―――ムーンセルより聖杯戦争に参加する皆様方にご連絡致します。
此度の聖杯戦争は、試験的に新たなサーヴァントシステムを実施致します。
つきましては、全ての参加者のデータを全削除した後に、新たに再構成致します。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願いします。繰り返しご連絡致します―――。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397216806
―――スタート、確認しました。
お帰りなさいませ。
ようこそ。こんにちは。うェるかム
いつものように、たいへん長らくお待ちしておりました、マスター。
ここは霊子虚構世界 SERIAL PHANTASM
通称SE.RA.PH.に作られた仮想空間、デジタルワールドです。
バリューの測定は試験的措置によりパス致します。
本人確認が必要です。
本人確認が必要です。
本人確認が必要です。
恐縮ですが、アナタの名前とご性別を入力してください
性別>>3
名前>>4
男
―――確認しました
お待ちしておりました
一本気カテルさま。
おはようございます。
それでは、いってらっしゃいませ。
カテル「……うっ……ここは?」
学生服に身を包んだ少年、一本気カテルは上から降りかかる眩い太陽の光と下から責め立てる熱の熱さで
目を覚ました。目が覚めると同時に記憶が自身の魂に読み込まれる。
しかし、自身の名前、聖杯戦争の参加者である事、今回の聖杯戦争が試験的に実施された新たな
聖杯戦争であること事以外の記憶を閲覧しようとするとノイズが走り、上手く閲覧することができない。
カテル「これも今回の聖杯戦争のせいなのか……?
……まぁいいや、とりあえずこの辺を探索するか」
カテルは辺りを見渡す。どうやら、ここは浜辺のようで、背後には深い森、またその他に山や丘もある。
また、遠くにもいくつかの島が見える。
カテル「さて、どこにいくか……」
カテルの目的地>>9
おっぱいパブ
カテル「とりあえず、高い場所、だな」
となると、山か丘だろう。どちらも距離的にはそう変わらないように見える。
カテル「どっちかを目指せばいいか。楽観的だが、それ以外にはやる事もないし」
さて、となると、だ。
何が出るか分からないが、近道になるであろう森を突っ切るか、安全策をとって距離のある浜沿いか迂回するか……
>>13
丘
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