上条「お前はアニェーゼ・サンクティス!ということは、ここはイギリス清教の施設か?」
アニェーゼ「イギリス清教、残念ですがあんなカトリックを名乗る資格もない
異端どものエセ十字教の施設とこの場所は違います。」
アニェーゼ「なぜなら、この世に唯一神の真実の教えを信じるローマ正教の
本拠であり、世界最強の霊地の一角でもあるヴァチカン内にあるんですから。」
アニェーゼ「ようこそ、上条当麻、歓迎してエスコートしてあげますよ。」
アニェーゼ「---ただし拷問というなのですがねーーー」ニヤニヤ
上条「なっ!」ゾクリ
アニェーゼ「ここは、嘆きの牢獄っていうんですよ。イスラエルにある十字教の一応は母体
でもあるユダヤ教の神殿の一部を嘆きの壁というにちなんでだそうです。」
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アニェーゼ「ユダヤ人は、それを見て嘆くそうですよ。ユダヤ人は、歴史的に見て
艱難辛苦の連続でした。ユダヤ人はイスラエルに紀元前に住み着いたものの、
ユダヤ人のなかでもっと住みよい環境はないのではないかと探しに出た
一派は、エジプトにつき奴隷にされ、アケメネス朝ペルシアによって助け出されるものの、
新バビロニア王国にバビロン捕囚といって首都バビロンに連れ出され、奴隷にされ
最近だとナチスドイツによって虐殺された・・・・」
アニェーゼ「今でもパレスティナ人と国を持たなくなった民が再度国を得るという
幸せを得たのに、祖先の地に帰ってもそこに先住民がおり、対立を受け、ヨーロッパでもそれ以前
から弾圧を受けた・・・・・フフフいい気味ってもんです。」
アニェーゼ「主の御子たるイエス様を殺したのがユダヤ人なんだから、その報いは受けて当然だと思いませんか?奴ら、
ユダヤ人がイエス様の教えがユダヤ教の教えに反するといって、ローマ帝国を動かし、ゴルゴダの丘で
衆人環視のなかで他人に見られながら死ぬという辱めをイエス様に与えやがった!」
アニェーゼ「そんなやつらは、地獄に全員落ちて地獄の業火をもって
その身を焼かれちまえばいいってもんです!直接ナイフを持って殺したのは私たちローマ民族ですが、
そのナイフを操った下手人たるユダヤ人のほうが重いそう思いませんか?」
上条「・・・・そんなことはない。確かに崇めてる大切な人を殺すよう仕向けたのはユダヤ民族なのかもしれない。
だけど、何千前のことだし祖先がやった罪を盾に一方的に人を差別し、傷つけて言い訳がねえ!
そんなのが神様の教えだっていうならおれは絶対に認めない!」
アニェーゼ「まあ、その解答はわかりきってましたよ。ブッディズムなんて異端の教えが
はこびる東洋のなかでももっとも劣った信仰心、いえ本当に信仰心を持っているのか
疑わしい穢れた劣等種の日本人のなかでももっともあなたは神の教えから縁遠い
馬鹿みたいですからね。これだから東洋のサルは・・・・・・・・・・・
まあ私を殴ったみたいに臆病ものだらけの日本人の中では気骨があるようだと認めますよ。」
アニェーゼ「そんなあなたがいいこえで啼き、無様にわめいて許しを請う姿を思い浮かべるだけで、
身も心もトロケちまいそうです。」ジュルリ
アニェーゼ「ああ、話がそれちまいましたね。ユダヤ人にとってはその歴史は、艱難辛苦の歴史にみち、
栄光は過去にあるしかない。ダビデ王とその息子のかの偉大な悪魔使いの魔術師ソロモン王の統治を受けていた
頃が最も幸せだったんでしょうね・・・」
アニェーゼ「その栄光に浸りたくても過去の最盛期に建てられた自分たちの信奉する
私から見れば邪教とはいえ宗教のかつては荘厳だった神殿の破壊されたありさまを見て、
過去の栄光にも浸れず、それを見たユダヤ人は嘆くしかない。」
アニェーゼ「それと同じで、真のローマ正教徒でありかつどろどろに濁った裏を知り尽くしたものは
嘆くことはありませんが、ここに収監されるローマ正教に愚かしくはむかったものは嘆くしかないんです。」
アニェーゼ「---だってここは、絶対に脱出不可能な捕虜どもを徹底的に拷問し、みせしめのために
殺し、拷問を受けて日の光を見ることなくその躯をさらす牢獄ですからーーー」
アニェーゼ「長く喋りましたが、捕虜が生を受けたことを後悔するような責め苦を追われる施設だから
嘆きの壁ってことですよ。ああそれと安直と思うかもしれませんが、舐めないほうがいいですよ上条
当麻!触れただけでその汚さ、邪悪さがうつってきそうな度底辺の敵にも一応は苦しみとともに
祝福を与える神さえも祝福を与えるのをためらうような糞の塊が!
