妹「手を挙げて」(551)

兄「なっ……?」

妹「早く挙げて」ジロッ

『シャキ、シャキ』

はさみを2回動かす妹。

兄「……わ、分かった……」

ゆっくりと手を挙げる兄。

妹「……」

兄を警戒しながら、
ベルトに手をかける妹。

『カチャ……カチャ』

ゆっくりと金具を外し、そして脱がす。

妹「ふぅん……ボクサーパンツなんだ」

妹「ところで……何これ?」

兄「……そ、それは……」

ふくらみを指差す妹。

妹「な・に?」ジロッ

兄「なにって……知ってるだろ……?」

妹「知らないから、聞いてるの」

兄(……絶対嘘だ……)

妹「これは、何のためについてるの?」

兄「……えと……排尿のため……?」

妹「へぇ……じゃあ今してみて」

兄「……マジで言ってるのか?」

妹「本気」

妹「逆らったら」

『シャキ、シャキ』

妹「……だよ?」

兄「パンツ履いてるから無理」

妹「なんで?」

兄「なんでって……濡れるし、汚れるだろ」

妹「別にいいよ? ここ私の部屋だし」

兄「いや、そうじゃなくて」

妹「早くしないと……」

『シャキ、シャキ』

兄「くっ……わ、分かったよ」

妹「ふふっ、いい子いい子」

兄「……」

兄「……あのー」

妹「なぁに? おにいちゃん」

兄「……その……なんだ……」

兄「見られると出ないって言うか……」

妹「なんで?」

兄「いや……恥ずかしいし……」

妹「恥ずかしかったらでないの?」

兄「……まぁ」

妹「ふぅん……そうなんだ」ググッ

兄「うっ……!!!」

ボクパンに顔を近づける妹。

妹「どう? もっと恥ずかしくなったでしょ?」

兄「……まあ……な……」ゴクリ

妹「早くしないと」

妹「ずっとこのままだよ?」

兄「だから……見られてたら出ないって」

妹「そんなのダメ」

妹「許さないもん」

兄「……」

妹「まだ?」

兄「……なかなか出ない」

妹「『しぃ』って言ってあげよっか?」

兄「え?」

妹「しぃぃぃ」

兄「やめろって。余計恥ずかしい」

妹「しぃぃぃぃぃ」

兄「おい。いい加減に……あ……」

『しゃああああああ』『じゅわああ』

妹「……」

妹「……出た」

兄「……」

妹「えへ……いっぱい出たね」

『ポタポタ……』

妹「あーあ、床が汚れちゃった」

妹「どう? 恥ずかしい?」

兄「……ああ……恥ずかしいけど……」

兄「それよりも、早くパンツを脱ぎたい」

妹「ふぅん。脱ぎたいんだ?」

兄「……当たり前だろ」

兄「もちろん脱衣所で、だけど……」

妹「……いいよ。特別に許してあげる」

兄「そうか。それは良かった」

手『スッ』

妹「ちょっと何やってるの?」

兄「……え?」

妹「ダメだよ? まだ手を下ろしちゃ」

『シャキ、シャキ』

兄「じゃあ手を挙げたまま脱衣所に……」

妹「勝手に動かないで!」

兄「!」

『シャキ、シャキ、シャキ』

兄(……うぐ……3回……)

妹「じっとしてて」

兄「……わ、分かった」

妹「後ろを向いて」

兄「あ、ああ」クルッ

「」モゾモゾ

兄「……ん? 何やってんだ?」

「おにいちゃんは……黙ってて」モゾモゾ

『カチッ』

気のせいか、何かが外れる音がした。

「おにいちゃんには今から、目隠しをしてもらいます」

兄「……は?」

何言ってんだ?

兄「……何でオレが……目隠しなんか……」

「脱衣所まで移動する間」

「抵抗しないように、ね?」

『スッ』

兄「!」

優しくも乾いた感触に、視界を奪われ、
そして紐状の何かが、後頭部で結ばれる。

何だこれは?

エロを感じる、人肌の温度。
性欲を高める、女子の香り。

まさか……ブラジャー……?

兄「おい……まさかこれって……」


「私のブラだよ」


兄「!!!」

悪寒的中。妹のブラジャーだった。
それも黒ブラ。妹の胸を纏っていたブラ。

真っ暗闇、というワケではないが、
それは視界を妨げるのに十分だった。

兄「っ……!!」

女子○学生の残香が、鼻腔を刺激する。

兄「……おい。何がしたいんだ……」

「……んー……目隠しだけじゃ不安かも」

兄「……は?」

『ぬぎぬぎ……ぬぎぬぎ』

全く見えないが、またもや不審な音がする。

兄(……妹のやつ、今度は何やってんだ?)

『ぬぎぬぎ……ぬぎぬぎ』

兄(……オレの背後で、一体何を……)

「おにいちゃん……手、下ろして」

兄「え? いいのか?」

「いいから早く」

兄「わ、分かった」

『スッ』

「後ろに差し出して」

兄「……手を?」

「うん」

兄「……何で?」

「いいから早く」

兄「あ、ああ……」

『スッ』

『スポッ』

実際そんな音はしないが、
2つの手首が、2つの穴を貫通した気がする。

何だろうこれ……布っぽい手触り……。

動かしたら……少し伸びる……。

「動かさないで。伸びるから」

分からない。何だこれ? フリル?

「ふふっ。これは手錠だからね」

「おにいちゃん、手と手を組んで」

兄「え……? あ、ああ……」

言われるがまま、背後で両手を絡ませる。
こうなるとまるで手錠。柔らかい手錠。

兄「なぁ……何なんだよこれ……?」


「私のパンツだよ」


……耳を疑った。

妹のブラで目隠し。
妹のパンツで手錠。

そんな変態的状況を背負いつつ、
オレはフラフラと脱衣所に向かう。

「ねぇ。今の感想は?」

ノーブラ・ノーパンの、妹が問う。

兄「何でこんなことするんだ?」

「ふぅん……知りたい?」

兄「知りたい」

「だーめ」

兄「……なんで?」

「ふふっ。ひみつだもん」

『シャキ、シャキ』

兄(げっ。まだ持ってたのかよハサミ)

兄(てか、音だけだと余計に怖い……)

◆脱衣所◆

兄「……あの」

「なぁに?」

兄「この目隠しは、いつまで……」

「もちろん、私がいいって言うまでだよ」

兄「じゃあ手錠は?」

「まだダメ」

兄「このままじゃ、パンツが脱げないんだけど」

「そんなの知らないよ」

兄「……手錠とっていい?」

「だめだってば」

兄「じゃあどうやって……」

「私にお願いしてみる?」

兄「……は?」

「『パンツを脱がしてください』って」

兄「はぁ? ふざけ――」

『シャキ、シャキ、シャキ』

兄「くっ……!!」

「お願い……してみる?」

兄「わ、分かったよ。お願いすりゃいいんだろ?」

「ちゃんといって」

兄「……パンツを……脱がせてください……」

「なんで?」

兄「……おしっこで、べちゃべちゃだからです……」

「ふぅん。漏らしちゃったんだ?」

兄「いや、お前が――」

「私が、何?」

『シャキ、シャキ』

兄「……いや、オレが漏らしました……」

「ふふっ。そーなんだ。はずかしー」

「じゃあ可哀想だから」

「私がおにいちゃんのパンツ、脱がしてあげるね?」

兄(……もう勝手にしてくれ……)

「あ、ひとつ言い忘れてたけど」

兄「ん? なんだ?」

「もし、大きくなったら……」

『シャキ、シャキ』

「……だよ?」

兄「……え?」

「ま、妹に興奮するとかありえないから」

「心配ないと思うけど、ね?」

兄「……ちょ」

何言ってんだコイツ……。

それって……オレのペニスを切るってことか……?

じょ、冗談じゃない……そんなの絶対に嫌だぞ……!

