P「そうです。それも765シアターのアイドルさんとの二人パーソナリティです。」

佐久間「…プロデューサーさんが一緒にいてくれないと不安です…」

P「それなんですが…僕自身もラジオのスタッフに呼ばれてるんですよ。
765シアターの担当プロデューサーさんも同様です。」

佐久間「…分かりました！まゆ、頑張ります♪」

P「それでは、収録現場に行きましょうか。」

ラジオ局・収録スタジオ

ｶﾞﾁｬ
P「お待たせしました。」
佐久間「失礼します」

765P「あ、おはようございます！」
「おはようございます」
「おはよーございます！」

P「…あれ、お互い一人ずつって話では…」
765P「番組の企画者が直前で気を変えて、お互い二人ずつにするって話になったんですよ…
多分、そちらには連絡が届いてないと思います。」

佐久間「えっと…私はどうすれば良いでしょうか？」
765P「このまま収録に参加してください！
今回はパイロット版、つまりプロトタイプですから、もう一人は本放送が始まる場合に決めましょう」

P「分かりました。それでは自己紹介としましょう。
僕はキュート事務所のプロデューサーです。で、こちらが」
佐久間「キュート事務所所属アイドル、佐久間まゆです♪」

765P「ご紹介ありがとうございます！
私は765プロライブ劇場・統括プロデューサーの765Pです。二人共、自己紹介お願い！」
「はーい！大神環です！」
「初めまして、エミリー スチュアートと申します。」

P「今回はよろしくお願いします。とりあえず、3人にはスタジオに入ってもらいましょうか。
佐久間さん、スタジオへ。」
765P「ですね、じゃあ環ちゃん、エミリーちゃん、スタジオで準備して。」

佐久間「分かりました♪」
大神「分かった！」
エミリー「かしこまりました！」

佐久間「今日はよろしくお願いします♪」

大神「よろしく！たまき今日のラジオが楽しみだったんだー♪」

エミリー「私は本日急に無線放送に参加すると聞かされまして…大丈夫でしょうか？」

佐久間「大丈夫ですよ、いざ放送が始まれば流れが出来ますから！」

エミリー「分かりました…ところで、まゆさんはお幾つなのでしょうか？」

佐久間「そういえば年齢は言ってませんでした…16です」

エミリー「ありがとうございます、私は13になります」

大神「たまきは12歳だぞ！今日はまゆにあまえるんだー♪」

佐久間「まあ…でも、私にはプロデューサーさんがいますし…」

765P（台本は読みましたかー！？）

「「「大丈夫です！」」」

P（では収録を始めます！3…2…1！）

大神「たまきと！」
佐久間「まゆと！」
エミリー「エミリーの！」
「「「ラジオクロスバンド！」」」
大神「…！…かっこかり！」

佐久間「この番組は、アイドル4人が最近の状況を話し合ったり…」
エミリー「皆様からのお葉書を読みながら…」
大神「アイドル界の情報を伝える番組です！」

佐久間「ただ、今回は本放送前の試し放送ということで、3人で放送いたします。」

大神「ゲストもいないから、3人でいっぱいお話するぞ！」

エミリー「それでは、最後までお付き合いください♪」


佐久間「この番組は、765プロダクションと千川製薬の提供でお送りします。」
大神「せんかわせーやくってなんだ？」
佐久間「栄養ドリンクの会社ですよ♪」

収録スタジオ/機材室

765P「出だしは好調、ですね！」

P「これならあんまり問題はないですかね？」

765P「あれ、スタッフさんが呼んでる。ちょっと行ってきます！」


P「…まゆちゃん、ちゃんと協調性はあるんだよね。僕との恋沙汰が絡まなければ…」
<ええっ！？
P「あれ、765Pさんの声。何があったんでしょう？」

ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ…
765P「大変です！」
P「どうしました？」
765P「可能なら私達がゲストで出ろとスタッフさんが！」
P「流石にそれはない！僕たちは裏方です！ 」

