凛「プロデューサースイッチ」 (124)
事務所にて…
ガチャ
渋谷凛「おはようプロデューサー」
P「おう、おはよう」
P「あれ? 今日オフじゃなかったか?」
凛「近く寄ったから誰かいるかなって見にきただよ」
凛「誰もいないみたいだけどね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1365516298
P「じゃあもう帰っちゃうのか?」
凛「んー……少しここに居ていい?」
P「どうぞどうぞ」
凛「ふぅ」ストン
凛「あれ、なんか箱置いてある」
凛「五十音表のボタンがついてる……何これ、おもちゃ?」
凛「プロデューサー、これ何?」ヒョイ
P「ん? ああそれ、なんか来た時置いてあったんだよ」
P「触るなって書いてあるから一応いじってないけどな」
凛「あ、本当だ。触っちゃった」
P「誰のなんだろうな、それ」
凛「さあ」
>>4
やよいスイッチなるような作品なら見かけた事あるな。
>>5
あったの知りませんでした……すみません
内容はそれなりに違うと思うので許してください
凛「うーん……」
凛「えい」ポチッ
凛「……」
凛「何も鳴らないや、本当に何これ……」
P「あ、そうだ。凛、おはよう」
凛「え? さっき言わなかった?」
P「あれ? そうだったか?」
P「しなきゃって思ったからしてないと思ったんだけどな……」
凛「ボケたの?」
P「まだそんな歳じゃねえっての」
凛「え? さっき言わなかった?」
P「あれ? そうだったか?」
P「しなきゃって思ったからしてないと思ったんだけどな……」
凛「ボケたの?」
P「まだそんな歳じゃねえっての」
文字化けしますね……
少しだけ待ってください
凛「え? さっき言わなかった?」
P「あれ? そうだったか?」
P「しなきゃって思ったからしてないと思ったんだけどな……」
凛「ボケたの?」
P「まだそんな歳じゃねえっての」
もうやだなにこれ……(´;ω;`)
このままPがボケボケ言われるのもかわいそうなので
少し変えて投稿します
『あいさつする』
凛「え? さっき言わなかった?」
P「あれ? そうだったか?」
P「しなきゃって思ったからしてないと思ったんだけどな……」
凛「ボケたの?」
P「まだそんな歳じゃねえっての」
凛「もう一個押せばなんかあるかな……」ポチッ
凛「……ダメみたい、壊れてるのかな?」
P「そうだ!」スクッ
凛「どうしたのプロデューサー?」
P「うおおぉぉぉおお!!」ダダダダッ
凛「え、ちょっと、何いきなり走り出して」
P「はばたけぇぇえええ!!」パリーン
凛「プロデューサー!?」
ナンダー ソラカラヒトガー ウーウー
『いんざすかい』
ちひろ「何してるんですかプロデューサーさん!!」
P「いやその……なんだかスカイダイビングがしたくなって……」
ちひろ「何言ってるんですか……凛ちゃん大丈夫だった?」
凛「私は別に……それよりプロデューサーの心配をした方がいいんじゃない?」
P「別に俺はなんともないぞ」
ちひろ「なんで本当になんともないんでしょうね。全くケガがないって……」
P「昔柔道やってたんで、どうにか受け身をとったんですよ」
凛「受け身とれば三階から落ちても平気なのかな」
ちひろ「下もアスファルトですし……病院行ったほうがいいですよ」
P「いやいや大丈夫ですよ。まだ書類残ってるので片付けたいですし」
凛「事務所からスカイダイビングをしようとしたのによく言えるよね」
ちひろ「やっぱり頭でも打ったんでしょうか」
凛「じゃ、私帰るね」
凛「今のプロデューサーといるとなんかヤバそうだから」
P「そんな傷つくようなこと言わないでくれよ……」
ちひろ「傷ついてるのは事務所のほうですよ」
ちひろ「ガラスの費用、プロデューサーさんのお給料から引いといてもらいますね」
P「ちひろさんまで! あんまりですよ!」
ちひろ「自分で割ったんだから当然じゃないですか!」
ちひろ「事務所の中も掃除してくださいね?」
P「鬼! 悪魔!」
ちひろ「早く行きなさい!」
とりあえず今日はここまでですー
皆さん見てくださってありがとうございます
名前欄使えなかったのが少し残念ですが……(´・ω・`)
再開しますー
また色々変えるのも面倒なのでかっこはこのままで
ちょっとして
P「よし、これで終わったな!」
P「さて早速書類のほうに……」
ドタドタ ハナセー ニャハハハー
P「ん?」
ガチャ
諸星きらり「おっはようだにぃPちゃん!」
双葉杏「帰りてぇ……」
P「おはよう二人とも」
P「あ、二人はこれから仕事あったよな?」
杏「そのことだけどさプロデューサー、今日の分を明日に回すってのはどう?」
P「きらり、これ持ってきてくれてありがとうな」ナデナデ
きらり「うぇへへ☆ 杏ちゃんはかたっぽで持てるゆ☆」
杏「くそっ! 杏の人権はどこいった!」
杏「もういい! 私は寝るぞ!」
P「別にいいけど、もうすぐなんだからすぐ起きろよー」
杏「あーあーきこえなーい」ボフッ
杏「ってなんだこれ?」ヒョイ
きらり「どうしたにぃ?」
杏「なんか拾った」
きらり「箱ー? ボタンいっぱいでぽちぽちうきゃー☆」
きらり「えいやっ☆」ポチッ
P「ああそうだ、アレがいるんだった」スクッ スタスタ
P「ん? アレって何だったっけな?」
P「机に戻れば分かるかな……」スタスタ ストン
P「ああ、アレだ! って何だっけ?」グルグル
『うろうろする』
杏「何してんの?」
P「いや何か必要なもん取りに行ったんはずなんだけど」
P「それがなんだか思い出せなくてな……」ウロウロ
杏「ボケたの?」
P「杏まで言うのか……んなことないわ」
きらり「きらりも探してあげゆー☆」
杏「おーがんばれー」
杏「はぁ……刻一刻と処刑の時間が迫ってくる……」
杏「せめて最期に……私に……私に飴を……!」
杏「なんつってね。はぁ、めんどいなぁ」
杏「あーあ、これ押したら空から飴を降ってきたりしないかな」ポチッ
P「そういや探してる途中にこれ見つけたんだよな」
P「どうせ俺食わないし、ほれ」ポイッ
杏「マジか」ガタッ
『えさをあげる』
杏「やっべ、大玉やっべ」ペロペロ
きらり「うゆ? 杏ちゃんはぴはぴぃ?」
杏「きらり、こいつは奇跡の箱だぞ!」
きらり「きせきー?」
杏「飴が欲しいと思いながらボタン押したら、本当に飴が手に入ったんだよ!」
きらり「すごーい☆ みんなハピハピになれるにぃ!」
杏「ふはははは! だが断る!」
杏「これがあれば杏は働かずとも生きていけるのだから!」
きらり「杏ちゃんズルいのめっ!」
杏「知らないよ! さあ、まずは杏にもっと飴を!」ポチッ
P「はっ!?」ガタッ
杏「お? まだ飴を持ってるの?」ワクワク
P「ぬおおおぉぉぉおお!!」ダダダダッ
杏「おいこら杏はこっち——」
P「レッツダイビィィィイン!!」パリーン
きらり「にょっ!?」
杏「」
ソラカラヒトガー ナンダマタカー ピーポーピーポー
『おちる』
ちひろ「なんでまた窓から飛び出したんですか!!」
P「いやあのですね、やっぱり人間本能には逆らえないと言いますか……」
ちひろ「それにわざわざ別のガラスに飛び込む必要もないでしょう!?」
ちひろ「これもお給料から引いといてもらいますからね?」
P「待ってください! 本当に不可抗力なんです!」
P「誰かからそうしろって命令された気がするんですよ!」
ちひろ「隊員さんこの人です! この人連れてってください!」
P「だからなんともないですって!」
杏「人間じゃねぇな……」
きらり「Pちゃんすごいにぃ☆」
P「ははは。あ、もう時間じゃないのか?」
きらり「やばーい! 杏ちゃん行っくよー☆」ガシッ
杏「しまった! くそっ放せ!」ジタバタ
ニョワー イヤダー ドタドタ
P「掃除しないとな……はぁ……」
今日はここまでですー
http://i.imgur.com/zqPNHFA.jpg
http://i.imgur.com/ZuFJSs6.jpg
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/d9kIO8w.jpg
http://i.imgur.com/NiWElBf.jpg
双葉杏(17)
http://i.imgur.com/11Mivkk.jpg
http://i.imgur.com/v3eFgho.jpg
諸星きらり(17)
あとちょっとしたら再開します
またちょっとして
P「さて、掃除終わったしこっちもさっさと……」
ガチャ
星輝子「プ、プロデューサー……」
P「おお、おはよう輝子」
輝子「あ、うん、おはよう」
輝子「ど、どうしたの? ガラス……泥棒?」
P「あー……いや、別になんでもないぞ」
輝子「そ、そうなの?」
輝子「あ、なんかある」トコトコ
輝子「タイプライター? でもボタンだけで……『さわるな!』……」
輝子「……こっそり押しちゃえ、フフ」ポチッ
輝子「……」
輝子「な、何もないんだ。別にいいや……」
