://i.imgur.com/7x2tjH7.jpg
構成作家
徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/CBKbhMr.jpg
http://i.imgur.com/TLdeEP4.jpg
まつり「今回は、ユニットからゲストを呼んでるのです」
百合子「ユニットから?」
杏奈「未来か……響さん?」
このみ「レジェンドデイズからのゲストかもしれないわね」
まつり「ほ?」
ガチャ
瑞希「……いぇい」
杏奈「あっ、瑞希さん」
百合子「うーん……瑞希さんって、ラジオできるのかな」
このみ「未知数ね……」
【CM】
我那覇響(16) Da
http://i.imgur.com/QaVpVSQ.jpg
http://i.imgur.com/Ac02vEs.jpg
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/N60QnPS.jpg
http://i.imgur.com/iTJhG4N.jpg
このみ「亜美ちゃんに律子ちゃんあたりだと思ってたわ」
杏奈「……どうして、その…二人?」
このみ「ちょうど杏奈ちゃんと百合子ちゃんで乙女ストームから二人いるじゃない?」
百合子「そういえば、そうですね」
このみ「だから、あの中からとりあえず二人と話の合いそうな亜美ちゃんと、その保護者として律子ちゃんを、と思ったのよ」
瑞希「それでは私が、亜美ちゃんの代わりに。…………ムリ、でした」
百合子「……亜美ちゃんの代わりに何をしようとしたんですか?」
杏奈「……杏奈……瑞希さん、分かんない」
このみ「私もたまに分からなくなるわ」
まつり『簡単に分かっても面白くないのです』
このみ「というわけで、今回のゲストは真壁瑞希ちゃんね」
瑞希「がんばるぞ、よし」
百合子「あの、ガッツポーズをされても……」
杏奈「……これ、ラジオ……だから」
瑞希「失敗しました」
このみ「まあ、たまに動画配信もしてるみたいだけど……少なくとも今回はラジオだけね」
まつり『毎回動画配信してると、予算がマッハなのです』
百合子「毎回撮られてると緊張するし」
杏奈「……写真は、撮られてる、けど」
瑞希「スタッフさんにカメラを向けられています。ぴーすぴーす」
このみ「……やっぱりそのピースも聞いてるファンのみんなには伝わらないのよね」
ゲスト
真壁瑞希(17) Da
http://i.imgur.com/jajdRfx.jpg
http://i.imgur.com/88chXiA.jpg
百合子「それじゃあ、メールにいきましょうか」
杏奈「あ、うん……ゲストの、瑞希さんに……お便りが、届いています」
瑞希「なるほど、メールですか。ふむふむ、何か聞かれたりするのですか」
このみ「今台本を読んでるの?……まあ、さっきもらったし、仕方ないわね」
百合子「……まつりさん、なんでこの番組はいつも台本をギリギリまでくれないんですか?」
まつり『ほ?』
杏奈「……確かに、杏奈も……そう思う」
このみ「コーナーの合間の休憩時間にやっと次の台本をもらえるじゃない」
百合子「ここにある台本、メールコーナーの部分までしかないし……」
瑞希「ラジオは、これが普通ではないんですか」
このみ「これが普通なわけないじゃないの……」
まつり『台本のことはともかく、メールを読むのです』
杏奈「あ、じゃあ杏奈が……」
~~
パーソナリティのみなさん、まつりさん、そしてゲストの瑞希さん、こんばんは。
さて、最近急に暑くなってきましたが、瑞希さんはアイスなんかは食べますか?もし食べるならどのアイスが好きですか?
