紅莉栖「新未来ガジェット『何があっても夢オチで終わらせられる』」(108)

紅莉栖「まったく自分の才能が恐ろしいわ」

紅莉栖「数時間ラボに篭っていただけでこんな発明ができてしまうなんて」

紅莉栖「この『何があっても夢オチで終わらせられる』ガジェット」

紅莉栖「見た目はただのシルバーアクセサリーだけれども…」

紅莉栖「このスイッチ一つで微弱な電波が流れ、なんだかんだで着用者を強制的に夢オチにさせる」

紅莉栖「まぁ…細かいところは実験すればわかるでしょ」

紅莉栖「さっそく岡部で実験しましょう!」

紅莉栖「シルバー巻くとかさ」

岡部「は?」

紅莉栖「あら?厨二病患者の凶真さんはこういうの好きだと思ったんだけど」

岡部「こんなシルバーなど無粋なだけだ」

岡部「狂気のムァッドサイエンティストにはこの白衣だけで充分なのだ!」

紅莉栖「まぁなんでもいいから着けてなさいって」

岡部「ちょ!何をするのだ助手!」

紅莉栖(さて、準備は整った…実験開始ね)

紅莉栖(どうせ何をしても夢オチにできる…はずだし岡部に>>5をしてみましょう)

甘える

岡部「まったく、くだらんものを着けるなっ」

紅莉栖「えっ」

岡部「む?」

紅莉栖「くだらないって…私…岡部に喜んでもらえると思って…」

岡部「なっ…だから、この狂気のマッドサイエンティストにはだな…」

紅莉栖「でも…岡部、私からのプレゼントなんていらなかったんだね」ジワッ

紅莉栖「いいよ、それ取って…私が着けるから」ウルウル

岡部「お、おい…何を瞳を潤わせているのだっ誰か来たらどうする」

紅莉栖「ご、ごめんっ…でも、ね私…本当に岡部を喜ばせようと思っただけだったんだよ?」ウッ

岡部「…」

岡部「フフフ…ファーハハハ!!」

岡部「助手よ!何を急に乙女しているのだ?まったく似つかわしくもない!」

紅莉栖「だ、だって…」

岡部「まったく、お前がらしくないことをしたせいだ…」

岡部「…俺もたまにはらしくもなくこういうものを着けてみても…いいだろう」

紅莉栖「え?」

岡部「何でもない!」

紅莉栖「岡部…」

紅莉栖「ありがとっ」ギュ

岡部「~~っど、どうしたのだ、今日は…その、本当に…お前らしくないというか」

紅莉栖「ダメ?」

岡部「…いや、俺も正直嫌いではー」

紅莉栖「今だっ!!」ポチッ

ギュン

岡部「アーッ」

岡部「ハッ!」

岡部「夢か…」

紅莉栖「わら、岡部やっと起きたの?」

岡部「お、おう助手よ…俺はずっと寝ていたのか?」

紅莉栖「ぐっすりと。私が来たときにはソファーで横になってたわ」

岡部「そ、そう…なのか…」

紅莉栖(…よし!!)

紅莉栖(実験は成功ね)

紅莉栖(どうやらこの装置、記憶を消すことによって夢オチという錯覚をさせているようね)

紅莉栖(これを使えば…)

まゆり「トゥットゥル~」ガチャ

紅莉栖「グッモーニン、まゆり」

岡部「おお、まゆりか」

まゆり「あれ、オカリンどうしたの?なんだか疲れてるように見えるよ?」

岡部「うむ…少し夢を見ていたようだ、顔を洗ってくる」

まゆり「は~い」

紅莉栖「やれやれって感じね」

まゆり「ねぇねぇ紅莉栖ちゃん…ちょっと相談があるんだけど~」

紅莉栖「あら?勉強ならいくらでも見るわ」

まゆり「さっき紅莉栖ちゃんが持ってたスイッチ、まゆしぃにも貸してほしいのです」

紅莉栖「何・・・だとっ…」

紅莉栖「な、なんのことかしら?スイッチなんて…」

まゆり「実はまゆしぃさっき見ててしまったのです」

まゆり「紅莉栖ちゃんがオカリンに抱きつくところから、オカリンが急に眠ってしまうところまで」

紅莉栖「くっ」

まゆり「でもまゆしぃはオカリンが何も覚えていないなら別に構わないのです」

まゆり「ただ、まゆしぃにも一回使わせてほしいな~って思うんです」

紅莉栖「だ、ダメよまゆり、こ、この装置はまゆりが思ってるほど単純じゃなくてっ」

まゆり「そうなんだぁ、まゆしぃ難しいことはよくわからないから、それってスイッチから発せられる微弱な電波がシルバーの内部に埋め込まれた電極に作用して」

まゆり「電極から断続的に流れるパルスが脳内の電気信号に影響、効果を及ぼして脳を半ば強制的にレム睡眠状態へと移行させる装置だと思ってたのです」

紅莉栖「はい、どうぞ」

まゆり「わ~ありがとう紅莉栖ちゃん」

紅莉栖「一回だけだから、一回だけだからね!」

まゆり「は~い」

まゆり「じゃあ、まゆしぃが使い終わるまで紅莉栖ちゃんは屋上で待っててもらいたいのです」

紅莉栖「な…」

まゆり「大丈夫だよ紅莉栖ちゃん」

まゆり「何かあってもオカリンは覚えてないし、まゆしぃは誰にも話さない…つまりこの部屋では何も起きなかったのと一緒だと思うのです」

紅莉栖「…確かに、じゃあ終わったら呼んでね」ガチャ

まゆり「よ~しまゆしぃはオカリンに>>26をするのです」

またさき

岡部「ふぅさっぱりしたなって…」

岡部「助手とまゆりがいない」

岡部「買い物にでも行ったのー」

まゆり「オッカリ~ン」シュン

まゆり「足元がお留守なのです」ガッ

岡部「なっ!ま、まゆり何して…これは!」

岡部「レスリングの技の一つで、相手の股関節付近を両脚ではさんでロックして、上体をひっくり返す攻撃技。この技が極まると、相手は激痛から体をひっくり返して、両肩がマットに向く状態になることが多いという」

岡部「股裂き!!」

まゆり「子供の頃オカリンとよくプロレスごっこしよね~懐かしいな~」ギリギリ

まゆり「あれ~オカリン?もうすぐ10カウントになっちゃうよ」ギリギリ

岡部「何だよこれぇ…」

岡部(言えない…足にまゆりの大きくて柔らかいうーぱの感触を感じるなんて)ムニムニ

岡部(子供の頃のプロレスとは違う、このままでは大人のプロレスに…)ムニムニ

まゆり「7、8、9…」ギリギリ

岡部「や、やめてくれまゆり、このままでは俺のマイフォークがっ」

まゆり「試合に情けはかけないのですっ10!」

岡部「うっ!」

まゆり「やった~勝ったのです…あれ、オカリン何だか息が荒れてるよ?」

岡部「ハァハァ」

まゆり「う~んやっぱりよくわからないけど、これを押せばいいんだよね」ポチッ

ッュピド

岡部「ふぅ!」

岡部「ハッ!」

岡部「夢か…」

岡部「今日は何だか落ち着かんな」


紅莉栖「えっそれじゃあ」ヒソヒソ

まゆり「オカリンの汗びっしょりだったのに、スイッチを押したら何もなくなったのです」ヒソヒソ

紅莉栖「何てこと、どうやらあれは記憶だけでなく強制タイムリープにも似た効果があるってことね」ヒソヒソ

まゆり「?」

紅莉栖「まぁ細かいところはどうでもいいけどとにかく肉体の記憶も一緒に消去されてるってこと」ヒソヒソ

まゆり「う~ん、つまり、あれを使えば何回でもオカリンの初めてを奪えるってことなのかな?」ヒソヒソ

紅莉栖「ナイスよ!まゆり」ヒソヒソ

鈴羽「へーこのスイッチがねー」ヒソヒソ

岡部「バ、バイト戦士」

まゆり「鈴さんトゥットゥル~」

紅莉栖「いつの間に!?」

鈴羽「まさかこんな小さな装置でそんな事ができるなんてねー」

紅莉栖「あっ!スイッチが」

鈴羽「ねーねー一回でいいからさ、私にも使わせてよ」

紅莉栖「で、でもタイプリープしているとなると、そう連続で使うことは」

鈴羽「大丈夫だよ!あくまで擬似的なタイムリープであって、世界線の変動に伴ううんぬんかんたら」

紅莉栖「はい、どうぞ」

鈴羽^わーい」

鈴羽「よーしそれじゃあどうしよっかなー」

紅莉栖「あ、あの阿万音さん」

まゆり「いくらオカリンに記憶がなくっても、事実として起こることに変わりはないから、あんまりやりすぎなことはまゆしぃいけないと思うのです」

紅莉栖「まゆり…あなた」

鈴羽「別に変なことはしないって、なんならここにいても私はいいよ?」

紅莉栖「え?」

鈴羽「私はただ>>41したいだけだから」

カバディ

岡部「カ、カバディ?」

鈴羽「そー、こっちに来る前にカバディが日本の一番ホットな遊びだって聞いてきたんだ!」

まゆり「紅莉栖ちゃんカバディって?」

紅莉栖「私も良くはしらないけど…」

鈴羽「まー鬼ごっこみたいなものだよ、攻撃と守備に分かれるんだけど、今日は私対みんなでいいよ」

ルカ「えっと、ボクもやるんでしょうか」

鈴羽「本当は1チーム10~12人だからね、なるべく集まってないと」

岡部「何でわざわざ屋上でこんなことを」

岡部「なるほど、とにかくバイト戦士は『カバディ』と言ってる間に俺達にタッチして陣地に戻る」

紅莉栖「私達はそれを止めればいいのね」

ルカ「でも、ホントにいいんですか?1対4なんて」

鈴羽「大丈夫、大丈夫私鍛えてるから」

紅莉栖「でもこれならわざわざスイッチ使わなくても」

鈴羽「ふふー甘いね牧瀬紅莉栖は」

鈴羽「さぁ!ゲームスタート!」

鈴羽「カバディカバディ…」シュシュシュ

まゆり「はっ…」

岡部「早い!」

鈴羽「!そこだ!タッチ」カバディ

岡部「んあっ!!」

紅莉栖「ちょ!今岡部の尻触ったでしょ」

ルカ「そこはボクのものなのに!」

鈴羽「ごめん、ごめんでもこれで私に1点だよ」

まゆり「えっと、これで攻守が交代するんだよね」

岡部「よしっ!ではこの鳳凰院凶真が行く」カバディカバディ

鈴羽「…」

岡部「そこだ!」カバディ

鈴羽「キャ!もう岡部倫太郎ってばいきなり太もも触らないでよ!」

岡部「す、すまん」

紅莉栖「…」

岡部「んあ!」

鈴羽「ひゃ!」

カバディカバディ

まゆり「ねぇねぇ紅莉栖ちゃん、まゆしぃ暇なのです」

紅莉栖「そうね…」

ルカ「さっきからおk凶真さんのお尻触ったり、触らせたりの繰り返しです」

紅莉栖「どうやらこれが狙いだったようね」

紅莉栖「これならルールの中で合法的に岡部とくんずほぐれつできる」

紅莉栖「けど…流石に許せるのはここまでね」

紅莉栖「あっー!!下で店長さんが阿万音さんの自転車のサドルに顔押し付けてるー!!」

鈴羽「げっ!」

鈴羽「そんな店長が!?」ダッ

紅莉栖「ちょっと待って岡部の記憶をちゃんと消してからよ」

鈴羽「ちっ…」ポチッ

ィデバカ

岡部「ひゃいん!」

ルカ「!!」

岡部「ハッ!」

岡部「夢か…」

岡部「しかし、何か運動したような記憶が…」


ルカ「そんなそれじゃあこれは」ヒソヒソ

まゆり「そうなんだよ、これを使えばね」ヒソヒソ

紅莉栖「しまったわ漆原さんがいるのを忘れてた」

ルカ「あ、あの!そのスイッチもし良かったらボクにも」

紅莉栖「もうダメ!」

ルカ「えっ」ジワッ

紅莉栖「う…」

ルカ「ボクはダメなんですか」ウルッ

紅莉栖「うっ……」

ルカ「うっっ」

紅莉栖「…一回、本当に一回だけだから!」

ルカ「はい!」パァ

まゆり「ルカ君は何するの?」

ルカ「その、ボクは…>>57を…」

アナルファック

ルカ「ただ、アナルファックさえできれば…」

紅莉栖「ああそう」

まゆり「まゆしぃお腹がすいてきたのです」

ルカ「そんな、ボク真剣なんです!」

ルカ「だってさっきの話ではおk凶真さんの身体も元に戻るんですよね?」

ルカ「だったら今日練習を兼ねて凶真さんの処女を奪っても!」

ルカ「本番のとき凶真さんはまた処女ってことじゃないですか!」

ルカ「それって素晴らしいことじゃないですか?」

まゆり「それじゃあルカ君、一つだけ約束してほしいのです」

ルカ「約束?」

まゆり「オカリンの唇にだけは触れないでほしいのです」

ルカ「唇…わ、わかりました…確かにボクの狙いはアナルだけですから」

まゆり「ほっ」

紅莉栖「ほっ、じゃないが!」

ルカ「それじゃあ逝ってきます!」

まゆり「あっ…オカリンを連れてお風呂場に」

「な、何だルカ子いきなり風呂場なんて」

「きょ、今日はボク、ここで鍛錬をしたいんです!」

「た、鍛錬?おいルカ子?何を脱ぎ始めている!?ど、どこにそんな妖刀を潜ませていた!?」

「大丈夫です、ボク毎日イメージトレーニングしてましたし、素振りも欠かしませんでした」

「だから必ずおk凶真さんを満足させられます!!」

「何だよこれ、何だよこれぇ!!」


紅莉栖「はぁはぁ」

まゆり「あ~まゆしぃはテープレコーダーを忘れてしまったのです」

「あぁ凶真さんのをopen the Anusしてるんですね」

「『規制』はおわったんですね」

「うっ!」

「数十億もの鼓動がっ!」

「ハァハァ」



紅莉栖「くっ!私の岡部が!」

まゆり「大丈夫だよ紅莉栖ちゃん、なかったことにしていいんだから」

ガチャ

ルカ「ふぅ…もう迷いはありません」

岡部「…」

紅莉栖「お、岡部?まさか死んでるんじゃ?」

ルカ「大丈夫ですよ、直腸温度に異常はありませんでしたから」

まゆり「ほっ」

ルカ「あっそれじゃあこれを押せばいいんですよね」ポチッ

ンクビンクビ

ルカ「ボク、大事なお勤めがあるのでこれで帰りますね」

紅莉栖「…本当に岡部のアナルは元に戻ったのかしら」

まゆり「オカリンは寝てるし今なら確かめられるのです」

紅莉栖「で、でももし戻ってなったら、そこには無限に広がる岡部の…」

フェイリス「それならフェイリスが確かめるニャ!」

まゆり「あ~フェリスちゃんトゥットゥル~」

紅莉栖「さ、さっきからなんで突然…」

フェイリス「フェイリスのレーダーはどこからでも凶真に関わる情報を探知できるのニャ!」

紅莉栖「そんなバカな」

フェイリス「というのは冗談でさっきルカニャンがお店にきたのニャ」

フェイリス「何か、凶真の穴がどうとか言ってたから確かめに来たのニャ!」

紅莉栖「余計なことを…」

フェイリス「それで凶真に何があったニャ?まさか機関の刺客の魔の手に!?」

まゆり「う~ん魔の手っていうか、間男の手に」

フェイリス「上手くないニャ」

まゆり「実はね~」


留未穂「そんな、それを使えば岡部さんに!?」

紅莉栖「素が出てるんですけど」

フェイリス「ニャ!不覚だったニャ」

フェイリス「それじゃあさっそくフェイリスも使うニャ!」

紅莉栖「…」

フェイリス「それじゃあさっそくフェイリスも使うニャ!」

まゆり「だめだよ紅莉栖ちゃんフェリスちゃんだけ仲間はずれにしたら」

フェイリス「そうニャ!余裕のない女は嫌われるニャ」

紅莉栖「はいはい、どうぞ」

フェイリス「GETニャ!!」

まゆり「それでどんなことをするの?」

フェイリス「う~んとフェイリスはぁ…>>82をしてみるニャ!!」

目をなめる

紅莉栖「えっ」

まゆり「そう…」

フェイリス「ど、どうしてそんなに引いてるニャ!?」

紅莉栖「あの、スイッチ返してもらっていいでしょうか」

フェイリス「いきなり敬語になるのはやめてほしいニャ」

フェイリス「だいたい、何をしても許される状況で中途半端なことをする意味がわからないニャ」

フェイリス「フェイリスはどこまでも突き抜けてやるニャ!」

フェイリス「そうと決まれば…」

岡部「はぁ」

フェイリス「凶~真~!!」ドンッ

岡部「ぐふっ!」

フェイリス「ふふふ~」

岡部「おい、上に乗るな、早くっどけ」

フェイリス「それはできないニャ~」

岡部「顔を近づけるな…おい、顔を近づけるな!」

フェイリス「ん~」

岡部「!?」

フェイリス「んふ~」チロチロ

岡部「っ~~~~!!」

フェイリス「凶真?どうニャ?」ペロペロ

岡部「いっ!痛い痛い!粘膜が痛い!」

フェイリス「それもいつか快楽に変わるニャ」ペロン

岡部「あ゛ーーーーー」

フェイリス「はむ」ペロチロ

岡部「目が、目がああああああああ」

フェイリス「ん~フェイリスの口に凶真の粘膜の味が広がるニャ~」ホクホク

紅莉栖「あぁ」

まゆり「流石にオカリンが可哀想なのです…」

フェイリス「さて、名残惜しいけどスイッチを…」カシャ

フェイリス「ニャ?」

萌郁「…」カシャ

岡部「うわぁあああ」ゴロゴロ

紅莉栖「き、桐生さん!?」

萌郁「それ…何?」

フェイリス「そ、それってそこに転がってるのは凶真ニャけど…」

まゆり「フェリスちゃん落ち着いて」

萌郁「そのスイッチ…何?」

紅莉栖(ま、まずい…いくらなんでも桐生さんにこれを渡すのは)チラ

フェイリス(わ、わかってるニャ…このモエニャンは何かしでかす凄味がある!)

フェイリス「こ、このスイッチは何でもないニャ!別になにもしてないニャ!」

萌郁「そう…じゃあ…この眼球ペロペロ写真を…メイクイーンに…」

フェイリス「これは凶真の記憶をなかったことにできるスイッチニャ!」

紅莉栖「おい!」

萌郁「…」ジー

紅莉栖「使いたいんですか?」

萌郁「…」コクン

紅莉栖「でも…」

萌郁「写真を…」

フェイリス「クーニャン!モエニャンにも是非使わせてあげるべきニャ!!」

まゆり「そうだよ紅莉栖ちゃん」

紅莉栖「…はい、どうぞ」

萌郁「うれしい…」

紅莉栖「…何をする気なんですか?」

萌郁「>>95…」

鼻うがい

紅莉栖「鼻…」

まゆり「うがい…」

フェイリス「ニャ…」

萌郁「岡部君…花粉症になったら…いけないから」

紅莉栖「そ、そんな…」

紅莉栖「「そんなに岡部のことを思っているなんて!」

まゆり「まゆしぃ達は間違っていたのです、皆自分のしたいことだけをして」

フェイリス「モエニャンのこと誤解してたニャ!」

萌郁「PM2.5の予防にも…聞くから

岡部「あぁあ目が、目がぁ」

まゆり「オカリン、オカリン」

岡部「そ、その声はまゆりか?目が開けられん」

紅莉栖「ごめんさない岡部、私達今まであなたのことをないがしろにしてたわ」

フェイリス「もう二度とあんなことはしないニャ」

萌郁「岡部君を…押さえてて…」

まゆり「うん!」ガシッ

岡部「お、おいまゆり…何をしている?」

萌郁「痛いのは…最初だけ…」ズッ

岡部「ふがっ!!」

岡部「刺さってる!鼻に何か刺さってる!」

萌郁「清潔な…漏斗…」

紅莉栖「もう岡部暴れないの、花粉症になるよりはマシでしょ?」

フェイリス「そうニャ!モエニャンの優しさニャ」

まゆり「この鼻に刺した漏斗に塩水を流していくの?」

紅莉栖「そう…なんじゃないの私も知らないんだけど」

フェイリス「モエニャンが用意したから大丈夫ニャ」

萌郁「え?…」ジョボジョボ

フェイリス「ニャ?」

萌郁「私も…知らない…けど…塩水のほうがうがいには…いいから」ジョボジョボ

岡部「あばばばばばば」

萌郁「ちなみに…鼻うがいのやり過ぎは…鼻の粘膜を傷つける」ジョボジョボ

岡部「あばばばっばあばあばばb」

まゆり「終わったけど…」

フェイリス「ちょっと凶真苦しそうニャ」

紅莉栖「ま、まあ良薬は口に苦いっていうし効いてるってことじゃないの?」

萌郁「岡部君…良かった…」

萌郁「これで…あとは…」ポチッ

ボョジボョジ

岡部「ばばばばばあ」

まゆり「あっ!」

紅莉栖「どうしたのまゆり?」

まゆり「これってスイッチ押しちゃったら鼻うがいもなかったことになるんじゃないのかな?」

萌郁「……それは盲点」

岡部「アバァ!」

岡部「夢…か?」

岡部「しかし、何か目と鼻に違和感が」

岡部「いや!夢だすべては夢だったんだ」

ガチャ

ダル「ふぅーメイクイーンがもっとラボの近くにあればいいのに」

岡部「ひっ!ってダルか…」

ダル「あれ?オカリンいたん?牧瀬氏たち皆外で話してたからいないと思ってたお」

岡部「助手たちが?」

ダル「そー、阿万音氏とルカ氏もいたお、百合フィールド展開って感じでボクは見てるだけで満足だったお」

岡部「そう…か」

ダル「うん、何か次はどうするとか」

岡部「えっ…」

ダル「あれはヤりすぎだとか」

岡部「やめろ…」

ダル「カメラ用意するとか…」

岡部「やめてくれ」

ダル「あれ?てかこのスイッチ何?」

岡部「やめてくれぇぇ!!」



終わり

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