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ルイージ「ちょっ兄さん、水中面でスマホ使うのやめてよ」

マリオ「大丈夫だって、兄さんのは完全防水だから」

ルイージ「そんな事を心配してるんじゃないよ！ただでさえ動きにくいんだから
　　　　そんな注意散漫な状態じゃ絶対ミスするから！」

マリオ「大丈夫だって、此処ノロい敵しかいないから。兄さん何年冒険してると思ってんのよ」

ルイージ「そういう根拠の曖昧な自信が一番危ないんだよ兄さん！」

マリオ「イヤッハーｗｗルイージ見ろよこの糞スレｗｗｗ」

ルイージ「ちゃんと俺の話を聞いてよ兄さん！！」

マリオ「おい、お前正面にプクプク…」

ルイージ「痛でええええええええええええええええええええ」

　　　
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ルイージ「ちょっ兄さん、ヨッシーに乗るときはタバコ吸わないでよ」

マリオ「大丈夫だって、ヨッシーは副流煙とか気にしない派だから」

ヨッシー「あ、はい。私そういうの全然気にしませんよ。
　　　　　それなりの待遇も用意されてますし」

ルイージ「だからそういう事じゃないんだって！安全上問題があるんだよ！」

マリオ「心配しすぎだってルイージ。俺とヨッシーが何年付き合ってると思ってるのよ」

ヨッシー「そうですよルイージさん。
　　　　　あ、マリオさん私にもタバコ一本貰えますか？」

ルイージ「だから危ないって！！」

マリオ「おい、お前ファイアバーが…」

ルイージ「熱づううううううううううううううううううううううううう」

ヨッシー「熱そうですね……」

　　　
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ルイージ「ちょっ兄さん、クッパ戦なのにiPodとスマホと煙草ってどういう事なの！」

マリオ「大丈夫だってルイージ、クッパ見てみろよ。
　　　　あいつなんて今SNSやってんだぜ」

クッパ「「ついったーなう」っと…」

ルイージ「そんなどうでもいい呟き後にしてよ！あんた達やる気なさすぎだよ！」

マリオ「おいルイージ、クッパから目を離すな…」

ルイージ「ぎゃあああああああああああああああ」

クッパ「「ルイージ倒したなう」っと…」

　　　
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マリオ「あーあ負けちゃったな。さすがに兄さん一人じゃ無理だったよ」

ルイージ「……」

マリオ「ルイージ、お前ちょっと死に過ぎだぞ。もうちょっと気をつけなさい」

ルイージ「……」

ルイージ「……なんでだよ…」

マリオ「？」

ルイージ「一体なんでなんだよ…！どうして俺ばっかり！！」

ルイージ「兄さん！俺は何か間違っているのかい！？」

ルイージ「どうして俺は……俺は……」

マリオ「ルイージ……」

マリオ「……」

マリオ「……いいかルイージ？」

マリオ「俺達も20半ば…もう大人だ…」

マリオ「自分の行動には自分で責任を持つ。落とし前も自分でつける」

マリオ「こういう自己完結の世界なんだ、俺達大人の世界ってのはな」

マリオ「だからなルイージ、兄さんの心配したくなるのも分かるがまずは自分の心配からだ」

マリオ「兄さんの心配をするのは、自己完結が出来てなおかつちょっと余裕がある時ぐらいでいいんだよ」

ルイージ「兄さん……」

マリオ「兄さんもお前に対してはそういうスタンスだし、基本的には自己完結してるつもりだ」

ルイージ「兄さん…」

ルイージ「兄さんの言うとおりだよ…」

ルイージ「兄さんはいつだって自己完結できていた…」

ルイージ「足を引っ張っていたのは自己完結の出来ていない俺の方だったよ兄さん…」

ルイージ「兄さんありがとう…。俺…目が覚めたよ！！」

マリオ「分かってくれたか…ルイージ…！」

ルイージ「さぁ！行こう兄さん！クッパを倒しに！！新生マリオブラザーズで！！」

マリオ「イヤッハーー！！！！！！！」

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ルイージ「勝負だ！クッパ！！」

クッパ「「再戦申し込まれたなう」っと…」

ルイージ「ちょっ兄さんiPod……」



ルイージ「音漏れしてるよ！」

マリオ「あ、ごめんね。はいこれで大丈夫？」

ルイージ「オーケー兄さん。じゃあ行くぞクッパ！！」

クッパ「はいはいっと…」

クッパ「……！！！！！」

クッパ「（何だこの動きは…！！さっきの戦いとはまるで比べものにならない程に
　　　　兄弟全体に隙が無い……！！！）」

ルイージ「新生マリオブラザーズの拳を喰らいやがれ！！！！」

クッパ「ぐはあああああああああああああああああああああああああ」

クッパ「う…うう…「敗れたなう」っと……ぐはぁあ……」

マリオ「…やったな、ルイージ！！」

ルイージ「兄さん！！勝てたよ！俺達！！」

マリオ「新生マリオブラザーズに敵はいないという事だな！」

ルイージ「兄さん…兄さん…！ありがとう！！！！」

マリオ「さぁ奥にピーチが待ってるぞ！行くぞルイージ！！」

ルイージ「うん！！！」