ちなみにぼくはたまごあいすとスーパーカップが大好きです。
スーパーなカップが大好きです。
~~
瑞希「…………」
このみ「たまごアイス、懐かしいわねぇ……まだ売ってるのかしら?」
瑞希「アイスは私も食べます。ソーダ味が好きです」
百合子「そういえば、練習のあとにプロデューサーさんにアイスをご馳走してもらったこともありましたね」
杏奈「…………うん、美味しかった」
まつり『フラットなカップ……いえ、なんでもないのです』
百合子「夏といえば、この前瑞希さん、未来と星梨花ちゃんに抱きつかれてましたよね」
瑞希「はい、私がひんやりする、ということらしく。……ちょっと、照れましたが」
杏奈「瑞希さん、ひんやり……するの?」
このみ「うーん、このブースはクーラーが入ってるから確かめにくいわね」
瑞希「また抱きつかれてしまうのですか。……どきどき。」
百合子「いや、さすがに抱きつくまではしないと思いますけど」
このみ「じゃあ、二通目いくわね」
~~
瑞希さんは手品が得意と聞きました。是非披露してください。
~~
杏奈「……ラジオ、で?」
百合子「……マジック?」
瑞希「わかりました、やってみましょう」
このみ「受け入れるわねぇ……」
瑞希「それではマジカルミズキのミラクルイリュージョンショー、始まり、だぞ。」
百合子「あれっ!?どこからトランプを出したんですか!?」
瑞希「一枚選んでください」
百合子「じゃあ、これを」
瑞希「それでは、私は後ろを見るので、そのカードにサインを書いてください」
杏奈「……じゃあ、杏奈、書くね?」
瑞希「書き終わりましたか。」
杏奈「……うん」
このみ「……これ、ラジオの前で聞いてもわかりづらさしかないわね」
瑞希「それでは、そのカードを。えい」ビリビリ
杏奈「……あっ、杏奈の……サイン」
百合子「杏奈ちゃん、マジックだから仕方ないと思う」
瑞希「……それでは、このみさん、トランプから、もう一枚ひいてください」
このみ「なんでもいいのかしら?」
瑞希「はい。」
杏奈「サイン……」
瑞希「それでは、このカードを」
百合子「普通のカードですね」
瑞希「裏返しにして……望月さん、念をおくってください」
杏奈「杏奈が?……むむむむ……」
瑞希「それでは、えいっ」
百合子「うわあっ、杏奈ちゃんのサインが!」
このみ「すごい腕前ねぇ」
瑞希「この魔法のトランプは望月さんに差し上げます。どうぞ」
杏奈「……いいの?」
瑞希「はい」
瑞希「……と、ここまでやって気づきましたが、このマジック、見えていないといまいち面白くないのではないでしょうか」
このみ「そうね」
百合子「どうしてこのメールが選ばれたんだろう……」
まつり『なんとなくなのです』
杏奈「でも、……楽しかった」
瑞希「楽しんでもらえて、嬉しいです」
このみ「これは動画配信は……」
まつり『しないのです』
このみ「ここのスタッフさんって、よくわからないわよね」
まつり『照れるのです』
百合子「いえ、誉めてないです」
百合子「じゃあ、次は私が……え、今日は二通ですか?」
このみ「次のコーナーが長引くらしいから、前半は早めに終わらせるみたい」
百合子「なるほど……この番組ではみなさんからのメールをお待ちしています」
杏奈「……詳しくは…………番組の、最後に、お伝えします」
杏奈「それでは、……ここで、一曲、お聞きください」
瑞希「私、真壁瑞希の歌った新曲です。『 ...In The Name of。...LOVE?』 。よろしくお願いします」
百合子「お送りしています、ミリオン放送局」
このみ「さて、ここからは特別編成で、プラチナスターライブについての情報を公開していくみたいね」
瑞希「はい」
杏奈「……えっと……じゃあ、まず、説明から……」
百合子「プラチナスターライブとは、765劇場所属のアイドル50人が全員出演する、超大型ライブです」
このみ「こうして聞くと、凄い企画よねぇ」
百合子「そして、その中でも特に大きな目玉が、二つのユニットによるライブフェスです」
瑞希「その第一回は、私たち、『乙女ストーム!』と、我那覇さんたちの『レジェンドデイズ』の二ユニットが戦います」
杏奈「未来ちゃんに……翼ちゃん、瑞希さん……百合子さん、それと……杏奈の、五人で、『乙女ストーム!』…………です」
百合子「目玉、かぁ……」
杏奈「やっぱり、ドキドキ、する……かも」
このみ「私も、いつかはユニットに参加するのよね……来るなら最初の方がいいわ」
瑞希「それでは、説明がすんだところで、まずはこちらをお聞きください。……ぽちっとな」
『はいさーい!レジェンドデイズのリーダー、我那覇響だぞ!』
『双海亜美だよーっ』
『水瀬伊織よ』
『高槻やよいですっ』
『秋月律子です』
~~
百合子「えっ」
杏奈「……コメント、もらった……の?」
このみ「あー、ゲストに来ない代わりね」
『最初は自分たち、乙女ストームのことを心配してたんだ』
『でも、どうやらその心配も杞憂だったみたいね』
『いおりん、ずーっとみんなのこと、心配してたよねーっ』
『うっ、うるさいわね……あんたはちょっと黙ってなさい!』
『ふっ、二人とも、けんかはダメですっ』
~~
杏奈「未来ちゃんが……まとめて、くれたから」
百合子「半分くらい、未来のおかげ、かな?」
このみ「未来ちゃんも、二ヶ月で成長したわよねぇ」
瑞希「もちろん、私たちも、成長したぞ。」
このみ「そうね、よく頑張ったわ」
『あ、でも、乙女ストームに負ける気はさらさら無いわよ?』
『おっ、りっちゃん、大胆発言ですなぁ』
『でもそうだぞ、勝つのはカンペキな自分たち、レジェンドデイズだからな!』
『ええ、この伊織ちゃんがいるんだもの』
『自分たちも、この二ヶ月でダンスも歌もさらにパワーアップしたんだからな!』
~~
百合子「私たちだって……」
杏奈「うん、……頑張ってる、から」
瑞希「私たちも、負けてません」
このみ「……青春って、いいわねぇ」
『えっ、最後にパーソナリティに一言?うーん……今度は自分もラジオに呼んでほしいんだぞ!』
『あら、そういうのでいいの?……そうねぇ、せいぜい頑張りなさい』
『もうっ、いおりんは素直じゃないな~』
『あーもう!』
『これ終わったら一緒にゲームやろ~っ!あっ、それとこのみんにはまた色んなイタズラしかけてあげるねっ』
『ダメにきまってるでしょ!……そうねぇ、まつり、いつまでそのキャラを続けるつもり?』
やよい「今度、みんなで私のうちのもやしパーティーに来てくださいね♪」
~~
このみ「イタズラなんていらないわよ!」
まつり「姫はこれが素なのです、律子……ね?」
百合子「ぜ、全員!避難…」
(寝落ちてました……副業があるので再開は今日の夜になります)
『あ、そうだ杏奈、今度自分と……』
『響、そろそろ時間みたいよ』
『え?あら、もうそんな時間?じゃあそろそろしめなきゃね、リーダー♪』
『えっと……自分たちは絶対負けないさーっ!レジェンドデイズ、せーのっ』
『『『『『スタートアップ!』』』』』
~~
瑞希「……というわけで、レジェンドデイズからのコメントでした。」
このみ「もうちょっとまとまりなさいよ……」
杏奈「……てことは、……未来ちゃんと、翼ちゃんからも……あるの?」
瑞希「もちろん。それでは」
カチッ
杏奈「っ!?」
百合子「ひぁう!?」
このみ「なんで電気消したの?」
ガチャ……パチッ
???「えへへっ、おじゃましまーす!」
???「やっほーっ!」
百合子「……へ?」
杏奈「……え、あの……なんで……えっと」
翼「来ちゃった♪」
未来「『乙女ストーム!』、リーダーの春日未来です!」
瑞希「二人でコメントをとるのがつまらないと言われたので。直接来てもらいました」
このみ「……まったく気づかなかったわよ。うちのスタッフもやるわねぇ」
百合子「み、未来に翼も……ど、どうしよう」
杏奈「」アワアワ
このみ「……ま、これで乙女ストーム全員集合なのね」
翼「さすがこのみさん!」
