ほむら「美樹さやかに取り憑かれた」(131)

ヒュッ

ドゴォォォン

杏子「テメェ、よくもさやかを!」

ほむら「……あれは美樹さやかではないわ、魔女よ」

ほむら「美樹さやかが元通りになることはないわ」

杏子「……!」

マミ「……」

まどか「……どうして……こんな……!」ポタポタ

<ほむらの家>

ほむら(美樹さやかが魔女になってしまったとはいえ……)

ほむら(巴マミは何とか説得に成功出来たし)

ほむら(佐倉杏子もおそらく協力してくれるでしょう……)

ほむら(……これで……ワルプルギスに……)

ほむら「Zzz……」

ボウッ

ほむら「う、う~ん……」ムクリ

ほむら(いい朝ね……こんな日にはいいことがあり……)チラッ

さやか「……」ズーン

ほむら「」

ほむら「きゃああああああ!!!!!」

さやか「……転校生……あたしが見えるの……?」

ほむら「ほ、本当にみ、美樹さやかなの……?」ガタガタブルブル

さやか「うん……そうだよ」

ほむら「ま、まさか私を呪って……」ガタガタブルブル

さやか「……さぁ……」

ほむら「……」ガタガタブルブル

ほむら「その……いつからここに……?」

さやか「……昨日の夜から……気がついた時は、転校生はもう寝てたよ……」

ほむら「そ、そう……き、記憶はどこまで……?」

さやか「ソウルジェムがグリーフシードになったところまで……」

ほむら「そ、そう……」

さやか「あ……そういえば」

ほむら「……な、何よ」

さやか「……いや、いいよ……」

ほむら「……気になるから言いなさい」

さやか「……あんたに爆弾投げられて死ぬ夢見た」

ほむら(……それは夢じゃないと言うべきかしら……)

ほむら「他に……気付いたことは……?」

さやか「あんたからある程度の場所までじゃないと移動出来ないことかな……」

さやか「あと、あんたには触れるけど、物には触れないし……」

ほむら「そう……あなたは……これからどうしたいの?」

さやか「別に……あたしがいるのが嫌ならお祓いでもしてもらえば」

ほむら「しないわよ、そんなこと」

さやか「……」

ほむら「とりあえず、朝食作るために台所に行きたいけれど……」

さやか「……行けばいいじゃん」

ほむら「あなたがここに居たら、何かあるかもしれないじゃない」

ほむら「私から離れられないのなら」

さやか「いいよ、別に……気にしなくて……」

ほむら「……」テクテク

ほむら「……」テクテク チラッ

さやか「……」ズルズル

ほむら(勝手に引きずられるのね……まあ、美樹さやかが何も言わないならこれで……)

