京介「ついに俺の部屋にも鍵がついたぜー!」桐乃「・・・」(63)

京介「これで深夜にビンタで起こされることもなくなるわ」

桐乃「・・・」

たいな感じでおなしゃす

なぜ頼む

>>2
見たいからです
オナシャス

誰か他のmう

>>4
京介の部屋から黒猫の喘ぎ声
それを聞きながら開けなさい開けなさいとドアを殴る桐乃


オナシャス!

>>7
いやむしろ地味子でもいいっす
で、二人は特に何もやってないのに嫉妬しまくる桐乃

オナシャス!

前の冷たい関係に戻っちゃう兄妹

オナシャス!

とにかく嫉妬する桐乃が見たいんです
壁ドン桐乃が見たいんです


オナシャス!!

京介「ただいまー」

母「あら、おかえり。そうそう、アンタの部屋、鍵つけたわよ」

京介「マジで!?」

母「ま、アタシはいらないと思ったんだけど、父さんがね。アンタも受験生だし」

京介(親父・・・こないだ横流しした桐乃の写真がよほど嬉しかったんだな・・・)

母「はい、これ鍵ね。一応父さんは合鍵持ってるからね」

京介「あいよ。ありがたく頂戴するぜ」

母「急に入ってこられないからって変なことすんじゃないわよ」

京介「しねーよ!」

京介「~♪」

京介「お、おお・・・本当に鍵がついてやがる・・・なんか感動だぜ」

京介「これで集中して受験勉強に専念できそうだな」

母(変なことすんじゃないわよ)

京介「・・・誰がするか・・・」

京介(意外と壁薄くて、桐乃の部屋からゲームの音とか聞こえるしな・・・)

京介「・・・っと、こんな事考えてないで、着替えて勉強すっか」



桐乃「たっだいま~♪」

すばらしい!
しかも何も知らない桐乃が機嫌がいいのもすばらしい!!

母「おかえりなさい。あら? なんだか今日は随分機嫌良さそうじゃない」

桐乃「え? そ、そうかな? いつもどおりだと思うんだけど」

母「そうかしら? まぁ、良いわ。着替えてらっしゃい」

桐乃「はーい。あ、そうだ、兄貴もう帰ってきてる?」

母「ええ、多分部屋で勉強してるんじゃないかしら」

桐乃「ふーん」

桐乃「・・・」

桐乃(うふふふ。今日はずっと待ってたゲームの発売日!楽しみだなぁっと)

桐乃「あーにきっ」ガチャッ

桐乃「!?」

京介「!?」

桐乃「あ、あれっ!?」ガチャガチャ

桐乃「か、鍵かかってんじゃん!!」ガチャガチャ

京介「・・・なんだ、桐乃か・・・?」

prrrrr

着信「桐乃」

京介「・・・」

ドア「ガチャガチャ」

携帯「とぅるるるるるる」

京介「・・・・・・もしもし」

桐乃「何これ! どういうこと!?」

京介「でけぇ声出すな!」

いいよー

桐乃「とりあえずここ開けて」

京介「開けねーよ」

桐乃「なんでよ!」

京介「勉強してんだよ!」

桐乃「で?」

京介「で・・・って・・・勉強中だから、邪魔すんなって事だよ」

桐乃「邪魔!? アンタ、今、アタシのこと邪魔って言った!?」

京介「今まさに勉強の邪魔してるだろうが!」

桐乃「アンタが勝手に鍵なんか付けるからでしょ!?」

京介「俺の部屋のドアに鍵つけるためになんでお前の了承取らなきゃいけないんだよ!?」

桐乃「とにかく、どうでも良いから、開けて」

京介「どうでもよくねーよ・・・そして開けねーよ」

桐乃「・・・」

京介「・・・切るぞ」

桐乃「アンタが開けない限り、ずーっと電話かけるわよ」

京介「迷惑電話じゃねえか!」

桐乃「でも、今、鍵を開ければすぐ用事は終わるわよ」

京介「む」

桐乃「アンタにとってもアタシにとっても、そっちの方が良いでしょうが」

京介「・・・はぁ・・・わぁったよ・・・今開ける」

桐乃「うんうん♪」

誰メインでいくかだけおせーて

>>25
そら桐乃メインだろ
舐めんなや

京介「・・・ほらよ」カチャ

桐乃「はっ」ドゴッ

京介「ぐはっ」

桐乃「・・・ふん」

京介「な、なんでボディを殴る・・・」

桐乃「顔だと目立つでしょ」

京介「そういう意味じゃねえよ!」

桐乃「ふん」プイッ

京介「やれやれ・・・で、なんだよ、用事って。直接顔あわせなきゃいけないんだから、重要なことか?」

桐乃「・・・うん」

京介「・・・深刻そうだな」

桐乃「・・・うん・・・」

京介「・・・話してみろ」

桐乃「あのね・・・ちょっと、エロゲ買ってきt」

京介「帰れ」バタンガチャッ

桐乃「ちょぉっとおおおおおおおおおおおおおおお」

京介「なんで俺に頼むんだよ! ア○ゾンでもなんでも使えば良いじゃねえか!」

桐乃「ショップ限定のねんぷちが欲しいのよおぉぉぉぉぉおおお!!」

京介「知るか! いや、もう知らん! 俺は勉強するから邪魔すんなよ!」

桐乃「こら! 兄貴! 兄貴ってば!!」ドンドン

部屋の中「シーン」

母「アンタたち、静かにしなさーい」

桐乃「くっ・・・はぁーい・・・」

桐乃「・・・」パタン

桐乃(どうしよどうしよどうしよどうしよ)

桐乃(京介の部屋に鍵!?)

桐乃(これじゃあアイツのいない時に部屋に忍び込めないじゃん)

桐乃(疲れてるときに、ベッドに潜り込んだり)

桐乃(ベッドの下とか本棚の裏チェックしたりとかゴミ箱漁ったり)

桐乃(それが全部できないってことじゃん!)

桐乃(・・・どーすんのよ、これ・・・)

桐乃(エロゲどころじゃない・・・)

桐乃「・・・京介ぇ・・・」

京介(さっきはちょっと冷たく当たりすぎちまったかな・・・)

京介(つってもマジで今日のノルマ終わらせないと麻奈実に悪いし)

京介(あー・・・でもなぁ・・・しつこく電話してくるかもしんねーしなぁ)

京介(つーか・・・アイツもあんな事言ってた割に全然電話してこないじゃねーか)

京介(隣からは物音1つしねーし)


グス・・・


           グス・・・

京介(な、泣いてる!? アイツ、俺がエロゲ買うの断ったからって泣いてんのか!?)

京介(・・・)

京介(し、知らん・・・知らん! 俺は勉強してんだよ!)

京介「もしもし」

沙織「おおう、京介氏からお電話を頂けるとは恐悦至極でござる」

京介「いや、そういうのは良いから・・・」

沙織「で、何用でござるかな? 何か知りたい事があって拙者に電話してきたのでござろう?」

京介「なんかこんな事ばっか電話して悪いな」

沙織「京介氏の役に立てるなら本望でござるよ」

京介「ありがとな・・・で、聞きたいことってのは、えーとエロゲの事なんだが・・・」

沙織「ほほう」キュピーン

桐乃「・・・」

桐乃「・・・ん・・・?」

桐乃「アタシ寝ちゃってた・・・?」

桐乃「あー・・・制服しわくちゃ・・・後でアイロンかけないと・・・」

桐乃「・・・京介の部屋に鍵が付いたくらいでショック受けすぎだっつーの・・・」

桐乃「げっ、もう8時過ぎてんじゃん! アタシ、3時間以上寝てたの?」

桐乃「・・・とりあえず着替えてお夕飯食べよ・・・」ノソ

4円

母「あら、桐乃、大丈夫?」

桐乃「ごめんなさい・・・、なんかちょっとうとうとしちゃってそのまま寝ちゃったみたい」

母「疲れが溜まってるのかしらね。最近部活も仕事も忙しかったみたいだし」

桐乃「うん。あ、お父さん、お帰りなさい」

父「ああ。桐乃、やるならちゃんと両立するんだぞ」

桐乃「うん。ちょっと油断しちゃった」

父「ならば良い」

桐乃「・・・あれ? そういえば兄貴は? 部屋で勉強?」

父「・・・あれなら出かけたぞ」

桐乃「へ?」

カポーン

桐乃(はぁ・・・気持ちいい・・・)

桐乃(それにしても、あれくらいで泣いちゃうなんて・・・)

桐乃(アタシ、なんか弱くなっちゃったな)

桐乃(部屋に鍵がついたくらいで・・・)

桐乃(なんか・・・京介に拒絶されたみたいな感じなのが・・・悲しいのかな・・・)ポタッ

桐乃「・・・あ・・・」ポタポタッ

桐乃「やだ・・・嘘・・・また涙が・・・」ピチャン

桐乃「くそっ、止まれっ」ゴシゴシ

桐乃(大丈夫、最悪、あやせにピッキング習えば良いんだし! それでなんとか・・・)


京介「ただいまー」

桐乃(あ、京介・・・!?)ゴシゴシ

母「お帰りなさい」

父「お帰り」

京介「ただいま帰りました。あ、あとこれ、麻奈実から」

母「あらあら、どら焼き? 美味しそうねえ。お父さん、お茶淹れましょうか」

父「ああ」

京介「んじゃ俺、勉強の続きあるから」

母「はいはい」


桐乃(京介・・・地味子のところ行ってたの?)ジワッ

桐乃(あぁもう! 今日のアタシ、涙腺弱すぎ!)バシャバシャ

京介「・・・やれやれ」ポイッ

京介「また皆に貸しが出来ちまったな」パタン

京介「さーてと、今度こそ勉強勉強っと」


桐乃「はぁ・・・アタシも勉強して、今日は寝ちゃおうかな・・・」トントン

桐乃「・・・」カチャッ

桐乃「・・・ん?」

桐乃「・・・こ、これ・・・!」

桐乃「もしかして」バン

桐乃「あにきぃぃぃぃぃぃ!!」ガチャッ

桐乃「!?」

京介「!?」

桐乃「あ、あれっ!? あ、そ、そうだ、鍵が・・・」

京介「おい、なんだよ」ガチャッ

桐乃「あ、開けてくれんの?」

京介「そりゃまた電話先でガーガー言われちゃ近所迷惑だしな」

桐乃「あ、う・・・別にアタシは・・・」

京介「で、俺、勉強中だから、特に用がないなら閉めるぞ」

桐乃「ちょ、ちょっと待って・・・」

京介「ん?」

桐乃「あ、あのさ」

京介「うん」

桐乃「・・・」スゥ

桐乃「ありがと///」

京介「ああ」

おわり

期待してたくれた人たちごめんね

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