男「ん?何だこの赤い石は?」(619)

男「綺麗だな・・・」

男「ネコババしちゃおっと♡」

男「♪(´ε` )」

・・・
帰宅
・・・

男「ただいまー」

母「あら、お帰り」

姉「ケッ」

男「ただいま」

男(姉貴の奴、まーだ怒ってんのか・・・とっておいたプリン一つくらいいいじゃねえかっての!)

赤石(・・・)

男「風呂入るかな」

ゾンビの人だっけ

男「そういえば石に少し泥ついてたし洗うか」コトッ

・・・
風呂
・・・
男「さて、最初に石を洗うか」ジャー
石に水がかかった瞬間、石は光だした

男「うお!!?」

赤石 バチバチバチバチ!!ビビビビ!!

男「あ、これあかん奴や!うああああ!!」

男は気を失った

3時間後
・・・
自室
・・・

男「・・・」パチクリ

姉「あ!!目が覚めた!お母さーん!!」

母 ドタドタ「男!?」

男「うん?」

母「大丈夫!?」

男「そういえば俺は・・・」

姉「あんたね、風呂場で気絶したのよ。チンポ丸出しでねww」

母「こら、お姉ちゃん!そんなはしたない事言っちゃダメでしょ!」

男「そうなのか」

母「まあ、のぼせたんだろうね・・・」

男「え?のぼせた?大声上げたのに?」

母「なーに言ってんだい、この子は」

男「はっ!そうだ!石は!?俺はあの石のせいで・・・」

姉「そうそう、それなんだけど。あんた良くあんな物持てるね」

男「はぁ?」

>>2
俺はゾンビじゃないぞww

今回は完全に原作なしだからなww

・・・
風呂場
・・・
姉「ほら、あんたの言ってるもんてあれでしょ?」

男「おう」

姉「気をつけなよ。弾けるからね」

男「はあ?普通に持てるだろ」ニギッ

姉「!?うそ!!?何で!?」

男「いや、持てん方がおかs・・・」(今更何があってもおかしくないよな・・・)

姉「ちょ、触らせて」

男「いいよ」

姉 ソー・・・ バチン!!「痛!!」

男「!?」

姉「やっぱりそうじゃない!!何であんた持てるの!?」

男「分からん・・・」

姉「指の皮が・・・」

男「あら・・・。ちゃんと消毒すんだよ」

姉「分かってるわよ」

・・・
自室
・・・
男「あの光だ・・・あれが俺を・・・」

男「えーい、分からんもんは分からん!気分が悪い!寝る!!」

・・・
男の夢
・・・
男「何だ?どこだここは?」

男「・・・夢じゃん」

男「どうせ夢だし、色々やるかな」

男「ん?あれは・・・あの赤石か」

男「これは一体なんなんだろうな・・・」
ニギッ

男 ゾワッ 「!?」

男「手が離れない!!それより・・・何だこれは!?」

男「これは・・・記憶?」

男「・・・終わった」

赤石「・・・」

男「一体何なんだ・・・」

赤石「男よ・・・聞いておるか?」

男「うお!!?」

赤石「何、驚く事はない」

男「い、石が喋った・・・」

赤石「安心しろ。危害は加えぬ」

男(もう加えられてるわボケ)

赤石「さて、いきなりだが君に拾われた私にはあるミッションがある」

男「お、おう」

赤石「だがその前に説明しよう。君がさっき見た記憶。実はあれは私の記憶だ」

男「石のくせに?」

赤石「君の質問はあとで受ける」

男「はい」

赤石「戻すが、私は実は未来人である。だが、こちらの時代に来た時にあるミスを犯してしまった。それも致命的なミスだ」

赤石「私はそのミスのせいで、身体は死に絶えてしまった」

赤石「だが、その死ぬ直前に私は自分の記憶を全てこのコンピュータに入れたのだ」

男(コンピュータ?もしかしてこの赤石?)

赤石「つまり、今君はコンピュータと話してる。しかも夢の中でな」

赤石「だが、何故夢の中で喋れるのかというと、今君は私を握っている。そして私は接触した君の身体の神経から君に語りかけている」

赤石「さあ、前置きはこれくらいにして」

男「ちょっと待ってくれや。俺寝る前にはお前を机の上に置いたぞ?」

赤石「ああ、それはだな。私自身が君の掌にワープしたんだよ」

男「!!?」(うそん)

赤石「続けるぞ」

赤石「正直言ってだな。私には残されたエネルギーが少ない。多分君が夢から覚める頃には、私はもう起動しない」

赤石「私には私の時代の技術や歴史、学問は全て入っている」

赤石「どうせ私はもう死んだ身だ。そこで、君に選択権を与えようと思う」

赤石「すべての情報を君の脳みそにインプットしてあげようと思うのだが、どうかな?」

男「ちょ、ちょっと待って。大体、あんたいつの時代からきたの?」

赤石「2315年からだ」

男「302年後・・・。何で来たのさ?」

赤石「現実から逃れるためだな」

男「そうか、んじゃ何故俺に情報をくれるんだ?」

赤石「それは私が死者だからなのだよ」

男「はあ?」

赤石「安心しろ。君に2315年までの情報は全てやろう。だが決して私の記憶や人格は君には入らない」

男「そうか。少し考えさせてくれ」

赤石「では、20分やろう」

男(何なんだよこいつは・・・いきなり喋るなり自分は未来から来ただあ?しかも、信用できるのが怖いところで肝心な事にそいつ自身は死んじまってるってとこだ)

男(さらに何だよ、最後の発言は?何が「それは私が死者だからなのだよ」だ。
意味分からん)

赤石「あと5分だ」

男(まあ、もらっておくにこしたことはない)

男「分かった。どうせお前は消えるんだ。なら貰っておこうじゃないか」(どうせ夢だしな・・・)

赤石「そうか。では、君に全てを教えてやろう。だが、その前に」

男「何だ?」

赤石「決して悪用はしないでくれ。どうか私達の未来のために」

男「いいだろう」

赤石「あと、時空は君が思うままに乗り越えることもできる」

男「なん・・・だと?」

赤石「ふふふ。では始めよう。少し耐えてくれよ」

赤石 ピカー!!

男「うっ!?」

赤石「あと、5秒耐えてくれ・・・」

男「うあああああああ!!」

赤石「辛いだろうな・・・だがあと2秒だ」

男「はああああああああああ!!」

赤石「よく頑張った、男よ・・・私の役目は終わったのだ」

男「ハアッハアッ」

赤石「最後に・・・君はこれから約3日かけて私からの情報を思い出すことになる」

赤石「それでは、さらばだ・・・」

男「・・・」

男「zzz」

・・・

・・・

男「・・・」

男「んう?」

男「嘘じゃなかったのか・・・」

男「それに何処と無く色褪せている」

母「男ー!!起きなさーい!!」

男「とりあえず起きるか」

・・・
食卓
・・・
姉「どうしたの?顔色悪いよ」

男「ああ・・・」

男「そうだ、姉貴。こいつに触ってみてくれ」

姉 サッ「いや!!」キッパリ

男「いいから、頼む!」

姉「いやったら嫌!!」

男「そこを何とか」

姉「イヤーー!!」

男「ちっ」ペト

姉「キャーッ!!・・・あれ?」

男「何だ問題ねえじゃん」

姉「は?へ?」

母「いいからさっさと支度しなさい。遅れるよ!!」

男「ああ、そうだった!」

母「全く・・・」

姉「あれ?あれ?」

母「あんたも早く!」

姉「う、うん」

・・・
学校
・・・
友「おはよう、男」

男「おう」

友「そういや、明後日ってテストじゃなかった?」

男「もうそんな時期か」

友「赤取りたくねえな」

男「そうだな・・・」(赤な・・・)

・・・
授業
・・・
男「・・・」

男(何だ、この眠気は・・・)

男(眠い・・・寝よう)

男「zzz」

教師「いいかー、ここが一番難しい所だ!覚えるんだぞ!」

教師「ん?あいつは誰だ・・・」確認

教師「こらー!!男!!起きろ!!」

男「zzz」

教師「起きんか、ボケ!!」

男「んあ?」

教師「よーし、起きたな」

教師「さて、自信満々な男君。君はもちろんこれを出来るよな?」

クラスメイト「あー、男やっちまったな」ヒソヒソ

クラスメイト「ここは秀才君でさえ分からんもんな」ヒソヒソ

男「え?はい」

教師「ほう・・・」(何!?ば、馬鹿な・・・)

男は黒板にスラスラと書き、10秒で解いてしまった

教師「・・・」(こいつ、俺でさえ2分はかかるものを・・・)

男「簡単すぎる・・・」

教師・クラスメイト「!?」

男「?」(あれ?何でできたんだ?)

教師「もういい、座ってろ」

クラスメイト「すげーなあいつ」ヒソヒソ

秀才君「ば、馬鹿な・・・」

友「お前、すげえな」

男「眠いんだ寝かせてくれや」

友「お、おう」

男「zzz」

・・・

・・・

男「何だろう。この知識は・・・」

男「へえー面白いなこれ」

男「熱を上げることで空間を歪ませる・・・」

男「蜃気楼みたいなものなのか?」

男「あ、でも結局この理論でタイムマシンは出来なかったのか」

男「数学も色々進歩してる・・・」

男「なるほど、微積分なんて効率が悪いわけだ」

男「すげえ・・・」

男は今、夢の中で物理学、生物学、数学を学んでいた
それも猛スピードで
何故かというと、男にとって苦手な分野であったからである

チャイムが鳴る

友「おい、男!起きろよ」

男「zzz」

友「起きろ」

男「zzz」

友「たく・・・」

男「あっという間に習得しちゃった・・・」

男「しかも若返る方法もあった・・・その上、エネルギーの消費効率を上げて筋肉隆々にあっという間になれる方法や逆に消費効率下げて飢餓を乗り切る方法も・・・しかも伝説の生物だと思われていたエルフが見つかったり・・・」

男「物理じゃこの世の事象全てを説明することができるようになってしまった」

男「時間までも・・・」

男「数学は微積分以外変わってなかったな」

男「次は語学やろう」

男「!?こんなに・・・!?」

男「よく見ると・・・古代ギリシャの時代の言葉からか・・・」

男「イェーイwww」

この時男は既に4時間目まで寝ていた

男「そろそろ腹が減ったな」

男「惜しいけど起きるかな」ムクリ

男「フォッ!?」

男「な、何だこの状況は」

男の周りは教師に囲まれていた

教師A「男、大丈夫か?」

男「大丈夫です」

教師C「本当か?かなり寝ていたぞ」

男「え?」

担任「もういいからお前、今日は帰れ」

男「はい」(ヒャッホオオオオウ!!)

・・・

・・・

男「よし!寝よう!」zzz

・・・

・・・
男「言語学・・・とりま英語から」

20分後

男「英語って案外簡単だったのね・・・」

男「もういいや、世界中の言葉覚えよう」

4時間後

男「現代語学は全部覚えたったww」

男「よし!次は古典だ!」

15分後

男「まさか、英語よりかからんかったとは・・・」

男「もういい、どの時代のも覚えてやろう」

男「古ラテン語からにしよう」

1時間後

男「派生多すぎだろ・・・」

男「次は古ノルド語だ!」

2時間後

男「勢い余って神話も見ちゃった」

男「ヘブライ語とギリシャもやってやるぜ!」

あっという間に時は過ぎ、24時間が経ってしまった

男「よおし、次は歴史だ!これで授業も必要ないぜえ!!」

30分後

男「人類は4000年もの間何をやってきたんだ・・・」

男「残りの300年の方が時間かかりそうだな・・・」

男「しかし、ションベンしたくなっちった」

男「起きるか」

母・姉・父「!!男んん!!」

男「うお!?」

男「な、何だよ!!」

母「あんた本当に大丈夫!?」

男「おう」

父「何か嫌なことでもあったか!?」

男「別に」

姉「プリン一つくらい許してあげるから!?」

男「まだ許してなかったのか」

父「・・・」

父「大丈夫そうだな・・・念の為にあs」

男「いや、いいよ」

父「だが・・・」

男「大丈夫だって。寝たら治った」

父「本当に?」

男「うん」

父「いや、しかし・・・」

男「しつこいぞ・・・」

父「だが・・・」

男「問題ないって」

男「トイレ行きたいから行かせてよ」

父「おう」

男「ふう・・・もう少し考えんとな・・・」

男「よし寝よう」

・・・

・・・
男「歴史はいいや」

男「医学もやったし・・・そうだ!金稼ぎ!」

男「俺はこれで・・・」ムフフ

10分後

男「人間てつくづく浅はかだと思い知らされたわ」

男「機械でもやるか」

40分後

男「やべえ・・・俺は最強最悪の兵器をパンから作れるのか・・・」

男「恐ろしい・・・」

男「そうだ、あの赤石まだ捨ててなかったし・・・」

男「こいつを充電してもっかい呼び覚まそう!」

赤石「ん?」

男「よお」

赤石「何だね?」

男「ちょーっとさ、聞いて欲しいんだけど」

赤石「ふむ」

男「タイムマシンはどれくらいの額で作れる?」

赤石「そうだな。この時代なら4000万だな」

男「え?」

赤石「どうした?高すぎるか?」

男「いや、案外安いんだな」

赤石「ふん」

男「いいよ、もう一回水かけりゃ眠るんだろ?」

赤石「そうだ」

男「んじゃな」

赤石「待て」

男「何だよ」

赤石「私を破棄してくれ」

男「はあ?何で?」

赤石「君以外に知識は渡したくない」

男「そうか・・・」

男「いいだろう。破棄してやろう」

赤石「恩に着る」

・・・
翌日
・・・

男「そういや、今日はテストだっけ」

母「あんた無理せんでもいいよ」

男「行ってきまーす」

母「あ、こら」

・・・
学校
・・・

友「あれ?男じゃん」

男「おう、おはよう」

友「もう大丈夫なのか?」

男「ああ」

・・・
帰り
・・・

男「簡単すぎてほとんど寝ちまった」

男「以前の俺なら考えられんな」

男「開始5分で全部解くとか」

男「その代わり神話とか全部見た」

男「実に面白かったな」

男「しかし、結界術とかも本当にあるんだな」

男「エルフ・・・か・・・」

男「見てみたいな」

男「さーて、帰って金稼ぎだ」

男「2ヶ月で7000万稼ぐかな」

その夜
・・・

・・・

男「これは、悪夢だ・・・」

男「幾度となく繰り返される戦争」

男「これからの300年で世界大戦が3回も起こるのか・・・」

男「なるほど、人類が発達するわけだ」

男「しかし、理由を見ればアホらしい。金がねえから戦争
資源が欲しいから戦争
最後には自分の作った機械にやられるんだもんな」

男「醜いねえ・・・」

男「この際、過去に行っちまおうか・・・」

男「いや、過去も同じか・・・」

男「!!」

男「エルフってどんな奴らだろう」

男「未来じゃ人権が認められず、奴隷として働いていたという」

男「見に行ってみるか」

男「結界術って機会が必要なのな・・・念のためにタイムマシンも作っておこう」

>>27
誤爆
結界術って機会←×
結界術って機械←○

そこからの男は凄まじかった
彼は300年の間に急成長した全人類の知恵と精神を持って彼は製作にあたった
だが、一方で男は不安があった
タイムマシンはタイムパラドックスというのが起きないことがあるらしいのである
言うなれば、パラレルワールドに飛ばされることがあるらしいのだ
もし、飛ばされれば帰る時に難儀することになる
実際300年の知恵を振り絞っても変えれる場合と帰れない場合があるらしい
だが、男は一心不乱に製作し続けた
そして、彼は誓ったのである
この技術は決して多用してはならない
人類など悪用するに決まっているからである
増してや現代人は特にだ
彼は一種の悟りを開いていたのだ

男「ついに出来た」

男「素晴らしい・・・」

男「リュックに入れて酸素ボンベ顔につければ時代の渡航などはいつでも出来る」

男「さらに、結界術は指輪を嵌めて思い浮かべればいいだけのことだ(結界術は見えなくするのと立ち入ると本能的に避けたくなる術。なお指輪は何処に結界が張ってあるのかも分かる)」

男「なるほど、エルフってすげえな」

エルフなぜ奴隷になったん?

