P「処女膜から声が出てないぞ」(165)
響「プロデューサー。自分、処女じゃないぞ」
P「そうだったな」
響「いきなりそんなこと聞くなんて、プロデューサーはやっぱり変態さ」
P「変態とは酷い言い草だな。俺はそこまで歪んだ嗜好はもっていないぞ」
響「なっ……!」グイッ
P「うぉっ、ネクタイを引っ張るな」
響「そんなことはいいさ。それより忘れたのか、プロデューサー!」
P「何をだよ? 公式プロフィールなら忘れてないぞ。16歳のA型、身長152cm、体重41kg。スリーサイズは上から」
響「全然違うぞ、プロデューサー!」
P「いや、合ってるだろ」
響「確かに合ってるけど……って、そうじゃないぞ」
響「あぁ、もう! またプロデューサーのペースに乗せられてるぞ」
P「災難だな……」
響「自分が言いたいのは、プロデューサーが自分にやってきたことだぞ!」
P「今の活動に不満か? 俺は中々いいと思うんだが」
響「それも違うぞ!」
P「なら、ちゃんと言ってくれよ。察してくれ、なんていう一方的なものはパスだからな」
響「それは、その……エッチの時に……///」
響「うーあーっ!プロデューサーの馬鹿―っ!」
P「あっ、おい、響!」
P「何なんだ、あいつ?」
P「それにしても、こらえ性のない犬だ」
P「追いかける身にもなってくれ……っよ!」ダッ
P「ぜぇ、ぜぇ……よ、ようやく捕まえた」
響「うぅ、プロデューサーに追いつかれるなんて。自分、足にはちょっと自信あったんだぞ」
P「朝のランニングを続けたおかげだな」
響「あはははっ、懐かしいね。プロデューサーが犬美に会ったのもその時だったな」
P「あぁ……って、そんなことはいい。それよりも、いきなり逃げ出すなよ」
響「あぅ、ご、ごめんなさいだぞ。プロデューサー」
P「それにしたって、どうして逃げ出したんだ? まぁ、恥ずかしさの余りって感じなんだろうけど」
響「うっ……当たりだぞ。で、でも、元はと言えばプロデューサーが悪いんだぞ」
P「確かに、俺がいきなりデリカシーの無いこと言ったのが原因なんだが」
響「そ、そうだぞ。自業自得だぞ!」ツーン
P「わかった、悪かったよ」
響「言葉だけの謝罪なんて意味がないぞ」
響「ちゃ、ちゃんと行動にして表してくれないと自分納得できないぞ」チラッ
P「あぁ、わかったよ。これでいいか」ポンッ
響「あぅ……」
P(頭をなでるのが謝罪の形っていうのも変な話だよなぁ)ナデナデ
響「んっ……プロデューサー、もっとだぞ」
響「えへへぇ……///」フニャ
P(犬だな……)
P「こんなもの……かな」スッ
響「あっ……手……」
P「ほら、いいかげん機嫌なおったろ? 途中まで送ってくから家に帰るぞ」
響「わ、わかったぞ」
P「よし、いくか」
響「ぷ、プロデューサー!」ガシッ
P「どうした、手なんか握って」
響「えっと、これは、その……な、なんくるないさ」
P「気にするなと言われてもなぁ……」
響「い、いいから。早く行くぞ」
P「ちょっと待ってくれ、響」
響「な、なにさ。まさか……手つなぐの嫌か」
P「……」
響「何か言ってほしいぞ、プロデューサー」
P「……また、走りだされて追いかけたくはないからな」
響「あっ……」
P「ちゃんとこうして、指を絡ませて……よしっと。さて、行くか」
響「プロデューサー。これって、こここ……」
P「恋人繋ぎっていうやつだな。まぁ、別に問題はないだろ。正真正銘、恋人同士なわけだし」
響「~~っ!」
P「どうした、響?」
響「へ、変態なプロデューサーも、たまには気が利くんだなって思っただけさ。ほ、本当だぞ!」
P(握りしめたその手にお互いのぬくもりを感じながら、俺たちはゆっくりと歩いた)
P(今日の仕事のこと、事務所で起きたこと、そういう他愛のないことでも2人で共有する。そんなことに嬉しさを覚えた)
P(少し遠まわりをして、一緒にいる時間を稼いだのは秘密だ)
P(そうしている内に、いつもの分かれ道についた)
P(名残惜しいのはわかってるが、また明日に会えるしな)
