ほむら「人間まどかを攻略する」まどか『えぇー』 (1000)
前スレほむら「愛よ」まどか「え?なあに?」ほむら「なななんでもないわ」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1384531400/)
ー叛逆後ー
まどか『なにさ!ほむらちゃんは私の愛だけじゃ不満なの!?』
ほむら「そうは言ってないわ!わ…私は毎日まどかに調教されて、…幸せだけど」
ほむら「それとは別に、人間のまどかとも普通に仲良くなりたいじゃない!」
まどか『やっぱり声だけの私より、実体のあるあの子の方がいい、かな…?』
ほむら「そんなことない!絶対ない!!誓うわ。私はまどかだけのペットよ」
ほむら「他の誰にも、ほむ汁の一滴も許さないんだから!」
まどか『ほむらちゃん…!ありがとう』
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385301499
まどか『疑ったりしてごめんね。ほむらちゃんは私の、最高の性奴隷だもんね』
ほむら「は、はいぃ!私はまどかと出会った瞬間から、まどかの虜なんです!まどかバカなんです!」ハアハア
ほむら「まどかのお仕置き期待しただけでクリトリス乳首おっ勃たせて、ほむ汁ひざまで垂れ流す万年発情期のくそ犬性奴隷なんですぅう」ハアハアハアハア
まどか『ティヒヒヒヒ!』ゾクゾク
まどか『じゃあ今日のお仕置き始めちゃうよー?』
ほむら「はやくっ!ちょうだいぃ!」ハアハア
まどか『…もしさ。いま人間の私もいて、内から外からW調教されちゃうとしたら、どうする?』
ほむら「だっ…!だぶっ…!」
ほむら「ら、楽園だわ…!!」鼻血ダバー
まどか『………』
ほむら「んくっ!…ぁあ」プシッ
ほむら「…ぁっ、やだ。想像だけで…軽くイっちゃった」
まどか『ほむらちゃんの』
ほむら「?」
まどか『バカああああっ!!』ビビビ
ほむら「ひぃいいぃいぃいいぃいぃっ!!?」ゾクゾクッ
ほむら「んぎぃッぃいいぃいぃっくううぅぅうううぅぅうううぅぅうっ!!!」プッシャアアア
ほむら「あへぇ」ビクンビクン
まどか『ふんだ』
○あらすじ
・思念体変態ドSまど神in変態ドM悪魔ほむ
↓詳細
まどか『私はね、ほむらちゃん』
まどか『あなたが円環の理から奪った力そのものだよ』
ほむら(私が奪った、力ですって?)
まどか『そう。ほむらちゃんは私を裂くときに、三分割したの』
まどか『ひとつは、いまこの世界で人間として存在している鹿目まどか』
まどか『もうひとつが、不完全ながらも未だ魔法少女を導く概念として存在している鹿目まどか、つまり円環の理』
まどか『最後が、あなたが世界を変えるために自身の魂に取り込んだ鹿目まどか』
まどか『つまり、私だね』
ー中略ー
ほむら(私は、あなたの魔力だけを取り込んだつもりだった。なぜ人格があるの?)
まどか『んー』
まどか『魔力っていうのは、QBが言うところの感情エネルギーだよね』
まどか『ということは、感情エネルギー、つまり魂なきところには魔力はあり得ない』
まどか『ほむらちゃんが私の力を奪おうとするなら、それは私の魂を奪うことに他ならないんだよ』
・まどか『ほむらちゃんは私の自慢のペットです!』
○各人のほむら評
・鹿目まどか
人間まどか「え、ほむらちゃんですか?」
「最初は、ちょっと変わった美人さんだなーくらいの印象だったんですけど…」
「保健室で奇声をあげながら襲って来たり」
「お見舞いに尋ねたら、玄関先で…その、はだかで…おまたも大きく広げてて…やだ、もう」
「え?最後まで言うんですか」
「その、私のこと大好きって…叫びながら、お、オシッコみたいなのを全身にかけてきたんですっ!!」カアア
「正直もう、あんまり関わりたくないです」
・美樹さやか&巴マミ
さやか「アイツとはいろいろあったけど、ワルプルギスの夜を一緒に撃退しましたよー!」
マミ「パッチワークフィールドでね!」
・佐倉杏子
杏子「ほむら?アイツはいいヤツだなー。ラーメンおごってくれたから!」ケタケタ
_______
_____
ほむら「はぁっ!ん、ふううぅ」ビクンビクン
ほむら「ま、まどか…朝から、激しいのね」
まどか『今日はじっくり攻めようかと思ったけど予定変更だよ』
まどか『脳髄が焼き切れるほどの理不尽な快楽を叩き込んであげる』ティヒヒ
ほむら「そ、そんな…みんな見てるのに」ハアハア
まどか『だからだよ』
ほむら「あぁ…。まどかぁ」トロン
さやか「おぉーい、ほむら!いつまでトイレに篭ってんのさ!1時間目始まっちゃうぞー?」
ほむら「いけない!い、いまイッ!ん、ぃくわ…っ!あふっ」
さやか「ん、どした?具合悪いの?」
ほむら「すぐ、イクからぁっ!っふ、先、行ってて…」
さやか「…?あいよー」
ほむら(まどかっ!い、いまのは危ないわよぉ…)ドキドキ
まどか『でも気持ち良かったでしょ?』
ほむら(…う。うん)
まどか『ティヒヒ!正直でよろしい!』
まどか『いまみたいな攻めは、人間の私じゃ出来ないよー?』
ほむら(まどか、さっきの気にしてるの…?)
まどか『べっつにー?さあ、授業だよほむらちゃん』
ほむら(ええ…)
ー学校ー
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.106
・状態 発情 乳房淫化 ノーブラ ノーパン まどか隷属
・パンツ残数 0
ー授業中ー
さやか「……」カクンカクン
杏子「~♪」ポイポイ
さやか「………」カクンカクン
杏子「ふんふんふーん」ポイポイ
さやか「…っは!?」ガバッ
杏子「お、起きたか」
さやか「んあっ!杏子なにこれ!?人の頭になに乗せてんの!」
杏子「消しカス」
さやか「ちょっ!さやかちゃんのお御髪になんてことをおおお」
杏子「寝てるさやかが悪い!」ケタケタ
ん、ひゃっ!
さやか「…ん、なんか聞こえない?」
やめっ!まどかぁ
杏子「えーまだ寝ぼけてんのかよ」
あっいいのぉ
さやか「いやいや、マジで。なんか女のすすり泣くような…」
イッ!あぁぁ
杏子「こわっ!やめろあたしに話しかけるな!呪いがうつる!」
っひ、んへえ
さやか「こーなったら杏子も道連れだ~」ワキワキ
杏子「うわっ、やめろバカ!」
先生「うるさいぞ!バカふたり!」
キーンコーン
ほむら「ふへえ」ビクンビクン
まどか『ティヒヒ、ノーパンでそんな感じちゃったからイスまでほむ汁でベタベタだねえ』
ほむら(まどかが、容赦ないのが悪いのよっ!私、どんどん堕ちちゃうわ…)
まどか『それでいいんだよ、ほむらちゃん。あなたが救いようのないド淫乱な駄犬になればなるほど、私はうれしいんだよ!』ニコッ
ほむら(まどか…!私、もっとがんばるわ!あなた好みの牝犬になれるように!)
まどか『ティヒヒ、期待してるよぉー?』
ほむら「あぁ…」ウットリ
まどか『さてと!じゃあ約束だし、イスのほむ汁拭いたら休み時間は自由にしていいよ』
ほむら(ええ。…私は、休み時間も調教でいいんだけど…)
まどか『だーめ!ひとりぼっちになっちゃだめだよ、ほむらちゃん』
ほむら(まどかは心配性ね)
まどか『飼い主だもん、当然だよ』
ほむら「…………」
ほむら(自由、と言われても)
ほむら「……………」チラ
まどか「さやかちゃーん!はいこれ、借りてたマンガ。面白かったよ、ありがとう!」
さやか「おーう、でしょでしょー?特にライバルがカッコいいよねえ!」
まどか「んー、私は主人公の子がお気に入りかなあ。あんまり強くはないけど、なんでも一生懸命なのが勇気づけられて!」
まどか「私もがんばろう!って気になるんだ!」
さやか「へえ~!まどからしいや」
まどか「私、まだ日本でなにが流行ってるかとかあんまり分からないから…」
さやか「うんうん!なんでもこの日本マスターさやかちゃんに聞いてくれたまえー!」
まどか「ティヒヒ、さやかちゃんがいてくれて良かったよ。頼りにしてるね」
ほむら「………」ジッ
ほむら(まどか…)
ほむら(まどか…。こっちの生活にも慣れてきたみたいね)ジッ
ほむら(よかった…。あなたが、幸せそうなだけで…私は)
まどか『ほんとは混ざりたいクセに』
ほむら(ちょっとまどか!そんなこと、あるはず…)
まどか『ふーん?』
ほむら(だって…。だって嫌われちゃったじゃない)
まどか『まだわかんないよ?』
ほむら(わかるわよ…。あんなにハッキリ拒絶されたんだもの)
ほむら(でも、いいのよ。私はこうして、幸せなまどかを眺めるだけで…)ジッ
まどか「でねー!…っ!」バチッ
ほむら「あっ…!」バチッ
ほむら(目が合った…。気まずいわ)
まどか「………」プイッ
ほむら(あああ…。まどかぁ)
まどか『未練たらたらじゃない』
さやか「どしたのまどか?」
まどか「…なんでもない」
さやか(視線の先には…ほむらか。なるほど…)
さやか「んー」
さやか「おーい、ほむらーっ!」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
ほむら「!!?」
さやか「ちょっとこっち来てよー」
ほむら「え、え…?」
まどか『ほら、さやかちゃん呼んでるよ?行かないと』
ほむら「で、でも…」
まどか『さっさとしなさいっ!』ビビビ
ほむら「んふッ!?…っ!……!」
ほむら(行くわよ、仕方ないわね…)
ほむら(ご、ご主人さまの命令なんだもの)
まどか『うん、よろしい』
ほむら「な、なにかしら。美樹さん」
さやか「あのさ、ほむらに…って大丈夫?なんか顔赤いよ?」
まどか『ティヒヒヒヒ!ほら、発情してるのバレちゃうよー?』
ほむら「っ!だ、大丈夫。私は何ともないわ。日の当たり方じゃないの?」
さやか「んーそっか」
さやか「でさ!ほむらにも、まどかに日本文化を教えるの手伝ってほしいんだ」
まどか「ちょ、ちょっとさやかちゃん」
ほむら「え、その…」
さやか「まどか、こいつは小説とかそーゆー渋めのが好きだから。その辺知りたくなったらこいつに聞くといいよ!」
さやか「あたしは、音楽とかマンガとかポップなの担当するからさ!」
さやか「ね、いいでしょ」
ほむら「美樹さん、なにを勝手に…!」
まどか『ほむらちゃん。せっかくさやかちゃんが気を使ってくれたのに、無下にしちゃっていいの?』
ほむら(だって!嫌よ!怖いの…!これ以上まどかから拒絶の言葉を聞きたくないの!)
まどか『ほむらちゃん…』
まどか「ほむら、ちゃん」
ほむら(やだ!やめて喋らないで!こわい、こわいこわい!!)
まどか「その、じゃあお願いしてもいい、かな」
ほむら「え…?えっと」
ほむら「いいの?」
さやか「いいの?ってなんだよ!」ケラケラ
さやか「まどかがお願いしてるんだから、ほむらは『ええ、仕方ないわねふぁっさあ~』とかやればいいんだよ!」
ほむら「そ、そう…なの」
ほむら「…まどか。じゃあ、なにか聞きたいことがあったら言ってね?」
まどか「…うん」
ほむら「…っ!!」パアア
ほむら(やったっ!やったわまどかっ!!まどかが、私を頼ってくれるってっ!)
まどか『まぎらわしいね』ハア
ほむら(あああっ!良かったわ!神様仏様さやか様、ありがとうございますっ!)
まどか『悪魔のセリフじゃないよね、それ』
まどか『まあ、さやかちゃんには後でお礼言わないとね』
ほむら(ええ!そうね!)
まどか『テンション高いなあ』
まどか『…ふん』
ほむら「まっ!まどか!」
まどか「…なにかな」
ほむら「その、良かったら今日にでも、ふたりで本屋でも行かない!?オススメの本を紹介するわ!」
さやか「ちょ、おい」
まどか「えっ?…今日?今日は…ちょっと、用事あるかな…。ごめんね」
ほむら「なら、いつなら空いてるかしら?」ズイズイ
まどか「わっ!え、えーっと、その」
ほむら「私はいつでも大丈夫よ!まどかに合わせるわ!!」ズイズイ
まどか「わ、私は…」
さやか「はいはい、ストップストップ」
ほむら「む」
まどか「さやかちゃん」
さやか「ごめんねまどか。ほむらはちょっと熱くなると変になるだけで、根はいいヤツだから」
さやか「あとほむら。あたしもちょっと小説にチャレンジしたくなったからさ、行くならまどかと一緒に行ってもいいかな?あたしにもオススメしてよ」
ほむら「…そんなの」
まどか『さやかちゃんも連れて行ってあげよう?』ビビッ
ほむら「くぁっ…!え、ええ美樹さん、みんなで、っふあ…イキましょう」
さやか「うんうん」
さやか「いいよね、まどか?」
まどか「…さやかちゃんがそうゆうなら」
さやか「よし、決定!じゃあ明日あたり行こっか!」
ほむら「…ええ」
まどか「うん…」
ガララッ!
杏子「ふーっ!チャージ完了っと」
さやか「杏子!どこ行ってたのよ、お花摘みにしては長くない?」
杏子「おい、さやか!乙女になんてこと聞くんだ。デリカシーのないやつはモテないってマミが言ってたぞー」ケタケタ
さやか「杏子…あんたはいま、禁句を口にしたなーっ!」
杏子「はははー!間違ってねーじゃーんっ!」ダッ
さやか「こらーっ!待ちなさい杏子ぉーっ!」ダッ
杏子「やだねー」タタタ
ほむら「もう、あのふたりったら」クスッ
まどか「ほんとにね」ティヒヒ
まどか「あ」
まどか「…っ」プイッ
ほむら「……」
ほむら「まどか」
ほむら「食文化を知りたいんだったら、杏子に聞くといいわよ」
まどか「べつに」
まどか「食文化なんて知ってるもん。私は三年アメリカにいただけだもん」
まどか「流行とかにはうといけど…まるっきりの外人さんってわけじゃないんだよ」
ほむら「そ、そっか。それもそうよね…。気に障ったなら謝るわ、ごめんなさい」
まどか「…いいよ。私を思って言ってくれたんだから」
ほむら「……そう。ありがとう」
まどか「………」
ほむら「………」
ほむら「あの、まど」
キーンコーン
まどか「授業、始まるね」
ほむら「…ええ」
まどか「…明日、よろしくね」
ほむら「…っ!ええ!!」パアア
ダダダダダ…
杏子「うっ!?く、食い過ぎた…!腹が、重いっ!」ガクッ
さやか「捕まえたぞ杏子!あたしの純情をバカにした罰を受けなさーい!」
杏子「ちょい待てよさやか!前に吹っ切れたって言ってたじゃねーか!」
さやか「それとこれとは別なの!ってかあんた口ニンニクくさっ!」
杏子「あたしの今日の弁当はギョーザ弁当だからな」
さやか「あっ!早弁してたの!?」
杏子「この前授業中にやってバレたからなー」ケタケタ
先生「ふたりとも。授業始まるぞ!教室に戻りなさい」
さやか「はーい」
杏子「へぇい」
ほむら「ふふっ」クスクス
まどか『ほむらちゃん』
ほむら(ん、なあに?)
まどか『せいっ!』ビビビ
ほむら「ちょっ!?んああぁっ!ぐっ、ぎぃっ…!~~~~~~~~~~~っ!!!」ビクッビクッ
まどか『自分の立場、思い出した?あなたは私の、どーしようもなく浅ましいド淫乱な飼い犬ちゃんなんだよ』
ほむら「はっ!はぁっ!」ビクンビクン
ほむら(はいっ、思い出すもなにも、解ってます!片時も忘れてないです!)
ほむら(私はあなたの奴隷なのっ!あなたの、まどか様の愛のムチがないと餓死しちゃうの!)
ほむら(くださいっ!まどかぁ…私をメチャクチャに壊してぇえ)ハアハア
まどか『ティヒヒヒヒ!』ゾクゾクッ
まどか『いーよっ!』
ー学校ー
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.108
・状態 発情(中) 乳房淫化 ノーブラ ノーパン まどか隷属
・パンツ残数 0
とりあえず今日はもう寝ます
レスくれた方ありがとうございます
エロはなにぶんこのシリーズが初めてなもので…
いろいろと模索中です…
ほむら「ぅう…!~~~~~~~~~~~~っ!!」ガタガタ
ほむら「くひゅぅ…。あがっ…!はぁっ!ひいぃ…」ビクンビクン
ほむら(あああ…!とろけるぅ…!とろけて、私、バカになっちゃうぅ)
ほむら(は、激しすぎよまどかぁ…)
ほむら「んぎぃっ!?はっ…!~~~~~~~~~~~っ!!くふっ」カヒュッ
ほむら(まどかああっ!息が、苦しいの!気持ち良すぎて!ほむ汁噴きすぎてぇっ!ミイラになるっ!干からびちゃうぅっ!)
ほむら(………ま、まどかぁ。まどか?)
まどか『…………』
ほむら「ふぅ、あはぁ…。…っ!!?またぁ!ひぎっ!うぁ、ん」
ほむら「~~~~~~~~~~~~~~っ!!」プシッ
ほむら(ほむ汁がぁ…っ!イスからこぼれて…。教室なのに…っ)ボタボタ
ほむら(……)
ほむら(…ねえまどか?返事してよ、私こわいよ…。怒ってるの?)
まどか『…………』
まどか『…私だって、怖いんだもん』ボソッ
ほむら(え?…なに?)
まどか『なんでもないっ!』
まどか『ね、ほむらちゃん。ずっとずっと、一緒だよね?いつまでも私のペットでいてくれるよね?』
ほむら(…どうしたの?突然)
ほむら(そんなの、聞くまでもないでしょう?この、床にまでしたたってるほむ汁が答えよ)
ほむら(わ、私は…いじめられて興奮する変態だから。だからぁっ!まどかが飼ってくれないと、私死んじゃうの!)
ほむら(例え生きてても、魂が、ダークオーブが!まどかの愛のムチがないと枯れちゃうから!)
ほむら(だからまどかぁ。こんな情けない色ボケ駄犬で良ければ…一生飼ってほしいわ)
まどか『…っ、もう。ほむらちゃんは本当にかわいいなあ。人はパンのみにて生きるにあらず、って言うけど』
ほむら(私は、まどかに飼われてないと駄目みたい)
まどか『ティヒヒヒヒ!でも私の前だと駄犬だよね?どっちみちほむらちゃんはダメな子だね!』
ほむら(はいぃ…)ゾクゾク
まどか『ねえほむらちゃん。いつかの保健室で、最高威力のまどビーム攻めしたの覚えてる?』
ほむら(…ええ。そのせいで、人間のまどかの前で醜態を晒したわね)
まどか『それを、いまからまたやってあげる』
ほむら(っ!授業中、なのに…)ドキドキ
まどか『がんばって声ガマンしないとねえー?ほむらちゃんが変態さんだってバレちゃうからね』
ほむら(ああ、待ってまどか!それじゃあ私…!)
まどか『問答無用!いっくよー!』
ほむら(待っ…!)
ほむら「!?!!?」
ほむら「ふぎゅっ!!?ぁぁあ…!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッ!!!!」ガタガタ
ほむら「ッ!!…ッッ!あ、ああ」ボタボタ
まどか『ティヒヒ!ほむ汁流しすぎ!ほむらちゃんでドリンクバーできそうだよ!お客さんは誰もいないだろうけど!』
ほむら「~~~~~~~~~~~~~~ッ!!ふ、ふぅう~~~~~~~~!!」パクパク
まどか『がんばるねえ、ほむらちゃん。この責めを受けて声をガマンできるなんて、すごいガッツだよ!』
まどか『顔がすごく面白くなっちゃってるけどね。口パクパクさせちゃって、金魚みたい』ティヒヒ
ほむら「ぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ」ガバッ
まどか『あ、顔を伏せたのは正解だね。発情してとろけきったアヘ顔見られたら大変だもんね!』
ほむら「っ…!はッ!………あぁ」ビクンビクン
まどか『お、イクのおさまってきた?』
ほむら「………ぁへっ」シロメ
まどか『ティヒヒ!…幸せそうなアヘ顔しちゃって』
まどか『おやすみ、私だけのほむらちゃん』
まどか『ペットを疑うなんて…飼い主失格だよね。…うん、これからはもっと信じてあげないと!』
ほむら「……まどかぁ」ムニャ
まどか『うん、ほむらちゃん。私はここにいるよ。ずっとずっと、離さない。一緒だよ…』
先生「じゃあ、ここの問題を…おいっ!暁美!なにを寝とるんだ!前出て解きなさい」
まどか『え"っ!?』
まどか『ほむらちゃん!大変だよ!起きて起きて!』
ほむら「…ふへぇ」ビクッ
まどか『もう!早く起きないとまずいんだって!起きなさーい!この低血圧!』
ほむら「………すきぃまど…」
先生「どんだけ深く寝とるんだアイツは。おい、近くの誰か!起こしてやりなさい」
「はーい」
まどか『えええ!待って!』
まどか『こんなほむ汁バイキングな惨状を見られたら、ほむらちゃんの未来が危ないよ!』
まどか『ど、どうしよう!?』
まどか『…仕方ない、よね』
ほむら「っ!」ムクッ!
先生「やっと起きたか。さあ、やりなさい」
ほむら『はい』
まどか(ごめん、ほむらちゃん!一時的に身体乗っ取っちゃった…)
まどか(慎重に、慎重に…。勢いよく立っちゃったらほむ汁が糸引いちゃう)
まどか(んっ!ほむらちゃんの、感覚がじかに伝わる…)
まどか(背骨がビリビリきて、頭がモヤモヤだよ…)ゾクゾク
まどか(発情、しすぎ…)
まどか(よし、立てた。あとはさっさと解いちゃおう)
ほむら「…」スタスタ
ムワッ
さやか「ん、なんか生臭くない?」
杏子「そーか?」
さやか「なんか、どっかで嗅いだような…?」
杏子「あたしは特になにも感じねーぞ」
さやか「ってくさっ!杏子口臭い!あんたの口臭か!」
杏子「なんだとー!」
さやか「ギョーザ弁当は絶対やめた方がいいよ!てか次の休み時間でうがいしてきなって!かなり殺人級の臭いだから」
杏子「それは盛っただろお前!」
さやか「こっち向いて喋るなああー!さやかちゃん死んじゃう!」
杏子「死ねっ!さやかのバカ!」
______
____
ほむら「はっ!?」ガバッ
まどか『おはよう、ほむらちゃん』
ほむら(私、気絶して…?)
まどか『うん。いろいろ大変だったんだよー?先生にあてられるし』
ほむら(えっ!それ、どうなったの?)
まどか『それはねー、あ。先にほむ汁拭いちゃいなよ。もう休み時間だから』
ほむら(そっそうね…)ゴシゴシ
ほむら(それで、どうなったの?)
まどか『その、ごめんねほむらちゃん。身体乗っ取って私がやっちゃったの』
ほむら(乗っ取っ…!?そんなこと出来たの)
まどか『いやぁ、結構危ない賭けだったよ。なんせ初めてやることだし』
まどか『でも、ほむらちゃんの身体の制御権は私にもあるみたいだから』
ほむら(確かに、前に寸止め責めされた時に腕の制御権をまどかに奪われたわね)
まどか『そうそう!ほむらちゃんの意識がないぶん、その時より簡単だったかも』
ほむら(ありがとう、まどか)
まどか『いやあ、元はと言えば私がムチャな責めをしちゃったからだし、いいんだよ』
ほむら(でも、最高に気持ち良かったわ…)ゾクゾク
ほむら(んっ!やだ、また…う、疼いてきちゃった…)
まどか『もーしょうがないなあ、ほむらちゃんは!』
まどか『昼休みになったら体育倉庫ね。そこで思う存分乱れようよ』
ほむら(ええ!…ああ、楽しみすぎて、ほむ汁がぁ)
まどか『ステイだよ、ほむらちゃん。ガマンすればするほど、あとの快楽が大きくなるんだから!』
ほむら(ああ、つらいわ…)ドキドキ
ー昼休みー
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.121
・状態 発情(極大) 乳房淫化 ノーブラ ノーパン まどか隷属
・パンツ残数 0
まどか(はい、ほむらちゃん!もう交代して大丈夫だよ!)
ほむら『やっとなのね…!もう、切なくて切なくて!』ウズウズ
シュン!
ほむら(しかし意外だったわね。こうして念じるだけで表の人格をチェンジ出来たなんて)
まどか『だねえ。またプレイの幅が広がったね!』
まどか(発情してるほむらちゃんとチェンジすると私まで切なくなっちゃうのは想定外だったけど…)
まどか『さあさあ、ほむらちゃん!前見てみようか!』
ほむら「こ、これは…」
まどか『私お手製のほむらちゃんいじめマシーンだよ!』
ほむら「っ!」ゴクリ
そこには、太めの荒縄が徒競走のゴールテープのように張ってあった。
ただ、ゴールテープと違うのは、片方がつり上がっている点だ。
だから斜めに張られているゴールテープ、と表現するのが適切かもしれない。
一番低い位置の荒縄の高さがちょうど私の腰のあたりなので、ぎりぎりまたげない程度ということになる。
また、荒縄と平行になるように、荒縄の下にマットやらなにやらで坂が作ってあるため、荒縄と床との距離はすべて均等になっている。
さらに荒縄をよく見ると、乱間隔で大小の結び目がある。
ほむら(なんとなく、なにをさせたいのか分かったわよまどか)
まどか『さっすが!ほむらちゃんは変態のベクトルでも優等生だね!』
まどか『ほむらちゃんには今回、この荒縄をお股に挟んでこの坂を登ってもらいまーす!』
ほむら(や、やっぱり!)ドキドキ
まどか『この荒縄にはしっかりとローションが染み込ませてあるから、粘膜を傷つけることはないよ!』
まどか『思う存分、よがってね!』
ほむら(こ、こういう趣は初めてだけど…変態ちっくで興奮するわね)ドキドキ
まどか『あ、じゃあせっかくだし、もっと変態ちっくになろうか』
ほむら(もっと?)
まどか『悪魔に変身してやってよ』
ほむら(!!?あ、あの衣装で!?)
まどか『うん。いかにもドSっぽい服なのに、それ着ておしおきされてるなんて…素敵じゃない?』
ほむら(…まどか、あなたやっぱり天才だわ)
まどか『神だよー』
_______
_____
さやか「さてと!お昼も食べ終わったし、なにしようか」
まどか「うーん。私、ちょっと校内散策したいなあ。まだちょっと慣れてなくて」
杏子「よっし!じゃあまどかに付き合うか!」
さやか「だね!あ、そうだふたりとも。校内散策といえば、あたし変なウワサ聞いたんだけど」
まどか「ウワサ?」
さやか「そう!なんだか最近、昼休みになると体育倉庫から女のうめき声みたいなのが聞こえるんだって!」
杏子「うへえ、なんだよそりゃ。イジメかなんかか?」
さやか「それが、そーゆー雰囲気でもないらしいんだよ。なんかこう、超常的な…そう!この世の因果から外れてるみたいな」
まどか「要するに、幽霊っぽいってこと?」
さやか「ざっつらい!」
さやか「しかもこれって、見滝原七不思議がひとつ、死者の目覚めに似てない?」
杏子「やめろよ、あたしそーゆーの苦手なの知ってるだろ」
まどか「そうなんだぁ。杏子ちゃんがオバケ苦手なんて、なんか意外だなあ」
さやか「こいつはお子ちゃまだからね!」
杏子「うるせーな!教会に生まれたら嫌でもそーゆーのに敏感になるんだよ!」
まどか「ティヒヒ。杏子ちゃんの意外な一面を発見しちゃった」
さやか「ま、そーゆーわけで!体育倉庫探検しようか!」
まどか「おー!」
杏子「えぇー。マジでやんの…」
_______
_____
ほむら「ふっ!…んくっ!あああ、食い込んでぇ…」ノソノソ
まどか『ファイトだよ、ほむらちゃん!ご褒美まで用意したんだからがんばって!』
ほむら「ええ…!絶対、まどかからっ!んっ!恥ずかしい情報を聞き出すんだからっ」ノソノソ
~
まどか『どーせならゲーム風がいいよね!』
まどか『なんにもご褒美がないんじゃやり甲斐もないだろうし、上までたどり着けたら、なんと!』
まどか『私に関すること、どんな質問でもいいよ?みっつだけ答えてあげる!』
~
ほむら「はっ、ふぅ…」ノソノソ
ほむら(単調な刺激かと思って、甘く見てたけど…!これ、予想以上にイイわっ!)
ほむら(結び目の大きさがっ、まばらだし…間隔もランダムだから)
ほむら「くひゅっ!んあぁ…」ビクビク
ほむら(まったく、快感が予測でき、くふ。ないぃ)
まどか『早く進むか、ゆっくり進むかはほむらちゃん次第だよー』
まどか『ただ、あんまり早く進むとすぐイっちゃうだろうけど!』
ほむら(でも、ゆっくりすぎても、じっくり煮込まれるような快感でぇ、ヘンになるっ)
ほむら(でも、もう四分の三は進んだわ。あとちょっと…!)
まどか『………んー』
まどか『私が期待してる展開になるより早くほむらちゃんがゴールしちゃいそうだし、ちょっとイジワルしちゃおうかな』
ほむら(い、いたずらするの!?)
まどか『いやあ、せっかく縄責めしてるんだし、縄以外では責めないよ』
まどか『ただ、縄の快感を増やしてあげようかなって』
ほむら(ふや、す?)
まどか『ティヒヒ!いつかほむらちゃんのおっぱいを改造してあげたのと同じ手段で、今度はクリちゃんを改造しちゃおうかな!』
ほむら(やっ!いや、いまはだめっ!あとちょっとなのにぃっ!)
まどか『あとちょっとだからだよ!』
まどか『じゃ、いくよー?この改造を受けたらクリちゃんとその周辺の性感帯の感度は3倍くらいになっちゃうんじゃないかな』
ほむら(まっ!)
まどか『問答無用!』ビビビ
ほむら「!?ふ、うぅううぅっ」ビクビク
ほむら(う、うぅっ!なんて、激感なの…!?で、電撃を受けてるみたいっ!脳みそ、焦げちゃうぅ)ゾクゾク
ほむら(と、止まっててもこんななのに…動いたら、私、どうなっちゃうの…!?)
ほむら「ふぅーっ!ふぅーっ!」ガチガチ
まどか『気持ち良すぎて歯がなっちゃってるねえ。かわいいなあ』
まどか『でも、動かないとご褒美貰えないよ?』
ほむら「あ、あぁ…動く、わよっ!動けばいいんでしょっ!」ノソノソ
ほむら「っ!!ひいぃいぃいいいっ!!!」ビクンビクン
ほむら(結び目もなにもない縄の上を動いただけで、この快感…!)
ほむら(しかも、目の前には特大の結び目…!)
ほむら「はっ…はっ…」ノソリノソリ
まどか『慎重だね』
コリッ
ほむら「うぅううぅうぅううぅっ!!!」
ほむら(結び目に、乗り上げた…!も、もうイクっ!まずいわ…!一旦落ち着いて…)
ほむら「はあっ…ふっ、あぁ」
ほむら(い、いくわよ…。この、結び目から降りる、クリを弾かれる瞬間が一番の鬼門…!)
ほむら(大丈夫、性感も落ち着いてきてる…。いけるわよ暁美ほむら。ふう。せ、せーのっ!)
コリュッ
ほむら「あ、はあっ!」
ほむら「アヒゅっ☆あ、あああぁあ…!!」
ほむら「や、やぁあ…!やっぱりムリぃいいぃいいいいぃぃいぃっくうぅううぅうぅううぅうぅううぅっ!!!!」プッシャアアアア
ほむら「んおおおおっ☆あっ!ああっ!!あああああ…!」ビクンビクン
ほむら「あっ!!?」ズルッ
まどか『よぉしっ!!』グッ
ほむら(あ、あし…!踏み外して…!ま、まずいわ!)
ずっ!ずるるるるるるる!!