>>29
幾度となく繰り返される戦争の途中で人間が結界術を発見
結界術を使う内にエルフの国(面積はかなり大きい)を発見
全員引き摺り出した某国が終戦条件として持ちかけ、その結果奴隷に

男「残るはこっちの問題か」

男「学校と家族だな」

男「一応製作中にも稼いだ金が有り余ってるし、3分の1(2000万)をおいて夜逃げだな」

男「さらば、父母よ、姉よ」

男「と言いたいが納得させるのが先決だな」

・・・
学校
・・・
担任「男、話がある」

男「ちょうどいいですね。僕もあります」

男「先生、学校辞めます」

担任「は?え?ちょ、待っ」

男「さようなら」

男「よし、次は両親だな」

男「やっぱりめんどくさいから夜逃げだな」

男「テレポートもできるし、よし、ドイツに直行だな」

男「通過を変えて、戸籍消せば・・・!」

男「よし、俺の死体を作らねえとな」

恐るべし男
男は海に行き遺書を家におくと靴を脱ぎそのまま飛び降りた
飛び降りる間に男はもう一つ開発した装置でテレポートをした

・・・・・
ドイツ 森林
・・・・・

男「さて、赤石の話によればエルフはこの森から異世界に通じるようだが・・・」

男「結界がどこにあるのか分からん・・・」

男「反応がねえ・・・」

疲れた
今日はここまでだ

その結界術が創れるエルフが奴隷……
うん、単純にエルフの数が少なくて数の多い人類に奴隷にされたのか、結界術しか能がないから奴隷化なのか。

数が少ないにしても奴隷するには甚だ疑問だし、人類より早く結界術を生み出したエルフが他の技術作れないのか疑問。

あっ、結界術は科学的なものなの?

>>34
一応、人類からすれば科学的なもの
エルフは魔法と呼ぶ
どうやって、奴隷化したかっていうと、単純にエルフがアホなだけです
外に見回りもせず、結界張っときゃ問題ねえだろつう魂胆でいたが、ある日人類に結界を破られ急いでパラレルワールドのゲートに兵を送るも人類の兵器(歩兵の銃とか戦車とか、ヘリコプターとか)に圧倒され、王が屈服して奴隷化
エルフはどうやって対抗したかっていうと、手から火を出したりして燃やそうとしたり、罠を張ったり、弓剣で対抗した
何で銃がないかっていうと火薬がないから
そりゃ圧倒されますねハイ

エルフ人類? は一国なの? 派閥とか複数の国とかあるの?

結界術だけで甘んじたエルフの末路は、分かった。

エルフは人類全体の奴隷なの? それとも一部の人の国だけ?
人類が造った結界術は科学で、エルフが使うのは魔法でおk?
奴隷だとしても魔法は戦争では弱いかもしれないけど、一般人から火出せるだけで最強かと…魔法は制限されてるのかな?

何度も質問すまん。答えられないなら、スルーで。

>>36
国はかなりある
パラレルワールドに通じていて、そのワールド自体は大きさが月と同じくらい
そこに暮らしている種族はエルフと人類(第一次世界大戦まではエルフがたまに結界に迷い込んでくる人間を拉致して奴隷化。しかし、大戦が起こってからはエルフ達(奴隷賛成派)がブルった上に奴隷反対派が拍車を掛け、少数だが人間も(3万人)いる)
当然国は何個もある

エルフは人類全体の奴隷と化す
理由が大量に乱獲したから(その数40億だが、こちら側にいるエルフは10億人。残りのエルフは向こうの世界に残ったが、人間が要求すると、差し出さなければならない)

認識は人間が作った結界術とエルフの結界術は一緒
ただ呼び名が違うだけ

こちらに連れてきた時にはただの労働力が手に入ったから、戦争やめようぜってなった
魔法は制限されている
こちら側の世界だとほとんどのエルフは魔法が使えなくなる(世界に微妙な違いがあるから)

男「だが、記憶だとこの辺で捕まえたという・・・」

男「しかし、反応がねえ・・・」

男「ひょっとして・・・地名が変わってるとかか?」

男「まさか、そんなわけないか・・・遺書とか書いちゃったしやべーよ・・・」

男「どーしよ・・・」

男は森をさまよった、そして、絶望していた
しばらくたって男は喉が乾いていたのに気づき、水を飲みに行った

男「・・・」

男が手を水につけた瞬間、指輪が光出した

男「!?」

男「あ、そうか!!電源オフにしてただけだったわww」

男「うお!?やべえwwなんか頭ん中が回る!!」

スパーン!!

男「ハアッハアッハアッハアッ」

男「そうだった、こいつは確か指輪が変形して体内にナノサイズになって入り込む半永久期間だった・・・」

男「どうりで一瞬きつくなったわけだ」

男「そりゃそうか、中枢神経系と同化するんだもんな」

男「たく・・・肝心なところは変わってねえや、俺は」

男「哲学も覚えておくか」

ノルド語ってスカイリムかwwww

男「さて、第六感とも言うべき感覚を使い俺は探索するわけだが、どうやら1km先に結界が張ってあるらしい」

男「場所はもう分かった」

男「そうとなれば、もう一つすることがある」

男「このひょろひょろの身体をガチムチに変えねば・・・」

男「確か、さっきの指輪はホルモンバランスも弄れるらしい」

男「4週間滞在しよう」

男「一応、寝てる間に殺人術も覚えておこう。白人はアジア人てだけで、攻撃してくるキチガイもいるからな」

男「さて、道はどっちだ?」

男「ここ森の深部じゃん・・・」

男「めんどくせえな・・・」

男は森から40km査先にある村を目指して歩いた

男「身体能力も身体が壊れる寸前までに引き出しておこう・・・」

>>57
ノルド語は実在するぞ

英語とかドイツ語とかスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、ポーランドの元の言葉だぞ

男「まだつかねえのか・・・」

男「しかも、ここって熊とか出るよな?」

男「死んだら元も子もないじゃないか!早くせねば!」

男「やばい!日没まであと3時間!」

男「この速度じゃ夜に村だ!間違いなく警察行きだ!」

男「野宿するか」

男「さて、摩擦で火を起こすというが、どうしよう」

男「棒持ってスリスリしても手の皮向けるだけだし・・・」

男「うーむ・・・」

男「そうか、こうすればいいんだ!!」

すまん、疲れたから寝る

元ネタはチャックか?

あれは機密事項脳内DLするもんだけど、ver2だっけか?はカンフーなど格闘技術もDLしてたよな。


そんな感じかな。

>>66
チャックって何?

男「まずは、木の皮と木の枝を持ってきてと」

男「従来なら手で回すか弓をつけて回すかだが、これなら労力もいらないな」

男「地面に穴を開けて、よし準備万端だ!」

男「回してコシコシするのは効率が悪い上に、手の皮が剥けてしまう」

男「だが前後にコシコシすれば、労力は使わず、手の皮が剥ける心配もない」

男「少し時間がかかるのが玉に瑕だが」

男「よし、やるぜ!!」

男「うおおおおおおお!!!」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ

5分後

男「む!?煙だ!!早く枯れ葉を!!」

男「フーフーフーフー」

男「ふう、日がついたぜ」

男「俺は火を起こしたぞ!!」

男「そうだ、今のうちに飯を食わねば!!でないと俺の体内のナノマシンが機能停止してしまう!」

すまそ、ジムと本屋に行ってきた
すぐ再開するは

男「缶詰しかねえや・・・」

男「あとパン」

男「焼くか」

男「そういや、エルフって手から火を出す事が出来るんだな」

男「なんとも便利な技を・・・」

男「あ、缶詰が・・・」

男「あっちい!!」モグモグ

男「今頃はみんな騒いでるだろうな」

男「その内に学校で虐めがどうのこうのと騒がれるぞww」

男「独り言って虚しいもんだ・・・」

男「寝よう」

・・・
翌朝
・・・

男「・・・」パチッ

男「あぁ・・・」

男「よく寝たぜ」

男「さて、街を目指すか」

男「・・・」

男「よくよく考えたら近隣の村に住みつく必要なくね?」

男「筋トレとか、そこら辺に転がってる物で器具作れるじゃん」

男「食いもんは必要な時に村に行って買ってくりゃいいし」

男「そうとなれば・・・」

男「まずは家だな」

男「・・・」

男「やっぱり村に行こう・・・」

男(人に聞かれてたら泣くレベル)

男(うぅ・・・)

男は半日歩き村に出た

村人「Wer bist du?」

男(そうだった、ドイツだったわ)

男(誰だお前だと?これから異世界に行く人間だよw)

村人「Es Scheint,orientalischen Menschen offenbar」

男(誰が見たって東洋人に決まってんだろうがww)

村人「Verstehen Worte?」

男(通じてますよはい)

以下、日本語で

男「失礼しました、ちゃんと通じてますよ」

村人「何だ、通じてるじゃないか」

村人「ところであんた何者だ?」

男「・・・分からないです」

村人「はあ?分からない訳がないだろ」

男「本当に分からないです。自分が誰なのかさえ」

村人「・・・」

村人A(どうやらこいつは・・・)ヒソヒソ

村人B(ああ、噂に聞く記憶喪失って奴だな)

男「あの・・・」

村人「おお、失礼」

村人「しかし、小汚いな。酷い目にあったんだろう」

村人「こっちに来いよ。暫くは世話してやんよ」

男「ありがとうございます」

村人「とりあえず、村長に話をつけてきた。村の外れに昔使ってた家が余ってるそうだからそれを使えってさ」

男「そうですか。ありがとうございます」

村人「とりあえず、後で食料持ってくわ」

男「はい」

村人「あ、そうそう。警察とか伝えといた方がいいのか?」

男「いやー、それは遠慮して欲しいです」

村人「でもよー」

男「この際ですから自分の事についてじっくり考えたいんです」

村人「そこまで言うなら仕方ねーな」

男「お気づかいありがとうございます」

村人「おう」バタン

男「・・・」

男(何とかうまくいったな)

男(さてと、色々と作らねば)

ただいま
すぐ再開するは

男「とりあえず、鉄棒・・・はあるか」

男「石だ。でかい石が必要だ」

男「両方に取り付けてと」

男「よし、簡易型バーベル完成だ!!」

男「次に、ベンチ・・・もあるな」

男「んじゃ、ダンベル」

男「あるじゃん」

男「最後に、鉄棒・・・樹の枝を代用すればいいか」

男「さて、筋トレ・・・と言いたいところだが、エネルギーコントロールとホルモンコントロールする指輪をつけよう」

・・・
1時間後
・・・

男「何だこの血の滾りは。身体が火照ってる」

男「ステロイド使ってるやつもこんななのか」

男「なんか、今なら何でもできそうだ」

男「うおおおおおおおお!!!」

3時間(うちの20分休憩)の筋トレで男は吐いた

男「うげえええええ!!!」

男「きょ、今日は辞めだ」



村人「うお!?どうしたんだ!?」

男「い、いやー、身体を動かそうと思って・・・」チラッ

村人「お、お前・・・」(何て奴だ。あんな重たいもんを持てるなんて・・・)

村人「おお、そうだ。飯持ってきたぞ」

村人「つっても足りなさそうだけどなwwまあ、いいや。今から俺の家に来い。飯食わしてやる」

男「ありがとうございます」

村人「気にすんなってww」

・・・
2日目
・・・

男「何てことだ。上半身筋肉痛だ」

男「今日は腹筋と下半身やろう」

男「うおおおおおおおお!!!」

・・・

・・・

男「はあ、食った食った」

村人・妻(すげえ大飯食らいだ・・・)

村人「おめえ、そんな細い身体のどこに飯が入るんだ?」

男「自分でも不思議なくらいです」

・・・
3日目
・・・

男「筋肉痛が治ってやがる・・・下半身は筋肉痛のままだが」

男「うおおおおおお!!」

・・・

・・・

村人「すっげえ食うんだなお前」

男「ははは」

・・・
2週間後
・・・
男「すげえな・・・ステロイドが大量に体内分泌されてるだけあって、ギリシャの彫刻みたいになってしまった」

男「ううん、いい身体じゃないか」

男「よし、もうこれぐらいでいいだろう」

・・・

・・・

村人「なあ、お前たったの2週間でどうやったらそんなんになれるんだ?」

男「体質だよ」

村人「羨ましいやww肉体労働も楽だろうなwww」

男「かもなww」

・・・

・・・

男「さて、色々と良くしてもらったがそろそろ行くか」

男「ありがとうな」

男「さて森の中へ行くか」

男「走って行こう」タタタタタタ

男「すげえ体が軽い」

男「俺は今の段階だとほぼ全知全能の神だなww」

男「ハーーッハッハッハッハ!!」

・・・

・・・
村人「何かうるせえな・・・」

村人・妻「動物でしょう」

村人「だなw」

・・・
15分後
・・・

男「・・・」

男「よくよく考えたら走る必要ねえじゃん・・・」

男「まあでも、体力テストって感じでいいか」

・・・
5時間後
・・・

男「はあ、ついた!!」

男「結構走ったが疲れねえww」

男「汗を流すか」

・・・
15分後
・・・

男「さて、結界の中へ入るかな」

男「あそこか」

男「なるほど、嫌な感じがするぜ」

男「気分のいいものではないな」

男「さあ、入り口へ入らせてもらおう」スウウ

男「入口は開いた。入るぞ!!」

・・・・・
エルフ 国
・・・・・

術師「王様!!人間がこちらの世界へ入りました!!」

王「何だと!?人数は!?」

術師「1人です!!」

王「そうか、1人か。おい、兵士。兵を3人向かわせろ。生け捕りにするのだ」

兵士「はっ!!」

もしかして人いねえのか?

男「記憶にもなかったが、異世界への入り口とはこういうものなのか」

男「地面もなければ天井もない。ただ体が浮遊したまま向こうへ連れてかれるのか」

男「ご丁寧なことに時間が表示されてる」

男「まだ3時間かかるのか。寝るか」

男 zzz

・・・

兵士「もしかして、こいつか?」

兵士「らしいな」

兵士「とりあえず、寝てるみたいだ。起こそう」

兵士「おい、貴様。起きろ」ゲシッ

男「ってえ・・・」

男「うん?着いたのか」

兵士「立て」

男「何で俺は囲まれてるんだ?」

兵士「お前が異世界から来たからだろうが」

男「なるほどな」

兵士「ついて来い。妙な真似はするなよ。お前が黒焦げになるぜ」

男「マジで!?ちょ、見せてくれよ!!」

兵士「・・・いいから黙れ」

男「何だよ・・・」

兵士(頭の緩い奴だな・・・)

男「なあ」

兵士「・・・」

男「なあ」

兵士「・・・」

男「おい、話しかけてるだろ」

兵士「黙らんか!!」

男「なあ、俺はどこに連れてかれるんだ?」

兵士「・・・王の所だ」

男「へえ・・・」

兵士「全く・・・」(人間て汚いものだと思ってたが俺らと変わらんな)

男「・・・」(汚いとは失礼な・・・)

・・・
4時間後
・・・

男「やっと到着か・・・」

兵士「ふん」

兵士「とりあえず、今日1日は牢の中で過ごせ」

男「はいはい」(テレポートしてもいいんだが、如何せんエルフの国だ。すぐにバレるのが関の山だな)

男「寝るか」

男「・・・」(みんな元気してるかなあ・・・)

寝る時は言ってね!