P（CM明け5秒！…3…2…1！）


大神「ラジオクロスバンド！かっこかり！」

佐久間「はい、改めまして…まずは自己紹介から始めましょう。
環ちゃんからどうぞ」

大神「はーい！大神環、12歳です！765プロでアイドルをやってるんだ！」

エミリー「僭越ですが…エミリー スチュアート、13歳です。私も765プロでアイドルをやらせてもらっております♪」

佐久間「最後ですね…佐久間まゆ、16歳です。キュート事務所にてアイドルをやってます♪」

エミリー「本日はこの3人で、放送をお送りします。
まずは…自由会話とのことです。」

佐久間「フリートークですか…あ！私は最近仕事でウェディングドレスを着たんですよ！」

エミリー「Wow！奇遇です！私も白無垢を仕事で着たのです！」

大神「ウェディングドレス？かなが着てたのを見たけど、動きづらそうだったぞ？」

佐久間「ドレスは運動に着るものじゃないんですよ？」

エミリー「しかし…結婚式でないのに婚前衣装を着ることは、結婚が遅れてしまうという悪い縁起を聞いてます…」

佐久間「私はプロ…運命の人を見つけましたから、多分大丈夫です」
P（ナイス我慢…）

大神「へー…たまきはしばらく良いかな？」

佐久間「仕事以外でむやみに着るのはお勧めできませんね。結構お金がかかりますから…」

大神「えっと…（ﾍﾟﾗ）次は楽曲紹介だって！」

佐久間「楽曲ですか？…ここは順番に紹介しますか？」

エミリー「そういたしましょう、まずは誰にしますか？」

大神「じゃあたまきから！」

佐久間「はい、では曲名をどうぞ。」

大神「うん！大神環で「ホップ♪ステップ♪レインボウ♪」、です！」

佐久間「…はい、大神環ちゃんの曲を聞いていただきました。
…珍しい曲調ですね？」

大神「そうなのか？たまきはすっごく歌いやすかったけどなー」

エミリー「うーん…学校で歌う曲に近いのでしょうか？」

佐久間「あぁ、なるほど…みんなのうたとかそんな感じでしょうか？」

大神「たまきの時はみんなこんな感じだったぞ？」

佐久間「765シアターでは公演ごとに固有のテーマがある、と聞きましたが…」

エミリー「環さんが出た第七回公演は…「アップでキュート！」でした。」

佐久間「確かにキュートさが出てますね…765プロにいなかったら、私の方のプロデューサーさんがスカウトしてたかもしれません♪」

大神「んー、たまきは今の765プロが良い！」

佐久間「いえ、たとえ話ですよ？」

エミリー「それでは、次は私の曲を聞いていただきます…エミリー スチュアートで「微笑み日和」。」

佐久間「…エミリー スチュアートちゃんの曲を聞いていただきました。
確かにエミリーちゃんらしいのですが…」

エミリー「ですが？」

佐久間「なにか足りないような…なんでしょうか？」

大神「「カタカナは使わないようにした」っておやぶんが言ってた！」

佐久間「あぁ、それです！」

エミリー「おかげさまで、私もすごく歌いやすかったです…！」

佐久間「エミリーちゃんは、英語やカタカナが駄目なんですか？」

エミリー「駄目というわけではないのですが…大和撫子を目指してますので、日本語ではない言葉は極力使わないようにしてます！」

佐久間「あれ、さっき環ちゃんの公演のテーマを言った時」
大神「あれは「こゆーめーし」だからセーフっておやぶんが言ってた！」
佐久間「固有名詞…使い方が違うような気がしますが…納得します。」

エミリー「それでも、興奮するとつい口走ってしまいまして…まだまだ未熟なのです…」

佐久間「大和撫子の道は険しいですね…
それでは、私の曲も聞いていただきます。佐久間まゆで「エヴリデイドリーム」、どうぞ♪」

大神「…佐久間まゆの、「エヴリデイドリーム」でした！」

佐久間「よく言えました♪」

大神「くふふ…たまき撫でられるの大好きー！」

佐久間「なでなで…あ、お二人はなにか感想ございますか？」

エミリー「なんと言いますか、甘い、ですね！」

大神「うーんと、まゆはべったりなんだな！」

佐久間「…私の期待通りの答えでした♪
曲と歌詞を作ってくれた人と、プロデューサーさんに感謝ですね！」

エミリー「でも、恋歌としては中庸な感じです…
美希さんが歌うような悲恋でも、環さんが言うほどべったりでもなく…ずっと見つめていたいような。」

佐久間「エミリーさん、凄いですね…！」

大神「たまきもおやぶんとずっといたいけど、ちゃんと帰らないとダメなんだ…」

佐久間「もう数年経てば、その加減が分かるかもしれませんね♪」

佐久間「（ﾍﾟﾗ）…えっと、次はイベント紹介ですね。
現在開催中のイベントで良いのでしょうか？」

<ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

佐久間「分かりました♪
まずは第五回アイドルLIVEロワイヤル、いよいよ終盤戦です。」

大神「そのらいぶろわいやる、ってなに？」

佐久間「えっと…仕事をしてると、別のプロデューサーのアイドルチームが現れるので、それに勝利します。
3連続で勝利すると、ゲストのユニットが現れるので、そのユニットに勝利してポイントを大量獲得する…
説明って難しいです…」

エミリー「いえ、説明していただきありがとうございました！」

佐久間「褒めてくれると助かります…
このイベントは上位として二宮飛鳥さん、順位点による報酬として日下部若葉さん、メダルからの目玉として槙原志保さんが新しくSRとなってます。」

大神「メダルからの目玉ってどういう事なんだ？」

佐久間「えっと……あっ！
そちらで言うとくじで手に入るという事です！」

エミリー「分かりました♪」

佐久間「えっと…
さらに、次のイベントとして第三回アイドルトークバトルショーが24日より開催予定です。
こちらからは以上です。」

大神「次はたまきたちの情報だね！
えっと…アイドルマスターズカップ5は明日が最終戦です！」

佐久間「アイドルマスターズカップ？」

大神「…！
まゆの方のプロダクションマッチフェスティバルとだいたい同じだって！」

佐久間「なるほど…あ、先ほど言い忘れてたことがありました！」

エミリー「どうされましたか？」

佐久間「トークバトルショーはプロダクション対抗です！」

エミリー「なるほど…組を組んで戦うことが多いのでしょうか？」

佐久間「はい♪」

大神「次は（ﾍﾟﾗ）…エンディングトーク！」

佐久間「あれ、終わりですか？」

エミリー「時の流れが早く感じました！」

大神「たまきも楽しかった！まゆになでなでしてもらえて最高だった！」

佐久間「良ければもっとなでますよ？」

エミリー「…あの、まゆさん…」

佐久間「あれ、エミリーさんも撫でられたいですか？」

エミリー「…はい…」

佐久間「では…なでなで…」

エミリー「…なんだかくつろぎますー」

佐久間「…さて、最後のお知らせは私が言いますね。
本放送開始時にはメールを募集いたします。また、ツイッター公式アカウントも実装するということですので、フォローもよろしくお願いします♪
メールアドレス、及び公式アカウントに関しては本放送確定後、ホームページにてお知らせします。
…そろそろ手が疲れてきました…」

エミリー「あ、ごめんなさい！」
大神「満足したー！」

佐久間「さて、ラジオクロスバンド（仮）、お別れの時間です。お相手は佐久間まゆと」

大神「大神環と！」

エミリー「エミリー スチュアートでした！」

佐久間「それでは本日は失礼します…ところで、番組の名前はこのままなのでしょうか？」
エミリー「日本語が欲しいです…」
大神「たまきはこれでいいと思う！」

収録終了後

佐久間「お疲れ様でした♪」

大神「お疲れ様！」

エミリー「お疲れ様でした！」

P「お疲れ様でした。初陣としては見事な展開でしたよ。」

765P「お疲れ様！そういえば、アイドルマスターズカップの報酬アイドルを言い忘れてたね」

エミリー「あっ！」

P「イベント紹介コーナーは少し考えたほうがいいかもしれませんね。」

765P「大まかな内容は伝えておくようにします、代わりにCDのお知らせを追加したいですね…」

P「それもありか。とりあえず、スタッフ反省会をやるそうなので、佐久間さんたちも参加してください。」

佐久間「分かりました♪」

エミリー「はい！」

大神「はーい！」


終