さやか「……痛……」ボソ

ピタッ

ほむら「……今、痛い、って言ったでしょ」

さやか「……言ってない」

ほむら「言ったわよ」

さやか「……言ってないって」

ほむら「言ったわよ」

さやか「言ってないって、言ってるでしょ!」

ほむら「……やっと怒ったわね」

さやか「……はぁ?」

ほむら「落ち込んでる美樹さやかなんて似合わないわ」

ほむら「まだ、怒ってるほうがあなたらしいわ」

さやか「何よそれ……あたしのことなんて全然知らないくせに……」

ほむら「知ってるわよ……友達だったこともあるんだから……」

さやか「……?」

ほむら「私は……」

ほむら「……これでわかったかしら。ついでに目的も」

さやか「……転校生にも迷惑かけてたんだね……ごめん」

ほむら「……私にも?」

さやか「……まどかに酷いこと言ったり、杏子もあたしを捜してたみたいだし……」

さやか「……多分、マミさんにも迷惑かけてんだろうなぁ……」

さやか「……それに今もあんたに迷惑かけてるし……」

ほむら「別にいいわよ、これくらい」

さやか「……嘘」

ほむら「嘘じゃないわよ。戸惑ってはいるけれど」

ほむら「あなたが何でここにいるのか、いつまでいるかわからないけれど」

ほむら「いなくなってほしい、なんて思ってないわ」

さやか「……」

ほむら「私の言ったこと、前に言ってたみたいに嘘に聞こえるかしら?」

さやか「……ううん」

さやか「……本当に居ていいの?……あんたが思ってる以上に迷惑かけるかもしれないよ」

ほむら「別にいいわよ」

さやか「後であんたが居なくなってほしいなんて言っても居なくならないかもしれないよ……?」

ほむら「ええ、いいわよ。好きなだけいなさい」

さやか「……転校生」

ほむら「ほむらでいいわよ」

さやか「じゃあ……あたしのこともさやかって呼んで……ほむら」

ほむら「わかったわ、さやか」

ほむら「ごちそうさま」

さやか「そういえばさ」

ほむら「何かしら」

さやか「魔女になったあと、あたしの身体どうなったの?」

ほむら「……あ」

さやか「え?」

ほむら「誰かにさやかの死体が見つかる前に、佐倉杏子に接触しないと……」

さやか「もしかしたら、あたし生き返ることが出来るのかな……」

ほむら「そうかもしれないわね。急ぐわよ」

さやか「うん」

<ホテル>

ほむら「佐倉杏子!」

杏子「うおっ!……なんだ、ほむらか……何の用?」

ほむら「さやかの死体は!?」

杏子「……まだここにあるけど……さやかはもう元には戻らないし、そろそろどこかに……」

ほむら「……」パァァァァ

杏子「お前、何してんだ!?」

ほむら「鮮度を良くしたの」チラッ

さやか「……うん」

杏子「なんで、そんなこと……」

さやか「じゃあ、やってみるね」スゥ

ほむら(お願い、上手くいって!)

<ほむらの家>

さやか「失敗だったね……」

ほむら「そうね……」

さやか「ごめんね、頑張ってくれたのに……」

ほむら「別にいいわよ」

さやか「……ところでさ」

ほむら「何かしら?」

さやか「何で杏子があたしの死体預かってたの?」

ほむら「……」

ほむら(いつもこんな調子なら、魔法少女のこと関係なく志筑仁美に……)

ほむら「じゃあ、そろそろ寝ましょうか」

さやか「じゃ、あたしは床で……」

ほむら「ベッドで寝てもいいわよ」

さやか「でも……狭くない?」

ほむら「大丈夫よ」

さやか「……じゃ、お言葉に甘えて」

ほむら「電気消すわよ」

さやか「うん、おやすみ、ほむら」

ほむら「おやすみなさい、さやか」

さやか「Zzz……」

ほむら「Zzz……」

ドカッ ドカッ

ドスン

ほむら「……痛」

さやか「Zzz……」

ほむら「……」

ほむら(寝相悪……)

<翌朝>

さやか「おはよう、ほむら!」

ほむら「ええ……おはよう……」ズーン

さやか「元気ないなぁ」

さやか「あ!もしかして、この美少女さやかちゃんが隣に居て興奮して眠れなかったとか!」

ほむら(……今日から一緒に寝るのやめるべきかしら)

ほむら「……それにしても、何故そんなにテンション高いの」

ほむら「昨日はあんなに落ち込んでいたのに」

さやか「……あたしにはもう役立てるようなことないし」

さやか「ほむらも結構暗いのに、あたしまで暗かったら気まずいじゃん」

さやか「だから、あたしだけでも明るくいようと思って!」

ほむら「……暗くて悪かったわね」

さやか「ごめん、ごめん。ほら、早く支度しないと遅刻するよ!」

ほむら「……そうね」

ほむら(明るく振る舞う、って言うけれど、今日学校に行ったら……)

<放課後>

さやか「……」ズーン

ほむら(やっぱり……)

