全員に罠

真美「全員に罠でもしかけよ→っと」

真美「扉から入ってきたところに糸はっとこう」

真美「よいしょ、ここにコンニャクをつるしといて」

真美「電気のスイッチに両面テープはっとこう」

真美「兄ちゃんには椅子にブーブークッションでもしかけよう」

真美「あ、ゆきぴょんが堀ったあな！んっふっふー！」

強盗「ここ、真っ暗だな…ちょろそうだぜ」

強盗「よし、鍵開いた」ｶﾞﾁｬ

強盗「お邪魔しまー」

強盗「うわぁ！！」ｽﾞｯﾃﾞｰｰｰﾝ

真美「誰か帰ってきたみたいだ！」

真美「かくれとこ→っと。んっふっふー」

強盗「いててて…鼻が…」

強盗「いったい何がおこって…」ｺﾝﾆｬｸﾋﾟﾄ

強盗「うぎゃーーー！」

真美（あれ？男の人…でも兄ちゃんじゃない…）

強盗「ひぃーー！いったい何があたって！？」

強盗「電気どこだ！？」

強盗「あそこ光ってる。電気だ！」

強盗「くっそ～犯人見つけたらぶっ殺してやる～」

真美（まさか、強盗さん！？）

真美（事務所の平和は真美がまもる！）

強盗「へへへへ」

強盗「スイッチおん！」

強盗「………ん？」

強盗「指が離れねーー！」

強盗「くそっ！とれろ！とれろ！！」

強盗「ふん！！」ﾋﾟｯ

強盗「いてぇ！指の皮がはがれた！！」

真美（今のうちに、亜美へ警察呼んでもらえるようにメールしとこう…）

強盗「いてぇよ…絶対犯人がいるはずだ…」

強盗「それにしてもいったいなんなんだここ」

強盗「まるで俺が来ることを知ってたみたいだぜ…」

強盗「まずは落ち着かないとな…」

強盗「よいしょ」ｺｼｶｹﾙ

ﾌﾞﾋﾞｨｨｨｨｨｨｨｨｨﾌﾞﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾌﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ!!!

強盗「ひぃーーー！！」

真美「ぷっ！！」

真美（しまったー！笑っちゃったよ→）

強盗「ん？　今声がきこえたぞ？？」

強盗「こけにしやがって…ぶっ殺してやる！」

真美（やばい！こっち来てる！！）

強盗「へへへ…そこにいるんだな」

強盗「俺をコケにした罪、償ってもらー」

強盗「ギャー――」ｽﾞｯﾃﾞｰｰﾝ

強盗「いててて…どうしてこんなとこに穴が…」

蛇×６「シャ―――――――」

強盗「ひゃーーーーーーーーーーーーーー！！」

強盗「ぶくぶく…」

真美「ちょーミラクルっしょ→！」

真美「やったーー！」

真美「あーーんなおもちゃの蛇が役に立つなんて」

真美「ひっかける人は違ったけど結果オーライだね☆」

真美「どれどれ？悪い兄ちゃんの顔を……」

ｶﾞｼｨ!

強盗「へへへ…やっと掴まえたぜ…」

真美「あ……そんな……」

強盗「もうにがさねぇぞ」

強盗「まさか…こーんなガキに弄ばれてたなんてなぁ」

強盗「大人の怖さってもんを…教えてやる！！」

真美「キャー―――――」

ガンっ！！

強盗「ぐぇ！！」

ﾊﾞﾀﾘ

真美「…………？？」

Ｐ「大丈夫か？　真美」

真美「兄ちゃん…兄ちゃんーー！！」

真美「怖かったよーーウウェ――――ーん」

Ｐ「間に合ってよかった、亜美から連絡があって急いで戻ってきたんだ」

Ｐ「もう…もうこんな危ないことはしないでくれ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

真美「ほんとにごめんなさーーい」ﾋﾞｴｪｪｪｪ

Ｐ「よかった…本当によかった……」

――――――ー
春香「最近、周りを騒がせてた強盗だったんだってー！」

美希「真美すごいの！　一体、どうやったの？」

真美「真美が華麗に相手を翻弄して！」

やよい「えーー？ほんとですかー？　すごいですぅー！」

亜美「まったく自慢の双子である！」

伊織「そんな訳ないでしょ！まったく…」

律子「今回はほんとに運がよかったけど」

律子「次はこんな危険なことしちゃだめよ？？」

真美「うん、みんな心配かけて本当にごめんね」

真美「でも大丈夫→！」

真美「守ってくれる人…みつけたから……」


～fin

く～つか

おめよごしありがとうどざいました