絹恵「好き好き大好き」(140)

絹恵「なあお姉ちゃん」

洋榎「なんや?」

絹恵「放課後どっか出かけへん?」

洋榎「あー今日はあかんわ。先客がおるねん。すまんな」

絹恵「そ…っか。うん、じゃあまた今度な」

洋榎「おう」

絹恵「ただいまー」

雅枝「おーおかえり。洋榎は一緒ちゃうんか?」

絹恵「うん。なんか誰かと約束あるらしい」

雅枝「またか。最近あの子、その子とばっか出掛けてるな」

絹恵「え?お母さん知ってたん?」

雅枝「知ってるもなにも…いや、やっぱ知らんわ」

絹恵「え?絶対なんか知ってるやろ。教えてよ」

雅枝「ほんま知らんて。ほら、はよ着替えて晩御飯手伝ってや」

絹恵「うん…」

雅枝「ごちそーさん」

絹恵「ごちそうさま…」

雅枝「なんや元気ないやんか。なんかあったんか?」

絹恵「いや、お姉ちゃん遅いなあって」

雅枝「いつもこんなもんやろ。ほら、片付けるで」

絹恵「うん…」

雅枝「絹ー、お風呂湧いたし入りやー」

絹恵「私先宿題やるしお母さん先入ってー」

雅枝「お母さんもう入ったからはよ入りやー」

絹恵「後で入るー」


絹恵「…」

コンコン

絹恵「はーい?」

雅枝「まだ起きてんのか」ガチャ

絹恵「うん…宿題、まだ終わらへんねん」

雅枝「まだお風呂も入らんと」

絹恵「うん…もうすぐ終わるし、そろそろ入るわ」

雅枝「明日休みやからってあんま夜更かしせんようにな。お休み」

絹恵「うん、わかってる。おやすみ」

バタン

カチッ カチッ カチッ

絹恵「」チラ

『0:48』

絹恵「……お姉ちゃん、遅いな…」

カチッ カチッ カチッ カチッ

絹恵「……なにしてんのやろ」

絹恵「………」コクッ コクッ

絹恵「あぶな、寝かけてた…」

絹恵「…はよお風呂入りたいな……」

ガチャ

絹恵「!」ガタッ

タッタッタッタッ

ガチャ

洋榎「おう、絹まだ起きとったんか」

絹恵「う、うん、宿題やっててん」

洋榎「ほうか。はよ寝えや」ガチャ

絹恵「あ、お姉ちゃん」

洋榎「ん?」

絹恵「私今からお風呂入んねんけど、良かったら一緒に入らん?」

洋榎「いや、さっき友達ん家でシャワー借りたしええわ」

絹恵「そ、そう…なんや、あはは…」

洋榎「ほなな、おやすみ」バタン

チャプン

絹恵「……」

『友達ん家でシャワー借りたし』

絹恵「……誰の家やろ」

絹恵「最近お姉ちゃんとすれ違ってばっかやなぁ」

絹恵「でも明日から休みやし、お姉ちゃんも二日間ずっと忙しいはずないやんな」

絹恵「よし!」

キヌ…テ

絹恵「んー…」モゾ

ハヨ…キテ

絹恵「んー…なにがー…?」

洋榎「きぬ!早よ起き!」ユサユサ

絹恵「…あ、お姉ちゃん。おはよう」

洋榎「おはようちゃうで!一大事や!」

絹恵「もー、どしたん?」

洋榎「おかんがおらへん!」

絹恵「昨日ミーティングて言うてたやん」

洋榎「聞いてへんそんなん!」

洋榎「だから早よ起きて!」

絹恵「ええけど、どないしたん?」

洋榎「…お腹減った」

絹恵「あ…」

洋榎「そういうこっちゃ!」フンス

絹恵「…ふふ。はいはい、すぐ起きるからリビングで待っててな」

洋榎「すぐやで!超特急やで!」バタン



絹恵「…起きよっ♪」ガバッ

絹恵「はい、どうぞ」コト

洋榎「焼き魚に納豆!やっぱ絹はわかってるな~」

絹恵「ふふ、伊達に14年間一緒に生きてきてへんよ」

洋榎「さすがウチの妹やな!ほないただきまーす」

絹恵「」ジーッ

洋榎「ん?なんやじっと見て。早よ食べえや」

絹恵「うん、食べるよ」ニコッ

洋榎「? 変やの」モグモグ

洋榎「ごっそさん!」ガタ

絹恵「え、もう部屋戻るん?」

洋榎「友達と約束しとるから早よ出なあかんねん」

絹恵「!……そう、いってらっしゃい」

洋榎「おう!」バタン


絹恵「……お姉ちゃんのアホ」