さやか「今日は……居ずらかったな……」

ほむら「……でしょうね」

さやか「やっぱり……みんなに迷惑かけてるなぁ……あたし」

ほむら「後悔したって仕方ないわ」

さやか「そうだけど……」

さやか「ねぇ……まどか達にあたしがほむらのそばに言ってくれない?」

ほむら「……どうやって信じさせるの。そんな簡単に信じてくれるとは……」

さやか「信じさせる方法はもう考えてあるから……お願い!」

ほむら「……」

<ほむらの家>

ほむら「美樹さやかに取り憑かれた」

まどマミ杏「……」

まどか「えっと……ほむらちゃん?」

マミ「熱でもあるの?」

杏子「さやかが死んだことがそんなにショックだったのか……昨日もちょっとおかしかったしな……」

まどか「ほむらちゃん……何ともないようなフリして実はすごくショックだったんだね……」

マミ「私達があなたの忠告を聞いていれば……!」

ほむら「……違うわよ、私の話を聞いて」

~~~~~

ほむら「まどかとさやかが出会った頃の話?」

さやか「そう!これなら、まどかも信じるでしょ!」

ほむら「確かに私も知らないけれど……」

さやか「大丈夫!さやかちゃんに任せなさい!」

ほむら「……」

~~~~~

ほむら「……これが私がさやかから聞いた話よ」

ほむら「何か間違いでもあったかしら」

マミ「どう?鹿目さん」

まどか「……その……あってるところもあるんだけど……」

ほむさや「?」

まどか「細かいところばっかで……肝心のところが……」

マミ杏「……」

ほむら「……」

さやか「あ、あれー……」

ピト

マミ「暁美さん……少し熱があるんじゃないかしら……」

まどか「そうだよね……やっぱりショックだったんだね……」

まどか「さやかちゃんと出会った頃の話を何かのきっかけで聞いて……そんな……」

ほむら「いや、本当に……」

杏子「安静にしてろって。そんなんじゃ、ワルプルギスに勝てねぇぞ」

ほむら「いや、だから……」

マミ「佐倉さんの言う通りね。暁美さん、今すぐベッドで寝たほうがいいわ」

ほむら「だから、私の話……」

さやか「……」

マミ「夕飯は作っておいたから、お腹空いたら食べてね」

杏子「ワルプルギス対策の話でもしようかと思ったけど、今日はやめたほうがいいな」

まどか「ほむらちゃん、お大事に」

バタン

ほむら「……」

さやか「え、え~と……」

さやか「……あ……あー!そうだ、そうだ、まどかの言う通りだ!」

さやか「いや~ごめんね、ほむら!」

ほむら「……」

さやか「ほ、ほむら……?」

ほむら「……」ギロッ

さやか「……ごめんなさい」

ほむら「友達と出会った頃のことを忘れるなんて、最低ね」

さやか「……すいません」

ほむら「あなたと友達になって長い付き合いになってたら、私も忘れられてたのかしら」

さやか「……ホントにすいません」

ほむら「……まあ、しょうがないわ。人間だもの」

さやか「……でも、これでまどか達に伝えること、出来なくなっちゃったな……」

ほむら「自業自得ね」

さやか「あたしって、ほんとバカ」

<数日後>

さやか「あ、珍しい。心霊特集なんかやってる」

ほむら「……チャンネル変えていいかしら?」

さやか「え~面白そうなのに……あ、実は怖いとか?」

ほむら「……そんなことないわよ。ただ、見たい番組があるだけ」

さやか「なら、いいんだけどねぇ」ニヤニヤ

ほむら「……」

ほむら(そもそも幽霊が心霊番組見たがるってどうなの……)

ほむら(あ、終わった)

ほむら「じゃあ、そろそろ寝ましょうか」

さやか「ええ~、さっきの心霊特集まだ少しやってるから見ようよ」

ほむら「……もう寝たいのだけど」

さやか「あれあれ~?やっぱり、ほむら怖いの?」

ほむら「……そんなことないわよ」

さやか「じゃあ、見ようよ!ほら、ここに座って!」

ほむら「……はぁ」

TV「……おわかりいただけただろうか?」

TV「……画面右下に注目すると……」

ほむら「きゃあああああああ!!!」ダキツキッ

さやか「うぉっ!?」

ほむら「……」ガタガタブルブル

さやか「び、びっくりさせないでよ、ほむら……」

ほむら「しょ、しょうがないじゃない……」ガタガタブルブル

さやか「ごめん……ほむらがそこまで苦手とは思わなくて……」

さやか「そ、そろそろ……寝ようか」

ほむら「……そ、そうね」ガタガタブルブル

<数十分後>

ほむら「……」

ほむら(さっきの心霊番組が忘れられなくて眠れない……)