ここから笑って出て行った捕虜は、ヴァチカン数百年の歴史の中でいやがりません!」
上条「何が目的なんだ、俺を理由もなしに浚ったりしないよな。」
アニェーゼ「目的は、当然ありますよ。一つは単純にあなたをいたぶりたいから。私が
受けた指令を達成することが間違いだと気付かされたことは、とっても感謝してます。
だけど、あなたのよごれのこびりついた手なんかで、殴られた痛みだけは許せません。」
アニェーゼ「仮は返さないと気が済まないんです、それも受けた仮を受けた仮以上に
してね。」
上条「サイテーなことに俺は、お前がサディストだって知ってたけど実際大した
ことないと思ってたよアニェーゼ。だけど、どうやら違ってたみたいだな。」
上条「お前は、出会った時の一方通行みたいな糞野郎だ・・・・他人をいたぶるのが趣味の
最悪の趣味をしたカミジョーさんがもっとも関わりになりたくない女ですよ。」
アニェーゼ「おほめにあずかってどうも。それと、ローマ正教に返り咲くことですよ。部下ともどもね。
私の過ちとそして私一人ならまだしも部下を殉教者にせざるをえない状況でしたから、オルソラ・アクィナス
と天草十字教の地上からの抹殺、法の書の回収は取りやめましたが、組織としては
裏切り者を消すしかないのはわかりますよね、その脳みそが詰まっているかわからない頭でも。」
上条「ど~せ、カミジョ~さんは、バカってわかってますから低能なんていわれても気にしませんよ。」
アニェーゼ「私は、イギリス清教なんて異端の巣、カトリックを名乗るのもおごがましい
奴らのもとでもとから働くなんてつもりは鼻からなくて、バれないようローマ正教とコンタクトを
とって返り咲けないかこっそりと清教内にいながら交渉を行いました。世界のどこかでのたれしんでるだろう反逆者
アウレオルス=イザードと同じように。状況はまるっきり逆ですが。」
アニェーゼ「そして、その交渉の結果見返りをいくつか渡すことで組織に再び返り咲けると保障をうけました、やはり無駄な努力なんてないということです。まあ死ぬのはまっぴらごめんですから、今もヴァチカンから脱出できるよう手筈は整えてやがりますけどね。イギリス清教にいたころに
いつでも脱出できるようにしたり、部下ともどもある日起きたら牢獄の中なんてことがないように気を付けていたのと同じように。神のために戦って死ぬならともかく、教会が神の代弁者といっても教会に殺されるのは
私の望みではない。」
アニェーゼ「見かりの一つは、もう済みました。ローマ正教の内情や貴重な戦力を知りたいなんて
魂胆が見え見えでしたが、組織を追われ私は仕方がなくイギリス清教のリクルートなんて飲みたくない
手段をしたがなく飲みました。あれは、私が一生恥じなきゃならねえことですよ、異端どもに
上下関係を強いられたんですから。」
アニェーゼ「だけど、ローマ正教の人間を組織に雇れたのは奴らの大ポカ、最悪の悪手ってもんでした。イギリス
清教の防諜体制もなかなかでしたけど、私がここにいる時点でやつらよりも私が有能で奴らが無能って
証明してるでしょうが!」
上条「ローマ正教にネセサリウスの情報を提供したり、協力者を設けることか?」
アニェーゼ「ご名答です、パンパカパ~ン。低能に見えてなかなか低能じゃありませんね、
ああこれ褒め言葉じゃありませんから。けなしてやがるってことです。」
アニェーゼ「すべて持ち出すことは不可能でしたけど、イギリス清教の実戦部門ネセサリウスの戦闘要員の