P「じゃあ、俺はこっちだから……」
響「……」
P「……」
響「……」
P「響、手をほどいてくれないか? これじゃあ、お互い帰れない」
響「……」
P「響、別に今日で俺たちがお別れするわけじゃない」
P「明日になれば、また会える。なに、家に帰って寝てしまえば、あっという間の話だ」
P「だから……なっ。そんな顔をしないでくれよ」
響「……」スルッ
P「よしっ、いい子だ」ナデナデ
P「それじゃあ、響。おやすみ、また明日な」クルッ、スタスタ
響「……」
響「……」ダッ
P「……響、行ったろ。また明日会えるって」
響「……」ギュッ
響「嫌だぞ。自分、ここでお別れなんて、そんなの寂しいぞ」
響「プロデューサーが恋人繋ぎなんてするから、いつもよりプロデューサーを近くに感じちゃって……嬉しかった」
響「だから、プロデューサーの手が離れた時、余計に寂しかったんだぞ」
P「響は、家に帰れば犬美たちがいるじゃないか。お前を迎えてくれる家族がいるんだ、寂しくなんて」
響「それは違うぞ、プロデューサー」
響「家族って大切な人、かけがえのない人なんだぞ。だから、代わりなんてどこにもいないんだぞ」
響「プロデューサーの代わりはいない。だから、プロデューサーのいない寂しさは絶対に犬美やほかの子たちじゃ埋めれないんだぞ」
P「でも、響。現実的な問題だけど犬美たちのご飯どうするつもりなんだ。大切な家族を放っておくにはいかないだろ」
響「買い置きの餌があるから、1日くらい大丈夫だぞ。犬美たちも場所しってるし。仕事で夜遅くなる時はそうしてもらってるんだぞ」
P「そうなのか」
響「お願いだぞ、プロデューサー。今日は一緒にいてほしいぞ」
響「自分を……独りにしないで」
P「……お前を追いかけたせいで妙に腹が減ったよ。でも、作る気も起きない……から」
響「ひゃっ!」
P「響、頼めるか?」スッ
響「プロデューサー……うん、わかったぞ。自分にまかせるさ!」
P(差し出した手を握った響の顔は可愛かった)
響「はいっ、プロデューサー。肉じゃがだぞ」
P「ゴーヤチャンプルじゃないのか?」
響「プロデューサー、自分ふつうの料理もちゃんと作れるぞ」ジトッ
P「おぉ、こわいこわい。それじゃあ、いただきます」
P「へぇ、美味いな」
響「へへっ、自分完璧だからな!」
P「さて、飯が終わったわけだし。後は風呂に入って寝て、明日にそなえますか」
P「響、先に入っていいぞ」
響「そんなに気を遣わなくていいぞ。自分、気にしないさ」
P「そうか。う~ん、でもなぁ」
響「ここはプロデューサーの家なんだから、プロデューサーが先に使うべきだぞ」
P「いっそ、一緒に風呂はいるか?」
響「なっ……なに言ってるんだ、プロデューサー! 本当に変態だぞ!」
P「ハハハッ。ちょっとした冗だ……」
響「でも……」
P「ん?」
響「プロデューサーがどうしてもって言うなら……自分かまわないぞ///」カァ
P「……」
風呂場
響「プロデューサー。体、洗ってあげるぞ」
P「わかった、頼むぞ」
響「自分、犬美たちを洗ったりするから得意だぞ」
P「そりゃあ、良かった」
響「へへっ、キレイにしてあげるね、プロデューサー」
P(お互い裸なのに恥ずかしいという気持ちはあまり出てこない)
P(むしろ、嬉しいって気持ちの方が強い)
響(こんな風に、夜まで一緒にいたことはなかったから……)
響「プロデューサー、かゆい所あるか?」
P「いやっ、大丈夫だ。しかし、言った通りうまいな。気持ちいいぞ」
響「自分にかかれば、こんなものさ。それじゃあ、プロデューサー。前、洗うぞ」
P「やっぱり?」
響「とーぜんでしょっ!」
P「んじゃあ、任せた」
響「むぅ、プロデューサー。もっと恥ずかしがったりしないのか」
P「まぁ、裸を見るのも見られるのも初めてってわけでもないしな」
響「ちぇ、つまらないぞ……って、プロデューサー。なにおっきくしてるんだ!」
P「恥ずかしくないのと興奮するのは、まったく別の話だからな」
響「だからって、こんなに……」ソッ
ビクッ!
響「キャッ!」
P「響、洗うんだろ?」
響「わ、わかってるぞ……今のはちょっと驚いただけさ。それじゃあ、洗うぞ」
P(顔を真っ赤にしながらも、垢すりタオルで起こした泡を手にとって俺のをあらっていく)
P「響、別にそこじゃなくても胸とか洗う場所は……」
響「い、いいから、プロデューサーは黙ってるさ」ギュッ
シュッ、シュッ、シュッ!
P「そういえば……響は編み物が趣味だったな」
響「えっ、うん、そうだぞ。だから自分、手先とかは器用だぞ」
P「……なるほどな」
響「いきなり、そんなこと聞いてどうしたんだ、プロデューサー?」
P「いや、なんでも……ない」
P(手先が器用だから、こんなに指の力加減とか上手くて気持ちいとは言えんな)
響「お、終わったぞ、プロデューサー、流すぞ」
P「ん、ありがとうな」
P「それじゃあ、次は響の番だな」
響「えっ?」
P「当たり前だろ? 俺だけ洗ってもらうなんて悪いだろ」
響「ちょっ、やめろっ、プロデューサー! 目が、目がぁ、ヘンタイプロデューサーの時のになってるぞ!」
P「響が何を言ってるのか、俺にはまったくわからん」
響「うぎゃあ、はなせ、この……ひゃんっ!」
P「どうだ、垢すりタオルで胸を洗うのは?」
響「そんな、いつもとかわらな……んんっ!」
P「んっ? 響、胸にゴミがついてるぞ」
ゴシッ、ゴシッ!
響「ひゃぅうん、ぷ、プロデューサー、ふぅうん、そんなに、強く……擦らないでぇ」
P「そうしないと、ちゃんと取れないだろ?」
響「それ、ごみ、じゃないぞぅ。それ、んっ、んんぅううん、自分のちくびぃ……ひぃあああんっ!」
P「そうか、それは気づかなかった」
響「ぜっ、絶対にわかってて、やっただろ、ヘンタイプロデューサー」
P「……」
ゴシッ、ゴシッ、ゴシッ、ゴシッ!
響「ひぃううう、あぁあああっ、ちくび、ちくび、とれちゃうぅううっ!」
P「さて、上は終わったし。次は当然……」
響「はぁ、はぁ、はぁ」
P「下だな」
響「あぁああ、ざ、ざらざらがぁ、ひぃんっ、んっ、こ、こすれてぇ……」
P「凄いな、響。エッチな汁、さっきから拭いても拭いても止まらないぞ」
P「というよりも、あふれてきてないか?」
響「それはぁ……プロデューサーが、んひぃ、あぁあんっ、あわ……しみるぅ」
P「そうか、なら流さなきゃな……しっかりとさ」
キュッ、シャアアアアアッ!
響「っ! あぁあああんっ! シャワーっ! シャワーがぁっ! ひぐぅううぅぅぅううっ!」プシュッ!
響「はぁ、はぁ、はぁ、ぷ、ぷろりゅうさぁ……自分、もう」
P「あぁ、わかってるよ。こいつで、しっかり最後までな」
響「うん、来て、プロデューサー」
ズプッ!
響「ひぐぅううっ……! き、きたぁあああっ!」
P「凄いな、響。あっという間に根元まで咥えたぞ!」
響「あんっ、んっ、だっ、だって、プロデューサーが、ひんっ!」
P「こんなに濡らして、俺のせいだって?」
響「んっ、はぁん、んんんっ、ふぅううん!」
P「響、抑えた方がいいんじゃないか?」
響「えっ……」
P「防音がそんなに効いたアパートかどうか忘れたからなぁ」
P「声、あんま声あげると隣に聞こえるかもしれないぞ」
響「!」バッ
P「まぁ、俺には関係ないけどな」
ズチュッ、グチュッ!
響「んっ、んんっ、んんんんっ!」
P「はぁ、はぁ、はぁ」
響「んっ、んふぅ、ふぅううん!」
響「もぅ……むりぃ……」
響「あぁああああんっ、ひぁああんっ、んぅううううんっ!」
P「なんだ、あっさりと声おさえるのやめたな」
響「ら、らってぇ、じぶん、きもち、ひぃうううん、よすぎてぇええ」
響「あぁああ、うぅうううっ、なにも、考えられなく、なっちゃうぞぉ……っ!」
P「俺も……だ。もう、響をつくことしか、考えられないっ!」
響「ひぐぅううっ! あっ、あっ、くる、くる、くるぞぉおおっ!」
P「ぐぅ、俺もだ……出るっ!」
ブビュルル! ビュルルルル!
響「あぁぁぁああああぁああああっ!」
響「はぁ、はぁ、んっ、ぷ、プロデューサーの。自分のお腹のな、なかでビクビクッて……脈うってるぞぉ」
響「き、気持ちいい……」
ピロートーク
響「やっぱり、プロデューサーは変態だぞ」
P「そうか、自分ではそんなつもりないぞ?」
響「当たり前だぞっ! 本物の変態はプロデューサーみたいな自覚のない奴のことなんだから!」
P「心外だな……そういう響も好きなくせに」
響「そ、そんなことないぞ。プロデューサーの変態なことにつきあう自分の身にもなってほしいさ」
P「それを言ったら、手のかかる犬を飼うご主人様の身にもなってほしいな」
響「なんだとーっ!」
P「なんだよ」
響「……」
P「……」
響・P「ぷっ……」
響・P「あはははははははっ!」
P「お前の寂しさ少しは癒せたか?」
響「もちろん、バッチリだぞ。さすが、プロデューサー!」
響「自分、いますっごい幸せだぞ。プロデューサーをさっきより近くに感じて……まだ、プロデューサーが中にいる感じだぞ」
P「それはなによりだ……」
響「ねぇ、プロデューサー」
P「どうした?」
響「プロデューサーは、自分をいい子だって言っただろ。でも、自分、こうしてわがまま言って世話かけちゃってるさ」
響「本当は、わかってるさ。このままじゃ、いけないって自分がもっとしっかりしなくちゃって」
P「こら」ペチッ
響「あぅ……なにするんだ、プロデューサー」
P「前にも言ったろ? お前は独りでどうにかしようとしすぎなんだよ。もっと、俺に甘えていいんだよ」
P「お前が甘えて、俺が世話をやく。とっても簡単なんだよ」
響「うん」
P「だから、今日みたいな日があったら寂しくなったら遠慮なく甘えてくれ」
響「うん、わかったぞ」
P「よし、いい子だ」ナデナデ
響「んっ……ありがとうだぞ、プロデューサー」
響「ねぇ、プロデューサー。自分、甘えていいんだよね?」
P「もちろんだ。好きな娘から甘えられて嬉しくない男はいないからな」
響「なら、もうちょっと傍に来ていい」
P「ったく、しょうがないな」
響「んふふふぅ~。ねぇ、プロデューサー」
響「……」
響「……」
がなさんどっ……♪
fin
次かくやつ
>>58
伊織まだなら
P「処女膜から声が出てないぞ」
伊織「私、処女じゃないわよ。……って、なに言わせてるのよっ!」
P「いや、まさか素で返されるとは思わなかったから」
伊織「あんたっていつもそう、突然意味不明なこと言い出して私の心をかき乱す」
P「そう怒るなよ。ちょっとしたアイドルとプロデューサーのコミュニケーションってやつだ」
伊織「はぁ、ばっかじゃないの! どこの事務所にアイドルに処女かどうかを聞くなんていう警察行きのコミュニケーションをとるプロデューサーがいるのよ!?」
P「そりゃあ……」
伊織「ここにいるとか言い出したら、タダじゃ済まさないわよ……」
P「うわぁ、伊織、回り込むのはズルいって……」
伊織「本当に言う気だったの。……呆れたわ」
伊織「というか、あんた今のセクハラをアイドルとプロデューサーのコミュニケーションとか言ってたけど」
P「あぁ、言ったな。それが、どうかしたのか?」
伊織「まさか、それ他の娘たちにもやってるんじゃないでしょうね」
P「ば、バカ言うなよ。そんなことするわけないだろ」
伊織「ほんとかしら? あんたの頭って女のことしか考えてなさそうだし」
伊織「あの時だって、痛がる私に構わずで……」
P「あれは、伊織がゴーサインを……」
伊織「何か言った?」
P「いえ、何にも……」
伊織「むかつくわね、その態度」
P「いや、だって言ったら伊織怒るじゃないか」
伊織「うるさい! あんたみたいな下僕には、口ごたえする権利なんかこれっぽっちもないのよ」
