男の娘「どっちのトイレにも入れないよお…漏れちゃう…っ」 (17)

擦り合わされる太もも。
足踏み。
それとなく股のあたりに寄せられた手。
彼は今、大きなピンチを迎えている---。

彼の名は歩。
「彼」と言う通り、本当は男である。
しかし、その可愛らしい顔立ちから幾度も女の子に間違われ、気づけばいつしか彼自身も女性化願望を抱くようになっていた。

そうして意を決して初めて女の子の格好で外に出てみたのだ。
しかし。
そこに落とし穴があった。
彼のことを男だと気づいた人はいないようだったが、それでも歩はとても緊張していた。
その結果、彼は絶対にあってはならないもの---尿意を感じだしてしまったのである。

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