顔写真と弱みになるだろう戦闘能力を持たない奴らの家族、イギリスご自慢の魔導鎧の製法に関するデータ
幾つかに、如何な防衛態勢を敷いているのかと拷問・虐殺の文化と言っている
奴ら伝統の拷問方法・・・・・それと金なり純粋に清教の教えに絶望したしやがった
人間をローマ正教徒として非公式に認めることで中から情報提供してくれる人間を確保しました、それも相応。もちろん協力者が本当に信用できるかは、
これからもその情報が正しいか精査しないといけませんが、内部にスパイがいるのは厄介でしょう。誰がスパイで味方なのかわからなければ疑心暗鬼となり味方を不審の目で見、まともな行動もとれず
まともな行動をとろうとすれば、情報も筒抜けになる・・・・奴らの慌てふためく顔はみものですよ。」
アニェーゼ「いやあ、戦闘要員としちゃ当然心理戦のテクニックを身に着けないとやってられないんですよ。
アジテーションや交渉、戦闘時に相手をパニック状態にさせるとかそういった手法を
身に着けてないやつは三流ですよ、ド三流。学園都市の暗部なんて戦闘能力が強いだけで
それ以外の技術身に着けてないような、私にいわせりゃ頭のいいとんだ筋肉バカどもの吹き溜まりだ。」
アニェーゼ「獅子身中の虫なんてことわざが東洋にありやがりますが、東洋のものにしちゃ
いいことわざだってことは認めてやるよ。いくら獅子が強くても内部からやられちゃあ、
対処しようがあるわけないってもんですよ。私をリクルートしたことを
後悔すればいい、今頃後悔してもとんだ手遅れですけどハハハハハハ!」
上条(こいつ、完全にくるってやがる、くるってるぞ!出会ったころの一方通行だって妹達を殺しまくってたけど、
それでも自分の恐慌を本心じゃ止めてもらいたがってた・・・・)
上条(左方のテッラが自分の信じる宗教のために人殺しをしてもものを壊したのと同じで
罪悪感を一切抱かなかったのと同じで、ローマ正教を信じてるやつ以外は殺しても
構わないと思ってる・・・・・壊れてるよこいつ・・・・)
アニェーゼ「そして、第二の条件はあなたの確保です。あなたをこちら側にすることは、極めて重要な戦力を
確保すると上は判断してみるみたいですからねぇ。私はあなたを今すぐ、一瞬のうちに殺されるから苦痛を味わうような
死じゃなくてなぶり殺しにして痛さに発狂しそうになりながら、殺してやりたいんですが。」
アニェーゼ「しってます、人間って私も何度も見てますけど体から内臓や血液がどぱっと体外にふきでた状態でも、
ピクプクのたうちながら生きてられるんです、あの生き汚さはサイコーですよ、だってそんな状態でも
生きてられるなら相手の腹をかっさばいて内臓を切り刻むような行為したってすぐに死なないってことですから!」
アニェーゼ「くされナチスが、人体実験で麻酔なしで切開してメスを使って使った開腹手術をしたみたいに!
ああ、私も何度かやってみましたが、人の体を切り刻むのってそれだけで恍惚を最大限あじあえちゃいます。」
上条「・・・・・・・・・・・お前は敬虔な神の信徒じゃなくて、悪魔がお似合いだ・・・・」
アニェーゼ「悪魔がお似合い?なにいってんですかね、この東洋人は?やっぱ頭にミソ足りてないんじゃないですか!」
アニェーゼ「あなたが親しくしていたステイル=マグヌスも、神裂火織も、天草十字教の人間も、
一見甘く見えるイギリス清教の人間も実際は人殺しをしやがってるんですよ。たとえ敵に慈悲をかけ、
殺さずに見逃そうとも、信仰を盾に虐殺何てやらなかろうが、殺された側にはそれだけで悪魔じゃないんでしょうか?