「……約束だよ?」ボソッ

耳元で囁く小悪魔。
声がやけにエロい。

目隠しのせいだろうか。
妄想がどんどん炊きあがる。

兄「……くっ……分かったよ……」

兄「だけどその代わり、条件がある」

「なに?」

兄「……この目隠しをとってくれ」

「なんで?」

兄「なんでって……変な妄想しちまうし」

「へぇ。おにいちゃんって、妄想するんだ?」

兄「悪かったな」

「で、どんな妄想をするの?」

兄「アホか。教えるわけないだろ」

『シャキ……』

兄「ッ!」

「どんな妄想をするの?」

兄「……うっ……それは……」

ふと幼馴染の顔が浮かぶ。

彼女は体操服を着ていて、
それはもう、ムチムチだった。

兄(――って、こんなの言えるかよ!)

「……もしかして、幼馴染さんの妄想とか?」

『シャキ、シャキ』

兄「!!!!」

兄「バ、バカ! そんなワケないだろ!」

妹「……ふぅん」

兄(……能力者かよコイツ……)

「目隠しやーめた」

兄「えっ……?」

『スッ』

兄「うっ、まぶしっ!」

目隠しことブラジャーからの解放。
急増した光量に、括約筋が縮み上がる。

兄「……くっ……なんでまた急に……」

妹「おにいちゃんが妄想するからでしょ!」

兄(……妄想は妹的にアウトなのか……)

妹「どう? 久しぶりに見た私は」

兄「どうって、それより早く手錠の方も――」

『シャキ、シャキ、シャキ、シャキ』

兄「!!!」

妹「うぅーっ……」

兄「な、なんなんだよ」

妹「これ……!」

『グイ』

差し出された妹のブラ。黒いブラ。
先ほどまで兄の視界を覆っていたブラ。

兄「ん? それがどうした」

妹「これ見てなんとも思わないの?」

兄「思うわけないだろ。妹の下着に」

妹「じゃあ……その手錠も?」

兄「ああ。早く外して欲しいだけだ」

妹「……興奮、しないんだ?」

兄「……は?」

妹「おにいちゃんは私に、興奮しないんだ……」

兄「『妹に興奮するわけない』」

兄「そう言ったのはお前だろ?」

妹「……」

兄「なぁ……お前、マジで何がしたいんだ」

妹「……」

俯く妹。黒髪ストレート。
Tシャツに、7分丈のズボン。

そしてノーブラノーパン。

乳房の輪郭は、シャツに卑猥なラインを描き、
そのプリント文字には、2つの突起がある。

確かにエロい。それは認めよう。

だが勃たない。勃つわけがない。
いくらエロかろうが、コイツは妹。

所詮、興奮する相手ではない。

兄「はぁ」

これが幼馴染だったらどれほど良かったか。

妹「……じゃあ興奮させたら私の勝ちだね」

兄「え?」

妹「興奮したらおにいちゃんの負け」

『シャキ、シャキ』

妹「……覚悟はいい?」

『スッ』

兄「うっ……!」

『……ぺろっ』

兄「!!!」

耳を舐める妹。

『はむっ……』

そして甘噛み。

兄「……お前」

妹「……ふぁーい?」

『はむっ、はむっ』

兄「……何……やってんだよ……?」

妹「ほひいひゃんほ、はへへんの」

兄「……なんて?」

『ちゅぱ……』

妹「おにいちゃんを、食べてるの」

一本の唾液。艶やかな橋。
妹の舌から、紡がれる。

妹「えへ……おいしーよ?」

妹「おにいちゃんの、おみみさん♪」

兄「……興奮ならしないぞ?」

妹「ふふっ……いつまで持つかなぁ?」

『ぺろっ』 『じゅるっ』

兄「くっ……おいお前……」

兄「こんな知識……一体どこで……?」

妹「……はえひあよ?」

兄「……えっ?」

『ちゅぱ』

妹「……か・れ・し」

兄「!!!」

兄「お前、誰かと付き合ってんのか?」

妹「……うん……同じクラスの男君と……」

兄「……」

妹「付き合って、もうすぐ1年……かな?」

兄「……」

妹「……どうしたの?」

兄「……い、いや……」スッ

妹「何で目を逸らすの?」

兄「バカ。逸らしてなんか――!」

妹「ねぇ、どんな気持ち?」

兄「……え?」

妹「私が誰かと付き合ってるって聞いて……」

兄「……どんな気持ちって……別に何とも……」

妹「……ふぅん。そーなんだ……」

兄「……」

妹「……」

『はむっ』 『じゅるっ』 『ちゅぱっ』

無言で淫戯を再開する妹。
気のせいか、僅かな加速を感じる。

兄「……妹」

妹「……はぁひ?」ぺろっ

兄「彼氏がいるのに……こんなことしていいのか?」

妹「……」はむっ

妹「……へふに……いいほん……」

『ちゅぱっ』

妹「……男君、最近えっちしてくれないから……」

兄「……え?」

『がばっ』

そう言い放ち、兄のTシャツを脱がせる妹。
パンツの手錠に加え、Tシャツも手錠と化す。

兄「……なん……だと……?」

『ペロッ』

乳首を舐め始める妹。

兄「あっ……お、おい!」

妹「なぁに? おにいちゃん」

兄「お前その年で……やってるのか?」

妹「私の友達は、みんなやってるよ?」

兄「だからって……よくないだろ……」

妹「ふぅん。おにいちゃん、嫉妬してるんだ?」

兄「バカッ。そんなんじゃない!」

妹「じゃあ私のこと、心配してくれて?」

兄「あ、当たり前だろ。兄妹なんだから」

妹「……兄妹だから?」

兄「ああ、そうだ」

妹「……死刑」

兄「え?」

『ぎゅうううううう』

兄「!!!!」

妹が兄のパンツ越しに、
その膨らみを握りしめる。

兄「おい……何やってんだ!」

妹「死刑だもん!」

『ぎゅうううううう』

兄「あっ……ちょ……ああああ!」

チンコ『むくむくむく』

妹「ひゃ……///」ビクッ

突然のチンコの肥大化に、
思わず手を引っ込める妹。

兄「……」

妹「……おにいちゃん……これ……」

兄「しょ、しょうがないだろ」

兄「第一触るのは反則だ!」

妹「『触ったら反則』なんて、言ってないもん」

兄「いや、それはそうだけど――!」

妹「おにいちゃんが興奮するからいけないんでしょ?」

兄「だから違――」

妹「妹に握られて、そんなに嬉しかったんだ?」

兄「バカ。こればっかりは本能だから仕方ないんだよ」

妹「ふぅん。本能で私を感じちゃったってこと」

兄「もういい……勝手に言ってろ……」

妹「……おにいちゃんの、全然収まらないね」

兄「当たり前だ。すぐには戻らないんだよ」

妹「何か凄く苦しそう」

兄「ああ、手錠が無かったらチンポジを直して――」

妹「パンツ、脱がせてあげるね」

兄「え?」

妹「……」ゴクリ

『スッ』

ゆっくりとパンツを下ろす妹。

兄「ちょ……お前……!」

『ビンッ』

妹「ッ!!!///」

兄の生チンコ。
隆々と登場。

妹「……」

兄「……」

チンコの登場とともに、
脱衣所の緊張感は高まる。

『ぽかっ』

兄「いてっ! 何故叩く」

妹「……なんとなく」

妹「……でも残念だったね」

兄「な、何がだよ」

妹「おにいちゃん、アウト」

『シャキシャキ』

兄「!!!!」

え? まさかアレ……本気だったのか……?
じょ、冗談じゃないぞ! 嫌だ嫌だ嫌だ!