P「少しは労ってくれてもいいだろう。こうして、オフの日にわざわざお前の仕事に付き合ってるんだから」
伊織「私がこんなに働いてるのに、あんたが家でぐーすか寝てるのなんて納得いかないわよ!」
P「り、理不尽な……」
P「そういえば、亜美とあずささんはどうしたんだ? 竜宮小町が揃ってないのも珍しい」
伊織「私、リーダーだから。竜宮小町の代表として、他の2人より色々と忙しいのよ」
P「それは大変だな」
伊織「全くよ。あぁ、なんか疲れてきちゃった。ちょっとあんた、肩揉みなさいよ」
P「なんで俺が……」
伊織「いいから早くしなさいよね。あんたが私にやったことマスコミにバラすわよ」
P「わかったよ。疲れた伊織ちゃんの肩を揉ませて頂きます」
伊織「そうそう。素直に初めからそうやって、言うこと聞きなさいよね」
P「わがままお嬢さまめ……」
P「力加減はどうだ?」
伊織「はぅ……そうそう、いいわ。そんな感じでお願い」
P「了解。……しかし、凝ってるな」
伊織「言ったでしょ、疲れたって。ただでさへ、ここの所ライブや番組の出演、写真撮影で忙しかったんだから」
P「そこに加えて、伊織個人の仕事か。ハハハ、人気ユニットのリーダーも楽じゃないな」
伊織「笑い事じゃないわよ。ほんとに身一つじゃとてもやっていけないわよ」
P「そう言いつつもこうして、やってのけてるがな。さすがスーパーアイドル伊織ちゃん」
伊織「当然でしょ、にひひっ!」
伊織「でも、こうして売れて忙しくなってくると駆け出しのころの自分が少しうらやましいわ」
P「それは、なんでまた?」
伊織「忙しいっていうのは、自分の時間が削られることと同じよ。昔は、こんなことしてないで公園であんたとひなたぼっこしてたわ」
伊織「そう考えたら、昔の方があんたと一緒にいられる時間が多くて……そしたらね」
P「どん底アイドル生活だったな。すまないな、あの時は俺もまだ手探りだったから」
伊織「しょうがないわよ。知識も技術も経験もなーんにもない、そんな奴がプロデューサーになったんだもの、上手くいかなくて当然よ」
P「当たってるが、もう少しソフトに言ってくれ。俺はナイーブなんだ」
伊織「よく言うわよ。事務所のアイドル全員をプロデュースしてた人間が言う? 素人がそんなことやったら1ヶ月もたたずにストレスで胃に穴が空いて病院行きよ」
P「まぁ、われながら良くやってたと思うよ。さすがに、きつかったからさ。律子がプロデューサーとしての勉強や竜宮小町の企画を練ってた間だけだったけど」
P「だから、律子が竜宮小町を結成するって言った時は少しホッとしたよ。これで少し楽になれるって」
伊織「むっ……それ、厄介払いできて良かったって言ってるの」
P「まぁ……少しくらいはな。伊織達はひとりひとりが自分の分の仕事をやればいい。でも、俺は伊織達アイドル全員分の仕事をとらなきゃいけなかったから」
伊織「……」
P「1人分と全員分、数の多い方が辛いなんて言うつもりは無いけどさ。それでも、やっぱり思うところがあるわけなんだよ」
伊織「随分とハッキリ言うのね」
P「お前には、嘘をつきたくないからな。お互い、ちゃんと本音で語りあいたい」
伊織「私も律子から竜宮小町の誘いを受けた時は、チャンスだと思ったわ。だって、ド素人のあんたのプロデュースよりも律子のプロデュースの方が、ずぅぅぅぅっと信用出来るもの」
P「ごもっともな話で……」
伊織「実際、律子の竜宮小町は大成功。まぁ、当然よね。この私がリーダーをやっているんだから」
伊織「どん底から一気に駆け上がって、スポットライトを浴びて、私幸せだった。仕事も増えて大忙しになっても充実してた」
伊織「でもね……1人になった時に不意に感じることがあったの」
P「何をだよ?」
伊織「寂しさ……あんたが私の隣にいない寂しさよ」
伊織「竜宮小町に入るまでは、私の隣にいつもあんたがいたわ」
伊織「小さなことで一緒に喜んで、小さな失敗で一緒に落ち込んで……。私が悩んでいる時はアドバイスしてくれたり、私のわがままに付き合ったり。そうそう、私がスタッフを怒らしちゃった時はフォローしてくれて、感謝してるわ」
P「なんか……むずかゆいな」
伊織「でも、竜宮小町に入ってからはそういうのを出来る人がいなくなっちゃったのよ」
P「亜美とあずささん、律子じゃダメなのか?」
伊織「それは、そうなんだけど。ほら、私ってリーダーでしょ。だから、みんなをひっぱっていくために私がしっかりしなきゃって思って……」
P「リーダーとしての使命感ってやつか……」
伊織「うん……。後、私ってあんたも知ってる通りいじっぱりの強がりだからみんなの前だと……つい」
伊織「ほんとあんたってヒドい男よね。私の心の中にこれだけ入ったくせに、何もしなかったなんて」
P「伊織の邪魔をしたくなかったしな。スターへの階段を駆け上がる伊織を見ててさ、これでいいんだなって自分の中で完結させちゃってたよ」
伊織「その間、こっちはたまったもんじゃなかったわ。朝起きた時も、昼にご飯を食べてる時も、夜寝る時も、いつもいつもあんたのことが頭にあったのよ」
P「それは光栄なことで……」
伊織「挙げ句、いつまでもあんたが何もしないから私から告白する羽目になったのよっ!」
P「あの時は、素直に驚いたよ」
P「俺にとって伊織はもう遠い人になってたから」
伊織「勝手にとおざけないでよね。私、あんたに避けられてるようで辛かったのよ」
P「そういうつもりはなかったんだけどな。こう、伊織を上に連れていくことの出来なかったことに対して負い目を感じてな」
伊織「避けてたんじゃない」
P「そうだな、すまなかった……」
伊織「いいわよ。こうしてあんたが私の思いに応えて、そばにいてくれるんだもの……それでチャラにしてあげる」
P「ありがとうな」
伊織「私たち変ね。お互い想い合ってたのに、すれ違っていたなんて」
P「あぁ、お笑いだな」
伊織「ねぇ、手止まってるんだけど」
P「す、すまん……ってかなりの時間もんでたぞ。もう、凝りはとれてるだろ?」
伊織「そうね、それなら今度は足を揉んでくれないかしら」
P「……はっ?」
伊織「な~にぃ、耳が遠くなったの? 聞こえなかった、足を揉んでほしいのよ」
P「そこまでやるのかよ……」
伊織「今日は立ちっぱなしの仕事で、もう足むくんじゃってるわ」
P「俺はよくわからんのだが……」
伊織「さっさとマッサージしなさいよ。それとも、この伊織ちゃんのお願いが聞けないの?」
P「仕方ないな……」
伊織「愛してるわよ、プロデューサー。にひひっ!」
P「現金だなぁ」
伊織「それじゃあ、しっかり頼むわよ」スルッ
P(ソックスを脱いで、さらされた伊織の生足。白くて、細くて、瑞々しくて……)
P「どこがむくんでいるのやら……」ムニムニ
伊織「んっ……そうそう、そうやって優しく丁寧にやりなさいよね」
P「あぁ……」
伊織「こ、光栄に思いなさいよねっ……。この人気アイドルユニット、竜宮小町のリーダーである、んんぅ、水瀬伊織ちゃんの足をマッサージできるんだから」
P(滑らかな肌触りと程よいやわらかさを持ってる……伊織の足)
P「……ペロッ」
伊織「キャッ……! ちょっと……んっ、なにやってんのよ」
P「ぜ、舌圧マッサージ……じゅるっ、れるっ」
伊織「ひゃんっ……な、なによ、それぇ……そんなマッサージ聞いたこともないわよ」
P「昨今、研究されているんだ」
伊織「ひぅ……嘘をつくなら、もっとマシな嘘つきなさいよねぇ……」
P「だろうな……はむっ」
伊織「いやっ! 足を咥えないでよっ、このへんた……いぅ!」
P「ぴちゅっ、じゅるっ、じゅるるるっ!」
P(伊織の足、指と指の間までしっかりと……)
伊織「やめてぇ……私の足、あんたのツバで、べたべたになっちゃうぅ」
P「ぷはっ、わかったよ……」
伊織「はぁ、はぁ、はぁ、あんた、いきなりなんなのよ……」
P「いやっ、その、なんでだろう?」
伊織「知らないわよっ……もぅ」
P「多分、伊織の足が魅力的だから……」
伊織「へ、へぇ、私の足が……。さすが私ね、足だけであんたをここまでにしちゃうんだから……ならっ」
ペロッ
P「い、伊織……」
伊織「ここはどうなのかしら?」
P(伊織がスカートをめくって、俺にショーツを……クロッチが湿っているショーツを見せて誘惑してくる)
伊織「ほ~ら、プロデューサー」クイッ
伊織「こちらの水はあ~まいぞ~」クチュクチュ
P「……」バッ
伊織「ひゃっ!」
P「じゅるっ、じゅっ、じゅるるるるるっ!」
伊織「いやんっ! んっ、あっ、ぷっ、プロデューサーっ!」
P(伊織の愛液……ねっとりして、舌にからみついて、酸っぱくて)
伊織「んぅぅぅんっ! そんなに舐めないでよっ! 凄く敏感になってるのにぃ!」
伊織「あんっ、そんな、クリト……リス、ひゃうっ! ころがさないでよぉ……!」
昼飯
P「ジュ、ジュ、ジュルッ」
伊織「あっ、あっ、ひっ、あぁぁぁん!」
伊織「ヘンタイっ……ヘンタイっ!」
P(そんなこと言うなら、俺の頭を股に圧しつけるなよな……)
P「ジュリュッ! じゅるぅううううううううううっ!」
伊織「ああっ……んんんっ!」プシュッ!
P「うわっ!」
伊織「ひぅうっ、はぁああんっ!」プシュッ,プシャッ!
伊織「はぁー、はぁーっ」ビクビクッ!
P「か、顔に……伊織のが……」
伊織「ど、どうしてくれんのよぉ……」
P「なにが?」
伊織「あたし……下着の替えなんか持って来ていないのよ」
P「へぇ……でも、今日の仕事はないんだろ?」
伊織「うん……」
P「なら問題ないだろ」
伊織「えっ……」
P「だってさ、下着が邪魔ならはかなきゃいいだけだろ?」
伊織「はっ……はーっ! あんた何いってんの?」
P「だって、そうだろ? それとも、その下着はいて帰るか?」
伊織「……」
伊織「ちょ、ちょっと!」
P「ん~、どうした、伊織?」
伊織「も、もうちょっとゆっくり歩きなさいよっ!」
P「いつものペースなんだけどな」
伊織「それが速いって言ってんのよっ!」
P「だったら、スカートの裾抑えないで普通に歩けばいいんじゃないか?」
伊織「……後で覚えときなさいよ」
P「ようこそ、伊織お嬢様。汚いところですが、どうぞお上がりなさってください」
伊織「こ、これっぽっちも様になってないわ……はぁ、はぁ……」
P「それもそうだな……」
伊織「ねぇ、あんた……私……」
P「何だよ?」
ピラッ
伊織「きゃっ!」
P「うはぁ、これはこれは……」
P(伊織のあそこ……すっかりトロトロだな。愛液も)ツツーッ
伊織「ひゃあっ!」
P「太ももを伝っているよ」
伊織「あぅ……」モジモジ
P(この様子を見る限りでは伊織は準備OKといったところだな。あとは……)
P「なぁ、伊織」
伊織「なっ……なによ」
P「ベッド行こうか……」
伊織「……っ!」
伊織「しょ、しょうがないわね。あんたがどうしてもって言うなら私は、その、いいわよ?」
P「あぁ、俺、伊織とエッチしたい」
伊織「か、彼氏からそこまで求められちゃ女が廃るわよね。そ、それじゃあ行きましょ」ギュッ
P「あぁ……」
(手握って引っ張って……素直じゃないお嬢様だ)
ズブッ!
伊織「いっ、いきなり……あぁああ、ふぁあああ!」
P「うぅ……」
伊織「ばっ、ばかぁ……もう少し優しくできないの、あんたはぁ」
P「悪い、だって伊織があまりにもエッチで……」
伊織「そっ、そんなの知らないわよぉ……うひゃあっ! い、今、あ、あんたのムクッって膨らんだわよっ!」
P「そう言うな。伊織の膣中、やばいくらい気持ちいいんだから」
伊織「……///」
P「うっ、伊織……そんなしめつけないでくれ」
伊織「みゃんっ! だ、だからぁ、知らないわよ」
P「やばいっ、伊織のすっごい締まる」
伊織「んっ……んふっ……ひぃん!」
伊織「あ、あんたのこれ……どうすれば……こんな大きくなるのよぅ……」
P「だ……から、伊織が」
伊織「うるさい、下僕のクセにぃ……んぅううっ……口ごたえするなぁ」
P「はいはい……」
伊織「あっ……あふっ……んんっ……やぁっ!」
伊織「んんっ……はぁあん……」
P「うぅ……よっと」
伊織「ぷ、プロデューサー……♪」
伊織(プロデューサーに抱きかかえられてる……私の膣中とプロデューサーの溶けちゃいそうなくらいピッタリくっついてる)
P「おっ……伊織、足絡めて……乗り気だな」
伊織「あんたの考えていることぐらい、伊織ちゃんにかかればお見通しよ」
P「以心伝心だな」
伊織「当然よ。あんたと私、心も身体も繋がってるんだからっ!」
伊織「んぅぅ……ふぅっ……プロデューサーの、刺さるぅ……」
P「あぁ……伊織のなか、熱い」
伊織「あぁん……やだぁ、気持ちいいよぉ……」
P「気持ちいいなら、それでいいだろ。気にするな……」
伊織「うんっ……うん! 好きだから……あんたのこと大好きだから、こんなに気持ちいいっ!」
P「ようやく好きって言ってくれたな。……俺も好きだよ、伊織」
伊織「すきぃ、すき、すき、すきぃぃいいっ!」
P「ぐっ、伊織、おれ……」
伊織「ちょうだい、あんたの、プロデューサーのお汁……ちょうだいっ!」
P「ぐっ!」
ドピュ、ドピュッ!
伊織「ふあぁぁぁああああああぁぁぁんっ!」
伊織「はぁ、はぁ、はぁ……プロデューサー」
P「はぁ、はぁ、どうした、伊織」
伊織「んっ……」チュッ
伊織「だいしゅき……」
P「……」
P(いつもこれくらい素直なら苦労しないんだが)
ピロートーク
伊織「あんたって、本当に最低っ!」
P「……」
伊織「あんなに好き放題やって、ちょっとは気を遣おうと思わないの?」
P「……」
伊織「しかも、あろうことか、膣中によ。あんた私の膣中にだしたのよっ!」
P「……」
伊織「たまたま、大丈夫な日だからよかったけど、そうじゃなかったらどうするつもりだったの!」
P「自分から足絡ませたくせに……」
伊織「何か言った?」
P「いいえ、なにも」
P「まぁ、そうむくれるなよ」
伊織「むぅ……」
P「可愛い顔がもったいないぞ」ツン
伊織「ななななっ! いきなりなに言ってんのよ!」
P「ん? 可愛い顔がもったいないって」
伊織「いいから、2度も言わなくていいから」
P「よくわからない奴だな」
伊織「本当にあんたは私の心をかき乱すわね」
P「……酷い言われようだ」
P「なぁ、伊織」
伊織「なによ……」
P「もう俺、おまえのプロデューサーじゃないからあまり知った風なこと言えないけどさ。竜宮小町の活動、がんばれよ」
伊織「はぁ?」
P「お前って、親父さん達に認めてもらう為にこの業界入ったんだろ」
伊織「そうよ。でも、それが何の関係があるのよ」
P「いやっ、伊織には俺が連れて行けなかった舞台まで行ってほしいからさ」
伊織「呆れた。まだ、それに負い目を感じてたの? あんたってたまに女々しいところあるわよね」
P「男なんて、そんなものさ」
伊織「ふ~ん。でも、竜宮小町だからといってトップにいけるかどうかは分からないわ。私達もまだまだだもの」
P「そうか……」
伊織「だから、もし竜宮小町の活動が終わってもトップになれなかったら私はまたソロで始めるつもり。そのときは……頼んだわよ」
伊織「この伊織ちゃんの魅力を100%把握して、プロデュースできる人間なんてあんたくらいしかいないんだから」
P「……わかったよ、その時は任せてくれ。俺は伊織の力に為れることが何よりも嬉しいからな」
伊織「……」
伊織「……」
えぇ、たっぷりとこき使ってあげるから覚悟しなさいよ。にひひっ……♪
fin
追いついた、乙~
アンカなら真
1830~2300バイト。
残ってたらかく
落ちてたら、また立てる
とりあえずいつもの
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
ほ
ほ
し
い
く
が
な
び
ん
か
ま
う
ら
あ
た
か
たぶはずすのめんでぇ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません