海未「アラビアです」

海未「アラビアンナイトの夢の国です」

穂乃果「おお！ロマンチック?」

海未「でしょう？」

海未「月の砂漠をラクダに揺られ旅するのもいいですよ」

穂乃果「いいねえ♪」

穂乃果「海未ちゃんアラビアまでの直行便出てるよ」

海未「本当ですか！」

穂乃果「大阪から直行便で10時間30分だって！」

海未「行きましょう！月の砂漠ドバイへ！！」

ドバイ
海未「ど、どこなんです？？ここは？」

穂乃果「アラビアに間違いない様だけど…」

海未「砂漠はどこですか？ラクダは？」

海未「ドバイは暑いですね」

穂乃果「うわっ40度超えてるよ！」

海未「私たちの泊まるホテルは？」

穂乃果「えーと…ホテルワンダーゾーンだけど…」

穂乃果「高そうなホテルが乱立してるからどれが私たちのホテルなのかわからないよ～」

海未「」

穂乃果「あれ？こっちかな？」

穂乃果「砂漠で迷子じゃなくてビルの谷間で迷子になりそう…」

海未「しっかりしてください！穂乃果」

海未「それにしても暑いですね…」

？？？「穂乃果と海未じゃない」

穂乃果「え？」

穂乃果「あっ真姫ちゃん！」

海未「真姫！」

真姫「どうしてこんな所にいるのよ！？」

穂乃果「ゴールデンウイークだから休養旅行に」

海未「お互い仕事ばかりで休む暇がなかったものですから…」

真姫「そうだったの」

穂乃果「真姫ちゃんことなんでここに？？」

真姫「ビジネスよ」

真姫「日系企業が100社以上このドバイに進出してるのよ」

真姫「世界中の企業がドバイに巨額投資してるのよ」

真姫「ホテルだけでも200以上あるし」

穂乃果「通りで見つけられないわけだ！」

真姫「とりあえずクーラーのきいたリムジンの中ではなしましょ」

穂乃果「私たちの泊まるホテルはどこにあるの？」

真姫「見せて」

真姫「聞いたこと無いホテルね…住所によるとかなり下町に…」

海未「かなり安かったですからね」

穂乃果「砂漠をみたいんだけど全然無いよ」

海未「そうなんですよ」

真姫「見せてあげるわ」

穂乃果「すごーい！！」

海未「むこう一面は砂漠なんですね！」

真姫「近代化されているのは湾岸の都市部よ」

真姫「大半はまだ砂漠地帯なの」

穂乃果「映画のセットみたいだね！」

穂乃果「あのアリの巣みたいのはなに？」

真姫「人工島のパームジュメイラよ」

真姫「水上リゾートで高いけど一瞬で完売したわ」

穂乃果「すごー！」

海未「本当にビルが建ってますね」


穂乃果「あのビル、スカイツリーよりも高くない！？」

真姫「ええ、世界一の超高層ビルのブルジュハリファよ」

穂乃果「ほぇー」

穂乃果「うわっ！あのビルスカイツリーよりも高いんじゃない！？」

真姫「ええ、世界一の超高層ビルのブルジュハリファよ」

海未「どうして砂漠がこんな風に変わったんですか？」

真姫「世界一、世界初、世界最大の記録を更新し続けてるのがドバイよ」

真姫「ヨーロッパとアジアの中間地点にあって土地を安く売ったり観光にも力を入れていたら」

真姫「世界中の企業の投資家富裕層がドバイに集まったのよ」

穂乃果「へぇー」ﾎﾟｶｰﾝ

海未「なるほど、勉強になります」