絹恵「朝ごはんくらいゆっくり食べてってもええのに」

絹恵「お姉ちゃんのアホ」

絹恵「アホ」

絹恵「あほんだら」

絹恵「嫌い」

絹恵「大っ嫌い」

絹恵「…やっぱ今のなし」

絹恵「……はぁ」

絹恵「……」ガタッ

ガチャ バタン

絹恵「……出て来てしもた」

絹恵「お姉ちゃんがどこ行くかも聞いてへんのにどうしよ…」

「あれ、絹恵やん」

絹恵「はい?」クルッ

浩子「こんなとこで会うなんか珍しいな。なにしてん?」

絹恵「浩子!奇遇やなあ!」

浩子「洋榎は一緒やないん?」

絹恵「……うん」

浩子「……はっはーん」

絹恵「?」

浩子「どうせ洋榎が朝から出掛けてったから気になってつけてきたんやろ」

絹恵「……」ダラダラ

浩子「図星か」

…………

浩子「なるほど、それは怪しいなぁ」

絹恵「やろ!?あのお姉ちゃんが休日に私より早よ起きてしかも朝から出掛けんねんで!?ぜっっったいなんかあるって!」

浩子「わかったから落ち着き」

絹恵「」フーッ フーッ

浩子「で、洋榎がどこ行ったか聞いてんのか?」

絹恵「う…」

浩子「……はぁ」

浩子「洋榎が行きそうな場所とかわからん?」

絹恵「全然見当つかへん。いっつも家でゴロゴロしながらテレビ見てるもん」

浩子「いつぐらいからその"友達"と出かけるようになったか覚えてる?」

絹恵「一ヶ月前くらいからやろか」

浩子「それから家でボーッとしてたり、心ここに在らずみたいな状況はなかった?」

絹恵「そういえばいつもよりボーッとしてる時間増えたかもしれへん」

浩子「はぁ…ほんなら答えは一つや」

絹恵「さすが浩子!こんだけのヒントでわかったんか!」

浩子「」グッ

絹恵「なに?なにがグッドなん?」

浩子「男やな」

絹恵「あはは!……は?」

浩子「平日は毎日夜帰り。家にいるときは今まで以上にボーッとしてる。休日は朝早ようから出かける。トリプル役満やないか」

絹恵「もー冗談きついなぁ浩子は」

浩子「ほんなら確かめてみるか?」

絹恵「…望むところや。お姉ちゃんが男と縁あるわけない!」

浩子「」ピポパ プルルルルル

絹恵「誰にかけてんの?」

浩子「あもしもし洋榎?」

絹恵「ちょ!?」

ピッ

絹恵「な、なんて?」

浩子「いやー、なんというかなぁ」

絹恵「なんよ?」

浩子「いや、うん。あ、そうやこれから昼食べに行かへん?うんそれがええわ。ほな行こか」グイグイ

絹恵「え、ちょ??」ズリズリ

浩子「おごったるから」

絹恵「そういう問題ちゃうんやけどなぁ…」

浩子「ほら、着いたで」

絹恵「うわ……」

浩子「入るで」

絹恵「ちょ、ちょっと待って!私こんなカッコでこんなお店入れへん!」

浩子「はぁ?ドレスコードなんかあらへんから安心し」

絹恵「いやそういうことやなくて!」

浩子「はいはいわかったから入ろうねー」グイッ

絹恵「きゃー」ズリズリ

絹恵「意外とラフな人が多くて助かったわ…」

浩子「だから言うたやろ。それよりもあそこ、見てみ」

絹恵「え、なに……ってお姉ちゃムグゥ

浩子「アホか!ばれたらどうすんねん!」

絹恵「え?内緒でここ来たん?」

浩子「そうや。洋榎と電話してる時にそれとなく周りの風景とか聞いたりして特定したんや」

絹恵「犯罪的な推理力やな…」

浩子「そんなことはええねん。それより洋榎と一緒に座ってる人…」

絹恵「ん……家用のメガネやからよう見えへん…」

浩子「……あれは末原さんや」

絹恵「え…?でも髪の色黒いように見えるけど…」

浩子「もー、あんた目ぇ悪すぎやで!どう見ても末原さんやん!」バンバン

絹恵「いたいいたい!…まぁでも…そっか…末原先輩か」

浩子「じゃあ答えもわかったとこやし、そろそろ出よか。行くで」グイグイ

絹恵「え?ちょっとくらい声かけても

浩子「ええから!……行くで」

絹恵「え?う、うん…」

絹恵(浩子…?)

絹恵「別にあんな慌てて出て行く必要なかったんちゃう?」

浩子「いやーあのままいたらあんたがあの二人の邪魔しそうやったから」

絹恵「そんな野暮なことせえへんよ。あの二人は親友やねんから。でもちょっと挨拶くらいさせてくれてもよかったやん?」

浩子「まぁそやなぁ、すまんすまん」

絹恵「じゃあ私こっちやし。また暇な時あそぼな」

浩子「絹」

浩子「今日のこと…もう探りは入れんようにな」

絹恵「? なんで?」

浩子「……あんたの為や。ほなな」

絹恵「う、うん…」

絹恵「ただいまー」ガチャ

シーン

絹恵「お母さんまだ帰ってへんのか」

絹恵「お姉ちゃんは…末原先輩の家行ってから帰ってくるやろうし、遅なるやろな」

ガチャ

洋榎「ただいまー」

絹恵「あ、お姉ちゃん。おかえり、早かったやん!」

洋榎「ああ絹か。オカンは?」

絹恵「まだ帰ってへんよ。多分遅なると思うし先私らで晩御飯食べよっか」

洋榎「いや、またすぐ出掛けなあかんから晩は外で食べるわ」タタタ

ガチャ バタン

絹恵「……仲良えな、あの二人」

絹恵「…ん?」

絹恵(家の前にバイク止まってる。見かけへんやつやなぁ)

ガチャ

洋榎「ほな行ってくるわ!鍵閉めといてなー」

絹恵「お、お姉ちゃん!」

洋榎「なんやな」

絹恵「さっきと…同じ人?出掛けるのって」

洋榎「は?」

絹恵「あ…っ!」

洋榎「……なんで知ってんねん」

絹恵「いや、あの」

絹恵「ごめん、お姉ちゃん…たまたまお姉ちゃんと末原先輩が一緒にお店にいるとこ見てしもてん…」

洋榎「は…?恭子と?」

絹恵「うん…」

洋榎「ウチは恭子とは会ってへんで?それほんまにウチやったんか?」

絹恵「え…?」

絹恵(どういうこと?あれは末原先輩やなくて…いや逆にあれがお姉ちゃんやなかった…?)

洋榎「変な絹。ほな」バタン

絹恵「…どういうことや?」

ブロロロロロ

絹恵「ん?お姉ちゃんがさっきのバイクに……って!?」


プルルルル

浩子「はいもしもし。あ、絹恵?どないしたん?」

絹恵『浩子……お姉ちゃんが…』

絹恵『…男の人と出掛けてった…』

絹恵『さっき喫茶店でお姉ちゃんと一緒にいた人とちゃうの…?』

絹恵『なぁ、浩子…』

浩子「………」

絹恵『……嘘つき』

プツッ ツーツー

浩子「…アホ」

洋榎「ただいまー」ガチャ

絹恵「おかえり」

洋榎「おおう、まだ起きとったんかいな。もう丑三つ時やし早よ寝んと呪われるで?」

絹恵「それやったらお姉ちゃんも呪われるで?」

洋榎「ウチはそんなん信じてへんから呪われへん」フンス

絹恵「どんな理屈よそれ」アハハ

洋榎「まだお風呂残ってる?」

絹恵「さっき入ったとこやしまだあったかいよ」

洋榎「そか、ほな入らせてもらうわ」タッタッタ

ドサッ

絹恵「もー、また荷物放ったらかしにして…ん?」

絹恵「あれ、なんか落ち…なんやろこれ」

ヌルッ

絹恵「うわっ、なにこれ……しかもめちゃ臭い…」

絹恵「お姉ちゃんまだお風呂入ってんのかな…いくらなんでも遅すぎる気が」

絹恵「お姉ちゃーん、まだ入ってんのー?」

シーン

絹恵「…寝てんのやろか」ガララ

洋榎「う…おえええ…」

絹恵「お姉ちゃん!?どうしたん!?」

洋榎「わからん…気持ち悪い…おえっ」

絹恵「ちょっと待っててや!お母さん呼んでくるから!」ダダダダ

病院

雅枝「よう風呂場見に行ってくれたことやわ。おおきにな、絹」

絹恵「ううん…もっと早く気付いて見に行ってれば…」

雅枝「今さらそんなん言うてもしゃあない。今はお医者さんに任せよ」

絹恵「うん…」

ガチャ

医者「ご家族の方、どうぞ中に」

医者「どうぞ、お座りください」

絹恵「あの、姉は大丈夫でしょうか?」

医者「今から説明しますので、どうぞ」

絹恵「はい…」ギシ

雅枝「…」ギシ

医者「端的に申し上げると、娘さんは妊娠されています」

絹恵「…………え?」

雅枝「……」

医者「本人には自覚がなく、周囲の方も気付かれていなかったようなので、これからは

バンッ!

絹恵「…冗談はやめてください」

医者「残念ながら事実で

絹恵「冗談は!!!!!」

絹恵「……誰の子ですか」

雅枝「絹」

医者「さすがにそこまでは把握できませんが…なにかお心当たりはありませんか?」

絹恵「そんなもん……っ!?」

絹恵「……いえ、ありません。失礼します」タッタッタ バタン


雅枝「…娘は今どこに?」

医者「ご案内します。こちらへ」

プルルルル

浩子「はいもしもし。あ、絹恵…」

浩子「え、あの男の人を特定?できんことはないけど、なんで?」

浩子「いいからって…そんな剣幕で言わんでも」

浩子「ちょっと情報少なすぎやわ。洋榎にちょっと詮索入れられへん?」

浩子「できひん?…まあ無理にとは言わんけど。せめてバイクのナンバーとかわかったら……え?知ってる?」

浩子「…わかった。あとでちゃんと事情説明してや」

ピッ

絹恵「ただいま」ガチャ

シーン

絹恵「…お母さんまだ帰ってへんのや」

絹恵「……」ガサガサ

絹恵「……あとは浩子の連絡を待つだけや」

ブロロロロロ キッ

絹恵「!?まさか…!」ダッ

絹恵「あ…あ……」

絹恵「あいつや……!!」ギリッ

絹恵「なんも知らずにのうのうと…!」

絹恵「」ガサガサ

シャキン

絹恵「……やる」

絹恵「…てやる」

絹恵「殺してやる」

ガチャ

バタン

パシン

絹恵「…っ!」

雅枝「このアホんだら!!!自分が何したかわかってんのか!!!」

雅枝「あんたの気持ちは痛いくらいわかる!でもな、人殺しだけは絶対にやったらあかん!!」

絹恵「お母さん…でもあいつは…あいつは……!」グスッ ヒック

パシン

雅枝「このアホ!!!人殺したらあんたにも罪ができるんやぞ!!!」

絹恵「私はどうなったってええ!お姉ちゃんをめちゃくちゃにしたあいつを消せるなら、どうなってm

ギュッ

絹恵「!?」

雅枝「…なんでお母さんに一言相談せんかったんや」

絹恵「ーーーーっ」ポロポロ

絹恵「お母さん…ごめん……なさい…ごめんなさい……」ポロポロ

雅枝「大丈夫や。お母さんがなんとかしたる。絹は何も心配せんでええ」

絹恵「お母さん…!」グスッ ヒック

雅枝「辛いことさせたな。ごめんな」ギュッ

絹恵「…うっ…うううううううあああああああああ!!!!!!」ポロポロ

チュンチュン

絹恵「ん…ふあああ……」ゴシゴシ

絹恵「なんでリビング……」

絹恵「あ…そっか、昨日あのまま疲れて寝てもうたんか」

絹恵「昨日はいろんな事がありすぎて……」

絹恵「」ジワ

絹恵「お母さーん?」

シーン

絹恵「…お姉ちゃん……」グスッ

プルルルル

絹恵「はい、もしもし」

浩子『絹恵!!どういうこっちゃ!?説明せえ!!』

絹恵「浩子……」

浩子『おばちゃん何したんや!!』

絹恵「え?お母さん?なんもしてへんけd

浩子『とぼけんでええ!!朝のニュースで見たんや!』

絹恵「はぁ?なにを?」

浩子『府警に逮捕されたんや!!』

絹恵「……え?」

絹恵(浩子の話によると、お母さんは今朝一番で近くの警察署に出頭。殺人及び遺体損傷で逮捕)

絹恵(遺体とあの男とはDNAが一致。男の親戚が遺体を受け取りに来たらしい)

絹恵(…お姉ちゃんに顔向けできひん)

ウィーン

看護師「いかがなされましたか?」

絹恵「あの、304病室の愛宕洋榎の家族の者です。面会大丈夫ですか?」

看護師「……こちらへ」

ガラッ

絹恵「え…?あの、姉はどこへ

院長「誠に言いにくい事なのですが、本日未明に屋上から身を投げられ、亡くなられました」

看護師「見回りの者が最後に見た時刻の直後だったそうです」

院長「……こちらにも責任があります。申し訳ございません」

絹恵「…姉はどこにいるんですか?」

院長「……残念ながらお見せすることはできません」

絹恵「姉はどこですか?」ギロ

院長「ですから、ご遺体はかなり損傷が激しく

グイッ

絹恵「…案内してください」

ガチャ

絹恵「どれですか?」

院長「…こちらです。しかしやはりお見せすることは

バサッ

院長「!」

絹恵「お姉ちゃん、会いに来たよ。遅くなってごめんな」

絹恵「私、お姉ちゃんの仇討ったで。お姉ちゃんを傷つけた分、あの男もグチャグチャにしてやったで」ニコッ

絹恵「…でもな、お母さんが私を庇って嘘の自主してしもてん。全部私のせいやわ。ごめんな」

絹恵「お姉ちゃん…あったかい」ギュッ ベチャ

絹恵「一人でさみしかったやろ?でももう大丈夫やで。今からそっち行くから待っててな」

絹恵「なあ、お姉ちゃん」

絹恵「大好き」

--------


おわり

保守支援ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom