ヤ軍「あぁ、全会一致で決まったことだ」
斎藤「しかし18番を永久欠番にすると言うのは...」
ヤ軍「これから先キミ以上の18番を背負える投手が出てくるとは思えないとファンも言っているし、もう決まったことなんだ」
斎藤「でも...僕は未来のヤンキースのエース候補である子供達に18という数字を残してあげたいんです...」
斎藤「だから......やっぱりこの話は納得できません...!」
ヤ軍「そうか...ユウキがそこまで言うならよっぽどの決心なんだろうな」
ヤ軍「しかしオーナー以下全ての人間が決めたことだ。それに従わないということがどういうことか分かっているな?」
斎藤「...覚悟の上です」
ヤ軍「分かったよユウキ.....残念だがキミはもうもうマウンドに立つことはないだろう...20年間ヤンキースのエースとしてよく頑張ってくれたな」
斎藤「はい...僕のワガママで...すいません」
ヤ軍「......君のピッチングが見れなくなるのは残念だが仕方ないな。しかし長年チームに貢献してくれた君の意思を尊重し永久欠番の件も無くなるだろう」
斎藤「本当ですか!ありがとうございます!!僕なんかが永久欠番になるなんて正直恥ずかしいし、それにそこまでの価値は無いと思ってました」
斎藤「今までお世話になりましたっ!!ロッカー片付けてきます!」
ヤ軍「おっとユウキ!マウンドを降りて貰い永久欠番の話も無しだと言ったが誰が君をクビだと言った?」
斎藤「えっ?だってもう僕も若くないし上層部の決定にも逆らってしまいましたし...」
ヤ軍「我々は君以上のピッチャーが出てくることは無いと思って永久欠番を勧めたんだが、君自身はそうは思ってないようだな」
斎藤「...」
ヤ軍「なら君自身の手で君を超える18番を育ててくれないか?それまでは君にその背番号を預けておこう。来シーズンからはヤンキースの指揮を執ってくれ」
斎藤「!!!!」
ジリリリリリリ!!!!
斎藤「はっ!!!もうこんな時間か!!寝過ごしてしまった!」
ドンドンドン!!ドンドンドン!
斎藤「は、はい!スイマセン!すぐ出ます!!」
斎藤「スイマセン!!寝坊してしまって...」
黒田博樹「おいおい斎藤、しっかりしてくれよ。もう練習始まるぞ!」
斎藤「ハイ!!」
こうして僕のメジャー挑戦一年目が始まった
あっマスタング!エスカレード!
ファントム乗りてぇ
タイムズスクエアに土地買うってヤバイっすか?
うわぁ...がんばろう...ビッグになろう
初年度はそこそこ勝ってなかったっけ
>>56
6勝6敗だったけど投球回は少なかった
二年目で開幕完投勝利したのが最後の輝きでそこらへんからズルズル終わりに向かって現在がある
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