妹「完璧に大きくなってるよね、それ?」

『シャキシャキシャキ』

兄(くっ……てっきり忘れてるかと思ったのに)

妹「……怖い?」

兄「あ、当たり前だろ!」

妹「……じゃあ救済措置」

兄「え? 救済措置があるのか!」

妹「うん。そのかわり、条件があるよ」

兄「……条件?」ピクッ

妹「今から30日間、オナニー禁止」

兄「……え?」

妹「もし……精子……出したら……」

『シャキ、シャキ』

妹「今度こそ、だからね」

兄「ちょ……それはいくらなんでも……」

妹「当たり前だけど、出させてもらうのもダメだよ?」

兄(……コイツ……聞いてない)

妹「幼馴染さんとか、幼馴染さんとか、幼馴染さんとか」

兄(……こ、こえええ……)

妹「あともちろん、私で出すのも論外だからね?」

妹「まぁ、妹に出すなんて、ありえないと思うけど」

兄(……そしてデジャブを感じる……)

兄「……本気?」

妹「本気」

兄「それは流石にキツイと思うが」

妹「じゃあ今」

『シャキ、シャキ』

妹「されたい?」

兄「!!!!」

兄「わ、分かった! 分かったよ!」

妹「ふふっ。続きをしよっか」

兄「……続き?」

『スッ』

妹「嗅いで」

兄「え?」

妹「私の手、嗅いで」

兄「……なんで?」

妹「いいから」

兄「……」

『クンクン』

兄「うっ……尿臭い」

妹「これはおにいちゃんのパンツの臭いだよ」

兄「うぐっ……」

妹「パンツ、早く洗わないといけないね」

兄「むぅ……そうだな……じゃあ洗濯機に??」

妹「何言ってるの? 他の洗濯物が汚れるでしょ?」

兄「え? あ、ああ、そうか」

妹「洗濯機に入れるのは、お風呂場で洗ってから」

兄「風呂場? パンツを風呂場で洗うのか?」

妹「うん。それにおにいちゃんも洗いたいでしょ?」

兄「え、何を?」

妹「……それ」

それ、とは恐らくチンコのこと。

兄「……まぁ、洗えるなら洗いたいけど」

妹「じゃあ、お風呂場いこっか?」

兄「……おっ? 洗っていいのか?」

妹「うん。でも手錠は外しちゃダメだよ」

兄「……まさか……お前が洗うってか……?」

妹「ふふっ。だんだん分かってきたみたいだね」

◆風呂場◆

『シャーーー』

シャワーを使って、
妹が兄のパンツを洗っている。

タイルを反射した水飛沫が、
妹のTシャツに雫を落とす。

兄(……落ち着け。コイツは妹だ)

妹「どうしたの?」

兄「……あ、いや、その。別に……」

妹「……ふぅん。そういうこと」

兄「え?」

妹「私の服が透けるの、期待してるんだ?」

兄「ち、違う! バカかお前!」

妹「じゃあ……これでも?」

『シャーーー』

兄「!!!!!」

あろうことか、
頭の上からシャワーを浴びる妹。

当然、髪は濡れ、服も濡れ、
そして胸部には、卑猥な湿気が生まれる。

兄「……」ゴクリ

プリント文字が無ければ、
丸見えと言っていいレベル。

しかしそれでも、服は乳房にピタリと吸い付き、
2つの突起は、遠目でも分かるくらいに浮き出ていた。

兄「……ッ!」スッ

妹「目を逸らしちゃダメ」

兄「で、でも……」

妹「まさか妹のおっぱいで、興奮するの?」

兄「ば、バカ! そんなワケないだろ!」

妹「じゃあこっち向いて」

兄「くっ……!」

エロ小悪魔の方を見る。

兄「うっ……」

チンコ『ビンビン』

兄(くそっ、何考えてんだオレ! 妹だぞ!)

妹『くんくん』

兄「!!!!」

うっ……嗅がれた……一番恥ずかしいところを……。

妹「ふふっ。おにいちゃんの、臭うよ?」

妹「これは早く洗わないと、ね?」

兄「……ぁ……ぅ……」ハァハァ

妹「おにいちゃん、もうハァハァ言ってるの?」

妹『ふぅー』

兄「!!!!」

我が息子に目がけて、息を吹きかけてくる妹。

妹「息だけでそんなに感じてたら、持たないよ?」フフッ

兄「くっ……」ハァハァ

妹の身体と仕草がエロすぎて困っています。
濡れたTシャツ越しの、小さな乳首と小ぶりなおっぱい。
だけど両手で鷲掴みできそうな、そんな程よいサイズ……。

兄「ぁ……ぅ……」ハァハァ

揉みたい。舐めたい。噛りつきたい。抱きしめたい。

兄(やばい……オレ……絶対におかしくなってる……)

ふと両手に履かされた妹のパンツ(手錠)を思い出す。
今となっては、それさえも興奮要素を高める始末。

兄(くそっ……!)

理性が残ってるうちに、この場を切り抜けないと……。

兄「あ、遊んでないで、洗うなら早く洗ってくれ!」

妹「ふふっ、どうしたの? 顔紅いよ?」

兄「う、うるさい! いいから早く! 頼むから!」

妹「も?、しょうがない子だね。おにいちゃんは♪」

妹「じゃあご要望通り、洗ってあげるね……」

『ペロッ』

兄「!!!!!!!!!?」

兄(かはぁッッッッッ!!!)

全身に稲妻が走った。
本当に衝撃でどこかへ飛んでいくかと思った。

……妹に……チンコを……舐められた……。

妹「ふふっ。しょっぱいね、おにいちゃんの……」

兄「ぁ……が……」ハァハァ

まだ息子には、妹の舌の感触が残っている。

兄「……お前……何やって……んだよ……」

本能に逆らい、何とか声を絞り出す。

妹「誰も“水で洗う”なんて言ってないもん」

兄「普通水だ……洗うって字は、部首がさんずいだろ……」

妹「だったら“よだれ(涎)”だって、さんずい、だよ?」

兄「ぐっ……何を屁理屈……」

妹「いいから、おにいちゃんはじっとしてて」

『ぺろぉ』

兄「ぁぅ……!///」ハァハァ

舌を大きく出した妹。
兄の肥大したペニスの裏筋を、
下から上まで、ゆっくりとなぞる。

妹「私がおにいちゃんの……綺麗にしてあげるね……」

『ぺろぉ』 『ちゅぱっ』 『はむっ』

全方角から、必死に奉仕する妹。
絶え間なく、兄に快感を与え続ける。

兄「ぁ……ぅ……くっ……///」ハァハァ

妹の舌が息子に触れている間、
自分が誰で、何処に居るのか、
脳が麻痺して忘れてしまうほどだった。

『ぱくっ』

兄「がぁあ!!」

遂に真上から、口へと含まれる。

妹「はむっ……ほぉ? ひもひひい?」

妹「ほひいひゃん?」

ひたすら快感が続く。止まらない。
股間付近の快感に、全てが制圧される。

兄「ぁ……きもち……よすぎ……う……///」ハァハァ

『ちゅぱちゅぱ』 『じゅるる』

妹「ふふっ……へほ、ひっひゃあえあよ?」

本能、そして身体は願っていた。
この時間以外、もはや望むものはない、と。

妹「んっ……おおひい、ほひいひゃんほ……///」

尿まみれのチンポを、
卑猥な音を立てながら、咥え続ける妹。

舌を使い、涎を使い、
そして内頬を使って刺激する。

その感触……気持ちよさは……言語化不能。

ちなみに理性は、遠の昔に死んでいた。

『じゅるるるるる』

涎の空回る音。何だか吸い込まれていく気がして。

兄「ああ……逝きそう……やば……あ……」ハァハァ

『ちゅぱっ!』

妹「ぱっ……だ、ダメだよおにいちゃん!」

兄「あ……え……?」ハァハァ

奉仕を中断する妹。
まさに射精ギリギリだった。

妹「出したらダメって言ったでしょ!」

兄「ぁぅ……そ、そんな……!」ハァハァ

ひどい。ひどすぎる。
脈を打ち続け、悲鳴を上げるチンコ。

出したい。出したい。出したい。
射精したら、どんだけ気持ちいいことか。

『ガタン』

兄「てっ……」

右手でシコろうとして、イスから転げ落ちる。
手錠(兄シャツ&妹パンツ)の存在を忘れていた……。

そうだった。今オレの両手を縛ってるのは、
目の前の妹の……脱ぎたてのパンツ……。

兄(やばい……理性が……もう……)ハァハァ

妹「ふふっ。あれだけ強気だったのに」

妹「結局、私で興奮したんだ?」

兄「……」

悔しいが、反論できない。

妹「でも綺麗になって良かったね」

妹「仕上げにシャワーで流そっか♪」

……結局シャワー使うのかよ!