ほむら「きゃああいいあいああああいああっ!!!!あっ☆あひぃぃいいぃいいいいぃぃいぃっ」
まどか『ふふふ、足を踏み外したら、縄にしがみ付いたまま坂を滑り落ちてイクしかないよね!』
まどか『もちろん、これまでほむらちゃんが慎重に慎重に越えてきたすべての結び目にクリちゃん一瞬でシゴかれながらねえ』ティヒヒ
まどか『わあ、ほむらちゃんえっろえろだよお』
まどか『眼福、眼福』ホクホク
_______
_____
まどか「ねえ…。やっぱりやめようよ、なんか不気味な雰囲気だよ…」
さやか「確かに、なんか穏やかじゃないね」
杏子「かみさまー、どうか呪いはさやかだけにお願いしまーす」
さやか「おいっ!いろいろ酷すぎだよそれ!あんた本当に教会の娘なの?」
杏子「さやかにムリヤリ連れてこられたあたし達にどうかご慈悲をー」
まどか「私も助かりたいですー」
さやか「もうっ!とんだチキン二人を連れてきちゃったよ…」
さやか「こんなことなら仁美を恭介ごとでもいいから引っ張ってくりゃ良かったかなぁ」
<きゃああいいあいああああいああっ!!!!あっ☆あひぃぃいいぃいいいいぃぃいぃっ
まどさや杏「!!!?」
まど杏「で」
まど杏「出たあああぁあっ!!」
さやか「ちょ!二人とも足はやっ!特にまどか!あんた杏子と張れるくらい速かったっけ!?」
さやか「…………」
さやか「……………はあ」
さやか「まあ、当初の目的は達成したし良しとするか」
さやか「にしてもアイツ…なにしてんのよ」ハア
________
______
ガサッ
ヒョコヒョコ
QB「…ふう」
QB「どういう事情かは図りかねるけど、暁美ほむらは最近僕の監視を怠っているようだ…」
QB「なんだか独りでブツブツ言ったり奇声をあげたり…ついに気でも触れたのかな」
QB「まあこんなチャンスを無為にする僕ではない」
QB「早く暁美ほむらの隷属から脱出しないとね」キュップイ
とりあえず中断します
また夜に更新するかもです
ー放課後ー
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.138
・状態 発情(極大) 乳房淫化 陰核淫化 ノーブラ ノーパン まどか隷属
・パンツ残数 0
ほむら「…っ!」クネクネ
ほむら(まどかぁ…。これ、ちょっとやり過ぎじゃあ…)
まどか『これ、って?』
ほむら(その、く、クリの改造よ…っ!ちょっとした刺激で、反応しちゃうわ…)
まどか『ティヒヒ。えっちなほむらちゃんにはぴったりでしょ?』
ほむら(ああ…またひとつ、ダメになっちゃったわ…)
まどか『ティヒヒヒヒ!でも、そんなダメダメでド変態なほむらちゃんのこと、私は大好きだから』
ほむら(まどか…!)
まどか『だから、もっともーっと!ダメになってね!ほむらちゃん』
ほむら(もちろんよ!)
まどか『さてと!じゃあ帰ったらねー』
ほむら(待ってまどか。その前に、やりたいことがあるの)
まどか『んー?』
ほむら「美樹さん」
さやか「…ほむら」
まどか「ほ、ほむらちゃん」
ほむら「その、今日は」
さやか「…まどか、杏子と先帰ってて。あたしはこいつと話があるから」
ほむら「いいのよ、そんな時間取るような話じゃないわ。一言お礼を言いたかっただけで…」
さやか「いや、あたしがあんたに用があるんだ。こっちから誘う手間が省けたよ」
さやか「じゃ、そーゆー訳だから!まどかは先帰ってて!」
まどか「う、うん…」
ー屋上ー
ほむら「…っ!なに、かしら。話って」
ほむら(こっちは発情してて辛いのに…。こんなことならさっさと帰るんだったわ)
まどか『ほむらちゃん、いますぐ解消しちゃう?』ティヒヒ
ほむら(美樹さんの前でさすがにそれは…)
さやか「ほむら、あんたさ。まどかに…なにしたの?」
ほむら「えっ?」
まどか『ん?』
さやか「今日の休み時間、まどかの本の紹介係にあんたを勧めたのは、まどかがあんたと仲良くしたがってると思ってのことだったんだけど」
ほむら「あら、私に気を使ってくれたのだとばかり」
さやか「んー、半分はそれもあるかな。あんな寂しそうな顔してたらねえ」
ほむら「…そんなこと」
さやか「じゃなくて!本題はさ」
さやか「今日のまどかの様子を見てると、どこか嫌がって…いや怯えてるように見えたんだけど」
ほむら「そう、だった?」
まどか『ほむらちゃんがグイグイ押すからぁ…。あれはマズかったよ』
ほむら(…反省してます。思わずハイになってしまったわ)
さやか「最近までのまどかのほむら評は決して悪くなかったんだよ。だからあたしもどーせなら仲良くしてほしいと思ってたんだ」
さやか「でも、まどかのあの様子だとねー」
さやか「なんか心当たりないの?」
ほむら「…………」
ほむら(ありまくりだわ)
まどか『あればっかりは、まあ…時間をかけて警戒を解いていくしかないよね…』
さやか「まさか、変なちょっかい出してないよね?」
ほむら「………」
ほむら(出して、ないわよね?)
まどか『保健室では私がいなかったら確実に手を出してたよね』
ほむら(…言葉もございません)
さやか「…まあ、まどかへの想いで宇宙改変しちゃうくらいだし、酷いことはするはずないって信じてるけど」
さやか「なんか誤解があるなら、あたしから言っておこうか?」
まどか『さやかちゃん…!』
ほむら「いえ、それには及ばないわ。これはあの子と私の問題だから」
さやか「むっ。なにさ、人がせっかく…」
まどか『ほむらちゃん。さやかちゃんがせっかく気を使ってくれたんだから、お礼言おうよ』
ほむら(嫌よ、なんだかバカにされたみたいでしゃくだわ)
まどか『言いなさいっ』ビビビ
ほむら「ふあっ!?んく、あ」ゾクゾク
ほむら「…そのっ、あ…ありがとう。心遣いは嬉しい、けどっ!私が、なんとかしないと…」
さやか「…?うん、まあほむらがそう言うならいいけどさ」
さやか「……」
ほむら「用は、済んだかしら…?ならもう、私はっ…イクわね」フラフラ
まどか『発情スイッチ入っちゃったもんね。早く帰ろう!』
さやか「…………」
さやか「…ま、待って」
まどか『む』
ほむら「……?なに」
さやか「その、さ。もうひとつだけ…いいかな」
ほむら「…急いでるんだけど」
まどか『まったくだよ。もうほむ汁ダムは決壊してるんだから』
さやか「………えーっと、その」
ほむら「いやに歯切れが悪いじゃない、あなたらしくない」
さやか「………体育倉庫」ボソッ
ほむら「!!?」
まどか『…まさか』
さやか「……昼休みに、ちょっと用事があって」
さやか「その……見ちゃった」
まどか『』
ほむら(…終わった)
さやか「それだけじゃなくて」
ほむら(え)
まどか『うそ…』
さやか「なんか、最近ほむら授業中とか、いまだって、なんか…こう」
さやか「……い、色っぽい、ていうか」
さやか「…やだ、なに言ってんだろ、あたし///」
まどか『なんだかさやかちゃんが純情すぎて、私たちが汚れて見えるね…』
ほむら(………)
さやか「と!とにかく!あたしが言いたいのは、その…」
さやか「あ、あんた、誰かに…」
さやか「え、えーっと。その…」
ほむら「…あなたが想像する類のことじゃないから。安心して」
さやか「そうなの?ならいいんだけど」
さやか「いやっ!良くないって!じゃあなんであんなこと!」
ほむら「……………」ダラダラ
まどか『これは、進退窮まったね…』
ほむら「…その、それは……言えないわ」
さやか「やっぱり、誰かに?」
ほむら「誰かというか、まどかね」
まどか『ちょっ!』
ほむら「あ」
さやか「まどか!?この件に、まどかが関わってるの!?」
ほむら「い、いえまどかを想像して致したというか、その」
さやか「やっぱりあんた、なんか隠してるんだ!吐きなさいっ!吐けっ!!」
さやか「あんたのこと、信じてたのに!まどかに対する気持ちだけはホンモノだって思ってたのに!」
さやか「なに変なことにあの子を巻き込んでるのよっ!!」
ほむら「ちょっ、ちょっと落ち着いて!」
さやか「うるさいっ!この…!」
まどか『ほむらちゃん!チェンジ!』
ほむら「え?」
まどか『いいから!』
シュン!
ほむら『さやかちゃん落ち着いて!』
さやか「これが落ち着いていられる、か…」
さやか「あれ…?ほむら、じゃあない…?」
ほむら『さやかちゃん。円環の理にいたあなたなら分かるはず。さて、私は誰でしょう?』
さやか「この雰囲気、魔力パターン…。まさか…まどか!?」
ほむら『うん、そうだよ。久しぶりだね、さやかちゃん!』
さやか「あ、え…?ど、どーなってんの?」
ほむら『まあ、そーなっちゃうよね。1から説明するね、この状態のこと…。あと、まあ…体育倉庫の件』
________
______
さやか「…へえ。まさか、そんなことになってたなんてねえ」
ほむら『ティヒヒ、黙っててごめんね』
さやか「まあ、事情はよくわかったよ。あんたらが、ヘンタイだってこともね」ジトッ
ほむら『さ、さやかちゃん!』
ほむら(何故だろう、まどかから罵倒されるとときめくのに、美樹さんから罵倒されても、なにか…黒い感情しか湧いてこないわ)
ほむら(ああ、つまり愛ね)
さやか「まあ、人間のまどかは変なことに関わってないみたいだし、ひと安心だよ」
ほむら『誤解が解けたみたいで良かったよ』
さやか「いや、あたしも悪かったよ。取り乱してごめん」
ほむら(まったくよ)
さやか「その、人間のまどかにも弁解しておこうか?あんたらが悪いとはいえ、いまの状況はお互い良くないと思うし」
ほむら『それは、…わぶっ!』シュンッ!
ほむら「ぜひ、お願いするわ」
さやか「ん、なに?ほむらに戻ったの。まあ出来るだけのことはしておくよ」
さやか「あとは自分でがんばるんだね~」
まどか『…ひどいよ、ほむらちゃん。あんな乱暴に意識を変えるなんて』
ほむら(ご、ごめんなさいまどか。つい…)
まどか『…いいよ。あ、あともう一度だけチェンジして?さやかちゃんに言っておきたいことがあるの』
ほむら(ええ、どうぞ)
シュン!
ほむら『さやかちゃん』
さやか「今度はまどかかあ。なかなか面白いね、これ」
ほむら『ありがとね、さやかちゃん。ワルプルギスの夜と戦ってくれて』
ほむら『ほんとは、協力してくれた魔女のみんなにもお礼を言いたかったんだけど…』
さやか「ああ、あいつらはもう帰っちゃったしね」
ほむら『…円環の理の一部として、あなたの勇気と、忠義に。心からの礼を贈りましょう』
さやか「…ありがと、まどか。でもあたしは、当然のことをしたまでだから」
ほむら『…じゃあ、またね、さやかちゃん。私とお喋りしたくなったら、ほむらちゃんに言ってね!』
さやか「おーう、元気でねー」フリフリ
ほむら『うん!さやかちゃんもね!』
さやか「ヘンタイなのは控えめにしなさいよー」
ほむら『ティヒヒ!じゃ!』
シュン!
ほむら「…ふう」
さやか「…ほむら」
ほむら「まあ、その。そういうことだから」
さやか「うん。正直、まだいろいろ混乱してるけどねー」
ほむら「…まどかの件、お願いするわ」
さやか「まあ、期待はしないでね」
ほむら「ええ」クス
ほむら「またあした、美樹さん」
さやか「…うん、またね」
さやか「やっぱりちょっと待って!」
ほむら「もう、なによ。私は早く帰ってまどかとじゃれ愛たいのよ」
さやか「うわっ!やめてよ、生々しい!事情は知ってるけど、遠慮はしてよね!あたしはあんたらと違って、いたってノーマルなんだから!」
さやか「じゃなくて…あんたはさ」
「いまの、あんたの中にいるまどかって幸せだと思う…?」
もう寝ます
レスくれた方ありがとうございました
ほむら「…………」スタスタ
まどか『ほむらちゃん?』
ほむら(…なあに?)
まどか『さやかちゃんの言ってたこと、気にしてるの?』
ほむら(…あんまり人の心を覗かないでほしわね)
まどか『私はいまの状況、気に入ってるよ』
ほむら(本当に?)
まどか『本当だよ!』
ほむら(…………)
~
さやか「ほむらの中にいるまどかは、基本あんた以外とは喋れないんでしょ?」
さやか「好きにできる身体も、環境も、時間もない」
さやか「友達とも、家族ともあんたを通してしか見れないなんて…まどかはさびしくないのかな」
ほむら「っ!余計なお世話よ。これは私とまどかの問題でしょう!」
さやか「でも、いまのまどかっていわばあんたという肉の檻に閉じ込められてるわけじゃん。これって、円環の理になってるのと大差ないんじゃない?」
さやか「むしろまどかの意思を度外視してるぶん、円環の理よりタチが悪いんじゃないの?」
ほむら「黙って聞いてれば知ったような口をきいてくれるわね…!じゃあ、まどかを円環の理に戻せばいいとでも?冗談じゃないわ」
ほむら「だいたい、あなたは何様なの?ただ自分の祈りを叶えてもらって、まどかに救ってもらって!」
ほむら「甘い汁だけすすってるあなたには言われたくないのよ!じゃあ概念に固定されてるまどかに、あなたはなにをしてあげたの?!」
さやか「…それは」
ほむら「言えないでしょう!?まどかの自己犠牲を享受してるだけの立場の分際で、偉くなったものね美樹さやか!!」
まどか『言い過ぎだよ!ほむらちゃん!』
ほむら「じゃあ他にどうすれば良かったの?教えてよ!私の気も知らないで!好きで悪魔になったとでも思ってるの!?」
さやか「………」
ほむら「なんとか言いなさいよ!あなたは円環の理でなにをしていたの?与えられた環境に対する文句のつけ方?ああ、なんて立派な天使様なのかしら!!」
まどか『ほむらちゃん!!』
ほむら「…まどか」
まどか『私は楽しいから!大丈夫だから!ほむらちゃんっていうペットさえいればいいの!』
ほむら「………」
さやか「…ごめん、謝るよ。ちょっと無神経だった」
さやか「でも、気になったからさ…。うん、まどかが納得してるならいいんだよ」
ほむら「…私も、すこし熱くなりすぎたわ。魔法少女が甘い汁だけすすれるはずなんてないのに。ごめんなさい…」
ほむら「でも、もうこのことには口出ししないで。お願い」
さやか「…わかった」
さやか「…あとさ!さっきはあんなこと言っちゃったけど、あんたのこと…応援してるから」
ほむら「……!」
さやか「最初はまどかの祈りを踏みにじられたと思って、刺し違えてでもあんたを倒そうとした」
ほむら「…そう」
さやか「でも、まどかを見つめるあんたの顔があんまりにも悲しそうで…。そのくせ、不具合が起きるかもよって警告した時は…覚悟を決め切った潤んだ目であたしを見てきて…」
まどか『あれは発情してただけだよ、さやかちゃん』
さやか「なんだかあたし、わかんなくなっちゃって。一緒にワルプルギスを撃退した時にわかった。ああ、こいつはやっぱり暁美ほむらなんだって」
ほむら「なによ、それ」プッ
さやか「笑うなよー!」
さやか「とにかく、あたしはこの世界を受け入れる。なにかまた不具合が起きたら、またあんたと一緒に戦うよ」
さやか「だからがんばれ、ほむら」
ほむら「…言われるまでもないわ。元よりその覚悟よ」
見てるよ
さやか「でも、さっきあたしが指摘したこともまあ気になってはいるから」
ほむら「……」
さやか「バカなあたしでも、世の中うまくいかないことばっかりだってのは骨身にしみてわかったから、いまの状況もとやかく言わない」
さやか「ただ、たまにはまどかを表にしてあげたらどうかなー、とかは思っちゃいますね、あたし」
ほむら「…そうね、考えておくわ」
~
>>134
さんくす
ーほむら宅ー
ガチャ
ほむら「ふう…」
ほむら(…まどか、チェンジする?)
ほむら(私の姿だし、やれることは限られてるとは思うけど…少しは気晴らしになるんじゃないかしら)
まどか『んー、そこまで不満はないんだけどなあ』
まどか『でもせっかくだし、お願いしようかな』
ほむら(わかったわ)
シュン!
ほむら『ひゃうっ!!?///』ゾクゾク
ほむら(どうしたの、まどか?)
ほむら『ほ、ほむらちゃんこれ、この身体、発情しすぎぃ…!』モジモジ
ほむら(ふふ、あなた自身が調教し尽くした最低の牝犬奴隷ボディよ。たまらないんじゃないかしら)
ほむら『こ、ここまでなんてぇ…!ほむらちゃんのバカ!こんな身体じゃ好きなことするどころじゃないよ!』
ほむら(まどか…?なにその手は。太ももをしきりにさすっちゃって…)
ほむら(したいこと、あるんでしょ?しちゃえばいいじゃない。好きなことしていいのよ)
ほむら『ううぅ…!』スッ
ほむら(やった!夢にまで見たまどかの生オナニーよ!!)
ほむら『…ちょっと待とうほむらちゃん』
ほむら(?)
ほむら『なに主導権握ろうとしてるの?ほむらちゃんは私の変態ペットじゃなかったの?』
ほむら(は、はい。でも!たまには違う刺激もいいかと思って…)
ほむら『なんだ、違う刺激が欲しかったの?なら、この状態じゃなきゃ出来ない攻めをしてあげるね?』
ほむら(え?攻めるもなにも、いまの私は精神体で…)
ほむら『だから』
ほむら『その魂を犯してあげる』つダークオーブ
ほむら(待って!それ…)
しまった寝てました
今回はここまでです
また今日の昼にでも更新します
レス下さった方ありがとうございました
紛らわしいので、ここだけまどかが表の人格の状態のほむらをまどか表記でいきます
まどか『ティヒヒ!』ペロッ
ほむら(んひぃ!?)
まどか『やっぱりダークオーブも、ソウルジェムみたいに魔翌力を流し込めばいろんな感覚にアクセスできるんだ…ねっ!』ビビビ
ほむら(ふぁ、あああぁ!気持ち、いいいいい!!魂からドロドロにされちゃうぅ)
まどか『ほふらちゃん、かはいいーい』ペロペロ
ほむら(あは、とけるぅううっ!きひぃ、ふぐっ)
ほむら(これっ!すごいわまどかぁ!よ、良すぎてもう…飛んじゃううううぅううぅうううぅううぅっ!!!)
まどか『!』
まどか『ダークオーブがブルブル震えてる…?ほむらちゃんが思念体の状態でイクとこうなるのかな』
まどか『…愛の結晶だけあって、ダークオーブってこんなよくわからないエロギミックがあるんだねえ』ニヤニヤ
ほむら(あはっ!…まだ、余韻でゾクゾクくるぅ)
まどか『…そーだっ!私もそろそろ切なくなってきたし、…ティヒヒ!』
ほむら(…?)
まどか『えいっ!』クチュッ
ほむら(っ!?あ、っぎ…ま、まどか!そんなところ、汚いわ…)
まどか『ほむらちゃんの身体で汚いとこなんてないよー』ヌルヌル
ほむら(あっ!くふぅっ!あああぁぁ)
まどか『んっ、く、ほむらちゃんの魂でするクリオナニー、気持ちいいよぉ…』
まどか『んあっ、ほむ汁、すくい上げてぇ…絡ませると、最高…』
ほむら(な…なんでこんなに感じるの…っ!私の、魂で遊ばれてぇっ!屈辱なのにぃ…!)
まどか『だって、んはっ!ほむらちゃん、ドMじゃない。どーしようもない自分になればなるほど、よがっちゃうのがあなただもんねー?』
ほむら(くぅうううぅううぅ!そうなのぉ!た、魂をまどかにいじめられて!ほむ汁でドロドロになるの気持ちいいのおおおおっ!!)
まどか『ん、あんっ!ズルいよ、ほむらちゃんだけ気持ち、良くなっちゃって』
まどか『私もそろそろ、新しい刺激が欲しいからぁ…』
まどか『えいっ』ビビビ
ほむら(ふギュっ!!?はあっうううぅううぅっ!ひぃいいいいいいいいいっ!!)
ほむら(イクッ!!いきなりぃっ!激しすぎいいぃいいいぃいいいぃっ!!!)
まどか『あっ!あはっ!ダーク、オーブが震えてぇ、イイっ!これ気持ちいいよほむらちゃん!』
ほむら(あああぁっ!はあっ!は、あっ!ふぅう、ひっ!)
まどか『…あれ?振動が弱くなっちゃった』
ほむら(はっ!ふっ、気持ち、良かったぁあ)
まどか『ちょっとちょっとほむらちゃん!私はまだイってないんだから!まだ震えてなきゃだめ、でしょっ!』ビビビ
ほむら(っ!ふにいいぃいいいっ!!!ぎっ!あがぁっ!!またあああぁあああぁあああぁあああぁあああぁっくううううぅううぅっ!!!)
まどか『あ!イイよぉ!ほむらちゃんの魂バイブで感じちゃううううぅううぅ!』ビクビク
まどか『もっと!もっと強く震えてぇ!私を愉しませなさい!』ビビビ
ほむら(あひっ☆おっほおおおおおおおおぉおぉおおおぉおぉおっ!!!イクッ!イクッ!!イキッぱなしいいいぃいいいぃ!!!)
ほむら(はンっ!!はぁん☆壊れるぅ!私もうっ!くふぅ☆壊れちゃううううぅううぅうううぅううぅっ!!!イクの気持ちいぃの!まどかっ!!)
まどか『私もっ!私も気持ちいぃよほむらちゃん!!大好きだよっ!あんっ!好き!大好きいい!!』ビクンビクン
まどか『ほむらちゃんっ!私、来ちゃう!イっちゃう!!イこっ!一緒にぃ!ほむら、ちゃぁん!!』
ほむら(私も!大好きっ!愛してるのぉ!まどかっ!!まどかぁ!!!)
まどか『ほむらちゃん!イクっ!!私っ!ほむらちゃん!ほむらちゃん!!』ビビビ
ほむら(イクッ!!私もまたイクっ!!んはっ!まどかあああぁあああぁあああぁあああぁあああぁっ!!!)
まどほむ『(んっ!あああぁあああぁあああぁあああああぁあぁあああぁあああぁっ!!!!)』ビクンビクンビクン
_______
_____
ほむら『すぅ…すぅ…』
ほむら(…まどか?はだかで寝てると……)
ほむら(まあ、いっか)
ほむら(私と身体を共有してから、一度も寝れてないんだものね)
ほむら(本当に、思念体だと寝れないのね…。あんなに激しくイったのに、気だるさも眠気もない…)
ほむら(ふわふわしてて、とっても不安定だわ…。いまにも、消えそうなくらい)
ほむら(あの子が指摘した通り、この状況はまどかにとって辛いものなのかもしれない)
俺得
応援してます
>>151
ありがとう
とりあえず中断します
また夜更新します
あした早く出なくてはならなくなりましたので、夜更新するとイったのですが更新は明日の昼になりそうです…
ほむら『う、ん…』ムクッ
ほむら(おはよう、まどか)
ほむら『ほむらちゃんー?おはよう』ノビー
ほむら『もう朝?』
ほむら(いいえ、いまは夜よ。学校から帰って、ふたりで気持ち良くなったじゃない。まどかったら寝ボケてるのかしら?)クスクス
ほむら『んー、そだっけ?久しぶりに寝たからかな、なんかすごくボーッとしてるよ…』
ほむら(もう、あとちょっとで魔獣狩りに行かなくちゃいけない時間なのに)
ほむら『え!?もうそんな時間なの!急がないと!』
ほむら(ええ、交代しましょう)
シュン!
ほむら(あと30分ちょっと…)
ほむら(コーヒー飲んで行きましょう)
まどか『えぇー!そんな余裕あるの?』
ほむら(起き抜けはコーヒー飲まないとシャキッとしないのよ)
まどか『カフェイン中毒!』
ほむら(そんなに酷くないわ)
まどか『飲むのはいいけど、ブラックはちょっと…。ほむらちゃんやたら濃く淹れるし』
ほむら(味覚くらい遮断できるんでしょう?)
まどか『ほむらちゃんが好きなものは私もチャレンジしたいの!』
ほむら(だったらブラックでいいじゃない)クスクス
まどか『苦いのは嫌なの!だから妥協案としてお砂糖たっぷりのを提案してるんでしょ!』
ほむら(前にまどかの言う通りに砂糖を入れたらMAXコーヒー顔負けの砂糖水が出来上がったんだけど)
ほむら(じゃあブルーマウンテンブレンドでいきましょう。苦味と酸味のバランスがいい高級品よ)
まどか『苦いのも酸っぱいのも苦手だよお』
ほむら(いえ、よくコーヒーの苦味とか酸味とかが苦手だっていう人がいるけど、それは新鮮でいいコーヒーを飲んだことがないからなのよ)
ほむら(特に、おいしいコーヒーは酸味というよりフルーティな感じで、また香りが…)
まどか『ふーん』
ほむら(あと、ブレンドっていうと日本じゃマイナスイメージだけど、本来はいろんなコーヒーの長所を活かすためのもので…)
まどか『へえー』
ほむら(ちょっと!ちゃんと聞いてるの!?)
まどか『聞いてるよー。だからさっさとコーヒー飲んで魔獣狩り行こう?』
ほむら(まどかぁ…)
すみません、これからドバッと更新しようと思ってたんですが、急用が…
夜中には更新できるかと思います…
~
ほむら(さて、シャッキリしたところで魔獣狩り行きましょうか)
まどか『やっぱり苦いものは苦かったよ。ほむらちゃんはブラックなんて飲んじゃって、通ぶりたいだけなんでしょー?』
ほむら(それは食費を切り詰めてでも質のいいコーヒーを仕入れてる私に、ケンカを売っていると取っていいのかしら?)
まどか『だって、苦いんだもん…』
ほむら(帰ったらコーヒーの良さについて語る必要があるようね)
まどか『えぇー』
まどか『私は、ほむらちゃんと愛し合う方がいいなぁ~』
ほむら(…!まどかっ!)ジュン
ほむら(私が間違ってたわ!今夜もたっぷりいじめて…)
まどか『ティヒヒ、そうこなくっちゃ!』
ほむら(そ、それで、その…)
まどか『んー?』
ほむら(まどかと…するのを想像したら、もう切なくなっちゃったのぉ…!)クネクネ
まどか『ふーん、魔獣と戦う前なのにサカっちゃったんだあ…』
まどか『恥知らずなワンちゃんだねえ?みんなは命懸けで戦うのに』
まどか『そんなゆるみ切った顔しちゃって、恥ずかしくないの?』
ほむら(恥ずかしいわ…。恥ずかしくて死にそうよ…!でも、仕方ないでしょ!もう、私の身体はまどかに調教されきってるんだから!)
まどか『ティヒヒ、そうだよねー、だらしなーい!』
ピリリリリ
ほむら「電話?」ピッ
さやか『あ、ほむら!?もう時間だぞー!なにしてんの!』
ほむら「ごめんなさい、ちょっとたてこンッ!かひゅう、うぅン、たて込んでてぇ…あっ!す、すぐぅ、イクわ…」
さやか『…ふーん。ま、ほどほどにね。待ってるよ』ピッ
ほむら「…バレてる?」
ほむら(じゃなくてまどか!酷いじゃない、電話中に!)
まどか『ティヒヒ、イタズラしたくなっちゃって』
ほむら(お、おかげで…完全にスイッチ入っちゃったわよぉ…)ガクガク
まどか『太ももがほむ汁でテカテカだねほむらちゃん!でも拭いちゃダメだよ』
まどか『拭くのを許したら、ほむらちゃんはそれを口実にすぐオナるんだから』
ほむら「ふーっ!ふーっ」ガクガク
まどか『そうそう、ステイだよほむらちゃん。魔獣退治し終わったらいじめてあげるから』
まどか『じゃあノーパン魔獣退治、行ってみよー!!』
ほむら「ふぁ…っ!」フラフラ
_______
_____
マミ「ふう、こんなものかしらね」
杏子「やっぱほむらがいると違うなー」
さやか「……」チラ
ほむら「まあ、神の力を断片だけとはいえ奪った身だから。言ってしまえばズルよ」
杏子「まずパンピーは神の力なんか奪えねえっての」
マミ「でも、なんでいままでは影から援護するだけだったの?どうせなら最初から一緒に戦ってくれれば良かったのに」
さやか「それは、ぷぷっ!この衣装が恥ずかしかったらしくて!」
ほむら「なんで言っちゃうの!?」
マミ「…ええ、たしかに、いろいろ挑発的な衣装ね…」
杏子「それにしちゃあ何かが足りない気もするけどな」
ほむら「っ!///」サッ
まどか『たしかに』
さやか「こら、杏子!気にしてそうなこと、言うんじゃないのっ!」
さやか「悪魔さんが」プフー
ほむら「あ、あなた達だって人のこと言えないでしょう!?せめて巴さんレベルになってから言いなさいよ!特に佐倉さん!」
杏子「あたしはそんなバカみてえなカッコしねえし」
さやか「ぶっ!あんた悪魔相手に言うねえー!杏子のそーゆーとこ、あたし大好きだわ!」
杏子「ふっふっふ、尊敬してもいいんだぜ?」
さやか「いやそれはないわ」
杏子「うぜえ」
ほむら「…はあ。付き合ってられないわ、私は帰るから」
ほむら(もう、ガマンできないし)ハアハア
マミ「あら、ちょっとうちに寄っていけばいいのに。前にお茶会しましょうって言ったのに、結局一度も来てくれてないわよね」
ほむら「今日は、用事があって…」イソイソ
まどか『私は久しぶりにマミさんの紅茶飲みたいなあ』
ほむら(私のコーヒーは飲めなくて、巴さんの紅茶は飲めるのね)
まどか『マミさんは私がいくらお砂糖入れても文句言わないもん』
マミ「あしたはどうかしら?あしたの放課後は。佐倉さんも、なぎさちゃんも来てくれるんだけど」
ほむら「ごめんなさい、あしたもちょっと…」
ほむら(人間のまどかと、出かけるんだもの)
ほむら「いぎぃっ!!?」ビクン
マミ「暁美さん!?大丈夫?」
ほむら「ふぐっ…く。はぁ…いえ、ちょっとした発作だから。お構いなく」ハアハア
ほむら(まどか…?)