・・・
翌日
・・・

兵士「大人しくしてるな」(凶暴だと聞いていたが話が大分違うな)

男「なあ、水をくれないか?」

兵士「いいだろう。待っていろ」(しかも、聞いた話と違う。人間は白くて金髪で碧眼を持っていると聞いたが、こいつは白いのか黄色いのか、そして髪も目も漆黒だ)

兵士「ほら水だ」(突然変異か?それとも種類があるのか?)

男「ありがとう」ゴクゴク

兵士「!?」(礼を言うだと!?それに当たり前のことに何故気づかなかったんだ?こいつは俺らの言葉(古ノルド語)を話している!!みんな分からなかったと言うのに)

男「どうしたんだよ・・・」

兵士「いや、何でもない。ただ珍しいだけだ」

男「はあ?」

兵士「人間が大人しい上に礼を言うとはな」

男「なんか俺たちが野蛮だと言われてる気がしてならないんだが」

兵士「違うのか?」

男「そりゃそういう奴も居るだろうけどよ、俺たちの世界でもそんな奴は珍しいぜ」(表面的にはな・・・)

兵士「!!」

兵士「そうなのか」

男「おう」

男(考えてみたら俺は人間のそういう所が嫌でここに来たんだよな)

男「ふう」

兵士「なあ、お前。名は?」

男「男だ」

兵士「d•an?」

男「違う違う。「だん」だ」

兵士「dan?」

男「幾分かマシになったな」

兵士「ダン?」

男「近い」

兵士「男?」

男「そうだ。それだ」

兵士「男・・・男か。覚えておこう」

男「頼んだよ」

>>101
おう

なんか兵士の発言が変な風に表示されてるが放置

兵士「そうそう。王様が来るまでにまだ時間がたっぷりある」

兵士「良かったらお前の事聞かせてくれないか?」

男「いいぜ」

男「まあ、まず俺は17歳(高3)だ」

兵士「若いな」

男「どうも」

男「まあ何処にでもいる平凡な青年だが、ある日悟りを開いてな」

男「向こうの世界じゃほぼ全知全能の神だなww」

兵士「よくもまあズケズケと冗談を」

男「フフフ。後で証拠を見せてやるよ」

男「それでだな。一気に世界中の事を知ってしまったわけで、詰まらんからこっちに来たんだよww」

兵士「ほう・・・ならばお前の世界ではお前が全知全能の神だということを知っている者は居るのか?」

男「いない。秘密にしてたんでな」

兵士「そらみろ。嘘じゃないかww」

男「いいぜ。証拠見せてやる。だがその前に」

兵士「分かってる。内緒なんだろ?」

男「察しが良くて助かる」

男「そうだな。瞬間移動してやろう。この牢から抜け出してやろう」

兵士「ふっ。何が全知全能の神だ。エルフの魔法ならできるわ」

男「ほう・・・」

兵士「だがお前の世界では神になるのか(失笑)」

男 フッ

兵士「なっ!!?」

男「ジャーン!!」

兵士「馬鹿な!!?呪文も唱えずに瞬間移動だと!!?」

男「他にもそうだな。手に触れたものなら、爆発させることもできるし、手に触れなければ、物を破壊する事もできる」

男(エネルギーコントロールの成せる技だ)

兵士「そうか、ではこのリンゴを」

男 パアン ベシャッ

兵士「・・・」(呪文も無しに・・・)

男「穴はこうだ」

男 掌を壁にかざしドオン(北斗剛掌波を想像してください)

兵士「・・・!!」

兵士「おい、貴様が素晴らしい術者だという事はわかった。だが誰が修理するんだ!?」

男「おっと済まない」

男 タイムマシンの作動範囲を絞り修復

兵士「!?」(こんな魔法は存在せぬぞ!!)

兵士「お前、もしかして本当に神なのか?」

男「人間だ」

兵士「・・・」

男「秘密にしといてくれよ」

兵士「ああ」

男(記憶によればエルフは約束を守る種族だ)

男「ところで、お前、手から火は出せるのか?」

兵士「ああ」

兵士「お前なら出来るだろうがな」

男「できん」

兵士「なっ!!?」

男「出来んものは出来ん」

男「見せてくれ」

兵士「ふん。いいだろう」ボッ

男「すげえ・・・」

男「なあ、それって一般市民も出来るのか?」

兵士「出来ん。出来るのは兵士と魔術師と王様だけだ」

兵士「回復魔法は医者と兵士だけだ」

兵士「その他でできる奴はいない」

男「そうなのか」(おかしいな。記憶によるとみんなできるはずなのに・・・)

男(もしかして、出来るようになったのはずっと後のことか?)

男(エルフについての歴史がほとんど無いから分からないんだよなあ)

兵士「さて、飯にしよう」

兵士「ほれ、お前の分だ」

男「おう・・・ありがとう」

兵士「どうした?」

男「いや、疑問があってな」

兵士「何だ?」

男「お前、囚人と話してていいの?」

兵士「ブッ」

男「おい、大丈夫か!?」

兵士「ハッハッハッハッハ!!こいつは傑作だ!!」

男「何だよww」(心を読むことも出来るが辞めておくか)

兵士「お前達の所じゃ話しちゃいかんのか?ww」

男「知らんがそうだと思う」

兵士「俺たちはなww仲良くなるのが目的なんだw罪の意識も必要だがなwwこうやって仲良くなってこそ囚人が社会復帰出来るんだよww」

男「なんかすごいシステムだな」

兵士「お前達の所は違うのか?」

男「聞いた話だと囚人はゴミのような目で見られるらしい」

男「それに出てきても」

兵士「oh...」

兵士「そうなのか。それは酷いな」

兵士「同族殺しなら仕方ないが」

男「まあな」

兵士「辛気臭い話は辞めにして飯にしよう」

男「・・・」

兵士「どうした?」

男「お前達って菜食主義じゃなかったのか?」

兵士「いや、そうだが?」

男「肉混じってるじゃんww」

兵士「偏ったらいかんだろww」

男「なんかイメージが・・・」

兵士「ん?何だ我々のことを知っているのか?」

男「神話に出てくるんだよ」

兵士「ははーん」

男「まあ大方ドジ踏んだ奴がこっちに来て神扱いされたんだろうがな」

兵士「やはりお前は神か」

男「人間だ」

兵士「だが、何故我々の言葉が分かる?ノルドの言葉だぞ?」

兵士「つい最近捉えたやつ(70年前)は文面にすると何とか分かる程度だったぞ」

兵士「しかも、この言葉はもう話されなくなったという」

男「悟りを開いたと言ったはずだが」

兵士「やっぱりお前神だろ」

男「人間だ」

兵士「いや、神だろ」

男「神から力を授けられた人間だ」

兵士「なーるほど」

兵士「じゃあ、神に会ったんだな?」

男「まあな。神の結晶と言うべきか」(赤い石)

兵士「おっと、そろそろシエスタの時間だ」

男「シエスタまであるのか」

兵士「30分ほど寝るぞ」

男「え?俺も?」

兵士「当たり前だ」

男 zzz

兵士「はやっ」

兵士(人間、聞かされていたのと全く違う)

兵士(こいつは我々と変わらない)

兵士(寝るか)

兵士 zzz

・・・
30分後
・・・

兵士 むくり

男 zzz

兵士「起きろ」

男「んう・・・」むくり

兵士「15分後に王様の元へ出発だ」

男「ああ・・・」

兵士「今のうちに糞でもしてろ」

男「おう」

兵士「さて、そろそろ伝達が来ると思うのだが・・・」

俺も長いシエスタ入るかな

兵士「あ、来た!」

男「・・・」

兵士「悪いな、男。手錠をかけさせてもらう」ガチリ

男「なあ、歩きか?」

兵士「そうだ。階段を登るだけだ」

兵士「無礼のないように。もっともお前なら王も気に入るだろう」

男「?」

兵士「では、行こう」

男「ああ」

・・・
王室
・・・
兵士「王様、男を連行してまいりました」

王「よし、入れ」

王「兵士は下がれ」

兵士「しかし、万が一・・・」

王「何、人間1人屠るなど容易いものよ」

兵士「承知しました」(男、頑張れよ)

男(おう)

王「貴様、名は何と言う?」

男「男だ」

王「Da・・n?」

男「違う、男だ」

王「男か」

王「して、貴様は何故こちらへ?」

男「かくかくしかじか」

王「なるほど」

王「では、試しに触れずして壁を崩してみよ」(嘘だろうがな)

男 スッ ドーン

王「・・・」(・・・)

王「あなた様は神なのですか?」

男「いや、神に力を授けられた人間だ」

王「とりあえず、解放しましょう。兵士に街を案内させます。貴方の家もご用意しましょう」

男「すまないな」

王「兵士!!男に街を案内せよ!!」

兵士「ははっ!!」

兵士「うまくやったな」

男「ありのままを話しただけだ」

兵士「んじゃ、街に出るか」

男「そうだな。ところでよ、街の人も勿論エルフなんだろ?」

兵士「そうだが?」

男「俺人間だけど大丈夫かな?」

兵士「何とかなるさ」

男「・・・」(風当たりが強いのかもしれん)

市民「おい、何で人間が?」

市民「おい、あんた。何で人間が拘束具も付けずにエルフと並んでるんだ?」

兵士「こいつは我らの仲間であるからだ」

市民「えっ」

男「えっ」

兵士「えっ」

市民「どういうことよ!!?」

兵士「よく聞け!この方は我らの光となる可能性を秘めている!!」

兵士「無礼のないように!」


兵士と言うより、護衛人かな?

男「なあ、光ってなんだよ」

兵士「それはおいおい知らせる」

男「そうか・・・」

市民「とりあえず奴隷身分でもない上に、市民だというのなら仲良くしよう」握手

男「こちらこそ」握手

兵士「さて、行こうか」

男「おう」

兵士「ここが魚市場だ」

男「なんか見たことないのばかりだな」

兵士「そこに焼き魚がある。食べてみるか?」

男「くれ」

兵士「焼き魚二つくれ!」

男「串焼きか」

兵士「お前達は違うのか?」

男「串焼きは余り一般的じゃないな」モグモグ

男「だが美味い」

エルフ「そうかそうか!それは良かった!!」

兵士「次に行こうか」

兵士「ここが商店街」

兵士「この街では一番大きい上に、魚以外なら何でも揃ってる」

男「でかいな・・・」

兵士「とりあえず、服を買おう」

男「え?」

兵士「ここで暮らしやすいようにな」

男「一体なんなんだこの服装は?」

兵士「よくにあってるじゃないか」

男「いや、市民もこんな服装してないぞ」

兵士「何、後で説明するさ」

男「着心地は良いんだけどな」

兵士「ふん」

兵士「さて、そろそろ夕暮れ時だ。お前の家へ案内しよう」

男「そうか」

・・・

・・・

男「広っ!!何この広さ!!」

兵士「お前の称号は一般市民じゃない」

男「まさか・・・」

兵士「そうだ。お前は貴族だ」

男「なんだと・・・」

兵士「良かったなー。こいつww」グイグイ

兵士「勿論、国に対する税は納めてもらうがな」

兵士「それに有事の時は、お前は兵士として出兵する」

男「え?」

兵士「お前のその力は余りに強大だ。これで襲いくる他国の者共を・・・」

男「ふん。まあいいだろう」

兵士「とりあえず、お前には私の連絡先を渡しておこう」

兵士「あと、使用人か奴隷どっちがいい?」

男「うーん・・・」(使用人て給料必要だよな・・・奴隷でいっか)

男「奴隷で」

兵士「そうか、奴隷か」

男「な、なんだよ」

兵士「何でもないさ。では」

男「・・・」

男「人間とあまり変わらないな・・・」

男「さすがは亜人」

やあ
ここ数日物語の筋を練るのに苦労したよ
日曜に書くぜ

今回は誰が主人公なんだろ
男が脇役なら

こっちはちゃんと完結する予定なの?

>>194
完結したじゃん

>>193
楽しんで読んでね

>>195
ん?終わり?

>>198
終わってない
前作のことだ

前作は壮絶なくらいの尻切れだったよ
あれはがっかりした

>>201
ワガママ言うなよ
早く早くって言うから仕方なくやったんだ

・・・

・・・
王「奴隷をやろうと思うのだが、エルフか人間どっちがいいと思う?」

参謀「うーん・・・エルフですかねぇ」

王「ほう・・・何故だ?」

参謀「人間は男の同族です。向こうに味方されると厄介なことになります」

王「なるほどな・・・」

王「では女の奴隷か、男の奴隷か」

参謀「女で宜しいでしょう」

王「ふむ」

王「確かに奴の仕事は男はいらぬ」

王「よし!!女エルフの奴隷を用意しろ!!」

王「男はまだ寝ておる。今の内に向かわせるのだ!!」

兵士「はっ!!」

男「zzz」

・・・
翌朝
・・・
奴隷「起きてくださいませ!ご主人様!」ユサユサ

男「うーん・・・姉さん今日は日曜だぜ」

奴隷「起きてくださいませ!」ユサユサ

男「仕方ねえなー」ムクリ

男「おはよう、姉さん」コシコシ

奴隷「わ、私を姉だなどと・・・」

男「ん・・・!?」

男「誰だああああ!!」

奴隷「!?」

男「な、何者だ!!?泥棒か!?」

奴隷「何をおっしゃいますか!!」

男「じゃあ、何だ!?泥棒じゃなきゃ何で!?」

奴隷「ですが、ご主人さm・・・」

男「お前など知らんぞ!!?」

奴隷「!?」

男「とりあえず、フラーッシュ!!」ドオン

奴隷「グフッ」バタッ

男「ふう・・・とりあえず王城へ突き出すか」

・・・
王城
・・・

男「おはようございます」

王「おはよう」

男「泥棒を連れてきました」

奴隷「ち、違います・・・ご主人さm・・・」

男「まだ言うか!!」

奴隷「ひっ!!」

王「ふむ・・・」

男「どうされました?」

王「そやつは・・・おい、兵士!!」

兵士「はっ!!」

王「お前はこの者を知っておるか?」

兵士「はっ!昨日男様の家へお連れした奴隷です!!」

王「ほう、やはり・・・」

男「えっ」

奴隷「ヒッグ、エッグ・・・」

男「ほ、本当だったのか・・・」

男「王様、申し訳ございません!!」

王「何、気にすることはない。お前に一言伝えておくべきだった」

男 ペコリ

男「すまなかった」

奴隷「はい・・・」(怖い人だなあ・・・)

王「そうだ、男」

男「はい?」

王「お前はチェスは出来るか?」

男「はい」

男(ふっ・・・世界最強クラスのうち方も頭に入ってるんだよ)

王「では始めようか」

男「え?今でございますか?」

王「何か問題でも?」

男「いいえ」

王(さて、どれ程のものか・・・)

・・・
小1時間後
・・・

男「チェックメイト」

王「む、むう・・・」(私が負けただと・・・!?)

参謀「王様が負けられた!?」

兵士「す、すげえ・・・」

男「ちょっと力だし過ぎたかな?」

王「な、なんだと!?」

王「やはりお前は・・・」

男「神を見た人間ですよ」

王「う、うむ・・・」

男「では帰らせてもらいまず」

王「気をつけてな・・・門まで送れ!!」

兵士「はっ!!」

王「何なのだこの手は・・・」

・・・

・・・

兵士「お前凄いな」

男「え?」

兵士「王様はこの国一番の強さだぞ?」

男「そうなのか」

男「大して強くなかったけどな・・・」

兵士「ま、マジか・・・」

男「さて、家へ帰るか」

男「おい、お前」

奴隷「は、はいっ」

男「名前は?」

奴隷「へ?」

男「名前を聞いている」

奴隷「エ、エルフです」

男「そうか、エルフか」

奴隷→エルフ「ご、ご主人様・・・」

男「何だ」

エルフ「私めを名前で呼ぶなど・・・」

男「知るか、そんなもん。俺は名前の方がいい」

エルフ「・・・はい!」

兵士「あいつ中々の変人だな・・・」

・・・

・・・

男「さて、エルフ」

エルフ「はい?」

男「お前は料理を作れるか?」

エルフ「はい」

男「そうか、では頼む」

エルフ「了解しました」

エルフ「あのご主人様・・・」

男「何だ」

エルフ「あのー、私、奴隷として仕えるのが初めてなのですが・・・」

男「で?」

エルフ「一応一通り教育は受けました。ですが、人間の好みを知らないもので・・・」

男「お前らと変わらんよ」

エルフ「そうですか。分かりました!」

男「・・・」(鈍臭い奴だな・・・)

男「なんかうまそうな匂いが・・・」

エルフ「ご主人様、ご用意が出来ました」

男「そうか」

エルフ「席は此方です」ゴトッ

男「うむ」ドサ

男「・・・?」

エルフ「どうされたのですか?食べられないのですか?」

男「いや、お前は?」

エルフ「ど、奴隷がご主人様と食事するなど・・・」

男「いいから座れや」

エルフ「で、ですが・・・」

男「いいか。他所の事は知らん。だが、家はこのスタンスで行く」

エルフ「!」

男「座れ」

エルフ「はい」

男 モグモグ「美味いな」

エルフ「フフフ」

男 チラッ

エルフ「はっ、申し訳ございません!」

男「えっ」

エルフ「えっ」

なんか、チートで器のでかい主人公が多いな

男「何を謝ってるの?」

エルフ「え・・・それは・・・」

男(ははーん、とりあえず謝った的な何かか)

男「なあ、何だよ」

エルフ「え、えーとですね・・・」

男「うんうん」

エルフ「・・・」

男「どうしたの?」

エルフ「・・・」

男「もしかして理由が分からないけどとりあえず謝った的な?」

エルフ「!!」ギクリ

エルフ 汗ダラダラ

男「まあ、そうやってペコペコすんなww」

男「俺の奴隷でいる限りは変な扱いはせん」

エルフ「はい」パアア

男「さて、食事をしよう」

男「美味いな」

エルフ「フフフ」

男「フフフ」

・・・
食後
・・・

男「さて、エルフよ」

エルフ「はい?」

男「とりあえず、家の決まりを言うから覚えておけよ」

エルフ「はい!」

>>215
いいじゃん
それともこいつも脇役にするか?
最後は死だぜ?

男「まず俺の言いつけは守ってもらう」

エルフ「はい」

男「そして、他所の所は知らんが、俺と肩を並べろ」

男「そして、俺の言うことに「でも」は無しだ」

エルフ「はい」

男「だが、無理なことは無理と言え」

男「覚えたか?」

エルフ「はい」

男「そうか、では復唱しろ」

エルフ「え?」

男「どうした?早く」

エルフ「え、えと・・・ご主人様の言いつけは守る。ご主人様と肩を並べる。
「でも」は無し。でも無理な事は無理と言う」

男「よく出来た」

男「では市場へ行こう。お前の服は臭くて叶わん」

エルフ「うっ」

エルフ「はい・・・」(く、臭いって言われた・・・)

エルフ(いくら親の残した借金で奴隷になったからって・・・)

エルフ(覚悟してたけど、いざ言われるとくる・・・)

男「・・・」ジー

エルフ「キャッ」

男「何してるんだ?」

エルフ「あ、すみません」

男「さっき言ったことはお前を否定したんじゃないぞ。服が汚いから変えてやろうと言っただけだぞ」

エルフ「!」

男「取り違えるなよ」

エルフ「はい!」

・・・
市場
・・・
服屋「あ、昨日のお兄さんじゃないですか!」

男「お、こんにちは」

服屋「いやーあんたみたいな人間がもっといればいいのにねぇ。そうすりゃ共存できるのに」

男「ハハハ」

服屋「で、今日は何をしに?」

男「そりゃあ服を買いに」

服屋「これはこれは失礼しました。ようこそ我がアルモンド洋服店へ」

男「ではこいつの服を頼む」

服屋「はい」

服屋「では、寸法を」

服屋「中々いいお身体ですな」

男「そういえばそうですね」

服屋「えっ、まだ何もさせてないんですか?」

男「何を?」

服屋「もう人が悪い。下のお世話ですよ」

男「いや、してないぞ」

服屋「え、ええ?」

男「君は何を言ってるんだね?え?私の奴隷だぞ?」

男「それに嫌らしい目で見るな。如何に奴隷と言えど、彼女はエルフだ!」

エルフ「!」

男「まったく、気分が悪い」

服屋「申し訳ございません・・・!!」(バ、バ、バッジ?貴族のバッジ!?)

服屋(や、やばい。しかもこのお方は俺の家族が暮らしてる所の領主だ!前のクソ領主が居なくなったと思ったら・・・そうか、人間の領主ってこの人のことだったのか!)

男「おい」

服屋「は、はい!!」

男「早く値段を言え」

服屋「い、いえお金など・・・」

男「はあ?お前は客も選ぶのか?」

服屋(え?)

男「もういい。帰る」

いきなり再開したな・・・w
でも、主人公、ちょっと傍若無人ぷりがレベルアップしちゃって好感度下がったぞ(´・ω・`)

>>224
いいんだよ
力を手に入れた人間を書いてるんだから

男が力にはまる過程がほしかったかな

あと服屋が人を選ぶ理由もわからずに主観で判断して結論までだすような人間って設定だと、安い価値観でうぬぼれちゃっただけの人間に見える

>>231
説明を一々求めるなよ
小説を飛ばし読みするタイプか?
導入の部分だよ

男「まったく・・・」

男「別の服屋に行こう」

エルフ「・・・」

エルフ「あの、ご主人様」

男「あ?」

エルフ「私も下のお世話をするn・・・モガッ」

男「人前で何を言うんだね君は。まあ、答えてやろう。多分しない」

エルフ「モガモガ」(た、多分・・・でも、他の奴隷から聞いた話だと結構いいよね)

男「さて、あそこの服屋にするか」

アルモンド洋服店主「お、お兄さーん!」

男「あのクソ店主まだ何か言う気か?」

男「心を読むのは好かないが、覗かせてもらおう」

店主(相手は領主様だ。逆らったら最後だ)

男(はあ?)

男(なるほど、奴は俺の領民か)

男「何だ」

店主「先程は申し訳ございませんでした」

男「で?」

店主「この服を下着を付けて差し上げます。別の服も2着用意しました」(こうしとけば安寧だ)

男「おい」

店主「は、はい!!」(ま、まさか気づかれたか!?今の領主様はべら棒に強い上に頭もキレるらしい)

男「俺のご機嫌取りをして家を大きくしようという魂胆か?」

店主「め、滅相もございません!!」(ええ!?そりゃそう思った節もあったけどさ!何で分かったんだよ!?)

男「ふん、まあいい。先の事は忘れておこう」

店主「ありがとうございます」

男「さあ、金だ。受け取れ」

店主「はい」(この人は前のクソとは違うな。いい人だ)

男「じゃ行こう。エルフ」

エルフ「はい」

・・・

・・・

男「とりあえず、家ではこの服を」

エルフ「はい」

エルフ「あの、ご主人様」

男「何だ」

エルフ「作業着でなくてもよろしいのですか?」

男「はあ?作業着?」

エルフ「はい、つい先程まで身に纏っていた服です」

男「おいおい、冗談だろ。あんな布切れと変わらんものを着るつもりか?どこの家にあんな・・・」

男「すまん。だが、お前は俺の家z・・・ゴホンゴホン」

エルフ「えっ」

男「何も言ってないぞ。とりあえず腹が減った。昼飯を頼む」

エルフ「はい!」(家族って言おうとしたよね//)

エルフ(家族かぁ・・・売り飛ばされる前までは幸せだったけどなぁ・・・)

男「さて、午後は力の制御の練習をせねば」

・・・
午後
・・・
男「さて、エネルギーコントロールを・・・」

男「でもなー、エネルギーコントロールって名前はダサいからなー」

エルフ(何するんだろう?)

男「エルフ、お前の残りの仕事は晩飯だけだから自由にしていいんだぞ?」

エルフ「ここで見たいです」

男「そうか」

男「うーん」

エルフ(何か悩んでる・・・)

男「あの時はフラッシュって叫んだけど、よくよく考えりゃ某惑星の王子並みのネーミングセンスだからなあ・・・」

男「ギャリック砲とかファイナルフラッシュとかビッグバンアタックとかダサ過ぎんだろ」

男「うーむ・・・」

男「でも光るしなあ・・・北斗剛掌派とか言えねえだろ」

エルフ「あの、ご主人様。さっきから何をブツブツ言っておられるんですか?」

男「いやー、技の名前を」

エルフ「技?」

男「これだよ」

男「ハッーーーーー!!」ズドーン

男「ちょっと堪えすぎたかな?」

エルフ「い、岩が・・・呪文なしに高等破壊魔法を・・・しかも人間が・・・」

男「人間で悪かったな」

エルフ「い、いえ!!すみません!!」

男「いや、気にしてないよ」

男「んじゃ次は本気で」

エルフ「ダメです!!」

男「そ、そうか」

エルフ「奴隷の分際で過ぎたことを言うようですが、世界が破滅してしまいます!!」

男「お、おう」

男「うーん・・・」

エルフ「そうだ、ご主人様」

男「ん?」

エルフ「それの名前、破でいいじゃないですか」

男「は?」

エルフ「いや、ハッーーーーーって叫ぶじゃないですか」

男「つまり、破ァッーーーーー!!てか?」

エルフ「そうです」ニコニコ

男「寺生まれのTさん・・・」

エルフ「へ?」

男「いやこっちの話だよ」

エルフ「?」

男「よし、ではもう一度」

男「破ァッーーーーー!!」ズドーン

男「うむ、Tさん。俺はあんたの技をパクりましたよ」

男「ネットでしか聞いたことないけど」

エルフ「す、すごい・・・」

エルフ「そういえばご主人様」

エルフ「あの朝私にはどういった事を・・・」

男「ああ、あれだ。これと同じ力を最小限に抑えただけだよ」

男「フラッシュって叫んだせいで、うずくまらせるつもりが、気絶しちゃったけどね」

エルフ 「わ、私は死んでたかもしれないのか・・・」gkbr

男「おう、済まなかったな」

男「さて、エネルギーコントロールでだいたいできるようになった(破壊活動のみ)
これってもしかして応用すれば、治療とかも出来るかもしれんな」

男「だがその前に」

男「火だ!!」

男「火が出せん!」

エルフ「え?」

男「だせんのだあああ!!」

エルフ「これですか?」ボッ

男「むっ!?」

男「な、何故お前が・・・」

エルフ「あ、いけない」

エルフ「内緒にしておいてください!」

男「あ、ああ」

男「なあところでそれどうやって出すんだ?」

エルフ「え?こうですよ」パチン ボッ

男「なるほどこういうことか」

エルフ「え?今ので分かったんですか?」

男「弾けて混ざれだな?」

エルフ「えっ」

男「弾けて混ざれ!!」パチン ボオッ

男「うお!?でけえ!!」

エルフ「ええ!?何でそんな・・・!」

男「しかも、制御できんぞこれwwエネルギーコントロールって万能じゃねえかww」バオオオオオ

エルフ「キャアアアア!!水!水!」

男「必要ねえよ」シュッ

エルフ「あんな炎を自分の力で・・・」

男「火というのは効率が悪いが、使い勝手がいい」

男「ただ破壊するだけじゃないからな」

男「疲れた。もう寝よう」

エルフ「ご主人様!!」

男「何だ」

エルフ「晩ご飯は?」

男「ああそうだ。食べよう」(エルフ一人で食う必要はないものな)

・・・
1時間後
・・・

男「寝よう」

エルフ「あの、ご主人様」

男「お前の部屋は隣だ」

男「朝起こしてくれよ」

エルフ「いえ、その」

男「何だ」

エルフ「下のお世話を・・・」

男「出てけ」ゲシッ

エルフ(何というか・・・私って幸運だな・・・)

男「たく・・・貞操観念がねえのかあいつは」

男 zzz

・・・
翌朝
・・・

エルフ「起きてくださいませ、ご主人様!!」ゆさゆさ

男「ああ・・・おはよう」

エルフ「おはようございます」

男「何故身構える?」

エルフ「フラッシュを食らったら一溜まりもないので」

男「フラーッシュ!!」

エルフ「キャアアアア!!」

男「何てな。やるわけないだろ」

エルフ「酷いです!」gkbr

疲れた、寝るわ
ていうか俺は何を書いてるんだ

>>244
なんで賢者モードになってんだ










いいから完結させて下さい

>>245
賢者モードじゃないさ
呼吸法やりながら書くと冴えるんだよ

さて、方針は2スレで行くかな

エルフ「ご主人様、さっさと歯を磨いてくださいな」

男「おう、いつもいつも済まないな」

エルフ「それとその粗末な逸物をさっさと収めてください」

男「・・・うお!?」バッ

エルフ「では、私は下で待っております」バタン

男(15cm砲が粗末だと!?)

エルフ(話に聞いた人間とは全く違う)

・・・
ダイニング
・・・

男「美味いな」

エルフ「ありがとうございます」

男「そうだ、エルフ」

男「お前、字は読めるか?」

エルフ「多少なら」

男「そうか・・・」

男「なら、お前に字を教えよう」

エルフ「え?」

男「今日は出かける。帰りに本を買ってくるから楽しみにしておけ」

エルフ「はい!」

男「んじゃ、行ってくる」

エルフ「行ってらっしゃいませ」

・・・
王城
・・・
男「おはようございます」

王「おお、来たか」

男「お元気そうで」

王「何をいう。ついこの間も会ったではないか」

男「そうでした。まだここに慣れないせいか、1日が遠い昔のように感じられる」

王「気に入ってもらえて何よりだ」

男「はい。王様、今日はどういったご用件で?」

王「ああ、そうだった。チェスをやろう!と言いたい所だが・・・」

男「はい」

王「実は隣国と戦争になりそうでな・・・」

男「えっ、大丈夫なんでしょうか?」

王「安心せい。貴族身分の兵士は戦線に飛ばされることはあっても戦うこと自体は少ない」

男「いや、そういう事ではなく、この国がです」

王「ほう・・・お前は国を思うのか・・・」

王「その話は後にしよう。どうかお前の知恵を貸して欲しい」

男「私は戦争の経験など皆無・・・いや何でもありません」(一応、あるんだよな・・・記憶の中で)

男「私は何をすればいいんです?」

王「おお、受け入れてくれるか」

王「お前には戦略を考えてもらいたい」

男「なるほど、得意な分野です」

王「では頼んだぞ」

男「はい」

王「開戦は1週間後だ。よく考えてくれ」

男「はい」

兵士(神を見た男か・・・)

兵士(果たして奴はメシアになるのか?それとも破壊者になるのか?)

・・・
市場・本屋
・・・
男「エルフも人と変わらないな。同族意識が強いところと、不老長寿であるところ以外は」

男「これをテキストにするか」

男「・・・」

男「本の形態が200年前だ・・・人間に負けるわけだ」

男「これで文字は教えれる」

男「帰ろう」

午後

・・・

・・・
男「ただいま」

エルフ「!」

エルフ「お帰りなさいませ!」wktk

男「ああ、ただいま」

男「さて、夕食にしよう」

エルフ「用意はできております!」wktk

男「そうか、さっそく食べよう」

エルフ「はい!」

男「む?野菜だけ・・・?」

エルフ「はい!」

男「え、パンも肉もなし?」

エルフ「そうですけど・・・もしかしてお気に召さないのですか?」

男「え、あ、うん、ちょっとね・・・」

エルフ「申し訳ございません!」

男「いや、いいんだよ。食べよう」

エルフ「はい・・・」

男 モグ

男「む!?」モグモグ

男「な、なんだこの新食感、それに味。何から何まで俺好みだ・・・」

男「これは本当に野菜なのか!?」

エルフ「この野菜はここだけで取れるんですよ。初めて食べた人はハマるようです。それに食べた人の身体が欲している物の味と食感に変わるんです」

男「なんと!」

男「・・・」涙ぐむ

エルフ「どうされました!?」

男「いや、感動してな」

男「エルフありがとう」

エルフ「え?」

男「二度は言わない。ありがとう」

エルフ「はい」

男「美味い・・・美味いぞ!!」モグモグ

エルフ「わ、私の分まで・・・!」モグモグ

男「ふう・・・」

エルフ「も、もう食べれない」

男「ああ・・・」

男「そうだ、エルフ」

エルフ「はい?」

男「話がある。後で俺の部屋に来い」

エルフ「分かりました」

ノック

男「入れ」

エルフ「ご主人様」

男「そこに腰掛けてくれ」

エルフ「はい」

男 ガサゴソ

エルフ スルスル

男「さて、エルフ・・・!?」

男「何故服を脱いでいるんだ!?」

エルフ「え?そういう事が目的ではないのですか?」

男「違うわ!早く着ろ!」

エルフ「申し訳ございません!」

男「全く・・・」

男「さて、取り直して」

男「これが本だ。今日から文字を覚えて行こう」

エルフ「ありがとうございます!!」

男「あと、もう一つ」

エルフ「はい?」

男「近いうちに戦争が起こる」

エルフ「えっ」

男「俺も兵士だ。出兵はしないがな」

男「お前は常に俺の側にいろ」

男「負けることはあり得んが、万が一入られたら・・・」

エルフ「分かりました」

兄さん、天が微笑んでる

天に登る勢いでどうぞ

>>294
ああ、弟よ
お前の亀頭も微笑んでるぞ

・・・
1週間後
・・・
王「来たか」

男「はい」

王「6時間後に開戦だ」

男「十分間に合いますね」

王「期待しておる」

男「その前に敵の軍勢は?」

王「18万だな」

男「対するこっちは19万。大した差はない」

男「ならば、地形を利用しましょう」

王「ほう」

男「敵も一回の合戦で全ての兵を送るはずもない。奴らはここに来る」

男「ここなら、どう頑張っても4万ほどしか送れない」

男「加えて崖もある」

男「ならば・・・」

王「え?どういうこと?」

男「はい、つまりですね・・・」(こいつ馬鹿か?)

>>297
死んじゃうじゃないか

>>298
お前みたいな兄を持った覚えはない
俺の兄はいつも俺の心の中に

王「なるほど・・・何とも効率的だ」

王「平面だけではなく、立体的に攻撃するとは・・・」

男「お分かりいただけましたか?」

王「うむ」

王「つまり、一旦岩で道を塞ぎ立ち往生しているところに、天から矢が降り注ぐと」

王「とどめに後方に下に降りるための通路から兵を送り、叩くと」

王「うむ、何とも斬新な戦術だ」

男「だから、300年後に征服されるんだよ・・・」

王「何か言ったかの?」

男「独り言です」

男「では、配置をお願いします」

王「うむ」

男(歴史によれば、俺たち現生人類とエルフが分岐したのは2400年前。つまり紀元前400年当たり)

男(分岐した理由が神の意志により人間族が多数捉えられ、1ヶ月経つと帰ってきたのが耳が長く背も当時は大柄の170cm前後だったと言う)

男(しかも、その神というやつは沢山いて、何か巨大な石みたいな物が空から降りてきて、自分たちにそっくりだったが、どこか違ったらしい)

男(そしてそいつらが、話しかけてきてエルフと人間を分けたと・・・)

男(しかし、その先の記憶は何故か未来に繋がっている。だが俺は見れない。何故だろう)

男(多分、その神ってやつは宇宙人だな・・・)

男(しかし、何故人間は進歩しエルフは進歩しないんだ?)

王「?」

・・・
4時間後
・・・

王「配置は全て終了した」

男「お疲れ様です」

王「さて、ここでのんびり傍観といくかの」

男「はい」(何かこの異世界に来た目的が変わりそうだな)

男(結局こいつらも人間と大して変わらない。ただ、変な力が使えて耳が長くて綺麗なだけだ)

男(今はこの世界を探検した方が楽しそうだ)

エルフ「ご主人様」

男「なんだ」

エルフ「私、何があってもご主人様の味方です」

男「・・・ありがとう」

男(変わるべきは俺か)

ごめん、男の説明じゃよくわからん

>>305
説明はしないんでその方向で

王「男」

男「はい?」

王「お前はどういうつもりか」

男「と言いますと?」

王「何故奴隷が、主人に対してあのようなことを言える」

男「私がそうさせたからです」

王「何故だ」

男「何故って、簡単なことです。私の使い心地がいいようにしているだけです」

王「ふむ」(言い返せない・・・)

男「実際、王様はどういう扱いをされてるんです?」

王「私は奴隷などおらぬ」

男「あ、そうでしたねえ」(クソッタレめ。人間の方がマシだぜ。タイムマシンで帰ろうかな・・・)

王「ところで、男」

男「はい」

王「チェスをせぬか?」

男「いいでしょう」(タイムマシンは使いたくない。ただでさえチート状態なのにその上タイムマシンまで使ったら・・・俺は俺でなくなる)

王「1時間半で終わらせよう」

男「王様が負けられるんですね。お察しいたします」

王「そっくりそのまま言い返してくれるわ」

1時間後

王「ぬう・・・」

男「どうされました?まだ30分ありますぞ」

王「し、しかし・・・」

男「さすがは王様。ご自分の運命が見えるようで」

王「うぬう・・・」(ま、負ける!負けてしまう!!)

王(こっちに行っても負け!あっちに行っても4手で負け!そっちに行っても5手で負け!)

男「投了されますか?」

王「せぬ!そんな事はせぬ!」

エルフ(すごい・・・ご主人様が王様を袋叩きにしてる・・・)

男「さすがは王様です。私の知っている人物によく似ていらっしゃる」(漫画だけどなww)

王「ほう?そいつはどういう・・・」

男「名はサウザー。負けると決まっている勝負でも退かなかった男です」

男「その時に彼が叫んだ言葉が」

男「退かぬ!媚ぬ!省みぬ!聖帝に後退は無いのだああ!!」

男「そう叫び、敵と戦い情けをかけられ痛みを味わわずして天に還された漢です」

王「ほう。下品だが正に王だな」

男「はい」

王「お前はそやつの部下だったのか?」

男「いえ、友人です」

王「ふむ」

男「本当にそこでよろしいので?」

王「後退はない」

男「では、こちらもその誇りに応じて」

男「チェック」

王 スッ

男「チェックメイト」

王「全く持って驚かされるばかりだ」

男「私、チェスはあまり得意ではありませんがね」

王「う、うむ」プルプル

王(耐えろ!耐えるんだ!こいつには多分一生勝てない!)

男(囲碁が一番面白くて得意なんだよな)

エルフ(ご主人様すごい)

男「さて、そろそろ開戦ですな」

王「そうだな・・・」(プライドがへし折られた)

男「大丈夫です。必ず勝ちますよ」

王「ああ、それは分かっておる」

男「さて、狼煙が上がりました。開戦の合図です」

王「皆のもの!男の言うことをよおく聞け!!」

兵士「おおおおおおおお!!!」

敵・兵士「距離があんなに離れてるのに・・・声が聞こえる。士気高いな」

敵・将兵「進めええええ!!」

敵・兵士「おおおおおおおお!!!」

男「さて、神に許しを請いましょう。王様」

王「何故だ?」

男「彼らを天に送りつけるのですから」

王「よく分からんがそうしよう」

敵・将兵「なんだ、この岩は!?3日前の視察ではこのような物は・・・」

兵士「かかったな!!」

敵軍「!!?」

弓兵「許せ!!兄弟!!先に待っていてくれえ!!」

敵・兵士「うぎ!!」

敵・兵士「うがああ!!」

敵・兵士「ぶべっ」

敵・将兵「た、退却だ!!退却しろおお!!」

この時点で敵勢力は8割を失っていた

男「さて、やってきなさい」

兵士「ははっ!!」

敵・将兵「!!」

男「いけええええ!!」

兵士「うおおおおお!!」

王軍 死者211人

敵軍 死者2万9千人余り(全滅)

敵・王「ば、馬鹿な・・・」

敵・王「こんな筈は・・・」

1週間後

敵・王「降参だ!!降参!」(12万死んじゃったじゃないか!!)

王「フォフォフォフォwwwwww」

敵・王(しかも、敵の死者が2200人のみってどういうことだよ!!)

王「さーて、どこのどいつでしたかな?私との約束を破った挙句、属州になれなどと申し、終いには攻め込んできた、
ブ・ァ・カは!!」

敵・王「うぐ・・・」

王「本来なら処刑ものだが、お前には生きていてもらおう」

敵・王「うう・・・」

王「さて、属州になってもらいましょう。あなたの国民の7割には奴隷になってもらいましょう」

王「それと人間はこちらによこしなさい。3日以内に全て」

敵・王「はい・・・」

王「では、帰りなさい」

敵・王 帰還

王「これで良いのだな?男」

男「はい」

男「帰ってもよろしいですか?」

王「うむ。よく頑張った」

男「それでは」

男「帰ろう。エルフ」

エルフ「はい!」

男「ううむ。久しぶりの我が家だ!!」

エルフ「すぐにご飯を用意します!!」

男「うん、ありがとう」

エルフ「はい」

男「俺は部屋でちょっと本を読んでおくから、出来たら呼んでくれ」

エルフ「分かりました」

・・・
自室
・・・

男(何故、この先の記憶が思い出せないんだ?)

男(どうなってやがる)

男(確かに何回も大戦があったのは事実らしい)

男(だが、おかしい。300年で人類の技術はこんなに進歩するものなのか?)

男(そして、俺に全てを見せたあの石の元の男)

男(大戦中に逃げたと言った)

男(だが、タイムマシンも存在し、今よりももっと凄い大量破壊兵器が存在する世界で逃げる必要はなかったんじゃないか?)

男(もしかして、人間同士の戦いではなかったのでは・・・)

男(だとすると、全てが揃う)

男(俺は、逃げたというのか・・・)

男(少し寝よう。もしかしたら記憶を覗けるかもしれない)

寝るわ

男「ん・・・」むくり

男「フワフワしてるな・・・記憶に入り込んだか」

男「さて、彼の未来の記憶を見せてもらおう」

男「何故、宇宙には逃げなかったんだ?その技術はあっただろうに」

男「わざわざ過去にまで逃げてくる必要はなんだ」

・・・
現実
・・・
男部屋
・・・
コンコン

エルフ「ご主人様、お食事の用意ができました」

しーん

エルフ「ご主人様~?」しーん

エルフ「入りますよ」

エルフ「・・・」

エルフ「この人はよく寝るのね。一日中することと言ったら、魔法の練習、読書、私と談話、そして寝る」

エルフ「何というか・・・清いのね」

エルフ「ご主人様、起きてくださいませ」ゆさゆさ

・・・

・・・
男「何故、見れないんだ?」

男「何かロックがかかってる・・・」

男「しかも、何つうか・・・こいつは俺の潜在意識か・・・」

男「見れないんじゃなくて見ることを拒否してるのか」

男「だからか・・・見れないなら見れないで構わないが・・・」

男「いつか、見てやる」

男「しかし、さっきから身体が揺れてるな。エルフが起こしにきたか」

男「起きるかな」

・・・
現実
・・・
エルフ「どうしようもない寝坊助さんですね。この方は」ゆっさゆっさ

男「・・・」(狸寝入り決めこんどくか)

エルフ「まったく・・・どうしようもないくらい深い眠りについてるのね」ゆっさゆっさ

男「聞こえてるぞー」

エルフ「!!?」ビクッ

エルフ「あ、あの・・・いつから」

男「寝坊助のところからな」

男「そう怖がるなよ。寝坊助なのは事実らしい」

男「さあ、夕食にしよう」

エルフ「はい」

男「何というか・・・どうしてこう美味いんだ?」

エルフ「えっ?」

男「何でだ?俺一人で作ると不味いのに・・・」

エルフ「それはですね」

男「おう」

エルフ「秘密です」

男「そうか」

エルフ「はい」ニコニコ(そこ聞いてよぉ!!)

男「美味い」(聞いてやらん)

男「そういえば、エルフ」

エルフ「はい?」

男「お前誕生日は何時だ?」

エルフ「誕生日ですか・・・10月14日です」

男「そうか、あと2ヶ月か」

エルフ「ご主人様は7月8日ですよね?」

男「何で知ってるんだ?」

エルフ「兵士に連れていかれる時に聞きました」

男「そうなのか」

男「ところでお前。何歳だ?」

エルフ「18です」

男「ふむ」(人間と変わらないじゃないか。どこそこのトールキンは不老不死とかほざいてたくせに)

男「文字は読めるようになったか?」

エルフ「まだです」

男「そうか、では明日は一緒にやるか」

エルフ「え?よろしいのですか?」

男「おう。暇だしな」

エルフ「ありがとう」

エルフ「あ」

エルフ「ございます」

男「・・・」

エルフ「・・・」

男「敬語は使わんでいいぞ」

エルフ「はい」

エルフ「あれ?うん」

男「その調子だ」

・・・
翌朝
・・・
男「さて、飯も食い終わった頃だし・・・」

エルフ「はい、文字の勉強ですね。わかります」

男「えっ」

エルフ「えっ」

男「まあいい、とりあえず机に座れ」

エルフ「はい」

男「文字はどれくらい読める?」

エルフ「えっと・・これだけです」

男「・・・」(アルファベット的な物は出来るらしいが、単語が出来ぬとな?)

男「うーん、よく分かった」

男「文字の発音から教えておこう」
・・・
翌日
・・・
男「とまあ、こんな訳で」

エルフ「日を跨いでしまいましたね」

男「ローマは一日にして成らず、だ」

エルフ「何ですか、それ」

男「そのうち分かるさ」

エルフ「?」

男「・・・」(あ、この世界ローマ帝国ねえじゃん・・・)

男(ま、いいか)

男「ん?何だあれは?」

男「狼煙?王城から・・・もしや・・・」

男「エルフ!直ぐに着替えろ!!一緒に来い!」

エルフ「はい!」

・・・
王城
・・・
王「おお、来たか男」

男「はい」

男「一体、どうなされたんです?」

王「実はな・・・」

王「奴隷どもが反乱を起こした」

男「何だ、ただの反乱じゃないですか。鎮圧すればいいでしょう」

王「ただの反乱ではない。相手は魔法を使える上に何処かから武器も調達してある」

王「奴隷が魔法だぞ?本来使えるのは兵士と魔術師と王族だけだ」

エルフ「・・・」

王「おまけに、相手は人間とエルフだ」

王「エルフならまだしも、人間は強靭な身体をしている」

男「そうですね」(そういえば、拉致してたのは1930年代までだもんな)

男(身体が強いのは当たり前か)

王「その上で、全員魔法も使えるときた。人間も含むんだぞ?」

男「それで、私の役目は?」

王「うむ、精鋭兵士50人を率いて鎮圧して来い」

王「他の部隊もあるから、4000人兵を動員する位の大規模な反乱だ。気をつけろよ」

男「分かりました」

・・・

・・・
男「エルフ、来い」

エルフ「・・・」スタスタ

男「お前は知っていたのか?」

エルフ「・・・」

男「どうなんだ」

エルフ「・・・はい」

男「何故教えなかったなどとは聞かん」

男「だが、気に食わない。何故俺を騙した」

エルフ「騙してはいません。黙っていただけです」

男「・・・」

エルフ「ご主人様、ごめんなさい。あなたをお慕い敬っていたのは事実です」

エルフ「この数ヶ月、また人の生活に戻してくれてありがとうございました」

男「エルフ、お前は強制されていたのか?」

エルフ「いいえ。私の意志です」

エルフ「また今度会う時、私と貴方が対等の立場であることを祈っています」

男「・・・」プルプル(結局、変わる必要があるのは俺なんだ!どれだけ相手の事が分かっていても・・・!)

男「許せ、エルフ。これが最後だ」

エルフ「はい」ニッコリ

男「破ァッーーーーーー!!!」

エルフ「うっ!!」ドサ

男「うぐ・・・ひっぐ・・・」ポロポロ

男「済まない、こんな形になって」

男「せめて、お前は私の家で・・・」

兵士「・・・」(だから奴隷には深入りするなと)

・・・
王城
・・・
男「精鋭兵士・・・」

兵士「男さん!」

男「ああ、そろそろ合図が出る。装備を確認しろよ!」

兵士「はっ!!」

男「合図だ!行くぞお!!」

兵士「うおおおお!!」

奴隷「あれ!?こいつら何処に・・・」

奴隷「しかもあっという間に囲まれちまったよ!」

兵士「死ねやああ!!」ザシュッ

奴隷「うぎっ!!」プシャアアア ドサッ

奴隷「クソッ!これでも食らえ!」

兵士「うるせっ」ザシュッ

奴隷「ギャアアアア!!」

奴隷「おい!彼奴を見ろ!」

奴隷「人間・・・!?」

奴隷「何で人間が!?」

男「ああ!?」

男「破ァッーーーーーー!!!」

奴隷 消し飛ぶ

奴隷「・・・!?」

人間奴隷「その髪。その目。その小柄な体・・・」

人間奴隷「お前は曽祖父に伝えられていた東洋人という奴か?」

男「そうだ。だから何だ」

人間奴隷「東洋人は奴隷じゃないのか?あっちでも」

男「とりあえず、弾けろ」

男「ドン」

人間奴隷 パアン

男「てめえが奴隷なのは間違いねえ。差別思想は嫌いだ」

奴隷「ヒイイイ!!」

兵士「男さん!奴らの陣形が整ったようです!」

男「そうか、そいつらは一点に集まってるのか?」

兵士「はい!」

男「んじゃ、程よく全員で焼くか」

男「火を放て!」

男「フレイム!」ボオオオッ

兵士「!!」(デカイ!!)

男「行けえ!!」ズドーン

奴隷「うぎゃああああ!!」

奴隷「熱い!熱いよ!!」

奴隷「ごめんなさいいいい!!」

男「ある程度は加減しろよ。後で吐かせないとな」

・・・・・
・・・・
・・・
・・


男「辞めっ!」

男「今ので敵は2000人焼いたはずだ。生き残ったのは捕らえろ!死にかけは連れて来い!」

兵士「はっ!!」

兵士「死にかけはこの20人だけです!」

兵士「運んでくる途中で死んだものが沢山います!」

男「そうか」

男「ところでお前らヒーリングは使えるか?」

兵士「出来ません」

男「そうか」

男「ヒーリング」ポウウウウ

奴隷「う・・・ん?」

兵士「みるみる再生していく!?」

男「いいから起きたのは縛れ」

奴隷「あれ?」

男「よお、気分はどうだい」

奴隷「良くないな」

奴隷「・・・!」

奴隷「ゆ、許して!殺さないで!」

兵士「眠っとけ」ガン

奴隷「」 どさっ

・・・
王城
・・・
男「王様、只今戻りました」

王「よくぞ戻った。他の隊から聞くと相当な数をやったらしいな」

男「褒められることではありません」

王「そうか・・・」

王「皆のもの。少し出て行ってくれ。2人にして欲しい」

バタン

王「お前みたいな奴がもっといればな・・・」

男「・・・」(俺は戦っている間に記憶を全て見れた。情報としてではなく、彼の目で)

王「よく頑張ってくれた。奴隷の件については気の毒だったな」

男「はい・・・」

王「して、褒美は何がいい?」

男「何でも良いのですか?」

王「申せ」

男「私が指名する奴隷に市民権を」

王「・・・」

王「良かろう。理由は聞かん」

王「それは私らが伝達すれば良いのか?」

男「私の口で言わせてください。私が言わない限り、奴隷であることにして下さい」

王「うむ」

・・・

・・・
男「只今」しーん

男「エルフ・・・」

男「まだ生きている・・・。済まなかったな」

エルフ「」

男「今すぐ楽にしてやるからな」スッ

エルフ「・・・」

エルフ「私達は負けたのね」

男「そうだ」ポウウウウ

エルフ「・・・ご主人様、何故私を殺さなかったの?」

男「さあな」

エルフ「・・・ありがとう」

男「強いて言えばお前は俺の所有物だからだ。俺が自分の物を壊す奴に見えるか?」

エルフ「いいえ」

男「だろうな」

エルフ「私、本当はやりたくなかった」

男「そうか」

エルフ「でも、彼奴らと関わって行くうちに、私を売り飛ばした両親が憎くなって・・・」

男「そうか」

エルフ「それで、社会に助けを求めた。でも、誰も助けてくれなかった」

男「そうか」

エルフ「それで、毎日復讐を考えて隠れて必死に練習していた」

男「そうか」

エルフ「・・・何で貴方は助けてくれるの?」

男「さっきも言ったが、俺の所有物だからだ」

エルフ クスリ

生きてるうう。(´;ω;`)良かった。

俺が悪かった。(´;ω;`)
続きを投下してくれ。

エルフ「貴方といる内は昔に戻れた」

男「良かったな」

男「だが、今からお前は俺の所有物では無くなる」

エルフ「え?」

男「今からお前に市民権を与える」

男「お前が望んだものだ。次は奴隷になるなよ」

エルフ「・・・いや」

男「何故」

エルフ「私に市民権を与えるということは、貴方は消えるんでしょう?」

男「・・・」

エルフ「そんなのいや・・・」

男「何を世迷い言を・・・誰が消えると言った」

エルフ「じゃあ今の沈黙は何よ!」

男「少し自分の世界に戻ろうと思っただけさ。諦めたがな」

エルフ「じゃあ!」

男「ああ、そうだ」

男「これからもずっと一緒に」

エルフ「うん!」

男(俺が彼の目を通して見た記憶。それは凄惨なものだった)

男(あそこまで科学力が発達したのに、何故過去に逃げたのか。何故彼はコンピュータに自分のコピー取ってまで生きてきたのか)

男(俺たちの子孫は間違いなく人類に捕らえられる)

男「エルフ、少し離してくれ」

男「俺は今から王城に行く。そこである事を話す。何故俺がこの世界に来たのかを全て話す」

男「来てくれるよな?」

エルフ「うん!」

俺はそこで全てのことを話した
何故俺がこの世界に来たのか
何故俺が他の人間と違って、言葉を話せるのか
そして石から与えられた記憶
近い未来、エルフは人間に捕らえられること
恐らく、エルフという種族は人間に勝てず奴隷にされること
そして、ある侵略者によって人間エルフ共に間も無く終焉を迎えること
ゲート閉じれば何とかなることを

王「そうか・・・」

エルフ「旦那様・・・」

男「以上が私の知っていることです」

王「分かった。ゲートを閉じよう。だが男、後悔はしないな?」

男「はい」

男「でも、せめてもう一度だけ、家族の顔を見たいです」

王「良かろう。2日待とう」

男「はい」

・・・
翌日
・・・
エルフ「気をつけてね」

男「ああ。何か欲しいものは?」

エルフ「うーん、無い」

男「分かった。では行ってくるよ」

・・・
男自宅
・・・
ピンポーン

母「はーい」

母「!!!!」

母「男!!」

男「只今」

母「うう!!」

男「母さん、泣くのは分かるけど家に入れてよ」

・・・

・・・
姉「男!!どこだー!!」

男「よ!」

姉 ブワッ「この姉不幸もんが!!」ゲシッ

男「うおっと危ない」

姉「!!?」

姉「避けた・・・!?」

母「あんな早い蹴りを!」

父「何処だああ!!男ーー!!」

男「おう父さん」

父 ブワッ「この馬鹿もんがああ!!」

男 苦笑い

俺はまたそこで今までの事全てを話した

そして、俺は証拠を求められたので、まず身体を見せる

そして瞬間移動も見せ、エネルギーコントロールもとい、破とヒーリングも見せた

向こうで暮らしたいことも伝えた

職は?と聞かれたが、俺は貴族もとい兵士

であると言ったら笑われたが、もう勝手に

しろと言われたが、嫁の顔位見せろと言われ、あらかじめ用意しておいた映像を見せた
全員仰天していた

最後に家族写真を撮り俺は帰った

家に帰れば、俺の妻が待っている

男「そいじゃ戻るよ」

姉「どうせ、侵略されるんだし結婚する必要無いよねぇ」

母「何言ってんだこの子は」

父「男が遠い。あんなに大きくなってたんだな」

姉「そうだねぇ。ついこの前まではダメダメ君だったのにね」

母「気をつけるんだよ!嫁さんに宜しくね!」

父「達者でなぁ!」

姉「あんたの手を握るのも顔を見るのも最後なのね・・・」ブワッ

男「泣くなよ」

姉「泣かない方がおかしいよ」

男「そうだな」

男「もう、行かないと・・・」

男「今までありがとう!」

男「この街の空気を吸うのも最後か・・・」

男「さらば地球!」

フッ

・・・
エルフ王国
・・・

王「別れは済んだか?」

男「はい」

男「皆さん、これあっちのお土産です」←饅頭

男「王様、もう閉じましょう」

王「うむ」

ゲートを閉じる

王「これからも宜しくな、男」

男「はい」

・・・
自宅
・・・
男「ただいま」

エルフ「おかえりなさい!」

fin

一応、前編が完結しました
後編はまた今度

西暦2313年

今世界は危機に瀕している

人類は絶え間なく大戦に明け暮れた

その度に人類の技術は大幅に向上した

だが、ある日

空から知的生命体が舞い降りる

彼らは2000年以上前、神と崇められていた存在である

その生命体は、土地を分割し、20億人の血肉を寄越せと言った

我々は無論断った

西暦2313年2月18日

戦争が勃発した

赤い石の元の男→男

おやすみなさい

おやすみ。

>>366
え? 後編これで終わり?w
それとも、ここから始まるのか?

>>369
何処をどう取ればそうなるのか教えてくれよ

受験生に取って辛いわ・・・
ss終わったら、2ch封印しよう

男「もう朝か・・・」

男(ここ数ヶ月で世界はかなり変わった)

男(ついこの間までは、50年以上続いた平和を謳歌していた)

男(俺はと言えば、大学でエネルギーの研究をする学生だった)

男(ある日、教授と共についにエネルギーを人の手に寄って完全にコントロールする方法を発見した)

男(だが、1ヶ月前の2月18日)

男(突如飛来した高次元生命体が俺たちに20億人の血肉を差し出し、土地を寄越せと言ってきた)

男(あの日から戦争が起こった。今現在、人類の職業は統一された。全員軍人だ)

男(無論俺もだ。有事の際に出兵するのである)

男「はぁ・・・」

ドンドン

友1「男!!起きたか?飯行くぞ!」

今騒いでるのは俺の数少ない友人の一人だ

昔はもっと多かったが、この一ヶ月で4人死んだ

もう慣れたが

男「あー今行く」

友1、2、3「おはよ!」

男「もう軍服か」

友1「そういうお前もだろ」

男「そうだな」

今思えば、こいつら三人と同じ隊になれたのは幸運だ
あと一人は、隊長だ

友2「しかし、毎朝多いよなー」

友1「当たり前だろww飯食わんと筋肉つかねえだろww」

友3「それも教授と男が完全にエネルギーコントロールできるようにしてくれたからだもんな」

男「ああ、まだ実験段階だけどな」

友2「そういえば、俺昨日ニュースで聞いたんだが」

友2「奴ら、20億人ひっ捕らえてから俺たちを奴隷にするか皆殺しにするかで争ってるらしい」

友1「マジかよ・・・」

友3「聞けば奴らって、確か俺たちの血液中にある免疫細胞がそのまま奴らの星に蔓延してる感染症の血清になるらしいな」

友2「いやなもんだねえ」

友1「全く、いきなりやってきたと思ったら最初は病気で苦しんでるからお前らの命寄こせだろ」

友2「ついでに地球が綺麗なもんだから、土地も寄越せだろ」

男「何様なんだよあいつら」

友1「こっちに来る技術はあるのに血清を作る技術が無いとかゴミすぎんだろww」

隊長「おう、お前ら。さっさと食えよ!後で俺たち全員呼び出しがかかってる」

男「え"」

男「やっぱり例の件かな?」

友2「あの捕まえた奴か」

友1「滅入るねえ」

友3 ハフッハフッ ウメエwww

男「こいつが羨ましい」

友2「まあ、食おうぜ」

男「おう」

20分後

友3「あー、美味かった!!」

友1「そうだな・・・」

友2「なあ、やっぱりあの件だよな?」

男「だろうな」

隊長「全員集まったな。さて、呼び出された理由は分かるな?」

全員 コクリ

隊長「まあ、そうならいいが、とりあえず言っておこう」

隊長「先日俺らが保護した宇宙人。今から奴と話すんだよ」

男「えっ」

友2「どういうことですか?」

隊長「分からん。上からの命令だ」

友1「・・・」

友3「うまい飯食った後にこれかよ」

隊長「んじゃ行こうじゃないか」

・・・
監視部屋前
・・・
隊長「そうそう。俺は入らないからな」

隊長「あと、お前ら一人一人で入るようにとのことだ」

隊長「んじゃ、友3。お前から行け」

友3「はい」

20分後

友3「ふう・・・」

友2「何があったんだ?」

友3「お前も入れば分かる」

友2「・・・」

隊長「次は友1」

友1「はい」

40分後

友1「はあ・・・」

男・友2「・・・」

隊長「よし、友2。行け」

友2「はい・・・」

15分後

友2「男・・・」ポン

男「何だよ」

友2「・・・」

男「・・・」

隊長「よし、行って来い」

男「はい」

入室

???「やあ」

男「・・・」

???「そう警戒するな。君だね?最後の人は」

男「そうだ」

???「死にかけた僕を助けてくれたのも君だね?」

男「そうだったな」

???「礼を言おう。ありがとう」

男「何か話があるんだろ?」

???「せっかちな人だな。もう少し会話を楽しもう」

男「悪いがそんな気分じゃないんだ」

???「仕方ないね」

???「まずは自己紹介しよう」

???「僕はライヌだ。まあ何処から来たかは言わなくてもわかるよね?」

男「ああ」

ライヌ「君の自己紹介はいいよ。君の友人から聞いた」

男「・・・」

ライヌ「男君。ありがとう。そして今日呼んだ理由を話したいんだけど・・・」

ライヌ「その前に何故僕は地球人に拷問も何もされてないと思う?」

男「さあな」

ライヌ「考えてくれよ」

男「まさかとは思うが、お前は友好派なのか?」

ライヌ「当たり」

ライヌ「まあ、見た目も地球人と全く変わらない訳じゃあない。まあエルフ達と一緒の身体だね」

男「なるほど、エルフは宇宙人か」

ライヌ「違う。君達の亜種だ」

男「・・・」

ライヌ「まあ、本題に移ろう」

ライヌ「他の奴から聞いた情報だと、君はエネルギーのコントロール方を確立したようだね」

男「実験段階だがな」

ライヌ「ちょっと式を言ってくれないか?」

男「お前たちに理解できるのか?」

ライヌ「数学と宇宙は違う宇宙にいかない限り、共通言語だ」

男「そうか」

男「くぁwせdrftgyふじこlp」

ライヌ「なるほど」

ライヌ「凄いな地球人は。何のヒントもなしにここまで発展するとは」

ライヌ「僕たちの星は異星人に伝えられてチート技術を得たというのに」

男「で?」

ライヌ「ああ、済まない。その方法なら一々バズーカ砲で僕達の兵士をぶっ飛ばさなくても良くなったね」

男「そうか。お前達の兵士の装備しているプロテクターはピストルはもちろん、狙撃銃も効かないもんな」

ライヌ「凄いだろ?あれは僕達の星でかつて存在した科学者が開発したんだぜ」

男「どうでもいいよ。とにかく地球人を虐めないで欲しい」

ライヌ「済まないね。僕もそう言ったんだけどね。そうしたらフルボッコにされて地球に放置だよ」

男「それで?そのエネルギーコントロールでどうぶっ飛ばせばいいんだ?」

ライヌ「まあ、恐らく君の考えている事じゃ無理だね」

ライヌ「約300年前に流行ったドラゴンボールの魔貫光殺法みたいな事じゃ直ぐにエネルギー切れだ」

ライヌ「倒せないことはない。だけど効率が物凄い悪い。第一生命力を消費するしな」

男「じゃあどうしろと」

ライヌ「まあそれは、最終手段として取っておけ。僕が言ってるのはね」

ライヌ「そのエネルギーを銃弾に乗せるんだよ」

男「だがそれじゃ・・・」

ライヌ「ああそれだけじゃあの効率の悪いのと一緒だ」

ライヌ「だが、火薬の熱を全部使ったらどうなる?」

男「だがどうやってやるんだ?」

ライヌ「そんくらい自分で考えな」

男「何だよ」

ライヌ「まあ、この話は終わりだ。次の話をしよう」

男「まだあるのか」

ライヌ「うん。君は宇宙に生命体が確認される星はいくつあると思う?」

男「1000はあるんじゃないか?」

ライヌ「違うね。この数多ある星の中で生命体が存在する星は僕の星とこの星を含めて7つ」

男「・・・」

ライヌ「さらに、そのうちの4つは僕たちの支配下だ」

男「・・・」

ライヌ「驚くべき事に、皆人型だよ。直立二足歩行、そして2本の手。5本指」

ライヌ「何故こんなに星の距離があるのに皆姿形は一緒なのか」

ライヌ「君達が言うエルフ耳を持つのは、僕の星ともう一つだけ」

ライヌ「後は皆君たちと同じ人間だ」

男「・・・!」

ライヌ「そう、創造主は居るんだよ」

ライヌ「さらに以前はもう一つ星があったんだ」

男「どういうことだ?」

ライヌ「だがそいつらは、炭素型生命体じゃなかった」

ライヌ「岩石生命体。脳の構造はスーパーコンピュータ」

ライヌ「生きたコンピュータだったんだよ」

ライヌ「だけど、そいつらは僕の星以上に凶暴で3つの星を襲った」

ライヌ「だが、同時に3つも襲った馬鹿だったんだよ」

ライヌ「その結果返り討ちにあい滅んだ」

ライヌ「そして残ったのが7つだ。そして今、僕達は全宇宙支配しようとしている」

ライヌ「だが、僕は反対派だ。そうしてボコボコにされ追放だ」

男「なるほど」

ライヌ「だから、頼む。僕たちの種族が馬鹿な行為に走らないように倒してくれ」

男「それは俺の友人にも話したのか?」

ライヌ「うん」

ライヌ「あと、タイムマシンが君の星にはあるようだね」

男「ああ」

ライヌ「構造を見たけど、あれはギャンブルだね」

男「はあ?」

ライヌ「あれは確かに過去に戻ることはできる。6割はね」

ライヌ「だけど残りの4割は別世界の過去だ」

ライヌ「その世界はこの世界と1割ズレている。何がずれているかは分からないが」

ライヌ「だが機械はズレているかどうかは分かるみたいだ」

男「そうか」

ライヌ「僕は2時間後に解放される。その時に全世界の科学者に技術を授けよう」

男「分かった」

ライヌ「話は以上だ。時間を取ってしまって済まないね。さあ戻りなさい」

男「ライヌ」

ライヌ「なんだい?」

男「ありがとう」

ライヌ「はいはい」

退室

友2「どうだった?」

男「一つ言えるのは、俺たちに希望はあるということだ」

男「隊長。俺と友2は駆り出されます」

隊長「何故だ?」

男「武器開発ですよ」

隊長「そうか」

・・・
2時間後
・・・
研究室
・・・

ライヌ「やあ。皆よく来てくれたね」

ライヌ「今日呼んだ理由はね。僕の星の技術を全て授けようと思う」

ライヌ「それに、某大学の教授と男君の発見したエネルギーコントロール方」

ライヌ「あれは、僕の知っている宇宙の技術の中で一番凄い」

ライヌ「さあ、今からデータを配信するよ。皆装置を装着して」

科学者1「何だこれは・・・!」

科学者2「す、すごい!」

男「どうやったらこんな事を思いつくのか」

友2「こんな馬鹿でかい装置を腕輪までに小型化だと!?」

男「コストもかからない」

・・・
2時間後
・・・
人類は遂に達観した
新たなる武器を手にいれた
男の発見したエネルギーコントロール
これは予想以上に使えるものであった

2ヶ月後

男「ついに・・・遂にできた・・・奴らの走行を破る武器が!!」

男「よし、早速全軍に新型武器を給付だ!!」

友3「あいつら本当にやってくれたな!」

隊長「ああ、反撃開始だ!!」

異星人1「今日も虫の掃除だ!」

異星人1「発見!!因みに新型のプロテクター装備だぜ☆バズーカ砲も効かねえよ☆」

隊長「撃てええ!!」ダダダダダ

異星人1「へっちゃらー」バキ!ベリ!ブス!

異星人1「あり?」バタッ

異星人2「!!?」

ダーン

異星人2 バタ

異星人3「ば、馬鹿な!!?」ドサッ

隊長「お前らぁ!!お前らの怒りはそんなもんか!!」ダダダダダ

兵士「んなわけねえだろうが!!」ダダダダダ

異星人「グハッ」

異星人「ウッ」

異星人「ぷげら!」

異星人・母星「なんと・・・Gjet43371に送った軍が殆ど壊滅だと・・・」

異星人「何!?エネルギーコントロールを発見しただと!?」

異星人「馬鹿な!!?あんな効率の悪い方法だとこんなになるわけなかろうが!」

異星人「何?分子が持つエネルギーを100%使えているだと」

異星人「そんな馬鹿な・・・」

異星人「新型プロテクターを支給開発するんだ!!」

異星人「文明の遅れた星に負けたらとんでもないことになる!!」

異星人「それと、輸送機だけでなく、ファイターも投入しろ!!」

異星人「ちっ!開発には2週間だと!?」

異星人「しかも奴らのがこちら側の船を乗っ取った!?」

異星人「不味いぞ!」

・・・
地球
・・・
総帥「全員よーく聞け!!我々は奴らに無差別な虐殺を受けてきた!」

総帥「だが、この2ヶ月。我々は地球を奪還した!!」

総帥「しかし!!奴らには恨んでも恨んでも晴れぬ恨みがある!!」

総帥「今度はこちら側が攻撃する番だ!!地球人の力を見せてやれ!!」

兵士「おおおおおお!!」

・・・
敵・母星
・・・
異星人「何!?奴らは核を大量装備してやって来るだと!?」

異星人「不味いぞ!」

異星人「到着は2週間後だと!?」

異星人「威力は!?」

異星人「2Gt・・・オワタ*\(^o^)/*」

異星人「ちっ!!こちらも戦艦を配備しろ!!操作は機械にやらせろ!!」

異星人「奴らの戦艦を全て破壊するんだ!」

・・・

・・・

兵士「なあそういえばこの船って2gtもある核を4発背負ってるんだろ?」

兵士「一撃必殺じゃん。俺ら要らないよね?」

兵士「しかも、20隻配備だろ?」

兵士「あいつら降伏するんじゃね?」

ドーン

兵士「うわああ!!何だ!!?」

放送「攻撃を受けた模様。総員脱出ポットへ!!」

兵士「やべえ!!早く行くぞ!!」

放送「19艦隊の水爆が起動した模様。30分でこちらに衝撃が来る。10分以内に脱出ポットへ」

兵士「・・・うわあああああああ!!」

異星人「とんでもない物持ってきやがって・・・」

・・・
2ヶ月後
・・・
地球
・・・

兵士「久々だなー、こんなに長い平和が続くのは」

兵士「全くだ。敵に動きもねえし」

兵士「駆逐艦が来ようものなら、こっちが撃ち落とすしなw」

異星人(くそー、今に見てろ・・・もうすぐ新型の兵器が来る)

兵士「おい、あいつ・・・」

兵士「エルフ耳か」

兵士「まあエルフも異星人も人じゃねえし」

兵士「バーン!!」

異星人「う!!」ドサッ

兵士「掃除完了!」

兵士「こいつらのせいでよー、妹も父も親友も死んだ・・・」

兵士「見る度に頭に来る」バーン

兵士「地球の土になることすら許さん!!」ダダダダダ

隊長「辞めんか!!馬鹿者!!」

隊長「弾の無駄遣いはするな!」

兵士「すいません」

・・・
2日後
・・・
早朝
・・・
放送「全員直ちに起床!!直ぐに戦闘用意!!敵の規模はかなりの数である!!」

放送「繰り返す!!全員直ちに起床!!直ぐに戦闘用意!!」

男「!?」

友2「マジかよ!!」

男「輸送艦だろ!?何で撃ち落とさないんだ!?」

友3「何でもいいから早く出るぞ!!」

友1「おい!!あれじゃねえのか!?」

男「ちっ・・・久々にどでかいのが来やがったな」

兵士「ん!?」

兵士「やべえ!!大砲向けてきやがったぞ!!」

ズドーン!!

男「う、撃ってきた!!」

基地・兵士「うわあああああ!!」

友1「基地が攻撃を受けてるぞ!!」

友2「何でもいいから早く逃げるぞ!!」

男「ハアハア・・・なん・・な・んだよ一体・・・」

友1「何で撃ち落せないんだ?」

友2「何でもいいが、友3と離れた」

友1「くそ!」

男「とりあえず、無線を!」

男「ちっ。ダメだ。通じねえ・・・」

友2「とりあえず、避難ポイントに行こう」

友1「ああ」

男「かなり崩れたな」

友1「マジか。他に道はねえぞ?」

男「とりあえず、瓦礫を退かそうぜ」

友2「骨が折れるな・・・」

男「まったくだ」

20分後

友1「人一人は通れるサイズになったな」

男「・・・で、誰から行くんだ?」

友1「・・・」

友2「・・・」

男「・・・」

男「わかった。ジャンケンで決めよう」

友2「ああ」

男・友2・友1「最初はグー!ジャンケンぽい!」

男「・・・」

男「仕方ない。先に行くぜ」

男「よし、装備は拳銃とエネルギーカフ(手首に取り付けるやつ)、そして手榴弾と無線」

友1「安心しろ。こっちで見とくから」

男「当然だ。んじゃ」
ズズズ

友2「おーい、どうだ?」

男「あー、暗いな」

友1「懐中電灯忘れちまった」

男「安心しろ。ナイトスコープが・・・
Fuck!壊れてやがる!」

男「ちくしょう・・・」

男「ん?そういえば、エネルギーカフで俺の生命エネルギー使えるかな?」

男「うーん・・・物は試しだ!」

友1「あいつ、大丈夫かな?」

友2「なんかぶつくさ言ってる・・・俺が行くべきだったかな?」

ピカー!!

友2「うお!!?」

友1「見つかったか!!?」

男「安心しろ!俺が出してる!」

友1「光源は!?」

男「俺だ!」

友2「・・・」

友1「・・・ついに頭がやられたか」

黙祷

男「失礼な!!頭はイカレてねえ!!」

男「!?」

友2「どうした!?」

男「うあああ!!」

ザザザー・・・

友1「男!!?男!応答しろ!!」

ザザザー

友2「やべえぞ・・・」

ピーガガー

友1「男!!?大丈夫か!?」

男「あー、何とか。お前ら早くこっちに来い。友3とライヌが居た。それに他の部隊も」

友2「やったぜ!!」

友1「助かったー!!」

友2「ふう・・・」

友1「成る程。こりゃ叫びたくなるわ」

友1・2「頭から50mは滑り落ちるもんな!」

男「もう一回やりたいけどね」

友1「お断りだ」

友2「友3・・・無事で良かった!」

友3「ああ、心配かけたな」

友1「友3・・・」

友3「相棒・・・」

(バディを組んでおります。友3と友1。友2と男)

男「全員無事だな。さっさと行こうぜ」

友2「その前に、お前さっき光ったとか言ってなかったか?」

男「あぁ・・・」

男「これか?フンッ」

ピカー!!