兄(――と、ツッコム余裕もない)

頭が狂ってしまったことは認める。

目の前の、湿った妹が愛おしくて。
Tシャツにぺったりのおっぱいが欲しくて。
妹の中を、この肉棒で掻き回したくて。

兄「……」ゴクリ

妹がシャワーから水を出そうと、
後ろを振り向いた瞬間。

兄「……ごめん!!」

『ドカッ!』

妹「ひゃっ!!///」

兄「おわっ!?」

『ドテッ!』

妹「いたた……急にどうしたのおにいちゃん?」

兄「あ……す、すまん……こんなはずじゃ……」

兄(しまった……また手錠の存在を忘れてた……)

そう。オレは我慢できずに妹を襲った。
しかし手錠のせいで抱きしめることができず、
結果として妹に体当たりすることになり、

2人とも、盛大に転んでしまったのだ。

『シャーーーーー』

上から降り注ぐ、暖かいシャワー。
湯気をあげながら、その空間を作り上げる。

妹「もう。興奮しすぎだよ」プクッ

重なる2人。全身がシャワーで濡れる。
もうダメだ……我慢できるわけがない……。

兄「があああああ!」ハァハァ

妹「だめ!」

『パシッ』

兄「!?」ハァハァ

妹に頭を押さえられる。

向こうは手が自由な分、
オレより有利なわけで。

兄「頼む……頼むから……」ハァハァ

妹「おにいちゃん、獣になっちゃだめだよ」

兄「……でもこんな状況……あんまりだろ……」

妹「だーめ。あと30日、ちゃんと我慢して」

兄「……あ……が……」ハァハァ

妹「ふふっ。がんばってね、おにいちゃん」ヨシヨシ

◆脱衣所◆

脈を打ち続けるチンコ。
一向に、治まる気配がない。

妹「じゃあおにいちゃん、また目隠しするね」

兄「……目隠し? 何でまた?」ハァハァ

妹「何でって、着替えるからだよ」

兄「オレ……妹の着替えるとこ……見たい」ハァハァ

妹「えへへ、だめ♪」

兄「……うぐ……そんな……」ハァハァ

妹「もう、おにいちゃんったら」フフッ

妹「最初と言ってること、全然違うね」

兄「……お前がこうさせたんだろ?」ハァハァ

妹「ふふっ。もう私なしじゃ、生きられない?」

兄「ああ。手錠がなかったら、抱きしめてる」ハァハァ

妹「……じゃあ私のこと……好き……?///」

兄「ああ。好きだ。好きすぎて……辛い……」ハァハァ

妹「……///」

妹「……ふふっ……嬉しいな……」

妹「……じゃあどれくらい……私のこと好き?」

兄「地球上の誰よりも……お前のことが好きだ……」ハァハァ

妹「えへへ……じゃあ幼馴染さんより?」

兄「ああ。幼馴染より……お前だ……」ハァハァ

妹「ふふっ……もう、おにいちゃんったら……///」デレッ

妹「じゃあ特別に、私の着替え見せてあげるね」

兄「ほ、本当か!?」

妹「うん……でもあまり、ジロジロ見ないでね?」

兄「バカ。そんなの無理に決まってるだろ」

妹「でも私、幼馴染さんより、おっぱい小さいよ?」

兄「それがいいんだよ。丁度良いんだ、お前のは」

妹「……そう、なんだ……ありがと……♪」

兄「……」ハァハァ

『ぬぎぬぎ』

兄「……」ハァハァ

妹「もう……そんなに見られたら、恥ずかしいよ……///」

『スッ』

兄「くはっ!!」

妹がついに、濡れたシャツを脱いだ。
乳首が見えないように腕で隠しながらだけど。

しかし見えるんだ……妹の上乳……そして下乳……。
色は透き通るくらい白いのに、暖かそうなおっぱい。

兄「……はぁ……はぁ……」ジィィィィ

妹「……むぅ……そんなに見ちゃだめだよ……///」

兄「……見ていいって言ったのはお前だろ?」ハァハァ

『ビンビンビンッ』

チンコはずっと悲鳴を上げている。

妹「もう……恥ずかしいよ……」

文句を言いつつも、着替えを進める妹。
後ろを向いて、今度は白いブラを装着する。

妹「……」

お次は下半身らしく、少し躊躇する妹。

『スッ』

兄「んんっ!!」

意を決して、ズボンを脱ぐ妹。
パンツ駅を通過して、一気に終点。

妹「……///」

ふっくら艶のある美尻。
見ているだけで吸い込まれそうな、
そんな計り知れない魅力を放っていた。

兄「……はぁ……はぁ……」

もちろん最高の美尻だったが、
できるものならこちらも向いてもらいたい。

しかし洗濯機の横にはハサミがある。
あまり調子には乗らない方が良さそうか……?

兄(……いや、調子に乗らなかったら後悔する!)

――と、思考を巡らせていたら。

母「兄ー、妹ー、ごはんできたわよー」

兄「!!!」 妹「!!!」

妹「やばっ」アセアセ

『スッ』

パンツを履いてしまった妹。
というかそれどころじゃない。

兄「た、確かにこんなとこ見つかったら、勘当必死だな」

母の色気のない声を聞いて、
自分に少しだけ理性が戻ってきた。

着替えを済ませた妹が言う。

妹「おにいちゃん、手錠外すから、これに着替えて」

あらかじめ脱衣所に用意されていたオレの服。
妹と同様、下着を含め、一式揃っていた。

兄「あ、ああ。分かった」

妹「ふふっ……ご飯、楽しみだね?」

兄「へ?」

なにやら意味深な言葉を残す妹。

この時のオレはまだ、
この先に何が起こるか、
知る由もなかったんだ。

◆リビング◆

ずらっと並べられた食事。
そのメニューに驚嘆する。

兄「なっ、なんだんだよコレ……」

餃子。うなぎ。マムシの唐揚げ。
にらの唐辛子和え。納豆。梅干し。
モロヘイヤ。ほうれん草。牛、豚、鳥。

母「いやね、何か妹がね――」

母「晩ご飯はこのメニューにして欲しいって」

兄「なっ……これ全部、性y――」

妹「えへへ。最近みんな元気ないからねー」

母「でも、胃もたれしそうじゃない?」

妹「大丈夫だよ。食後はみんなに――」

『スッ』

妹「“エビオス錠”、飲んでもらうからさ♪」

兄「……」

◆食後・洗面所◆

『シャコシャコシャコ……!!』

兄「うおおおおおおお!!!」

身体が熱い。燃えたぎるエネルギー。
さっき熱を計ったら40℃あった。

兄「があああああああああ!!」

エロいことは、一切考えていない。
しかし勃起は、一向に治まらない。

だからオレはかれこれ30分も、
こうして歯磨きに没頭しているワケで。

『シャコシャコシャコ……!!』

口臭を消すためなのはもちろんだが、
性欲をごまかすには持ってこいの手法である。

兄「歯磨き最高おおおおおおおおお!!」

余計なことを考えるな。歯磨きに集中し――

妹「おにいちゃん、いつまでしてるの?」

兄「!!!!!」

兄「ッ!」

『ビクビクッ』

妹が視界に入るだけで、
海綿体が高血圧で爆発しそうになる。

兄(くっ……落ち着け。これは妹。妹なんだ!)

風呂場と同じ過ちを繰り返すな。
常に兄であることを自覚しろ。

妹「何でこっち見てくれないの?」

兄「……!」

『シャコシャコシャコ……!!!!!』

歯磨きを加速させ、聞こえない振り。

妹「好きって言ってくれたのは……嘘じゃないよね?」

兄「……!!」

くそっ。恨むぜ……2時間前のオレ……!!