まどか『ふんっ!』
マミ「大丈夫?さっきも戦闘中、うめき声をあげてたけど…ひょっとして、どこか悪いの?」
ほむら「え。えーと」
さやか「マミさん、こいつの力って反動がでかいみたいですよ。悪魔って言っても、元は魔法少女ですからね。いわばリミッターを外せてるだけらしくて」
マミ「えっ、そうだったの?なんで早く言わないのよ!今度からはムリしないでね?もっと私たちを頼っていいのよ」
マミ「まあ、悪魔からしたら頼りないかも知れないけれど…」
ほむら「……」
ほむら「そんなことない、頼りにしてるわ」
ほむら「…あと美樹さん、ちょっといいかしら」
さやか「ん?」
ほむら「どういうつもりよ。悪魔の力に反動なんてないんだけど?」ヒソヒソ
さやか「いや、ほむらが困ってたみたいだから助け舟を出しただけじゃない。むしろ感謝してくれても良いんだぞーぅ?」ヒソヒソ
ほむら「…感謝、してなくもないけど…それにしても言い方があるでしょう!みんなの中の私が諸刃の剣みたいなイメージになったらどうするのよ!」ヒソヒソ
さやか「だって、仕方ないじゃん。アドリブ弱いほむらが対処してたら、もっと誤解を生んでたと思うよ?」ヒソヒソ
ほむら「そ、それは…」
まどか『否定できないんだ』
さやか「てか、どーゆーつもりはこっちのセリフだよ。なに考えてんの?魔獣退治中に…その///」
ほむら「…なによ」
さやか「へっ!変なことするなんて!」
ほむら「…べ、別にいいでしょう、私とまどかの勝手だわ」
さやか「へえへえ、お強い悪魔様は情事に励みながらでも楽勝ですーってか」
ほむら「…なにもそこまで」
さやか「そうじゃない」
さやか「…正直、そーゆーのムカつく。こっちは命懸けなんだ。茶化さないでよ」
ほむら「っ!…その」
さやか「まあ実際強いし、いーんだけどねー。ちょっとした気分の問題ですわ」
さやか「その、そーゆーの、控えてよね。…恥ずかしい」
ほむら「…善処するわ」
ほむら「じゃ、私はこれで失礼するわ」
ほむら「またあした」
_______
_____
ほむら「早くぐちゃぐちゃにして欲しいのに、家カギを失くすなんて…なんてこと」
まどか『魔獣との戦闘中だろうね』
ほむら「まあ、合鍵あるからいいんだけどね…。」
まどか『ポストの上の方にテープで固定なんて、ベタすぎるよほむらちゃん』
まどか『ポストの上の方にテープで固定なんて、ベタすぎるよほむらちゃん』
ほむら「まどか。なんでベタなものがこの世からなくならないとおもう?」
まどか『んー、みんながみんな思い付くから?』
ほむら「違うわよ。みんな思い付くものでも、くだらないことなら誰もやらないでしょう」
ほむら「みんなが思い付いて、なおかつ優れていると誰もが認めたものが、ベタなものなのよ」
まどか『要するにいくらありふれた手段でも、それ自体は優れていることに変わりはない、って言いたいのかな?』
ほむら「そうね」
まどか『でも、合鍵の隠し場所とかそーゆー機密性が命の事柄って、ベタになった時点で優れたものでなくなっちゃうような…』
ほむら「…私の家の殺風景な庭に隠し場所なんてないのよ」
まどか『最初からそう言えばいいのに!』ティヒヒ
まどか『ほむらちゃんって結構意地っ張りさんだよね』
ほむら「え…?そ、そうかしら」
まどか『うん!でね、そんなほむらちゃんは…とってもかわいいよ』
ほむら「ほ、本当に?」
まどか『ティヒヒ!私はほむらちゃんに嘘なんてつかないよ。さあ、お家にあがろう?たっぷりかわいがってあげる…』
ほむら「あぁ…まどかぁ」ウットリ
ほむら「あら?佐倉さん?どうしたの、そんなところで…」
杏子「まずパンピーは神の力なんか奪えねえっての」
ほむら「え…?なに、なんなのよ」
ほむら「っ!と、巴さん?」
マミ「まあ、悪魔からしたら頼りないかも知れないけれど…」
ほむら「そんなことない!私は本当は…!」
ほむら「…!今度は、美樹さんなの?」
さやか「へえへえ、お強い悪魔様は情事に励みながらでも楽勝ですーってか」
ほむら「やめて!なんで悪魔なんて言うのよ!応援してるって言ったじゃない!」
ほむら「…?みんな?」
杏子「悪魔」
マミ「悪魔」
さやか「悪魔」
ほむら「っ!!!」
ほむら「なによ、なんなのよ!!」
ほむら「みんなして!私、そんなに悪いことをしたの!?」
ほむら「私はただ…!ただまどかを…!!」
まどか「………」
ほむら「まどか!?」
ほむら「ま、まどか!」ダッ
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「まどか!ねえ、私のしたことって…!」
まどか「この」
まどか「悪魔」
ほむら「っ!!」
ほむら「ふ、ふふ。まどかまで…なに言って…?」
まどか「私は、私なりに一大決心をしたんだよ」
まどか「その結果、どうなるかも全部織り込み済みで、魔法少女の希望になることを祈ったの」
まどか「それは私にしかできないことだし、半分はほむらちゃんのためだったんだよ?」
ほむら「でも!本当は辛いんでしょう!?」
ほむら「あなたにしか出来ない、このたった一つの事実のせいで…!あなたは強すぎて!優しすぎて!」
ほむら「実質、あなたに選択肢なんてなかった!」
ほむら「だから、私はあなたを救いたくて…!」
まどか「その結果は、なに?」
まどか「たしかに、私の一部はまた人間としての生活は謳歌できるようになった」
まどか「でも、『私』は?結局、ほむらちゃんという肉の檻の中に閉じ込められてるじゃない」
ほむら「…!閉じ込め…!?」
まどか「円環の理とは違って、私の意思に依らずに」
まどか「しかも、私がここに閉じ込められていても何の役に立つわけでもない。私がいる意味なんてない」
まどか「なんてことをしてくれたの」
ほむら「まどか…っ!まどかぁ」
まどか「この、悪魔」
まどか「私の祈りを踏み躙り、私を閉じ込め、いまも私を苦しめ続ける悪魔め」
ほむら「やめて!まどかやめて!!」
まどか「ほむらちゃんなんか、大っ嫌い」
ほむら「やめてえええええええっ!!!」
ほむら「やめて!!!」ガバッ
ほむら「…?ゆ、夢…だったの」
ほむら「そうだ…。私はあの後、まどかに気絶するまでかわいがられて…」
ほむら「あ、あんな夢を…」
ほむら「………」
まどか『おはよう、ほむらちゃん。…すごい顔してるよ?大丈夫?』
ほむら「…まどか。その」
まどか『ん?』
ほむら「…いえ、その、おはよう」
まどか『…?変なほむらちゃん』
ほむら「……………」
もう寝ます
明日は昼頃からちくちく更新していけるかと思います
レスくださった方ありがとうございました
ほむら「……」
ほむら「…はぁっ、はぁっ」ジットリ
まどか『すごい汗だよ?体調悪いの?』
ほむら「本当に、なんでもないから…」
まどか『うそ。そんなに思い詰めた顔して、心を閉ざして。ねえ、何か悩んでるんでしょ?相談してくれないかな…』
ほむら「心配してくれるのは嬉しいけど、本当になんでもないから。ちょっと朝が弱いだけよ。まどかも知ってるでしょう?」
まどか『むりやり心を読むことだって出来るんだよ?』
ほむら「やめて」
ほむら「…どうしようもないことなのよ」
ほむら「多少の後悔こそあるけれど、私に迷いなんてないから大丈夫」
まどか『改善がみられないことなら、なおのこと話してよ、少しはラクになるかも』
ほむら「しつこいわよ」
まどか『だって、ほむらちゃん辛そうなんだもん。放っておけないよ』
ほむら「やめてよ」
ほむら「私が弱いみたいじゃない。もう昔の私とは違う。私があなたを守る番なの」
まどか『守る、って…。バカにしないで!私は守られるだけの子どもじゃない!ほむらちゃんの力になりたいの!』
ほむら「相談なんて出来るわけないじゃない!私が弱音を吐いたら、きっとまたあなたにムリさせる!そんなこと、私の存在に賭けてさせるわけにはいかない!」
まどか『ほむらちゃんのためなの!いいんだよ、私はほむらちゃんと悩みを共有できるのはむしろ嬉しいよ!』
ほむら「まどかのためなのよ!あなたに余計な心配はかけさせたくないの!」
まどか『ほむらちゃんの分からず屋っ!』
ほむら「まどかこそ、強情すぎるわ!」
ほむら「……」ハアハア
まどか『………』ハアハア
まどほむ『ぷっ!』
まどか『ティっヒヒヒヒ!おっかしいね、私たち!お互いのためにケンカしてる』
ほむら「ふふっ!そうね、なにしてるんだか」クスクス
まどか『でも、似た者同士だね。私たち』ティヒヒ
ほむら「ふふふ、なんだかバカらしくなってきたわ」クスクス
ほむら「ねえ、まどか」
まどか『ん?』
ほむら「悩みがあるの…。聞いて、くれる?」
まどか『…!』パアア
まどか『もっちろんだよ!これでも元女神!懺悔ならドンと来いだよー!』
ほむら「ふふ、向こうでは結構聞いてあげてたの?」
まどか『そうだねー!魔法少女限定だけど、みんな最初は荒んでるから』ティヒヒ
ほむら「それは大変そうね」クスクス
まどか『で?悩みってなにかな』
ほむら「その前に、ひとつ条件があるわ」
ほむら「この話を聞けば、きっとあなたは私に気を使おうとするはず」
ほむら「でもやめて。絶対に本音を言って」
まどか『…うん。わかったよ』
ほむら「…私、夢を見たのよ。悪い夢を」
まどか『うん』
ほむら「巴さんや佐倉さん、美樹さんが順番に表れて、私を悪魔と罵ったわ」
まどか『でも、ほむらちゃんがみんなに自白したんじゃない。私は悪魔だって』
ほむら「いえ、その…ニュアンスというか。自嘲的に使ってたのにみんなに寄ってたかって言われたら、もう私はみんなとは違う存在なんだって…たまらなくなったわ」
まどか『うん…。私も、わかるよ』
ほむら「…覚悟してたつもりだったのに。弱いよね、私」
まどか『ううん、そんなことない。ほむらちゃんは強いよ…。いつもそうやって、傷つきながらも私を守ってくれてたんだもん』
ほむら「っ!そ、それで…!みんなに責められて…。っ、辛くて…走ったわ」
まどか『うん、うん』
ほむら「そしたら…、まどかがちょっと先に立ってて…!まどかに、話かけたら…」
ほむら「まどかまで……っ、うぅ」グスッ
まどか『大丈夫だよ、ほむらちゃん。私はここにいるよ』
ほむら「…っ!ま、まどかまで… !うぅ…言うのよ。この、悪魔って」
まどか『……ほむらちゃん』
ほむら「わ、私は!まどかを救おうと、がんばったのよ!でも、まどかは言うの」
ほむら「人間のまどかはともかく、…私の中の…!あなたは…、円環の理だった時より不幸だって!!」グスッ
ほむら「私は…!あなたを肉の檻に閉じ込めて苦しめる悪魔なんだって!!」ポロポロ
まどか『…大丈夫だよ、ほむらちゃん。あなたを責める私なんていないよ。私は味方だよ』
ほむら「っ!!う、うううううううううぅ!!!」ガバッ
ほむら「まどか!まどかぁあああっ!!」ボロボロ
ほむら「うう、んぐっ」ズビッ
ほむら「ご、ごめん、なさい。情けないところを…っ。もう、大丈夫だから」
まどか『もう、ほむらちゃんったら』
まどか『ひとりで抱え込むのがクセになってるんだね…』
ほむら「え…?」
まどか『いいんだよ、我慢しないで。私の前でだけは泣き虫なほむらちゃんに戻ってもいいの』
まどか『だって、私はどのほむらちゃんも知ってるんだから!』
まどか『だから、我慢しないで!好きなだけ甘えてよ。それで楽になったら、いつものほむらちゃんに戻ればいいんだよ』
ほむら「ま、まどか…!!」
ほむら「まどかああああああああああっ!!!」ガバッ
ほむら「ううううぅ!!ごめん、ごめんねまどか!閉じ込めちゃって!私に付き合わせちゃって!」
まどか『いいんだよ。私は怒ってないから。あなたを責めたりなんかしないから』
まどか『だから安心して。全部思ってること涙と一緒に出し切っちゃおう?』
ほむら「う、うわあああああああああんっ!!」
ほむら「ううっ!!あああああ、ああああああああああん」
ほむら「まどかぁ、うう。わ、私は…!まどかを守りたいのに!いつも!いつもいつも!あなたは私を守って、それでどこか遠くに行っちゃうの!」
ほむら「私は守られてばかりで…!今回だってそう」
ほむら「やっと、やり遂げたと思ったのに。私はあなたを閉じ込めていた…!」
ほむら「う、うう…。ごめんねまどか」
まどか『私こそごめんね…』
まどか『ほむらちゃんは、こんなに辛いことを涙と一緒に溜め込んでたんだね…』
まどか『ごめんね、置いて行っちゃって。辛かったよね。寂しかったよね』
まどか『でも大丈夫。もう私は、ほむらちゃんをひとりにしないって誓ったから』
ほむら「まどか…」グスッ
まどか『あーあ。こんなに泣き腫らして…。せっかくのかわいい顔なのに』
ほむら「やめてよ…。恥ずかしいわ」ズビッ
まどか『私に、実体があったら…ほむらちゃんを抱きしめてあげられるのにね。悔しいよ…』
ほむら「ううん、ありがとう。もう大丈夫よ。おかげさまですっかり楽になったわ」ズルズル
ほむら「やだ、涙と鼻水が止まらない…。ティッシュ、ティッシュ」
ほむら「うう…」チーン
まどか『ティヒヒ、話して良かったでしょ』
ほむら「…そうね」ニコッ
まどか『うわぁ、泣き腫らして微笑むほむらちゃん、そそるよぉ。イタズラしたくなっちゃう』
ほむら「ええ!?…その、お手柔らかに」
まどか『ティヒヒヒヒ!!』
ほむら「…じゃなくて!」
ほむら「約束よ。本音で答えて」
ほむら「…まどか。あなたはいまの状態って、辛いかしら」
まどか『……』
まどか『…うん』
ほむら「っ!そう…。そうよね、私だって多分同じ立場だったら辛いと思う」
まどか『…ごめんね』
まどか『悪いことばかりじゃ、ないんだよ。ほむらちゃんにイタズラするの楽しいし』
ほむら「私も、まどかにされるのは大好きよ」
まどか『真顔で返さないの、ヘンタイさん!』
まどか『でも、やっぱり。ひとりの時間は取れないし、友達や家族とも話せない。自由に動く身体もなければ、趣味もできない』
まどか『最初は、まだ耐えられたんだけど…。いまは正直、ちょっとしんどいよ』
ほむら「…そう。……うん、うん」
ほむら「ありがとう、本音を聞かせてくれて」
まどか『……』
まどか『…ほむらちゃん、私ね』
ほむら「まどか。提案があるの」
まどか『遮らないでよお。…なあに?』
ほむら「あなたを…人間に戻そうと思う」
まどか『…!』
ほむら「どう、かな」
まどか『…ティヒヒ。私も同じこと言おうとしてた!』
ほむら「本当に!…私たちって、とことん似た者同士なのね」クスクス
まどか『…私は、泣いてるほむらちゃんを抱きしめる身体がほしい』
ほむら「私は、あなたに人間としての一生を謳歌してほしい」
ほむら「そして」
「『生身の身体で愛し合いたい』」
ほむら「ふふっ」
まどか『ティヒヒ』
ほむら「決まりね!」ニコッ
まどか『うん!』
すまん昨日全部投下するなりこと切れてしまった。
今日はムリそうなので、早ければ明日の昼、遅ければ夜、更新しようと思います
_______
_____
ほむら「はい、はい。午後からは大丈夫だと思います」
ほむら「はい。ありがとうございます。はーい」プツッ
まどか『どう?先生怒ってた?』
ほむら「いいえ、心配してたわ。一人暮らしの中学生が体調崩したって聞けば、そうなるでしょう」
まどか『しかしびっくりしたねえ。いろいろ語り合ってたら、気づいたら10時なんだもん』
ほむら「先生からの鬼のような着信履歴をみたときは生きた心地がしなかったわ」
まどか『あっ!ほむらちゃん今日燃えるゴミの日だよ!』
ほむら「ああっ忘れてたわ!ありがとうまどか!」
まどか『いやいや、飼い主として当然だよ』
まどか『飼い主、として…』
まどか『あっいいこと思いついた!』
まどか『ほむらちゃん待って!』
ほむら「え?急がないと収集車行っちゃうわよ」
まどか『ほむらちゃん、最近下着ってつけてる?』
ほむら「そういえば…最初にノーパンノーブラになった時以来してないわね」
まどか『じゃあ、ショーツもブラもいらないよね』
ほむら「えっ!?ちょっとまどか」
まどか『ほむらちゃん。逃げ場が、なくなっちゃうんだよ?』
まどか『どんなに発情してる時でも、ショーツはないの』
まどか『…興奮しない?』
ほむら「…するわ!!」
まどか『でしょ!!』
ほむら「ええ!崖っぷち感が最高よ!」
まどか『よし、決定!ショーツもブラも全部捨てちゃおう!』
ほむら「さらば…!私の下着たち…!!」ポイッ
まどか『あーあ、これでほむらちゃんはパンツを履けない痴女に成り下がったわけだけど…』
まどか『どう?』
ほむら「とても興奮するわ…!」
まどか『よかった!ほむらちゃんならそう言うと思ったよ!』
ほむら「ああ…!この高揚、危機感!そしてどうしようもなく卑しい存在に成り下がってしまったという敗北感!」
ほむら「すべてが、すべてが私の興奮のスパイスとなる…!」ジュワッ
ほむら「このエクストリームノーパンノーブラ状態を経験してしまったら、もう元のノーパンノーブラには戻れないわ!」トロトロ
ほむら「あらやだ、ほむ汁が…」トロトロ
まどか『改めてほむらちゃんってさ、ド変態だよねえ』
ほむら「はぁん」
_______
_____
中沢「あーあ、昨日抜いとけば良かったぜ」
中沢「しかしムラムラしすぎて授業に集中できねえからって、早退はちょっと罪悪感が…」
中沢「いやいや!親のいない今しかパソコンは使えない!」
中沢「上条から履歴消す方法は教えてもらったし。くくく」
中沢「…ん?ずいぶん大きなゴミ袋だな」
中沢「あれ」
ほむパン「どっさり」
ほむブラ「こんもり」
中沢「こ、これは…!」
中沢「……っ」グッ
中沢「早く帰らなきゃ!!」
中沢 -personal data-
・クラス シビリアン lv.14
・状態 発情(大)
・性的趣向 貧乳フェチ 太ももフェチ 下着フェチ←new ピコン
ーほむら宅ー
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.137
・状態 発情(極大) 乳房淫化 陰核淫化 ノーブラEX ノーパンEX まどか隷属
・パンツ残数・予備 0
まどか『それで、どうしてすぐ学校行きますって言わなかったの?』
ほむら「…もう。わかってるクセに」
まどか『ティヒヒヒヒ!』
まどか『そっかそっか!安心したら途端に発情しちゃったんだぁ』
ほむら「はいっ!まどかにいじめられてないと、私っ!すぐ切なくなっちゃうのぉ」モジモジ
まどか『ふーん?じゃあ、おねだりしてよ。ド変態さんらしい人間の尊厳なんかかなぐり捨てた、色ボケ悪魔の情けなーい発情おねだり、見たいなぁ』
ほむら「ま、まどか様ぁ!見てっ!このほむ汁!こんなに溢れて止まらないの!」
ほむら「これ、みんなまどかへの気持ちなの!愛なの!あなたに攻められるためだけの、やらしいお汁なの!」
ほむら「まど神様っ!このほむ汁、ぜんぶ供物ですから!お願い、私の魂をあなたの愛で満たしてええっ!!」
まどか『うーん』
ほむら「………」ドキドキ
まどか『ごーかくっ!』ビビビ
ほむら「っ!!!ふぎィっ!っは、あああああぃいいあいいいいいぎュううううぅっ!!!」ビックー
ほむら「はンッ☆かひぃっ!んおお…」プッシャアアア
ほむら「あぁっ、いいよお。まどか好きぃ…大好きぃ…!」ビクンビクン
まどか『うーん、いいイキッぷり!これでこそほむらちゃん』
ほむら「あぁ…あへぇ」
ほむら(と、気絶したと見せかけて)
ほむら(ふふふ、こうすればあの子は私の心を読めない【前作参照】)
ほむら(…まどか。私はあなたを攻めてみたい!昨夜、まどかの喘ぎ声を聞いたとき、私は目覚めた)
ほむら(私はいままで生粋のドMだと思ってきたわ。でも!たまには攻めたいじゃない!)
ほむら(始めましょう。ペットから飼い主への叛逆を…!)
ほむら「………」つダークオーブ
まどか『あ、起きたねほむらちゃん』
ほむら「ええ」
ほむら(前に、まどかが表の人格の時にこの宝石を攻めたら私が快感を得た)
ほむら(なら、私が表の人格の時にダークオーブを攻めれば、まどかがよがるはず!)
ほむら「まどか、覚悟ッ!」つダークオーブ
まどか『あ、ほむらちゃん!なにするつもり!?』
ほむら(遅いわまどか!)ズブブッ
まどか『ああっ!ダークオーブをほむホールに!』
ほむら(これでまどかがよがるはず!)
ほむら「うひぃいいいい!?」ゾクゾク
ほむら「な、なんっでぇ!?」
まどか『いや…どこまで行ってもそれはほむらちゃんの魂だし』
ほむら「あ」
ほむら「ひぃいい」ビクビク
まどか『ほーむーらーちゃーん?』
ほむら「は、はひっ!」ビクビク
まどか『なーんか、企んでたみたいだねえ?』
ほむら「ま、待ってぇ。とり、あえずっ、ダークオーブをほむホールから出させてぇ」
ほむら「断続的に気持ち良くぅ…」ビクビク
まどか『だーめ』
まどか『せっかくダークオーブがほむホールにあるんだから、有効活用しないとね』
ほむら「有効活用…?あふっ、引っかかって、取れないぃ」
まどか『そいやっ』ビビビ
ほむら「はへェ!?ちょ、まどおおおおおっ!だめっ!もっ!イクうううううゥうううぅぅうううううゥ」ビクンビクン
ほむら「待っ!これ、たしかぁっ!」ビクンビクン
まどか『んふふ』
ダークオーブ「ブルブル」
ほむら「や、やっぱりぃ!イクと、私の魂バイブがああああぁぁあああぁぁあああぁぁあっ!!」
まどか『ほんと、謎ギミックだよねえ』
ほむら「やあああぁぁあっ!なんか、オーブのっ!トゲがぁ!」
まどか『え?い、痛いのほむらちゃん!大丈夫?いま私が…』
ほむら「違うのぉ!い、イイポイントにハマって…あっ!ひぃ、このままじゃ私…また飛んじゃうぅ」
まどか『……』
まどか『飛びなさい!』ビビビ
ほむら「んひいいイィィい!!魂バイブとまどかのW攻めぇ!!ほぉっ!んほおおおおおおおおおおおおっ!!」
ほむら「ま、またっ!魂バイブ震えてぇ…、またっ!また飛ぶっ!イっちゃううぅ」
ほむら「ああぁぁあああぁぁあああぁぁあああぁぁあああぁぁあああぁぁあっっ!!!」ビクンビクン
まどか『あらら。快楽の永久機関ができちゃったよぉ』
まどか『…でも、ほむらちゃんが私以外の攻めでよがってるのはあんまり気持ち良くないから…』
まどか『私にもやらせてっ!』ビビビ
ほむら「ひぃいいいいイィィいいいいいいいイィいいイィいいいい乳首敏感なのにイィ」
ほむら「イってる!イキッぱなしぃ!私、干からびるううううううううゥううううううっ!!!」
まどか『ティヒヒ』ホクホク
ほむら「…!……!」ヒクヒク
まどか『うーん、気絶すれば魂バイブも止まるみたいだね』
まどか『…気持ち良かったよ、ほむらちゃん』ゾクッ
まどか『でも出来れば、人間の姿の時に攻めてほしいなって』
ほむら「……まどかぁ」ムニャ
まどか『さてと!あと少ししたら登校しなくちゃいけないわけだし、準備だけはしておいてあげないと!』
まどか『飼い主も楽じゃないよ』ティヒヒ
ひとまず中断します
また夜に更新できると思います
ほむら「う、ん…」
まどか『ん、やっと起きたね』
ほむら「うう…学校前なのに、激しすぎ」カアア
まどか『でも自滅に近かったよねえ』
ほむら「で?この格好はなんなのかしら」
まどか『あ、気づいてくれたんだ!その恰好は、私なりの気遣いだよ。ほむらちゃんは今日、人間の私と本屋デートなのに帆無汁垂れ流しだったらまずいでしょ?』
ほむら「スクール水着に、亀甲縛り…。この上から制服を着ればいいの?」
まどか『ざっつらい!!』
ほむら「ふふふ、こ、こんなの…まるきり変態じゃない」ゾクッ
まどか『気に入ってくれたみたいでうれしいよ』
まどか『でも、発情しても感じちゃっても、人間の私と仲良くなるって目的だけはわすれちゃダメだよ?』
ほむら「もちろん。あなたと人間のまどかを融合させるためだもの。それだけは忘れないわ」
まどか『わかってるとは思うけど、同じ私同士が融合するって言ってもなにが起こるかなんてわからない』
ほむら「ええ。できるだけ危険を減らすには、あなたと人間のまどかとの精神的差異をなくさなければならない」
まどか『さしあたって思いつくのは、ほむらちゃんへの好感度。これはもう天と地ほどもかけ離れてるからね』
ほむら「ええ…。あとあっちのまどかは至ってノーマルなわけだけど」
まどか『まるで私はアブノーマルなド変態みたいないいっぷりだねえ』
ほむら「ちがうの!?」
まどか『ふ、ふんっ!私だってほむらちゃんの中で過ごすようになってからだもん!!ほむらちゃんの欲望に付き合ってただけだもん!』
ほむら「いまは私の、素敵なド変態調教師なことにかわりはないでしょう」
まどか『むうー』
ほむら「とにかく、あっちのまどかにも変態になってもらえればベストなんだけど…」
まどか『まあ、むりだよね』
ほむら「やっぱりそうかしら」
まどか『私みたいに、しばらく飼い主やれば同じ私なんだからハマりそうだけど、まずそんなことにはならないだろうし』
ほむら「いっそ、あっちのまどかは私が調教しちゃうのはどうかしら」
まどか『ペットと飼い主じゃあ真逆じゃない。まだノーマルな私と融合したほうが安全だと思うな』
ほむら「じゃあやっぱり、指針というか目標は人間まどかとできるだけ仲良くなってから、あなたをあっちのまどかに流し込むって感じになるのかしら」
まどか『そだねー!この大戦略の第一歩として、今日の本屋さんイベントは絶対にうまくやってよね!』
ほむら「ええ。まかせてちょうだい。まどかとの脳内デート試行回数千回オーバーの私に失敗はありえないわ」
まどか『私に、おしおきされながらでも?』
ほむら「う、内から外からまどか尽くしなんて…!ほむ汁、足りるかしら」ハアハア
まどか『いや、人間の私を攻略するんでしょ?興奮してるだけじゃだめだよっ』
ほむら「はっ!あやうく大局を見誤るところだったわ。…しかし、まどかを攻略しつつ、まどかから調教をうけなければならないなんて…!」
まどか『そうだね…。でも、ほむらちゃんならできるって、私信じてるから!』
ほむら「ええ。まどかのためだもの。必ず、やり遂げてみせるわ…!」
まどか『その前に、制服着ようかほむらちゃん。スク水亀甲縛りだけなんて、変態ですって宣伝してるようなもんだよぉ?それとも、宣伝したいのかな、このクソマゾ性奴隷ちゃんは』
ほむら「こ、この格好は興奮するけど、宣伝なんてしたくないわ!私はまどかだけのペットなんだもの!!」ハアハア
まどか『あれぇ~、じゃあそのお股の恥ずかしいシミはなんなのかなあ~?』
ほむら「こ、これはぁっ!」クネクネ
まどか『ティッヒヒヒヒヒ!!やっぱりほむらちゃんは最低のド変態さんだねっ!』
ほむら「ああん、だってぇ」
まどか『……あれ?ほむらちゃん大変っ!もう学校行かないと、午後の授業も間に合わないよ!!』
ほむら「ま、まって、もうちょっと罵ってぇ」モジモジ
まどか『だーめ。続きは学校でしよう!ほらほら早く制服着なさいっ!!』
ほむら「ええー」
ー学校ー
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.149
・状態 発情(極大) 乳房淫化 陰核淫化 被亀甲縛り まどか隷属
・パンツ残数・予備 0
・備考 スクール水着装備
今日はこれで終わります
リアルが立て込んでました、すみません
再開します
―学校―
――あたしの名前は美樹さやか。ちょっと普通ではない女子中学生だ。
どう普通じゃないかといえば、経歴だ。
元魔法少女、元魔女、元円環のカバン持ちにして、現女子中学生兼、魔法少女(復職)。
なかなかこんな経歴をもつ中学生はいないんじゃないかな。
まあでも世の中、上には上がいるもんで、あたしより遥かにぶっ飛んで普通じゃないのがここからふたつばかり後ろの席にいる。
本人いわく悪魔らしいが、あたしにはどう見ても別のものにしか見えない。
ほむら「……ふっく。はああぁん」ガタガタ
さやか(ナニやってんのさ、あのド変態)ハア
ほむら「まどかぁ…お願いぃ」ボソボソ
さやか(昨日メールで、まどかと仲良くしたいから協力してとか言ってきたくせに、遅刻してきて挙句アレかぁ)
ほむら「ぁ、…っく」ハアハア
さやか(てかあいつ、誰かに気づかれたらどーすんのよ。あたしみたいに意識してれば割と丸わかりだぞ)
さやか(しかも学校来ないから心配でメールしたら、この返信)
『まどかにいぢめられてましたぁ☆(ゝω・)vキャピ』
さやか(やっぱあいつをまどかに近づけちゃいけない気がする…)
さやか(はあ。授業はヒマだし、杏子も寝ちゃうし、後ろには変態はいるし…。この授業寝ちゃってもいいよね!)
さやか(おやすみなさーい)
キーンコーン
ほむら「や、やっと終わった…」ハアハア
クラスメイト「暁美さん大丈夫?体調悪いの?」
ほむら「だ、だいじょうっぶぅ…」フラフラ
クラスメイト「とても大丈夫そうには見えないけど」
ほむら「持病、だから。おかまい、なくぅ」プルプル
クラスメイト「まあ、そういうんなら」スタスタ
まどか『あやしまれてたね!』ティヒヒ
ほむら(そりゃそうよ…)
まどか『責めるような口ぶりだけどさ、私はほむらちゃんが言う通りなんにもしてないよ?ほむらちゃんが勝手にサカって、オナニーしてたんじゃない』ティヒヒ
ほむら(だ、だって…おかしいわよ。こんなに火照って…。ねえまどかお願い、一回イかせてぇ)ハアハア
まどか『だーめ』
まどか『人間の私とのデートが終わるまではステイだよ。一回もイッたらだめだからね。ほむらちゃんはすぐ抑えが利かなくなるから、これを機にしっかり調教してあげる』
ほむら(そんなぁ!まどかのいじわる!)クネクネ
まどか『ああ…いいよお、その切なそうな顔!もっと、もーっといじめてあげたくなっちゃう』ゾクゾク
ほむら「ううぅ」
まどか『でも、さすがにこのまんまはかわいそうだから、飼い主としてちょっとだけプレゼントをあげるね!トイレ行こっか』
ほむら(ほ、ほんとに!?イカせてくれるの!??)
まどか『ううん、ほむらちゃんがステイしやすくしてあげるの。ほら、早く早く』
ほむら「ええ…」フラフラ
さやか「ZZZ…」スヤスヤ
まどか「さやかちゃん、もう授業終わったよ?」
―トイレ―
ほむら『はい、できあがり!表の人格、元に戻そうか』
シュン
ほむら「ひいぅっ!?」ビクン
ほむら「これって…」
まどか『股縄をキツくして、ほむトリスの上下とほむホールの入り口に結び目をプラスしちゃった!スク水の上からでも結構くるでしょ』ティヒヒ
ほむら(こ、これじゃあ前より発情しちゃうじゃない)
まどか『でも発散しやすいよ』
ほむら(イッちゃだめなのに?)
まどか『ティヒヒ、覚えてたんだぁ。さすが私のペットだよ』
ほむら(こんなの、余計つらいじゃない…!)
まどか『つらくないと調教じゃないもん。がんばって、ほむらちゃん!がんばってもっと私好みのド下品な牝犬になって…ね?』
ほむら(え、ええ…!がんばるわ!!!)ジュン
―学校・6時間目―
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.152
・状態 発情(極大) 乳房淫化 陰核淫化 被亀甲縛り 股縄強化 まどか隷属
・パンツ残数・予備 0
・備考 スクール水着装備
ほむら(まどかぁ…せつないよぉ)
まどか『しーらないっ』
ほむら(そんなぁ)
ほむら「ふーっふーっ」
まどか『わぁ、ほむらちゃんやらしいよぉ!全身真っ赤にしちゃって、湯気が出そうなくらい発情してるねえ』
ほむら(ねえ、まどか。やっぱりこんなの無理よ。イカせてえぇ)
まどか『いくらかわいいほむらちゃんの頼みでも、それはだめだよ。だってほむらちゃんがんばるって言っちゃったんだもん』
ほむら(…だって、私がんばったわよ。こ、こんな…ほむ汁じゅくじゅくで、子宮がきゅんきゅん切なくて、脊髄がキシキシいってるんだもの!!こんなの耐えるなんて、私狂っちゃうわ!!)
まどか『そーやって発情してるほむらちゃんかわいいからだーめ』
ほむら「……ううううぅうっぅぅぅ」モゾモゾ
まどか『あ、股縄の結び目でオナニー始めちゃった。ほんっとーにどうしようもないねぇ。もう学校でも我慢できなくなっちゃんたんだぁ』
ほむら「……あっぁあああっぁあ」ゾクゾク
ほむら(あ、あああイクわ!ダメって言われたのにぃ、でも…止まんない…!)モゾモゾ
ほむら(イっちゃううううぅぅぅぅうぅぅうううぅ……う?)
ほむら(え?あれ…イケない??突然感覚がなくなって…)
まどか『ほむらちゃんが約束破ろうとするから、感覚遮断しちゃった!』ティヒヒ
ほむら(え……そ、そんな)
ほむら(イ、イカせてよおおお)ユサユサ
まどか『だーめ。ほむらちゃんがいくらオナニーに励んでも、全部私が寸止めしちゃうよ?だからオナニーはやめたほうがいいんじゃないかなあ。つらくなるだけだよ』
ほむら(だ、だってえ、つらいのよおおぉ)グッチャグッチャ
まどか『ちょ、ちょっとほむらちゃん。ほむ汁で水音しちゃってるから』
ほむら(きもちぃい、止まんない!あっ、あああイクぅぅううう…?)
ほむら(イケないいいぃいいぃいいぃいいい!なんでよなんでよおおおおおおおおお)グッチャグッチャ
まどか『ほむらちゃん、情けなさすぎ』ティヒヒ
ほむら(イキたいぃ!!イキたいのにいいいいいいいいいいいい)グッチャグッチャ
まどか『もう自力での抑えなんて全然きいてないのに、ペットのステイの手助けしちゃうなんて、私ってなんていいご主人様なんだろう!ティヒヒヒヒ!!』
ほむら(まどかつらいいいいいいいいイカせてええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!)アヘ
ほむら(ばかっ!!ばかああああああああああああああッ!!!)
まどか『かわいいなあ』ホクホク
とりあえず今日は終わります
また明日の昼ごろ更新できるかと思います
更新は明日になりそうです
すみません
―放課後―
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.178
・状態 発情(極大) 乳房淫化 陰核淫化 被亀甲縛り 股縄強化 バーサク まどか隷属
・パンツ残数・予備 0
・備考 スクール水着装備
ほむら「ふぁ…ぁあ」ヒューヒュー
まどか『ほむらちゃん、机に顔伏せてなかったらその表情ひどいよぉ?』ティヒヒ
まどか『とろっとろにゆるみ切った牝の顔だもん!この教室でこんな顔できるのってほむらちゃんだけだよねえ?ここまで情けない調教済みな性奴隷なんているはずないもん』
ほむら(まどかっ!まどかぁ…!もういじめないでぇ、うぅ。限界なの…!股縄オナニーなんかじゃ満たされないのぉ…)
まどか『だめだよ。人間の私とデートし終わるまではお預けって言ったでしょ?』
ほむら(だって!だってこのままじゃ私狂うっ!馬鹿になっちゃうううぅ)
まどか『やだなあ、ほむらちゃんはとっくに私狂いの性欲馬鹿じゃない』ティヒヒ
ほむら(知ってるなら早く私を慰めてよまどかの馬鹿ああああああああああああああああ)
まどか(うーん、ちょっと発情させるだけのつもりが、ずいぶんやりすぎちゃったかな?)
ほむら「ふーっふーっ」モジモジ
まどか(さすがにこれは前の保健室事件の二の舞になりかねないかも…)
まどか(でもなあ~。発情してるのになんにも手を出してこない人間の私とのデート帰りに思いっきりお仕置きしてあげて『やっぱり私のご主人様はあなただけよ!』って言って欲しいし…)
まどか(我慢の末にイカされたほむらちゃん、最高にかわいいだろうなあ)ウットリ
まどか(安全策をとって一回盛大にイカせて落ち着いてから人間の私と会わせるか、ハイリスクハイリターンな調教続行策か…迷っちゃうよ)ドキドキ
ほむら「はぁ…んっく」モジモジ
人間まどか「ねっほむらちゃん」ポン
ほむら「うひゃああっ!!?」ビックン
まどか『あっ!また変なタイミングで!ほむらちゃんもなに感じてるの!』
ほむら「はン、ぁあ。な、なに、かしら…」ハアハア
まどか「今日、帰り遊ぶでしょ?で、私委員会の仕事あるからちょっと待っててほしくて」ティヒヒ
ほむら「あ、遊ぶ…」
まどか「うん」
ほむら「それなら、今すぐ遊びましょう。委員会なんてくだらないわ」ニコ
まどか『やばい!ほむらちゃんの目が捕食者のそれになってるよ!!』
まどか「ええー、だめだよぉ。仕事は仕事だから…。ごめんね、すぐ終わるから」
ほむら「それには及ばないわ。そんなのすぐ忘れさせてあげる…。一緒にとろとろになりましょう…?」アクマワライ
まどか「え…?」
まどか『え…?じゃないよ!!いっつもいっつもいいタイミングで出てきてさぁ、この子は!レイプ願望あるのかな!?はっ、ワザとなの!?誘い受けねらいなの!?』イライラ
まどか「ちょ、ちょっと。こわいよほむらちゃん…」タジ
ほむら「そんなの最初だけよ」コウコツ
まどか『とはいえ、このままじゃふたりの仲が決定的に悪くなっちゃうからなあ。仕方ない、私の出番だね!』
シュン!
ほむら『うあっ!?』ビクン
まどか「ほむらちゃん!?」
ほむら『だ、大丈夫…なんでもないから』プルプル
まどか(しまったよ…イライラしててついチェンジするとき感覚遮断し忘れた!)ゾクゾク
まどか(ほむらちゃん…発情しすぎぃ)
ほむら(まどかがお仕置きしてくれないからよ)クスクス
まどか(ちょっとー!わざわざヘルプに来たのに笑わないでよ!)
まどか「ほむらちゃん、まだ具合悪いの?」
ほむら『うん…。ちょっと、っはあ、保健室行ってるね。委員会が終わるころには、さやかちゃんと下駄箱で…待ってると思うから…』ハアハア
ほむら(まどか、口調が違うわよ)
まどか(そ、それどころじゃないんだもん…)ハアハア
まどか「そっか…。本当に大丈夫なの?よかったら保健室までついて行こうか?」
ほむら『そ、それには…及ばないわよ。それより早く委員会行ったほうがいいんじゃなくって?』
まどか「う…うーん。それじゃあまた後でね」
ほむら『ええ…』プルプル
まどか「ムリしちゃだめだよー!」
ほむら『ふう…、やっと行ってくれたね』
ほむら(まどかー。もうお互い発情してるんだし、ちゃっちゃと楽になりましょうよー)
まどか(そ、そうだね…。もう頭の中ぐちゃぐちゃだよ…)ハアハア
ほむら(やったわ!!さあさあ早くトイレ行きましょう!!)
まどか(ううう…。私、飼い主なのになんで主導権握られてるのぉ)ハアハア
ほむら(ふふふ…。開発されきった私の牝犬ボディのせいでまどかが発情してるなんて…垂涎ものだわ)ゴクリ
鹿目まどか -personal data-
・クラス 円環の片割れ・思念体 lv.65
・状態 発情(極大) 乳房淫化 陰核淫化 被亀甲縛り 股縄強化 ほむら憑依中
・パンツ残数・予備 0
・備考 スクール水着装備
ほむら『あっ…うう。んっ……』フーッフーッ
ほむら(いいわよまどかっ!最高にいやらしいわ!私もう興奮しすぎて精神体なのにイッちゃいそう!!)
まどか(うう…。思えばずいぶん感覚共有してなかったけど、まさかここまではしたないカラダになってたなんてぇ…)ハアハア
ほむら(ふふふ。これがあなたの変態マゾ犬性奴隷の淫乱ボディよ!この興奮も昂ぶりも、すべてまどかへの愛ゆえ!!私の愛をもっと感じてまどかあああ!!)
まどか(いつになくハイテンションだねほむらちゃん…。ねえ、いったん表交代しない?トイレまで行ったらお仕置きしてあげるから)フーッフーッ
ほむら(えー、まどかが乱れてるの、もっと見てたいわ)
まどか(い、いいから早く代わって!…つらいの)クネクネ
ほむら(…おぉ)キュン
まどか(ほむらちゃん?)
ほむら(なんだか私、具合悪いみたいだわ。ちょっとまどかがトイレに到着するまで交代なんて出来なさそう)ボウヨミ
まどか(ちょっと!!悪魔がそんなヤワなはずないでしょ!そんな見え見えの嘘ついてっ!!悪い子はお仕置きだよお仕置き!)
ほむら(お仕置き…!ぜひお願いするわ!!)キュンキュン
まどか(うっ!?あふっ…あ、あああ)ゾクゾク
まどか(しまった…。ほむらちゃんを興奮させたらその発情は、いまは私にもフィードバックされるんだった)
まどか(ていうかどうしよう…。ほむらちゃんにとってお仕置きはご褒美なら、攻め手がないよ)
ほむら(知ってるまどか?ドMのMは無敵のMなのよ)
まどか(やかましいよ)
ほむら(…ていうか、その気になれば強制的にチェンジできるでしょう?)
まどか(い、いまはムリだよぉ…。発情、しすぎててぇっ!ぜんぜん集中できないの…。チェンジも、感覚遮断もっ!できるならとっくにやってるよぉ)
ほむら(そういうこと!つまりまどかはその発情を発散させるか、私が自分からチェンジしない限り私の肉牢から出られないのね!!)
まどか(…今朝、私をその肉牢から解放してくれるって聞いたのは嘘だったのかな?)
ほむら(まどかは私の肉体からでられない!なんだかイケナイ響きね…。ああ、まどかが悶えてるわ…!ここが桃源郷なのね…!!カメラがないのが悔やまれるけど、せめてこの網膜に焼き付けましょう)ハアハア
まどか(聞いてないかあ…)
まどか(理性がぶっ飛ぶくらい発情させるとロクなことにならないね…。反省しなきゃ)
今日は終わります
なかなか更新できず申し訳ないです
ほむら『はあっ、ああ…んっ……うぅ』ヨロヨロ
まどか(せ、切ないよぉ…いじりたい、けどぉっ!こんな廊下のど真ん中でやっちゃったら、ほむらちゃんの学校生活が大変なことになっちゃう)
まどか(…でも直接触らないで、いつもほむらちゃんにしてるみたいにエンドルフィンビームでやれば)ハアハア
ほむら『っ、はあ…』ゴクリ
まどか(っ!だめだめ!飼い主の私がそんなことしたら示しがつかないよ!)
ほむら(いいのよまどか。廊下だろうがなんだろうが気持ちよくなっちゃえばいいじゃない!)
まどか(だ、だめ…!トイレまでは、絶対ぃ)
ほむら(まどかが気にしてるのは私の評判でしょう?その私がかまわないって言ってるんだから、我慢することないのよ…。みんなの前での公開オナニー、背徳感も相まって、きっと気持ちいいわよ)
まどか(ううぅ…)
ほむら『ちょっと、だけ…』ゴクリ
ほむら(イエスッ!!)グッ
まどか(…やっぱりダメだよ!トイレまで我慢しないと)
ほむら(ちっ)
まどか(はあ…はあ、危ない…。私、飼い主なのに危うく流されるところだった。…この、人の欲望につけ込むやり口。正直、はじめてほむらちゃんを悪魔っぽく感じたよ)
ほむら(神を堕落させる悪魔…!ふふふ、その設定アリね。興奮するわ)ジュン
ほむら『はうっ!?』ビクン
まどか(ほむらちゃんお願い、もう興奮しないでぇぇ)プルプル
ほむら(えー、生理現象よ。どうしようもないわ)
まどか(くっ、ここぞとばかりに強気だねほむらちゃん…。トイレについたら腰がとろけるくらい責めまくってあげちゃうんだから、覚悟してよね)
ほむら(はいぃ!!ぐちゃぐちゃにしてえ!!)ジュン
まどか(だから興奮しないでえぇぇ!!!)ゾクリ
ほむら(まどかっまどかっ、はやくっ!お仕置きっ!)ウキウキ
まどか(…トイレに着くまではほむらちゃんとは喋らないようにしよう。どこに発情スイッチがあるかも分からないよ)
ほむら(…まどか?)
まどか(……)
ほむら(まどかー?鹿目さん?まどっちー?)
まどか(………)
ほむら(……放置プレイ!!)ジュワ
まどか(もうやめてえええ)ゾクゾク
ほむら『ん…っく。ああぁ』フラフラ
まどか(ほむらちゃん、どーせ声ガマンできないだろうし、ひ、人のいない北校舎のトイレじゃないと…!)
「あら?暁美さんじゃない」
ほむら『えっ?』
マミ「こんにちは、学校で会うなんて珍しいわね」
まどか(マミさあああああん!タイミング悪すぎだよお!!)
ほむら(まったくよ!!早くお仕置きされたいのに!!)
ほむら『と、巴さん。…こんにちは』ハアハア
まどか(ほむらちゃんって、マミさんのことこう呼んでたっけ?)
ほむら(ええ、この世界ではそうだけど。そんなことより早くうまいことやり過ごしてほしいわ)
まどか(うん、マミさんには悪いけど、いまはそれどころじゃないもん)
マミ「……」
ほむら『……』
マミ「…えーっと」アセアセ
まどか(話題ないなら話しかけないでよもおおおおおおおお)
まどか(ああ、マミさんがテンパってる…。なにか話題、なにか話題は…ああああ発情しすぎて頭が回らないよー!!)
ほむら(まどかが発情しながらテンパってる…ああ、なんて愛おしいのかしら)ジュンッ
ほむら『はぅっ!?』ビクン
マミ「暁美さん?」
ほむら『な、なんでもないんでふ!なんでも…』ガクガク
まどか(な、なんでいまのやり取りで興奮しちゃうのおぉ)
ほむら(まどかわいいから)
まどか(ほむらちゃんのばかぁ)
ほむら(!!?)ジュンジュワーッ
ほむら『くひィっ!!』ゾクッ
ほむら(まどかっ!いまのもう一回言って!さ、最高にかわいいセリフだったわ!!)
まどか(どうしよう…ほむらちゃんが調教されすぎてて手に負えない)
マミ「あ、その…!今日はいいお天気ね?」アセッ
ほむら『え、ええ…そう、ですねっ』モジモジ
マミ「……」キョロキョロ
ほむら『……』
まどか(間が重い…)
ほむら(まどかモジモジかわいいわ…)ジュワア
まどか(もおおおおおおおおおおおおおおっ)
まどか(まさに前門の虎後門の狼)
まどか(私の乏しい対人スキルでどうこう出来る問題じゃないよこれ…)
マミ「その、なんか暁美さんそわそわしてるけど、どうしたの?」
ほむら『その、トイレを我慢してて…』
マミ「ああっ!そうだったの?ごめんなさいね、呼び止めちゃって」
ほむら『いいえ、私も最初から言えばよかったですね』
マミ「じゃあ、また魔獣狩りの時に!」
ほむら『ええ、また』
ほむら『あっ、巴さん。その、今度、お茶しに行ってもいいですか…?』
マミ「…!もちろんいいわよ!」パアア
まどか(…ふぅ、我ながら完璧な受け答えなんじゃないかな)
まどか(さて、私の中の狼さんも暴走してることだし、早くトイレ行かないと!トイレまであと少し!がんばれ、私!)
ほむら(反則よそのセリフ)ジュン
まどか(なんでええええええ)ゾクッ
いったん中断します
もし潰れてなければまた夜更新できると思います
―トイレ―
ほむら『はっ、はあっ』ノソノソ
まどか(ようやく、着いたぁ)ガチャ
ほむら『んっ…ふぅ』ストン
まどか(ほ、ほむらちゃん、約束だよ。早く、チェンジしてぇっ!もう目の奥がスパークしっぱなしで…耐えられないい)
ほむら(ええ!もうお仕置きされたくて疼きまくりだったのよ!)
シュン!
ほむら「くぁっ!!?んんっ、く。うぅ」ゾクゾクッ
ほむら(魂だけの状態でも十分興奮してたけど…!これは、想像以上の発情具合だわ…っ!お股がじゅくじゅくに熟れまくってる…!やっぱり生身の体だと段違いの感覚ね)
まどか(…っふぅ。まだビリビリきてはいるけど、魂になって少し落ち着いたかな。さっさと感覚遮断しちゃおうっと)
まどか(さあーて、ほむらちゃん!お仕置きタイムだよぉー?)
ほむら(はいっ!もう私の体は隅々まで発情しきってますぅ!だから全身くまなく犯しぬいちゃってえええ)フリフリ
まどか(ティヒヒ!やらしく腰ふってほむ汁ばら撒いちゃってもう!!とんだドスケベ悪魔だねえ)
ほむら(そうなんですぅ!私、悪魔なはずなのに神様に調教されて、神様のペットになっちゃったダメ悪魔なのぉ)
まどか(じゃーあ、もーっとダメにしてあげるね…)
ほむら(ああぁ…)ウットリ
まどか(…その前に、ひとつ種明かししておこうか)
ほむら(種明かし?なんのこと?)ハアハア
まどか(ほむらちゃん、ダークオーブちゃんと持ってる?)
ほむら(え、いつも通りピアス型にして……あれ?)サスサス
ほむら「…ない」サーッ
ほむら(ないわ!どうしようまどか!私、魂なくしちゃった!!)アセアセ
ほむら(そ、そんなはず…ああ、どうしよう!とにかく心当たりのある場所を片っ端から…)
まどか(ちゃんとほむらちゃんは持ってるよー?思い出してみようか、今朝のこと)
ほむら(今朝?今朝はまどかといろいろ話して、その後愛し合って学校に…)
まどか(そうそう!その時、どんなプレイをしたかな)
ほむら(私が、まどかを責めようと思ってダークオーブをほむホールの中に…あぁっ!!)
まどか(ティヒヒ、気づいた?そう!ほむらちゃんの魂はまだほむらちゃんの牝穴の中なんだよ!ほむらちゃんが魂突っ込んだまま気絶しちゃったから、これはこれでおもしろいかなーって思って、スク水&亀甲縛りで封印してみましたー)
ほむら(っ!そういうこと!おかしいと思ったのよ!いくら私でもなんにもされてないのにあそこまでサカっちゃうなんて)
まどか(寸止めされてて良かったでしょ?もしイっちゃってたら、魂バイブが暴れてたところだよ)
ほむら(…それはそれでアリね)
まどか(ティヒヒヒヒ!ほーんと、どうしようもない牝犬っぷりだねえ!さぁて、私にあんな苦労をかけたんだから…覚悟はいい?)
ほむら(はいぃ!ほむ汁じゅくじゅくで準備万端です!)
まどか(ティヒヒ、ぶっ壊してあげる……☆)
ほむら(まどかぁ……)ウットリ
―教室―
まどか「さやかちゃーん!ごめんね、待った?」
さやか「いーや全然!宿題やってたから」
まどか「そっかぁ、よかった。宿題終わった?」
さやか「いや、全然!」ケラケラ
まどか「えぇー」ティヒヒ
さやか「まあ、あとで仁美かほむらに写させてもらえばいいし!」
まどか「あ、そのほむらちゃんは?」
さやか「うーん、さっき教室を出てったきりだねえ」
まどか「…そっか」
さやか「まったく、アイツはなにやってんだか。ごめんまどか、ほむら探してくるからちょっと待ってて」タタッ
さやか(…なんとなく予想がつくだけにあんまり探したくないけど、まどかが探しに行っちゃうよりはいいよね)
まどか「うん、わかったー」
まどか(……さやかちゃんがあんまり誘うから押しきられちゃったけど、やっぱりちょっとほむらちゃんは怖いなあ)ハア
まどか(さっきも変な迫り方されたし…。さやかちゃんも、ほむらちゃんのああいう面を知らないだけなのかも…)
まどか(なんだか急に怖くなってきちゃった。大丈夫だよね…?いざというときはさやかちゃんもいるし…)
まどか(…私、やっぱりだめな子だ。周りに流されるばっかりで、いざというときはさやかちゃんに頼って…弱いなあ、私…)ハア
まどか(私みたいなのは、一生ほむらちゃんみたいな人には強気に出られないんだろうなあ…)
まどか「はあ~」
―トイレ―
まどか『ティッヒヒヒヒヒヒヒ!!まぁたイっちゃったのぉ?情けなーい』
ほむら「ほヒィっ!!あ、ぐううぅ、あああぁ!気持ちいい、気持ちいいよぉお!」ビックンビックン
まどか『魂バイブ震えっぱなしだね!いいの?ほむらちゃんのダークオーブ、ほむホールの中でぐちゃぐちゃにふやけてるんだよ?』
ほむら「いいのぉ!私の魂は、まどかへの愛の結晶だからっ!まどかへの愛で溢れたほむ汁にいくらまみれても本質は変わらないの!」
まどか『本質って?』ティヒヒ
ほむら「あなたが好きだってことなの!知ってるくせに!イジワルだわ!!」
まどか『そっかぁ…えへへ』
まどか『ねえ、ほむらちゃん。ほむらちゃんの愛、もっと聞きたいなあ。愛が伝わったぶんだけ、私も愛してあげる』
まどか『さあ、がんばって私をときめかせて!ほむらちゃん!』
ほむら「…っ!!」
ほむら「…っ!!」
ほむら「まどかっ」
まどか『うん』
ほむら「その…好きよ。好きなの。愛してる」
まどか『』キュン
ほむら「こんな淫乱マゾ犬奴隷な私でよかったら…い、一生!…かっ飼ってくれると、うれしい、です…」カアア
ほむら「…なんだか改めて言うと、照れるわね」
まどか『……』
ほむら「まどか?」
まどか『私も、大好きだよほむらちゃん。ずっと一緒にいようねっ』
ほむら「…うんっ」パアア
どか『思った以上にピュアな告白だったね』
ほむら「淫語だけじゃ芸がないかと思って」
まどか『私は、どんなほむらちゃんでも愛してるよ?…ペットとして!』ティヒヒ
ほむら「そーゆーの、先に言うのずるいわ。私だって、まどかのすべてを愛してる。あなたのすべてが愛おしいの」
まどか『ティヒヒヒ…、ありがと。ほむらちゃん。なんだかいつもみたいなノリじゃなくなっちゃったね』
ほむら「いいじゃない、たまには。こういうスパイスがマンネリを防ぐのよ」
まどか『なんか、順番が逆な気もするけどね!』
ほむら「そうね」クスクス
まどか『あーあ、こんな甘々な雰囲気のときに実体があったら、ほむらちゃんをハグしてちゅーして、一緒にとろとろになれるのになあ』
ほむら「仕方ないわよ、いまはまだ」
ほむら「がんばりましょう、まどか。いつかきっと…生身で愛し合えるわ」
まどか『うんっそうだね!』
まどか『さて、私達らしからぬノリだったけど、ここからどハードにいくよ!』
ほむら「ええっまどか!私をめちゃくちゃにぶっ壊してええ」
まどか『もとよりそのつもりだよっ』
まどか(……あれ?)
まどか(う―ん、なんかこのあと大事な用事があったような…?なんだっけ)
まどか(まあ、ほむらちゃんが気持ちよさそうだしいっか!)
まどか(さぁーて、ペッティングの時間だよぉ)
ほむら「ああん」トロッ
今日は終わります
__________
_______
―トイレ前―
さやか「…はい、じゃあ一から説明してもらおうじゃない?」
ほむら「…はい」セイザ
さやか「わざわざあたしに協力させといて、まどかとの約束すっぽかしてなにやってたの」
ほむら「その、ナニです。はい」
さやか「ナニです、ってさああああああああ!あんたってやつはもう!懲りるってことを知らんのか!!」
ほむら「…あなたに言われるとなんかムカつくんだけど」ムッ
さやか「あっそんなこと言うんだー。もうしーらない。がんばって自力でまどかと仲良くなりなよー」
ほむら「待ってえええ見捨てないでえええええ」ガシッ
さやか「うわぁ引っ付くな汚いなあ!」
ほむら「汚いってなによ!!!」
さやか「だってそうじゃん!その、さっきまで…致してたわけでしょ?汚いじゃん!!」
ほむら「あっ致してたって、なに想像したのかしら?」
さやか「な、なにって…その、アンタたちがいつもしてることだよ」
ほむら「あら、いやらしい。えっちな想像しちゃったの?」
シュン
ほむら『しょうがないよほむらちゃん。さやかちゃんだってお年頃なんだから、そういうものに興味がでちゃうのも仕方ないと思うよ』
さやか「あっまどか!」
シュン
ほむら「そうね、本能だものね。エロい想像のひとつもするわよね」
さやか「エ、エロってあんた…!」
ほむら「なによ、違うの?私とまどかがエロいことしてたって言いたいんでしょう」
さやか「そりゃあだって!魔力の波動をたどって来たら、トイレん中で…す、スクール水着の上から亀甲縛りされた状態で白目むきながら喘いでたら誰だってそう思うでしょ!ってか違うの!?」
ほむら「いえ、あなたの想像通りよ。まどかに調教されてたわ」
さやか「開き直るなよ!!」
シュン
ほむら『ていうか、さやかちゃん亀甲縛りなんて言葉知ってるんだ。エっローい』ティヒヒ
シュン
ほむら「そうね。あなただってエロいじゃない」
まどほむ「『えーろ、えーろ』」
さやか「くっそ、このバカップルしばき倒したい…!」
さやか「じゃなくて!!あたしは別にあんたらが変態なのを責めてるんじゃなくて、まどかとの約束をすっぽかしかけてたのを怒ってんの!!」
ほむら「それについては謝ります」ビシッ
さやか「まどかが絡んだとたんこれだよ…」ハア
ほむら「今日の調教が激しくて…頭の中が真っピンクになっちゃってなにも考えられない状態だったのよ」
さやか「いやいや、聞いてないから」
シュン
ほむら『違うのさやかちゃん!私がやり過ぎちゃったから…』
さやか「やめてー!友達のそんな話聞きたくない!」
さやか「てか、そんなにそっちのまどかとよろしくやってるなら、あっちのまどかともムリして仲良くならなくてもいーじゃん。実際最近まではそんなに積極的じゃなかったし」
ほむら「いえ、それにはちょっと」
まどか『あっそれは黙ってたほうが…』
さやか「えっ?なんか事情あんの?」
ほむら「あ」
まどか『ほらぁー』
さやか「ねえねえ、話してよ。協力してるんだし、いいでしょ」
ほむら「……」
ほむら「…はぁ。仕方ないわね」
ほむら「あなた、前に言ってたでしょう。私の中のまどかは幸せなのかって」
さやか「ああ、言ったねそんなこと」
ほむら「で、まどかに聞いてみたら、やっぱり辛いらしいの。だから人間のまどか
にこっちのまどかを流し込もうって話になったわけ」
さやか「ええー、そんな簡単にいくの?」
ほむら「ええ。できるわ」
さやか「なら、こんなめんどくさいことしないでさっさと流し込んじゃえば良くない?てっとり早く仲良くなれるじゃん」
ほむら「ところがそうもいかないのよ。この作業は、ふたりのまどかの精神的な差異が少なくないとうまくいかないわ」
さやか「…というより、出来上がったまどかがあんたのこと嫌ってたらどうしようってことでしょ」
ほむら「ぐぅっ…そうよ」
さやか「はーん、それで急に積極的になったわけ」
ほむら「まあ、そうね…。あっちのまどかとも仲良くしたいとは思ってたんだけど、話しかけよう話しかけようと思うだけの日々で」
さやか「ヘタレめ」
ほむら「あ、あなたに言われるのは心外だわ!!」
さやか「へーへー。とにかく早く行こうよ。まどか待たせちゃってるし」
ほむら「あっ、そうね。それもそうだわ」
今日は終わりますー
明日また昼か遅ければ夜までには更新できたらと思ってます
すみません、今日中は無理そうです
―書店―
さやか「じゃ、あたしはあっちで漫画の新刊チェックしてるからね~」
まどか「う、うん…」
まどか(ええ…。さやかちゃん行っちゃうの…)
ほむら「まどか、こっちよ」ニコ
まどか「あ、うん…」
ほむら「…流行りのものを知りたいのよね。とりあえず新刊コーナーに行きましょう」
まどか「…うん(さやかちゃんが言い出しただけで、私あんまり興味ないんだけどなあ)」
ほむら「…このあたりね。最近話題なのは…これかしら」
まどか「永遠の0?」
ほむら「ええ。太平洋戦争の話ね。最近映画化されたのよ。まどかはゼロ戦って戦闘機知ってる?」
まどか「…聞いたことなら。パールハーバーを奇襲した戦闘機だっけ」
ほむら「ああ。向こうだとそういう感じで有名なのね。そのゼロ戦のパイロットの話なんだけど、これがなかなか泣けるのよ。少し中盤が冗長だけどおすすめよ」
まどか「うーん、でもアメリカが悪者にされてそうでやだなあ」
ほむら「…特にそういう描写はないけれど、そうね。まどかは読んでてあまり気持ちのいいものではないかもね」
まどか「あ、これも映画化されたんだよね」
ほむら「ああ、ひだまりの彼女?読んだけど、正直微妙だったわね…。とにかく浅かったわ。あまりおすすめはできないわね」
まどか「そっかぁ…」
ほむら「気になるなら読んでみたら?あまり読むのに時間はかからないだろうし」
まどか「…そう言われちゃうと、あんまり読む気しなくなっちゃうよ」ティヒヒ
ほむら「あら、ごめんなさい」クス
ほむら「ほかに、話題の本…。よくドラマ化されてるのなら東野圭吾とかは知ってる?」
まどか「あ、知ってる知ってる!容疑者Xの献身とかのでしょ!」
ほむら「そう、その人よ。推理小説家なんだけど、作風はいろいろね。個人的には加賀恭一郎シリーズなんかがおすすめだわ」
まどか「あ、それってドラマの新参者の?」
ほむら「それそれ!阿部寛っていうキャスティングはいいと思ったんだけど、なんか脚本と音楽のせいで変な雰囲気になっちゃったわね」
まどか「私もそれ借りて見たことあるけど、途中で寝ちゃった」ティヒヒ
ほむら「私もよ」クスクス
ほむら「ほかには…村上春樹とか、伊坂幸太郎とか?」
まどか「聞いたことある…かも?」
ほむら「ふたりともかなり読み易くておすすめよ。…ただ、村上春樹のほうはいまいちストーリーが掴めなくて難解だけど」
まどか「読み易いのに難解なの?」
ほむら「なんていうか…メタファーがうますぎてついていけないというか」
まどか「??」
ほむら「でも、すごい作家なのは確かよ。海外からの評価も高いし」
まどか「ちょっと、興味あるかな…」
ほむら「1Q84シリーズとか、ノルウェイの森とかおすすめよ」
まどか「シリーズものだと高いし、そっち買ってみようかな」
ほむら「ええ、ぜひ(イエスッ!!)」
まどか『どうしたの、突然』
ほむら(あれ、レズの子が出るのよ)
まどか『ばかっ』
まどか「もう一人のほうは?」
ほむら「伊坂幸太郎は読み易くてストーリーもよく言えば分かり易い、悪く言えば単純ね。特殊能力を持った人物が多く出てきたり、より漫画チックな作風だと思う」
まどか「へええ!面白そう!特殊能力って、どんな?」
ほむら「たとえば、一瞬だけ相手の意識を乗っ取ってすきなことを口走らせる腹話術や、十分の一以下の確立なら100%当てることのできる能力とか、目を見た相手を強制的に自殺させる能力、果てには未来を見通せる喋るカカシなんかも出てくるわね」
まどか「ほんとに漫画みたいだねえ」ティヒヒ
ほむら「気になる?」
まどか「うん。おすすめある?」
ほむら「私は魔王とゴールデンスランバーが気に入ってるわ」
まどか「んーじゃあ薄い方買ってみるね!」
ほむら「魔王ね(巨乳だいすきー!)」
まどか『え?わ、私も女神モードなら少しは』
ほむら(いえ、そういうセリフがあるのよ。巨乳だいすきーって)
まどか『私その作家キライ』
ほむら(気持ちはわかるわ)
ほむら「あとは流行りだと…」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「なあに?」
まどか「私、流行りものじゃなくてもいいよ。ほむらちゃんが好きなの知りたいな」
ほむら「わ、私の…!?」
ほむら(やったわ!!まどか、私に興味を持ってくれてるのかしら!?)
まどか『そうかもね…』
ほむら(まどかっ!これ、幸先いいんじゃない!?やっぱり相性はいいのよ、私達!!)
まどか『ふん。なにさ、はしゃいじゃって』プイッ
まどか(…正直、流行りものはさやかちゃんが言い出したことで、私自身はそこまで興味ないよ…。さやかちゃん、早く帰ってこないかなあ)
ほむら「私は最近、歴史小説にハマってるわね。司馬遼太郎とか」
まどか「歴史小説かあ。難しそう」
ほむら「そうでもないわよ。ちゃんとマイナーなことは解説してくれるし」
まどか「おすすめは?」
ほむら「有名だけど、燃えよ剣は最高ね。なんていうかもう、ひたすらカッコいいわ。まさに男って感じで」
まどか「ふーん。主人公はだれなの」
ほむら「土方歳三よ、新撰組副長の。だいたい、幕末から戊辰戦争にかけての話ね」
まどか「新撰組…」
ほむら「戦術の鬼才にして組織作りの天才。この人物なくして新撰組は語れないわよ。またこの土方はすごくプライドが高いくって、身分は低いけど能力なら負けないって野心がギラギラしてるタイプね」
ほむら「土方は作中で自分の人生を詩に例えてるわ。彼自身俳人だったみたいだけど、腕はあまりよくなかったみたいね。で、言うのよ。男子とはみな、自らの行動で自分を表現する詩人だ。俺は何のために動くかと問われれば、土方歳三という男をより良い詩にするために行動するのだ、みたいなことを。ちょっとうろ覚えだけど…」
まどか「なんか、かっこいいね!!」
ほむら「でしょう!!?やっぱり一本芯の通ってる人物っていうのは魅力的よね」
ほむら「あと、新撰組といえば壬生義士伝も名作ね。これは…」
まどか「ごめん、ほむらちゃん。私、歴史とか詳しくやり始める前に転校しちゃったから、歴史小説とかはムリそうかも…」
ほむら「そ、それもそうね…。でも、私が解説しながらなら…そうよ!今度うちに招待するわ!その時に」ズイ
ほむら(と言って次に繋げる!なによ、やればできるじゃない私!)
まどか「いや、やめて」
ほむら「…ごめんなさい」
ほむら(…やめて、って結構拒絶レベル高いわよね)
まどか『がっつきすぎたんじゃないの?とにかく前科があって警戒されてるんだから、慎重にまずは無害なことをアピールしないと』
ほむら(そ、そうよね…。はあ、まどかぁ)
まどか『前途多難だね』
ほむら「というか、まどかってどんな本を読むの?好みを知りたいわ」
まどか「え?えっと…」
まどか「……かいけつゾロリ、とか」
ほむら「……ぷふっ」
まどか「あああーっ!いま笑ったでしょ!」
ほむら「いえ、ごめんなさい、なんかかわいくて」ウッププ
まどか『ほむらちゃん!ゾロリは面白いよ!』
まどか「ひどいよ!質問に答えただけなのに」カアア
ほむら「いえ、いいと思うわよ。面白いわよね、ゾロリ」
まどか「…なんか、馬鹿にしてるでしょ」
ほむら「してない、してない。あれ、すごいわよね。いま何巻まで出てるの?」
まどか「54巻目だよ」
ほむら「即答っ」ププ
まどか「もうっ!ほむらちゃんのばか!もう知らない!!」
ほむら「ごめんね、ほんとに」
まどか「……」
ほむら「ゾロリが好きなら、こんなのはどうかしら」
まどか「…ダレン・シャン?」
ほむら「ええ。まだ入院してた頃大好きだったわ。その前はゾロリにもハマってたし、まどかも気に入るんじゃないかしら」
まどか「ほむらちゃん入院してたの?」
ほむら「ええ。重い心臓病で。見滝原に来たのも療養目的だったのよ?」
まどか「へえー。ぜんぜんそうは見えないけどなあ」
ほむら「いまはこっちに来たかいあって落ち着いてるから。でも、入院生活が長くていまいち人との接し方がわからなかったりはするわね」
まどか「……」
まどか『地味にフォローぶち込んだね』
まどか「これ…ダレン・シャンはどんなお話なの?」
ほむら「ヴァンパイアのお話よ。ダークファンタジーね。独自のヴァンパイアの設定が作りこまれてていいわよ。十字架や聖水は弱点じゃないし」
まどか「ええっ!それじゃ倒せないよ」
ほむら「それでいいのよ、主人公がヴァンパイアなんだから」
まどか「ええええええええ」
ほむら「興味わいた?」
まどか「うん…ちょっと」
ほむら「これは本当におすすめよ。キャラクターも魅力的なのばっかりだし。私は師匠のクレプスリーが大好きだったなあ」
まどか「そんなに言うなら、買ってみようかなあ」
ほむら「ええ、損はしないと思うわよ」
まどか「じゃあ、買ってみるね」
ほむら「ええ」
今回はこれで終わります
エロまで行けなかった・・・
さやか「おうおう、終わったかねお二人さん」
まどか「うん!とりあえず三冊買ったよー」
さやか「へえ、どんなの?」
まどか「んー、ヒューマンドラマと、特殊能力ものと、ヴァンパイア!」
さやか「おもしろそうじゃん!ヴァンパイアとかほむらっぽい感じするし」
ほむら「誰が血色の悪い低血圧よ」
さやか「そこまで言ってないじゃん!邪推しすぎだよ!」ニヤニヤ
ほむら「なんかそのにやけ顔が無性に腹立つわ…!」
さやか「さて、このあとどうしよっか。どっかで軽く食べてく?」
ほむら「…私は、このへんで失礼するわ。ひとり暮らしだといろいろしなくちゃいけなくて」
さやか「ありゃ、それは残念。じゃあまた明日だね」
ほむら「そうね。また明日」
まどか「うん!今日はありがとうね、ほむらちゃん!」
ほむら「いえ、私も楽しかったわ。じゃあまどか、死してなお、勝利の栄冠に輝かんことを」
まどか「死し…?なあに、それ?」
ほむら「まどかが今日買った本の中のヴァンパイア風の挨拶よ。こういうポーズを取りながら言うの。死してなお、勝利の栄冠に輝かんことを」
まどか「なんだか、物騒な挨拶だね」
ほむら「物騒なのは仕方ないわ。ヴァンパイアはいつ死んでもおかしくない生活をしているから。彼らは誇り高い生き物だから、死んでなお、その誇りが生き続けますように、という意味らしいわ」
まどか「なんか、ヴァンパイアの印象が変わりそう。卑怯な悪者のイメージだったよ」
ほむら「あくまでその本の中の設定よ。本物はまどかのイメージ通りかも」
まどか「ほ、本物なんていないよお」
さやか「あれー?まどかっておばけとか信じてなかった?」
まどか「もう!いつの話をしてるの!私はもうそんなの信じてないよ」
さやか「体育倉庫」ボソッ
ほむら「!!?」ビクゥ
まどか「あ、あれはだってぇ」アセアセ
さやか「まどかと杏子のビビりっぷりは見ものだったなあ」ケラケラ
ほむら(な、なんだ…。まどかとのプレイの話じゃないのね)ドキドキ
まどか『心臓が止まるかと思ったよ…』ドキドキ
ほむら「じゃあ、私行くわね」
さやか「おー、じゃーねー」フリフリ
まどか「また明日ー」
まどか『せっかくだからもうちょっと一緒にいればよかったのに』
ほむら(あんまりがっつくと引かれそうだから。今日はこの辺にしておくわ)
まどか『まあ、その方が安全だよね』
ほむら(それに…)
まどか『それに?』
ほむら(もう私、我慢できないみたい)ハアハア
まどか『!!ティッヒヒヒヒ!そーゆーこと!まったく、だらしない牝犬さんだねえ』
ほむら(そうなの!さっきまでも必死にガマンしてたのぉ!スク水着てなかったら人間まどかの前でほむ汁垂れ流してたのぉお)クネクネ
まどか『ああん、もうかわいいなあ。すっかりとろけた牝の顔だねほむらちゃん!じゃあ早く帰ろっか。たぁっぷり嬲ってあげる…』
ほむら(はっはい!もう空飛んで帰りますぅ)バサァ
まどか『あ、その悪魔の羽って飾りじゃなかったんだ。初めて知ったよ』
ほむら(いまの私の力の源はまどかへの愛。不可能はないわ)フフン
まどか『ありがとー!私も愛してるよほむらちゃん!…ペットとして』
ほむら(はぁん)ゾクゥ
まどか『さあ早く帰ろうほむらちゃん!ほむ汁の雨降らせないように注意してね!』
ほむら(善処するわ)バサァー
今回はこれで終わります
年内には終わらせられると思います
あけましておめでとうございます
年末に思ったほど時間が取れず、更新できませんでした
年始もちょっと立て込んでるので更新は難しそうです…
自分でした予告を守れず申し訳ないです
ほむら「んっふ…ひゃうぅ」ビクン
ほむら(ま、まどかぁ…飛行中は…ひぅっ!あ、危ないわよ…!)バサバサ
まどか『はて、なんのことでしょう』ビビビ
ほむら「んおおっ!?あ、あふっ…」ビク
ほむら(も、もう!あとちょっとでうちなのにぃ…!)
ほむら「ふぎゅっ、ああっ!あっ、き、気持ちいいい」フラフラ
まどか『ほら、蛇行運転は危ない、よっ』ビビッ
ほむら「あひィっ!んぐうう!あっ!あああっ」ビクンビクン
まどか『ティヒヒ、はしたない悪魔さんだねえ、誰が見てるともしれない空でよがっちゃうなんて!』
ほむら「うう…はンっ!だ、誰のせいよお…」フラフラ
まどか『でも、空中でおしおきされるの気持ちいいんでしょ?もうスク水ぐじゅぐじゅで内腿ぬるぬるじゃない』ティヒヒ
ほむら「そうなのぉ…わたしはぁっ!空中調教ショーで感じちゃう、ド変態悪魔なの!お願いっ!こんな私をもっとダメにしてええ」フリフリ
まどか『ティッヒヒヒヒヒヒ!しかもまだ欲しがるなんて、ほんとどーしよーもない牝犬だね!』
まどか『じゃあーあ、ひざの裏に腕回して、M字開脚しよっか!ほむらちゃんのお股の惨状、よく見てみたいなあ』
ほむら「こ、こう…?」ググ
まどか『うわあっ!イヤらしい!糸引いてるよ!ドロドロだよ!ほむらちゃんに大豆突っ込んだら納豆できるんじゃないのー?』
ほむら「やだあ…納豆作らないでぇ…えヒィいいいっ!?」ビクビク
まどか『ティヒヒ、油断大敵!あ、ほむ汁にじんできた!気持ちいいんだ…ねッ!』ビビッ
ほむら「ひゃうううっ!ひンっ!あっあああああ~~~っ!!!」プシュッ
まどか『わ!ほむ汁大量っ♪かわいいよぉ、ほむらちゃん!ほら、もっと!今度はリズミカルにっ!いくっ!よっ!』ビッビビッ
ほむら「あっ!ひぎっ、く、ひゃああぁ!」ドロォ
まどか『わぁ、垂れてる、垂れてる!ティヒヒ、エッロエロだよぉ、ほむらちゃん!M字開脚で愛液まき散らしながら飛ぶドスケベ悪魔なんて、きっと史上初だよ!』
ほむら「そうなのっ?私、歴史を塗り替えた変態なのっ!?」
まどか『そうだよ!さすが私のペット!飼い主として誇らしいよ!これからも、どんどんダメになってね、ほむらちゃん!』
ほむら「はいっ!はいっ!!だめっだめにしてくださいいい」
まどか『いーよっ』ビビビッ
ほむら「ひゃううううッ」ビクン
ちゃんもイケなくて辛いでしょ?さっさと帰ろう?』
ほむら「あっ…!あああ…!」ビクビク
まどか『…ほむらちゃん?』
ほむら「い、イクっ!」
まどか『え』
まどか『えええっ!ほむらちゃんステイ!待ちなさい!いま空中だから!わかってる!?インザスカイだよ!イッたりなんかして、姿勢崩れたらどーするの!?墜落だよ!』
ほむら「そ、そんひゃことぉ、イ、いっひゃってぇ…あ、ああぁ」ビクビク
まどか『ていうかなに!?私なにもしてないよ!まさかさっきの余韻だけでイッちゃうの!?』
ほむら「も…むり…!とぶ…!トんじゃう…!」
まどか『いや、落ちちゃうんだって!』
>>385
一行目、正しくは
まどか『さてと!イタズラはこれくらいにして、あとはおうちでゆっくりしようか!ほむらちゃんもイケなくて辛いでしょ?さっさと帰ろう?』
でした
ほむら「あっ…あ☆…イクううううぅうぅううぅ~~~~っ!!あっ!ああっ!!ひうううううぅぅううッ!!!!」プッシャアアアア
ほむら「あ」グラリ
まどか『あ』
ほむら「あああああ落ちるううううううううう」
まどか『きゃああああああっほむらちゃん前見て前!!』
ほむら「むっむりよ!目が見えない!脳が快感の情報を処理するので手一杯なんだわ!」
まどか『いや、そんなフクザツな話じゃないよ!!ほむらちゃんがアヘ顔晒して白目剥いてるだけでしょ!ほら、顔面戻して!』
ほむら「むりいいい!イッたらしばらくもどるハズないじゃない!」
まどか『ってほむらちゃん前!前!木にぶつかる!!』
ほむら「えっ」
ガササッ!!
ジジイ「最近のカラスはでっかいのぅ。欧米食のせいかの」
<あっ…あ☆…イクううううぅうぅううぅ~~~~っ!!あっ!ああっ!!ひうううううぅぅううッ!!!!
さやか「む、なんだかとても聞きなれた声がしたような…?」
さやか「まあ、気のせいか。さて、まどかとも別れたし」prrr
『はい、巴なのです』
さやか「お、なぎさー?」
なぎさ『なんだ、さやかですか』
さやか「なんだとはなんだ!」
なぎさ「なんか用ですか?」
さやか「な、なんかそっけなくない?」
なぎさ「いまマミのチーズケーキを食べてたところなのです。邪魔するなです」
さやか「あぁ…じゃあ食べながら聞いて」ハア
さやか「実はさ、ほむらのやつ、自分の中のまどかを人間のまどかに流し込もうとしてるみたい」
なぎさ「ほう」mgmg
さやか「ほう、じゃなくて!これは結構な一大事だよ!?」
なぎさ「なぎさのティータイムよりですか?」
さやか「あたりめーじゃい」
さやか「あのさ、まどかが合体するってことは、まどかのチカラがまどかに還元されるってこと。もしほむらの思惑通りにことが進んだら、まどかは自分の意思でこの世界に留まるってことになる」
なぎさ「話が見えないのです」
さやか「だーかーらっ!もう円環の理が完全に復活する機会はなくなるってこと!」
なぎさ「あ」
なぎさ「たしかに!!!」
さやか「でしょ!!」
なぎさ「ケーキ食ってる場合じゃねーのです!!」
さやか「だから言ってるんじゃんもー!」
なぎさ「魔女連合緊急会議なのです!」
さやか「まあ、もうあんたとあたしとマミさんの三人ぽっちなんだけどねー…」
さやか「まあとにかく、いまからそっち向かうから」
なぎさ「らじゃーです」
なぎさ「…とか言っちゃって、実は答えなんて決まってるくせに。さやかは意外と素直じゃないのです」
なぎさ「さて、会議という名のお茶会が始まる前にこのチーズケーキをたいらげねーとです」mgmg
_________
_______
ほむら「いたた…。えらい目に遭ったわ」ガサガサ
まどか『ごめん…。ちょっと危険だったね』
ほむら(いえ、気持ちよかったわ)
まどか『ティヒヒ!たくましすぎ!でも、私は飼い主として危険なプレイはしない主義だから』
ほむら(……ちょっと、説得力ないわね)
まどか『えええ!結構気を遣ってたんだけどなあ』
まどか『にしても、ほむらちゃんまた敏感になった?私はイかせないぎりぎりで調整してたつもりだったんだけど』
ほむら(…かもね。私のご主人さまの調教は過激だもの。そりゃどんどん開発されちゃうわ)
まどか『まだえっちに進化できるなんてさすがとしか言いようがないよ!』
ほむら(ふふっ照れるわ)
まどか『じゃあ帰ろうか』
ほむら(まず木から降りないとね)ガササ
まどか『もう飛ばないの?』
ほむら(さっきのを思い出して発情しかねないから)
まどか『それはそれで見てみたいなぁ~』ティヒヒ
ほむら(もう、危険な調教はしない主義なんじゃないの?)
まどか『興奮はリスクと背徳感から生まれるから、ある程度は仕方ないんだよ!』
ほむら(…一理あるわ!!)
まどか『でっしょ』
ほむら(……)スタスタ
ほむら(…なんか、ただ歩いてるだけなのに…疼いちゃうわ)
まどか『それはね、ほむらちゃんがド変態だからだよ』
ほむら(ド変態…)トローン
まどか(ティヒヒ、蕩けてきたね!発情してるほむらちゃんってほんとかわいい…)ゾクゾク
まどか(さぁーて、家に着くまでは言葉責めで嬲り通してぇ…その後は…ティヒヒヒヒッ!いいこと思いついた!あー、楽しみ!)
まどか『ほむ』
人間まどか「あれ?ほむらちゃん?」
ほむら「まっまどか!?」ハッ
まどか(…楽しくなくなったよ)
今回はここまでになります
まどか「えーと、また会っちゃたね」
ほむら「そ、そうね…」
まどか「ほむらちゃんのお家ってこっちの方じゃないよね?なにか用事でも?」
ほむら(よく見たらここ、まどかの家の近くじゃない。飛んでる途中で方角を間違えたみたいね…)
まどか『私も責めるのに夢中で気づかなかったよ…。この子はさやかちゃんと別れてふつうに帰宅途中みたいだね』
ほむら(どうしよう、用事もなしにまどかの家の周辺をうろついてたなんて、気持ち悪がられちゃうかも)
まどか『今回は色ボケてないみたいで安心したよ!』
ほむら(ふふ、私だってよほどこっぴどく発情してなければ大丈夫なのよ。それにあなたの肉体がかかってるもの、真剣勝負だわ)
まどか『ほむらちゃん…!』キュン
まどか(ティヒヒ、人間の私と絡みたいんじゃなくて、私のためだって!ティヒヒヒヒ!!)
まどか「あの、ほむらちゃん?」
ほむら「あっ!ええ、その、ちょっと用事があってね…」
ほむら(どうしようまどか、なにかそれっぽいこと言えないかしら)
まどか『うーん…。こういうのはどうかな?……って設定』
ほむら(な、なるほど!)
ほむら「実は、この近くにおいしい洋菓子屋さんがあるのよ。そこでおやつを買おうと思って」
まどか「…?そんなとこあったっけ」
ほむら「ああ、あなたが知らないのも無理はないわね。一年ほど前にできたところだから」
まどか「そうなんだ!知らなかったよ、このあたりもずいぶん変わったもんね」
ほむら「そうね、三年ぶりだものね」
まどか『よし!このままお茶に誘っちゃえほむらちゃん!』
ほむら「そ、その…!この後ヒマだったら…よかったらそこで食べていかない?」カアア
まどか「え…?」
ほむら「えっと、店内に食べるブースもあるのよ。ロールケーキがおいしくて…ええと///」モジモジ
ほむら「だっだからっ!わ、私とお食事してくださいっ!」
まどか『ティヒヒヒ、それじゃあデートのお誘いだよぉ』
まどか(でも、かわいいよほむらちゃん。これならきっとあの子もなびくはず…!)
まどか「ご、ごめんね。私このあと用事が…、そう!パパのお手伝いしなくちゃいけないから…。ごめんねっ」
まどか『あれ』
ほむら「そ、そう…」シュン
ほむら「いえ、いいのよ。用事があるなら仕方ないものね」
まどか(…そんなのうそだよ。パパはお手伝いを強要なんかしないもん。お友達を優先しなさいって言ってくれるもん)
まどか(…この子は、純粋にほむらちゃんといたくなくてこんなウソを吐いたんだ。贅沢な子…!)
ほむら「でっでも!途中までは一緒よね!」
まどか「…そうだね。それまでは一緒に行こっか」
ほむら「ええ!」
ほむら「……」ペラペラ
まどか「……」ペラペラ
まどか『…意外と会話続くもんだねぇ』
まどか(…私って、性格悪いのかなあ。せっかくほむらちゃんががんばってるんだから、私は応援しなくちゃいけないのに…)
まどか(ほむらちゃんとあの子が話してるのを見ると、どうしても…)
まどか(し、仕方ないよね!誰だって自分のペットがほかの女と仲良くしてたらムカつくよ!…まあ、私の半身なんだけど)
まどか(半身、か…。いまの私は、実体のあるあの子と比べたら無いにも等しいほど稀薄な存在だよね…。融合したとして、私は自我を保てるのかな…)
まどか(最悪、能力の一部として吸収されるだけかもしれない。そうなってもいいように…あの子にはほむらちゃんを愛してほしいんだけどなぁ)
どんっ!
まどか『きゃっ』
まどか『な、なに…?』
ショウさん「ちょっとちょっと!危ないだろ。気を付けて歩きなよー?」
ほむら「…はい、すみません」
まどか『なに、ホストとぶつかったの?』
ほむら(ええ。…見てなかったの?)
まどか『ちょっと考え事を…』ティヒヒ
ショウさん「世の中、オレみたいに優しいやつばっかじゃないんだぜ?わかったら今度からは前見て歩けよ。じゃーな、未来のお客さんたち」スタスタ
ほむら「…軽いわね」
まどか「スッカスカだねえ」
ほむら「そのうえキザね」
まどか「ほんとにね!ぞわぞわしちゃったよ」
ほむら「…じゃあ、そろそろお別れね。またね、まどか。また明日」
まどか「うん!またあしたー!」
まどか(あれ、ほむらちゃんの言ってた洋菓子屋さんがあっちにあるなら、本屋さんからどんな道順で来ようとこのあたりは通らないはずなのに…)
まどか(それにさっきも、自分からホストにぶつかりにいったように見えたし…。ほむらちゃんってやっぱり得体が知れないなぁ)
―ほむら宅―
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.193
・状態 発情(中) 乳房淫化 陰核淫化 まどか隷属 ノーパン・ノーブラ
まどか『うわあ!スク水のお股の部分ガビガビだぁ』ティヒヒ
ほむら「うう…///いまから洗濯して、明日までに乾くかしら…」
まどか『えっ?明日も着るの?』
ほむら「えっ違うの?」
まどか『…ふっふーん、くせになっちゃったんだぁ』
ほむら「…スク水というか、し、縛られるのが///」
まどか『ティヒヒヒヒヒッ!!この変態っ!ド変態っ!!』
ほむら「や、やめてぇ…!わたし、ド淫乱だからぁっ!そんなこと言われると、とたんに濡れちゃうのぉお」ジュワァ
まどか『へええ、お仕置きしてほしくなっちゃった?』
ほむら「ううう…!でも、洗濯もあるし、宿題もやらないと…」
まどか『ふーん、ほむらちゃんみたいな変態発情犬がその間お仕置きなしで耐えられるのー?』
ほむら「だってぇ!それくらいやらないと本物の色ボケ馬鹿になっちゃうう」
まどか『まあ、責めてほしくなったらいつでもおねだりしてね?』
ほむら「うう(正直、欲しくてたまらない…!でもっ!やることはこなさないと…)」
まどか『いつまで持ちますかね』ティヒヒ
ほむら「……」カリカリ
ほむら「………」フーム
ほむら「………」
ほむら「…はっ…ん」ムラッ
まどか『あ、ちょっとムラッときたでしょ』
ほむら(だってぇ)
まどか『ほらほら!宿題やらないと』
ほむら(疼くわ…)
~数分後~
ほむら「ふーっ!んっ!…っく、ああぅ」ハアハア
まどか『もー!さっきから全然筆が続いてないよー?発情ガマンするので精いっぱい?』
ほむら「まっまどかぁ…!私、限界なのっ!早く私を躾けてぇ!」
まどか『でも宿題終わってないよ?』
ほむら「一回イッたらやるから!一回!一回だけお情けを…!」
まどか『だーめ。ほむらちゃん一回イッたら止まんないじゃん。ていうか宿題終わるまでって言ったのほむらちゃんだよ?』
ほむら「そうだけど…!でもまどかだっておねだりしたらって!」
まどか『まあまあ。あと一息だよ!がんばって!』
ほむら「あぁ…。発情して目がかすむ」ハアハア
ほむら「終わった!終わったわよまどか!さあ私をぬっちょぬちょに犯してっ!」
まどか『うん!よくがんばったね。じゃーあ、ご褒美プレイどうしよっか…』
ほむら「……」ソワソワ
まどか『うーん。…あっ!あれにしよう!さっき思いついたんだけどさ』
ほむら「なに!?どうやっていじめられるの?」
まどか『眼鏡プレイしようよ』
ほむら「…えーっと?」
まどか『だからぁ、ほむらちゃんが昔してた眼鏡して、おさげにしてのプレイ!』
ほむら「」
短いですが今回は終わりです
明日も更新できると思います
ほむら「あの、まどか。いくらあなたの頼みでもそれはちょっと…」
まどか『ええー、なんで』
ほむら「あ、あれは弱い頃の私の象徴というか…。冴えなかった自覚あるし…」モジモジ
まどか『ご主人様の命令に背きたくなるくらい恥ずかしいんだ?』
ほむら「そりゃそうよ…!私は弱さとの決別のためにあの姿を捨てたの。…あの姿に戻ったらまた弱くなりそうで…」
まどか『眼鏡しないとお仕置きしてあーげない』
ほむら「ええっ!?そんな…」
まどか『あのさ、ほむらちゃんは恥ずかしいので感じちゃうドMさんだよね。過去の恥ずかしい自分をさらけ出しちゃうなんて、サイッコーに気持ちいいと思うよぉ』
ほむら「…気持ち、いい」ゴクリ
まどか『それにさ、ほむらちゃん。がんばってがんばって手にいてた強さと、快楽とを天秤にかけてみて?…それで快楽を取ったりなんかしちゃうのって、最低の選択だよねぇ。それこそ快楽中毒のド淫乱な牝犬しか選択しない、だめっだめの回答だよ』
まどか『でもぉ…その牝犬さんが、ほむらちゃんなんだよね…?自分がダメになっちゃうって思えば思うほどイケナイ背徳感で発情しちゃう。あなたはそういう変態なんだよ』
ほむら「あ…ああぅ」ゾクゾク
まどか(あーあ。ジャージが溢れたほむ汁でぐしょぐしょだねぇ。言葉責めだけでこれだから、ほむらちゃんを責めるのは楽しいよ)
ほむら「でも…私はっ!…ああぁ」プルプル
まどか(あとひと押しっ!)
まどか『ねえ…。私、知ってるよ?ほむらちゃんが自己破壊欲にも似たドMの中でも最底辺の性癖持ちなんだって。でもね、私の前ではそれを隠さないでいいんだよ?自分の性癖をブチ撒けながらイキ狂うのって最高だと思うなぁ…?ね、どう??』
ほむら「い、イキ狂う…っ!ああ…私は…私はぁ…っ!!」
__________
________
ほむら「まどかっ!私のこと、ぶっ壊して!」スチャ
まどか(ちょろいなあ)
まどか(しっかし…見れば見るほど、眼鏡ほむらちゃんかわいいよおおおおお)ティヒヒヒヒ
ほむら「…これで、お仕置きしてくれるのよね。まどか///」モジモジ
まどか『鹿目さん』
ほむら「えっ」
まどか『眼鏡してたころは苗字呼びでしょっ!姿かたちを真似ただけがコスプレなわけないでしょ!中身までトレースして、はじめてコスプレって言えるんだよ!!』
ほむら「コスプレって…一応私には変わりないのに」
ほむら「……、か…鹿目、さん///」ウワメヅカイ
まどか『っか、可愛いいいいいいいいいいいいいいっ!』ビビビ
ほむら「うぎッひいいいィいいィイイイいいいいいいいいいいいいいい!!?」ビクビクッ
ほむら「あっ!あはああああああああ~~~~~~~っ!!!イクッ!い、いきなりこんなぁ…!ああだめっ!イグうううううううううううううううううっ!!!!」プシャアアアア
ほむら「は、はひィっ!ひ、ひどいです、鹿目さん…!いきなり…」ハアハア
まどか『ッ!!ティッヒヒヒヒヒヒヒ!!』ビビビビビ
ほむら「あううううううッ!!!ぎィっ!あがっ!うう、んくううぅ、またぁっ!イクイクイクうううう~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!」ビックーン
まどか『なにこの究極にかわいい生物は!?ティヒヒヒヒ、ヒッヒー』ビビッビビビッ
ほむら「まどっまどぉおおおっふうううううううううううううっ!?あっあがああ!イクッ!イクイクッ!イキッぱなしいいい~~~~~~~~ッ!!」ビクンビクン
まどか『楽しいねほむらちゃんっ!すごく新鮮だよ!なんか純粋なほむらちゃんをいじめてるみたいで最高だよぉっ!!』ビビビビビビ
ほむら「おっおほおおおおおおおおおっ!!イキ狂うっ!!!馬鹿になっちゃううううううううううううううううううううううううッッ!!!!」
ほむら「あへェッ!んほぉっ!ぎっぐうううううイグイグイクうううううううううううう~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッ!!!!!」プッシャアアアア
まどか『本日二度目の潮吹きっ!いやあ、眼福眼福』
ほむら「ああぁ…はへェ」グッタリ
まどか『もう、ほむらちゃん大好きっ』
―夜―
ほむら「まどかぁ…ふふ、好きぃ…大好きぃ…」スヤスヤ
まどか『うーん、寝てても想われてるなんて、私って幸せ者だなあ』
まどか『でも、寝れない私(前作参照)は夜はヒマな訳で…。うーん、ナニしよう』
まどか『いい加減寝てるほむらちゃんに淫夢を見せるのもマンネリ気味だし…さて』
まどか『あっそうだ!』
まどか『ほむらちゃんが寝てる間に、また快楽受容体を増築して感度を爆上げしちゃおーっと♪』
まどか『ティヒヒ、起きたらさらに敏感な奴隷ボディに変わってたら、ほむらちゃん喜ぶだろうなあ』
まどか『~~♪』ビビッビビッ
ほむら「う、うーん…」ゴロン
とりあえず今回は終わります
テンポが悪い自覚はあるのですが…なにぶん変態二人を書くのが楽しくて、人間まどかが置いてけぼりですね
次回からは変態たちも人間まどか攻略に本腰を入れると思います
―翌朝―
まどか『うへえー。やっぱり苦いよほむらちゃん。お砂糖入れようよー』
ほむら「イヤよ。ブラックじゃないとシャキッとしないもの」ズズ
ほむら「…んっ」ビク
まどか『あれ、どしたの?』ニヤニヤ
ほむら「ん、ふ。なんだか…乳首が」
まどか『ほんとだ。ビンビンだねぇ。朝からやっらしーい!』ティヒヒ
まどか(なんて。昨晩の乳首開発のおかげだね!ティヒヒ、もう一生勃起しっぱなしなんじゃないかなぁ)
ほむら「あぁ…きっとまどかに調教されすぎたせいよぉ…。また私の身体、堕ちちゃったんだわ…!」ゾクゾク
まどか『ティヒヒ、ほむらちゃんの欲しがり乳首、もうおねだりしてるみたいだけど…欲しい?』
ほむら「っ…ぅ、…いえ、我慢するわ。きょうは家に帰るまでやめておきましょう」キリ
まどか『えー、学校でもしないの?』
ほむら「その、私も学校でするのはすごく刺激的で感じちゃうから…す、好きだけど。思えばいままで人間のまどかに悪印象を与えたほとんどの原因って学校プレイじゃない」
まどか『まあ、そうだけど…そこまで激しくしないように気をつければ大丈夫だよ』
ほむら「いえ!だめよ。私達はテンションが上がってくると理性吹き飛んじゃうから…。危険な橋は渡らないようにしましょう」
まどか『そっか…。うん、そうだよね。ほむらちゃんがおねだりしてくれないのは寂しいけど、ほんのちょっとの我慢だよね!』
ほむら「ええ!絶対にまどかと愛し合ってやるわ!」
まどか『ティヒヒ、あの子と合体したらぐっちょぐちょに犯しぬいて、もっともーっと私に依存してもらうんだから!覚悟しててよねっ!』
ほむら「あぁ…!はいぃ…」トローン
ほむら「…じゃなくてっ!やめてよまどか!発情しちゃうじゃない!」
まどか『あ、そっか!ごめんね、ほむらちゃんが言葉責めだけで感じちゃう、はしたない牝犬奴隷だってことすっかり忘れてたよ!』
ほむら「ぅああ…!だからぁっ!ど、奴隷とかっ!牝犬とか言わないでぇえ」ハアハア
まどか『ああっ!ごめん、ついクセで…。習慣って怖いね』ティヒヒ
ほむら「気を付けてほしいものね。私はまどかのちょっとした罵倒ですぐ興奮しちゃうのよ」
ほむら「……言葉にすると、私ってほんと変態ね…。変態…あぁ」トローン
まどか『わあああほむらちゃん帰ってきてえええ』
ほむら「はっ。あ、危なかったわ…。まさか自爆しちゃうなんて…」
まどか『ティヒヒ、ほんとほむらちゃんは…!』ハッ
まどか(危なかった…。流れるように罵るところだったよ…)
ほむら「…?私がなあに?」
まどか『え、えーと(ほんと変態だよね…だめだ。可愛いよね、これも発情しちゃいそうだなあ)』
まどか『ほ、ほむらちゃんってほんとほむらちゃんだよねえー!』
ほむら「?…そりゃ、私は私だけど…?変なまどか」
まどか『さ、さあさあ!学校行こうよほむらちゃん!人間の私と仲良くなるんでしょ!?』
ほむら「そうね、そろそろ行きましょう」
まどか『いい、どっちかがエロいノリになっても、絶対ノッちゃだめだよ。私たちは一旦そーゆームードになったらお互いを引きずりあって堕ちてイッちゃうから』
ほむら「ええ…!厳しい戦いになりそうね」
まどか『いまだけの我慢だよ!成功すれば四六時中いつでもどこでもやれちゃうんだから!』
ほむら「四六時中…」ジュワ
まどか『ほむらちゃーん!!』
まどか(あ、じゃあ乳首開発したの失敗だったかな…?まあ、なんとかなるよね。きっと)
―学校―
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.239
・状態 発情(小) 乳首超淫化 陰核淫化 まどか隷属
・装備 制服 ※下着類着用なし
今回は終わります
明日また更新しますs
ほむら「おはよう、まどか」
人間まどか「あ!ほむらちゃん!おはよー」
ほむら(普通にあいさつ返してくれたわ!)
まどか『警戒はとけてきてはいるのかな?』
ほむら(だといいんだけど…)
ほむら「まどか、昨日の本はなにか読んでみた?」
まどか「うーん。ティヒヒ、ごめんね。あんまり時間なくて…」
ほむら「別に謝ることじゃないわよ。買ったのはまどかなんだし」
ほむら「昨日は帰ってからはお手伝い?」
まどか「んーん。パパがしなくていいよって。だから宿題してたんだけど、全然はかどらなくて」ティヒヒ
ほむら「ああ、昨日の宿題は私も手こずったわ」
まどか『発情しちゃって、ね』ティヒ
ほむら(うう///まどかが私のこと、万年発情期の牝犬性奴隷に躾けるのがいけないのよぉ)カアア
ほむら(あぁ…か、身体が火照ってきたぁ)トロン
まどか『うわあああ人間の私の前だよ!!サカらないで!』
ほむら「まどか…♪」ジリ
まどか「ほ、ほむらちゃん?」ヒキッ
まどか『なめくじプリン!!』
ほむら(!?…うぷ)
ほむら(やめてよ、想像しちゃったじゃない。なめくじプリン)
まどか『でも発情治ったでしょ?』
ほむら(あ…。ありがとう、まどか。危なかったわ)
まどか『もう、気を付けてよね!』
ほむら「…もう授業始まるわね。またあとで」
まどか「うん」
―授業中―
ほむら(…どう思う?)
まどか『うーん、まだまだだと思うよ。まだ壁を感じるもん』
ほむら(そうよねー。なにかいい手はないかしら)
まどか『でも、基本的にこういうのって積み重ねだし。地道にいくしかないよ』
ほむら(もどかしいわ)
まどか『仕方ないよ。初期の印象が悪すぎたから』
ほむら(…もどかしいと言えば、なんか乳首がずっと疼いてるんだけど///)
まどか『朝からずーっと勃起しっぱなしだねえ』ティヒヒ
ほむら(まどか、なんにもしてないわよね??)
まどか『当然だよ!』シレッ
ほむら(なら、自分でなんとかしないとね…)
ほむら(銀の魔女…薔薇園の魔女…お菓子の魔女…)ブツブツ
まどか『なにしてるの?』
ほむら(魔女との戦闘シミュレーションよ。ループ時代によくしてたの)
まどか『ほむらちゃんストイックだもんねえ』
ほむら(いえ、その…。邪念払いに使ってたの。あの頃はヘンに時間停止できちゃったから、止まってるまどかにムラっとすること数知れず…)
ほむら(で、そのイタズラしたい衝動を抑えるのにね。これをやると身体が戦闘モードになるから、ムラムラが消えるの)
まどか『ティヒヒ、ほむらちゃんがそんな自制術を持ってたなんて驚きだよ。いまはこんなに欲望に忠実なのに』
ほむら(ふふ、あの頃の私は吹っ切れてなかったから。いま思えば、自分の気持ちをいけないものだと決めつけて、ずっと表に出すまいと押さえつけてたのね)
まどか(ああ…。欲望をムリに抑え続けたばっかりに、こんな歪んだ性癖持ちになっちゃったんだ)ホロリ
まどか(まあ私としては大歓迎なんだけどねー)ティヒヒ
ほむら(さやかの魔女…ワルプルギスの夜…)ブツブツ
キーンコーン
まどか「さやかちゃん、杏子ちゃん。もう授業終わったから起きて?」
杏子「~っ!やーっと終わったか」ガバ
さやか「ふげっ!また寝ちゃったよ…」ガバ
まどか「ティヒヒ、ふたりとも寝痕ついてるよ」
ほむら「また寝てたの、ふたりとも」
さやか「あんたも眠そうな顔してるけど?」
ほむら「もともとこういう顔よ」
さやか(とか言って、またお楽しみだったんでしょ?)テレパシー
ほむら(こ、今回は違うわよ!)テレパシー
さやか(今回は、ね。ふーん)テレパシー
まどか「次、体育だよね。そろそろ更衣室行こうよ」
杏子「だなー。ぼちぼち行きますか」
まどか『うまくグループに入ったね』
ほむら(ええ。といっても、美樹さんと佐倉さんとは魔獣退治してる仲だから)
まどか『問題は人間の私だけなわけだね。悲しいことに』
ほむら(そうね…悲しいことに)
まどか「はぁーあ、今日もサッカーかあ。私ヘタだから憂鬱だよ。ほむらちゃんはいいよね、運動できて」ティヒヒ
ほむら「…私もそこまで得意じゃないわよ。一対一では美樹さんに勝てないし」
まどか「私なんて完全にお荷物なんだよ?私たちのチーム、転校してきてから一回も勝ててないから最弱のカモチームみたいな扱いだし…。やっぱり、私のせいだよね」
ほむら「そんなことないわ。私たちのチームはまとまりが無さすぎるのよ。それにまどかはトラップとかパスとかは上手いじゃない」
まどか「うーん、でも実際役に立ててないし」
まどか『ほむらちゃんがチームを指揮すればまとまると思うよ?』
ほむら(ガラじゃないわ)
さやか「おっ、作戦会議ですかなふたりとも。でも悪いけど、今日も勝たせてもらっちゃうよ!」
杏子「おっと、そうはいかねえぞさやか。あたし達のチームも忘れんなよ?」
さやか「ふっふっふ、あんたのチームの穴は前回発見したからね!もう負けないよ」
杏子「やってみないとわかんないぜ?」
まどか「…わ、私もなんとか足引っ張らないようにするから!一緒にがんばろう、ほむらちゃん!」
ほむら「……!ええ。がんばって勝ちましょう、まどか」
ほむら「でもきっと、私一人じゃ勝てないわ。まどか、協力してくれる?」
まどか「う、うんっ!もちろん!」
まどか『めずらしくやる気だねほむらちゃん』
ほむら(ええ。がんばる理由ができてしまったわ。まどかに、サッカーを楽しんでもらう…!)
―アップ中―
ほむら「やっぱりまどかは、トラップとパスが上手いわね」ドッ
まどか「そ、そうかな…」パシ、ドッ
ほむら「あと、トラップしてからの走りだしも早いわ。…まあ、あんまりドリブルは続かないけど」パシッ
まどか「ドリブルとシュートはとにかく苦手で…」ティヒヒ
ほむら「誰しも得手不得手はあるわ。それを補い合うためのチームじゃない。大丈夫、私がフォローするわ。一緒に勝ちましょう」ニコ
まどか「う、うんっ!」
先生「試合始めるぞー」ピピー
ほむら「まどか。私の言った通りに、ね」
まどか「わかったよ!」
―初戦・VS杏子チーム―
杏子「よしっ!いくぜ仁美!目指せハットトリックだ!」
仁美「任せてください」ニコ
まどか「わ、私はいつも通りディフェンダーでいいんだよね?」
ほむら「ええ。それと今回は私もDFラインまで下がるから。私が合図したら…」
まどか「うん。わかってるよ!」
さやか「それじゃあ両チーム、準備はいい?審判は私のチーム、主審は不肖この美樹さやかが務めるね」
さやか「では…キックオフ!」ピピー
杏子「よっし!先手必勝!」バッ
ほむら(このチームは佐倉さんをワントップに据えた正面突破タイプ。流れとしてはトップ下の志筑さん→佐倉さんが得点パターン)
ほむら(志筑さんをマークしても持ち前のフィジカルで弾かれるし、佐倉さんをマークしても志筑さんのキラーパスと佐倉さんの俊敏さでかわされる…!)
まどか『攻撃パターンはわかってるのに止められない典型だね』
ほむら(要はチームとしての地力の差ね)
まどか『どうするの?』
ほむら(簡単な話よ。止められないなら、止めなければいい)
まどか『?』
人間まどか「わわっ!来たよほむらちゃん!」
ほむら「よし、まどかはここにいて。私が志筑さんに当たるわ」
ほむら「行かせないわ」バッ
仁美「あら、ほむらさん。あなたに私が止められるかしら」
ほむら「止めるわ。悪いけど」
仁美「……ふっ!」サッサッ
ほむら「くっ」ズザ
さやか(なんだ、ほむらのやつ仁美にやられっぱなしじゃん。なんとか追いすがってるけど、どんどんボールは前に運ばれてるし…)
さやか(…ん?ほむら…チラチラどっか見てる。あれは、まどか?…まどかとの位置を計ってる)
さやか(ははーん、なるほど)
ほむら(…よし!距離は十分!)
ほむら「いまよ!」
まどか「うんっ!」ダッ
仁美「隙ありですわ!」バッ
まどか『うわああ抜かれちゃったよほむらちゃん!』
ほむら(いえ、これでいいのよ)
仁美「佐倉さんっ!」ドッ
杏子「おしっ!ナイスパス仁美!おらああああああっ!!」ドシュッ!!
GK「えっきゃああ」サッ
ピピー
まどか『ああ…点入っちゃった』
さやか(うわ、杏子のやつ、容赦ない殺人ボレーシュート。ありゃキーパー逃げても責められないや。でも…)ピピー
杏子「あれ?なんで点入ってないんだ?」
さやか「オフサイドだよ杏子」
杏子「ええっ!嘘だろ」
さやか「ほんとほんと。仁美がパスする直前、まどかが走ってディフェンスラインを押し上げてた。間違いないよ」
杏子「ええー、そんなあ」
まどか「え、私…?」
ほむら「やったわねまどか!オフサイドトラップ成功よ!」
まどか「や、やったよほむらちゃん!ほむらちゃんの言う通りだったね!」
ほむら「まどかが私の言う通りに動いてくれたからよ。お手柄だわ、まどか」
まどか「ティヒヒ…///」
ほむら「さあ、私たちのフリーキックからよ!この勝負勝ちましょう!」
まどか「おおーっ!」
その後、フリーキックから得点をあげた私たちのチームは、オフサイドトラップを警戒して攻めあぐねる杏子チームから一点を守りぬき勝利した…。
まどか「やったあああっ!!勝ったよほむらちゃん!」
ほむら「やったわね!…次は杏子チームとさやかチームの対戦だから、私達は審判ね。で、その後さやかチームとの対戦」
ほむら「杏子はオフェンスにしか参加しない主義だったから攻撃は簡単だったけど、さやかは逆よ。中盤に居座る守備よりの司令塔タイプだから、つぎはふたりで攻め上がりましょう。頼りにしてるわよ」フフッ
まどか「うん!任せてよ!…なんだか調子いいかもしれないけど、サッカー楽しくなってきた!」ティヒヒ
ほむら「よかった」ニコ
今回はこれで終わります
まどか『うまく人間の私も使って勝ったね』
ほむら(でしょう?我ながらうまくやったと思うわ。まどかも嬉しそうだったし!ふふ)コオドリ
まどか『珍しいね、ほむらちゃんが踊り出すくらい喜ぶなんて。悪魔化したばっかりの頃のまだだめよダンス以来じゃない?』
ほむら(まどかが私の世界で笑顔でいてくれる。これ以上の幸せはないわ…!…ていうか、えっなに?あのダンス見られてたの?)
まどか『うん、そりゃもーバッチリ』
ほむら(…死にたい///)
まどか『私もねー、ほむらちゃんの中にいまーすってカミングアウトする機会を計ってたらなんかどんどん言い出しづらくなっちゃって』
ほむら(どのあたりから意識あったの?)
まどか『愛よ。あたりから!』
ほむら(あああああああやめてええっ!あの頃はちょっと自分に酔っちゃってたのよおおお///)
まどか『ティヒヒヒヒ。誰だってそーゆー時はあるよ。ほむらちゃんだってハシャイジャッテる私を何度か見てるでしょ?』
ほむら(もう私だって絶望する必要なんてっ!ないっ!とか?)クスクス
まどか『やめてよぉー』ティヒヒ
さやか「ちょっと主審!ちゃんと試合見ててよ!いま点入ったぞー」
ほむら「えっあっ!ごめんなさい!」ピピー
まどか(んー、わたわたするほむらちゃんかわいいよぉ。いまイタズラしたらみんなの前なのにほむ汁垂れ流して感じちゃうんだろうなぁ)ムラムラ
まどか(目の前に私専用の牝犬奴隷がいるのにイタズラできないのがこんなに辛いなんて)ウズウズ
まどか(早く放課後にならないかなーっ)
―二回戦・VSさやかチーム―
さやか「よーし、みんな!この試合も勝つぞー」オー
ほむら「まどか、打ち合わせ通りにね」
まどか「うんっ!がんばる」
杏子「よーし、始めるぞー。キックオフだ!」ピィー
ほむら「行くわよっ!」バッ
杏子(少数で突っ込んだか。…でもほむら単独での突破力は大したことねーし、そりゃだめだろ)
杏子(まあカウンターが売りのさやかチーム相手にオフェンスに数割いちまったら危険すぎるから仕方ないんだろうが…。しかしその中に戻りの遅いまどかがいるってのは読めねえな)
杏子(どんな思惑があるかはわかんねーが、両方ガッチガチに守備固めてやがる。こりゃ泥試合だな。審判やってて一番つまんねえパターンだ)
ほむら「っ!(ふたりがかりのプレス!抜けなくはないけど、それじゃまどかが置き去りになっちゃう。…じゃあもうまどかを使う?いえ、相手がひとりじゃないと決まり辛いし…)」
ほむら(ここはワンツーパスでかわして、まどかと二人でさやかを突破する!)
MF「ヘイ!ヘイ!」
ほむら「任せたわ」ドッ
ほむら「すぐ戻して!」ダッ
MF「ヘイッ!」ドッ
ほむら「……」チラ
ほむら(よし、まどかもついて来てる!いけるわ)
さやか「甘いよっ!」パシ
ほむら「あっ!」
杏子(あーあ。パスカットされた。最悪の展開だぞこれ)
さやか「みんなーっ!速攻だよ!」ドッ
ほむら「くっ!全員戻って!」
杏子(見事にカウンターされてやんの。うわー縦パス通された。キーパーと一対一じゃねーか)
ばすっ!
杏子(こりゃほむら達の負けだな)ピピー
短いですが終わります
まどか「あぁ…決まっちゃった」
ほむら「ごめんなさいみんな、私のミスだわ…。さあ、一点返しましょう」
まどか「ほむらちゃん…」オズ
ほむら「ドンマイ」
まどか「えっ?」
ほむら「ドンマイ、って励ましてくれると気が楽になるわ」
まどか「え、でも…私なんかが偉そうに言えないよ…」
ほむら「もう」クス
ほむら「うまいもヘタも関係ないのよ。助け合うのがチームなんだから。ミスして落ち込んでる私のこと、励ましてくれないかしら」
まどか「…っ、ド、ドンマイだよほむらちゃん!ここから巻き上げよう!」
ほむら「ありがとう」ニコッ
まどか「…!」ドキッ
ほむら「さあ!行くわよまどか!」
まどか「おーっ!」
杏子「試合再開っ」ピィー
ほむら(悪魔の力を使わずに勝つには、まどかだけじゃなくて全員と協力しないと…!)
まどか『なんで使わないの?人間の私を協力させる場面までは、力技で押し切っちゃえばいいのに』
ほむら(それだと、人間のまどかなしでも突破できるところを気を遣ってボールを回したみたいになっちゃうわ。それじゃああの子は喜ばない。それに…)
まどか『それに?』
ほむら「美樹さんも魔法少女の力を使ってないわ」
まどか『意地っ張りだなあ』ティヒヒ
まどか(そんなほむらちゃんが好きなんだけど…♪)
MF「ふっ」バッ
ほむら「いいわよMF!こっち!」
MF「はいっ!」ドッ
杏子(ビハインドの割にはいい雰囲気じゃねーの。ほむらがまどか以外ともコミュニケーション取り始めてからようやくまとまってきたな。が、問題はこのあとだな)
さやか「ほむら!あんたにあたしが抜けるかなー?」
ほむら「悪いけど、今日は勝たせてもらうわ」ダッ
さやか(いったん右へ揺さぶってからの、左ッ!)
杏子(うお、ほむらの得意技。でも残念、読まれてたな)
ほむら「…まどかっ!」ドッ
まどか「っ!」パシ
さやか「うぇっ!?バックパス!?」
杏子(おお、うまいな。即座にまどかは左に攻め上がる。まどかから見て右に重心がズレてるさやかじゃまどかを止められない)
杏子(あいつ、このためにまどかを後ろに引っ付かせてたのか)
まどか「ほむらちゃん!」ドッ
ほむら「ええっ!」パシ
さやか「みんな当たれーっ!」
ほむら「ふふ、残念」
ほむら「FWっ!」ドッ
FW「はいっ!」
ピピー
まどか「やったーっ!一点返したよほむらちゃん!!」パアア
ほむら「やったわねっ!みんなと…あなたのおかげよ、まどか」
まどか「ティヒヒ、少しは私も役に立てたかなぁ…?」
ほむら「もちろん!ふたりだから美樹さんを抜けたのよ」
ほむら「さあ、勝ちにいくわよ!」
まどか「うんっ!」
杏子「試合再開っと」ピー
ほむら「攻めるわよまどかっ!」
まどか「うん!」
杏子(おお、ほむらチーム乗ってるな。さっそく奪いかえしてのカウンターだ)
さやか「行かせないよ!」
ほむら「…」ニヤリ
ほむら「まどかっ!」ドッ
まどか「任せて!」パシッ
さやか「あたしに二度も同じ手は通用しないっての!」
杏子(お、早めに立ち直ってほむらへのパスコース塞いだ)
まどか「MFちゃん!」ドッ
MF「ナイスパス!」パシ
さやか「うぇっ!?ほむらじゃない!??」
ほむら「ふふ、まどかを甘く見たわね」
MF「っ!」
杏子(うお、さやかチームがっちがちに守備固めてるな。あれじゃあ切り込めないぞ)
ほむら「こっち!」
MF「うんっ!」
ほむら(ゴール付近に人が密集してるなら、それは逆に敵DFに体勢を崩されずにシュートフォームを作れるということ!)
ほむら「せやぁっ!!」ズドッ!
さやか「ミドルシュート!?」
ピッピー
杏子(一本取られたなさやか)ニヤニヤ
まどか「やったああああ!!カッコよかったよ、ほむらちゃん!」
ほむら「ありがとう。まどかもあそこで私にパスしなかったのはいい判断だったわ」
まどか「ティヒヒ…」テレテレ
まどか『わかってるのかなぁこの子。ほむらちゃんが得意なプレイだけをさせるように調整してるだけなのに』
ほむら(まあまあ。…あんなに活き活きしちゃって。ふふ、あの子も楽しんでくれてるのね。よかった…!)
ほむら(まどか…ふふ)ホクホク
まどか(…でも、久しぶりに牝犬じゃなくてカッコいいほむらちゃんを見た気がするな。惚れ直しちゃいそう///)ティヒヒ
まどか『ほむらちゃん、ほむらちゃん』
ほむら「なあに?」
まどか『体育着の袖まくって、ノースリーブみたいにしてよ』
ほむら「…こう?」クルクル
まどか『うわぁ、カッコいいよ!』
ほむら(ほ、ほんと…?///)テレテレ
まどか『うんっ!惚れ直しちゃう』
ほむら(ほ、惚れっ!!?///)ブシュウウ
まどか(…こんなにカッコいいほむらちゃんなのに、私がちょーっとイタズラしちゃうだけで、えっちなことしか考えられないド淫乱になっちゃうんだからいいよねえ)ジュルリ
まどか(浅ましくほむ汁垂れ流して発情おねだりしながら…ティッヒヒヒヒヒ)
まどか(……)ムラムラ
まどか(イタズラしたくなってきちゃったよ)ウズウズ
ほむら「まどか、まずは落ち着いてボールを取り返すのよ」
まどか「りょーかいっ」トタタタ
ほむら(まどかの走り方かわいいわ…///)
まどか「ほむらちゃん前っ!」
ほむら「えっあっ」
敵MF「ほっ」ズバッ
杏子(あーあ、ほむらのやつ気が抜けたか?抜かれてんじゃねーよ)
敵MF「さやかちゃん!」ドッ
さやか「ナーイス♪」パシ
まどか「さやかちゃん!?」
杏子(さやかが攻撃参加か。こりゃあ面白くなってきた)
さやか「このままじゃー終われないからねえ」
ほむら「行かせないわ!」バッ
杏子(おっ戻り早い)
さやか「っ!ほむら…!」ジリジリ
ほむら「……」ジリジリ
さやか「ごめんねほむら。あたしは体育で、負けるわけにはいかないんだっ!」スッバッ!
ほむら「っ!くぅっ!!」
さやか「ほらほらぁ!」ダダダ
まどか(わ…さやかちゃんゴボウ抜き…!あんなの止められないよぉ)
まどか(止められない…?それに、この形…!)
ほむら「さやかああああっ!」
杏子(おっほむらもがんばるな。ここまで食らいつくか。ひょっとしたらさやかのシュートフォーム崩すくらいならできるんじゃねーの)
さやか「ふっふ」ニヤリ
さやか「FWっ!」ドッ
敵FW「まかせて!」パシッ
ほむら(くっ!ここでパスなんて…!憎らしいまでに冷静ね美樹さん…!)
ピィー
さやか「!?」
ほむら「!?」
さやか「な、なに?杏子」
杏子「残念、オフサイドだよ」
さやか「うそおおおおおお!?」
ほむら「オフサイド…ってまさか」
まどか「ティヒヒ。止められないなら止めなければいい、だよねほむらちゃん」
ほむら「まどかああああっ!!さすがだわっ!この土壇場でよく…っ」
まどか「ティヒヒ。ね、一緒に勝とうよほむらちゃん」
ほむら「ええっ!」
杏子「試合再開っ!」
ほむら「やっぱり、あなたとはこうなるようね」ジリ
さやか「いやまったく」ジリ
―――
まどか「ほむらちゃん。ラストプレー、私に気を遣わなくていいから」
ほむら「まどか、あなた…!」
まどか「ティヒヒ、がんばってね」
ほむら「ええ…!今度こそ美樹さんに勝つわ」
―――
ほむら「……」クイッ
さやか(あの動作!またまどかへのバックパスか!)ダッ
ほむら「いいえ」
ほむら「残念」フワッ
まどか「ほむらちゃん…///」
杏子(おおおおっ!さやかが距離を詰めた瞬間にヒールリフトで上からブチ抜いたっ!)
ほむら「もらったわ!!」
さやか「ミドルもあるよ!距離詰めて!」
ほむら「……っ!まどかっ!」ドッ
まどか「うん!」
さやか(しまったあああ!まどかへのマーク忘れてたああああ)
まどか「撃って!ほむらちゃん!」ドバッ
まどか『うわっ!パス悪いよ私!』
ほむら(いえ!まどかのどんな事も受け入れられなければ私じゃあ、ないっ!)バッ
さやか「オーバー」
杏子「ヘッドおおお!?」
ほむら「はあああああああっ!!!」ドシュッ!!
まどか「ほむらちゃん、本当に大丈夫なの?私保健委員なんだし、やっぱり付き添うよ」
ほむら「いえ、だ、だいじょ…うッぶよ…」ハアハア
まどか「全然大丈夫に見えないけど…」
さやか「いーのいーの。コイツは殺しても死なないようなヤツだから」
まどか「でも…」
ほむら「ほんとうに、おかま、イイっなくぅ…」ハアハア
杏子「しかしアンタも馬鹿だよなー」ケタケタ
杏子「ボレーシュートでいいものを、ヘンにカッコつけてオーバーヘッド狙った挙句、着地に失敗して足グネるって!」ケタケタ
さやか「しかもゴールせず!」ケラケラ
杏子「すっげえ張り切った掛け声あげてたのになあ」ケタケタ
ほむら「もう!あなた達からかいに来ただけでしょう!!もう行きなさいよ!」
さやか「へーへー。じゃ、行こうよふたりとも」
杏子「おー」
まどか「……」
まどか「…あとで来るからね」ポンッ
ほむら「ふギュっ!?///う、うう嬉しいわ…ぁあ」クネクネ
まどか「…?またねー」
まどか『…行ったね』
ほむら「行ったわね」
まどか『ティヒヒ、よかったねえほむらちゃん!そんな牝の顔してるのに気づかれなくて!』
ほむら「ていうか酷いじゃない!よりにもよって空中でイタズラしてくるなんて!おかげで足はグネるし、醜態は晒すし散々よもう!」
まどか『そ、それについては本当にごめんね…』
ほむら「うう、せっかくまどかの前でスタイリッシュに決められるところだったのに」
まどか『そ、その…私もイタズラしたい衝動を抑えるために必死でして…。イメージとしては弓につがえるところまでやっておいて、ギリギリいらずらしないラインを楽しむことで衝動を発散させてたんだけど…』
ほむら「けど?」
まどか『その…オーバーヘッドしようとするほむらちゃんに見惚れちゃって、思わず手を放してしまった次第です』
ほむら「そのせいで私は…///」
まどか『空中潮吹き晒しちゃったよね…。みんなは汗だと思ったみたいだけど』
ほむら「そ、それもそうだしぃ…!せっかくがんばって発情ガマンしてたのに、もうガマンできなくなっちゃったじゃない!!」ハアハア
まどか『じゃあ…仕方ないよねえ?幸いここは保健室』
ほむら「まどか…///」
今回は終わります
まさかサッカーのくだりがこんなに長引くとは…
さやか「はぁーあ、まさかまどかチームに負けるとはなー」
まどか「ティヒヒ、私も勝てるとは思ってなかったよ」
杏子「今回はほむらのやつがガチだったのとまどかが勝因だなー」
まどか「え、私…?」
杏子「ああ。いい動きだったと思うよ。下手したらほむらより視野は広いかもな」
まどか「そ、そんな。私はほむらちゃんの指示に従っただけで…」
まどか「あれ?」
さやか「ん、どしたの」
まどか「そういえばほむらちゃん体育着のまま保健室行っちゃったから、誰かが着替え持って行ってあげないと」
杏子「やっぱ視野広いな」
さやか「じゃああたしが持ってくよ」
さやか(アイツらがふたりっきりになったってことは…多分ヤッてるし///)
さやか(実際、別れ際のほむらは確実に発情してたしなぁ…)ハア
まどか「いいよ、私が行く。保健委員だし」
さやか「え(まどかに行かせたらヤバイ)」
さやか「あ、あたしが」
杏子「そーゆーことならあたし達は先教室戻ってるぞー。ほら、行くぞさやか」
さやか「え、ちょ放してよ杏子!」
杏子「バカ、まどかはひとりで行きたがってるぞ。空気読めよ」ボソリ
さやか(空気読めてないのはあんたの方!!!)イラッ
さやか(ああ…まどかが遠ざかっていく…。ごめんほむら、ぐっどらっく)
―保健室―
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.243
・状態 発情(大) 乳首超淫化 陰核淫化 まどか隷属
・装備 体育着 ※下着類着用なし
ほむら(は、恥ずかしいわ…)モジモジ
まどか『ティヒヒ。可愛いよ、ほむらちゃん』
まどか『まだなんにもしてないのにブルマにはしたないシミ作っちゃってるところとか…♪』
ほむら「ふぁ…!だってぇ!ま、まどか中毒患者の私にっ、半日もおあずけ食らわせた挙句、目の前に餌をぶらさげられたら発情するしかないじゃない!!」
まどか『もうすっかり禁断症状でちゃってるねえ』ティヒヒ
まどか『ふたりっきりになるってだけで期待しちゃうなんて重症だよ。パブロフの犬みたい…ううん、ほむらちゃんは牝犬だったね。じゃあパブロフの牝犬かな?』
ほむら「もうなんでもいいのぉっ!!ちょうだいっ!ふたりっきりになるだけで期待にはしたないヨダレたらしてサカってる情けないこの駄犬にまどかの愛の調教鞭をくださいいいいいい」ジュワッ
まどか『ティッヒヒヒヒヒヒ!!ほんとに快楽中毒まで落ちぶれたね!!ほら、これがほしい、のっ!?』ビビ
ほむら「ふぁっあああぁぁあん」ゾクリ
まどか『でも、今回はそんなにハードにいかないから。そこの姿見の前までいって?』
ほむら「ええ…。ぬっちょぬちょに犯してほしいのに…」
まどか『いいから早く!』
人間まどか(今日の体育は楽しかったなあ)
まどか(私でもチームの役に立てたし!)
まどか(ほむらちゃんも、カッコよかったし///)
まどか(…なんだろう。ほむらちゃんのこと考えると、すごく楽しい気分になるのに、反面胸が切ない…。初めてだよこんなの)ドキドキ
まどか(私、ほむらちゃんのこと誤解してたのかも。これまで酷い態度とってた私にも優しいし…///)
まどか(これまでの態度、謝らないとね。…都合良すぎるかな。調子のいい子だって嫌われないかな)
まどか(……)ドキドキ
まどか(あれ、ほむらちゃんのスカート、おしりの部分が濡れてる…?それになんか生臭い)
まどか(ま、いっか)
まどか「~♪」
―再び保健室―
まどか『ほら、鏡見て。写ってるのがいまのほむらちゃんだよ』
ほむら「こ、こんな…!エロすぎるわ!!」
まどか『でしょ?眉も目じりも垂れ下がって締りのない欲情しきったトロ顔に、体育着のうえからでも分かるくらいおっ勃たせた変態乳首!極め付けはブルマをぐちゃぐちゃにしてなお溢れ続けるほむ汁!!どこからどう見てもド変態だよ!』
ほむら「あ、あなたの言う通りだわ…!なんて、イヤらしい存在に成り果ててしまったのかしら…///」ジュワジュワ
まどか『あ、またほむ汁が噴出した!もう膝まで垂れてるよぉ?』
ほむら「やめてぇ…言わないでぇえ…!」ゾクゾク
まどか『ティヒッ!言葉で嬲るのも楽しいけど、そろそろほむらちゃんが限界っぽそうだからお仕置きしてあげるっ』ビビビビビ
ほむら「フギゅぁつっ!ああぁ、な、なにこれ…!や、優しいような、むず痒いような、不思議な快感…」トロン
まどか『こーゆーのもいいでしょ。とろ火でじっくり煮込まれるのも』ティヒヒ
ほむら「ふぁあ…!とける…とけちゃうわ…!焦れるような快感で、私がドロドロにされちゃうううぅ」ガクガク
まどか『あっ、またほむ汁がブルマから!潮吹きみたいに勢いよくじゃなくて、デロデロはちみつみたいな出方してるねえ』ティヒヒ
ほむら「まどかぁ…わたしっ!もう立ってられない…」ガクガク
ドサッ
まどか『あらら、腰砕けちゃった?』
ほむら「まどぉ…きもちいよお」トローン
まどか『ティヒ、焦点が定まってないくらい蕩けちゃったんだ』
ほむら「まどか…。これも最高に気持ちいいんだけど…やっぱり」
まどか『ぶっ壊してほしい?』
ほむら「うん///」
まどか『ティッヒヒヒヒヒヒ!!じゃあ仕方ないね!体育着全部脱いで、ベッド行こう!!』
ほむら「ええっ!!」シャキ
ほむら「……///」ヌギヌギ
ほむら(これから、ぐちゃぐちゃにされちゃうのね…!)
ほむら(…もうベッドよ)ドキドキ
まどか『ティヒヒ、じゃあ』
まどか「ほむらちゃーん」ガラッ
ほむら「!!?」ガバッ
まどか『私!?』
まどか「ほむらちゃん、着替え忘れてたよ?」
ほむら「あ、そういえば。…あ、ありがとうまどか。助かったわ」ドキドキ
まどか『とっさに布団かぶって助かったね』
ほむら(危なかったわ)
ほむら(でも早く行ってくれないと、いろいろガマンできなくなりそう…!)ムラムラ
ほむら「ありがとうまどか。もう戻って大丈夫よ。授業あるでしょう?」
まどか「大丈夫!先生には言ってあるからちょっとぐらい遅れてもいいんだよ」
まどか『なんて無駄な心遣い!!!ちくしょう!!!』
ほむら「ありがとう…///」クラクラ
ほむら(ああ…もうダメ。この骨の髄まで発情しきった状態で至近距離でまど香をかぎ続けて…正気を保てる悪魔なんてきっといないわ…)
まどか『わあああああほむらちゃん帰ってきてえええええええええ』
中途半端ですが眠いのでもう寝ます
ぽすっ
ほむら「?」
まどか「~♪」ナデナデ
ほむら「まっまどか!?///」
まどか「…あっ!?ごめんね!なんか寝てるほむらちゃんを見てたらつい…。私なんかが生意気だよね」アセッ
まどか『うん生意気だよ。私のほむらちゃんなのに。…まあほむらちゃんをナデナデしたい気持ちは血ヘド吐くほどよく分かるけど』
ほむら「いえ…とても、気持ちいいわ…。まどか、もうちょっと上のほう…胸あたり撫でてほしいんだけど」
まどか「このへん?」ナデナデ
ほむら「ああ…。そうよ…上手だわ」ウットリ
まどか『…でも、今回はこの子に救われたのかな?』
ほむら「…ん、ぁ///」
まどか『…ん?』
ほむら「ぅあ、っはぁ…///」
まどか『……ほむらちゃん?』
ほむら「まどか、もうちょっと強く…///」
まどか『あああああっ!!なにほむらちゃん布団越しに乳首触らせてるの!?』
ほむら(向こうから触ってきたのよ…。仕方ないわ)
まどか「こ、こう?」ギュッギュッ
ほむら「ええ…!すごくイイわ」ハアハア
まどか『…呆れた。めずらしく理性を保ってるかと思いきやコレだよ』
ほむら「ぁあ、っふぅ…くひャっ」ビクビク
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「続けて…ん、くふっ。とっても…気持ちいいわぁ」トローン
まどか「う、うん…?」ナデナデ
ほむら「ふぁああ」
まどか『…なにこのプレイ』
ほむら(あ、ああ…!下がもどかしい…!い、弄りたい)ムラムラ
ほむら「っあ、はぁう」クチュクチュ
まどか『わああオナニーしないで!!水音でバレちゃう!』
まどか「…?なんの音だろ」
ほむら(ああ…もうガマンできない!まどかが欲しい!!まどかに愛してほしい!!!)ハアハアハア
ほむら「まっまどっ!!」
シュン
まどか「なあに?」ナデナデ
ほむら『もう大丈夫よまどか。私もすぐ戻るから、さきに教室に戻っててくれる?』
まどか「どうせなら一緒に行こうよ」
ほむら『…その、私これから制服に着替えないと。…だから、ね?』
まどか「あっ!そ、そっか!そうだよね!じゃあ私もう行くね」パタパタ
まどか「じゃあまた後でねー」ガララッ
パタン
ほむら『ふう…。なにが悲しくて自分の分体とこんな会話しなくちゃいけないんだろ』
ほむら『ほら、交代するよほむらちゃん』シュン
ほむら「ありがとうまどか。…危なかったわ」
まどか『あのねほむらちゃん。私怒ってるよ』
ほむら「ええ…。ごめんなさい、また暴走してしまったわ」
まどか『いやそうじゃなくて』
ほむら「え?…ふぎゅッ!!」ゾクッ
まどか『なんで私以外の女の前で牝の顔してるのッ!!』ビビッ
ほむら「きゃふッ!!?え、美樹さん達の前だとむしろ喜んで言葉ぜめええええええッ!!?あ、ひぎっ!」ビクンビクン
まどか『ちょっと再教育が必要みたいだね。あなたのご主人様がだれなのか思い出させてあげる』
ほむら「待って!忘れるわけないじゃない、私のご主人様はあなたしかいないわよ!」
まどか『あの子に乳首こねられてよがってたクセにっ!』ビッシャーン
ほむら「ッ!!?ひぎっっいいいいいぃイクぅぅううううううううううううううううう~~~~~~~~~ッ!!!!!ぎっいいいああああああああああああああ」プッシャアアアアアア
ほむら「なっ、なにこれぇ!?よ、余韻だけでぇっまたっあああああイクのおおおお」ピュルッッピュル
まどか『一切手加減ナシのエンドルフィンビームだからね。前よりさらに開発の進んだほむらちゃんなら一発で五回はイッちゃうんじゃないかな』
ほむら「ごっ五回なんてっ!ものじゃないわ…あぁっ!また…イクうう」ビクビク
まどか『イクので忙しいところ申し訳ないんだけど…そろそろ次の撃つよ?』
ほむら「まっ待って!まだ治まってなああああああああああああああああっ!?んああッひいいいいいいいいいいいいいいい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッ!!!!!!」ブシャッシャアアアアア
まどか『ほらほら、どんどんいくよぉ~』ビシャッビシャッッビシャアン
ほむら「おおっほおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?!?ひゃめっ!イクイクイグうううううううううううううううううううう~~~~~~~~~っ!!!!」
ほむら「こわれっ!!うぐうおあああああああッ!!!!あヒっ!!!!らめこわれるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!?」
ほむら「ひぐぅっ!!!ひぐうううううううううううううう~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!?!?まろかああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!!!」
ほむら「も、もうっ!あががああああああああああああああッ!!!!いっ!いぐのがあっ!!!いっヒいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!!!!んおっああ、あぎぃいああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」
まどか『ティヒヒヒヒ。まだまだだよ?あと千回はイッてもらうんだから。誰がご主人様なのか魂の芯まで刻み込んじゃうよぉ』ビシャッビシャアアア
ほむら「せ、せんかっ…!?うそうそうそおおおおおおおお!!!わたっまだいぐううううううううううううううううううううっ!!!うぎっおほっぃおおあああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!!ああっ!!いぎっぎいいいああああああああああああああああああああ」ビクンビクン
今回は終わりです
話を進めたいとは思っているのですが…なかなか難しいです
レスありがとう
再開します
―放課後―
さやか「終わったーっ!帰ろうまどかー」
まどか「うん。今日はどっか寄ってく?」
杏子「あたしはラーメン食ってきてーなー」
さやか「ラーメンはこの前食べたじゃん!しかもあの日はお腹膨れすぎちゃって夕飯食べれなくなっちゃったし」
まどか「それは私もかなぁ」ティヒヒ
さやか「とゆーわけで今日はスイーツの日ってことで!」
杏子「ちぇー、パフェじゃ腹膨れねーよ。まどかもたくさん食べないと身長伸びねーぞ?」
まどか「えぅ、それは嫌かな…」
ほむら「騙されちゃだめよまどか。アブラと炭水化物で身長が伸びるはずないじゃない」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「…その、私もご一緒してもいいかしら」オズ
さやか「いいに決まってんじゃん。てかアンタからしたら、まだあたし達とは遊ぶ前にそんな断りをはさまなくちゃいけない程度の関係ってことですかな?あたしはそっちの方がショックだよ」
ほむら「いえ、そういう訳じゃ…」
杏子「なんかほむらって不器用だよな」
まどか「……」
~~
まどか「ほむらちゃん入院してたの?」
ほむら「ええ。重い心臓病で。見滝原に来たのも療養目的だったのよ?」
まどか「へえー。ぜんぜんそうは見えないけどなあ」
ほむら「いまはこっちに来たかいあって落ち着いてるから。でも、入院生活が長くていまいち人との接し方がわからなかったりはするわね」
~~
まどか(…もしかしてほむらちゃんって、ほんとに人との距離感が分からなかっただけなのかも。だとしたら、一時期さけちゃったりして悪いことしちゃったかな。謝らないと…!)
まどか「あの、ほむ…!」
杏子「あたしはあんたのその細っこい身体にこそアブラと炭水化物が必要だと思うけどなー」
ほむら「スレンダーって言って欲しいわね」ファサァ
まどか『私はほむらちゃんの腰回りとおしりがエロいと思うから太らないでね』
ほむら(えろ…?)ジュン
まどか『発情しないでーっ!みんなの前だよ!』
ほむら(んっ…うぁ。お、落ち着かないと…。芸術家の魔女、ハコの魔女、影の魔女…)
まどか『ご、ごめんね。不用意な発言だったよ』
ほむら(落書きの魔女…うう、頭がチリチリする)
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「ん、く。…なあに?まどか」キリ
まどか「えと。なんか具合悪そうだったから」
ほむら「いえ、全然大丈夫よ。いきましょう」ニコ
まどか「う」ドキッ
まどか「うん!」トタタタ
まどか(ちょくちょくほむらちゃん苦しそうにしてるけど、なんなんだろう…。あれが前言ってた心臓病の発作なのかな?うーん)
まどか(…うう、それより謝り損ねちゃったよ)
いったん終わります
また夜更新できそうです
すみません、今夜は更新できません…
思ったほどはかどりませんでした
ーほむら宅ー
ほむら「ふう、ただいま我が家」ガチャ
まどか『今日は好感触だったね!』
ほむら「ヒヤッとしたのも一度や二度じゃないけどね」
まどか『私たちにしてはよく耐えたよね』ティヒヒ
ほむら「結局、サッカー中と保健室だけだものね。…ね、まどか。私もうガマンできないわ///」
まどか『ティヒ、私も!…ベッド行こうか、ほむらちゃん』
ほむら「はいっ!」イソイソ
ーほむら宅寝室ー
暁美ほむら -personal data-
・クラス 悪魔 lv.507
・状態 発情(大) 乳首超淫化 陰核淫化 まどか隷属
・装備 制服 ※下着類着用なし
___________
_______
ー浴室ー
シャワアアア
ほむら「~♪」ワシャワシャ
まどか『いやぁ、さっきもエロエロだったねほむらちゃん!』
ほむら「ふふ、やっぱり気兼ねなく喘げるっていいわよね」ワシャワシャ
まどか『気兼ねなさ過ぎて、ご近所さんから苦情が来ないか最近不安になってきたよ』
ほむら「大丈夫よ、腐っても私は悪魔。拍手ひとつで忘れさてやるわ」シャワアアア
まどか『…そういうのは出来るだけ控えた方がいいけどね』
ほむら「冗談よ。これからは魔女結界…悪魔結界かしら?でも張りましょう」ゴシゴシ
まどか『それいいね!それで行こうよ!』
ほむら「自発的に張るのは初めてだから…うまくできるかしら」ゴシゴシ
まどか『きっとほむらちゃんなら特に意識しなくても真っピンクな空間になると思うよ』ティヒヒ
ほむら「インキュベーターに実験された時は見滝原だったわよ?」ゴシゴシ
まどか『あの時はまだほむらちゃん、自分の欲望に忠実じゃなかったから。魔女結界って大抵、その魔女の性質を具現化してるよ』
まどか『…そういえば、ほむらちゃんの性質ってなに?』
ほむら「なに、って?ていうか性質って?」ゴシゴシ
まどか『魔女の性質だよ。円環にいた頃は、導いてきた魔法少女に聞くとみんな答えてくれたよ』
ほむら「うーん?私は魔女への成り立ちが特殊だからかしら…?自覚できてないみたい」シャワアアア
まどか『そっか…。まあほむらちゃんは魔女ってほど悲しい存在じゃないしねー』
ほむら「まああえて言うならなら…まどか、かしら」
まどか『えっ!?///』
まどか『えぅ、もう…。ドキッてしちゃった…』
ほむら「ふふ、ときめいちゃった?」
まどか『…ほむらちゃんって、時々こーゆー不意打ちするよね』
ほむら「不意打ちはまどかの専売特許じゃないのよ」フフフ
まどか『愛の悪魔。その性質は私…。うん!いいキャッチコピーじゃないかな』
ほむら「いまの私は全身これ愛の化身。ぴったりね」
まどか『そーいや福山雅治の歌であったよね、愛の化身』
ほむら「ああ、あったわね。懐かしいわ」
まどほむ「おれはーあいのーけっしーんー♪」
ほむら「シャバダバダバ、シャバダバダバ」
まどか『ティヒヒ!そんなパートあったねー!』
ほむら「懐かしいわー」チャポン
まどか『いい湯だねー』
ほむら「そうねー」ホクホク
ほむら「ね、美樹さんはどんな性質の魔女なの?」
まどか『…あんまりそーゆーのは突っ込まない方がいいと思うな。自分を焼き焦がすくらいの絶望な訳だし…。ほむらちゃんも分かるでしょ?』
ほむら「う…。そうね」
まどか『ちなみにさやかちゃんは【恋慕】なんだって』
ほむら「言っちゃうの!?」
まどか『まあさやかちゃんはほむらちゃんの結界に入っていろいろ本心垣間見ちゃったわけだし、イーブンかなって』ティヒヒ
ほむら「ああ…。そういえばそうなのよね。あ、あの子が思ったより友好的なのってそれが関係してるのかしら?」
まどか『まあ、それもあると思うな。それでも最初は激おこだったし、他にも理由はあるのかもね』
ほむら「ふぅん…」パチャパチャ
まどか『魔女といえばさ、ほむらちゃんの使い魔ちゃん達ってどこにいるの?最初は一緒にいたのに、気づけば一人もいないよ?』
ほむら「ああ、あの子たち…?さあ。私にも分からないわ」
まどか『そうなの?てっきり私と二人っきりがいいから人払いしてるのかと』
ほむら「まあいたら居たで追い払ったでしょうけど…。あんまり私のこと好きじゃないみたいだし、何処かで好きにやってるんじゃない?」
まどか『他の人に危害を加えたりしてないかな…』
ほむら「そこは大丈夫でしょう。主人の私が結界を張ってない以上、結界に一般人を引きずり込むこともないでしょうし」
まどか『どこにいるんだろうねぇ…?』
ほむら「さあ?」
ほむら「いい湯ねえ」カポーン
まどか『そうだねえ』ホクホク
ほむら「まどか、ちゃんと味わってる?」
まどか『そりゃーもう。お風呂で感覚遮断する意味なんてないよー』ホクホク
ほむら「……」
ほむら「…っ」クチュクチュ
まどか『んあっ!?あ!ちょ、ほむら、ちゃ…!』
ほむら「気持ちいい?まどかぁ」クチュクチュ
まどか『お、オナニーやめて…!うう、あふっ。んああ…』
ほむら「ふふ、んっ!油断、したわねまどか…!」クチュクチュ
まどか『もう…!ほんとにえっち中毒なんだから!おかえしっ!』ビビッ
ほむら「ふひゅっ!?…んぁ、まどかぁ…」トローン
まどか『発情しちゃった?欲しくて欲しくてたまらない?』
ほむら「ええっ!私のこと、犯して…?」
まどか『しょーがない、ねっ!!』ビシャーン
ほむら「ふぎュううううううううあううううううう~~~~~~~~~~~~っ!!?」ビクビクッ
_____________
_________
prrrr
ほむら「…はい、こちら暁美」ピッ
さやか「あっ、ほむらー?なにしてんのさ!魔獣狩るよ!」
ほむら「…ちょっと、長風呂しすぎてのぼせちゃったのよ。もう少ししたらいくわー」グデー
さやか「…長風呂、ねえ。そーゆーことにしておいてあげるから、早くおいでよ」
ほむら「鼻血が治まったらねー」グデー
さやか「どんだけ入ってたの!?まあいいや、なるべく早く来てね」ピッ
まどか『湯船の中ではもうやらないようにしよう…』
ほむら「そうね…」鼻血ダラー
今回の分は終わりです
乙
ほむらの性質は自己完結だな、それと歌詞は君は愛の化身若しくは我は愛の獣な
>>548
指摘ありがとう
すみません、うろ覚えだったもので…
ホムリリィの性質は知ってたんですが、魔女の性質はまどかに大人しく導かれた魔法少女だけが当時を振り返って自己分析の末に悟る、みたいな脳内設定があったので
現在進行形で魔なる者wなほむはまだ悟れてない、という設定でお送りします
キンコーン
―数日後・学校―
まどか「でね、昨日はサムが死んじゃうところまで読んだよ!」
ほむら「あの場面はなかなか切ないわよねえ…。でもダレンの成長には欠かせないシーンでもあるから…っていうかまどか、チャイム鳴ってるわよ?」
まどか「あ、うん!じゃあまた後でね~!」トタタ
ほむら(まどかわいいわ)ムラムラ
まどか『ふんだ。デレデレしちゃってみっともない』
ほむら(え?)
まどか『なんでもないよーだ』
まどか(ほむらちゃん本当に学校じゃ禁欲的になってきたし、なんかつまんないや)ハアーア
まどか『ね、ほむらちゃん』
ほむら(なあに?)
まどか『そろそろ合体できそうな雰囲気だよね』
ほむら(そうねえ…最近はふつうにおしゃべりしてくれるし。ふふ、幸せだわあ…)ボーッ
まどか『……で、具体的にはどうやって戻すのかな』
ほむら(まあ、粘膜の接触があれば流し込めるわね)
まどか『ね、ねんまっ!?まだまだ無理だよそんなの!まだ段階としてはお友達じゃない』
ほむら(そうね、友達じゃあキスしようなんてなかなか切り出せないものね)
まどか『あ、貝合わせじゃないんだ…』ホッ
ほむら(かっ!?貝合わせ…まどかと!!)ジュワア
まどか『わーっ!ほむらちゃん授業中だから発情だめ!』
ほむら(したいわ…貝合わせ!)
さやか『おーす』テレパシー
さやか『ってうわああああっ!!なにが貝合わせだっ!このド変態っ!』
ほむら『なによ、勝手に自爆して。っていうかまどかとの会話に割り込まないでくれる?』
まどか『そーだそーだー!』
さやか『こいつら…!誰のヘルプで貝合わせ云々で盛り上がれてると』
ほむら『…あなた貝合わせ知ってるのね?この耳年増』
まどか『いやいや、興味あるんだよね?さやかちゃん。杏子ちゃんとするのを想像して…』
ほむら『あらイヤらしい。変態はどっちかしらね』
さやか『くっそ!くっそ!!好き勝手さああ!!てか杏子と、とか言うなーっ!気持ち悪い!鳥肌立っちゃったよ』
まどか『素直じゃないなあ』
ほむら『人の結界の中で恋人つなぎしてたくせによく言うわ』
ほむら『それよりどうしたの?突然テレパシーなんて使ってきて』
さやか『ああ、そうそう!この問3の答ってなに?』
さやか『…あれ?ほむら?聞いてる?』
さやか『おーい、ほむらー!』
さやか『…着拒された!!?』
―放課後―
まどか「ねえねえ、みんなでどっか寄って行こうよ」
さやか「ごめん、あたし用事があって」
ほむら「…ごめんなさい、私もよ」
さやか「珍しいね、あんたがまどかの」
ほむら「ああああもう黙りなさいよ!私にもいろいろあるの!」
まどか「そっか、忙しいなら仕方ないよね」ティヒヒ…
杏子「あたしヒマだし付き合うぜー」
まどか「あ、ほんとに!?嬉しいな、よろしくね杏子ちゃん」
ほむら「……」
さやか(…杏子と、貝合わせ)ドキドキ
さやか(ってうあああナニ考えてるのあたし!あたしはノーマル、あたしはノーマル)
さやか(……)
~~
「あたし達は魔法少女なんだぞ!ほかに仲間なんていねーんだぞ!」
「独りぼっちはさみしいもんな」
「いいよ、一緒にいてやるよ。さやか…」
「…せっかく友達になれたのに」
「…嫌な夢を見たんだ」
~~
さやか(…杏子はあたしのこと、どう思ってるのかな)
さやか(友達?仲間?それとも…)
さやか(……////)カアア
さやか「…杏子」
早乙女「美樹さん?どうぞ」
さやか「あ、はい」
早乙女「ごめんなさいね、待たせちゃって。で、相談って?」
さやか「え、と。実は…」
長らく放置してしまって申し訳ないです
今回は終わります
―マミ宅―
マミ「いらっしゃい!待ってたのよ?さあ、上がって上がって」
ほむら「おじゃまします」
なぎさ「おじゃまされるのです」モグモグ
マミ「こら、なぎさちゃん!お客様に失礼でしょう?」
なぎさ「だってこの人のせいでなぎさは円環の理に帰れなくなったのです」
マミ「こーらー!」
ほむら「いいわよ巴さん。その子の言うことももっともだし」
マミ「ごめんなさいね。いま、紅茶淹れるから座っててちょうだい」
ほむら「ええ。じゃあ」ストン
なぎさ「……」ツーン
ほむら「えっと、なぎさ、ちゃん。おみやげ持ってきたんだけど」
なぎさ「…おみやげってなんですか?」
ほむら「チーズケーキ」
なぎさ「わああー!!ありがとうなのです!ほむら大好きです!」
ほむら(現金ねえ…)
まどか『でも…ね?私の言った通りだったでしょ』
ほむら(ええ。ちょっと高かったけど…これだけ喜ばれると悪い気はしないわね)
まどか『なぎさちゃんは素直ないい子だから。円環にいたころも良くお仕事手伝ってくれてたんだぁ』
ほむら(そう…)フフッ
まどか『ご褒美に現世でお仕事の時は一緒にチーズ食べたりしたよ!』
ほむら(えっ!?円環状態で食べれたりするの!?)
まどか『ティヒヒ、それはねー』
なぎさ(ふっふっふ、思い通りなのです)
なぎさ(ほむらの中に女神さまがいるって聞いた時点で期待してたんですよ!)
なぎさ(女神さまは優しいですからねー、マミの家に招待されたら確実になぎさにもチーズを買ってきてくれると思ってました)
なぎさ(まあほむらに対しては特別なんの感情も抱いちゃいねーのですが、最初にこういう態度を取っておけば、機嫌を取るために次回以降もチーズを買ってきてくれる公算は高まるのです)
なぎさ(…にしてもこのチーズケーキ美味しいのです)モグモグ
マミ「お待たせ」カチャ
ほむら「ありがとう。あの、これ、お茶菓子だから。よかったら」スッ
マミ「あら、そんな気回さなくていいのに」クスクス
マミ「じゃあせっかくだしいただくわね。…いっそ、ここで開けてみんなで紅茶と一緒にいただきましょうか」
ほむら「どちらでも」
マミ「あ、でもケーキも用意しちゃったのよねえ…」
まどか『あっ!私久しぶりにマミさんのケーキ食べたいなあ』
ほむら「じゃあ私はケーキをいただこうかしら」
マミ「ふふ、どうぞ?」
ほむら「……」モグモグ
まどか『んーっ!おいしい!甘すぎず上品な味だねえ~』
ほむら「……」モグモグ
まどか『…ほむらちゃんテンション低いね』
ほむら(そりゃそうよ。まさか今日まどかから遊びに誘われるなんて…。はあ、行きたかったわ)
まどか『ほむらちゃんって割と律儀だよね。杏子ちゃんにラーメン奢ったり、マミさんと前したお茶しに行くって約束も守ったり』ティヒヒ
ほむら「まあ、約束は約束だし」
まどか(律儀な悪魔ってどうなんだろう)
ほむら(はあ。こんなことしてないで、私は一刻も早く生身のあなたと…っ)ジュワ
まどか『んん~どしたのかなほむらちゃん!?』
ほむら(ぁあ、やだ。興奮してきちゃった)ゾクゾク
まどか『今日は学校を最後までガマンし切ったもんね。もう限界かな?』
ほむら(ううう…)モジモジ
マミ「暁美さん?大丈夫?様子が変だけど」
なぎさ「ほむらはおかしくない時がないから大丈夫なのです」モグモグ
ほむら「…ふぁあ」モジモジ
ほむら(…だめ。一度スイッチ入っちゃったら、もぅ)
ほむら(あ、ああぁ。こんなに乳首もクリもしこってきて…ほむ汁がマミさんのカーペットに付いちゃうぅ)モジモジ
ほむら「と、巴さん!お手洗い借りても…?」
マミ「あら、我慢させちゃった?ごめんね、お手洗いはあっちだから」
ほむら「は、はい」ソソクサ
バタン
ほむら「はあっ!はあっ!うぐ…ん」モジモジ
まどか『ティヒヒ~憔悴しきってるねえ。…いじらないの?』
ほむら「うう、わかってるクセに」
まどか『うーん?』ティヒヒ
まどか『いじりたいならいじりなよ。情けなぁーく自分のほじくり回してさ。きっと気持ちいいよぉ、半日ぶりのオ・ナ・ニー♪』
ほむら(したいけどっ!!まどかにして欲しくて…)
まどか『こう?』ビビッ
ほむら「ふうああああっ!!」ビクンッ
ほむら(そう!もっと!もっといじめてぇ…)ハアハア
まどか『だぁーめ!思えばこういうのってお家でやるものでしょ?我慢しなさい』
ほむら(そんな…酷いわよ…。どんな場所でも感じるように調教しておいて、いまさら…)ボタボタ
まどか『だめだよ、そんなにほむ汁床に垂れ流しておねだりしても。家につくまでは絶対におあずけなんだから』
ほむら(そんなあああっ!!)
まどか『ティヒヒー!』
今回の分は以上です
話が進まないのは所構わず発情する暁美さんのせい
レスくれた方ありがとうございました
こんなスレでも見てくれてる人はいるんだなぁと思うと励みになります
―再び保健室―
早乙女「…で、相談って?」
さやか「えーっと、あたしの従姉妹の話なんですけど…最近、恋人ができたみたいで」
早乙女「へーえ、よかったですねえ。でもそのお話し、私なんかでお役に立てるかしら?フラれたばっかりの私に」ビキキッ
さやか「ああーっとですね!!その相手が問題というか…女同士なんです」
早乙女「…女同士。なんだ、リア充はいなかったんですね」
さやか「ですねー。はは(危なかった…)」
早乙女「つまり従姉妹が同性愛者だった、というお話ね」
さやか「そうですねー」
さやか「あたしと従姉妹はめちゃくちゃ仲が良かったんですけど、なんかその話を聞かされて付き合い方が分からなくなったというか…」
早乙女「なんでですか?」
さやか「なんでってそりゃ、…レズなんて異常だし。先生は同性愛ってどう思いますか?」
早乙女「先生は、ひとつの愛の形だと思いますよ」
さやか「え。…意外」
早乙女「結婚したがってるのに?」クスクス
さやか「いや!別にそーゆー意味は」
早乙女「美樹さん。じゃあなんで美樹さんは『異常』だと思うのかしら」
さやか「え、う。だって、普通は恋愛って男性と女性がするもので…」
早乙女「ふふ、前から思ってたけど、美樹さんは少し頭が固いですね」クスクス
さやか「固い、ですかね…」
早乙女「んー、固いというかなんというか。ルールや常識にとらわれ過ぎている気がするわ」
早乙女「例えば、ヨーロッパでは昔は一般市民に人権なんてなかったんですよ?市民はその土地を治める領主の所有物だったんです」
さやか「しょ、所有物ってそんな言い方…」
早乙女「いまでは考えられないでしょう?でも当時はそれが常識だったの。もし美樹さんが当時の人だったら…」
さやか「いやいやいや!そんな酷いこと言いませんよ!!」
早乙女「そうかしら?じゃあ同性愛を『普通じゃないから』という理由で糾弾するのも、ひょっとしたら後世の人達からしたら『そんな酷いこと』かもしれませんよ」
さやか「ううっ」
早乙女「当人同士が相思相愛なら、先生は全然かまわないと思うわ」
さやか「うーん、相思相愛はそうですねえ…。あいつらの愛は銀河級だからなあ」
早乙女「ならいいじゃない、先生妬けちゃうわ」
さやか「先生はずいぶんレズに肩入れしますね」
早乙女「美樹さん。私は別に同性愛を擁護しているわけではないのよ。ただ、あなたの常識がすべてって考え方に危うさを覚えただけ」
早乙女「もしもあなたがそれ以外の、自分で捻り出した答を見つけたらまたお話ししましょう?」
さやか「…それってどうしたら見つかりますか?」
早乙女「それは美樹さん、勉強ですよ。勉強の意義の一つに、自分なりの哲学を見つけ出す、ということがあると思っています」
さやか「うへえ。そこでそれに繋げちゃうんですね…」
早乙女「これは先生の本音ですよ。断じて勉強させるための方便じゃありません。だからちゃんと宿題をですね…」
さやか「え、えーっと!あたし急用思い出しちゃいました!今日はありがとうございましたー!また明日!!」ダッシュ
早乙女「ああっ美樹さんまだ話は…もうっ」
さやか「うぅーん、常識がすべてではない、かぁ」
さやか(相思相愛か。杏子は…)
さやか「って違ーう!あたしはあのレズップルとの付き合い方を相談しただけで…」
さやか(…ほむらのヤツに少し気持ち悪いとか言い過ぎたかな。もうちょっと寛容になるべきかもね)
さやか「あ、そーだ。例の件でマミさんと打ち合わせないと!マミさん家にいるかな」タタッ
―マミ宅―
さやか「お邪魔しまーっす」
なぎさ「今日はずいぶんと来客が多いのです」モシャモシャ
さやか「あんたも客でしょーが」ベシ
マミ「あら美樹さん、いらっしゃい。ちょうど暁美さんも来てるのよ」
さやか「おお、マジですか」
なぎさ「でもトイレにこもったまま出てこないのです」
さやか「あいつらめ…」
―マミ宅―
さやか「お邪魔しまーっす」
なぎさ「今日はずいぶんと来客が多いのです」モシャモシャ
さやか「あんたも客でしょーが」ベシ
マミ「あら美樹さん、いらっしゃい。ちょうど暁美さんも来てるのよ」
さやか「おお、マジですか」
なぎさ「でもトイレにこもったまま出てこないのです」
さやか「あいつらめ…」
―トイレ―
ほむら(あぁ…気持ちいいわまどか)ビクッビクッ
まどか『ティヒヒ、いい感じに仕上がってきたねほむらちゃん』ビビッビビッ
さやか「おーい、ほむらー。生きてるー?」ドンドン
ほむら「ひゃいっ!?」ガバッ
さやか「後がつかえてるから早く出てよ(まあナニしてるかなんて想像つくけど)」ドンドン
ほむら「いっいま出るわ!」ガサガサ
さやか(あんまり聞きたい音じゃないなあ)ハア
_________
______
なぎさ「結局あの後ほむらはずっとモジモジしてただけだったのです」
マミ「人見知りなのかしらねえ…」
さやか(絶対ちがう)
さやか「ところで杏子と協力して調べてたんですけど、ついに動くみたいです」
なぎさ「おお、グッジョブですさやか」
マミ「絶対に阻止しないとね」
さやか「はい!早ければ明日にでも動きそうですよ」
なぎさ「ところでキョーコは」
さやか「アイツらの監視だよ」
マミ「そう。作戦は立ててあるとはいえ緊張するわね」
さやか「まあ明日はふんばりましょう!」
なぎさ「です!」
―ほむら宅―
ほむら「明日あたり、攻めるわ」
まどか『え、それって』
ほむら「あなた達を合体させる」
まどか『わああああっ!ついにだね!』
ほむら「ええ!!ついに明日には生身で絡み合えるのよ!!」
まどか『ぃやったああああ!!興奮しちゃうねほむらちゃん!』
ほむら「うん!いけない妄想が止まらないわ…!」
まどか『ティヒヒ、ご期待にそえるようにがんばるね!』
ほむら「ま、まどかとキス…」ドキドキ
まどか『どうやってその流れまで持っていくの?』
ほむら「そ、そりゃあアレよ…。ちょっとおふざけみたいな感じで///」テレテレ
まどか『ちょっと練習しようよ。私が相手になってあげる!』
ほむら「えぇー恥ずかしいわよ」
まどか『他でもない本人が相手の練習なんだから絶対ためになるよ!ほむらちゃんアドリブ弱いし』
ほむら「…じゃ、じゃあ行くわよ…?」
ほむら「まっまどかっ!わた、私と…その」
まどか『だめだよそんな強張っちゃあ!もっと自然にサラッと言わないと』
ほむら「う。それもそうね…」
ほむら「まどか、おはようのキスしましょう!」
まどか『んー、いつもやってるならそれでいいけど…。いきなりそう言われてもえっ?ってなっちゃうんじゃないかなあ』
ほむら「なんだか注文多いわね。あなただったら二つ返事でOKじゃないの?」
まどか『私だったらね!OKどころか最初のモジモジの時点で唇奪ってレズレイプだよぉ』ティヒヒ
ほむら「まどかに襲ってもらえるなんて!」ゾクゾク
まどか『でもあの子相手なら警戒こそ薄れてるものの、まだ慎重にいった方がいいんじゃないかな』
ほむら「うーん、じゃあこういうのは?」
ほむら「まどか、キスってしたことある?」
まどか『ううん。なんで?』ウラゴエ
ほむら「えと、練習…してみない?」
まどか『…キスの?』ウラゴエ
ほむら「ええ、キスの」
まどか『~っ///恥ずかしいなあ。じゃあ、言いだしっぺさんからどうぞ?』ウラゴエ
ほむら「…い、いくわよ、まどか」
まどか『…うん、来て、ほむらちゃん///』
ほむら「カンペキじゃない!!!!」
まどか『カンペキだよほむらちゃん!!!!そのあとは燃え盛るレズセックスだよ!!!!』
ほむら「きゃああああああ///」ゴロゴロ
ほむら「幸せだわあああっ!!妄想だけでもうたまらない!!!」
まどか『ちょっとちょっと!ほむらちゃんの妄想は私にも筒抜けなんだから!!』
ほむら「…?なにか不都合でも?」
まどか『やだなあもう!私だってどうほむらちゃんを責めようかいろいろと考えたいのに、こうされたいっていうのが分かってたらつまらないでしょ』
ほむら「そ、そういうものかしら…。じゃあ、できるだけ考えないようにするわね」
まどか『うん、よろしい!』
まどか『しっかしほむらちゃんって、ほんとにドMだね。さっきの妄想、ぜーんぶ責められてるのだったよ』ティヒヒ
ほむら「だって…まどかが調教するからぁ」
まどか『私のせい~?』ティヒヒ
まどか『私は、ほむらちゃんの望み通りの私を演じてただけだもんっ』
ほむら「あら、いまは私をどう責めるか考えるのが楽しいなんて言ってるくせに」クスクス
まどか『ティヒヒ。これは一本取られたなあ』
ほむら「…明日、楽しみね」
まどか『うんっ』
ほむら「絶対、あなたを元に戻してあげるから」
まどか『…うん。私も、元に戻ったらいの一番にほむらちゃんに抱き着くからね!』
ほむら「…ふふ」
まどか『えへへ』
ほむら「…ちょっと疼くけど、今日はこのまま寝ちゃおっか」
まどか『そうだね。我慢したあとの方が気持ちいいもんね』
ほむら「おやすみ、まどか。また明日」
まどか『うん。おやすみ…私だけのほむらちゃん』
今回の分は終わりです
―翌日―
ほむら「おはよう、まどか」
まどか「おはよー!…あれ?なんか今日のほむらちゃん、いつもよりキレイだね」
ほむら「え、ええ。わかるかしら…///」
まどか『薄くお化粧してるもんね~!今朝早起きしてがんばってよかったね!』
ほむら(ええ、今日は記念日になるんだもの。張り切らないと!)
まどか『お化粧は人間の私が転入してきた時以来かな?』
ほむら(そ、そうね…。あの時も第一印象を良くしなきゃって)
まどか『あの時のほむらちゃんも可愛かったなぁ。クールぶって内心ずーっとソワソワしてたもんねぇ。和子先生のお話の時なんか…』
ほむら(…ちょっと。あんまりからかわないでよ)
まどか『ティヒヒ!いろいろシミュレーションしてたらだんだん訳わからなくなってきて、最終的にテンパってあなたは秩序を尊いと思う?云々が…』
ほむら(やめてええ忘れたいのに!)
まどか『そうはいかないよ~。合体したら、あの時人間の私がどう思ってたのかもしっかり伝えてあげるんだから!』
ほむら(…なんか今日のまどかイジワルだし、合体させるのやめようかしら)
まどか『わあああ冗談だよほむらちゃん!』
ほむら(ふふ、私も冗談よまどか)
まどか『むぅ』
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「…はっ!?な、なあに?」
まどか「なんかずっと黙ってるから…」
ほむら「ごめんなさい、ちょっと考え事をね」
まどか「ふぅーん。ほむらちゃんにも悩みとかあるんだぁ」
ほむら「あら、そんなに能天気に見えた?」クスッ
まどか「ちっ違くて!いつもクールで余裕があるイメージだから…」
ほむら「そんなの表面上だけよ。私は…」
まどか『いつでも全力投球だもんね』
ほむら(…まどか)
まどか『また自分を卑下しそうになったでしょ。それほむらちゃんの悪いクセだよ』
ほむら(…でも、私は)
まどか『ほら、また!そーゆーとこはメガネ時代から変わらないね』ティヒヒ
ほむら(…む。そう言われるのは心外だわ)
まどか『もうほむらちゃんは十分、一番最初の私の言うところの『カッコいいほむらちゃん』だから大丈夫!自信持って』
ほむら(……名前負け、してないかしら)
まどか『うん!!』
まどか『だからほら、人間の私を誘わないと!キスしましょって』
ほむら「ま、まどか」
まどか「ん?」
ほむら「その…き」
さやか「おっはよー二人とも!」
まどか「あ、おはようさやかちゃん!」
ほむら「…おはよう」
さやか「あれ?どしたのほむら。おめかししちゃって」
ほむら「…別に」
さやか「なんだよー気になるじゃんかー」
ほむら(…はぁ)
まどか『まあまあ!今日は始まったばっかりだよ!いくらでもチャンスはあるって!』
ほむら(そ、そうよね!よし…)
今回の分は終わりです
―昼休み―
ほむら(取りつく島もなしっ!)バンッ
まどか『いや…結構あったよ…。ただほむらちゃんがヘタレただけで』
ほむら(もう昼休みじゃない…。時間過ぎるの早すぎるわ)
まどか『むしろ昼休みはチャンスだよっ。二人っきりでご飯食べて…』
さやか「まどかー!お昼食べよーっ」
まどか「うん!おーい、ほむらちゃんも食べようよー」
ほむら「あっ、ええ!いま行くわ!」
まどか『またさやかちゃんに先手打たれたね…』
ほむら(ままならないわ…)ハア
まどか「でねーっ!…聞いてる?ほむらちゃん」
ほむら「あっ、うん。聞いてるわよ」
さやか「なーんか今日のほむらいつもにも増しておかしいぞー?ボーっとしちゃってさ」
ほむら「なによその普段からおかしいみたいな言い方」
まどか「おかしいっていうか変わってるよねぇ。あっ!ヘンな意味じゃなくて、なんかかっこいい感じにミステリアスというか…」
ほむら「ムリして褒めなくていいのよまどか」クスッ
まどか「ムリしてないんだけどなぁ」
ほむら「…あ、あの、まどかっ」
まどか「?」
ほむら「えぇと、まどか…ほ、放課後…」モジモジ
まどか「あ、うん!空いてるよ!またみんなで遊ぶ?」
ほむら「…ええ。そうね」
まどか『なんでそこで引き下がっちゃうのかなぁ~』
ほむら(うう…)
まどか『ていうか思ったんだけどさ、さやかちゃんに協力してもらったら?さやかちゃんも協力してくれるって言ってたんだし』
ほむら(なんかシャクだけど、それがいいかもね)
ほむら「美樹さん」
さやか「んー?」
ほむら「ちょっと後で話があるんだけど」
さやか「お、さては愛の告白ですかなー!?」
ほむら「そんなわけないでしょう。自惚れないで」
まどか『さやかちゃん相手だとこんなに簡単に言えるのにねえ』
ほむら(大好きな相手だから切り出し辛いのよ…)
まどか『そう言われると嬉しいな!』
まどか「……」
さやか「はぁーん。ついに動き出したわけ」
ほむら「そうなのよ。…でもなかなか言い出せなくて」
さやか「初心かっ!…神様裂いたかと思いきや、告白できなくて悩んだり…いまいちあんたが分かんないよ」
ほむら「ここしかない!ってタイミングなら思いきれるんだけど、いつでもいいとなると…」
さやか「ま、とりあえず気は遣うよ。あとはあんた次第だねー」
ほむら「…ありがとう」
さやか「ついにあのほむらがあたしにデレた!」
ほむら「デレてない!」
まどか『素直じゃないなあ』ティヒヒ
まどか「おかえりー」
さやか「ただいま、マイワイフまどか!」ダキッ
まどか「ティヒヒ、またさやかちゃんは…」
ほむら「……」ジトッ
さやか「睨むなよ、冗談じゃん…」
まどか「で、話ってなんだったの?」
さやか「ん、ほむらもあたしの嫁になりたいって言うから、日本じゃ重婚は認められないんだぞって断ろうと…睨まないでよ怖いなあ!!」
ほむら「他愛もない話よ」ファサァ
まどか「そ、そっか…」ティヒヒ
さやか「でさ、放課後なんだけどあたし用事できちゃって!二人で遊びなよ」
まどか「そっかぁ…。残念。杏子ちゃんもお休みだしねえ」
ほむら「そうね」
まどか『内心ガッツポーズしちゃって!』ティヒヒ
ほむら(濡れてきちゃったわ…)ハアハア
まどか『あとちょっとなんだから我慢して!ステイだよっ』
ほむら(ほ、放課後には…///)ハアハア
まどか『…もう///』ティヒヒ
―授業中―
ほむら(早く終わらないかしら)
まどか『ねー。私いま人生で一番学校の授業がキライになってると思う』ティヒヒ
ほむら(私も)クスッ
まどか「あの、先生…」オズ…
早乙女「はい、何でしょう?」
まどか「お、お手洗い行きたくなっちゃって///」
早乙女「…そういうのは出来るだけ休み時間中にすませましょうね。行ってきてどうぞ」
まどか「はい!ごめんなさい…」パタパタ
ほむら(まどかは可愛いわね…)ホウ…
まどか『自分を客観的に見るとあんな感じなんだね…。なんか恥ずかしいや』
ほむら(はあ。まどかさえ居なくなったこの教室になんの価値があるというのかしら)
まどか『私はここにいるよ!!』
ほむら(ふふ、そうだったわね)
ほむら(…にしても、最近美樹さんと佐倉さんがコソコソなにかしてる雰囲気があるけど)
まどか『確かに、今日は杏子ちゃんお休みだもんね』
ほむら(少し気になるわ)
まどか『ひょっとしたら付き合ってたりして!!』ティヒヒ
ほむら(そうだったら驚きね)クスクス
まどか『まあ、秘密くらい誰にでもあるし』
ほむら(そうね…?)
ズズズズ……!
ほむら「っ!!?」
まどか『ほむらちゃん、これ…!』
ほむら(まどかが覚醒しかけてる!こんなタイミングで…!)
まどか『最近はすっかりおとなしくなってたから油断してたね…』
ガタッ!
早乙女「ちょっと、暁美さん!どこへ行くんですか!?」
ほむら「お花摘んできますっ!」ダッシュ
―トイレ―
まどか「…私には…もっと別な役割が…」ズズズ
まどか『うわぁ…この子なに考えながらおしっこしてたんだろう…』
ほむら「まどかっ!」ダキッ
ほむら「大丈夫よまどか…。あなたは間違いなく私のご主人様だから…」
まどか『それは違う』
まどか「私…。私は…?」ズズ
ほむら「くっ…初動が遅れたからかしら、戻りが遅いわね」ギュー
まどか『まあ間に合って良かったよ』
ほむら「……///」ギュー
まどか『あれ、ほむらちゃん?』
ズリッズリッ
ほむら「ま…まどかの生足…」ズリッズリッ
まどか『なっ!なに人間の私の太ももでオナニーしてるの!早くこの場から離れないと…!』
まどか「ん。わ、私…?」パチッ
まどか「っ!?ひいいいい!!?」
ほむら「まどかっまどかっ」ズチャッズチャッ
まどか「~~~~~っ!!」ドンッ!
ほむら「きゃっ!……はっ!ま、まどか…えと。これは、違くて、その」
まどか「…なにしてたの」ボソッ
ほむら「あ、あの…」
まどか「どいてよ」
ほむら「ま、待ってっ!話を聞いて…!私は…!」
まどか「どいてっ!!」
ほむら「う」ビク
まどか「…さっきのほむらちゃん、いつかの保健室の時と同じ目をしてた。すっごく怖い目」
まどか「…信じてたのに!きっと何かの間違いだったんだって、ようやく思えるようになったのに!!」ウルッ
まどか「間違ってたのは、私だったんだね…。それが…ほむらちゃんの本性なんだ…」グスッ
ほむら「違う!ただ、私はあなたを…」
まどか「近寄らないで!気持ち悪いっ!!」ドン
ほむら「うっ」ペタン
まどか「うっううううう!!」タタタ
ほむら「……」ポカーン
さやか「……」
今日は終わります
―河原―
ほむら「……」ボーッ
まどか『ほむらちゃん』
ほむら「……」ボーッ
まどか『ほむらちゃんっ!!』
ほむら「っ!?な、なあに?」ビク
まどか『その…辛かったら泣いた方がいいよ…。その方がすっきりするよ…』
ほむら「ふふ…あまりに自分が情けなくて…涙なんか出ないわよ」
まどか『ほむらちゃん…』
まどか(ほむらちゃんの中にいるからわかる…。ほむらちゃんの心はいま自己嫌悪と自己否定で満ち満ちてる)
まどか(ただでさえ人間の私に嫌われてズタズタな心を、さらに自分で苛め抜いちゃってる…)
まどか(見てられないのに…放ってなんかおけないのに…なんて励ましたらいいのかすら分からない)
まどか(ほむらちゃん…)グスッ
ほむら「ごめんね…」
まどか『えっ?』
ほむら「私が意気地なしだったばかりに…もう永久にあなたが受肉することはなくなってしまった」
まどか『そっそんなの!』
ほむら「ごめん…ごめんなさい…なんて謝ったらいいのか…」
ほむら「……このままこの肉体があなたを縛り続けるくらいなら…いっそもう」
まどか『っ!?いま何考えたの!?冗談だよね??』
ほむら「……」
まどか『……っ!』
まどか『ほむらちゃん』
ほむら「…?」
まどか『前、向いてごらん』
ほむら「どうしたっていうの…!」ハッ
ほむら「ま、まどか…!?」
まどか『ティヒヒ、出てきちゃった。変じゃ、ないかな…』
ほむら「実体化…してるの…!?」
まどか『ううん、残念ながら魔力で私の姿を投影してるだけ。ホログラムみたいなものだよ』ティヒヒ
ほむら「そんなことできたのね…」
まどか『自信はなかったけどね。すごく魔力の消耗が激しいから、多分二時間くらいが限界だし。…それでも、いまのほむらちゃんが見てられなくて』
ほむら「……」スッ
まどか『だめっ!触らないで!…ごめんね、怒鳴っちゃって。でもいまの私の存在は本当に稀薄だから…ちょっとした衝撃で消えちゃうと思う』
ほむら「…そう」
まどか『ね、ほむらちゃん!デートしようよ』
ほむら「でーと?」
まどか『うんっ!思えば私達ってえっちな事はたくさんしてきたけど、こういうのは一回もないなって。だから、ね?』
ほむら「…でも」
まどか『お願い!』
ほむら「…ズルいわ。そんなの、断れないに決まってるじゃない」
まどか『うんっ!けってーい!じゃあ行こっか』
ほむら「…うん」
―カフェ―
「いらっしゃいませー。おひとり様で?」
ほむら「いえ、ふたりです」
「?…えっと、お待ち合わせですか?」
ほむら「いえ、…」
まどか『ほむらちゃん。言い忘れてたけど、私の姿はほむらちゃんにしか見えてないから』
ほむら(っ!?)
ほむら「えっと、その。…ひとりです」カアア
「はい、ではご案内しますね。おひとり様入りまーす!」
<イラッシャイマセー
ほむら「……///」ソソクサ
ほむら(酷いじゃない!そうならそうと言ってよ!恥かいたわよもう…)ハア
まどか『ごめんね…』ティヒヒ
「ご注文はお決まりですか?」
ほむら「ブレンドふたつお願いします」
「おふたつ、ですか…?」
ほむら「ええ」
「…はい、かしこまりました」
まどか『ティヒヒ、ありがとう』
ほむら「デート、だもんね」ニコ
まどか『うんっ!』
ほむら「……」ズズ
まどか『うへえ、にがーい』
ほむら「次はまどか用に甘いの飲んであげるから。いまは私の番」ズズ
まどか『はーい』
ほむら「しかしまあ、冷静に考えればそんな神様仕様の服着た子がいたら軽い騒ぎよね」
まどか『そうだねー。私もみんなに見えちゃうなら中学生仕様の姿にしてたよ』
ほむら「それだとなんか眩しいし、中学生仕様でもよかったのに」
まどか『こっちのがラクなんだ!』
ほむら「そうなの…?意外ね」
まどか(いまのほむらちゃんに中学生の私の姿は酷かなと思ったんだけど…そうでもなかったのかな?)
まどか『懐かしいなぁ。よくみんなでこのお店来てたよね』
ほむら「…そっか。あなたは私がループしたすべての時間軸の記憶があるのよね。…そうね。懐かしい」
まどか『最後のループでは私がさやかちゃんのことお願いしたっけ』
ほむら「…そうね。でも結局美樹さんは」
まどか『…仕方なかったよ』
ほむら「……」ゴクッ
まどか『あっ!飲み終わったね!次はぬるくて甘ーいやつだよ』
ほむら「そんなに次々と飲めないわよ…」
「720円になりまーす」
ほむら「はい」ゴソゴソ
カランコローン
<アリガトウゴザイマシター
ほむら「…ふぅ。店員さん、完全に変な人を見る目だったわね」
まどか『うーん、ありがとうね』ティヒヒ
ほむら「あっ!責めてるんじゃないのよ。まどかの為だもの。私はまどかが喜んでくれればそれで満足なの」
まどか『ありがとう。私は幸せ者だね』ティヒヒ
まどか(もうちょっとほむらちゃんには自分を大事にして欲しいんだけどなぁ)
ほむら「それで、次はどこに行く?」
まどか『ほむらちゃんはどこか行きたいところないの?』
ほむら「私は、まどかさえいれば…」
まどか『んー、じゃああそこ行こっか!』
ほむら「…デートに工事現場ってどうなのかしら」
まどか『ほむらちゃんがどこでもいいって言ったんだよ!』
ほむら「そうだけど…」
ほむら「っていうかここって、その…いろいろあった場所じゃない」
まどか『うーん、さやかちゃんがほむらちゃん責めたり…さやかちゃん魔女化…マミさん暴走』
ほむら「ロクなことがないじゃない!!」
まどか『…でも、私にとってはほむらちゃんとの思い出の場所だから』
ほむら「…あなたもしかして」
まどか『さ!次行こうか!時間は限られてるよー』ティヒヒ
ほむら「あっ、待ってよまどか…」タタッ
ほむら「なんだか工事現場ツアーになってきたわね」クスッ
まどか『思えば魔法少女関連の事件ってだいたい人目のないところだからね…。まあ、ほむらちゃんもやっと笑ってくれたことだし、私のデートセンスも捨てたものじゃなかったりして!』ティヒヒ
ほむら「このデートは私以外には通用しないわよ?」クスクス
まどか『あれー?私がほむらちゃん以外とデートしちゃっていいのかなー?』
ほむら「っ!!?そ、そんなことになったら…」
まどか『なったら?』ティヒ
ほむら「…血涙で枕を濡らすわ」
まどか『えー、奪い返しに来てくれないの?』
ほむら「だって…それがまどかの幸せなら…。なんか質問がいじわるじゃないかしら!?」
まどか『ティヒヒー』タタッ
ほむら「あっ!…もう」クスッ
まどか『うーん、エイミーいないね』
ほむら「まあ…野良だもの」
まどか『いないなら仕方ないかぁ。じゃあ、次行こっか!』
ほむら「…ええ」
ほむら(この先って、確か…)
ほむら(……)
まどか『うーん、きれいな夕日!』
ほむら「…そうね。ちょうど下校時間。…時間もぴったりだわ」
まどか『…ここで、私はほむらちゃんを魔女から助けたんだよね』
ほむら「ある意味、すべてが始まった場所ね」
まどか『クラスのみんなには、ナイショだよっ!』ビシッ
ほむら「…かっこよかった。とっても」
まどか『もう、真正面からそんなこと言わないでよ…』カアア
ほむら「……」
まどか『……』
ほむら「…いろいろあったわ。もう、前世の記憶なのかなってくらい昔のことに感じる。でも、あの後姿だけは目に焼き付いて離れない」
まどか『あの時点じゃ、ただの中学生だったのにね…』
ほむら「気づけば神と悪魔…。人生わからないものね」クスッ
まどか『そうだね…』
まどか『でも…中学生だった私はほむらちゃんを救えた。…いまの私とは違って』
まどか『神だなんて、お笑いだよ』
ほむら「…お互い様よ。親友ひとり救えない悪魔もここにいるわ」
まどか『ティヒヒ、人を救えなくて悩むなんて変な悪魔さんだね!』
ほむら「ふふ、そうかしら…」
まどか『うん…変だよ。ヘタレで、ドジで…変態で、ドMで!』
ほむら「まどかっ!?///」
まどか『それで、とっても優しい』
ほむら「…っ!」
まどか『…ほむらちゃん。私ね、このデートを通して覚悟を決めたよ』
ほむら「覚悟?」
まどか『うん。一つひとつ…記憶にあるだけのほむらちゃんが私のためにがんばってくれた事に一緒に思いを馳せて…』
まどか『それで、やっと私の気持ちに整理がついたの』
まどか『聞いてくれるかな』
ほむら「…うん」
まどか『すーっ!はーっ!…コホン、えーっとね。ティヒヒ。…ほむらちゃん。私は、あなたのことが好きです!愛してますっ!!私のこと…こ、恋人にしてくださいっ!!』
ほむら「…え」ポカーン
まどか『……』ドキドキ
ほむら「あの、え?」
ほむら「いまさら…?」プッ
まどか『ひ、ひどーい!人のこんしんの告白を笑うなんて…!』
ほむら「だ、だって、あれだけ変態プレイしておいて…?」プククッ
まどか『わ、私っ!ずっと気にしてたんだよっ!なんかなし崩しでこんな関係になっちゃったけど、一回ハッキリ告白して、ちゃんと恋人同士にならなきゃって!』
ほむら「…そうね、まどかはそういう性格だものね」クスクス
まどか『むー』
ほむら「私も愛してるよ、まどか。…世界一、宇宙一大好き。…これでもう私達は恋人よ」ニコ
まどか『その、ね。覚悟っていうのはそれだけじゃなくて』
ほむら「?」
まどか『ほら。あんなことになっちゃって、多分私はもう受肉できないから…』
ほむら「…あ」
まどか『…こんな私でも、いいの?見えない触れない…声だけの私を…愛してくれる?』
ほむら「…もちろん!もちろんじゃないっ!そんな寂しいこと言わないで!!」
まどか『ティヒヒ、よかったぁ』
ほむら「まどかの方こそいいの?」
まどか『いいのって?』
ほむら「私の愛は、重いわよ」
まどか『うわぁ、ほむらちゃんが言うと迫力が違うね!!』ティヒヒ
ほむら「でしょう?」クスクス
まどか『それじゃあ…こんな出来損ないのナリだけど…これからもよろしくねっ』
ほむら「こちらこそ、末永くお付き合いさせていただくわ」
まどか『さっそく重いよ!』ティヒヒ
まどか『あ…ごめん、時間切れみたい』シュウウウ
ほむら「そう…残念だわ。その、映像化の魔法ってどれくらいのスパンで使えるの?」
まどか『うーん、よくて週一かなぁ』
ほむら「本当に消耗激しいのね」
まどか『まあほむらちゃんにイタズラしなければもう少し…』
ほむら「それはいけないわ。週一でいきましょう」キリッ
まどか『即答っ』ティヒヒ
ほむら「あ、私達の思い出の場所といえば、もうひとつあるわよ」
まどか『あー!渡り廊下?』
ほむら「ええ。せっかくだし、行きましょうか」
まどか『だねっ!』
―同刻・まどか宅―
人間まどか「じゃあ、行ってくるね!」
詢子「おう!がんばれよー!」
まどか「ティヒヒ、うんっ!」
まどか「ママ」
詢子「ん?」
まどか「ありがとね」タタッ
詢子「あいつ…」
―渡り廊下―
ほむら「あなたとここでもう何回似たようなやりとりをしたのかしらね…」
まどか『うぅーん?ていうかほむらちゃんがワザと再現してたようにも見えたよ』
ほむら「…ええ。その通りよ。ループを重ねるごとに、あなたと気もちがズレていって…でも、ここなら通じる気がしたのよ」
まどか『…ごめんね、ほむらちゃんの気持ちに気づけなくて』
ほむら「いいのよ。むしろ当然だわ、普通そんなの気持ち悪いもの」
まどか『……』
ほむら「さあ、帰りましょうか」
まどか『そうだねっ!帰ったら久々にかわいがってあげる!』
ほむら「うん…」ゾクゾク
ほむら「あ」
まどか「ほむらちゃん!?」
ほむら「まどか!?」
まどか『人間の私っ!?』
ほむら「っ!」クルッ
まどか「待っ…あ」ズルッ
ほむら「っ!!危ないっ!」サッ
ちゅっ
まどか『まさか転んだあの子を支えようとしたらキスしちゃうなんてね~』
まどか『安い展開…!?』ズズズ
まどか『ほむらちゃん!?なにするの!!!』
ほむら(この機会を逃す手はないわ…!あなたを人間に戻す!!)
まどか『やめてっ!!出来上がった私が、ほむらちゃんを嫌ってたらどうするの!?』
ほむら(……)
まどか『ねえっ!お願いやめてっ!!さっき言ったばっかりじゃない!!このまま愛し合おうって!!あれは嘘だったの!?』
ほむら(……)
ほむら(そうよ)
ほむら(ごめんなさいねまどか。悪魔って、そういうものだから。嘘で人を弄び、陥れる)
まどか『それこそ嘘だよっ!じゃあなんで泣いてるの!?』
ほむら(……)
まどか『やだっ!!やだよ、私ほむらちゃんを泣かせたくない!こんなの…』
ほむら(…しぶといわよまどか。さっさと私の中から…出ていきなさいっ!!)
まどか『ほむっ…!』
ほむら(…ばいばい、まどか。元気でね…!)
今回の分は終わりです
ほむら「……」トボトボ
ほむら(…私は、私の判断は…間違ってない)
ほむら(あの子にとって、もう私はトラウマの対象でしかなかったはず)
ほむら(あれは、まどかを怖がらせずにキスできる最初で最後のチャンスだった。そのチャンスをものにできたんだから…)
ほむら(……)
~
さやか「初心かっ!…神様裂いたかと思いきや、告白できなくて悩んだり…いまいちあんたが分かんないよ」
ほむら「ここしかない!ってタイミングなら思いきれるんだけど、いつでもいいとなると…」
~
ほむら(ほんと…私ってどうしようもないわね)
ほむら(いつでもいいなんて思ってるから、こんなことになるのよ…)
ほむら(結局、私はいつもこんな調子で…ここしかない!ってよりも崖っぷちでわが身を切るようなギリギリの判断ばっかりで…)
ほむら(…はあ)
ほむら(…さっきこの橋を渡る時は、まどかも一緒だったっけ)
ほむら(行きはよいよい、帰りはこわい…ふふ、なに言ってるのかしら)
ほむら(あの時は…幸せだったな)
ほむら(まどかに今更すぎる告白をされて…ふたりで笑い合って…)
ほむら(…思えば、あのまどかとももう短くない付き合いだったのよね)
~~
『私はね、ほむらちゃん』
『あなたが円環の理から奪った力そのものだよ』
『ほむらちゃんの脳みそから快楽物質だだ流しにして魂の芯からぬちょぬちょに犯し抜いて』
『私なしじゃ生きられない快楽中毒の万年発情期なクソ犬性奴隷に調教するくらいのことしかできないよう』ティヒヒヒヒ
『…ごめんね、ほむらちゃん』
『こんな、罪悪感半分でほむらちゃんとしちゃうなんて…最低だよね』
『だから、その…ほむらちゃんとするの、私も好きだし楽しいから!』
『だからほむらちゃんはこれからも私の情けない駄犬として飼われてなさい!これ命令!』
『まあまあ、自分で言うのもなんだけど私は寛大だとは思うから』
『例え同性のクラスメイトが突然イキ狂いながらエクソシスって来て愛の告白をして来ても引かないよ…』
『きっと』
『大丈夫、私がついてるよ。それに、もし負けたりしても、私はどこまでもほむらちゃんについて行くよ』
『飼い主だもん!』
『私、誓ったの。もう二度とほむらちゃんを独りぼっちにさせない』
『がんばれ、ほむらちゃん!目指せ大金星だよ!』
『私は楽しいから!大丈夫だから!ほむらちゃんっていうペットさえいればいいの!』
『いいんだよ、我慢しないで。私の前でだけは泣き虫なほむらちゃんに戻ってもいいの』
『だって、私はどのほむらちゃんも知ってるんだから!』
『だから、我慢しないで!好きなだけ甘えてよ。それで楽になったら、いつものほむらちゃんに戻ればいいんだよ』
『すーっ!はーっ!…コホン、えーっとね。ティヒヒ。…ほむらちゃん。私は、あなたのことが好きです!愛してますっ!!私のこと…こ、恋人にしてくださいっ!!』
~~
ほむら(こうして思い返してみると…きっとあの子も、私の想いに負けないくらい私のこと想ってくれていたのよね。自惚れじゃなければ)
ほむら(悪いこと、しちゃった)
ほむら(いえ、いいのよ。私は悪魔。人の想いなんて踏みにじってナンボよ)
ほむら(そう、私は魔なる者…嘘で人を弄び、陥れる)
ほむら(だから…)
ほむら「…うっ…ひぐっ」ポロポロ
ほむら(この涙も、きっと嘘)
ほむら「まどかぁ…」グスッ
ほむら(もう…泣いてもいいよね)
ほむら「まどか…っ!う、ぅうううううううううっ!!!」
ほむら「まどかぁああああ!!うあああああああああああああああぁうううぅ!!ごめん、ごめんねぇ…っ!!んぐ、ずびっ」
ほむら「あ、あああああ…。わたし…なんてことを…」グスッ
ほむら「う、うわあああああああああああああああああああああああああああああっ」
ほむら「ううううっぅぅうううううううううう!!!許して…ごめんなさぃ……」
ほむら「まどか……まどかぁ…」トボトボ
―???―
QB「機は熟した」
QB「かの悪魔は自ら衰えた」
QB「愚にもつかない話だよね。せっかく円環の理の力を取り入れたのに、またそれを鹿目まどかに還元するなんて」
QB「しかも僕を野放しにした状態でだ」
QB「…とは言っても、僕自身に彼女をどうこうできる戦闘力はない。せいぜい頼りにしてるよ。識莉子。キリカ」
識莉子「あなたの仲間のような言い方はやめて。ただ、この世を歪めた悪魔を滅ぼすために」
QB「利用しているだけ、だろう?わかっているさ。僕だって同じだからね」
キリカ「どーでもいいよ。いま悪魔は意気消沈の隙だらけなんだろう?さっさと済まして、識莉子とティータイムの続きをしなくちゃ」
識莉子「そうね。でも油断は禁物よ。必ず不意打ちで、最初の一撃ですべてを決める」
キリカ「んもー心配性だね識莉子はっ!そんなおっかない識莉子も好きだけどっ」
QB(いまの僕に許された範囲内で、出来る限りの準備はしたが…この戦力だとちょっと不安は残るかな)
QB(まあ万一失敗しても僕の仕業とはばれないし…期待しないでおこう)
QB(それにしても、まさか僕がこんななりふり構わない手に出ざるを得ないなんてね…想定外だよ)
ユラリ
QB「…ん?君たちは」
―ほむら宅―
ほむら「…ただいま」
ほむら(……)フラフラ
ゴスッ
ほむら「いたっ」
ほむら「足ぶつけちゃったわまどか。私ったら…」ハッ
ほむら(もうまどかはいないんだっけ…)
ほむら「しばらくは独り言のクセが抜けないかもね…」ハア
ほむら(…なんだか身体がだるいわ)
ほむら(そういえば…あの子は魔力そのものだって話だったわね。じゃあ私は弱体化しちゃったのかしら)
ほむら(…まあ、どうでもいい話ね)
ほむら(コーヒーでも飲みましょう)
ずず…
ほむら(…ぬるくて、お砂糖ミルクたっっぷりがあの子の好みだっけ)
ほむら(たまにはいいかもね)ドバドバザパァー
ほむら(……)グビ
ほむら(甘い)
ほむら(甘すぎ…練乳飲んでるみたい)グビ
ほむら(わかってないわね、まどか。こんなのコーヒーじゃないわ。まったく、舌がお子様なんだから)グビグビ
ほむら(……)グビーッ
ほむら(……)
ほむら(課題…は明日やればいっか)
ほむら(ごはんは…もうまどかもいないし、カップラーメンね)ペリペリ
ほむら(あの子がいる間は見栄張って自炊してたから、久しぶりのジャンクフードだわ)ジャーッ
ほむら(あれ、でも円環の理になった時に私のこと全部見れたのだから、ひょっとして見栄張ってたのばれてたのかな…?)
ほむら(…やっぱりまどかは優しいわね)パカ
ほむら(……)ズズーッ
ほむら(……)ズズッ
ほむら(あれ、こんなに味気なかったっけ)
ほむら(なんか…不味いわ)
ほむら(もったいないけど、お腹もすいてないし…捨てちゃいましょう)
―寝室―
ほむら(……)バフッ
ほむら(……)ジンジン
ほむら(……)モゾモゾ
ほむら(…こんな時でも、発情しちゃうのね…。ほんと、節操のない…)クチッ
ほむら「…ん」
ほむら「…っふ、ぅあ」クチクチ
ほむら(結局私に残ったのは、まどかに調教されたこの浅ましい身体だけ)
ほむら(私にふさわしい…みじめで、みっともなくて、滑稽な余生ね)
ほむら(このまま生き恥を晒すくらいなら…いっそ)
ほむら(いえ、だめよ。私が消えたら誰がまどかをこの世界に留めておけるの)
ほむら(…大丈夫、ほんの7、80年の辛抱)
ほむら(大丈夫…)ウトウト
ほむら「…ZZZ」
________
______
ガチャッ!
バタン!!
ほむら「っ!!?」ガバッ
ほむら(ドアの音…!鍵はちゃんと閉めたはずなのに!)
ほむら「誰なのっ!?」
一旦終わります
ようやく>>88の伏線を回収できました
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