奴らも私と同じで、悪魔なんですよ。もっともあなたにもそういう認識はあるんでしょうが、認識
見直したほうがいいんじゃないですか?私を悪魔っていうんなら、彼らが殺した人間からすれば悪魔である彼らを
悪魔として認めないことで、死者の苦しみをあなたはとぼしめている。」
アニェーゼ「そして私は、悪魔と言われようが構い増しませんよ・・・・・・・どうせ、主の御心のために
主の敵と戦うという事情があろうが、それは本来の主に反した行い・・・・・・・・だから、私は
地獄いきが決定しやがってるんです。」
アニェーゼ「私は、それでも主の敵のために殺人という禁忌も拷問という禁忌だって手を汚すことに
ためらいはありませんよ。私は主の敵の戦い、そのために教えから最も
遠いところに遠ざかっても構いません、地獄にいても私は私の行いを後悔しません。」
アニェーゼ「むしろ、無謀だろうが裏切り者のサタンを、ルシフェルをブチ殺して首を
むしりとってお手玉にしてやる!」
アニェーゼ「あなたからすれば悪魔に見えようが、私は自分が悪魔であると認識しながら悪魔であると
振る舞います。もちろん、私はサディストですからね、自分が相手を殺すたびに傷つけるたびに
電撃みたいな快感が全身を駆け巡ることを否定しませんよ。」
上条「理解できないな、そこまで神のためにやるなんて・・・・自分が行っていることが
間違いだってわかってるのに神のために間違いを犯す!普通なら間違いってわかってるなら、
それをやめるべきなんじゃないのか?!」
アニェーゼ「人それぞれってことですよ、人間の行動原理なんてのはね。とにかく、私はあなたを確保するよう命令を受けました。
ローマ正教の戦力として貴重だそうですから。とくに幻想殺し、あれは素晴らしい。」
上条「幻想殺しなんて、大した力じゃない。ただの能力を無効化するってだけの不幸を呼ぶだけの右手ってだけで、
別に似たような力ならほかに探せばいくらでも・・・」
アニェーゼ「確かに魔術を無効化する類のものはありますよ。呪文詠唱中に
呪文詠唱に割り込み、魔術の発動を阻止するもの・・・・・・・魔力の流れに干渉し魔術を無効化してしまう・・・
これの応用で、魔術の性質を無害なものにしたり、威力を抑えるものとかいろいろ世界には探せば
それこそ無効化できる能力なんてものはあります。」
アニェーゼ「だけど、それにしても限界や法則はいくらでもある。無効化するといっても術者の力量や使用する魔術の種類、無効化手法の開発されていない魔術、無効化にしたって規則性があるにきまってるじゃないですか。
それなのにその規則性を無視し、あらゆる能力を問答無用で力を失わせてしまい、そのうえかつ絶対に
無力化できないだろう超能力やあまつさえ天使の力さえないものにしてしまう。」
アニェーゼ「そんな力がただの無効化だけで価値のないなんてのは、よっぽどおめでたい頭してんですね。低能じゃなくて、能力を一切持たない無能、言葉を話せるだけの思考力のないチンパンジーですか。」
アニェーゼ「それを使えば敵対する勢力の持つ戦力たる魔導書をノーリスクで破壊できる。もしも敵が鎧のような身体能力を強化しうる霊装を着ているならば、それを使えなくしてしまえば中の人間の実力にもよるものの
戦力を抑えることができる。敵施設を攻撃する際に結界を迅速に破壊して、敵に対して強力な火力を集中できる。」
アニェーゼ「それに加えてあなたは今まで幾多の魔術師を蒙ってきた。それの勝因を見れば、あくまで一対一に近い環境や何らかの支援があったことも大きい。それでもローマ正教の未来の枢機卿ポストだった私も知らなかった
最高戦力神の右席にさえ勝ちました。」
アニェーゼ「魔術師は戦闘的な能力を持っていても、体力は低いことは多い。幻想殺しを使えば、その体力の低い
魔術だのみの魔術師との戦いにおいて有利にふるまえる。体力の高く身体能力の高い魔術師にしても、
支援や多人数と組み合わせれば勝ち目は出てくる。それに目をつけて幻想殺しをもつあなたは、
上は期待しているみたいです。」
アニェーゼ「命令であって返り咲くためだから従いますが、くせえ匂いがぷんぷんするゲロまずの従いたくないような命令で本心じゃ従いたくありませんし、
私は理性はともかく幻想殺しの優位性があってもカスだとおもってますがねあたなを!」
アニェーゼ「ああ、救援は期待しない方がいいですよ。何故なら救援とはさらったのが何者か
がわかるからできるのであって誰がさらったか分からなければ、助けなんてきやしやませんよ。」
上条「どういうことなんだ?低能の私目にもわかるよう説明していただけませんか。」
アニェーゼ「学園都市とイギリス清教は、実は裏でつながってましてね、
裏でつながってるってことはその実腹の探り合いをやってるってことです。ブラックすぎしてむけやけ
しちまいそうな。私は平気ですが。」
アニェーゼ「その探り合いで学園都市全域に滞空回線なんて悪趣味丸出しのものが
最近になって張り巡らされてやがるって気づいちまったんですよ清教は。SFでいう
ナノマシンで監視カメラを学園都市一帯に張り巡らして、例えクソしてようが、
神の意に反するベッドで自慰やってようが、寝てようがプライバシー
丸わかりの監視システムですよ。」
アニェーゼ「分かっちまえば、対策は簡単、魔術を使って気づかれちまわないように
いわゆるハッキングみたいなもので偽情報をごまんと拉致するまでの間
送りやがりましたから、気づいてませんよ。」
アニェーゼ「―――誰がさらったのか―――」
アニェーゼ「幻想旗手でしたっけ、詳しくは知りませんがその事件の犯人を捕らえよう
とサイコメトラーがサイコメトリングしても分からなかったなんてくせぇださい
醜態晒したそうじゃないですか、サイコメトラーの類じゃ私たちに気付かないでしょうし。
拉致するときだって人に気付かれないようにし、外から中見えないようにしたバンを使って
はこびましたからね、期待しない方がいいですよ救援が来るの。」
上条「どうしてだよ、どうしてだ、俺だって十分戦える力はあるはずだ!それなのに、
なんでお前らに応戦した記憶が・・・」
アニェーゼ「当たり前ですよ、イギリス清教にせっつかれて渋々でしたけどインデックスが学園都市に
いるってんで、監視カメラの映像をある程度こちらに渡してくれましたからね。
それさえ使えりゃ、どんな馬鹿だって一日の行動を把握して油断しきった状態で襲撃プラン立てられますよ。」
アニェーゼ「朝食をのんびり食おうとしているときに、一気に突入してスタングレネードを使いましたからね、
抵抗できなくって当然なんですよ!基本的に光と音で刺激して気絶させたり麻痺させたりするやつに耐えられる奴は
そうそういやがりません、逆に常人離れした奴らの方が感覚が発達してるから効果抜群なんです。」
アニェーゼ「それでもタフなやつには効かないこともありますが、物理的な痛みには耐性をもってても
そっちの態勢はなかったようで安心しました・・・・次は催涙ガスでも使うつもりでしたけどね、
非殺傷で相手を殺さないようにするの魔術ナシだと結構難しいですよ。
下手に身体能力高いと力加減間違えただけで腕がちぎれちゃってピュッって血吹き出しちますし。」
アニェーゼ「その後は、たまたま学園都市訪問するローマ正教の協力者のイタリアの政府
要人が移動に使った政府専用飛行機に乗せて連れ去るだけ。ちなみに帰りの日程と
併せないとまずいので、何日間か政府専用飛行機の中で雌伏の時を過ごしてましたよ。」
アニェーゼ「そうそうちなみに、私があなたを捕まえろってのは自分の尻拭いを
しろって意味みたいですね。」
上条「くそ、助けはこないのか、いいやあいつらならきっと助けに・・・・・そうだ、
インデックス、インデックスはどうしたんだ!無事なのかあいつは!」
アニェーゼ「今のところ無事ですよ、空間魔術を使って様子を見ますか。」ニヤリ
上条「てめぇぇぇぇ!!」ビキビキ
アニェーゼ「ああ、私に手を出さないでくださいね。あっちもこっちの様子を見てますし、あなたが私に手を出したら、
殺しはしませんが、死んだ方がいいような責苦を自動的に彼女に追わせますから。だから殴らないでくれませんか、
ほらさっさとその手を落としやがれってんですよぉぉ!!」
上条「クゥゥゥっっ!」スタスタ
上条「てめぇ、よくもインデックスをぉぉぉぉあんなめにぃぃぃぃい!」
アニェーゼ「あんな目って何のことさしてるんでしょうか?」
アニェーゼ「彼女の体に目隠ししやがったことですか?死にはしませんが多少呼吸困難を起こすためと異教徒の耳をくさらす声を聞かなくていいようボールギャクで口を押えつけたことですか?」
アニェーゼ「それとも、無理やり鋼鉄の椅子に体をぎちぎち締め付けてそれだけで苦しむように拘束衣を着せて
粘着テープで拘束したことですか?」
アニェーゼ「手枷と足枷で手と足を動かせないよう封じたことですかぁ?目をアイマスクで覆い隠した
ことですか?」
アニェーゼ「私はあんな目にとってもあいたくなんかあいませんね、他人があってる分ならとっても
喜んじまいますが!」ニタニタ
上条「あんなのどうみても体にいいわけが、あんな風にいちいち拘束されて動かなったら
それだけで全身の筋肉が弛緩して歩けないようになるし、食事はどうするんだよ・・・」
アニェーゼ「心配しないでください、監視付きで動けなくならないように運動は牢獄内に限って
やらせますし、食事は注射でとらせますから。それでもお腹は満たされないから飢餓感に常に襲われて
狂っちまうんでしょうが!」
上条「ちゅ、注射だけでインデックスの飯がたりるわけが・・・・あいつはそんな目にあったら確実に
発狂するような暴食シスターなんだぞ!」
アニェーゼ「それが狙いに決まってるじゃないですか、人間どんな奴だろうとあまり人間としての
機能を超えてない限りは、断食なんて目にあわされたら素敵な光景を見せてくれやがるんですから。」
アニェーゼ「普通の人なら目を覆いたくなるような、空腹の結果頭の働きがおかしくなっちゃって幻覚やら
幻聴に襲われ聞こえもしない声におびえ、幻を見ては絶叫しちまう・・・・それが空腹の果てなんですよ!
特に暴飲暴食のシスターさんには実際は注射しますからそんな目にはまず合わないでしょうが、かなりきついんじゃないんでしょうか?」
アニェーゼ「空腹のあまりにどんな情景を晒してくれるか、それを思うだけではしたない液を垂れ流しちまいそうですよ。」
上条「くそ!」ギリギリ
アニェーゼ「どういう気持ちですかぁ、大切な人が敵に捕らわれているのにその敵に手を出せないなんて!さぞや屈辱にまみれた愉快な気持ちなんでしょうねえ!その表情、たまりませんよ!もっと素敵な表情しやがれ!」
上条「インデックスには俺が逆らわったり傷つけない限りは、拷問なんてしないんだな。」
アニェーゼ「ええ、絶対にしないと主に誓って約束します。でも選択してください、上条当麻。」
アニェーゼ「拷問といっても情報を吐き出すのでも、私はそれが動機でもありませんが拷問して相手を
痛めつけてスカっとしようってのでもこの拷問の目的じゃありません。拷問による
洗脳であなたをこちら側に引き込むのが目的です。でも、味方にするなら魔導図書館である
彼女でもいいじゃありませんか!十万三千札の魔導書を記憶する彼女でもこちらは
引き込めれば十分です・・・」
アニェーゼ「彼女に防衛プラグラムがあるといっても、徹底的に二重三重魔術を阻害するような
措置を取れば魔術的な抵抗である以上意味はありませんしね、こちらは彼女を相手に
洗脳のためにごうもんしてもいいんですよ。」
アニェーゼ「答えてください上条当麻---」
アニェーゼ「あなたが拷問を受けたくないというなら拷問しません、ただし一生こう待遇とはいえここで余生を送ってもらいます。」
アニェーゼ「ただし、その場合はインデックスを拷問します、ついでにその拷問の映像を見せてあげますよあなたに
朝と寝る前に。」
アニェーゼ「インデックスを拷問から守るために、あなたが拷問を受けるか―――」
アニェーゼ「選択してください、どちらを選ぶか―――」
アニェーゼ「ちなみにローマ正教に従うなんて見え透いた嘘つきやがったら、どっちも拷問を受けますからご注意を――」
上条「決まってるだろ、インデックスを犠牲にするくらいなら俺が犠牲になる!」
アニェーゼ「あなたなら、そういってくれると信じてましたよ、あなたなら。
約束はまもりましょう、インデックスには手を出しません(もっとも、あなたみたいな
異教徒のクズとの約束を破るか保証しませんが。)」
アニェーゼ「ちなみに、別のアングルからあそこをみるとどうなってんでしょうね。」
上条「なっ!」
スイス衛兵隊員「」監視中
ローマ正教騎士「」監視中
ガラの悪そうなイタリア人少年 下半身むきだし 「なあ、まだぁ、こっちはあんたらの協力で忙しいのを
きてんだぜ、さっさとこのロリ餓鬼を犯させてくれよ!」ボキボキ
ガラの悪そうなイタリア人少年2「大人の女もいいけどさ、こうゆうまだ未成熟なガキをレイプしてやるってのも
最高だよなあ、あ俺たちもガキかハハハハ。」
中年イタリア人男「それがレイプの醍醐味じゃないか、相手が暴力に対し怯え亡き叫び、そして好きでもない相手に
体を弄ばれるという恐怖に屈辱、膣内射精された後の絶望・・・・・・」
中年イタリア人男「それがレイプの醍醐味だよ、女を力で好き放題にして屈服していくのは
ただヤるよりも何倍もいいものだ!」
中年イタリア人男2「それがもとであんたも私もポルノの
男優になったわけだが、やっぱ虚構じゃなくてリアルじゃないと燃え上がらないよな。」
上条「・・・・なんだよあれは・・・・」
アニェーゼ「ああ、彼らはローマの札付きの悪の女を犯すのを何とも思わない
チンピラと金目当てじゃなくて女相手に好き勝手しやがってなった
ポルノの男優、ああ日本でいうなら所謂AV男優ですよ。」
アニェーゼ「もしあなたが拒否してたら、今頃あいつら下半身でしかものを
考えないような色欲の権化の神の教えを屁とも思わない
最低のドブネズミがましの低能が犯す手はずだったに決まってるじゃないですか!」
アニェーゼ「ああ、ちなみにこっちの声は聞こえてませんから。あいつらの声は聞こえますが。」
上条「てめえ、インデックスをどこまで傷つける気出やがった!AVみたいに拷問にセ、セックスつかうなんて
実際にないようなのを!」
アニェーゼ「私はあなたを嫌ってるんですよ、人間はどこまでも他人に残酷になりやがるものです。会話するのだって
最初会った時よりも嫌なほど嫌ってるあなたを苦しめるためならやってやりますよそれぐらい。」
アニェーゼ「ちなみに、セックスを拷問に使うとかいうのはないといってますが、それ間違いですから。セックスは、
普通に拷問手段の一環として使われている、胸糞悪いかもしれませんがそれがこの世の
現実です。私たちは、神につかえるものとして性行為を遣るわけにはいきませんから
ああいった形でセックスと金を餌にした穢れた腐った奴らを使ってますけど、
他の組織だってやってますよ。」
アニェーゼ「ただ、日本のAVにエロゲー、エロ同人誌、商業向けエロ漫画、官能小説etcの焚書したほうがいい
神の教えとはあまりに異なるものに描かれているのと違って、無理やりヤられて感じるなんてのは真実にないに決まってますが。」
アニェーゼ「実際に性的な暴行を行う拷問で相手に快楽感じさせるわけないなんて、少し考えりゃ頭のある奴なら
だれだって気づくもんでしょうが!犯してる側は気持ちいかもしれませんが、そ、その男性器を
力づくでねじ込んでバルトリン腺液の分泌も無しにやったら痛がるに決まってますよ。」
アニェーゼ「仮に相手に性的な快感を生じるような愛撫をしたと言いましょう、それでも肉体的に
心地よさを覚えても精神反応としては快感を得たとしても嫌なだけ・・・・・女にとっちゃ
好きでもない男に体をいじくられるなんてたまったものじゃないですよ。」
アニェーゼ「そういった作品のように魔術があっても脳をいじくるのは難しいですから、
性的な快感を感じるように仕向けるなんて無理ですしねえ。実際は犯されて
感じるなんてご都合主義的な展開じゃなく、女が苦しみ男が悦ぶのがこういう
拷問の実態です。」
アニェーゼ「特に私たち魔術サイドには効果的なんですよ、性行為をヤっちまうなんて十字教をいやしくも名乗ってる
奴らですから、性行為を強要された際の絶望はひとしおってもんですよ!かといって自殺しちまうわけにも
戒律にはんしちまいますから、これやったら一発か何回かやりゃ大抵情報を吐き出しちまいます!私やルチアみたいな
小学生や中学生くらいの未成年者もいやがりますから、そいつらにだってもね、劇的です!」
上条「お前、そんなに人を苦しめて楽しんでるのかよ!お前だって同じ女だし、捕まったら同じ目に
あわされるかもしれないのに・・・・」
アニェーゼ「パンツ、いえショーツといいましょう、どっちにせよ下着を見られるのはともかく
下着を他人のを見て恥ずかしがるのを見るのが好きな女だって知ってるでしょう。それに・・・・」
アニェーゼ「私以外にもやってる人はいますよ。例えば中国政府は、チベット人の僧侶や尼にたいして
人質を取ったり[ピーーー]と脅したりして、
僧侶と売春婦を交わらせたり僧侶に同じチベット人の女の子を犯させたり、尼さんに
性行為を遣らせたりね。異教徒どもだからいい薬ですが!」
アニェ-ゼ「それに人間であるだけましでしょう?」
上条「にんげんであるだけって・・・ま、まさか動物に・・・・・」
アニェ-ゼ「ご名答おめでとう、腐った頭も中々やるじゃないですか!」
アニェ-ゼ「犬ですよ、犬におかさせちまうんです。」
アニェ-ゼ「犬って可愛いって言われてたり人類の最良の友なんて言ってますが、実際どう思ってんでしょうね。」
アニェ-ゼ「結局は見下して家畜と思ってると私は考えてますよ。
だって結局は、相手を可愛いとかいうのは、それ立場の相手より上にいるからでしょう?」
アニェ-ゼ「犬を結局見下してんですよ私たちは心の中で。」
アニェ-ゼ「犬なんて下等動物に犯されてる姿なんて、仕組んだとはいえ見ててゾクゾクしますよ。」
アニェ-ゼ「犬の性器が入ってくる時の顔、必死に性器を引き抜こうとあがいても、
勃起しちゃうと犬の性器にこぶが膨れ上がって
抜けないようになるから
抜けないとしったときの絶望・・・・・」
アニェ-ゼ「おまけに体重さもかかりますからね、八十キロや百キロのある犬を使ったら身体中に重さがかかって痛いでしょうよ。
なんなら見ます?」
魔術師女「な、何、まさかその犬に犯させる気じゃ・・・・・
冗談よね、待って、全て情報はきだすからああ゛あ゛あ゛あ゛」スボズボ
魔術師女「い゛や゛あ゛い゛た゛い゛い゛た゛い゛い゛だ゛い゛い゛ぬ゛にぃお゛がざれ゛びぎぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!」ズプズプ
魔術師少女「ま゛ま゛あ見てぇ、わ゛だじおい゛ぬ゛ざん゛のオチンチン わ゛だじのあ゛な゛にいれられで゛る゛よ゛」バンバン
魔術師少女「ごごお゛ぢん゛ぢん゛の穴だった゛ん゛だね゛キャハハハ」
正気を失った笑い
魔術師女2「いやあ、なんで、なんでよぉぉ!!!
わたしの娘がぁぁぁ!ま、魔術教えたし少しは組織のこと手伝わせっからってあんまりよおおお!」
魔術師女2「いや、いや、これは夢よ、そうよ悪い夢なんだわ、いやあああ、もうやめてぇぇ!!
わたしの娘を犬なんかと交尾させないでよぉ、大事な一人娘なの。」グス
シスタ-「あ゛あ゛中に出されてる・・・しゅよおす゛びばせ゛ん゛
私し゛ゅう゛道女゛な゛の゛に゛犬のせ゛い゛じ゛・・・・いれられちゃいましたぁ゛・・・・」 ドロリ
土佐犬(バカな人間の雌が・・・犬のしゃせいは一回じゃねえ人間の雄と違うんだ!このまま二回戦といこうぜぇヒャッハ!!)
上条「やめろ、見たくないそんなの・・・・」ウェェ
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