妹「ねぇ……おにいちゃん……?」

背中に突き刺さる、不安げな妹の声。

『ペッ!』 『ペチャ!』

泡状になった歯磨き粉を洗面所に吐き捨て、
そして背を向けたまま、妹を問いつめる。

兄「……お前……彼氏いるんじゃないのか?」

妹「……!!!」

妹「そ、それは――」

兄「もうあんないたずらは、やめるんだ……」

妹「違う! 聞いてよおにいちゃん!」

兄「違わない! 少しは彼氏のことを考えてやれ!!」

妹「違うの! 本当は私、誰とも付き合ってないの!!」

兄「違わな――って……え?」

妹「だから……付き合ってるってのは……嘘……なの……」

兄「……嘘……だって……?」

妹「ごめんなさい!!」

妹「……私、おにいちゃんを……嫉妬させたくて……」グスン

兄「……嫉妬って……何でそんな……」

妹「だっておにいちゃん――」グスン

妹「私にばっかり嫉妬させるんだもん!」グスン

妹「ずるいよ! そんなの不公平だよ!!」グスン

兄「!!!」

兄「オ、オレがいつ、お前に嫉妬させたんだ?」

妹「毎日毎日……幼馴染さんと一緒にいる……」グスン

兄「毎日一緒って……それはお前も一緒だろ?」

妹「全然違う! おにいちゃん、いつも笑ってるよ!!」グスン

妹「どうせ好きなんでしょ! 幼馴染さんのこと!」グスン

兄「……」

妹「答えてよぉっ!!」グスン

兄「……ああ……幼馴染のことは……好きだ……」

妹「……ッ!?」

兄「昔から一緒にいて……いつも面倒みてくれて……」

兄「だから地球上の誰よりも……幼馴染が好きだ……」

妹「……」

兄「すまん……オレはお前の気持ちに応えてやれない」

妹「……」

妹「……んーん、いいよ……私嬉しい……」

妹「……おにいちゃんの……本心が聞けて……」

『……ガチャン』

兄「……」

洗面所を出て行く妹。
オレは鏡から、その姿を確認する。

兄(……これで……いいんだ……)

兄(……少なくとも兄としては……正しかったはず……)

――でも。

兄(……人間としては……最低だった……)

◆自室◆

『ガチャ』

兄「ふぅ……」

歯磨きを終え、自室に戻る。
自分に対する幻滅。ブルーな胸の内。

そのせいか、チンコも半勃ちにまで落ち着いた。

兄「……ん?」

なんだかベッドが盛り上がっている。

兄「まさか……妹?」

『……』

妹「えへ……正解♪」バサッ

布団から顔を出した妹。

兄「……お前……何やってんだ?」

妹「振られたけど、約束は約束だから♪」

兄「……オナ禁30日……だっけ?」

妹「ふふっ。頑張ってね、おにいちゃん♪」

兄「……で、お前は監視するためにここにいると?」

妹「うん。おにいちゃんがオナニーしないようにね」

兄「……まさか、一緒に寝るつもりか?」

妹「ふふっ、もちろん♪」

兄「……」

妹「私、おにいちゃんのこと――」

妹「まだ諦めてないんだからね」

兄「……」

兄「……無駄な努力になってもしらんぞ……?」

妹「えへへ。自信あるから大丈夫♪」

妹「だってまだ30日も、チャンスがあるんだもん」

妹「きっとおにいちゃん、またオオカミさんになるよ♪」

兄「……ふふっ……オオカミさんか……」

妹「む。何がおかしいのかな?」

兄「いや、何でもない……こちらこそ、望むところさ」

妹「じゃあまずはパソコンを起動して」

兄「嫌って言ったらどうする?」

妹「ふふふ、もちろん……ってあれ?」

兄「ハサミなら脱衣所に忘れてたぞ」

妹「!!!」

兄「ハハハ。大事な武器を忘れるようじゃダメだな」

妹「むぅ……///」

兄「まぁ今日だけは、お前の言うこと聞いてやるよ」

妹「……何でも?」

兄「ああ。できることなら何でも」

『ポチッ』

PC『ウィーン』

兄「……起動させたぞ。これでいいんだよな?」

妹「うん。バッチリだよ♪」

兄「で、パソコンで何をするつもりだ?」

妹「ちょっと貸してね」

兄「え? あ、ああ」

妹「……えーっと、検索ワードは確か……」

兄「ん? 検索ワード?」

何やらメモを取り出し、
それを見ながら一字一句、
慣れない手つきでキーを打ち込む。

妹「じぇー……ぴー……じー……」

『カチ……カチ……カチ』

【 *.jpg | *.zip | *.avi | *.mp4 | *.flv 】

兄「」ガクガクガク

妹「よし。これでいいはず」ニヤッ

兄「ちょっと待ったぁ!! それだけはダメだ!!」

妹「ん? なんでダメなの? おにいちゃん」

兄「そ、そんな文字列調べたら、パソコンが壊れちゃうからさ!」

妹「……それほんと?」ジトッ

兄「も、もちろん。現に5人の知人が被害にあったんだぜ?」

妹「ふぅん……その5人ってだれ?」

兄「えっ!? あ……えーっと……む、村上と……あとは……」

妹「……遅いから嘘だね」

検索『ポチッ』

兄「あああああああああああああああ!!」

PC『カリカリカリ』

『ずらーーーーーーー』

淫靡なタイトルのファイル達が出力される。
そのヒット数は、画像を中心に2万以上。

妹「……」

兄「……あ……その……これはだな……」

妹「……」カチカチ

オレの言い訳に耳を貸さない妹。
無言でその中の一つをクリックする。

ディスプレイに写し出される、卑猥な画像。

【 射精したくなるロリ画像を上げてくスレ001.jpg 】

最悪のタイトル。VIPで拾った画像の1枚だった。
しかしいつ見ても、一瞬でフル勃起――

妹「……」

――って、そんなこと言ってる場合じゃない。

兄「……あはは……まいったねこりゃ……」

妹「……」

無言で再びメモを見る妹。
今度は両手を使ってキータイピング。

『 Ctrl + A 』

『 Shift + Del 』

『 Enter 』

兄「え……」

『完全に消去しました』

兄「ああああああああああああああ!!!!」

兄「オ、オレの5年間の苦労が……」

妹「……さいてー……」

兄「くそっ……どっちがだよ……」ボソッ

妹「……なにか言った?」ジロッ

兄「いや……なんでもない……」

『ビンビンビンッ』

妹「へぇ。今の画像だけでそんなになっちゃったんだ?」

兄「うぐっ……いやだから……今のオレの身体は――」

兄「ほんの少しの刺激だけで、勃起してしまうワケで……」

妹「ふぅん。でもだからって、私を襲ったらダメだよ?」

兄「ああ、分かってる。まだそれくらいの理性はあるから」

妹「……じゃあさ……こんなことしても大丈夫?」

『ぎゅうううううっ』

兄「!!!!!!!」

突然、抱きしめられた。

兄「な、何だよいきなり……!?」

胸に2つの圧迫感。
この感触は……正直キツイ。

兄「くっ……!」

妹「まだ始まったばかりだよ?」

『バフッ』

そのままベッドに倒される。

仰向けのオレに、乗っかる妹。
それもちょうど、勃起したペニスの上に……。

兄「があああああっ……!!」

妹「ふふっ、どうしたの? 悲鳴なんか上げて」

兄「くっ……これくらい……平気だ……」

2人ともズボン越しだとは言え、
勃起チンコに圧力が掛かっているのは事実。

油断してたらやられる。理性をしっかり持て!

妹「何のためにあんな画像を集めたの?」

兄「何のためって……そりゃオナニーするためさ」

妹「ふぅん……」

『ぐいぐい』

下半身を少し動かす妹。

兄「あぐぅっ……!!!」

妹「あれを使って、何回くらいオナニーしたの?」

兄「くっ……そんなの……覚えてるわけないだろ……」

妹「じゃあ、あれ以外でオナニーすることは?」

兄「画像以外なら……妄想オナニーを……よくする……」

妹「……それってやっぱり、幼馴染さんの妄想だよね?」

兄「ああ、そうだよ……少なくともお前じゃない……」

妹「……ふぅん」

少し酷いかもしれないが、
この状況下で意識を保つには、
自分の中で妹を否定し続けないと……。

『スッ』

突然、身体から降りる妹。
ようやく諦めたか、と安心したのも束の間、
今度はオレのベルトを外し始めた。

『カチャカチャ』

兄「お、おい! 何してるんだよ!」

妹「おとなしくしてて」

妹「今日は何でも、言うこと聞いてくれるんだよね?」

兄「いや、確かにそうは言ったけど……!」

妹「それに、私の宣戦布告に対して――」

妹「“望むところだ”、って言ったもんね?」

兄「くっ……確かに……それも言ったけど……」

妹「じゃあこれくらい、なんてことないでしょ?」

兄「……はぁ……分かったよ……好きにしてくれ……」

妹「ふふっ。いい子いい子」

『スッ』

ズボンに引き続き、パンツまで脱がしてきた。
なんというか、我ながら恐ろしい妹だ……。

チンコ『ビンビンビンビン!!!』

妹「……!///」

先っぽは既に、我慢汁で溢れかえっている。
もしオレがチンコなら窒息死してることだろう。

妹「……」

兄「今、少しびびったろ?」

妹「そ、そんなことないもん!」スッ

『カチャカチャ』

兄「!!!」

兄「……お前、何するつもりだよ……」

『スッ』

立ち上がってズボンを脱ぎ、そしてパンツ姿になる妹。
今度は純白のパンツ……何をするつもりだ……。

兄「……」ゴクリ

『ぬちゃ』

兄「!!!!!!」

パンツを亀頭に当てるように、
今度は生チンコに乗っかってくる。

妹「んっ……///」

兄「あがっ……///」

『すりすり……』

そして擦り付ける。

妹「んっ……どう? きもち……いい?///」

兄「あ……あ……あ……///」ハァハァ

妹「ふふっ……おにいちゃん……息……上がってるよ?」

兄「お前だって……結構……キツそうじゃないか……」ハァハァ

『すりすり……』

兄「くっ……」

言葉とは裏腹に、明らかに増えているカウパーの量。
そしてそれは、妹のパンツを湿らせるのである。

妹「ん……はぁっ……むぅ……///」

『ずりずり……』

兄「……はぁ……はぁ……///」

気を確かに持て……持て……。
ここで屈しては……さっきと同じだ……。

妹「私のパンツ……おにいちゃんので……べちょべちょだよ?」

兄「ははは……そうみたい……だな……」ハァハァ

妹「……ふぅん……まだ余裕……あるんだ……?」

兄「当たり前……だろ……こんくらいで……」ハァハァ

妹「じゃあ真上……向いてよ」

兄「……なんだ? また何か……企んでるのか?」ハァハァ

妹「……いいから」

兄「ふっ……分かったよ……」ハァハァ

言われた通り、上を向くオレ。
妹はというと、何やら立ち上がったようだ。

来るなら何でも来い……オレは絶対に耐えてやる……。

『ふわっ』 『ぱさっ』

……え?

突然、顔面の上に乗っかる白い布。
当然の反応として、オレはそれを両手に取る。

兄「!!!!!」

……妹の……パンツ……だと?

ちょっと待て……じゃあ今、妹は……

妹「……おにいちゃん♪」

兄「!!!」

そこにはTシャツの前を引っ張って、
陰部を隠している妹がいた。

兄「あが……お前……!!」

妹「……素股……って知ってる?」

兄「!!!!!」

妹「……今から……やってあげるね……?///」

ゆっくりと腰を下ろす妹。

兄「あ……あ……」

妹「……おにいちゃん……いくよ……?///」

『ぬちゃ』

妹「んっ……ぁ……!///」

兄「ああああああああああああああ!!!!!」

電撃。ペニスの裏筋に、キスをされたかのような感触。
そう……まるで……たっぷり濡れた唇のような……。

兄(……これが……女の子の……陰唇……)