このみ「誉められるようなことは何も言ってないわよ」
まつり「瑞希ちゃんの台本だけ本物なのです」
百合子「騙された……」
まつり「というわけで、ここからはまつりとこのみさんの二人で進行するのです」
このみ「私も?」
未来「よろしくお願いしまーす♪」
瑞希「あ、台本はこちらに。どうぞ」
百合子「……あれ、今どこから出しました?」
瑞希「マジックです」
このみ「えっと……それじゃあ、乙女ストームについてだけど」
未来「はいっ!」
まつり「新曲があるのです、ね?」
杏奈「……うん、皆で歌うのと……一人一人の……曲と……」
翼「みんなで集まって歌ったんだよね♪あ、そういえば、その時に未来が……」
未来「えっ、ちょ、ちょっと翼、それは言っちゃダメ!」
瑞希「あの時の春日さんは、とてもセクシーでした。……今思い出しても、どきどきします。」
未来「み、瑞希さんまで!」
百合子「……台本の意味が無いような」
このみ「まあ、そんなものよね」
まつり「まずは、ユニット曲を聞いてもらうのです」
未来「もう……」
翼「いやー、照れてる未来も可愛いなー」
まつり「…………曲紹介」
未来「へ?あ、はい!えっと、台本台本……」
杏奈「……これ、使って」
未来「いいの?ありがとう杏奈ちゃんっ……ところで、何ページ?」
百合子「……本当に未来がリーダーでよかったのか、今更心配になってきた……」
このみ「ここよ、ここ」
未来「あっ、はいっ!えーっと……乙女ストーム!のメンバー五人で歌っています、『Growing Storm!!』です♪」
まつり「よくいえたのです」ナデナデ
未来「えへへっ」
伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/GAvWC2o.jpg
http://i.imgur.com/Q5MUbD2.jpg
『Growing Storm!!』
https://www.youtube.com/watch?v=CYgkpVk8PjU
キョクアケマース……サンニーイチキュー
未来「あれ、このボタンなんだろ……ぽちっとな」
このみ「それはトークバックスイッチって言って……ってもうラジオ始まってるわよ!」
翼「へぇ~、あ、声が近くなったり遠くなったりしておもしろーい♪」
百合子「ちゃんとラジオして……」
まつり「……自由すぎてまつりには制御不可能なのです」
杏奈「えっと……台本……」ガサガサ
百合子「あっ、あった、これ」
杏奈「……百合子さん、ありがと」
百合子「……元々未来のだけどね」
このみ「じゃあ、ここでライブでやる曲を発表するわね」
未来「発表しちゃっていいんですか?」
翼「ほら、コールとか覚えてもらうためにも?」
杏奈「揃うと……楽しい……よね」
まつり「順番はばらばらで、とりあえずやる曲を発表するのです」
百合子「まずは皆で歌う『Thank You!』ですね」
杏奈「えっと……それから、今まで出てる……ユニットの、曲で……『 PRETTY DREAMER』……『 Sentimental Venus』、『 Marionetteは眠らない』」
翼「久しぶりに歌ったね♪」
瑞希「はい、色々と、思い出します。あんなことや……こんなこと」
未来「私、同じユニットで響さんと一緒に歌ったんだ!」
このみ「そんな昔のことの気がしないわね……」
まつり「このみさんはつい数ヵ月前……いや、なんでもないのです」
このみ「後は『Bigバルーン◎』『 Good-Sleep,Baby?』『Halloコンチェルト』の三曲ね」
百合子「……ユニット曲だけでもこれだけって……それに、まだ歌ってないユニット曲もたくさんあるんですよね」
杏奈「……いっぱい、曲がある……ね」
まつり「残りの曲は次のライブに期待するのです、ね?」
未来「そっかぁ……あの時は劇場だったけど、次はアリーナなんだよね」
翼「楽しみだよねぇ……ちょーっとだけ、緊張もしてるけど」
瑞希「さて、次はソロ曲だそうですが」