友2「うお!!?眩し!!」

友1「目が!!目がーーー!!」

友3「やめい!!スタングレネードなみだぞ!!」

ライヌ「男君、やめてくれ。敵に見つかるぞ」

男「!!?」スッ

友1「あー・・・目が・・・」

友3「俺も」

男「エネルギーコントロールすげえな」

男「自分が発見したとはとても思えない」

男「だけど、このカフが邪魔くせえな・・・」

ライヌ「それを解決することもできなくはないけどね」

ライヌ「ナノマシンさえあればね」

男「ナノマシン!?あんなんでできるのかよ!?」

ライヌ「エネルギーコントロールなんて、個体の力で制御するもので、コンピュータには出来ないでしょ?」

男「そうか!だが、どうやってやるんだ?」

ライヌ「簡単だよ。エネルギーカフを指輪サイズまでに圧縮できれば」

友1・2(何言ってるのか理解できない)

男「出来ねえよ・・・」

ライヌ「できるさ。何のためのナーブギアだよ」

男「だけど、あの中にそんな情報は・・・」

ライヌ「大丈夫だって。気合でどうにでもなる」

男「・・・」

ライヌ「本気になるなよ。まあ原理は君に以前見せたあのルビーみたいなの覚えてるだろ」

男「ああ」

ライヌ「あれ、もともとビル一個分のサイズのコンピュータだぜ?」

男「えっ、何それ怖い」

ライヌ「何も、回路とかチップとかそんなのに頼らなくていいんだ」

ライヌ「液体状にすればいいんだよ」

男「!!」

ライヌ「分かった?」

男「ああ」

友1「男、そろそろ着くぜ」

男「そうか」

敵「車・・・地球人か!!」チュドーン

ドカーン

友1「うお!!?」

友2「なんてこった!!」

友3「何でもいいからさっさと戦闘!!」

男「友3!お前の武器だ!」

友3「おう!!」ダダダダダダダ

敵「やべ!!プロテクター大丈夫だよな!!?」シュシュシュシュ

敵「大丈夫そうだな」

友3「!?」

友2「馬鹿な!!?」

友1「弾が、触れた瞬間に分解されてる・・・」

男「こういうことかよ。奴らがこっちにこれたのは」

敵「そらどうした。もっと撃ってこんかい」

ライヌ「そうかい。んじゃこいつを喰らいな」

敵「ちょ、ま、rpgって」

ライヌ「あの世で待ってろ」

ドーン

敵「ぶべっ」

男「やったか!?」

友1「・・・」

男「プロテクターの部分だけ無事じゃねえか・・・」

友3「おえっ」

ライヌ「・・・新型のプロテクターか」スッ

男「どういうことだよ」

ライヌ「このプロテクターよく見て。ほら繊維が・・・」

男「やけに伸びる繊維だな」

ライヌ「それだけじゃない」ナイフ装備

ジャキッ

ライヌ「刺すことも出来ない」

ライヌ「しかもいつでもどこでも簡単に着脱できる」

友2「どういうことだよ」

ライヌ「ちょっとそいつのボディ持ってて」

友2「・・・」チラッ

友3(いいから持てよ)

友1(さっさと持てや)

男(ワクワク)

友2(何とも言えない視線が・・・)

ガシッ

ライヌ「ん、ありがと。んじゃ引っ張るぜ」

男「おい、破れちまうぞ」

ライヌ「いいからいいから」

ビリッ

男「おい!!」

ライヌ「とりあえず、破れ方を見てよ」

男「!!」

男(何だこの破れ方は!?漫画じゃあるまい)

男(しかも、元の形に再生して・・・くっついた・・)

友2「どうなってんだよこれ」

友3「おまけに内部についてるはずの血もねえじゃん」

ライヌ「これは、ナノマシンでできたプロテクター」

男「・・・」

ライヌ「僕たちの星はナノ技術が著しく発達してる」

男「確かにそうだったな」

ライヌ「連中、ついにこんな物を作りやがった」

男「恐ろしいな。ん?つまり、船の装甲もこれで?」

ライヌ「うん」

男「マジかよ」

友2「振り出しに戻っちまったな」

ライヌ「いや、解決策もある」

男「何!?」

ライヌ「だけどそのためにはエネルギーカフを体内に取り入れないと。ナノサイズにして」

男「無理だろ」

ライヌ「僕がいるさ」

男「そういう意味じゃねえ。研究所に行かねえと」

ライヌ「あー・・・なるほどね」

友3(アホの子だ)

男「研究所は地下だから多分大丈夫だと思うんだけど・・・」

友3「だが、どうやって行くんだ?瓦礫も退かさなきゃいけないし、敵の位置も分からない」

友3「その上、新型プロテクターのせいで奴らにはこちらの銃弾も効かない」

友1「一々、接触するたびにrpgぶっ放すわけにもいかない」

友2「それに、彼処に行くには2kmの移動が必要だ」

男「やっぱり諦めるしかないのか?」

ライヌ「あー・・・一ついいかい?」

友2「何だよ」

ライヌ「可能性がない訳じゃない」

友2「どういうことだよ?」

ライヌ「エネルギーコントロール。それは殆ど万能な力なんだよ」

男「それは知ってるが利用できない」

ライヌ「そこだよ。エネルギーコントロールで分子を分解して瞬間移動する。上手く行けば、あの中に入れる」

男「カフがあるんじゃ無理だろうが」

ライヌ「別に今すぐナノサイズにすることもできる」

友2「え?」

ライヌ「このコンピュータね。元はナノテクノロジーで出来てるんだ」

ライヌ「とりあえず、君達が発見したエネルギーコントロール。それを完全ではないが少なくとも今君達が左腕に着けてるもの以上には使える」

男「それにかけるしかないのか?」

ライヌ「まあね」

友3「どうするよ?」

友2「どうするったって身体が分子レベルで分解されるんだぞ?」

友1「戻る時肉になってたらどうすんだよ!」

男「だが、ここはかけるしかない」

友1・3「俺は反対だ!」

友2「俺は・・・行くよ」

ライヌ「決まったかい?」

男「あ、そうだ」

男「このプロテクターもコンピュータなのか?」

ライヌ「そうだが?」

男「じゃあ、この石にすることはできるか?」

ライヌ「何のためのナーブギアだい?」

男「済まない」(忘れてた・・・)

ライヌ「全く・・・君達は頭が良いのか悪いのか・・・」

男「・・・」

ライヌ「両方か」

ライヌ「さて、行こうか」

男「ああ」

ライヌ「では、2人とも。水を被ってくれ」

男「え?何故?」

ライヌ「・・・」ジト

男「ごめんなさい」(水を触媒にするんだった・・・)バサ

ライヌ「じゃあ、スイッチを入れるよ」キュイーン

男「うぐっ」

友2「うあああ」(まさかこれ程痛いとは・・・)

男(2回目からこの痛みは無くなるんだったよな!!?)

ライヌ(苦しそうだねえ・・・20秒は長いぞ・・・)

ピシイ!!

ライヌ「さあ、行こう!」

・・・
研究室
・・・

男 気絶

友2 気絶

ライヌ「流石に気を失うか・・・」

ライヌ「だが、起こさねば」

ライヌ「起きろ!!」ゲシッ

男「うっ!!」

男「はっ。生きてるのか!?」

ライヌ「辛うじて」

男「よ、良かった・・・」

ライヌ「まあ、この事はナーブギアに入れてなかったから教えよう」

ライヌ「母星では瞬間移動する実験をしていたんだ」

ライヌ「成功はしたはいいが、あまりにもコストがかかるために実用化はされなかった」

ライヌ「それにトップシークレットだったんだ」

男「何で知ってるんだ?」

ライヌ「今は亡き友人に聞いた話だ」

男「・・・コストって幾らするんだよ?」

ライヌ「生命体がいる星一つ分かな」

男「・・・」

ライヌ「さてと・・・」

ライヌ「ナノマシンを作ろう」

男「ああ」

友2 グデーン

男「いつまで寝てるんだよ」ペシッ

友2「うーん・・・はっ!」

友2「い、生きてる!!」

男「おう、残念ながらここは天国じゃない。地獄だ」

ライヌ「全くだね」

友2「俺はどっちも嫌だぜ」

ライヌ「ではやろうか」

ライヌ「まずはそのエネルギーカフを外して」

男「おう」

友2「はい」

ライヌ「水をかけよう」バシャ

ライヌ「さて、後はこの石で分解して液状にしてから体内に入れてしまおう」

20分後

ライヌ「以外だ。何で人体は20秒で分解できるのに、こいつらは20分もかかるんだ?」

男「神様でも分からないことがあるんですね」

ライヌ「僕は神じゃないがね」

ライヌ「では、覚悟はいいか?」

男「ああ」

ライヌ「腕を出しなさい」

ライヌ「静脈注射で体内に注入させてもらう」

男「・・・いよいよ、人間でなくなる時が来るのか・・・」

友2「安心しろ。俺もだ」

ライヌ「では・・・」じゅくっ

男「・・・」

ライヌ「20秒耐えろ。死ぬなよ」

男「・・・!!?」

男「うぐっ!!うがあ!!」バタバタ

友2「何が起きてるんだ!!?」

ライヌ「彼の体の隅々までにマシンが取り付いている」

ライヌ「免疫が拒絶してるんだ」

ライヌ「ショック死することは非常に稀だがある」

ライヌ「99%は死なないけど」

男「ハッハッハッハッハ・・・」バタ

友2「!!?ライヌ!!」

ライヌ「休ませてやれ。気絶したんだ」

ライヌ「次は君の番だ」

友2「ああ」

友2「うっ」

・・・

・・・
友3「遅いな・・・」

友1「俺たちも行けば良かった・・・」

敵「ん?地球人・・・いたぞ!!地球人だ!!」

友1「うお!!?」

友3「やべえって!!」

敵「ケケケケケケケケケ!!!」ダダダダダ

友1「気色悪い笑方だな・・・」

友3「無駄口叩いてないでrpg!!」

友1「よしきた!!」

敵「ん?気でも狂ったか?wwケケ」

友3「死ね!!」ズドーン

敵「効きやしないって・・・rpg囧rz」

敵「プゲラッ」ぐちゃ

友3「最後まで道化師な奴だったな」

友1「関わりたくない人種だぜ」

敵「何の騒ぎかと思えば・・!!」

友1「あっ」

友3「20体はいるぞ・・・」

敵「部下が一人死んだか・・・」

友1「やべえ・・・どうしよう・・・」

友3「ふん!!」

敵「何だよあいつは?」

友3「は・・・ァァァァァアアアアアア!!」

友1「何やってんだお前は!!」

友3「目を閉じろ!!」

友3「太陽拳!!」ピカー!!!

敵「うおおおおおお!!?」

敵「目が!!目がーーー!!」

敵「がああああああ!!」

友1(目閉じてるのに眩しいぞ!!)

友3「よし、俺に掴まれ!!逃げるぞ!!」

敵「誰か!!誰か追えええ!!」

友3「その前にもう一発くれて遣るぜ!!」

友3「rpg万歳!!」ズドーン

敵「ぐはっ!!」ベチャ

敵「うぎっ!!」ぐちょ

敵「アッーーーー!!」ドチャ

友3「ざっと7体は葬ってやったぜ!!」

ライヌ「さて、即席で40人分しか用意できなかった」

ライヌ「正直言えば、こんなんじゃ負ける」

ライヌ「他の星も救援には来ないし・・・」

ライヌ「最悪、こいつを取り入れた40人だけが生き残れるのかもな」

男「う・・・ん・・?」

ライヌ「気分はどうだい?」

男「水をくれると嬉しい」

ライヌ「ほらっ」

男「ありがとう」ゴクッゴクッ

男「!!?身体から煙が!!」

ライヌ「あー・・・体温が一時的に上昇してるだけだよ。湯気だな」

男「そうか・・・」

男「おかしくね?」

ライヌ「何もおかしくない。今の君の表面温度は43度だし。室内は18度だし」

男「んう?」

ライヌ「まだ頭が働いてないのか」

男「よく分からんが今の俺の体温は普通より高いという事だけは分かった」

ライヌ「それだけ分かれば十分」

ライヌ「さてと。新生・男君。立った今から君は人じゃなくなった。サイボーグだ」

ライヌ「練習する暇がないのは残念だが、ナノマシン自体が使い方教えてくれるから大丈夫だと思う」

男「お、おう」

ライヌ「早速だが、地上に戻ろう。もうすぐ友2も目覚める」

友2「あー・・・」ボー

ライヌ「よし、男君。君が瞬間移動するんだ。僕たちの手を握ってくれ」

男「おう。だがどうやって・・・」

ライヌ「望め」

男「はあ?」(元の場所に移動してくれ)

グイーン・・・!!

男「うお!!」

ピシュン

・・・

・・・

男「・・・」

ライヌ「これはマズイねえ・・・」

友2「おい、何で敵地のど真ん中に居るんだ?」

ライヌ「いや、場所は正確だよ。占領されたのか・・・」

敵「ん!!?手を挙げろ!!」

敵「お前・・・あの上に逆らって地球に島流しにされた奴じゃないか?」

ライヌ「そうだ。僕だ!!」

敵「こいつは驚いた。地上で見つけたらぶっ殺せと言われてるんだ。同胞殺しは好きじゃないが悪く思うな」

友2「破ァッーーーー!!」

敵「」べちゃ

ライヌ「何てことを・・・」

友2「どうした?」

ライヌ「どうしたじゃないよ。僕の目の前で同胞殺しをするなんて」

友2「お前はバカか?殺そうとしてきた奴を殺して何が悪い?」

友2「それに俺は兵士だ。兵士が敵を殺すのに理由がいるか?」

ライヌ「ああ・・・すまない」

男「行こう」

友2「ああ」

ライヌ「そうそう。最初に言っておくけど、ナノマシン取り入れた人どうしなら、通信機いらないからね」

男「え?つまりテレパシー?」

ライヌ「そういうこと。今からは極力喋るのを避けよう」

友2(おk)

男(友3と1を探しに行こう)

ライヌ(その前に、ここをどう抜けるのさ?)

友(・・・)

夏休みって素晴らしいですねえ
補習サボっても、単位は落ちないからねえ

男(さて、どうしたものか・・・)

友(これはあれだろ)

ライヌ(あれって?)

男(潜入任務を思い出すよな)

友(仲間がかなり死んだけどな)

男(さて、ではあの角を曲がるとしよう)

男(幸い、五感はナノマシンで強化されてる)

友(ところでライヌ)

友(あの、新型プロテクターって関節技は防御できるのか?)

ライヌ(できん)

男(してやったり)

友(そういや、体内に取り入れた時に光学迷彩が出来ると教えてもらった)

男(で?)

友(いやだから、ね?)

男(お前行けよ)

友(いや、そこは開発責任者のお前かライヌが・・・)

敵「ん?誰かそこにいるのか?」

男・友・ライヌ(・・・)

男・友・ライヌ(光学迷彩オン!!)

敵「んー?だれもいねえじゃねえか。気のせいか」

男(ゴクリ)

友(行け!!)

ライヌ(頑張れ!)

男(許せ!!天に召す我が父よ!罪を許せ!)

敵「・・・!!?」

敵「なに・・・モガッ」ベキ

敵「」

友(チートですなあww)

男「ハアハア」(緊張したぜ。久々に首を折った)

ライヌ(・・・何だろう。同族が目の前で殺されるのを見て、複雑だ)

男(さっさと、行こう)

友(その前に。そいつの通信機持ってこう)

男(そうだな)

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