はぁはぁ……あ……だめ……ダメ……。
理性……理性……自分を……見失うな……。

『すりすり……』

妹「ぁっ……/// んっ……///」ハァハァ

兄「あがぁあああ……!!!」ハァハァ

理性……ダメ……もう……

兄「……」

妹「おにい……ちゃん……?///」ハァハア

兄「……もう……限……界……」

妹「えっ? だ、ダメだよ! まだ30日――」

兄「うがああああああああ!!!」

妹「きゃああっ!!!!」

立場を逆転。妹の両手首を押さえつけ、
今度はオレが妹の上に乗っかる。

その衝撃で……Tシャツは捲れ上がり、
妹の最も恥ずかしい部分が、はっきりと見えた。

妹「ひゃ……いやあああああ……!!////」

あまりの恥ずかしさに涙と声を漏らす妹。
だがそんな仕草は、オレを加速させるだけだ。

綺麗な縦筋。隙間からは艶やかな汁。
程よい産毛。穢れのない無垢なエロス。

――何もかもが神秘的に思えた。

『はむっ!!』

妹「ひゃっ……んんぁ!!!///」

『じゅるるる』 『ぇろっ』

妹の膣に貪りつく。噛りつく。
そこにこの世の全てがあるかのような、
そんな勢いで、ただただひたすらに舐め回す。

妹「んんっ……やめ……ひぁっ……あっ……///」

兄「ぁあ……ふはひ……はふっ……!!」ハァハァ

妹「おにぃ……あっ……だめ……まだ……ぁん……///」

『ずりゅる』 『しゅるる』 『ぴちゃっ』

兄「ほはへは……はふひん……はほ……!!」ハァハァ

妹「だ……め……ぁ……おかあさん……きこえ……んっ……///」

『スッ!』

妹「ゃっ!?/////」

脱がせる。妹のシャツ……脱がしたら……純白ブラ……。

兄「はぁああ……はぁはぁ……」

『ゴソゴソ』

妹の背中に手を回し、
慣れない手つきで、取ろうとする。

妹「ぁっ……おっぱい……だめ……///」

聞こえない。聞こえたところで聞きやしない。
ただただまっすぐ……がむしゃらに妹を求める。

兄「はぁ……はぁ……ああ……」

『カチッ』

妹「んっ……おにいちゃん……///」グスン

……ブラのホックが外れる音……。

妹「だ……だめだよぉ……////」グスン

『スッ』

……ついにそれは外された……。

妹「ひゃっ……///」

目を瞑る妹。頬はこれ以上ないくらい紅くって。

兄「あが……ああっ……」ハァハァ

むね。おっぱい。乳房。乳首。

透き通るように白いその膨らみ。
中心には、ちいさなぴんくが咲いていた。

兄「か……あ……っ……」ゴクリ

……吸い込まれ……そうだ……。

妹「……うぅ……あんまりみないでよぉ……///」グスン

お前はこの胸に自信がないというのか?
これだけ完璧な……最高の美乳なのに……。

妹「……幼馴染さんより……小さいもん……///」グスン

ばか。大きければいいってもんじゃない。
勘違いにも……程があるんだよ……。

兄「……」ゴクリ

触れてはならない禁断の果実。
だが勝手に動く手。もうどうにもならない。
完全なる魅了。心の全てが奪われた……。

『……むにゅ』

妹「んっ……///」グスン

……揉んだ。

『むにゅ……むにゅ……むにゅ……』

妹「ぁあ……ひ……んんっ……///」ギュゥゥ

シーツを掴む妹。声を必死に堪えている。
母に聞かれたら、オレ達はおしまいだ。

『……はむっ』 『ちゅっ……じゅるる』

……だが止まらない。むしろ加速するくらいだ。
オレは妹の乳首を咥えて、吸って、そして乳房ごと食べる。

『つゅ……ぱふっ……あむ……はぁ……』

それはもはや、取り付かれたかのようだった。

妹「んゃああああ……らめぇぇぇえ……!!!//////」ハァハァ

思わず声を漏らす妹。乳首はかなり弱いらしい。

妹「んんぅぅぅ……!!/////」グスン

唇を噛み締めて我慢。母にバレるのが恐ろしいのだろうか。
オレとしてはどうでもいい。妹さえここにいれば……。

『つゅぅ……じゅるっ……』

妹「んっ……!!!?///////////////」

今度はキス。正真正銘の唇と唇。

妹「んーーーー!!///」グスン

『ばたばたっ』

足をばたつかせて抗議する妹。
オレはそんな妹の背中に腕を回し、
同化するくらい、力いっぱい抱きしめる。

『じゅるっ……ちゅっ……』

キスだってやめはしない。
全裸の妹、オレはその全てを生で感じる。
妹の唇。妹の唾液。妹の乳首。妹の乳房。

妹「ん……んん……んぁ……!!!///」

『はぷ……じゅるるるる』

口の中に舌を挿入。妹の全てが欲しい。
絡み合う舌と舌。とろけそうな脳内。

妹「んっ……んん……///!!」

『ぎんぎん』

見たことないくらい肥大しているチンコ。
妹の入り口に接触・非接触を繰り返す。

ちなみに我慢汁でベッドは濡れ。
妹の愛液は蜜のように垂れていた。

――妹の中に入れたい――

腰を少し引いて、前に出す。
それだけで入ってしまいそうなくらい、
2人の性器は愛蜜で溢れていた。

妹の中……どれだけ気持ちいいだろうか。
考えただけで、卒倒してしまいそうだ。

『ぷはっ……はぁはぁ』

妹「ぱっ……はぁ……はぁ……///」

妹「……おにい……ちゃん……///」ハァハァ

冷静を気取っていた妹の姿はもうない。
頭に血が上り、顔は紅潮、そして息は荒かった。

妹「……私……もう我慢できないよぉ……///」ハァハァ

兄「……ああ……オレももう限界だ……」ハァハァ

妹「……おにいちゃん……私のなかに……きて……///」ハァハァ

兄「おお……うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!」ハァハァ

『コンコン』

母『ちょっとー? 2人とも何やってんのー?』

妹「!!!!!?」

兄「!!!!!」

頭の中が真っ白になる。
何だよ……何なんだよ……。

ふざけんなよっっっっっっっ!!!

母『ちょっと。返事くらいしなさいよね』

母『入るわよ?』

妹「ま、待って! おかあさん!!!」アセアセ

母「……え?」

妹「あ……その……だからね……」

妹が泣きそうな目でこちらを見つめてくる。
どう考えても、助けを求めてる目だった。

兄「……ごめん……母さん……」

兄「……実はオレのエロ本が妹に見つかって……」

兄「……それで妹とケンカしてたんだ……」

母『え、エロ本ですって!?///』

兄「ごめん……これ以上誰かに見られるのは嫌なんだ」

兄「だから片付けるまで……待っててくれないか?」

母『え……あ……そう……だったの……』

兄「それで、何の用?」

母『えっ、あ、ああ……いや、何かね』

母『家のシャワーが故障してるみたいだから』

母『今夜は3人で近所の温泉に行こうと思って……』

兄(……温泉?)

母『それで私は色々と後片付けがあるから』

母『先に2人で行っといてって伝えにきたのよ』

兄「そ、そうなんだ……」

母「じゃあお金玄関に置いとくから」

母「閉まらない内に早めに行っちゃいなさいね」

兄「ああ。分かった……」

兄「……ふぅ……」

妹「……ふふっ。流石だね、おにいちゃん♪」

母という水差し魔が入って少し冷静になったのか、
妹はベッドの掛け布団で、肩から下を隠している。

兄「小さな恥で、大を守るってのは定番だからな」

妹「そう? でも、かっこよかったよ?」ニコッ

兄「ははっ……そうか……?」

妹「……えっちな本は没収だけどね」ニコッ

兄「!!!」

妹「じゃあ行こっか♪ お風呂屋さん」

兄「……え?」

妹「ふふっ。だっておかあさんが言ってたでしょ?」

兄「……やけに乗り気だな……まさかお前がシャワーを……」

妹「ふふふ♪ それは内緒」

◆外◆

兄「……」

一緒に家を出たオレ達。

あれだけのピンチを経験しても、
チンコはギンギンの勃起状態で……。

妹「♪」

妹とは、手を繋いで一緒に歩いている。
オレは妹を、本気で好きになってしまった。

全てが愛おしく、可愛い妹。
もう彼女無しじゃ、オレは生きていけない。

『ぎゅうううっ』

妹「きゃ……!!!///」

夜空の下、人目がないのをいいことに、
オレは妹に思いっきり抱きつく。

妹「も、もう……びっくりした///」

兄「お前が可愛すぎるからいけないんだろ?」

妹「もう……結局おにいちゃん、1日でアウトだね///」

兄「もういいよ、アウトでも負けでも」

兄「お前さえずっと、傍に居てくれたらな」

妹「もう……計画が台無しだよ///」

妹「30日掛けてじっくり調教するつもりだったのに」

兄「ははっ、コイツ。調教だなんて、生意気だな」

『むにゅ、むにゅ』

妹「ひゃっ……///!!」

兄「おおっ、この感触……ノーブラか!?」

妹「えへへ……そうだよ///」

兄「ふっ。また何か企んでやがるな?」

妹「へへっ……まぁね♪」

◆温泉入り口◆

兄「到着っと……」

兄「じゃあまたここで落ち合おうな」

妹「ふふっ。その必要はないよ」

兄「え? 必要はないって……どういう……」

妹「だって私、おにいちゃんと一緒に入るもん」

兄「……」

兄「……まじで?」

妹「当たり前でしょ」

妹「おにいちゃん、絶対オナニーするし」

兄「……まぁ、確かに今は執念で我慢してるからな」

妹「まぁ理由はそれだけじゃないけどね」

兄「……え? 他に何かあるのか?」

妹「おにいちゃんは本当によく頑張りました」

妹「だからこれは、そのご褒美だよ♪」

兄「……ご褒美?」

妹「うん♪」

兄「じゃあ……ってことはまさか……」

妹「そう。ここが、私とおにいちゃんの――」


妹「――えっち初体験の……場所だよ///」


兄「!!!!!!!!」

『ビクッビクッ』

その言葉に、先に反応したチンコ。
そしてオレも後に続く。

兄「……本当……か?」

妹「嘘なんてつかないってば」

兄「じゃあ……信じて良いんだな?」

妹「もう……しつこいと怒るよ?///」

兄「っしゃああああああああ!!!!」

妹「おにいちゃん……叫びすぎだよ///」

兄「あ、ああすまん……嬉しすぎてつい……」

妹「……最大の難関は他のお客さんだね」

兄「……え? あ、そうか……」

兄「閉館間近の時間帯でも、客はいるもんな……」

妹「作戦としては、まず私が男装して――」

兄「ちょっと待て。お前に男装は無理だ」

妹「大丈夫だよ。私、おっぱい小さいから」

兄「いや、そういう問題じゃないし」

兄「第一、お前のは全然小さくない」

妹「……そう……かなぁ……?」

兄「いや、こればっかりは本当」

妹「……じゃあ、どうしよ……?」

兄「……小細工無しでいったらどうだ?」

妹「へ?」

兄「幸い、今の時間は客が極端に少ない」

兄「物陰に身を隠しつつ、誰もいない浴場に行けばいい」

妹「……なるほど……逆転の発想だね♪」

兄「いや、普通の発想だよ、妹君」

妹「えへへ……普通ではないと思うけどね」

◆番台前◆

主「いらっしゃい、何人だい?」

兄「えーっと、大人2人です」

主「大人? 後ろの帽子を被った坊やもか?」

妹「……はい(低く小さい声)」

主「女々しいガキだな。流行の草食系って奴か?」

兄「ははは。弟は僕と違って少し内気で」

兄「ところで今日は何人くらい来てます?」

主「何人かって? お前らを抜いたら3人だな」

兄「そうですか。ありがとうございます」

主「ハハッ。最近不況でな、ここももうすぐ終わりだぜ」

兄「いやいや、そんなことないですよー」

第一段階、突破。

◆脱衣所◆

幸いにも、脱衣所には人がいなかった。
とはいっても、館主さんの視界には入るので――

(妹)(オレ)        (館主)