輝子「キノコーキノコー♪ フフ……」ナデナデ
P「ん? 輝子、寝癖ついてないか?」
輝子「え? あ、いつものこと、だよ」
P「だからってそのままはなぁ……」
P「直してやるから、ほら、こっち来い」トントン
輝子「そ、そっち? いいの?」
P「あー、じゃあ俺がそっちに行くか」
輝子「あ、ううん、私がそっち行く……」トコトコ
P「スプレーとくしは……あったあった」
P「んー痛んではいないみたいだな」スーッ
輝子「プ、プロデューサー……ちょっと、近いかも」
P「ああ、ごめんな。もう少し離れようか?」
輝子「あ、だ、大丈夫だよ。フフ……」
『かみをとかす』
P「よし、終わったぞ」
輝子「えっと、ありがとうございます……」ペコ
P「はは、どうも。今度から寝癖気をつけろよ?」
輝子「あ、うん、分かった」
P「俺はちょっと仕事に戻らないとな……」テクテク
輝子「……キノコーボッチノコー♪ フフー♪」
輝子「キノコの『き』ーは、菌糸の『き』ー」
輝子「新しいの出来た……い、いいかも、フフ」
輝子「あ、さっきの……」
輝子「……キノコの『き』ーは、菌糸の『き』ー♪」ポチッ
P「輝子ぉぉぉおおっ!!」ガバァッ
輝子「フヒッ!?」ビクッ
『きのこがり』
—————
———
—
片桐早苗「さてP君、一体輝子ちゃんに何してたのかな〜?」
P「ち、違います! 早苗さんが想像してるようなことはしてませんよ!」
早苗「私が来たとき、輝子ちゃんを押し倒してたように見えたんだけど?」
P「それは……えー……」
早苗「まあいいや。輝子ちゃん何かあった?」
輝子「フヒ……だ、大丈夫」
輝子「あ、でも、プロデューサーに……フフ♪」
早苗「P君、ちょっとそこの警察署までデートしよっか?」
P「だから何もしてないですって!」
輝子「あ、私そろそろレッスン……」
早苗「じゃあ私もついてってあげよ」
P「あれ? 早苗さんレッスンありましたっけ?」
早苗「無いけど、輝子ちゃんが変な人に襲われちゃうかもしれないからねー」チラッ
P「いやいやこっち見ないでくださいよ……じゃあなんで事務所に来たんですか?」
早苗「んー、犯罪の臭いがしたから?」
P「なにそれこわい」
早苗「じゃ、一緒に行こっか輝子ちゃん」
輝子「い、行ってきます、プロデューサー……」フリフリ
P「おう、頑張ってこいよ」
今日はここまでです
支援、画像の方たちありがとうございますー
頑張ってなどのお言葉も本当に嬉しいです……
どうにか見てくださってる方が楽しめるような内容になるようにしたいですね……
投稿再開します
またちょっとして
P「よし、とりあえず一段落かな……」トントン
ガチャ
佐久間まゆ「こんにちはぁPさん♪」
P「おぉまゆか、おはよう」
P「まゆも確か仕事なかったんじゃないか?」
まゆ「そうですけど、いいんですよぉ」
まゆ「お休みの日だってまゆはPさんとずーっと一緒に居たいんですから、ふふっ」
P「はは、それは嬉しいな」
まゆ「ところでPさん? さっきまゆも、って言ってましたけど……」
まゆ「まゆの前に誰か来たってことですよねぇ?」
P「まあそうだな、凛とかきらりとか……」
まゆ「そうですかぁ……」クルッ
P「まゆ? どこか行くのか?」
まゆ「ええ、ちょっとその人たちの所に」
P「なんでだ?」
まゆ「Pさんに何をしてくれたのか問いただして来ようと思います♪」ニコッ
P「なんでだ!?」
まゆ「だって……この事務所の様子じゃあ……」
まゆ「まゆの前に来た人がPさんに何かしようと暴れた、とかですよね?」
P「いや、そういう訳じゃ」
まゆ「Pさんにそんなことするなんて許せませんからねぇ、ふふっ♪」
まゆ「それでPさんを襲おうとしたのは誰ですか? 凛ちゃん? きらりちゃん?」
P「落ち着いてくれまゆ、何もないから本当に」
まゆ「あらぁ、そうなんですかぁ?」
P「ああ、別に何もされてないぞ」
まゆ「じゃあガラスが割れてるのは一体なんですか?」
P「あー、最近運動不足だからな! 素振りしてたら俺がガラスを割っちゃってなぁ」
まゆ「まあ、こんなところで素振りするなんて器用ですねぇ。外に行けばいいのに」
P「えーっと……今すぐ運動したい気分だったんだよ」
まゆ「ガラス一枚割ったのにやめなかったんですねぇ」
P「……二枚抜きだよ」
今日はここまでです
まだスイッチ出てませんが……ごめんなさい眠いんだ
ところで、前にまゆちゃん書いたとき「このまゆ病んでない」と言われたんですが……
ちゃんとまゆちゃんしてるでしょうか?
http://i.imgur.com/ri85iEql.jpg
http://i.imgur.com/9FfwHenl.jpg
星輝子(15)
http://i.imgur.com/Za3XbsMl.jpg
http://i.imgur.com/yvvkvZwl.jpg
片桐早苗(28)
http://i.imgur.com/iuzmVspl.jpg
http://i.imgur.com/7LlZ4FPl.jpg
佐久間まゆ(16)
再開しようと思いますー
まゆ「分かりました、何もなかったことにしておきます」
P「まあそうしといてくれ……」
まゆ「それじゃあPさん、まゆと一緒に……」
P「ああ、俺は仕事が残ってるからさ! ごめんな?」
まゆ「そうですかぁ……仕方ないですねぇ」トコトコ
まゆ「ここでお仕事終わるまで待ってますよ」ストン
P「け、結構終わるの時間かかりそうなんだよな……」
まゆ「それでも、ですよぉ?」
P「ははは、そうですか……」
P「えー……これは……」カタカタ
まゆ「うーん、このまま何もせずに待つだけなのは少し退屈ですねぇ」
まゆ「どうせならPさんに……あら?」
まゆ「これは何でしょうか? リモコンにしては大きいですし」
まゆ「少し気になりますねぇ」ポチッ
P「そういやさっきの……」ボソ
まゆ「何も起きませんねぇ……もう少し押してみましょうか」ポチポチ
P「輝子の髪、意外とさらさらだったな……」
まゆ「へぇ……?」ガタッ
P「え」
『くちがすべる』
まゆ「輝子ちゃん? 輝子ちゃんが犯人なんですね?」
まゆ「何もなかっただなんて……嘘はいけませんよぉPさん?」
P「あのそうじゃなくてな、輝子は何もしてないぞ!」
まゆ「じゃあさっき輝子ちゃんの髪がって言ってたのは何ですかぁ?」
P「えー、あーそれは……輝子からじゃなく俺からというか……」
まゆ「なるほどぉ……Pさんが輝子ちゃんを手込めにしようとしたんですね?」
P「いやそのちが」
まゆ「まゆがいるのに……こんな場所でそんなことをするなんて……」
まゆ「それとも……もう手込めにしちゃったんでしょうかぁ?」
P「違います、違うんですよままゆさん」
まゆ「あくまで誰も悪くないって言うんですねぇ」
P「何もなかったんだって本当に」
まゆ「それじゃあどうしましょうか?」
まゆ「まゆが納得するような証拠があればいいんですが……」
P「証拠って言われたってな……」
まゆ「でも証拠になるようなものを持ってきてください、と言っても難しいですよね?」
P「ま、まあそうだけど……」
まゆ「なのでまゆに対する態度で決めたいと思います」
P「態度?」
まゆ「ええ、Pさんのお休みの日はいつですか?」
P「えーっと、明後日が確か……」
まゆ「じゃあ決まりですね!」パアッ
まゆ「明後日の九時半に駅前の喫茶店に来てください」
まゆ「Pさんがまゆのことをどう思っているのか……」
まゆ「その日のPさんの振る舞い方で判断しますから、ね?」
P「……それって証拠になるのか?」
まゆ「それはもう」
P「うーん、じゃあ仕方……」
まゆ「まあ、ありがとうございます♪」
まゆ「ちゃんとした服を着てきてくださいね? スーツなんかじゃダメですよぉ?」
まゆ「デートは仕事のことを忘れないと楽しめないですもんねぇ」
P「……お前もしかしてこの為に」
まゆ「さあ? 何のことでしょうかぁ? ふふ♪」
『けっかおーらい』
まゆ「それじゃあまゆはいろいろ準備するのでこれで」
P「明後日なのに……今から何やる気なんだ?」
まゆ「いろいろあるんですよぉ、女の子には」
まゆ「明後日、楽しみにしてますね♪」
パタン
P「どうすんだこれ……」
『こっそりしゃべる』
今日はここまでです
ちょっと押し込んだ感じがしないでもない……
恐らくあと一日か二日で終わると思いますー
蜀埼幕縺励∪縺吶�
蜀埼幕縺励∪縺吶�
蜀埼幕縺励∪縺吶�
再開します
文字化けもうやだ……
ガチャ
P「ん? 凛、帰ったんじゃないのか?」
凛「まあね、なんかプロデューサーが心配になって」
P「良かった、凛も俺のことを思ってくれてたんだなぁ……」
凛「そんなんじゃないよ。プロデューサーがまた変なことやってないか心配になったんだけど……」チラッ
凛「……また何かやったみたいだね」
P「ははは……」
凛「もしかして他の子きた?」
P「ああ、何人か」
凛「その人たちにも変なことしたんじゃないの?」
P「別に何もしてないって! 大丈夫だよ」
凛「本当に?」
P「……多分」
P「いやな、ちょっと聞いてくれよ凛」
凛「うん、まあ一応聞いてあげるけど」
P「今日は少しおかしい感じがするんだよ」
凛「確かにおかしかったね」
P「突然あることをやりたくなるというか、やらなきゃって思うというか……」
P「自分の意思で行動してるんだけど、自分で動いてる感じじゃないんだよ」
凛「何それ……」
P「でも本当にそんな感じでさ」
凛「大丈夫なの? 変な病気とかじゃ……」
P「割とマジでそうかもしれないな……」
凛「だんだん心配になってきた……」
凛「やっぱりもうちょっとここに居るね」ストン
P「そうか、じゃあ俺は仕事に戻ってるよ」
ごめんなさい、眠いので今日はここまでで……
またスイッチ出てきてませんがすみません……
もう少ししたら再開します
「再開しますー」だけを投稿しようとすると文字化けするみたいなんですが、どうなってるんでしょうか……
P「ここ変だな……合ってるはずなんだけど……」カタカタ
凛「あ、まだこの箱あったんだ」
凛「そういえばこれのボタンを押した後にプロデューサーが飛び出した気がするけど……」
凛「まさかとは思うけど、これは関係ないよね」
凛「……」
凛「もう一回押せば分かるかな……」
凛「何かあったらごめん、プロデューサー……!」ポチッ
P「……」ピタッ
P「……あ、こっちか間違ってたの」カタカタ
凛「……良かった、これは関係ないみたいだね」
凛「それもそっか、こんなのがプロデューサーをどうこうするとは……」
P「誰だ!?」ガタッ
凛「!?」ビクッ
凛「い、いきなり何プロデューサー?」
凛「まさかまた飛び出そうとしたんじゃ……」
P「いや、誰かが来る気配がしてな……今入り口に……」
凛「気配なんてそんなの分かるわけ……」
P「一階、二階……走ってくるぞ」
凛「変なこと言わないでよ、怖いんだけど」
P「……ドアの前だな」
バターン
池袋晶葉「スイッチはどこだ!?」
凛「……嘘でしょ」
凛「い、いきなり何プロデューサー?」
凛「まさかまた飛び出そうとしたんじゃ……」
P「いや、誰かが来る気配がしてな……今入り口に……」
凛「気配なんてそんなの分かるわけ……」
P「一階、二階……走ってくるぞ」
凛「変なこと言わないでよ、怖いんだけど」
P「……ドアの前だな」
バターン
池袋晶葉「スイッチはどこだ!?」
凛「……嘘でしょ」
『さっきをかんじる』
ちょっとミスりました……
P「なんだ晶葉か。ドア壊れるからもう少し優しく……」
晶葉「そんなことはどうでもいい! 私のスイッチはどこにある!」キョロキョロ
P「スイッチ? 俺は知らんぞ」
晶葉「このあたりに置いてあるはずなんだが……」
凛「もしかしてこれ?」ヒョイ
晶葉「おお! これだこれだ!」
P「それ晶葉のだったのか。事務所にあんまり変なもん置いてくなよ?」
晶葉「変なもんとは何事だ! これは私が発明した中でも最高の……」
P「そうなのか、じゃあ俺仕事に戻るよ」クルッ
晶葉「全く……ん? もう使われてるみたいだな」
晶葉「しかも二行も……私が使うはずだったのに!」
凛「ああ、ごめん。私いくつかそれ押しちゃったんだ」
晶葉「む、使った奴が近くにいたか」
晶葉「なら丁度いい、少し話を聞かせてもらおう」
凛「話?」
晶葉「まず最初に聞くが、これは全部凛が押したのか?」
凛「いや、私が押したのは三つだけだよ」
凛「さっきプロデューサーが他にも何人か来たって言ってたから……」
晶葉「そうか、後で誰が来たのか聞いておかないとな」
晶葉「じゃあ次は、押した時にプロデューサーが何かしなかったか?」
凛「あの、信じてもらえないかもしれないけどいい?」
晶葉「ああ、むしろ大袈裟な行動であればあるほど助かる」
凛「……いきなり窓から飛び出した」
晶葉「おお! どうやら成功したみたいだな!」
晶葉「早速これを持ち帰って改良を……」
凛「ちょっと待って、私からも聞きたいことがあるんだけど」
晶葉「なんだ? 出来るだけ簡潔に頼むぞ」
凛「えっとじゃあ……それ何なの?」
晶葉「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれた!」
晶葉「これは私がこの一週間寝ずに、仕事せずに作り上げた最高傑作! その名も……」
晶葉「プロデューサースイッチだ!!」
凛「プロデューサースイッチ?」
晶葉「ああ、略してPスイッチと呼んでもいいぞ」フンス
凛「知らないよそんなの……それよりどういう発明なのか教えてくれない?」
晶葉「急かさなくとも説明するさ」
晶葉「ところで凛、君は人を思い通りに動かしてみたいと思ったことはないか?」
凛「いや別に」
晶葉「これはそんな願いを叶えてくれるのだ!」
凛「別にって言ったんだけど」
晶葉「簡単に説明するとだな、プロデューサーを半分思い通りに動かす機械だ」
凛「思い通り……それに半分って?」
晶葉「ああ、最初はプロデューサーを完全に思い通りに動かそうと作り始めたんだが」
晶葉「進めてくうちにいろいろと不備が出てきてな……」
晶葉「イラついて配線めちゃくちゃにしたり、適当に辞書をぶっこんだりしたら……」
晶葉「何故か頭文字が五十音になっている命令が出来る機械になったんだ」
晶葉「しかも配線めちゃくちゃにしたせいか命令はほとんどランダムみたいでな」
晶葉「完成させただけで実験はしてなかったんだが……話を聞く限りでは問題なさそうだな」
凛「大ありだったんだけど」
晶葉「とりあえず実際にやってみれば分かるだろう。この『し』のスイッチを押すと……」
凛「どうなるの?」
晶葉「プロデューサーが『写真を撮る』とか『白くなる』とか……」
晶葉「『し』で始まるような行動をとるはずだ」
晶葉「だが具体的には分からん。さっき言ったようにランダムだからな」
凛「なんで『い』でプロデューサーが飛んだんだろう……」
晶葉「さあな」ポチッ
P「……」カタカタカタカタ
凛「……」ジー
晶葉「……」ジー
P「……」カタカタカタカタ
凛「……何も起きないみたいだね」
晶葉「いや、違うな。凛、プロデューサーに話しかけてくれ」
凛「え? うん、分かった」スタスタ
凛「プロデューサー、ちょっと話があるんだけど」
P「……」カタカタカタカタ
凛「あれ?」
P「……」カタカタカタカタ
凛「ねぇ、聞いてる?」トントン
P「……」カタカタカタカタ
凛「プロデュ……」
晶葉「凛、もう大丈夫だ下がっていろ」スッ
凛「それ……メガホン?」
晶葉「……」スゥ
晶葉『こ っ ち を 向 け プ ロ デ ュ ー サ ー !!!!』
凛「うるさっ……!」
P「……」カタカタカタカタ
凛「嘘、これでも……」
晶葉「ふむ、きっとプロデューサーは今、仕事に『集中して』いるのだろう」
凛「ああ、なるほど……」
『しゅうちゅうする』
晶葉「ではもう一度押してみようか」ポチッ
P「……ふぅ、疲れたな」
P「よし! 少し体をほぐすか!」ガタッ
P「いちにっさんしー」グッグッ
晶葉「『ストレッチ』……だな、恐らく」
凛「どうして私の時より普通なの……」
『すとれっち』
晶葉「やってみるとなかなか面白いな。どれ次は……」
凛「晶葉、ちょっと貸してもらうよ」パシッ
晶葉「あ! 何をする!」
凛「いくらなんでもこれ以上は見過ごせないな」
晶葉「返せ! 私の発明品だぞ!」ピョンピョン
凛「ダメだよ。プロデューサーをおもちゃみたいに扱って欲しくないからね」
晶葉「知ったことか! 私の一週間を無駄にする気か!」
凛「……そっか」スッ
晶葉「どうする気だ? まさかそれを壊すのか?」
凛「違う。私が言っても聞かないみたいだから……」
凛「これを使ってプロデューサーから直接叱ってもらう」
晶葉「それを使ってだと? 何故そんな面倒なことを」
凛「多分プロデューサーに晶葉を怒るように頼んでも」
凛「本人は被害者だって自覚ないからちゃんと怒れないだろうしね」
凛「だからこれ使って無理矢理にでも怒ってもらうんだよ」
凛「それに壊したら、晶葉が作ったものだしどうなるか分からないからね」
晶葉「ひどい言い様だな」
凛「自分で適当に作ったって言ってたじゃん」
晶葉「つまりそれでプロデューサーが叱るような言葉を引き当てるということか?」
凛「そう」
晶葉「無理だな。言葉がどれだけあるのか知らないのか?」
晶葉「ただでさえ数えきれないというのに……その中の一つを引き当てるなんて……」
凛「出来るよ。それに私が狙ってるのは一つだけじゃないし」
晶葉「それでも確率は似たようなものだろう?」
凛「……きっと大丈夫だよ」ポチッ
P「晶葉ー! ちょっとこっち来い!」
凛「……当たったみたいだね」
晶葉「……ほう」
晶葉「まさか当たったとは思えないが……」
晶葉「一応アイツに何をさせようとしたのか聞いておこうか?」
凛「『説教』とか『説得』とか……思いついたのはそれくらいだったけど」
凛「プロデューサーの様子じゃ多分そういうのが当たったんじゃないかな」
晶葉「本当に引き当てるとはな……恐れ入ったよ」
晶葉「だが、私はアイツに叱られたくらいでは懲りないぞ?」フフン
凛「少し反省しなよ、変なもの作って……」
凛「ほら、プロデューサー呼んでるよ?」
晶葉「だから変なものではないと……」
P「晶葉ー!」
晶葉「仕方ないな……分かった今行く!」
凛「これで一安心かな……」
凛「プロデューサーが言ってくれたら晶葉も少しは……」
晶葉「なんだ? 説教でもなんでも聞いてやるぞ」
P「あのさ、ハンカチに使う洗剤どっちがいいと思う?」
晶葉「はぁ?」
凛「」
『せんたくする』
晶葉「あー……それだけで呼んだのか?」
P「まあそうだけど」
晶葉「知らないな、香水にでも浸けとけばいいんじゃないか?」スタスタ
P「もう少し真面目に答え……っておいこらどこ行く」
凛「……」ポカーン
晶葉「さて凛、残念だったな、っと!」パシッ
凛「あ、ちょっと!」
晶葉「私はもう少しこれを楽しみたいのでな!」ポチッ
P「フライハァァァァァァァイ!!」パリーン
凛「プロデューサー!?」
こうして『そらをとんだ』プロデューサーのその月の給料は、
半分がガラス代や事務員さんの懐に消えてしまったそうです。
おしまい
最後まで見てくださった方、支援・画像の方、皆さんありがとうございましたー
最後まで拙い文章でしたが、Pが飛んで落ち着いたということで、どうかここは一つ……
失礼します
ふむふむ...支援。
>>118
ごめんなさい、もう終わっちゃったんです……(´・ω・`)
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません