ジョナサン「・・・ウォークマン?」(120)

ダニーが死んで3ヶ月、エリナにも会えなくなったジョジョは孤独な生活を送っていた

ジョナサン「はぁ・・・ディオは喧嘩してから嫌がらせはなくなったもののやっぱり一人は寂しいな・・・」

ジョナサンはエリナと遊んでいた時に彫った木を見ていた

ジョナサン(エリナ・・・)

キラッ

ジョナサン「ん?なんだろうあれ?」ヒョイ


ジョナサン「見た事ないものだ・・・なんか書いてある」


ジョナサン「・・・ウォークマン?」


ジョナサン「何に使うんだろう?紐みたいなものがついてるけど


ジョナサンは適当に触った瞬間、紐の先端部分から音楽がなった!

ジョナサン「!? な、なんだ?音が出てるぞ・・・」

     「き、聞いてみよう」


http://www.youtube.com/watch?v=qoAp0hIEUkc


ジョナサン「いい曲だなぁ・・・」

ジョナサン「どうやらこれは音楽が聴けるものらしいな」

ジョナサン「他にもいっぱい曲があるぞ・・・!嬉しいな!!」

音楽!そのすてきなリズムやメロディーがジョジョを行動させたッ!

ジョナサン「フフ・・・最近毎日が楽しくなってきたなぁ」♪


ディオ「ジョジョ入っていいか?」コンコン

ジョナサン「!?」(まずい・・・これを隠さないと!!)

ジョナサン「ど、どうぞ」

ディオ「・・・お義父さんが呼んでいたぞ」

ジョナサン「そ、そうかい、ありがとう」

ディオ「ところでジョジョ、最近いいことでもあったのか?」

ジョナサン「え?」

ディオ「いや、君が毎日楽しそうにしてるんでね」

ジョナサン「・・・毎日楽しそうにしてちゃダメかい?」

ディオ「・・・」

ジョナサン「じゃあ僕は行くよ」

ディオ(怪しいな・・・部屋を調べてやるか)

ジョナサン「おっと、鍵をかけなくちゃ」

ディオ「な・・!」

ジョナサン「なんだい?」

ディオ「いや、なんでもない」
   (こいつ・・・まぁ当然か前にこいつの時計を盗んだからな)

コンコン

ジョージ「ジョジョか、入りたまえ」

ジョナサン「なんの用でしょうか?父さん」

ジョージ「最近テストでいい点採るようになったらしいなジョジョ」

ジョナサン「は、はい」
     
ジョージ「親として嬉しいかぎりだよ」
    「ダニーが死んで立ち直るのが大変だと思っていたが・・・」

ジョージ「いいことでもあったのかね?」

ジョナサン「最近音楽に興味がわきまして、音楽を聴いていると心が落ち着きます」

ジョージ「ほう・・音楽か」

ジョージ「しかし、ここらへんに音楽家はいないはずだが?」

ジョナサン「い、いえ音楽の授業ですよ・・・はは」

ジョージ「そうか、思ったより大丈夫そうで何よりだ」

ディオ「なにを隠しているジョジョ・・・」ガサコソ

ディオはこの屋敷の合鍵を全て持っているのだ!

ディオ「ん・・・?」

ディオ「机の引き出しの奥に何かあるぞ・・・」

ディオ「なんだこれは?」ガチャホポチ

~♪

ディオ「こ、これは・・・!!」

>>8 ディオが聴きそうな曲が思いつかないから安価

http://www.youtube.com/watch?v=4gHCWMKSoZ4

ディオ「うおぉぉぉぉ!?」

ディオ「素晴らしい、音楽が聴ける道具か!!」

ディオ「このディオが持つのにふさわしい」ニヤ

コッコッコッコ

ディオ「まずい・・・!ジョジョが帰ってきた」

ディオ「つい聴きはいってしまった」

ガチャ

ジョナサン「さ~てまた音楽聴きながら勉強でもするか」

ジョナサン「!?」

ジョナサン「無い!僕のウォークマンが無い!!」

ジョナサン「そんな・・・鍵はちゃんと閉めたのに!!」

ディオ(あ、危なかった・・・鍵を閉めなおしてすぐにベットの下に潜り込まなければ見つかるところだった)

ジョナサン「こんな事をするのはディオしかいない!」

ガチャ タッタッタタタタ

ディオ「フフフ、俺の手元にあるものは二度と他の奴のものにはならん!!」

ディオ「さて、町に行ってアリバイでも作るとするか」

数時間後

ディオ「ただいま帰りました」ガチャ

ジョナサン「ディオ・・・君、僕の部屋に入ったかい?」

ディオ「何を言い出すんだジョジョ、君は鍵をかけただろ?」

ジョナサン「じゃあ誰が他にできるんだ!!」

ディオ「ジョジョ・・証拠も無いの押し付けるのはやめてくれよ・・・」

ディオ「ところ何を盗まれたんだ?ジョジョ」

ジョナサン「小さな薄い四角い箱のようなものだよ、紐が2本ついてる」

ディオ「知らないなぁ・・・ところでそれは何に使うものなんだい?」ニヤニヤ

ジョナサン「・・・」

ディオ「で?何に使うものなんだ?」

ジョナサン「ちょっと待て・・・なんで盗まれたと分かるんだ?」

ディオ「!?」

ジョナサン「ぼくは部屋にはいったかどうか聞いているだけなのに・・・」

ジョナサン「盗まれたとは何も言ってないよ」

ディオ(し、しまった・・・)

歌はいいね
人類が生み出した文化の極みだよ

>>16 ジョナサン「だよね!!」

>>15
なるほどジョナサンに奪い返されてディオが「やっぱり欲しいぞウォークマンッ!!」
とか言ってヨドバシカメラ行って通販番組並のサクラ始めるのね

>>18 後任せていい?wwwwwwwwwwww

ジョナサン「やはりディオ!!君はウォークマンを盗んだんだね!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

ディオ(くっ・・・まずい、ディオとあろうものがこんなミスを・・・・)

ディオ(いや、待て・・・まだなんとかなる、なるはずさぁ!!)

ディオ「いや、そんな事聞いてくるなんて何か無くしたのかなぁと思ったのさ」

ディオ(冷静に・・・冷静にだ、こいつは馬鹿だもっともらしい事を言えば何も言えなくなる!!)

ジョナサン(た、たしかにそう思ってもおかしくない・・・)

ディオ「そうだろう?そもそも僕はどうやって君の部屋にはいったんだい?」

ディオ「それに僕はあの後すぐそこの店でパンを買いに行ったんだ」

ディオ「そしてずっと友人部屋で遊んでいたしな・・・」

ジョナサン「くっ・・・口からのでまかせだ!!」

ジョナサン「僕の部屋にはいって、すぐに盗み、パン屋に行く時間がある!!」

ディオ「あの店は急いでも10分はかかる、あの時は2時半だったから2時40分ぐらいになるな」

ディオ「ジョジョ、君はお義父さんとどれくらい一緒に話してたんだ?」

ジョナサン「10分くらいだ」

ディオ「そうか、なら僕が盗んだとしてパン屋に行ったなら2時40分をゆうに超えていると思うが?」

ディオ「店に行って聞いてみろよ、ぼくはそれぐらいにあの店に行った」

ジョナサン「あぁ、聞いてくるとも!!」ダッ ガチャ バーン!

ディオ「・・・フン」

ジョナサン「す、すいません!!」ハァハァ

パン屋「ん?おぉジョジョじゃないか、どうしたのかね?」

ジョナサン「ディオは今日この店に来ましたか?」

パン屋「おうおう、きとったよ」

ジョナサン「何時?」

パン屋「う~ん何時じゃッたかなぁ・・・?」

パン屋「お~い、レベッカ、ディオ君は何時きとったかのう?」

レベッカ「ディオ君?確か2時40分くらいだったかしら」

ジョナサン「!」

ジョナサン(ディオがもし僕の部屋にはいってタンスの奥から盗ったしたら間違いなく3時くらいになる・・・)

ジョナサン「ありがとうございました・・・」トボトボ

パン屋「・・・」

パン屋(ディオ君・・・君の言う通りにしたよ)ニヤァ

ジョナサン「ただいま・・・」

ディオ「やぁ、僕の無実は晴れたかな?」

ジョナサン「あぁ・・・君の言うとおりだったよ」

ディオ「だろう?」

ジョナサン「でも一応君の部屋を調べさせてもらっていいかい?」

ディオ「もちろんだとも」

ディオ(フン・・・無駄なんだよ・・・無駄無駄・・・)

ジョナサン「くっ・・・」

ディオ「もう気はすんだか?」

ジョナサン(結局見つからなかった・・・)

ジョナサン(どこにあるんだ?)

ジョナサン(屋敷はもう調べつくした、つまり屋敷にはないということになる)

カチャカチャ

ディオ「水のお替り、頼むよ」スッ

メイド「はい」

ジョナサン「・・・・」

ジョージ「ジョジョ、どうしたんだ?食事が進んでないぞ」

ジョナサン「は、はい」

ジョージ「大ぐらいのお前が珍しい、具合でも悪いのか?」

ジョナサン「・・・」

ディオ(たまらないな・・・音楽は聴けるしこいつの絶望の顔も見れる、まさに一石二鳥とはこの事だな)

ディオ「ジョジョ、休んできたらどうだい?」

ジョナサン「あぁ・・・そうさせてもらうよ」

ガチャ 

ジョナサン「失礼します」

バタン

ジョージ「・・・・ディオ、君はジョナサンの様子の事で何か知ってるかね?」

ディオ「・・・いいえ、知りません」

ジョジョは自分の部屋へ行き2時間ねむった…
そして……
目をさましてからしばらくして
ウォークマンなくした事を思い出し………泣いた…

>>33 訂正

ジョジョは自分の部屋へ行き2時間ねむった…
そして……
目をさましてからしばらくして
ウォークマンをなくした事を思い出し………泣いた…」

次の日

ディオ「少し出かけてくるよ」

執事「はい、お気をつけて」

_______
____
__


ディオ「おい、いるか?」コンコン

ガチャ

少年A「あぁ、ディオ」

ディオ「ウォークマンは?」

少年A「はい」スッ

ディオ「フフ・・・ところでいじくり回してないだろうな?」

少年A「もちろんだよ・・・でもこれなんなんだい?」

ディオ「よし・・・手伝ってくれた礼にお前にも知る権利を与えてやろう」

ディオ「これは音楽を聴ける道具だ」

少年A「えぇ!?まさか、こんなものが楽器のわけないし、レコードにも見えないよ?」

ディオ「フフ、そんなものではない聴いてみろ」

http://www.youtube.com/watch?v=y6oXW_YiV6g

少年A「す、すごい!レコードとは比べられないほどの音質!そこにシビれる!中毒なるぅ!」

少年A「どこで手に入れたんだい?」

ディオ「なぁに、ちょっとしたコネで手にはいったのさ」

http://www.youtube.com/watch?v=fxphAjwTvRk

ディオ「・・・曲はいいが、なんか俺のことを言われてみるみたいだ」

少年A「なぁ、今日も僕に預けるのか?」

ディオ「あぁ、家で聞くとばれる恐れがるのでな」

少年A「じゃあ、使ってもいいか?」

ディオ「構わんが、絶対に言いふらすなよ」

少年A「やった!」

次の日

少年A「やべぇ!遅刻するぅ!!」

少年A母「昨日夜遅くまで起きてたんでしょうぅ!!早く行きなさいぃ!!」

少年A「行ってきますぅ!!!」

少年A母「まったく・・・夜遅くまで何やってたんだか」

少年A母「さて、掃除でもしますかね」

少年A妹「ママ、お兄ちゃんの部屋から本借りていいかな?」

少年A母「いいんじゃない?別に」

ガチャ

少年A妹「えーとどれにしようかな・・・」

少年A妹「ん?なんだろうこれ」

少年A妹「へんなの、カード入れかな?」ポチ

少年A妹「あ、なんか押しちゃった・・・」

~♪

少年A妹「なんか鳴ってる・・・」

http://www.youtube.com/watch?v=22bK0C2obFc

少年A妹「わ~すごい!音楽だ!!」

少年A妹「友達に見せに行こっ!」

少年A妹「ママ、ちょっと遊びに行ってくるね」

少年A母「遅くならないようにね」

少年A「ただいま~」

少年A母「あら、お帰り」

少年A「よ~しウォークマンウォークマ・・!!」

少年A「なっ無い!!!」

少年A「か、母さん!僕の部屋に入った?」

少年A母「いいえ、でも妹なら入ったわよ」

少年A「くっ!勝手に持ち出しやがって!!」

少年A妹友人「すごーい!」

少年A妹「でしょ?」

少年A妹友人「いいなぁ、わたしに頂戴よ」

少年A妹「だめよ」

少年A妹友人「え~」

お菓子屋「お菓子が安売りだよ~今だけだよ~」

少年A妹「あ!あれ買いに行こうよ!」

少年A妹友人「うん」

オジサンコレチョウダイ アイヨ コレモコレモ

おっさん「んだこれ?ゴミか?紐みたいなのがついてるが・・・」ヒョイ

おっさん「ポイ捨てとはいけねぇなぁ、ゴミはゴミ箱へ捨てないと」ポイガサッ

も り あ が っ て ま い り ま し た

>>49 ありがとう



少年A妹「ありがとう、おじさん」

お菓子屋「あいよ」

少年A「あ!いた!」

少年A妹「あ、お兄ちゃん」

少年A「お前!僕の部屋から盗ったな!ウォークマン!」

少年A妹「ウォークマン?・・・ああ、あの音楽が聴ける奴?」

少年A「そうだ!あれはディオから預かってるものなんだ、返せ!」

少年A妹「それならあそこに・・・あれ?」

少年A妹「うそ・・・ない・・」

少年A「!?」

少年A「おい!冗談じゃねぇぞ!もっとチャント探せ!!」

少年A(ふざけんじゃねぇぇぇぇえ!!!)

少年A妹「ここにあったのに!」

少年A妹「あなた!盗ったんじゃないの?」

少年A妹友人「知らないよ!」

少年A妹「うそよ!さっき欲しがってたじゃない」

少年A妹友人「さっきまで一緒にお菓子を買ってたじゃない!」

少年A「おい!!いいからさっさと探せ!!!」

ギャーギャー


ゴミ集め「よっこらせ、持って行くか」ガシッ

少年A妹友人「ねぇ・・・もしかして誰かが持って行ったんじゃない?」

「「!?」」

少年A妹「そ、そうかも」

少年A「その可能性はあるな・・・」

少年A「どいつだ・・・お!」キョロキョロ

少年A「おい!そこのあんた!」

少年Aが目をつけた人物は・・・!!

ゴミ集め「ん?俺かのことか?」

少年A「ちょっと調べさせてもらう!!」

ゴミ集め「おいおい、どういうこったよ?」

少年A「ちょっと落し物を探してるんだ、ちょっとそのゴミ箱を調べさしてくれ」


ゴミ集め「まぁ・・そういうことならかまわねぇが」

少年A「まずいぞ・・・ない」ガサゴソ

ゴミ集め「もういいか?」

少年A「いや・・もうちょっと」

ゴミ集め「いい加減、もういいだろう!!」グイッ

少年A「あ」

少年A「待ってくれ!」

ゴミ集め スタスタ

少年A「どうしよう・・・ディオに殺されるぅ!!」

オマエノセイダゾ!!アアアアアア!!!クッソ!!


キラッ

少年Aは気付いていない・・・


ウォークマンは道で静かに・・・光っていた







  __ロロ  __ロロ   __ロロ __ロロ  __ロロ  __ロロ   __ロロ
 |_  |  |_  |  |_  | |_   |_  |  |_  |  |_  |
  _| |   _| |   _| |  _| |  _| |   _| |   _| |
 |__|   |__|  |__|  |__| |__|   |__|  |__|  ロ ロ ロ ロ

>>58

AAミスった・・・・ort

        /´〉,、   | ̄|rヘ

  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__ L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」            _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」     /^ヽ、 /〉
  '´              (__,,,-ー''    ~~ ̄   ャー-、フ /´く//>
                                  ー-、__,|    `"

>>58訂正

オマエノセイダゾ!!アアアアアア!!!クッソ!!


キラッ!

少年Aは気付いていない・・・


ウォークマンは道で静かに・・・光っていた


ゴゴゴゴゴゴ・・・

aaやったらずれる・・・
誰か情弱な俺を助けてくれ

その日の夜

ディオ「なに!?ウォークマンをなくしただと!!」ガタッ

少年A「ごめん・・・」

ディオ「・・・貴様~」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

少年A「違うんだ!妹が!」

ディオ「言い訳無用!!」バキッ

少年A「ぐわぁあぁぁあ!!!」ドテッ

ディオ「フッー・・・フッー!」

ディオ「・・・で、どこで落としたんだ?」ギロッ

少年A「ま、町の中心部・・・色んな店が集中しているところだよ」

ディオ「くっ!よりによってそんな所で無くしやがって・・・来いっ!探しに行くぞ」

~町の中央部~

エリナ「買い物終わり!さて、帰りましょう」スタスタ

キラッ


エリナ「・・・?」スッ

エリナ「何かしらこれ?カード入れ?」

エリナ「ん~勝手に動かしちゃダメだよね」



ディオ「おい!もう日が落ちそうだ、さっさと探せ!!」

少年A「分かったよ・・」

エリナ「・・・もう日が暮れるし仕方ないから、預かっておきましょう」


エリナ(本当はとても気になるからだけど)

ガチャ

エリナ「ただいま」


エリナ父「おかえり」


エリナ母「買い物お疲れ様、ごめんなさいね日暮れに頼んじゃって」


エリナ「ううん、これくらい平気よ」


エリナ父「お風呂がわいてるから、温まってきなさい」


エリナ「はーい」スタスタ

エリナ「ふぅ、いいお湯でした」フキフキ

エリナ「あ、そうだそうだあの拾ったもの何なのか調べないと」

エリナ「ウォークマン・・・聞いたこと無いわね」

エリナ「・・・」ポチ

~♪

エリナ「!?」

エリナ「何か聞こえる・・・」

http://www.youtube.com/watch?v=1jY7TQ-zlyw

エリナ「・・・いい曲だわ」ウットリ

エリナ「音楽が聴けるなんてすごいわ・・・」





少年A「ディオ~もう見つかりっこないよ」

ディオ「黙れっ!!誰のせいでこんな事になったと思っている」

少年A「でも、もう夜中だよ こんなとこ見つかったら・・・」

ディオ「・・・仕方ない、今日はあきらめよう」

~ジョースター家~



ジョージ「ディオは遅いな・・・」


ジョナサン「・・・」


ディオ「ただいまかえりました」ガチャ

ジョージ「・・・ディオ!!時計を見ろ!!今何時だと思っている!?」

ディオ「も、申し訳ありません!」

ジョージ「もう、皆は食事を済ませた、今日は夕食はなしだ!!!」

ディオ「当然の罰です・・・本当に申し訳ありませんでした」

ジョージ「ディオ・・・私は君を大事に思っているからこそだぞ、こんな夜遅くまで出歩くのは危険だ」

ジョナサン「・・・」

ディオ(くっ!なんという恥だ!!あのジョナサンまでもが哀れみの目で僕を見ている!!)

ディオ(まるで寝小便のシーツを隠そうとしている少年を見ているような目で!!)

~次の日~

ジョナサン「・・・はぁ」

ジョナサン(あれからウォークマンは見つからないし、どこに行ったんだろう?)

ジョナサン「暇だし、町にでも行こうかな」

http://www.youtube.com/watch?v=E4gaJ2oj-NM

エリナ「・・・これもいい曲ね」

エリナ(よくよく考えたら、私って泥棒よね・・)

エリナ(今頃、持ち主は困っているかもしれない)

エリナ「・・・やっぱり元に戻しに行きましょう」

~町の中央部~

ザワザワガヤガヤ

ジョナサン「相変わらず、人が多いなぁ」

ジョナサン「・・・ん?あれは・・・エリナ?」


エリナ(え~とここらへんで拾ったのよね・・・確か)

ジョナサン「間違いないエリナだ・・・どうしよう隠れてやり過ごさなきゃ!」

ジョナサン「あれ?エリナはなにをしようとしてるんだ?」

エリナ「よいしょ・・・っと」コト

ジョナサン「!?」

ジョナサン「あ、あれはウォークマン!!どうしてエリナが!?」

ジョナサン「エ、エリナ・・・」

エリナ「!?」

エリナ「・・・ジョジョ、どうしたの?」

ジョナサン「・・そのウォークマンを盗んだのは君かい?」

エリナ「え!?違うわ!私は拾っただけよ、そして元の場所に戻しに来たの?」

ジョナサン「そ、そうなのか、よかったぁ・・・実はそれは僕のなんだ」

エリナ「え、本当?」

ジョナサン「うん、数日前に無くしてたんだ」

エリナ「よかったわね、ジョジョ」

ジョナサン「・・・・」

ジョナサン「さっきここで拾ったて言ってたよね?」

エリナ「えぇ」

ジョナサン(どういうことだ?僕の家に置いてた物がなぜここに・・・)

ジョナサン「やはり持ち出されたと考えるしかないか・・・」

エリナ「え?」

ジョナサン「実はだね・・・」

ジョナサンは今までのいきさつを話した!!



エリナ「・・・そんなことが」

ジョナサン「やっぱりディオかな・・・」

エリナ「客観的に見ても怪しいわね」

ジョナサン「でもディオにはアリバイがあるからなぁ」

エリナ「・・・!」

エリナ「ひょっとしたら・・・」

ジョナサン「・・・?」

~数日後


ディオ「もう・・・諦めたほうがいいか・・・」

少年A「・・・ディオ、本当にゴメン」

ディオ「・・・もう叱る気にもならん」

キラッ

少年A「ん?・・・あ、あれはっ!?」

ディオ「なんだ」

少年A「ウ、ウォークマンだ!!ディオ!!!」

ディオ「なに!?」

少年A「なんでこんな所に・・・?」スッ

少年A「ん?あれ?ウォークマンが」

ディオ「何をしている、早く取れ」

少年A「ち、違うんだウォークマンがひとりでに・・・」

ジョナサン「やっぱり君だったのか、ディオ」

ディオ「!?」

ディオ「ジョジョ!?」

ジョナサン「もう終わりだ・・・ディオ」

ディオ「すまないがなんのことだか・・・」

ジョナサン「もう無駄だ、君はさっきウォークマンとはっきり言った」

ジョナサン「これは君が一度ウォークマンを手にしているという事だ」

ジョナサン「つまり君が僕の部屋からウォークマンを盗んだ犯人だ!!」バーン

ディオ「くっ・・・」

ディオ「だが僕にはアリバイがある!」

ジョナサン「もう分かっているんだよ、パン屋のおじさんから聞いた」

ジョナサン「お金を握らせて、僕に嘘をつくように仕向けたのは!!」

ディオ「・・・っ!」

ディオ(まずい・・・このディオが追い詰められている!!くそっ!!)

http://www.youtube.com/watch?v=4458fC7mDsc


ディオ「くっくっくっく・・・」

ジョナサン「・・・」

ディオ「ジョジョ・・・貴様にここまで追い詰められるとは思わなかったよ」

ディオ「そうだ・・・ウォークマンを盗んだ犯人はこのディオだ!!」

ジョナサン「なぜこんなことを・・!」

ディオ「フン、貴様を今度こそ落ちこめさせてやろうとな」

ディオ「あと、そのウォークマン!!それは素晴らしい道具だ・・・」

ディオ「それを僕のものしたい・・・」

ディオ「ジョジョぉ!力ずくでもそれはいただくぞ!!」

ジョナサン「やはりそうくるか・・・!」

ジョナサン「来い!!」

ドドドドドドドドドドドドド

http://www.youtube.com/watch?v=bIIWvC8Rh_M

待ってた

>>104 いいセンスだな

ディオ「フン!」ヒュッ

ジョナサン「ハッ!」バシ

ジョナサン「うおおおお!!」ズドドドド

ディオ「なに!?なんだこの速さは!?以前のやつと明らかに違う!!」

ジョナサン「~♪」タッタタ

ディオ「そ、そうか!音楽が奴に力を与えているのか!!」

ジョナサン「はぁ!!」バッ

ディオ「!?バックドロップだと!?こいつどこでこんな・・・ぐあぁぁぁ!!!!」バン!!

ディオ「くっ・・・・」

ジョナサン「ディオ・・・別に君にウォークマンを貸しても良かったんだ」

ジョナサン「でも・・・なぜ盗んだんだい?僕に言えば貸したかもしれないのに」

ディオ「くっくっくく・・・僕は貸し借りなどしない、欲しければ奪えばいいのだからな!!」

ディオ「貴様に物を借りるなんて想像するだけでも吐き気がする!!」

ジョナサン「・・・」

ジョナサン「そうか・・・なら僕は君が盗むという行為をやめるまで抗い続ける」

ジョナサン「これは渡さない・・・」

ディオ「・・・」

ウォークマンをめぐる戦いはここにて終わった・・・
あれからジョジョはエリナとのよりを戻し、幸せな普通の青春を過ごしていた


~ジョースター邸~


ジョナサン「あ~楽しかった!エリナも喜んでたなぁ」

ジョナサン「音楽でも聴いて寝ようかな、明日もエリナと遊ぶし」スッ ポチッ

ジョナサン「・・・うん?なんだろう、新しい曲が追加されてる」

ジョナサン「・・・聴いてみよう」

https://www.youtube.com/watch?v=-Tdu4uKSZ3M

ディオ「くそっ!まただ!またジョジョにしてやられた!!」

ディオ「冷静に自分の心をコントロールするんじゃなかったのか!」

ディオ「ウォークマンへの執着を捨てなければ・・・」

ディオ「完全に自分を支配しなくてはならない!」

ディオ「絶対にだ・・・!!」


                             To Be Continued・・・

何をやっている、もっと続けろ!

>>111
すいません許してください、なんでもしますから

普通に終わりなんだけど、不満?

おっともうこんな時間か、すまないね
私は夜12時には床につき必ず7時間は睡眠をとるようにしている
殆ど朝まで熟睡さ・・・

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月12日 (水) 00:06:59   ID: MiCTDP0b

盛り上がってまいりました

2 :  SS好きの774さん   2014年08月14日 (木) 14:57:50   ID: jgGTC44a

永眠end

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