このみ「はいはい、はーいっ!このこのみお姉さんの独壇場よ!」
まつり「……お察しの通り、『 dear...』が入ってるのです」
このみ「いやー、いきなりプロデューサーに言われたときはびっくりしたわよ?だって、そんなに大きな箱で歌うなんて…………」
百合子「あ、これは話が長くなる……」
杏奈「え、えっと……それから……」
まつり「それに『オリジナル声になって』と『追憶のサンドグラス 』なのです」
杏奈「……可奈……すごく、喜んでた」
翼「嬉しすぎて、いきなりその場で歌いだしてたもんね」
百合子「その後、カラオケでさらに数時間歌ったって、志保ちゃんが」
瑞希「それは、北沢さんが矢吹さんのカラオケに連れていかれた、ということでしょうか。……ご冥福を」
このみ「死んでない」
未来「でも、歌えるのは確かに嬉しいし」
まつり「ミキちゃんも喜んでたのです」
翼「『ミキも歌うの?ミキ、もっとキラキラしていいの?』だっけ?」
未来「わぁっ、翼モノマネ上手い!」
翼「えっへん!」
百合子「あぁ……脱線して話が進まない……」
このみ「諦めなさい」
まつり「ざっとこんなもんなのです」
未来「あれっ、私たちの曲は?」
まつり「新曲はライブに行ってのお楽しみなのです、ね?」
翼「そっかぁ……」
百合子「とりあえず、CDを買って、全部覚えればいいんですよね!」
杏奈「……商売上手」
まつり「まあ、買ってくれるにこしたことはないのです」
『Thank You!』
https://www.youtube.com/watch?v=KaOo73W_GS8
『 PRETTY DREAMER』 (2曲目)
https://www.youtube.com/watch?v=hdwEwY3D9Zs
『 Sentimental Venus』
https://www.youtube.com/watch?v=sc61TVMYuEk
『 Marionetteは眠らない』
https://www.youtube.com/watch?v=f2NEbwMr5gQ
『Bigバルーン◎』
https://www.youtube.com/watch?v=xrmjWnDtAp0
『 Good-Sleep,Baby・』
https://www.youtube.com/watch?v=SuGn7YUoVW4
『Halloコンチェルト』
https://www.youtube.com/watch?v=z0hoqdn7m8M
『 dear...』 (2曲目)
https://www.youtube.com/watch?v=Vc8Nlerv5iE
『オリジナル声になって』
https://www.youtube.com/watch?v=XGCS8UBJe8I
『追憶のサンドグラス 』 (2曲目)
https://www.youtube.com/watch?v=g3SIc6VwaVU
このみ「うーん、まだ色々情報はあるみたいだけど……時間がないわね」
まつり「あとはライブ特設ページを見るのですよ♪」
瑞希「765シアター、プラチナスターライブで……検索検索っ」
まつり「このラジオのサイトにも、特設ページへのリンクが張ってあるのです」
未来「ねえねえ、翼って他にどんなモノマネができるの?」
翼「それじゃあ……『わんっ!』」
百合子「ジュニオール……いぬ美の真似?」
翼「ぶっぶー、正解はジュニオールのマネをする星梨花のマネ!」
杏奈「……どうして、それを……選んじゃったの?」
このみ「……ねえねえ、あの子たちがラジオに参加してくれないんだけど」
瑞希「ここはお姉さんの私が…………やっぱり無理でした」
まつり「」ペシッペシッペシッペシッ
未来「あっ」
翼「へ?」
杏奈「あうっ……」
百合子「……はっ」
まつり「気づいてくれたのです?」
「「「「……ごめんなさい」」」」
このみ「はいはい、ほら、そろそろコーナーもおしまいよ」
未来「えっ、もう終わっちゃうんですか?」
翼「もうちょっとやろうよ~……だめぇ?」
このみ「だーめ」
百合子「い、以上、プラチナスターライブ紹介コーナーでした!」
瑞希「ここで、765プロダクションからのお知らせです」
瑞希「今回紹介したプラチナスターライブの詳細は、特設サイトをご確認ください」
瑞希「また、レジェンドデイズ、乙女ストームのそれぞれのCDは、現在絶賛予約中です。ぜひご予約をお願いします」
瑞希「以上、765プロダクションからのお知らせでした」
百合子「そして、お送りしましたミリオン放送局も終わりの時間です」
杏奈「……番組では、メールを……お待ちしています」
杏奈「……詳しい、コーナー説明は……番組サイトを…………ご覧ください」
このみ「メールアドレスはmillion@xxxx.xxです」
未来「おお、ラジオっぽい!」
このみ「ラジオなの!」
このみ「まったく……ほら、最後に、今回のライブに向けての意気込みを教えて」
未来「はいっ!えっと……」
翼「意気込み、かぁ」
未来「みんなに楽しんでもらえるように、頑張りました!」
百合子「……色々事件はあったけど」
瑞希「そこまで含めてのユニットですから」
未来「確かに私たちは未熟ですけど、それでも、この二ヶ月でたくさん成長しました!」
未来「響さんたちレジェンドデイズの皆さんが相手でも、勝つのは私たち乙女ストームです!」
翼「じゃああれ、やっちゃう?」
未来「うん!」
杏奈「……杏奈も、賛成」
未来「未来の風は、いつだって、私たちに向かって吹いている!乙女ストーム!いっくぞー♪」
「「「「「おーっ!」」」」」
このみ「……青春っていいわねぇ」
まつり「青春青春言い過ぎなのです」
このみ「仕方ないじゃない」
このみ「はい、というわけで、ミリオン放送局第十六回、お相手は」
杏奈「望月杏奈」
百合子「七尾百合子」
このみ「馬場このみと、ゲストは」
瑞希「真壁瑞希、そして」
未来「サプライズゲストの春日未来」
翼「伊吹翼でした♪」
せーのっ
「「「「「「ばいばーい!」」」」」」
百合子「この番組は、765プロダクションと」
百合子「ご覧のスポンサーで……ああもう邪魔!」
未来「えへへ、おもしろーい」ポチポチ
翼「あはははははっ!」
このみ「終わってからやりなさい!」
【番組終了】
P「ういーっす、お疲れさん」
百合子「まったく……最初から言っててくださいよ」
P「いや、先に言ってたらサプライズじゃないだろ」
杏奈「……心の、準備とか」
まつり「あの二人を制御する辛さを思い知ってほしいのです」
P「別に、自由にさせてよかったんじゃないか?その方が面白いこともあるだろうし」
このみ「面白さを追求して放送事故が起きたら元も子もないの!」
アハハハハハ
ポチーッ
P「……なんかすまん」
【おしまい】
【おまけ】
百合子「そういえば、レジェンドデイズの皆さんからはコメントが届きましたけど、乙女ストームからはコメントを送ったりしなくていいんですか?」
P「ん、そうだそうだ、収録するぞ」
杏奈「……これから?」
翼「何話そっかなー♪」
P「よし、五人ちゃんといるな?じゃあこの部屋に入って」
百合子「……ラジオブース?」
P「録音機材がここしかなくてな」
未来「それじゃあ、おじゃましまーす」
ガチャ
響「お、五人とも来たみたいだぞ」
律子「私たちのコメント、聞いてくれたかしら?」
未来「……へ?」
伊織「というわけで、本日のサプライズゲストは」
亜美「亜美たちレジェンドデイズのライバル、乙女ストームのみんなだーっ!」
百合子「……あっ……もしかして」
やよい「今日は、よろしくお願いします!」
杏奈「…………」
瑞希「……これも、サプライズでしょうか」
百合子「また騙された……」
【おまけおしまい】
終わりだよ~(o・∇・o)
飴の舐めすぎでそろそろ糖尿病になりそうだ……一体何個の飴を消費すればいいんだ……
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