――のような配置で、脱衣する作戦を敢行する。

妹「ね? ここでノーブラが威力を発揮するんだよ」ボソッ

兄「そういうことか。確かにブラは目立つもんな」ボソッ

『ぬぎぬぎ』

オレは館主の方を向いて妹を隠しながら、
そして妹は省スペースで脱衣を終わらせる。

兄「脱いだか?」ボソッ

妹「うん……脱いだよ……」ボソッ

兄「言っとくけど、胸は隠しちゃだめだからな」ボソッ

妹「え? な、なんで……?///」ボソッ

兄「当たり前だろ。郷に入れば郷に従うもんだ」ボソッ

オレは浴場の方へ振り向く。
そこには妹の白く綺麗な背中があった。

『ビクビクッ』

兄(もう少しだ。頑張れ相棒)

長めのタオルで下半身を隠し、
上半身は腕で隠している妹。

兄「おい、隠すなって言ったろ?」ボソッ

妹「ううっ……だってぇ……///」ボソッ

兄「はいはい、気をつけして」ボソッ

妹「うぅ……///」

渋々両手を下ろす妹。その様子はぎこちない。
いつもと違う格好に戸惑っているのだろう。

兄「よし、じゃあまずは入り口を少し開けるんだ」

妹「うん……分かった……」

『ガラガラッ……』

◆大浴場◆

確かに2、3人、人影が見える。
それも全員、還暦くらいの爺さんで、
こちらの様子など、全く気にしていない。

妹「おじいちゃんばっかりだね……」

兄「ああ……かなりついてる」

兄「見つからないうちに、シャワースペースに行こう」

妹「えへへ。了解♪」


◆身体を洗うところ◆

妹「ふふっ。ここなら死角になってて大丈夫だね」

兄「ああ……ってこら。また胸を隠してる」

妹「あ……///」

兄「もうオレ達の仲だろ? 恥ずかしがることはない」

妹「うぅ……そんなこと言われても……///」

『スッ』

妹の腕を掴み、胸を解放させる。
自分から見せるのが恥ずかしかっただけなのか、
抵抗する力は驚くほどに弱かった。

妹「うぅ……おにいちゃんの……えっち……///」

妹の生意気なおっぱい。それは見るものを狂わせる。
100%天然の色気は、控えめな癖に妖艶で……。

兄「やっぱり……お前が一番だよ……」

オレンジ基調の浴場の灯りは、
エロさを数倍に演出していた。

兄「……綺麗に洗ってやるからな……」

『シャーーーー』

蛇口をひねると、お湯を吐くシャワー。
オレはその流れに任せ、妹の身体を触る、舐める。

妹「んっ……おにいひゃん……ふすぐったいよぉ……///」

『むにゅ……ちゅぱっ……』『じゅるっ』『くりっ……』

妹「ひゃぁっ!!/// そこは……ひゃめ……んんっ……///」

妹に全てを許されてる今、オレは全てを求め続ける。

『ちゅぱぁっ』

妹「んっ……!!///」

舌へのキス。深い、とても深いキス。
唾液はまざり、音を立て、そして境界線は消える。

妹「はむっ……////」ジュルルル

負けじと妹も吸い返してくる。
お互いが相手を吸引し、舌は真空で絡み合う。

下手をしたらケガをするだろう。
だがそれでも尚、互いを求め続けた。

『ドスッ』

兄「んんっ!?」

妹に倒されるオレ。騎乗位。
そして口の方も主導権を握られる。

舌と舌が絡み合うというより、
妹の舌でオレの舌が遊ばれている、といった感じ。

『ちゅ……しゅるる……』『ちゅぱ……』

妹「……えへへ……今度は私の番だよ?///」

オレのタオルをはぎ取る妹。
チンコは脈を打ち続けている。

妹「……えい///」

『ぎゅぅぅぅ』

兄「あがああああああ!!!!」ハァハァ

妹にペニスを握られ、体中に電撃が走る。
その快感に、思わず声を荒げてしまった。

妹「我慢しないと……他のお客さんに聞こえちゃうよ……?///」

『ちゅっ』 『ちゅぱっ』

兄「がぁっ……!!」

ペニスに軽くキス――そして……

妹「はむっ……///」

『じゅるるる』 『しゅぼしゅぼ……』

妹「……ほお? ひほひひい?///」シュボシュボ

小悪魔的、上目遣い、フェラ。

兄「がああああああああああああ!!!!!」

『シャバンッ!』

爺『おーい! 誰かいるのか? 大丈夫か?』

その声に、一人の爺さんが風呂から上がった。
このままだと、こっちに来る可能性は大だ。

『ちゅぱっ』

妹「も、もう……だから声だしちゃダメって言ったのに……」

兄「悪い……妹のフェラ……気持ちよすぎて……」

妹「うぅ……どうしよう……おにいちゃん……」

兄「とにかく、あの部屋に逃げよう」

兄「……あそこなら、ご老体は入ってこれないはずだ」

◆サウナ◆

妹「わぁ。やっぱり熱いね……サウナって……」

兄「ははっ。そりゃそうだろ……サウナなんだから――」

兄「――と言いながら、隙あり!!」

『ぎゅううううう』

妹「ひゃっ!!!!!?////」

オレは背後から妹に抱きつく。
しかしここはサウナ。その熱さは尋常じゃない。

兄「っつー……やっぱサウナで抱き合うのはやべぇな……」

妹「……///」

兄「どうした妹? 熱いなら熱いって――」

妹「……おにいちゃん……ここで……しよ……?///」

……へ? ここ……サウナですけど……。

妹「……ここなら誰にも邪魔されないから……///」

……ちょっとそれ……本気ですか?

兄「まさかお前……ここでエッチするつもりか?」

妹「……おにいちゃんは……したくない?」

兄「いや、したくないことはないけど……」

妹「私はここで……おにいちゃんとしたいよ……」

兄「……」

妹「だって……普通のところじゃ……できないもん……」グスン

妹「兄妹ってだけで……壁が多すぎるんだもん……」グスン

兄「……妹……」

『スッ』

こちらに振り向く妹。
乳首と乳房が肌に接触する。

それだけで……火傷しそうに熱い。

兄「……後悔しても……知らないぞ……?」

妹「ふふっ……するわけないよ……///」グスン

妹「だって相手が……おにいちゃんなんだもん///」グスン

『ちゅっ』

3度目のキス。だが今までのとは桁が違う。
熱い。熱すぎる。唇が溶けてしまいそうだ……。

妹「んっ……はぅ……///」

『じゅるる』 『ぇろっ』

それでも舌を絡ませてくる妹。オレも負けじと対抗する。
熱い、やはり熱い……しかしその分、興奮は高まる。

抱きしめ合う2人。その汗の量は半端なく、
2人の身体は恐ろしいくらい溶け合っていた。

兄「妹の身体……ぬるぬるしてて……気持ち……よすぎる……」ハァハァ

妹「も、もう……おっぱいばっかりこすら――んんっ///」

『ちゅぱっ……ちゅ……しゅる……しぇろっ』

熱いキス。燃え尽きて……消えてしまいそうだ……。

妹「ぱっ……はぁ……はぁ……///」

兄「……はぁ……はぁ……可愛いよ……妹……」

妹「私も……もっとおにいちゃん……ほしいよぉ……///」

勃起したペニスが、妹の下腹部を突いている。

妹「ふふっ……さっきの続き……まだだったね……///」

屈む妹。そして――

妹「はむっ……んっ……///」ジュルルルル

『しゅぼしゅぼしゅぼ』

兄「あが……がああああああ……///」ハァハァ

灼熱と性的刺激。未知の快感に記憶がふっとぶ。
何度も射精を我慢した息子には、それはキツすぎた。

妹「あふ……ひもひほふはっへえ……ほひいひゃん……///」

『じゅるじゅるっ……』

兄「だめ……逝く……逝く逝く……あああああ!」

『ちゅぱっ』

妹「あ……もう……まだ逝っちゃだめあよ……///」

妹「……」ゴクリ

『スッ』

ゆっくりとパンツを下ろす妹。

兄「ちょ……お前……!」

『ビンッ』

妹「ッ!!!///」

兄の生チンコ。
隆々と登場。

妹「……」

兄「……」

チンコの登場だ

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