さやか「ほむら……まだ起きてる?」

ほむら「……ええ……どうしてわかったの」

さやか「なんかさっきからもぞもぞしてたから……」

ほむら「……」

さやか「やっぱり……さっきの心霊特集のせい?」

ほむら「……そうね」

さやか「そういえば、幽霊になったあたしを見たとき、すごい怖がってたよね」

ほむら「……それは死んだと思ったから……」

さやか「でも、怖がってたのは事実じゃん。……もしかして、ほむらって結構怖がり?」

ほむら「……」

ほむら「……前にも言ったと思うけれど、本当の私はこんなんじゃないわ」

さやか「それが想像出来ないんだよなぁ……」

さやか「昔の写真とかないの?」

ほむら「あるけど、見せたくないわ」

さやか「そこを何とか!」

ほむら「……」

さやか「お願いします!」

ほむら「……わかったわよ、明日ね」

さやか「やった!」

ほむら「そろそろ寝ましょうか」

さやか「もう怖くないの?」

ほむら「ええ、大丈夫よ」

さやか「そっか、よかった」

ほむら「あなたのおかげよ、さやか」ボソ

さやか「何か言った?」

ほむら「いいえ。おやすみなさい、さやか」

さやか「おやすみ、ほむら」

<翌日>

ほむら「はい。多分、これが一番新しい写真よ」

さやか「ありがと」

さやか「……」

ほむら「……わかったかしら、今と全然違う……」

さやか「可愛い!」

ほむら「……」

さやか「こっちのほうがいいじゃん!今から変えてみない?」

ほむら「嫌よ」

さやか「ええ~何で?」

ほむら「私が今こんな風にしているのは、必ずまどかを助けるという決意」

ほむら「だから、私はもう昔みたいにはしないわ」

さやか「……そうだったんだ……ごめん」

ほむら「謝らなくてもいいわよ、話してなかったのだから」

さやか「……でも、見てみたかったなぁ、写真じゃなくて実際に」

ほむら「……そんなに見たいの?」

さやか「うん」

ほむら「……じゃあ、ワルプルギスを倒せたら見せてあげるわ」

さやか「やったあ!」

ほむら「もう……」

ほむら「……ふふ」

<数日後>

ほむら「行くわよ」

杏子「ああ」

マミ「ええ!」

さやか「あれが……」ゴクリ

ワルプル「アハハハハハ」

ほむら(今度こそ……倒してみせる!)

ドゴォォォン

ほむら「はぁ……はぁ……」

さやか「これで……」

ほむら「……!」

シュッ

ドォォォン

さやか「痛っ……」

さやか(ほむらが吹き飛ばされて、無理矢理吹き飛ばされたからなぁ……)

さやか(身体中が……痛い……)

さやか(そうだ……ほむら!)

さやか「ほむら、大丈夫!?」

ほむら「……」

さやか「ほむら!?」

さやか(……よかった、ソウルジェムは無事みたい……)

さやか「ねぇ、ほむら!起きてよ!」ユサユサ

ほむら「……うっ……!」

さやか「ほむら!大丈夫!?」

ほむら「……ええ、何とか……」

さやか「まだ……戦える?」

ほむら「それは……無理そうね……」

さやか(瓦礫がほむらの足に……)

ほむら「もう動けないわ……」

さやか「そんな……」

ほむら「だから……この時間軸とも、もう……」

さやか「諦めないでよ!」

ほむら「!」

さやか「マミさんも……杏子も……まだ戦ってるんだから……」

さやか「ほむらも頑張ってよ!」

さやか「まどかを助けたいんでしょ!あたしに昔の姿見せてくれる約束したでしょ!」

ほむら「……」

さやか「だから……諦めないでよ……」ポタポタ

ほむら「……そうね、諦めるにはまだ少し早かったわね……」

ほむら「でも、これをどうすれば……」

パァァァァァ

さやか「え!?何々!?」

さやか「……で、ほむらがあたしの剣使えるようになって」

さやか「ワルプルギスを倒す夢を見たの!」

ほむら「……苦戦しなかったわけではないけど」

ほむら「全くそんなことは起きなかったわね」

さやか「そうだねー」

さやか「……あれ……ってことは……」

さやか「あたしいなくてもワルプルギス倒すのには関係ないってこと!?」

ほむら「そうね。辛い戦いではあったけど、別にいなくても戦えたわね」

さやか「ええー……」

ほむら「冗談よ、あなたがいれば少しは楽になったわ」

さやか「それでも少しか……」

さやか「それより、約束忘れてないよね?」

ほむら「さやかが忘れてほしかったわね」

さやか「いやぁ、夢に出てくるほどちゃんと覚えてますよ、あたしは!」

ほむら「まどかとのことは忘れていたのにね」

さやか「それはもう言わないで……」

<数分後>

ほむら「……はい」モジモジ

さやか「やっぱり可愛い!今度からそれで行ったら?」

ほむら「嫌よ、恥ずかしいに決まってるじゃない」

さやか「え~いいと思うんだけどなぁ」

ほむら「はい、じゃあ、これでおしまい」

さやか「ええ~もったいないなぁ……」

さやか「その格好でいれば、あたし達対立なんかしてなかったかもしれないのに」

ほむら(……全く関係ないのだけれど)

さやか「それにしても、あたしはいつまでほむらのそばにいるんだろうなぁ」

ほむら「一生だったりして」

さやか「そしたら、ほむらのプライベートが丸わかりだね!」

さやか「しかも、ほむらに触れるから……好きにし放題!」

ほむら「……もし変なことをしたら、永遠に無視するわよ」

さやか「そしたら、くすぐったりして無視出来なくしてやる!」ワキワキ

ほむら「……」

さやか「……ほむら?」

ほむら「……」

さやか「今からかよ!」

ほむら「冗談よ」

<数週間後 夜>

さやか「暁美さん、お願いがあります」ペコリ

ほむら「……どうせまたくだらないことでしょ」

さやか「くだらなくない!真剣だから!」

ほむら「……じゃあ、何?」

さやか「さっき、教室で話してるのが聞こえたんだけど……」

<数日後 コンサートホール>

ほむら「いい席が取れたけれど……何で私に膝に座るの」ボソ

さやか「だって、周りは埋まってるし」

さやか「その人達のところに座るわけにはいかないし」

ほむら「……せめて、舞台が見えるようにしてほしいのだけど」ボソ

さやか「あ、そろそろ始まるよ!」

ほむら「……」

<数時間後>

ほむら「来た感想は?」

さやか「……うん……結果的にあたしは死んだし、みんなに迷惑もかけたけど」

さやか「あの願いで……よかったと思う」

さやか「恭介の演奏が……また聞けてよかった……!」ポタポタ

ほむら「そう……よかったわね」

さやか「……そういえば、ほむらはどうだったの?こういう機会、今までなかったんでしょ?」

ほむら「……いいものね。少し興味湧いたわ」

さやか「お、ほむらも良さがわかったか!じゃあ、CDショップにゴー!」ガシッ

ほむら「あ、ちょっと!そんなに急がなくても……」

さやか「あたしの嫁には一秒でも早くよさを知ってほしいからね!」

ほむら「だ、誰が嫁よ!」

さやか「もうあたしの嫁になるのは決定済みだから!」

ほむら「……もう!」

ほむら「……ふふ」

さやか「ほらほら、早く行こっ!」

ほむら「……ええ」ニコッ

シリアス?展開でもよかったんだが、完全にマミさんの時と被るからやめた
さやかのそんな展開はさやマミ杏取り憑くルートで
その前に杏子やるつもりだけど

まあ、とにかくここまで読んでくれてありがとう

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom