ウイス「ビルス様~起きてください」
ビルス「もう、起きてるよ」
ウイス「おや…珍しいですね」
ビルス「ちょっと面白い予知夢を見てね…」
ウイス「それはどのような夢で?」
ビルス「う~ん…なんだったかぁ」
ウイス「はぁ…忘れてしまう程度のことでしたか」
ビルス「なんだとぉ!」
ウイス「まぁ、それは置いといて…」
ビルス「?」
ウイス「ビルス様が寝ている間に、寿司は食べておいたので…」
ビルス「な…なんだとぉぉぉ!」
ウイス「あのままでは腐ってしまうかと思い」
ビルス「まぁ、いい…」
ビルス「それより、最近何か変化はあったの?」
ウイス「ええ…ビルス様が100年間寝ている間に第七宇宙とは別の宇宙がある世界が消滅、創世を繰り返しております」
ビルス「へぇ~、それはいつ頃から?」
ウイス「一昨日くらいからでしょうかね」
ビルス「その世界の映像は?」
ウイス「申し訳ございません。消滅を繰り返しておりますので入手できませんでした」
ビルス「え~そうなんだ…」
ビルス「でも、誰がそんなことをしてるかぐらい分かるよね~?」
ウイス「はい…名前は確か…」
ウイス「オティヌスという…」
ビルス「オティヌス…ねぇ~」
ビルス「ん~…世界そのものを破壊したことは僕もないから気になるなぁ~」
ウイス「正しくは消滅ですけどね」
ビルス「他に変化は?」
ウイス「はい、これまた別の宇宙がある世界にある地球で面白いことが」
ビルス「地球っていうと、あのスーパー…なんだっけ?スーパー…あ~…この前の~」
ウイス「スーパーサイヤ人ゴッドです」
ビルス「ああー!そうそれだそれ」
ビルス「そいつが居た星も確か地球だったよな」
ウイス「ええ。因みに先程申し上げた世界も消滅の元凶は地球です」
ビルス「なに?地球ってそんなあんの」
ウイス「不思議ですよね~」
ビルス「で…その面白いことが起きてる地球については?」
ウイス「ああ、ビルス様覚えていますか?」
ビルス「なにを?」
ウイス「まだ、宇宙が出来る前に存在していたゴーヤーンという者を…」
ビルス「あ~いたねぇ。確か僕が適当に星を壊してた時に少しやり合った奴だね」
ウイス「はい。あの髪型を何時も気にしていた者です」
ビルス「懐かしいね~。あの時の僕はまだ弱かったからね」
ビルス「あの程度の敵を倒すのに1分も時間が掛かっちゃってたよね」
ウイス「いや、本当にね~。あの時のビルス様ったら破壊神なのにたかが星一つ壊すのに30秒も掛かっちゃうんですからね~」
ビルス「うるさい!…でそのゴーヤーンがどうしたって?」
ウイス「ああ、はい。殺されました」
ビルス「なに?」
ビルス「僕の記憶が正しければ…あの宇宙でゴーヤーンと同等の力があったのは…」
ビルス「ジコチューとかいう奴とデューンとかいう人間みたいな奴…それから」
ウイス「ジャアクキングですね」
ビルス「そうそいつ…この中の誰かが殺したのか?」
ウイス「いえ、ゴーヤーンを殺したのは地球人です」
ビルス「地球人…だと」
ウイス「はい。因みに先程申し上げた三名め同じ地球にいる人間に倒されました」
ビルス「へぇ…よく地球人があいつらに勝てたな」
ウイス「それから、その地球にはスーパーサイヤ人みたいに変化を遂げる人間がいるようで」
ビルス「!…思い出した!」
ビルス「僕が夢で見たのは確か…30人程度の女が変身して、僕と戦う。もう一つは何故か僕の攻撃が全て無力化される夢…相手は確か、ウニみたいな髪型の男と槍を持った女だったな…」
ウイス「では…どうしますか?」
ビルス「ん~…両方行くのは決定として」
ビルス「どっちの地球がここから近い?」
ウイス「ゴーヤーンが消えた地球の方が近いかと…」
ビルス「時間は?」
ウイス「二時間程度でしょうか」
ビルス「映画一本分程度かぁ~。遠いな~」
ビルス「でも、まぁ…仕方ない。行くぞウイス」
ウイス「はい。ビルス様」ブォォォォン
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ある
ねーよ
☝︎わろたww