恭子「うっさいなぁ…」 洋榎「…えっ?」 (10)

恭子「由子、絹ちゃん、漫ちゃん、打とかー」

洋榎「なんでや!ここはエースのウチが一発かましたるでー!」

恭子「さ、早く打ちましょか」

絹恵「え、あの、お姉ちゃんは…?」

恭子「…?早く打つで」

絹恵「は、はい…」

洋榎「…」

由子「…ま、まあ、この東場終わったら私が洋榎と変わるのよー」

洋榎「…そ、そうや!真打ちは後から登場するねん!」

恭子「うっさいなぁ…さ、はよ座ってや、漫ちゃん」

漫「え、あ、はい…」チラッ

洋榎「…」

恭子「(泣きそうなってる…しおらしい洋榎は可愛いなぁ)」

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絹恵「ツモ、2000,4000」

漫「あ、それロンです、8000」

由子「ツモ、300,500なのよー」

恭子「ツモ。8000オール」

ツモ!

ポン!

チー!

カン!ツモ!リンシャン…


洋榎「楽しそうやなぁ…何で恭子の奴、ウチの事無視すんねん!」

洋榎「ここはガツンと、言ったらんと…」

洋榎「…うち何か嫌われることしたんかな…?」

洋榎「い、いやや、嫌われるとか、そんなん…」ブツブツ




恭子「…ふぅ、みんな帰ったし戸締まりして帰ろ…」

恭子「…」チラッ

洋榎「…」△座り

恭子「…いつまでしょぼくれてはるんですか、主将」

洋榎「…恭子は…」

恭子「はい?」

洋榎「…恭子は、ウチの事嫌いなん?」

洋榎「嫌いやからあんな事するん…?」ウルウル

恭子「」

洋榎「…そうか、やっぱ無視するんやな、分かった、うちの事嫌いなんやな…そうか…」

恭子「…はっ!い、いや、ちゃうねん、洋榎があまりにも可愛いからついイジワルしたなってな!」

恭子(言ってもうたあああ!)

洋榎「…」

恭子(こりゃ流石に怒るやろなぁ…)

恭子「すいません、つい…」

洋榎「……よかったぁ…ほんまに嫌いになったんやないん?」グスン

恭子「嫌いになる訳ないじゃないですか…(可愛い)」

洋榎「へへ…恭子、敬語に戻ってるで…さっきみたいに呼び捨てしてや」

恭子「…そやな、でも皆の前では今まで通りで行くからな」

洋榎「えー…でも、2人だけの秘密やな…えへへ///」

恭子(案外純粋乙女な洋榎可愛い…)

恭子「ほな帰るで、洋榎」

洋榎「な、なぁ恭子…今日泊まりに行って良いか?」モジモジ

恭子「え、ちょっと待ってな…親に電話して聞くわ」

恭子(このチャンス、逃されへん!)

結果は?
1.親が家に居ない
2.お泊まりOK
3.親が家に居ない
4.親が家に居ない

>>7

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